みんなの議会

大樹町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月8日

町独自の子ども・子育て支援給付費

2022年9月8日、大樹町議会の一般質問で、吉岡信弘議員が「町独自の子ども・子育て支援給付費」について質問し、町長 酒森、住民課長 水津、保健福祉課参事 瀬尾が答弁しました。

質問者
吉岡信弘 議員
答弁者
町長 酒森、住民課長 水津、保健福祉課参事 瀬尾

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 吉岡信弘

先に通告してあります、町独自の子ども・子育て支援給付費について町長にお伺いをいたします。ロシアのウクライナへの侵略戦争による世界の社会経済の悪化などの影響により、また、アメリカのインフレに対する金利引き上げ政策により円安が進み、物価の上昇が止まらない状況にあります。このような日本の経済状況の中、町内の子ども・子育て世帯を町全体で守っていかなければなりません。少子化の現在、町内で子どもをたくさん産んでいただくこと、また、若い世代の方や子育て世代の方々に大樹町に移住・定住していただくことが大変重要であります。国は来年、子ども家庭庁をスタートさせ、少子化対策等々に取り組みますが、大樹町として国の政策とは別に住民に寄り添った細かな対策ができるものと思っております。経済の面から見たときに赤ちゃんが誕生するということは消費者が1人増えるということであり、町の経済の活性化につながります。大樹町の発展に寄与する子どもを育てている方々が安心して安定した生活を送ることができるよう支援することが大切なことと考えます。児童手当のような町独自の月額による給付金を支給してはと思いますが、町長の考えをお伺いします。最近は航空宇宙産業の推進により町内には関連する仕事をされている方々が増えたと聞いており、新しい店舗等も開店しています。また、雪印大樹工場増設で増員による転入増も期待するところであります。ただ、高規格道路の延伸等に伴い通勤圏も広がってきている現状から若い世代や子育て世帯が大樹町を選んで定住していただくためには他市町村にはない政策が必要であり、大樹町がアピールできる重要な事業の一つとなると思いますので、ご答弁をよろしくお願いします。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

吉岡議員ご質問の町独自の子ども・子育て支援給付費についてお答えをいたします。町では子育て世帯の生活を支援するとともに、子どもの健やかな成長を応援することを目的に、赤ちゃん誕生祝金支給事業として、子どもお一人につき10万円を支給しております。また、妊産婦は、健康診査や出産に係る心身両面の負担や経済的不安が大きいことから、町では、産科医療機関までの交通費や健診費用を助成することにより、安心して子どもを産むことができる環境づくりを推進しております。このほか、出産後1年未満の母親及び乳児に対する産後ケア事業や保育料の軽減、医療費の無料化など、ライフステージに応じた切れ目のない子育て支援策を講じています。今後も、子育て世代の方々が安心して安定した生活を送ることができるよう、町財政の状況を含め、効果的な施策に取り組んでいきたいと考えております。

再質問 吉岡信弘

再質問させていただく前に一言お話しさせていただきます。私の勝手な受け取り方ですが、今回の質問に対する答弁書を見たときに、非常にがっかりいたしました。担当のほうには指示が出され作成したと思いますが、最終的には町長が良しとしたものと思います。今皆さまもお聞きのように答弁は現在の施策のみ羅列されているもので、答弁書の内容からは私には人口減少に対する危機感が全く感じられません。人口減少に対する前向きな検討がなされているのか見当たりません。勝手な見解を申し上げ申し訳ありませんが、今後は人口減少に対し真剣に取り組んでいく姿勢が感じられるような答弁であることをご期待申し上げます。この点について、まず町長の見解をお伺いします。

再質問 吉岡信弘

却下ということですが、大変私にとっては重要なことを伺っているつもりでございましたので非常に憤りを感じます。なぜ、このように私は感じたのか。私の通告の中で、質問というのは「児童手当のような町独自の月額による給付金を支給してはと思いますが、町長の考えをお伺いします」という質問なのですよ。これに対する答弁がないのですよ。質問に対する答弁がないのですよ。答弁書と言えないのですよ。

再質問 吉岡信弘

それでは、できるのか、できないのか。私の質問に対して、はっきり明確に、できるのか、できないのか。できないのであれば、その明確な理由を質問いたします。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

吉岡議員のご質問に対し、私なりに私の思いをお伝えしたかと思っております。子ども・子育てを支援していく方法については、多様な方法があろうかと思っております。私どもも子ども・子育てという環境をつくっていくという思いでは住環境、大樹で安心して暮らせるような住宅を確保し、長く大樹で生活を営んでいただきたいという思いも含めて住宅対策も講じているところでもあります。吉岡議員がご質疑の中で、子ども・子育ての支援給付金という一つの方策についてお話をされましたが、私どもは子どもは大樹町の将来を担う重要な役割をこれから持っていってくれるという思いも含めて多様な政策を講じているところでもあります。この後私どももいろいろな施策を講じていく中で財源を確保して進めていくということは大事だと思いますので、財源を確保しながら子ども・子育ての支援についてはこれからも取り組んでいきたいと思っております。その方策の一つとして子ども・子育て支援給付金という制度もあろうかと思いますが、それを行うかどうかについては、これからの話だと私は思っております。

再質問 吉岡信弘

今のような答弁が最初から欲しかったのですね。私の質問は1点なので、それに対してどうなのかということを。全体ではいろいろあるでしょうけれども。私はこの点についてはどうなのかということを質問しているのですから、それはできます、検討しますとか、そういう答えがあればいいかと思ったのですけれどもなかったものですから先ほどの質問とさせていただきました。これからの中で検討の課題にもなるということで理解させていただきますが、それでよろしいですか。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

最初の答弁で最後に申し上げたところをもう一度繰り返させていただきます。今後も子育て世代の方々が安心して安定した生活を送ることができるよう、町財政の状況を含め効果的な施策に取り組んでいきたいと考えております。

再質問 吉岡信弘

今の答弁の中に私の質問の事項についても検討されるということで理解させていただきます。違うというのであればまたご説明いただきたいと思います。それで再質問させていただきます。赤ちゃん誕生祝金支給事業については大樹町独自の事業なのでしょうか。私が以前聞いていたのは新型コロナ感染症対策地方創生臨時交付金を活用し実施されている事業であると理解しておりますが、その点はいかがでしょうか。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

私ども今この事業を取り組んでおりますが、財源はコロナ対策の関係の財源を活用しておりますが、事業自体は私どもが独自に行っている事業です。

再質問 吉岡信弘

赤ちゃん出産祝金事業ということが答弁の中で出てきておりますのでお聞きしますが、私は、大樹町独自の事業としてやっておられるという中でということは、今後新型コロナ地方創生臨時交付金がなくなっても町独自の支援事業として続けていくということでよろしいですか。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

私は、毎年度その年度に必要な事業について議会で予算を計上させていただき、どういう事務事業を取り組んでいくかをお諮りし、お認めをいただきながら進めているところでもあります。現在そういう財源があるということも含めて進めておりますが、仮にそれがなくなったからどうしていくかというところについては、私は今この場で具体の話を申し上げる立場にはないと思います。

再質問 吉岡信弘

今後継続していくかどうかは、今のところ明確に答弁はできないということでよろしいですね。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

明確に答弁できるできないの議論をしているのではなくて、私は毎年度必要な部分については予算を計上させていただき、その中で事務事業を進めたいというご提案を申し上げ、お認めいただいたものについて進めているところでもありますので、来年度以降の事業の在り方について私がここで明確な答えを持っていないということについては、ご理解をいただきたいと思います。

再質問 吉岡信弘

明確な答えは持っていないということですが、十勝管内の中では赤ちゃん出産祝金制度という中でやられている町村が令和2年度では11市町村あります。その中には第5子以降の出産については100万円などというすごい出産祝金を支給する町も十勝管内にはあります。今後毎年毎年の予算の中で考えていきたいということですが、赤ちゃんはこれから毎年生まれるものですので、予算の中で継続してこの事業を続けていき、なおかつ出産祝金についてもご検討をいただきたいと思いますが、今の段階ではお答えが出ないということなのでしょうか。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

私も、ただいまの任期が残り半年余りということになります。個人的な思いとしてはいろいろありますけれども、来年の政策的なものも含めて、今ここで申し上げるものは何もない、根拠すらないと思いますので、その点についてはご理解をいただきたいと思います。

再質問 吉岡信弘

それでは進展がありませんので次の質問に移らせていただきます。答弁の中に、町は現在妊産婦の産婦人科までの交通費や健診費用の助成、産後ケア事業、保育料の軽減、医療費の無料化などの子育て支援策を講じておられます。いろいろな支援策を考え講じられていることに対して大変ありがたいことだと思っております。ただこれらの支援策が大樹町だけで行っている事業なのかお伺いします。

答弁 住民課長 水津(住民課長は2024年3月まで)

町の単独事業についての質問だと思うのですけれども、乳幼児医療助成制度につきまして、道で補助していない部分、具体的に言いますと細かいのですが、課税非課税所得超過の者に対して0歳から3歳とか、3歳から6歳とか、小学生、全体でいう0歳から中学生までの部分について単独の補助をしているところでございます。

答弁 保健福祉課参事 瀬尾

妊産婦の健診審査や交通費の助成につきましては、健康診査の助成はどの市町村も実施しておりますが、超音波検査につきましては、標準としては6回助成しているところなのですが、大樹町は11回まで超音波検査をするということで、5回分上乗せで実施しております。また、交通費の助成も実施していない町村もございますが、大樹町は産科医療機関までの交通費助成を実施しております。また、産後ケア事業につきましても、昨年度ですけれども道内で113か所実施しているということになっております。

再質問 吉岡信弘

私が、なぜ町独自の子育て支援にこだわるかですが、人口減少の中で歴代町長が大樹町の活性化のために取り組んできた航空宇宙産業基地構想、酒森町長になって昨日も地鎮祭がありましたが、大きく前進しております。今後大樹町の人口が増えていくことが最終的な目標だと思っておりますが、狭い了見かなと思われるかもしれませんが、仮に近隣の町村は土地の値段が安いとそちらに家を建てよう、社員住宅を建てて通勤しようとなった場合、せっかく航空宇宙産業基地大樹で大きくなっても、事業所があっても住んでいる方が他町村からの通勤ということになれば、せっかくの事業が大樹町にとって有効となっていかないと。酒森町長も先ほどおっしゃられておりましたが、こういう中で、土地の関係もありますが、子育て世帯に対する町独自のアピールもやっぱりしていかなければならいという観点から、町独自の子育て支援にこだわっているところですが、町長はその辺どのように考えているかお伺いします。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

近隣と比較してどうかという明言をするつもりもありませんが、大樹町は人口規模の割には実は子どもの数が多いと思っております。小学校の児童数も人口減少の中でも減少していない状況が現在続いております。そういう意味では、大樹町で若くしてご夫婦でお子様もいらっしゃって、生活されている住民の方が少しずつですけれども増えてきていると思っているところです。そういう経過を見て、私ども町が長年取り組んできた施策については、ある程度の効果が出てきていると思っているところです。また、今、議員がご発言の中でもありましたが、町外に住居を構えて大樹町に通勤されている方もいらっしゃることはいらっしゃいます。ただ、そういう方々にも大樹で住んでいただけるような施策を住宅の補助制度も含めて長く推進した効果も当然出てきているのかとも思っておりますので、冒頭の中でも申し上げましたが、子ども・子育ての環境をつくっていくには、あらゆる政策を講じていく必要があると思いますので、今後もどういう形で施策を打つことが子ども・子育て支援の保護者や子ども達にとって優しい政策になっていくかというところを判断した上で、当然財政状況も踏まえた中でこれからも判断し、事業として予算を計上してお認めいただいたものについては事業を進めていくということが町の姿勢だと思います。

再質問 吉岡信弘

今の段階では、町長のご答弁は私の質問では繰り返しの答弁となってしまうのかなと。いろいろな施策は考えられているという中で、あと2点ばかり質問させていただきます。単純な話ですが、例えば二組の同じ収入の夫婦がいるとして、一方にお子さんがいた場合、育てていく費用がありますので生活水準はおのずと違ってきます。これは社会全体の中でのことでしようがない部分もあるのかもしれませんけれども、なるべくお子さんのいる家庭、いない家庭で生活水準が変わらないように、お子さんのいる家庭の生活水準が向上するような、それが社会全体の責務だと思っています。先ほども言っていますけれども、児童手当のように金銭による支援が生活向上に一番つながるということで確信を持っているところです。人口の増加は、大樹町の経済はもとより、保育園、小学校、中学校、そして今問題になっている高校、今間に合わないかもしれませんけれども、出産が増えることによって、そういう問題も将来おのずと解消していくものと思います。子育て支援に対して、お金を惜しむことなく出していく姿勢は求められているのではないかと思います。その辺で子育て世代に対する金銭支給、今後、時期ということになるのでしょうけれども、金銭支給に対しての効果というものを町長はどのように考えておられるかお伺いします。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

繰り返しの答弁になることはお許しをいただきたいと思います。私、町長の立場でありますので、全ての年代を問わず町民の方が安心して暮らせるまちづくりをしていく責任があります。そういう意味では、町民全体の皆さまが大樹町で長くお住まいいただいてお暮らしできるような事業をこれからも展開していきたいと思っております。子ども・子育てに対する財源、又は事業を惜しんでいるわけでも、やらないと言っているわけでもありません。トータルで考えて住民の皆さまが安心して暮らせるまちづくりのために取り組んでいきたいと思っておりますし、その中で子ども・子育てに対する支援の事業が必要なものについては財政状況を鑑みながら、議会の皆さまとも相談をしながら、これからも取り組んでいくことが私どもの責務だと強く思っております。

再質問 吉岡信弘

このことに対する最後の質問とさせていただきますけれども、十勝管内では、人口が増加した自治体があります。その要因については私は確認しておりませんし、分かりませんけれども、私が感じるところでは、その自治体については、街中に大きな遊具や幼児が遊べる水路があります。近くの公園にはここ数年の間にふわふわドームを設置されたということでございます。冬の間屋内で野球やテニスの練習ができる施設もあります。 酒森町長が子どものことを思っていないのだということではございませんが、これらを見ると、この自治体は大変子どものことを思った施策を実施されているというように私なりに思っているところです。また、道の駅内に子どもが遊べる部屋を設置している自治体もあります。大樹町の場合、残念ながら道の駅の近くにあった噴水はなくなりました。道の駅の中に設置されていた遊具もなくなりました。次期のことになりますが第6期大樹町総合計画が策定されていくわけですが、子どものための施策、子育て世代のための施策の検討を十分にしていただきたい。そして子育て施策検討には、役場の担当者を含め子育て世代による検討会を開催していただくようお願いして、町長の見解をお伺いします。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

私どもの近隣も含めて、十勝管内で子どもが遊べる場を遊具も含めて、今議員のご発言のとおり設置しているところも私も承知しておりますし、多くの子ども達が遊んでいる姿も拝見しているところです。私は、子ども・子育ての事業を行うにあたって、そういう一面もあろうかと思いますが、遊具を設置した自治体が子ども・子育ての先行地域かどうかということは、もう一歩引いた立場で考える必要があろうかと思います。トータル的な事業展開の下でそういう形が講じられていくかとも思いますが、遊具のあるなしで物事が決まるのではないのではないかと思います。私どもに今はやりの遊具はございませんが、中央運動公園も含めて子どもが遊べる場所については、他の町村から見劣りはするかもしれませんが、あるとも思っているところです。今後も大樹町としてしっかりと子ども達の健やかな成長を願えるような、そういう取組については、これからも惜しむことなく取り組んでいきたいと思っておりますし、教育にかける予算等についても、私どもは率先して議会のほうにご提案をし、お認めいただいているつもりでもあります。今後も大樹町の将来を担う子ども達のためにしっかりと施策を講じていくことも町の重要な役割だという認識でおります。

再質問 吉岡信弘

分かりました。よろしくお願いいたします。次の質問に移っていいですか。

再質問 吉岡信弘

2点目の通告についてお伺いします。

出典:大樹町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月8日 議事録 PDF(97ページ) 間違いを知らせる