みんなの議会

当別町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月10日

(1)新型コロナ感染症対策について/(2)国民健康保険税、後期高齢者保険税の引き上げについて/(3)介護保険料の引き上げと介護制度について/(4)保育士の処遇改善について

2021年3月10日、当別町議会の一般質問で、鈴木岩夫議員が「新型コロナ感染症対策について」「国民健康保険税、後期高齢者保険税の引き上げについて」「介護保険料の引き上げと介護制度について」「保育士の処遇改善について」について質問し、町長 宮司正毅、教育長 本庄幸賢が答弁しました。

質問者
鈴木岩夫 議員
答弁者
町長 宮司正毅、教育長 本庄幸賢

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 鈴木岩夫

議長の許可をいただきましたので、一般質問させていただきます。日本共産党の鈴木岩夫でございます。明日でちょうど10年になります。1000年に1度と言われる未曽有の大震災で多くの命と家屋をはじめ多大な財産が奪われました。いまだふるさとに戻れない方が多数おります。家族をはじめ、ご近所、地域といったコミュニティーが奪われたことが多くの震災関連死を生む原因となっていたり、またその後の復興がなかなか進まないといったことにもつながっているとも言われています。そして、何よりも福島第一原子力発電所の爆発は、ふるさとを奪い、いまだ地下水を汚染し続け、廃炉作業も計画どおり進まず困難を極める状況が続いています。命を亡くされた方、命を奪われたご親族の方、財産を失った方、絆を奪われた方々に心より哀悼とお見舞いを申し上げます。また、復興支援にご尽力されている方々、廃炉作業に取り組んでおられる方々に心より大きな声でエールを送りたいと思います。また、忘れることなく、他人ごととせず、自分ごととして強く胸に刻み、毎年のように起きる災害にしっかり備えてまいりたいと改めて決意しているところです。さて、100年に1度と言われる新型コロナウイルス感染症が1年たっても収束のめどが立たず、猛威を振るっています。それでも少しずつ解明されてきていることもあり、ワクチンも開発されてきています。長いトンネルの向こうに見える一点の光になることをたくさんの方々が望んでおります。そこで伺います。1点目、先月から医療従事者を先行してワクチン接種が始まりました。本町での接種計画も示され、医療機関との協議も行われていると聞きます。また、国からのワクチン共有が遅れ、量も少ないと聞きます。そのような状況を受けて、より効果的にかつスムーズに進めるために現時点での本町での接種計画の考え方について伺います。2点目、ワクチン接種を受けたいが、副反応が心配で受けるかどうか悩んでいるという声を少なからず聞きます。不安感を取り除き、安心して受けてもらうための方策を考えているか伺います。3点目、感染収束の切り札と政府は宣伝しますが、ワクチン頼みでなく感染対策を同時並行で実施することが重要であると多くの研究者から指摘されています。無症状者の発見、クラスター抑止のために急いで社会的検査としてのPCR検査を実施すべきです。その際、本町にある医療大学の検査能力を活用しての社会的検査としてのPCR検査を実施するとこれまで答弁されてきましたが、いまだ実施されていません。いつ頃実施できるか伺います。次に、国民健康保険税の引上げ、後期高齢者保険の窓口負担2割引上げについて伺います。国保税は一昨年、年収250万円、固定資産税約5万円、介護該当者2名、4人家族というモデル世帯でこれまで45万円だったものを約2万円の引上げが行われたばかりです。その際、私はその負担増は果たして納めることが可能なのか甚だ疑問だと町長と議論しています。また、この先5年かけて全道の統一化を図るという中で、毎年2%ずつアップするのではないかと疑問を指摘しています。残念ながら、その指摘どおりに進行しています。これまでも大変な出費でこれ以上の負担は限界であるという声が加入者だけでなく保険者からも上がり続けていました。また、せめて均等割部分については軽減をの声に国も均等割の未就学児部分を2022年度より2分の1負担を実施せざるを得なくなりました。コロナ禍で苦しむ町民にこれ以上の苦しみを与えるべきではありません。今回の引上げは断念すべきと考えるが、伺います。構造的な問題をはじめ、制度設計に問題があることはずっと言われてきています。平成26年の報告ですが、国保加入世帯は無職43.4%、低所得者被用者、労働者ですが、35%で8割という実態です。総人口での国保加入率は65歳から74歳の全人口のうち76%、40歳から64歳の32%が国保に加入しています。年齢構成を見ても保険給付費が増加するのは一目瞭然です。にもかかわらず、国は国庫負担を引き下げてきました。これらのことが加入者や保険者の負担を増大させてきた大きな原因なのは明らかです。全国知事会も国庫負担を抜本的に引き上げることや、1兆円を投入せよと国に求めています。国民皆保険を支え、持続可能な財政基盤を確立するために町としても引き続き強く国に求めるべきと考えるが、伺います。通告書にある次の(3)、後期高齢者保険税の引上げについての質問は、低所得者対象実施の軽減特例廃止についての質問と勘違いしたために今回は取り下げます。次の質問に移ります。菅政権は年200万円以上収入がある人の後期高齢者保険の窓口負担を2割に引き上げる法案を今国会に提案成立、2020年実施を目指しています。75歳以上の人口は約1,800万人、現在の窓口負担は原則1割で、現役並み所得の約130万人が例外的に3割負担、これに2割化の370万人を合わせると500万人に膨れ上がります。高齢者の暮らしは年金が頼りです。その年金がこの8年間で実質6.4%減っています。それが原因で受診控えが広がっています。高齢期の患者負担増は、老後の不安をさらに深刻にします。これ以上の負担増は死活問題です。2割化は、政府が進める全世代型社会保障改革の一環です。菅首相は、若い世代の保険料上昇を抑えると、あたかも高齢者の給付が多過ぎるかのように描き、世代間の分断をあおっていますが、患者負担増は親を支える現役世代の暮らしも危うくするものです。法案撤回を強く国に求めるべきと考えるが、伺います。3番目に、介護保険料の引上げと介護制度について伺います。前回第7期の介護制度の見直しで、要支援1、2の方の総合事業への移行が実施されました。しかし、昨年は新型コロナウイルスの影響による通所控えが加わり、総合事業から撤退する事業者が出ています。また、介護訪問の回数制限、要介護1、2の方の特別養護老人ホーム入居制限など、保険あって介護なしの実態が進んでいます。さらに、今回第8期の見直しでは、市町村の判断により要介護者についても総合事業の対象にすることを可能にしました。そのような状況での介護保険料引上げは理解されません。第1期の北海道の平均基準額は3,111円でしたが、現在は5,617円です。介護保険料は、高齢者の負担能力とは関係なく値上がりします。介護保険制度が始まったとき、月額5,000円、年間6万円が限界と言われていました。国民年金の年金額が月額6万円のため、年金額の1か月分になってしまいます。既にこれを超えています。このまま推移すると、65歳以上の保険料負担がさらに増えることになり、保険料負担ができなくなります。今回の引上げは断念すべきと考えるが、伺います。2000年に創設された介護保険は、20年たち財政的、制度的に限界に来ているのではないでしょうか。介護心中、介護殺人、年間50件から70件ほど起きていて、ほぼ毎週1件起きています。介護退職は年間9万人から14万人、介護難民は特養ホームの待機者は要介護3以上でも29万人です。深刻なのは介護職員不足です。介護保険料は、年金暮らしの高齢者の負担の限界です。介護保険料は、その市町村の介護サービス利用が増えると高齢者全員の介護保険料が比例して上がります。住民の要求を反映して特別養護老人ホームの増設や、介護職員の処遇改善などを充実すると保険料が上がる仕組みです。これが根本問題です。現行25%の国庫負担を増やせというのが関係者の一致した要求です。全国市長会も当面30%までの増額を求めています。読売新聞は、昨年3月、主要自治体の市長の約9割が今後10年現行のまま制度を維持するのが難しいと認識していると報じました。また、6割超は高齢者人口がほぼピークとなる2040年に必要なサービスを受けられない介護難民が出るとの懸念を表明しました。その理由は、人材や事業者の不足74%が最多で、保険料の負担に住民が耐えられない、64%が続きました。国会で介護保険法が可決されたのは1997年でしたが、当時世論調査で国民の8割が介護保険制度の導入を支持しました。介護地獄と呼ばれた家族の介護負担、特に妻、嫁、娘など専ら女性が家族の介護を担わされる苦しみと理不尽を介護の社会化によって解消するという理念に多くの国民が期待を寄せていたと言えます。一体導入当時の理念はどこへ行ってしまったのでしょう。介護制度のスタート時点の理念に立ち返り、地域包括ケアの理想実現可能な制度見直しに切り替えるよう国に強く求めるべきと考えるが、伺います。最後に、保育士の処遇改善について伺います。保育士の負担軽減と働きやすい職場環境を整えるため、保育設備や遊具の消毒、給食の配膳、片づけ、寝具の用意、片づけといった保育周辺に係る業務を行う保育士支援者を配置する費用の一部を助成するとして、新年度予算に計上された保育支援者配置事業を高く評価したいと思います。また、新型コロナウイルス感染症対策として昨年支給された保育士、学童保育指導員への慰労金給付についても評価したいと思います。突然の学校休校要請と引き続く緊急事態宣言で、保育現場でも出勤可能な職員が減る中、どうすれば感染防止と保育の必要な子どもの受入れを両立できるか様々な工夫が編み出されたそうです。卒園式、入園式のやり方、食事の取り方、お昼寝の仕方、会議の持ち方、長期の休みに入った家庭の支援など、挙げれば切りがないほどだそうです。各自治体の対応で原則休園、自粛協力要請、原則開園など様々だったようですが、どの場合でもその保護者の仕事で支えられている医療、福祉、流通、交通、食品加工などを止めないために、またその仕事を失っては生活できない保護者のために保育現場は使命感を持って保育に当たってきたのではないでしょうか。厚生労働省は、統計では5月の妊娠届出数が前年同月比17.1%も激減していることが報告されています。コロナ禍の不安によってますます子どもを産めない事態になってきていることが推察されます。公衆衛生の安全網、父親も含めた育児休業と時短、公的責任の下で高い基準をクリアする保育制度がいつでも、誰でも使えること、これらはこの国の存続にとっての必須条件になっているのではないでしょうか。本町では、町内認定こども園における保育士などの確保策として、保育業務に従事している職員、常勤保育士などに対し勤務3年ごとに一時金10万円、町内居住者には2万円加算を直接支給することにより、保育士等の継続雇用と町内居住の促進を図る目的で昨年から計上された保育士等就労支援事業や保育体制充実事業が継続されていますが、保育士確保が困難な状況はなかなか改善されません。改善されるどころか、新型コロナウイルス感染症の影響でさらに深刻になっています。根本的には、保育士の処遇が正規、不正期を問わず、その社会的重要性や職務内容に見合ったものになっていないことが原因です。さらなる処遇改善、根本的な改善が求められます。全産業の労働者の平均賃金は、2019年の賃金構造基本統計調査によると平均月給は33.8万円で、保育士の平均月給は24.45万円にとどまっています。保育士給与の大幅な引き上げが求められます。せめて一つの目安として、小学校教諭並み、33.62万円の月給保障を実現し、格差をなくすよう町として国に求めるべきと考えるが、伺います。以上です。

答弁 町長 宮司正毅(町長は2021年6月まで)

鈴木議員の一般質問にお答えいたします。冒頭に10年前の大災害についてお話がありましたけれども、我々の姉妹都市の大崎市、宮城県もまだまだ大変な災害後の復興に苦労されておりますが、なかんずく福島県での原発災害です。これの後遺症というのは本当に大きくて、人は戻ってこないし、町は寂れという、この間もNHKでやっておりましたけれども、本当に大変だと思います。そういった中にまたコロナ災害という、日本はもともと災害も多いのですけれども、これはもう世界的なコロナということで、今後本当にどう収拾されるのか分からないような、そんな中で我々も今調整を行っているわけです。この新型コロナ感染対策について最初、現時点での接種計画についてまずご質問がありました。これは先ほどの山田議員の一般質問でもお答えをいたしましたけれども、接種体制の一応準備はできているのですけれども、とにかくワクチンが到着をしていない、これがいつ来るのかもまだはっきりしていない。北海道に来てもすぐに当別に来るわけではないといういろんな状況の中で、日程についてはお答えできないということで、繰り返しになりますけれども、ご理解をいただきたいと思います。それから、副反応の不安感を取り除いて安心して受けてもらうための方策、町としてできることというのは、日々変化するこのワクチン接種に関する情報を住民に提供し続けることだろうと考えております。広報とうべつあるいはホームページ、加えてSNS、こういったものを通じて町から接種に向けた住民の不安感に情報を提供することで不安が取り除けるようにできるだけ応えていきたいというふうに考えております。次に、社会的検査としてのPCR検査に関するご質問ですけれども、このPCR検査の取組については、たしか12月の議会で鈴木議員の一般質問にも答弁したと思いますが、北海道医療大学を通じてソフトバンクと協議を進めてきておりますが、昨年12月にこの検査センターが開設されて以降、これソフトバンク側の理由でまだ検査のめどが立っていないのが実情であります。どうも道内の企業分あるいは事業所からの予約が殺到している。それから、先ほどおっしゃったその自治体もそういうのがあるかもしれない。そんなことから検査センターのキャパを超えていて、そういう状況は続いているので、すぐに私どもの町で受けていただける状況にまだなっていません。今後ソフトバンクとの協議は続けてまいりますけれども、このソフトバンクの検査状況、それからこれから開始しますワクチンの接種状況、これは進捗状況です。こういったものを総合的に勘案して、この社会的検査としてのPCR検査の方向性を見極めていきたいという状況であります。次に、国民健康保険税、後期高齢者保険についてのご質問でありますけれども、まず最初のご質問は国民健康保険税の引上げは断念すべきだという、このご意見でありますが、平成30年よりご承知のとおりこの都道府県の県単位化というものが今スタートしておりまして、令和12年を目途に全道で保険料率統一していこうという、これを今目指しているところでありまして、これは議員もご承知だと思います。うちの保険税が道が示している標準保険税率に近づけるためには、毎年税率を改定することが必要でありまして、この今回の改定についてもやむを得ない判断と、やむを得ないものだというふうに私は判断をしているところであります。ただ、この税率の改定に際しては特に低所得者世帯については負担が膨らまないように配慮をして、その分所得や世帯構成に応じた負担をいただく方も出てくる、そういった方法でこれを進めていくしかないかなというふうに思っています。それから、この国民健康保険制度における国庫負担の引上げについて、町として強く国に述べるべきというご意見、述べるのは幾らでも述べるのですけれども、国庫負担を引き上げて国保制度の安定化、安定的な運営を図るという、もうこの議員のご意見に全く私も同感ですけれども、ただ我々の一町村が1人で訴えてもなかなか通じませんので、今までどおり北海道あるいは町村会、こういったものを通じて国の財政支援の拡充をしっかり求めていく、要請をしていくということかなというふうに思っております。それから、後期高齢者のその患者負担増の法案撤回を国に求めるべき、このご意見ですけれども、これは私も後期高齢者保険に入会しておりますので、保険料も高いし、本当に個人的にはそうしてほしいと思っておりますけれども、これも同じように一個人ではもちろんのこと、一町村でもなかなか解決できるものではないので、全国の後期高齢者医療広域連合、こういった動き、これも既に国のほうには何度も要望を出しているのですけれども、こういったところをしっかり後押ししていくということで、議員のおっしゃる国への要請を強めていきたいというふうに思っております。それから、次に介護保険料の引上げと介護制度に関するご質問ですけれども、まずその介護保険料の引上げについては、これ今後も高齢者人口が増え続ける状況の下で、この安定した介護保険事業の運営を行うという立場に立つと、この65歳以上の介護保険料の引上げはもう避けられない状況になっているのです、現行制度では。ですから、今回その介護保険料の改定をしたわけですけれども、しようとしているわけですけれども、本来は今までの前の期、前の3年間に比べて実は497円の増額になるのです。それを介護給付費準備基金というものを活用して60円の増額に抑えた。基準月額が5,660円というふうになったところであります。そういうことをご理解いただきたいと思います。それから、次にその介護制度のスタート時点の理念に立ち返って、地域包括ケアの理想、実現可能な制度に切り替えるよう国に求めるべきというご提案ですが、平成12年度から始まりましたこの介護保険制度はもう20年以上経過しているのですけれども、その間も多岐にわたる制度改正が行われて、何かすごく複雑化してきているのです。現在私が考える喫緊の課題というのは、今後も続くと予想されますその介護従事者の担い手不足、それから介護保険料が上がり続けること、この2つが大きな問題かなと、課題かなと捉えております。こういったことを含めて地域特性を考慮した地域包括ケアシステム、これの確立あるいは進化が行えるように国に訴えてまいりたいというふうに考えています。以上、鈴木議員の一般質に対する私からの答弁といたします。

答弁 教育長 本庄幸賢(教育長は2022年9月まで)

保育士の処遇改善につきまして、鈴木議員の一般質問にお答えいたします。まずは、町の施策について評価をいただいておりますことにお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。こういったことを地道に進めながら保育士の確保に努めていかなければいけないなというふうに思っておりますし、令和3年度の保育士ですが、これにつきましては必要な人数を確保できているという状況になっております。議員ご質問の国への求めについてでありますが、私が会長を務めております全道144町村が加盟する北海道町村教育委員会連合会から国に対して保育士の処遇改善を要望してきておりますので、今後もそれについては続けていきたいなというふうに考えているところであります。以上、鈴木議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 5番 鈴木岩夫

再質問させていただきます。まず、ワクチン接種についてですけれども、この1点目ですけれども、計画についてです。もう町長が言うようにワクチンの体制はできているけれども、ワクチンが来なくてなかなか進まないということで話がありました。それで、この体制についても委員会などでも報告を受けました。びっくりしたのは、この補正が今回組まれて、これで聞くと計画が3月までになった、その補正が国から来たということでびっくりしたわけです。つまり当初4月から8月まで5か月かけて7割の1万人をやるということで計画が示されて、医療機関等々とお話合いなどもしながら進めてきたけれども、そしてそこも準備が整いつつあると、医療大学の協力も得ることができるということに整ってきているのにもかかわらずワクチンが来ないということで、国のほうで3月まで予算追加しますという計画を聞いてびっくりしたところなのです。それで、当初出されていた4月から8月までこの計画出されましたけれども、補正予算は国から来たということで、この当初出されていた計画、これが変更されるのかどうかと、きっと可能性があるということなのかと思うけれども、その辺ちょっとまず聞きたいなと思います。

答弁 町長 宮司正毅(町長は2021年6月まで)

このワクチンに関しては、我々ももちろん実態は全部把握できているわけではないのですけれども、結局国のほうも日本でつくっていればまだ明確なことが言えるのでしょうけれども、なんせ外国から来るわけですから、当初仮に日本の政府が約束していても、先方の理由で来ないというようなこともあるでしょうし、それからワクチンにもその一つではなくて、いろんなタイプのワクチンがあって、国としてもやはりなかなか的確な要するにあれを自分で組めないということだと思います。ですから、残念ながらワクチンは今までこうだという約束をもらっても延びたり、あるいは早まることもあるのかもしれませんけれども、将来、あまり一喜一憂してもしょうがないのかなと、来ないことにはどうしようもないわけですから、我々は来たときにはできる準備をすると。ですから、冷蔵庫も3月末には一応来ることになっていますし、そういうことを着々とやって、我々は体制づくりをしていて、入ってきたときにできれば人様よりも早くもらえるように情報をもらいながら、情報をつかみながらやっていくしかないかなというふうに思っております。

再質問 5番 鈴木岩夫

本当にいろんなことたくさんあるのですけれども、町長に聞いても答えられないことばかりだと思うので、ただ町長が答えられることでということで、この間町はワクチン接種室を設けられて、これで着々と準備を進めてきたわけですけれども、本当に各方面といろいろ協議したりというような、お願いをしたりと大変な苦労をしていると思います。また、医療機関もこれ通常医療をやりながら、そして未知のこの挑戦というか、これをやらなければならないということで、医療機関の方々とも話をする機会がありましたけれども、本当にこれまでも1年たってコロナ対応で大変疲弊してきたと。さらに、そして今回のこういうワクチン接種と、使命感というか、仕事がそういう仕事ですから、これはもう積極的に協力するけれども、大変なやっぱり疲弊、自治体の職員も医療関係者も、その辺について宮司町長は全国の町長の中でもそういう状況について非常に深く理解されていると僕はこの間の施策を見て感じています。例のその医療関係について100万円を、また介護施設に30万円、20万円、10万円と。あれ調査によると、年前は全国の自治体の中で100に足らない自治体だけだったのです。現時点でも150ぐらいです、実施したのは。そういった宮司町長ですから、今回のこのワクチン接種どうにか体制整ったと言うけれども、その整うまでの苦労といいますか、またこれからやるという苦労について、どんなふうに町職員や医療関係に対して認識しているのかなと。なぜ聞くかというと、一度医療支援したけれども、さらにする必要、考えはあるのかということで、この質問、再質問したいなと思っているのですけれども。

答弁 町長 宮司正毅(町長は2021年6月まで)

今鈴木議員がおっしゃったその医療機関に対する町の考え方ですが、おっしゃるように町にとっては医療機関あるいは福祉施設、こういったところを守り抜くということが何よりも大事であると。特に我が町の場合は、これからますます高齢化も進んでいきますし、そういう点で本当に困っておられる医療機関の皆様方、また皆様方の苦労を考えたときにこれからも何はともあれ大事にしてしっかり町の医療体系をキープしていただかなければいけないので、必要なそういった我々のできる支援は今後ともやっていかなければいけないと思います。今ここでまた医療向けにこれだけのものをやりますよというのは、持っておりませんけれども、今までにない、本当に医療機関の協力は町民にとってはある意味では何よりも重要である、それぐらいのインパクトがあるというふうに私は考えておりますので、今鈴木議員が熱弁を振るわれたその心は私のほうも同じであります。以上です。

再質問 5番 鈴木岩夫

むちゃ振りして大変その質問に誠意に答えていただいて、本当にありがとうございます。そういったことがやっぱり本当に自治体職員や医療関係者を励ますと、あとやる気を出させるということでは非常にありがたい答弁だったなというふうに思います。2点目のワクチン接種のこの不安を取り除くという点では、副反応のちょっと話をしましたけれども、遅れていると、ワクチンの供給が。これについてもいつできるのだ、いつできるのだという町民が不安をまた増していくというようなこともありますので、答弁にありましたように副反応を含めてしっかり素早い情報をやっていただきたいと、これ要望です。3点目の、もうこれは私が言うまでもないですけれども、今ドイツやフランスで変異種含めて物すごく急拡大しています。イギリスは、もうロックダウンかけても変異種については広がったということも学んで、ドイツの昨日メルケルがそのうち収まると、変異種は、ほかの株に移るということを言っていましたけれども、北海道でもこの今検査に出しておりますけれども、変異種がどうかというようなことで、やっぱり新年度予算では抗体検査が計上されておりますけれども、発症者が出た場合、抗体検査とPCR検査やるということではなくて、今のクラスターの発生状況を見たら、やはり無症状者を見つけて保護するということが、クラスターを発生させないということがもう医療従事者の研究者の中ではもう明らかになってきておりますから、ぜひ発症する前にそういった医療関係や介護関係などの施設で先行してPCR検査やるというようなことで、その認識は今質問しましたけれども、答弁もそういうことだよということで受け止めていいかどうか、その部分を聞きたいと。

答弁 町長 宮司正毅(町長は2021年6月まで)

変異種の問題はまだまだこれからもいろんなもの出てくるでしょうし、イギリス型だとかブラジル型とか南アフリカ型とか、私は南アフリカとイギリスに住んでいましたので、心が痛むのですけれども、そういうもの以外にも日本でももう変異が起こっているのではないかとも言われてます。ですから、これはもうこれから本当に毎日毎日どういう状況になってくるのかは誰も分からないし、我々はしっかり情報を取って町民にできるだけお伝えをしていく、共有していくということだと思います。それから、その抗体検査、PCR検査、おっしゃるようにそれは発症前にやるのがベースで、発症してしまったら後手後手になりますから、そういうことはそのとおりだと思いますが、今までそれこそ関係者の本当に努力、それから先ほどちょっと申し添えましたけれども、医療関係者の中にはうちの福祉部の保健師だとか、それから何師だっけ、いろんな資格を持った職員がたくさんいますけれども、本当にそういう人たちが保健所と一緒になって患者とも向き合い、連絡を取りながらこうやって収めてきているので、今のところうちの町は幸いクラスターは起こっていません。この状況を今までも続けてきたのだし、これからも関係者と密に連絡を取りながらやっていく、そういう方向をぜひ取りたいなと思います。もちろんやればやったで多少の安心感にはつながるのでしょうけれども、これお金もかかることですし、コロナはこれから先まだ長いので、湯水のごとくお金が出ていく可能性もありますので、何でもかんでも先取りしてやっていくことは、基本的にはやりたいのですけれども、そこはしっかり全体のバランスを見ながら、どの時点で始めていくのか、何を始めていくのかということを見極めていきたいというふうに思っております。

再質問 5番 鈴木岩夫

僕や町民が求めているのは、せっかく医療大学があるのにと、検査能力を所有しているのにと、何でできないのだという思いなのです。そうしているうちに札幌市は4万2,000人毎月1回やるというようなことで、さらにどうして当別町は医療大学があるのにということがありますから、引き続き検討していただきたいということで要望にとどめたいと思います。さて、時間もなくなりました。国民健康保険税にしても、介護保険料にしてももう保険者、当別町ですけれども、係の人の低所得者にできるだけ負担がかからないようにという努力で今回の案も示されましたけれども、本当にそういう努力も限界だなというふうに思います。ですから、ぜひ国に要望する際には、もう工夫も限界ですよということも含めて強く要望していただきたいということを言って質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

出典:当別町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月10日 議事録 PDF(77ページ) 間違いを知らせる