みんなの議会

大樹町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月9日

合葬墓(合同納骨塚)の設置について

2022年6月9日、大樹町議会の一般質問で、西山弘志議員が「合葬墓(合同納骨塚)の設置について」質問し、町長 酒森、住民課長 水津が答弁しました。

質問者
西山弘志 議員
答弁者
町長 酒森、住民課長 水津

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 西山弘志

先に通告しておりました合葬墓(合同納骨塚)の設置について質問させていただきます。よろしくお願いします。近年、核家族化や過疎化、さらには高齢化社会の進展、個人の価値観の多様化などを背景に、お墓を取り巻く環境が大きく変化しています。子どもや孫たちに迷惑はかけたくない、将来を考えて自分の代で墓じまい、納骨堂じまい、お仏壇じまいなどを選択する人が年々増えている中、お墓が無い、墓じまいをしたいが遺骨の受入れ先が無い、お墓を引き継ぐことができないなど、様々な事情でお墓や遺骨の管理に不安だという町民の声を聞きます。こうした実情から、町営の合葬墓があれば、子どもや孫たちに負担をかけず、将来的にも安心して町民も暮らせるのではないかと考えます。令和2年第4回定例会で一般質問した際は、町長から「町営の合葬墓も含め大樹町に合った仕組みを検討する」と回答をいただいていますが、その後の検討結果と現在の町長の考えをお伺いします。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

西山議員ご質問の「合葬墓(合同納骨塚)の設置について」、お答えをいたします。合葬墓の設置について、「町営の合葬墓も含め、大樹町に合った仕組み」の検討結果ですが、現状を把握するため、条例で使用料金を定めた墓園(大樹、開進、尾田)の状況調査を令和3年度に実施しました。この調査の結果、3か所合計で1,847区画のうち984区画が利用されており、利用率は53.3%です。この利用中の区画のうち40区画、4.1%が利用者不明となっておりました。また、近年の墓じまいの状況は、令和元年に6件、令和2年に5件、令和3年に4件となっております。西山議員ご質問にあるとおり、近年、核家族化や過疎化が進む中、お墓への考え方も多様化しているところであり、様々な事情によりお墓の承継や維持管理が困難な方、また経済的にお墓を建立することが難しい方などのため、合葬墓の検討も必要と認識しておりますが、今後の時代の変化と多様化するお墓の利用者や関係機関、そして他町村の状況を見極めながら合葬墓の設置について、引き続き検討していきたいと考えています。

質問 西山弘志

町長は、前回のときに「情報収集を進めている。お寺の考えについて聞き取り調査をする」と答弁されているのですが、その調査結果をお聞きします。

答弁 住民課長 水津(住民課長は2024年3月まで)

情報収集の部分でございますが、管内の合葬墓、それから納骨塚の町で設置している件数を調査したところ、現在、帯広市と池田町と音更町で共同の納骨塚を設置しているという調査を確認いたしました。それと、寺院のほうについては、まだ行ってございません。

質問 西山弘志

ありがとうございます。それで、本町では、総世帯数は増加しています。総人口は緩やかながら減少、高齢者人口は増加、大樹町の世帯人員別の世帯構成比を見ると。これは令和2年の国勢調査ですが、1人暮らしが41.6%と最も高く、以下、2人世帯は32.7%、3人が13.2%、4人が8.1%になって、1人、2人の小規模世帯は約7割を占めていると。1人世帯、2人世帯の実数は構成比ともに増加、3人以上の実数は減少となって、町の平均世帯人員は2.09人で、この現状では自分の墓など将来的に引き継ぐことができず、墓の無縁化、無縁墓につながると思います。町長は、この状況をどのように受け止めているかお聞きします。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

国勢調査等の数字で、世帯別の率を詳しく教えていただきましてありがとうございます。大樹町の現在の傾向としては、先ほど同僚議員のご発言もありましたが、高齢の方で単身の方という方も当然いらっしゃると思いますが、私どもは、単身の世帯数の増加の部分は若年層、若い方々の世帯が多いのではないかと思っております。いずれそういう方もご家庭を持つでしょうし、お子様もつくるということもありますので、今単身世帯であっても、いずれ家族を伴う世帯になっていくのではないかと思っているところではあります。ただ、そればかりとも言えないということもありますので、今後、葬儀又はお寺を取り巻く状況というのは、先ほど私が説明したとおりでもありますので、今後の状況を見据えた中で、どういう形で大樹町が合葬墓を整備していく形がいいか、又はタイミングはいつかというところについては、今後も検討はしていきたいと思います。

質問 西山弘志

ありがとうございます。本当に遺骨などの引取り先がなくて、最近はよく、どこかに散骨してくださいというような声も聞かれます。今後いろいろな形で葬儀の形が変わってくるのではないかなと思われます。町長はいろいろなアイデアをお持ちの方なのでお聞きしますが、大樹の町、宇宙の町、スペースコタン、宇宙版シリコンバレー、宇宙ビジネス、いろいろな分野での打ち上げは考えられると思います。将来、宇宙葬、宇宙への散骨事業など、時代が訪れるのではないかと考えます。夢のある事業だと思いますが、将来そういうような事業に対しての考えがあるかお聞きします。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

現在も亡くなられた方をどういう形で葬るかというところで、普通にお墓に入れるということもありますし、また、いろいろな場面で散骨をしたり、樹木を活用した弔い方をしたりするなど、いろいろなケースがあると思います。そういう中で、議員ご指摘のとおり、そういう散骨という方法もあろうかと思いますので、今後そういう未来が来ることもあり得るかとは思っておりますが、大樹町が宇宙のまちづくりをやっているので、それに絡めて私どもが、今の議員のご発言の内容に取り組むかというところは、ないのではないかと思います。

質問 西山弘志

ありがとうございます。これは夢のある話で、将来、企業としてふるさと納税企業版とか、いろいろ考えるとそういうのもありかと思ったので質問しました。そこで、お墓を取り巻く環境が大きく変化する中、永代供養の場として合葬墓が新たな納骨堂の引取り先として今注目されています。先祖や自分の墓を将来的にどうするのか。考えるきっかけとして、合葬墓の必要性をアンケート調査する考えはあるか、最後にお聞きします。

答弁 町長 酒森(町長は2023年3月まで)

私も、従前からのご答弁でどういう形が必要かどうかも含めて検討を進めているところでもありますし、その中で町民の皆さまのニーズを確認するという部分も必要になってくるのではないかと思いますので、そういうタイミングになった段階で、どういう形で、又は合葬墓を希望するかどうかも含めて、ニーズの確認が必要な場合については、町民の皆さまにアンケートという形になるか、どういう形か今は明言できませんが、お考え又はニーズを把握するという場は、いずれ必要になってくるのではないかと思っております。

質問 西山弘志

ありがとうございました。これで合葬墓、合同納骨塚の設置についての質問を終わります。

出典:大樹町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月9日 議事録 PDF(49ページ) 間違いを知らせる