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砂川市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日

マイナ保険証への全面移行に伴う砂川市の対応について

2025年12月10日、砂川市議会の一般質問で、伊藤俊喜議員が「マイナ保険証への全面移行に伴う砂川市の対応について」質問し、市民部長 堀田一茂が答弁しました。

質問者
伊藤俊喜 議員
答弁者
市民部長 堀田一茂

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 伊藤俊喜

それでは、通告に基づいて質問をさせていただきたいと思います。今回は大きな項目1点のみになります。マイナ保険証への全面移行に伴う砂川市の対応について。今月1日に長年なれ親しんだ従来の健康保険証は全て有効期限が切れ、翌2日からは廃止となりました。既に昨年12月から新規発行は停止されており、政府はマイナンバーカードと一体化したマイナ保険証への移行を進めています。ただ、令和8年3月末までは加入先にかかわらず、全ての有効期限切れの健康保険証も条件付ながら使用できる暫定措置を打ち出しています。マイナ保険証は健康保険証のデジタル版として国が進める施策ですが、各自治体も国民健康保険の保険者として制度運営の重要な役割を担っています。今月からは全面移行とはいえ、暫定措置のある移行期間であり、実質完全実施は令和8年4月からとなります。この間に制度の浸透や定着に向けてどのような市民周知、窓口での支援など、砂川市の対応を伺います。以上、1回目の質問とします。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

大きな1、マイナ保険証の全面移行に伴う砂川市の対応についてご答弁申し上げます。従前からの健康保険証については今月1日をもって有効期限が切れ、2日以降はマイナ保険証または資格確認書により医療機関を受診することになっております。本市の国民健康保険においては従前より8月1日から7月31日までの1年間を有効期限とする健康保険証を送付しており、今年度はマイナンバーカードを所有していない、利用登録をしていないなどでマイナ保険証を利用できない被保険者には7月下旬に8月1日から1年間を有効期限とした資格確認書を送付したところであり、これ以降はマイナ保険証または資格確認書を使用して医療機関を受診していることから、国民健康保険の被保険者においては暫定措置の適用により医療機関を受診するケースはほぼないものと考えております。また、後期高齢者医療制度についても国民健康保険と同様でありますが、今年度については全ての被保険者に資格確認書が送付されております。一方、協会けんぽや共済組合などの被用者保険でも今月2日以降はマイナ保険証または資格確認書を使用して医療機関を受診することになりますが、被用者保険の健康保険証には有効期限の記載がないことから、今月2日以降も誤って医療機関へ持参するケースが想定されるところですが、その場合でも暫定措置によりオンライン資格確認で受給資格を医療機関が確認できれば保険診療を受けることができるところであります。マイナ保険証に関しての市民周知についてでありますが、国民健康保険の被保険者に向けては年次更新を迎えるタイミングでマイナ保険証は手続などなく引き続き利用できること、マイナ保険証を利用できない方には資格確認書が送付されることについて広報すながわ等で周知するとともに、国などからの周知依頼があれば随時対応したいと考えているところであります。また、マイナ保険証の利用により処方された薬や特定健診などの情報を医師、薬剤師に共有することでよりよい医療が受けられるなどメリットも多いことから、マイナンバーカードの保険証利用登録や登録方法等の問合せ対応などについて引き続き市民への支援を行ってまいります。

再質問 伊藤俊喜

それでは、再質問を進めていきたいと思います。マイナ保険証については最近の新聞ですとかテレビのニュースで頻繁に取り上げられています。ちょっと危機感をあおるような取上げ方も一部に散見されますけれども、実際のところどのような状況になっているのかということを改めて一般質問ですることによって市民にも周知できるんじゃないのかなということで取り上げさせていただきました。まず初めに、マイナ保険証を取得するに当たり、マイナンバーカードの取得が前提となるわけですけれども、現在の砂川市内におけるマイナンバーカードの保有枚数についてお伺いしたいと思います。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

マイナンバーカードの保有状況というところですけれども、総務省で公表している本市における直近、令和7年10月末時点のマイナンバーカードの保有状況ですが、保有枚数につきましては1万2,397枚であります。人口に対する保有枚数率は81.4%、この総務省の人口の基準日が令和7年1月1日となっておりまして、その時点の人口1万5,231人を基準にしております。また、全国の保有枚数率が79.9%、北海道の保有枚数率が78.7%となってございまして、砂川市は若干上回っている状況でございます。

再質問 伊藤俊喜

次に、砂川市内のマイナ保険証の利用率について伺います。全国、全道他市との比較なども把握していればその部分についてもお伺いしたいと思います。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

砂川市民のマイナ保険証の利用率というところで、これは厚生労働省が公表しているマイナ保険証の利用率をお答えさせていただきますけれども、全国では令和7年10月末時点で37.14%、全道では34.34%、これについては全ての健康保険を対象とした割合となってございます。この市町村単位での割合は出ていないというところなんですけれども、本市が保険者となる国民健康保険と事務を行っている後期高齢者医療制度についてで比較しますと、国民健康保険については全国が46.7%、全道が44.7%、砂川市は60.2%となってございます。後期高齢者医療制度につきましては全国では32.2%、全道では29.7%、砂川市は44.6%でございます。これは砂川市は道内では、179市町村なんですけれども、札幌は区ごとに出していますので、179より多く188保険者ということで、それの国民健康保険については砂川は上から13番目ということで、後期高齢者医療制度については上から24番目ということになっています。

再質問 伊藤俊喜

冒頭の質問でもちょっと触れたんですけれども、昨年12月以降、従来の保険証の新規発行が停止されてマイナ保険証への一本化というのが進んでいます。しかしながら、現在の利用率は今ほどの答弁で今年10月末で全国で37.14%、北海道で34.34%と3分の1程度となっているということで、砂川市は非常に上のほうに、砂川市は出ていないんですけれども、国民健康保険では非常に高いとなっています。この利用率の状況について、砂川市としてどのように捉えているのかお伺いしたいと思います。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

全国の37.14%というところの捉え方というところですけれども、先ほど答弁したとおり、37.14という数字は全ての健康保険を対象としている利用率でございます。国民健康保険と後期高齢者医療制度については今年の8月から実質的にマイナ保険証または資格確認書を利用して医療機関を受診することになっておりますので、一方被用者保険、協会けんぽとか共済保険、被用者保険は保険証が今月、12月1日まで利用できたことから、マイナ保険証をお持ちの方でも元の保険証を持っているとすればそちらを使って医療機関を受診しているということも考えられるのではないかと思っております。12月2日以降は被用者保険でもマイナ保険証または資格確認書の利用となるので、今後マイナ保険証の利用がだんだんと上がってくるのではないかという考えをしているところでございます。

再質問 伊藤俊喜

マイナ保険証ではない市民の方には保険証の代わりとして資格確認書というのが発行されることになっていますけれども、今現在砂川市内では市民にどれぐらい行き渡って、現状として漏れはないのかどうかについてお伺いしたいと思います。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

資格確認書の交付状況というところでございますが、国民健康保険の方には今年についてはマイナ保険証をお持ちでない方に、今年についてというか、国民健康保険の方にはマイナ保険証をお持ちでない方に、後期高齢者医療制度の方には国の指示もあって今年はマイナ保険証をお持ちの方を含め被保険者全員に交付しているところであります。今年については国保も後期も資格確認書は全員に行き届いているというところは確認しております。一方、被用者保険に加入している方も事業所等を通じて資格確認書は交付されていると承知しておりますので、よほどのことがない限り資格確認書が行っていないということはないと考えております。

再質問 伊藤俊喜

今ほどの答弁というのは国民健康保険と後期高齢者はプッシュ型で資格確認書を発送しているという捉え方でよろしいでしょうか。では次に、マイナ保険証を使う際には医療機関等の窓口でカードリーダーが設置されています。市内の医療機関では全て導入されているのかどうか、把握していれば教えていただきたいと思います。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

保険診療をしている医療機関であるということが前提条件にあって、その上でそれぞれの医療機関で使用しているカードリーダーが一般的な顔認証等の機能を持ったカードリーダーであるとか、どのようなカードリーダーを導入しているかというのは、そこまでの調査は市としてはしていないんですけれども、マイナ保険証を利用できるかどうかというところであれば保険診療を行っている市内の医療機関、調剤薬局については全て大丈夫でございます。これについては厚生労働省のホームページでも公表されております。

再質問 伊藤俊喜

この質問をする前に、今月に入ってから市内の医療機関を自分自身で回りまして、マイナ保険証について聞き取りといいますか、お話を聞いたり、言わば取材をしてきました。まず、歯医者さんにお伺いしましたところ、カードリーダーにマイナ保険証を差し込む際に縦と横を間違って差し込むということがあったりですとか、差し込む際に指が入ってしまっているとか、そういうことによって認識されないということがあるそうですけれども、一緒に手伝ってあげることで大きなトラブルはないと、歯医者さんではそういうお話をお伺いしました。そして、調剤薬局にお伺いしますと、医療機関で済ませた上で調剤薬局に来ていると、立ち寄っているということで、既に1度経験していますので、割とスムーズにクリアできているということでした。ただ、カードリーダーの機械によって暗証番号を打つときに医療機関と調剤薬局で暗証番号を打つ番号の配列が違ったりとかする場合があって、例えば右の上から1、2、3と入っているものが調剤薬局へ行くと左の上から1、2、3になっていたりですとか、そういうことでちょっと勝手が違って戸惑ってしまうお年寄りの方もいらっしゃるということはお伺いしました。さらに、砂川市立病院にもお伺いしました。朝8時15分の受付開始では3台ある自動再来受付機のところに非常に長蛇の列になっています。若い人でしたらスムーズに受付が済ませられるわけですけれども、何せお年寄りというのはそういうわけにはいかないわけです。診察カードはこちらに持っていて、左側にマイナ保険証も持っているという作業があって、顔認証か暗証番号か選んでくださいと画面に出てきますし、また顔認証の場合はしているマスクを外さなければいけないという作業もあります。あと、ちょっと不便だという声があったのが顔認証のカメラが非常に低い位置にあるということでかがまなければいけないということで、かがまないとぴったりカメラに映り込めないということもちょっと不便だなとお年寄りの方が言っていました。どうしてなのかということでその後病院のボランティアスタッフの人にお話を聞きますと、小さなお子様ですとか、あと車椅子の方がいらっしゃるので、その対応をしなければいけないので、カメラは低い位置に置いておかなければいけないというお話をお伺いしました。こうした作業を短時間の中で、長蛇の列がある中でしなければいけないということで、お年寄りの方はとても焦って、さらに時間がかかってしまっているという状況が見受けられました。医療機関にとっては人手が省けて時間短縮につながるものなのかもしれませんけれども、お年寄りの患者には診察の前に非常に精神的なストレスになるものがあるんじゃないのかなとも感じました。マイナ保険証をめぐっては市内を歩いてこんなことが実際に私は分かりました。今後については紙の保険証が利用できなくなるという暫定期間後の来年4月に焦点が移ってくると考えます。先ほどの答弁で資格確認書は市民に漏れのない形でプッシュ型で発行しているということですから、宙ぶらりんになる市民の方というのはいらっしゃらないと名目上はクリアしているとは思うんですけれども、多分実際にはいろいろな細かいトラブルが出てくるんじゃないのかなと思います。例えばマイナ保険証、資格確認書、それぞれ持っているんですけれども、大事にたんすの中に保管してしまっている人ですとか、来年4月の暫定期間後にどこの場所に保管していたか分からないという人、またこれだけ周知されたりニュースに取り上げられたりしていても伝わらない人にはやはり伝わらないと思います。今まで健康で保険証を自分にとっては関係がないと思っていた方が急に4月以降に保険証を使わなければいけない人、そういった方が医療機関に行ったときにこの制度の変化に気づかなくて実際に使えないというケースも出てくるんじゃないのかなと思います。最後の質問になります。これまでなれ親しんできた紙の保険証が使えなくなるという物すごく大きな転換期を迎えています。この大事な保険証の扱いについて、一人の市民も取りこぼさないように暫定期間中のうちから市民に周知を丁寧に扱っていくという必要があるんじゃないのかなと思います。改めて今後具体的にどのような対応を考えていくのかということについてお伺いしたいと思います。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

今後の周知というところですけれども、国民健康保険と後期高齢者医療制度の被保険者に対しては毎年7月下旬の年次更新のタイミングでマイナ保険証の継続利用や資格確認書の送付に関し周知を予定しているところです。国保と後期については8月から7月が1年のサイクルなので、令和8年4月時点の対応は特に想定はしておりませんが、また被用者保険の方も勤務先の事業所等を通じてマイナ保険証が使用できない被保険者には資格確認書が送付され、送付というか渡されていると、届けられているという状況から、暫定措置の終了のタイミングでの周知についてはそれほど心配をする必要はないのかなという考えでおりますが、国などから市民全般に向けた周知依頼があった際には広報やホームページ等で随時対応したいと考えておりますし、議員さんがご心配されている保険証の関係でご不安な方については、窓口等に来られた際にはマイナ保険証の登録など必要な支援を引き続き行ってまいりたいと考えているところであります。

出典:砂川市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる