大樹町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月7日
合葬墓(合同納骨塚)の整備について
2023年12月7日、大樹町議会の一般質問で、西山弘志議員が「合葬墓(合同納骨塚)の整備について」質問し、町長 黒川が答弁しました。
- 質問者
- 西山弘志 議員
- 答弁者
- 町長 黒川
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 西山弘志
続きまして、合葬墓(合同納骨塚)の整備についてお伺いします。過去2回、合葬墓の整備について一般質問をしてきました。前町長からは、管内の状況を調査し、さらに町内のお寺の考え方の聞き取りを行う、町営の合葬墓を含め大樹町に合った仕組みを検討するという答弁がありました。そこで、町長に次の点について伺います。現在の調査検討状況について。2番目、町内ニーズを把握するためのアンケート調査の実施について。3番目、合葬墓を整備する考えについてお伺いします。
答弁 町長 黒川
ご質問の「合葬墓(合同納骨塚)の整備について」お答えをさせていただきます。1点目の「現在の調査検討状況」につきましては、まず、管内の合葬墓の状況について、令和4年の池田町を最後に、帯広市、音更町の3市町で合葬墓が整備されております。また、芽室町、本別町では令和4年に合葬墓に関する町民アンケートを実施しております。お寺の考え方については、町内六つのお寺に聞き取り調査を行いましたが、宗派の違いや年代の違いにより考え方が様々な状況で、それぞれのお寺でも永代管理を行っており、経済的な理由から町の合葬墓を希望される方も考えられますが、お寺の檀家離れを助長することにもなりかねないため、当面はお寺と相談をしながら対応を考えてまいりたいと考えております。2点目の「町内のニーズを把握するためのアンケート調査の実施」につきましては、合葬墓に関する町民ニーズを把握するうえでアンケートは必要だと認識しておりますが、管内状況も踏まえ調査を行うタイミングを見計らっております。3点目の「合葬墓を整備する考え」につきましては、管内の状況や町民における必要性について無宗派や少子高齢化の状況を把握し、また、お寺の管理状況や檀家のことも含め、状況を確認しつつ合葬墓の整備についても検討してまいりたいと思っております。
質問 西山弘志
ありがとうございます。そこで、私が過去2回の定例会一般質問においての内容をまとめて報告したいのですが、議長、よろしいでしょうか。
質問 西山弘志
近年、核家族化と過疎化などが進み、個人の価値観の多様化などを背景に、お墓を取り巻く環境が大きく変化した。子どもや孫に迷惑はかけたくない、将来を考えて自分の代で墓じまい、納骨じまいをする、そういう選択する人がどんどん今、増えているところです。また、お墓がない、墓じまいしたが納骨堂も売る、受入れ先がないとか、お骨を引き継いでもらえないとか、経済的に難しい、無宗教の方、自宅にお骨を管理している方、身寄りのない方、移住者など様々な状況でお墓や遺骨の管理に不安、無縁になるという町民の声を聞きます。また、令和2年度国勢調査の世帯構成を見ると、1人世帯が41.6%、これが最も多いのです。あと2人世帯が32.7%、3人世帯で30%、平均世帯を見ると2.09世帯なのです。ということは、1人、2人の小規模世帯が約75%を占めているということです。この現状では、将来、1世帯で多くのお墓とか遺骨を管理することになる。新しい遺骨の引取りとして、合葬墓は永代供養の場、今後、合葬墓は町にとって重要な施設だと考えますなど、このような質問をしてます。そこでです。現在の検討状況、これについてですが、前町長は合葬墓の検討も必要と認識しており、対応策の検討を進めておりと答弁ありましたが、現町長はどのように進められているのか、考えているのかお聞きします。
答弁 町長 黒川
先ほどの答弁の繰り返しにもなるかと思いますけれども、必要性については一定程度あるという認識は持っておりますが、管内の状況等、あるいは町内のお寺のご意見等とも踏まえて、調査は進めているのです。調査結果というものを今、手元に持っております。管内の状況も、既に建設したところが3市町ということで、検討している町もありますし、今のところ検討している状況ではないという町もございます。その辺の関係も踏まえまして、大樹町においては今後の検討かと思っております。言われるように、1人世帯がどんどん多くなっているというのは、今、5,400人の町で2,800戸あるわけですので、2人を切っているという状況でも現在ありますので、どんどん小さくなっているのは間違いないところでして、お寺に入っていない、檀家になってない方も結構おられるとは思うのですが、その辺も踏まえて、ただ大樹には六つの寺があるというのは、ちょっと多い町でありますので、お寺のご意見も伺いながら、もう少し検討を重ねていきたいと思っております。
質問 西山弘志
分かりました。お寺もそうですし、お墓の利用者、関係機関、その他の町等の状況を見ながら、合葬墓の設置を検討して、情報収集を進めているということでよろしいですね。それとお墓の考え方、聞き取りを調査すると言われたが、同じようにされていると思うのですが、この間、報道でちょっとで面白い記事があったので、お寺の考え方についてということで、宗教団体の意見調書を行ったと。合葬墓の整備に関して賛成と答えた団体は、前は2団体だったのが、今9団体に増え、合葬墓整備の必要性をお寺も認めているという、している状態なのです。檀家という階段はあるのですが、けれどもそれでもこのように2から9に上がったという、そういう報道もありました。それで、私ども町にとって、お墓を守っていくというのは町の役割でもあり、何らかの形で施設が必要と考えていると前町長は言っております。当町に合った仕組みを検討し、考える。仕組みを検討するとあるのですが、前町長はそのように言ってましたが、いかがでしょうか。
答弁 町長 黒川
もちろん仕組みになろうかと思うのです。どういった町が役割を担うのかと。合葬墓を造るとすればです。そこにそういった仕組みを含めての、繰り返しになりますけれども、検討していくと、現時点では。やはり乱暴にはやれないと思うのです。どうしてもお寺、檀家のこともありますので、よくよく検討したうえで、合意を得たうえで取りかかりたいと、合意が得られれば考えたいという姿勢で臨みたいと思っております。
質問 西山弘志
町長、これ檀家というのは大事なのですが、やはり檀家を持たないというのか、結局長男坊はその檀家だけれども、次男坊とかいろいろあるし、今、少子化で一人っ子同士が結婚して、二つのお墓を持って、そういう時代になると。やはり檀家は大変だとは思うのですが、そういうのもしっかり考えてほしいと私は思うので、お願いしたいと思います。そこで、将来ニーズを把握するためのアンケート調査の実施についてお伺いします。前町長のときに私が質問したのは、合葬墓の必要性についてアンケート調査を実施してはという質問に対して、合葬墓の検討を進めていく中、ニーズの把握は必要と答弁がありました。そこで、公営の合葬墓、道内に約50以上、自治体で設けられています。また、多くの自治体でも整備に向けて検討が進められているわけです。そこで、アンケート調査を行った自治体、このような結果が出たので、例としてですが、新ひだか町では、40歳以上の町にお住いの方から墓地に関するアンケート調査を行った。町民の合葬墓に関する関心が年々高まっているということでやったということ。それで、「設置すべき」が45%、「利用したい」、「利用を検討する」46%、「今は必要ない」というのが4%しかない。芽室町では、20歳以上のアンケートで、「利用したい」70%、帯広市は80%。要は、20歳と40歳の年で価値観が違うということで、若い人は身近にあまり感じてないからこういう数字も出るのかと私は思います。町としても、やはり早急にですが、アンケート調査を実施する、町のニーズを把握することが必要と考えて、アンケート調査を実施しないとニーズの把握ができない。これは早期にやるべきだと私は考えますが、どうでしょうか。
答弁 町長 黒川
ニーズの把握が必要だというのは、同じ考えであります。考えておりますが、そう思いますが、やる時期についてはもう少し検討させてもらって、繰り返しになりますが、お寺が多いという状況で、寺の檀家離れという部分もありますので、そういったところの協議がまずは大事かと思っておりますので、その辺の検討の状況を見て、時期を考えたいと思っております。
質問 西山弘志
分かりました。では、合葬墓の整備をする考えについてお伺いしたいと思います。今、第6期総合計画が進められているわけですが、私はこの合葬墓について3度目の一般質問でここに立たせていただいております。多くの町民から、その後の進展結果について聞かれます。特に高齢者からは、これから心配だ、早期整備をお願いしてくれ、今後、合葬墓は町にとって重要な施設の一つという声が上がっています。それについてお伺いします。
答弁 町長 黒川
先ほどと繰り返しになりますが、必要性というか、ニーズがあるということは、肌感覚なのですが、それは感じておりますし、各町村でも対応している町村もある。約半分ぐらいかというところなのですが、ただ検討もしていないし、必要性を感じていないという町もありますので、それは町々の対応ではありますが、当町において先ほどのまずアンケートをしてから、その結果を見てということになろうかと思います。そのアンケートをやる時期については、先ほどの繰り返しになりますが、時期を見てと。今、明確には申し上げられませんが、そのアンケートを行ってから、その結果を見てその必要性、当然必要だという意見は結構多いのかとは思いますが、そこから考えていきたいと思っております。
質問 西山弘志
アンケートというのはこれからということですが、どうしても私考えるのは、第6期総合計画が進めている中で、やはりこれも明記できないのかという思いがあるのです。それでこういう質問をしているわけなのですが、ということは、分からないということですね、第6期に盛り込むということは考えてないということ。考えてない。
答弁 町長 黒川
合葬墓に関しましては、建設について検討するという載せ方となっているというふうにしておりますので、そのとおりかなと思っております。
質問 西山弘志
何とか第6期に盛り込んでいただきたいと、これお願いします。また、近年、若者達のお寺離れとか、そういうのが進んで、葬祭とか葬儀など、仕組みが分からない方々が段々今、増えてきているのです。そこで、やはり将来が不安だ、どのようなことということで、一人で悩まず相談できるような場所が必要だと思います。例えば終活とか、ご遺族支援とか、お悔やみとか、身寄りのない方々の相談できるようなコーナーが必要と思うのですが、そういう設置も考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 黒川
お悩み事というのは、いろいろなものがあるかと思うのですが、将来の自分の墓のこととかお骨のことの心配もあろうかと思います。このことの相談窓口というか、専用のというのは難しいかと思いますが、お悩み相談というのは今もやっておりますので、そういう中で取り上げていけるかと思っております。
質問 西山弘志
分かりました。それでは、最後にします。誰一人取り残さない、SDGsですね、未来に向けたまちづくりということで、大樹町に長らくお住まいになり、お亡くなりになった皆さんがこの地で永遠に眠られるような合葬墓、永代供養の場、手を合わせる場が私は必要と思いますで、これで合葬墓についての一般質問を終わります。ありがとうございました。