みんなの議会

大樹町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月8日

高齢者等の生活環境の充実について

2022年12月8日、大樹町議会の一般質問で、西田輝樹議員が「高齢者等の生活環境の充実について」質問し、町長 酒森、保健福祉課参事 明日見、建設水道課長兼下水終末処理場長 奥が答弁しました。

質問者
西田輝樹 議員
答弁者
町長 酒森、保健福祉課参事 明日見、建設水道課長兼下水終末処理場長 奥

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 西田輝樹

それでは、「高齢者等の生活環境の充実について」ということで一般質問させていただきます。大樹町においても、福祉や交通対策など生活環境の充実のための施策が数多く実施されております。しかしながら、更に一歩前進させるために、次の進捗状況とこれからの施策について伺います。一つは、住環境の向上対策についてです。サービス付き高齢者住宅及びグループホームの、以前一般質問もさせていただきましたが、実現の可能性についてお伺いいたします。2番目は、高齢者等が所有する老朽住宅の安全対策と補助についてです。次に、全体的な高齢者の健康向上対策について、町、社会福祉協議会の健康増進事業の連携について、介護予防ですとか健康教育、スポーツ奨励などについてお伺いいたします。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

西田議員ご質問の「高齢者等の生活環境の充実について」、お答えをいたします。1点目の住環境の向上対策についての①サービス付き高齢者住宅及びグループホームの実現の可能性についてでありますが、第8期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画において、民間事業者を活用し、食事の提供や見守りなどがある安心した生活ができる住宅の整備に努めるとしています。平成30年、町内の事業者からサービス付き高齢者住宅の建設に向けてのご提案があり協議を進めてきましたが、入居率や家賃のシミュレーションから経営は難しいとの判断に至りました。また、グループホームについては、認知症状のある高齢者が少人数で生活する共同住居ですが、当町には特別養護老人ホームと老人保健施設が整備されており、認知症状により在宅生活が困難となった場合には、状況に応じて入所できる体制が整っております。現在、具体的な計画はありませんが、今後も建設費や運営の方法、利用料金等について大樹町に合った施設の在り方を検討していきたいと考えております。②高齢者等が所有する老朽住宅の安全対策と補助についてでありますが、住宅に関する支援事業として、戸建て住宅耐震診断及び耐震改修支援事業、住宅リフォーム支援事業を実施しています。高齢者が所有する老朽住宅の安全対策についても各支援事業に該当する場合がありますので、ご活用していただきたいと思います。2点目の健康向上対策についてでありますが、現在、町が社会福祉協議会に委託している介護予防事業には、歩行や認知機能の改善に効果がある「ふまねっと」、音楽やリズムに合わせ体を動かす「音楽体操」、腹式呼吸を用いた有酸素運動の効果がある「レクリエーション吹き矢」、飲まない吸わない賭けないの3ないで楽しむ「健康マージャン」などがあり、開催ごとの報告や毎月の定例会議を通し、実施状況の確認や情報交換、必要時は参加者の個別支援につなげています。健康教育では、老人クラブからの依頼で地域包括支援センター保健師と社会福祉協議会が出向き、健康講話やふまねっとの指導を実施しております。昨年度と今年度は、サツドラとタイアップしたウォーキング講習会を開催し、健康運動指導士や管理栄養士による実践的な指導が行われました。また、現在、スポーツ奨励と形での具体的な実施はありませんが、介護予防事業や健康教育の参加者、ボランティアに参加証やポイントを付与し、活動を応援しています。今後も引き続き、社会福祉協議会と実施内容や運営、評価について適時連携を取り、効果的な事業となるよう努めていきたいと考えています。

質問 西田輝樹

平成30年に事業者のほうからいろいろなアクションがあったということで、前も話をお聞きしております。5年ほど経っていますが、高齢者の方も増えてきていますし、その後、町のほうにサ高住、それからグループホーム含めて相談事例なんかはあったのでしょうか。まず、そこからお聞きいたします。

答弁 保健福祉課参事 明日見(保健福祉課参事は2024年12月まで)

平成30年以降この5年間では、事業所からのご相談はございません。以上です。

質問 西田輝樹

分かりました。その中で、断念した理由の中に、利用料の問題ですとか入所率ということでのご答弁がありましたが、例えばどうなのでしょうか、利用料というものをある程度下げるためには、例えば公設民営だとか、それから軽費老人ホームのような、もっと低額で運営されていくようなものがあるとか、あと、施設の名前は失念しましたが、忠類ですとか更別には、うちでいうところの「らいふ」に高齢者が生活できるような施設があったりして、そこは、お聞きしたところによりますと非常に安い生活費の中で生活できると思うのですが、経費的にダウンできるようなことというのは、計画というか、実施含めて検討されたことはありませんか。もっと安くなれば、例えば入居者も入りやすくなると思いますが、そこら辺の事業検討はいかがされましたでしょうか。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

先ほど答弁の中でも触れさせていただきましたが、町内の事業所から建設に向けてのご提案があり、私どもでも、どういう形で支援できるかというところは協議を進めた経過があります。民設民営でやりたいというご提案でもありましたので、私どもとしては、建設費のご負担の方法でありますとか、又は入居の際の想定されている家賃についてどのぐらいの部分の家賃があれば、私どもとしてどういう形で支援できるかというところは当然検討を進めてまいりました。ただ、最終的な判断の中で、例えば20部屋なり25部屋を用意した中で、運営する側としては最初からフル稼働でいけるということが経営の安定化にもつながるという点、又はスタッフを常駐させるという部分で、もう既に平成30年の段階でスタッフの手配につい目処が立たないということもあり、今回の計画については見送りたいということがあったと記憶しております。今、他の町村でもいろいろな形でグループホーム的な、又はサ高住的な施設が運営されておりますので、そういうところについても、大樹町に合った形での運営又は導入については、検討していく余地は当然あると思っております。私ども大樹町は、特別養護老人ホームと老健施設があります。その中での入所者の数としては50プラス100の数がありますので、そういうところとも連携をしながら、またサ高住、又はグループホーム等も情報は収集しながら、必要な段階でぜひ民間の皆さまのお力を借りながら整備のほうは進めていきたいと思っております。

質問 西田輝樹

基本的に、町長が今お話になったように、サ高住でも、前に議会で視察に行かせてもらったときも15万円だとか18万円だとか非常に、今、日本の年金生活者の夫婦での平均的なことでも22、3万円と言われておりますので、特に大樹町あたりは所得的な問題についても大分ハードルが高いなと思っておりました。先ほど、らいふのほうからも相談がないということなのですが、一般的にはある程度の所得的なことが負担されなければ入居もかなわないという面でのお話があるのか、本当に高齢者の方が健康で、フレイル状態だとか健康寿命的にも大樹町の高齢者の方がそういうものは必要ないということであればいいのですが、ある程度高齢化率も上がり高齢者の全体の数も増えていくことを考えれば、今、町長も大樹町に合ったようなものもこれから考えていかなければならないというお話ですので、それはそれで本当にありがたく思っております。前に老人アパート、もう取り壊しになりましたが、老人アパートの制度とか、それから老人と母子の家というかバックアップ施設があって、24時間常駐でスタッフがいるようなものであれば経費的にも非常に高くなって、コストも高くなっていくと思われますが、町長は、サ高住的なとかグループホーム的なというお言葉を使っていただいて柔軟に考えていただいていることは安心しました。是非もう一度旧老人アパートのようなシステムを再評価していただくときではないかと思っておりますが、いかがお考えになりますか。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

私どもも今、議員がご指摘のとおり、老人アパートという施設を運営し、そこにホームヘルパーみたいな形での職員が定期的にお邪魔して、いろいろな対応をさせていただいたということがありました。ただ、今は、私は正直に申し上げますが、そういう形での施設のニーズはないのではないと思います。仮に今お住まいのところが何かご不便があれば、町営住宅なり公営住宅なりに来ていただければ、私どもの住居をご提供できると思っておりますし、そういう施設に限らず、住み慣れたご自宅で老後も安心して暮らしていけるようバックアップするのも私どもの重要な役割だと思っているところでもありますし、地域全体での見守り体制も社会福祉協議会が中心となって制度又はシステムをつくっているということもありますので、そういうところをこれからも強く応援していく、バックアップしていくということが地域全体で高齢者の皆さまを支え合うという社会をつくっていくためにも必要だと思っているところでもあります。生活環境の充実という部分では、高齢者の買物支援対策として、この12月に町内の循環バスの運行が本格的にスタートしております。高齢者の皆さまが安心して暮らしていく地域をつくっていくためには、住環境だけではなく、全ての環境を整備していくことが必要だと思っておりますので、今後も一人でも多くの皆さまがふるさと大樹町で安心して暮らせるような対策については、いろいろな方面から対応していくことが必要だと思っております。

質問 西田輝樹

ありがとうございます。本命は、在宅でいつまでも慣れたところでというのは、自分も高齢者ですのでそのように思っていますし、多くの高齢者の方は、そのように願っているのではないかと思っています。ぜひ配食サービスなり何なり、いろいろな総合的なサービスが、新しい総合計画もできますので、そういう中で自立されていくことを期待しております。あともう一つ、気になっていることがあります。高齢者の方が相談の中で、自分がお住まいになっているところが、リフォーム対策だとかいろいろ制度がありますが、僕の受ける相談の中で、そうだなと思っていることは、もっとリフォームからさらに老朽化されて取り壊しとかという住宅について、自分が死んだ後に子どもに迷惑をかけられないだとかというお話も聞きますが、リフォームの後の取り壊しなんかについて、ある程度町の支援策も必要だと思っておりますし、中には通学路に老朽住宅で、これは大樹町ではありませんが、そこの市町村は故人に代わって取り壊しをしている事例も全道や秋田大仙市などで挙がっておりました。それで、朽住宅の取り壊しの支援なんかについては、どうお考えでしょうか。

答弁 建設水道課長兼下水終末処理場長 奥

今ご質問にありました高齢者などの老朽住宅に対する取り壊しの補助についての考え方ですが、今年度より空家対策連絡協議会が設置され、ただいま空家等対策計画を策定している段階です。その委員のほうからも同じような、高齢者に限らず、取り壊し住宅の補助についてのご意見も賜っているところです。それらの意見も踏まえまして、今後、大樹町でも発生し得る空き家についてどのような施策が考えられるのかを一度整理しまして、計画のほうにいろいろ取り組んでいきたいと考えてございます。また、今年度は、その計画を策定することを目的としておりますが、それ以降につきまして、計画に基づき、より大樹町に合った空き家への施策を引き続き検討していきたいと考えております。

質問 西田輝樹

ありがとうございます。ぜひフルスピードで、どうなるかというか、大樹町にふさわしい皆さんに喜んでいただけるような制度の構築、設計を望みます。次に、2番目に質問した健康対策のことなのですが、たくさん事業があることは承知しております。僕もその事業に参加させていただいていますし、すごく一生懸命、親切に事務局もしていただいて、ふまねっとから吹き矢までたくさんの事業があることを本当ありがたく思っております。思ってはいるのですが、一つ思っていることの中に、大樹町が主体となる、教育委員会が主体となる、直接的な教室というのは少な過ぎるような気がしております。前に、ことぶき大学の中でも軽スポーツ学部みたいなのがあったらいいのではないですかというご提案もしましたし、それから100日運動という昔々の話ですが、住民自ら健康対策ということでスポーツに励むような制度がありました。確かに社会福祉協議会のスタッフが非常に頑張っておられるので委託業務が多いのではないかと思うのですが、町自体で直接的な事業というか、そういうことでの積極性がないのではないかと思いますが、どのようなお考えで今の事業が構築されているのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

高齢者に限らず、町民の方の健康向上対策ということで、私ども社会福祉協議会が中心となって各種の事業に取り組んでいるところです。社会福祉協議会が取り組んでいるということは、町が、教育委員会が取り組んでいるということと私はイコールだと思います。直接、町が全ての事業を主催して行うということではなくて、社会福祉協議会という組織がありますので、地域の社会福祉の向上を図るためにも、各種の取組を進める中で健康づくりのメニューを社会福祉協議会がもって運営していくということは、町にとっては大きな財産でもあり、それは町の思いと一緒で行っているということでもあります。今後も、どこが主催するかということではなくて、どういうメニューをそれぞれの立場で町民の皆さんに提供していけるかというところに意を注ぎながら進めていき、高齢者の皆さんが健やかに安心して暮らせる、体力づくり、高齢者の健康づくりについても、町、社会福祉協議会、教育委員会それぞれの、それ以外の機関もあるかもしれませんが、それ以外のところも通じて取り組んでいくということで、一体感を持って進んでいきたいと思います。

質問 西田輝樹

分かりました。いろいろ事業をたくさん立ち上げていただきたいと思っております。最後に、いろいろ各行政機関なり、それから社会福祉協議会はじめ、それから私立の福祉法人含めていろいろな健康に関することや介護、それから予防のこと、皆さんで力を合わせてやっていただいていることを本当に住民としても感謝しております。ご答弁の中で、サツドラなど民間の力も借りながらいろいろタイアップしてやっているというお話もありましたが、一部社会福祉協議会でおやりになっているような事業の中で、ポイントの付与もありますが、今はコンピューターが発達している社会ですので、それをもう少し、一遍に町の事業全てにということにはならないかもしれませんが、ポイントも、先ほどお話ししたような、例えば100日運動を自主的にやった方にもポイントが付与されるとか、できれば、健康のことが第一ですので、予防接種、がん検診も含めて健診参加だとか、社会教育の生涯学習講座に参加した方にポイントを町全体として付与できるような構築をする時代だと思っています。町長も多分そうお思いだと思いますが、健康は病気ばっかりではなくて、心のことや社会活動やありとあらゆる、大樹町で住んで本当によかったなと思っていただけることのためにも、全体的なポイント制が必要ではないかと思いますが、次期計画にも向けてそういうお考えがあるかどうか、最後にお聞きしたいと思います。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

今、議員ご発言の内容については、以前も一般質問でご発言をいただいております。正直に申し上げますが、私も同じ思いでおります。今も、実は商工会と協議を進めております。ただ今年度については形が整わなかったということでありますが、継続して明年度以降も導入に向けて検討していきたいと思います。私どもも、多分議員も同じ思いだと思いますが、高齢者の皆さまが安心して暮らせる、又はなかなか家から出たがらない高齢者の方もいらっしゃいますので、例えば役場に来ると1ポイントつくとか、柏林公園まつりでもつくとか、予防接種、健診に行ってもつくとか、いろいろな対応も含めて、それを糧として高齢者が活動を起こすことが健康づくりにつながっていくような、そういう町になっていければいいなと思いも含めて、まだ継続して協議中でありますので、形づくれた段階で予算が伴うものであれば、議会のほうにもお諮りをしながら予算をお認めいただき、町民全体で健康づくりができるようなシステム、ツールを構築していければという思いでおります。

質問 西田輝樹

最後に本当にいいお話を承りました。今日ぐっすり寝られます。これからも力を合わせて、是非、いい町にしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。これで終わります。

出典:大樹町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月8日 議事録 PDF(88ページ) 間違いを知らせる