みんなの議会

砂川市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月6日

(1)ヒグマ対策について/(2)18歳以上の軽度・中等度難聴者に対する補聴器購入費等の助成等について/(3)ボランティアポイント制度の導入等について

2023年12月6日、砂川市議会の一般質問で、武田真議員が「ヒグマ対策について」「18歳以上の軽度・中等度難聴者に対する補聴器購入費等の助成等について」「ボランティアポイント制度の導入等について」について質問し、経済部長 野田勉、市民部長 堀田一茂、保健福祉部長 安田貢が答弁しました。

質問者
武田真 議員
答弁者
経済部長 野田勉、市民部長 堀田一茂、保健福祉部長 安田貢

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

市のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 武田真

それでは、通告に基づきまして私からは大きく3点について伺います。大きな1、ヒグマ対策についてであります。全国的に熊類が市街地に出没し、人身被害等が深刻な問題となっています。砂川市でも市街地に隣接する北光公園においてヒグマが出没したなどからも、これまでとは異なる対策が必要なことは明らかです。そこで、昨今のヒグマの出没状況を踏まえた課題の分析状況と今後の対策等について伺います。大きな2、18歳以上の軽度、中等度難聴者に対する補聴器購入費等の助成等についてであります。18歳未満の身体障害者手帳の交付対象とならない軽度、中等度難聴児の補聴器購入費等助成事業については、当市においても実施されています。しかし、18歳以上の軽度、中等度難聴者に対しては国においても助成制度が存在していません。全国的にはこうした18歳以上の軽度、中等度難聴者に対して補聴器購入等のための市町村独自の助成制度が広がりつつあるようですが、財源確保等の課題も存在しています。また、難聴に関しては認知機能への悪影響が知られるようになってきており、保険者機能強化推進交付金を活用し、介護予防の事業と連動する形で補聴器購入費を助成している自治体も見受けられます。今後18歳以上の軽度、中等度難聴者に対しても学業や仕事等への支援及び認知症予防の観点から、補聴器購入等のための助成制度の導入が必要と考えます。そこで、次により伺います。(1)道内市町村における18歳以上の軽度、中等度難聴者に対する補聴器購入費等の助成状況について。(2)18歳以上の軽度、中等度難聴者の把握状況について。(3)18歳以上の軽度、中等度の難聴者に対する補聴器購入費等の助成に関する考えについて。大きな3、ボランティアポイント制度の導入等についてであります。ボランティアポイント制度とは、介護予防活動やボランティア活動等に参加することでポイントがたまり、それに応じて商品券等と交換できる制度です。ボランティアポイント制度の名称は、導入している市町村により、介護サポーター事業、シニアボランティアポイント事業、高齢者いきいき活動ポイント事業など様々ですが、道内でも地域医療介護総合確保基金等を活用して導入する市町村が増加しています。この制度の導入により、参加者は介護予防活動やボランティア活動に対する意欲の向上等、市においては介護給付費増大の抑制やボランティア人材の確保等の効果が期待されると考えます。そこで、次により伺います。(1)道内市町村のボランティアポイント制度の導入状況について。(2)ボランティアポイント制度導入に関する考えについて。以上、第1回目の質問といたします。

答弁 経済部長 野田勉(経済部長は2026年3月まで)

それでは、大きな1、ヒグマ対策について、初めに、私から今年度の目撃等の出没状況についてご答弁申し上げます。11月29日現在で目撃情報が53件、足跡、ふんなどの痕跡が34件、計87件であり、令和4年度につきましては目撃情報が50件、足跡、ふんなどの痕跡が18件、計68件、令和3年度につきましては目撃情報が57件、足跡、ふんなどの痕跡が14件、計71件で、令和4年度の出没件数と比較して19件増加、令和3年度の出没状況と比較して16件増加しております。出没件数の増加の要因といたしまして、北海道全域で個体数が増加しており、それに伴い生息域も拡大し、餌となる木の実が不作の年には餌を求めて畑の農作物を食するために人家へ接近し、目撃等の出没件数が増加しているものと推測されます。これまでの対策といたしまして、課題である市東部の山間地から市街地へのヒグマの接近を防止するため、忌避装置を20基購入し、出没が予測される区域に設置したほか、北海道へ依頼し、移動ルートの一部であるペンケ歌志内川河川敷の立木の伐採を行い、ヒグマが潜伏できる環境を縮小させてきたところであります。以後、市東部の北光、空知太地区における市街地の出没件数は減少し、効果が現れているものと考えております。今後におきましても、引き続き忌避装置の設置や草刈り等によるヒグマの侵入防止を中心に対策を実施し、近隣市町、関係機関、専門的な機関と情報を共有しながら効果的な対策を検討してまいります。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

私からは、市街地周辺でのヒグマ出没に対する市民周知の状況及び今後の対策についてご答弁申し上げます。市街地周辺へのヒグマ出没や目撃情報に対しては、その状況に応じて、副市長をトップとしたヒグマ対策会議において情報共有を図るとともに、対策について検討し、庁内各部署及び消防とも連携し、対応しているところであります。ヒグマ出没等の情報提供があった際には、出没目撃情報の市ホームページや市公式LINEによる周知、出没目撃地周辺への注意喚起看板設置、町内会を通じての注意喚起チラシの回覧や配布、広報車の巡回により市民への情報提供と注意喚起を図るとともに、必要に応じて市道の通行規制や公園等の一時閉鎖、登下校時におけるパトロールなども実施しているところであります。このうちチラシの回覧、配布については若干即時性に欠ける面があるため、広報車による巡回を出没箇所近郊の町内会にて数か所に停車しながら周知を行ったところであります。また、市公式LINEでの周知については、早く情報を知ることができてよかったとの声をいただいていることから、できるだけ多くの方に市公式LINEへの登録をしていただけるよう周知が必要と考えております。これらを含め、今後の対策につきましては、人身被害等を防止するため、引き続き出没目撃情報や現場の状況を踏まえた上で適切で迅速な市民への周知や注意喚起に努めてまいりたいと考えているところであります。

答弁 保健福祉部長 安田貢(保健福祉部長は2025年3月まで)

大きな2、18歳以上の軽度、中等度難聴者に対する補聴器購入費等の助成等についてご答弁申し上げます。初めに(1)道内市町村における18歳以上の軽度、中等度難聴者に対する補聴器購入費等の助成状況についてでありますが、難聴の種類には主に音が伝わりにくくなる伝音難聴、高音域が聞こえにくいなどの感音難聴、その2つが混合した混合性難聴があり、聞こえにくいとした程度で分類した場合、軽度、中等度、高度、重度という4つのレベルに分けられます。このうち高度及び重度に該当し、身体障害者手帳の交付を受けている方は、補装具費支給制度に基づき基準額の範囲内において原則1割の自己負担で補聴器を購入できますが、一定の程度に満たない軽度及び中等度の方にはこの制度が適用されないことから、一部の自治体においては独自の助成制度を設けているところであります。この状況に関し、北海道市長会が本年6月に実施した加齢性難聴に対する助成制度の調査結果では、全道35市のうち5市が高齢者等を対象とする助成を行っておりますが、そのうち対象年齢を18歳以上としている市は2市となっているところであります。なお、町村の全道的な状況については情報を得ておりませんが、沼田町など一部の自治体において制度が導入されていることを把握しております。次に、(2)18歳以上の軽度、中等度難聴者の把握状況についてでありますが、軽度、中等度難聴に該当する方のうち、当市においては18歳未満の児童に対しては補聴器の購入等に係る助成事業を実施していることから、その実績については把握しておりますが、18歳以上の方の軽度、中等度難聴についてはご本人の医療情報に関わる事項であり、これまで窓口等における相談対応の事例もないことから、把握することは困難なものであります。次に、(3)18歳以上の軽度、中等度の難聴者に対する補聴器購入費等の助成に関する考えについてでありますが、全国市長会において令和5年度の高齢者福祉施策に関する提言の中で、後期高齢者や障がい区分に限らず、加齢性難聴等の軽度、中等度難聴者の補聴器購入に対する補助制度を創設することについて積極的な措置を講じるよう求めているところであり、当市としても18歳以上の軽度、中等度の難聴者に対する補聴器購入費等の助成については国により制度化されることが望ましいと考えているところであります。このことから、現時点におきましては市独自の助成制度の創設について想定しておりませんが、専門的な研究機関により難聴と認知機能の関連性について指摘されているほか、補聴器は周囲の会話などの聞こえが悪くなった方にとって適正に使用することでコミュニケーションを円滑にするなど、有効な補装具とされていることから、引き続き国や道、先進自治体の動向を注視し、調査研究に努めてまいりたいと考えております。続きまして、大きな3、ボランティアポイント制度の導入等についてご答弁申し上げます。初めに、(1)道内市町村のボランティアポイント制度の導入状況についてでありますが、介護ボランティアポイント制度は、高齢者など介護支援ボランティア活動を希望される方がその活動実績に応じてポイントを獲得できる仕組みであり、介護の担い手の確保を図るとともにボランティア活動を通じてご本人の介護予防に資する取組として、平成19年度から介護保険制度における地域支援事業として位置づけられているものであります。道内の導入状況についてでありますが、令和5年2月に北海道が取りまとめ、介護保険制度における地域支援事業交付金を活用した介護支援ボランティア事業の調査結果では、59市町村でポイント制度が実施されております。具体的な事例といたしましては、介護認定を受けていない第1号被保険者、または第2号被保険者を含めた対象者から事前に登録を受け付け、介護保険施設や高齢者サロン等の定められた場所においてボランティア活動や介護予防事業へ参加された際にポイントを付与し、そのポイントを現金、金券等に交換するシステムを導入しているところであります。次に、(2)ボランティアポイント制度導入に関する考えにつきまして、当市におきましてはこのポイント制度を導入しておりませんが、砂川市社会福祉協議会が開設しているボランティアセンターでは、砂川市民ふれあいサービスとして、日常生活に何らかの不安などを感じているおおむね65歳以上の高齢者などを対象に有償ボランティア活動を実施しております。当該事業は、18歳以上でボランティア活動を希望される方は提供会員として、家事援助や外出など支援を希望される方は利用会員として登録いただくことで双方をつなぐ住民参加型在宅福祉サービスであり、およそ30名の提供会員の方が年間400回以上の活動を実践されていることから、ボランティア活動への意欲に応える仕組みとして機能しているものであります。また、認知症の方及び家族介護者を対象として受診や買物の付添いなどの有償ボランティアを提供されている市民活動団体もあり、介護ボランティア活動を支えていただいているところであります。一方で、介護ボランティアポイントは、地域支援事業の枠組みを活用することで還元するポイント費用など必要な事業経費の一部を国や北海道などの公的助成により賄うことができる点が特徴の一つでありますが、当市の現状としては既存の様々な事業を助成限度額まで実施していることから、新たな活用が難しい状況となっております。現時点におきましては、ボランティア活動を希望される方にとっては活躍の場があることからポイント制度の導入は想定しておりませんが、今後も他の自治体における先進事例につきまして調査研究を行ってまいりたいと考えているところであります。

再質問 武田真

それでは、大きな1から順次再質問していきたいと思うのですけれども、まずヒグマ対策についてはこれまでも当議会を含めて様々な議論があったということなのですが、今年の出没の特徴は市の西部です。昨年も出ましたけれども、特に西側、石狩川沿いに沿って北光園、河川敷、オアシスパークということで西側まである意味深く進出してきたということが大きな特徴かと思いまして、特に北光園の閉鎖、河川敷の閉鎖、オアシスパークの閉鎖ということで大きなインパクトがあったと思っておりまして、市民の中でも自分たちは山側でないから安心していたのだけれども、今回ここまで出てきたので、非常に不安を感じるという市民が多く出てきたのかという印象を私は受けております。人ごとだと思っていたけれども、身近に迫ってきているということと、プラス全国的なニュース等もあったことから、もしかしたら自分たちもまちなかでそういう被害に遭うのではないかという心配をする市民が増えたという印象を受けております。そこで、私は今回のヒグマ出没について幾つか課題があったとまず思っているのですけれども、広報体制についてまずお伺いしたいと思うのですが、先ほどの答弁では広報車を回したのだということと、緊急事態ということもあって町内会長宛てに恐らくチラシを配ったということもしたとは思うのですけれども、一方では私自身は特に今回北光公園周辺、河川敷ということで広範囲にわたって市民に危険が迫っているような状況で、幾つかその広報体制に私は課題があったと思っているのですが、先ほどの答弁ではLINE配信を受ける方が少ないということも、それを増やしていくという課題もあったと思うのですが、それ以外に今般の10月以降の砂川市の西側の領域について危険が迫っている状況の中で、広報体制について市としては、私は課題があったと思っているのですけれども、今般の広報体制について市としてはどのような今回課題があったのか、それに対して具体的に市民から何か問合せ、フィードバックがあったのか、それも含めてどのように課題があったのか認識と、それについてどのように、先ほども一部答弁ありましたけれども、改めてその部分を確認させていただきたいと思います。

答弁 市民部長 堀田一茂(市民部長は2026年3月まで)

広報体制の課題でありますけれども、今回北光公園にヒグマが出没したということで、まず私たちは目撃情報や出没の情報提供を受けた際には、経済部もそうですけれども、現地を確認して、その出没目撃が確かなものであるか、正確な情報を把握するとともに、今後の体制、先ほど答弁しましたけれども、ヒグマ対策会議等を経て今後の対応について検討していくということになります。今回広報車を出した理由としては、人家に大変近いところで緊急性もあるということで、実際北光公園の周りの町内会からすずらん団地に向けて広報車を回したのですけれども、実際乗ったのは私と私の部署の部下で、2人で数点にわたって停車しながら周知しました。あと、チラシの配布等も行いましたけれども、正確な情報を把握するという点と迅速に対応するという点で、時間的にすぐ動けるかというと、いろいろ情報を精査しなければいけないところもあるので、その辺は課題かと思っていますが、まず現地に行って現地を回ったということに対しては、周辺の市民の方も玄関先に出てきていただいたり、窓から見ていただいたりということで、皆さんには伝えることができたと認識しております。その後チラシの配布も行いましたし、またLINEの登録という話もしましたけれども、その辺については、年配の方もいらっしゃるので、より分かりやすく登録できるような体制というか、チラシにもQRコードを載せておいてはあるのですけれども、そこも分かりやすく登録できるようなことも考えていきたいと考えておるところでございます。

再質問 武田真

広報車で回っていることも私も承知していたのですけれども、前から広報車の課題はあったと思うのですが、聞き取りにくいという話もありますし、そこは止まってやったということなのですけれども、聞き取りにくかったという話もお伺いしておりますし、町内会によってはチラシをどんと渡されて、よろしくお願いしますと言われて、緊急事態なのだけれども、会長さん一人で四苦八苦したという話も聞いております。LINEでプッシュ配信ということで、分かるのですけれども、高齢者が多い地域ということもあって、そこはスマホを持っていない高齢者の方にどう伝えるのだと、アナログ手段の伝え方を私はもう少し工夫すべきだったのか、そこはより一層の工夫が必要だったのかと認識しております。課題は市でも恐らく認識していると思いますので、次年度に向けて、これからは熊の出没が減る時期でありますから、来年に向けて今般の経験を生かした広報活動を工夫していただきたいということと、もう一点、10月に北光公園に熊が出たとき、私も夜中に行ってコーンを並べて、次の日も様子を見に行ったのですけれども、そうしますとコーンを超えて普通に人が出入りしているのが見受けられまして、全然その辺の危機感がないのが見受けられましたので、せっかくコーンをつけて規制線を張ったのに普通に散歩したり、あとは恐らく学生だと思うのですけれども、通学ですか、に走っているのを見たりもしていましたので、これはもう少し皆さんに危機感を持ってもらいたいと思いました。この辺の周知もぜひ研究していただきたいと思いますし、これは経済部の部分なのか分からないのですけれども、ある程度身近な迫った危機が去った後の話なのですけれども、あの話はどうなったのと結構個人的に聞かれました。北光公園に出ました、遊水地も閉鎖しましたと。解除したのだけれども、何で解除したのですか、その後熊はどうなったのですかということは実は結構聞かれていまして、議員として答えられる範囲でしか答えられないのですけれども、私の持っている情報は全然ないのです。それは、社会経済委員会で何頭捕獲しましたというのは、結果は数字としては出てきておりますけれども、恐らく市民の方が知りたいのはもっと詳しい情報だと思うのです。北光公園に出た熊はどうしたのですかとか、山に出た熊はどうなったのですかと。目撃情報はあったけれども、それについてどう解決されたのですかと個人的に聞かれる場面が結構ありました。私も答えられないことはありますし、そこは市で大々的にメディアを通じて別に宣伝する必要はないのですけれども、不安感等を持った市民が問題解決後、危機が去った後、それがどうなったのか、安心する情報が欲しかったのだと私は思いました。捕獲したなら捕獲したで、大々的に宣伝する必要はないですけれども、少なくとも今般のように周辺の町内会ぐらいには、こういう結果になりましたと、解決しましたというぐらいは周知しても私はよかったのではないかと今回の事案を見て思いました。これについては来年度以降の課題ということで、答弁は求めませんけれども、課題は重々承知していると思いますので、ぜひここは来年度に向けた課題ということで検討していただきたいと思います。広報体制については分かりました。そこで、分析状況と今後の対策ということでお伺いしたいと思うのですけれども、様々な施策、これまでも出てまいりました。忌避装置を設置して、しかも河川敷の木も刈ったという現場も、市民の皆さんも恐らく多く御存じかと思うのですけれども、道路側から見ても、あそこの木がすっかりなくなって、あの経路は恐らく熊も使いづらくなったということは目で見ても分かるのですけれども、ただ確かに東側は経路が遮断されて、忌避装置によって出てこなくなったのですが、今年の一番の特徴は西側、河川敷方面なのです。私はてっきり東から来ているのかと最初想像していたのですけれども、違うような気もいたします。そうすると、西側から来ていたのかということにもなるのですけれども、この辺現状を市として、今回の出没も違ったパターンになったわけですが、これをどのように現状を分析されているのかということについてまずお伺いしたいと思います。

答弁 経済部長 野田勉(経済部長は2026年3月まで)

それでは、西側に出没している熊の動向の分析でございますが、まず東側から来るのは対策を講じているので、来ていないのではないかと推測しております。西側ですが、新十津川の徳富川と石狩川の合流地点でよく出ているですとか、空知川を挟んで砂川の富平と東滝川の辺りで出没しているという状況が見受けられますので、推測としては、そちらから来ている恐れもあるということは考えられております。私も北光公園に出たときに、河川敷を堤防沿いですけれども、ずっと車で走って痕跡を確認をしてみたのですが、そこは分かりませんでした。ですので、どこから来たということは明確に分析ができない状況なので、近隣市町と協力しながら、連携を持って対応を考えていきたいと思っているところです。以上です。

再質問 武田真

当然熊は広域で動いていますので、近隣市町との情報交換が一番重要なのかということで、出没の経路についても研究機関を巻き込みながらぜひ分析して来年度の対策に生かしてほしいと思います。最後に、答弁は不要で、私の提案なのですけれども、熊対策の人材育成、私は今回の出没状況を見ながら、大事だと思いました。猟友会も当然、直接の武力行使というのですか、担っていますけれども、ただ皆さん御存じのとおり、ハンター業界も砂川市を含めて高齢化が著しい状況ということと、熊の専門家も育てていけるのかといえばなかなか正直厳しい状況にあるということを特に最近実感しております。そうしますと、直接市の職員がハンターになってということは以前から私は言っていますけれども、それもなかなか法制度等もあって難しい状況なのかということで、少なくとも総合的に熊に限らず有害鳥獣対策の地域の現状を把握した人材、それと様々なハンター業界、ハンターとの連絡調整を含めた連絡調整をするような人材を時間をかけて育てていかざるを得ないのかという実感を持っております。今後そうした人材づくり、時間をかけて、部長はある意味プロフェッショナルかもしれませんけれども、後継者の育成も含めてそうした人材、長期的な視点を持って業界、市行政の中でそうした人材をぜひ育てていっていただきたいということを最後に熊対策ということで要望して終わりたいと思います。続きまして、軽度、中等度難聴者に対する補聴器の購入について再質問していきたいのですけれども、この議論については当議会でもこれまで加齢性難聴ということで要望があったところなのですけれども、私が今回この質問をした理由の一つが認知症予防というのが私は重要だと思って提案した次第です。かねてより私も介護予防の関係で様々な提言をしておりますが、難聴と認知症の関連は最近科学的にも明らかになってきているのかということが、最近の研究でも明らかになってきております。一例では今年の4月に国立長寿医療研究センターが出した研究結果なのですけれども、聴力が低下している高齢者はそうでない高齢者に比べて孤独になりやすいということと要介護状態になる割合が高いということが国立長寿医療研究センターの調査でも明らかになっております。聴力が低下した地域の高齢者の孤独が要介護状態の新規発生に関連するということなのですけれども、こうしたことも明らかになってきておりまして、認知症の大きな要因の一つとして、聞こえの問題、難聴の問題というのが大きな要因として客観的なデータとともに明らかになってきているという状況であります。当然全世代ということで提案したいところでありますけれども、財源等の課題もありますから、今般は介護予防、特に認知症予防の観点から強調したいと思っているのですけれども、実際道内の自治体、市町村でも、確かに先ほど答弁では全35市のうち5市ですか、予想以上に私は多いと答弁を聞いて思いました。18歳以上2市ですか、ということの市長会の中のということで、かなり私の予想より助成している市町村が多いと思いました。近隣の自治体でも、私の調べた限りでは赤平、歌志内も助成していると聞いておりますが、私がそれを聞いて思ったのは、まずそれら先進自治体はどのような財源でこの助成制度を実現しているのかということと、もう一点は、先ほど(2)で把握状況をお伺いしましたけれども、医療情報に当たるということもあって把握は困難であるという答弁だったと思うのですけれども、そうすれば要はどのような財源なのか、そして軽度、中等度、難聴者の状況をどうやって、実際に先進事例として実施している自治体において難聴者の把握をしているのかというところなのです。そこでお伺いしたいのは、繰り返しになりますけれども、財源と軽度、中等度難聴者を先行自治体でどのような手法によって把握しているのか、現時点で市で把握している情報をお伺いしたいと思います。

答弁 保健福祉部長 安田貢(保健福祉部長は2025年3月まで)

既に導入されている自治体においての財源ということで、5市の中では2市はふるさと応援寄附金を財源にしていると解釈されているところがあり、他の3市については一般財源でということでお聞きしているところであります。また、軽、中等度の方をどのような形で把握しているのかという点につきましては、お聞きした範疇では直接的に例えばニーズ調査を行っているという自治体はございませんで、高齢の方が集まる機会にこういうことについてということでご意見を伺った、そういったケースはあったようですけれども、直接的な形としては購入費の助成をというご希望が市役所や市議会に寄せられて、その中で一定のニーズはあるものということで判断されたようにお聞きしてございます。

再質問 武田真

若干予想外だった部分もあるのですけれども、どう把握しているのかという手法について非常に関心があったところであるのですが、例えば私も砂川市における何かそうしたデータがないかと調べてみたのですけれども、唯一関連性があるのは第8期砂川市高齢者保健福祉計画を策定するときに調査をいろいろしているのです。アンケート調査で介護予防・日常生活圏ニーズ調査を実施しておりまして、これは現在どのような病気を持っていますか、治療中または後遺症のある病気はありますか等、複数回答可のアンケート調査があるのですけれども、その中に唯一耳の病気があるのです。耳の病気は恐らく難聴も含んだ疾患だと思うのですけれども、正確に言えば加齢性難聴でなくて、老人性難聴というのですか、疾病名では。ただ、加齢性難聴については現在治療方法がないということで、通院されている方は恐らくほとんどいないとは思うのですけれども、ただこのデータを見る限りは年齢とともに耳の病気も確実に増えていることは明らかなので、その中には確実に難聴を患っている方が多いということはこのデータから推測することしかできないというのが現状なのかと私は思いました。そこで、先行的に実施している自治体の状況ということで、要望、あるいは恐らく、集いの場というのでしょうか、そういうサロンなんかに集まった中で状況を聞いているのかと思うのですけれども、今後仮に国でも助成制度実施、要望ということになれば、そうした軽度、中等度難聴者の状況というのはいずれにせよ私は把握せざるを得ないのかと思いますし、であれば現行のこの仕組みの中で状況をまず把握することから始めてもいいのかと私は思っています。その後に助成制度となるのかもしれませんが、まずは現状が把握できていないとここはなかなか、次の段階に私も進めないと認識を持っておりますが、一方では確実に難聴が基になり、要介護の状態が進むということも考えられるわけでありますから、なるべくそういったもの、加齢性難聴、老人性難聴の進行を遅らせるという意味でも、どうしても補聴器に頼らざるを得ないのかとは思います。ただし、現状の把握状況がなかなかできないということでありますから、その手法についてまず把握していかねばならないと思うのですが、アンケート調査もありますけれども、特定健診の場において聴覚検査しろとは言いませんけれども、例えばアンケート調査で耳の課題はありますかとか、聞こえに問題がありますかという調査をする。あるいは、先ほども先行して実施している自治体でそういう集まりの場で調査しているのだということであれば、砂川市においてもそうしたサロン活動等はたくさんありますけれども、そうした中で身体測定の項目とともに耳に関する簡単なアンケート、聞こえについて問題がありますかとか、そうした形で現状を把握するための手法を開発してはいかがかと私は思っていますけれども、この辺現状把握をするための手法について、私はそうした手法がいいのではないかという提案なのですけれども、市として私の提案について何か考えがあればお伺いしたいと思います。

答弁 保健福祉部長 安田貢(保健福祉部長は2025年3月まで)

現状の把握という点につきまして、先ほど議員より第8期高齢者保健福祉計画・介護事業計画の中での調査項目についての言及がございましたが、現在この第9期計画を策定中でありますけれども、本年に同様の調査を在宅生活の介護認定を受けていない方に対しても行っているところでありまして、本年については新たな質問項目として補聴器を使っていますかという質問項目を設けたところでございます。その回答結果といたしましては、使っているという方は6.5%、必要ないので使っていないという方は77.8%、必要だと思っているが、高額なので、使っていないという方が12.5%、そのほか無回答という状況でございます。この必要性はあくまでも自己申告でありますので、どのようにこの結果を捉えるかということは今後の検討課題とさせていただきたいと考えてございます。

再質問 武田真

先ほどの部長の9期計画のアンケート調査の話を伺って私は思ったのですけれども、前8期のときには単なる耳の病気ということで調査で、今回は補聴器の部分も含めて調査を開始したということは、難聴という課題に対して、確かに難聴は見えにくい疾患ではありますけれども、それが社会的孤立や認知症の要因でもあるという部分に関しては私も執行部も同じ共通認識なのかということで、今回あえて補聴器というところまで踏み込んだ調査をしたのかという印象を受けました。また、先ほど数%ということ、自己申告というアンケートではありますけれども、かなり潜在的な需要はあるのかという認識を持ちました。実際にそれを助成につなげていくというには、財源の問題だったり制度上の問題も多々あるところで、先進的にやられているところの財源はふるさと納税だったりしているわけでありますが、将来的には助成につなげていければいいということだと思うのですけれども、現時点では現状把握というのが、私が一番今回のやり取りを通じて思ったのは現状確認、どういう状況なのかの確認が一番大事な部分だと印象を受けましたので、まず今回は9期計画のアンケートという場面ではありましたが、その他様々な機会にこうした聞こえの課題を持っている高齢者、その他の人の課題を把握できるような仕組みづくりをぜひ取り組んでいただきたい。まずは現状把握のための仕組みづくりに取り組んでいただきたいということを要望して、大きな2については終わりたいと思います。続きまして、ボランティアポイント制度の導入等についてでありますけれども、これは以前辻議員が数年前に介護ボランティア制度の導入ということで一般質問の中で取り上げたこともあったのですが、それから数年がたって、先ほどの答弁では道内59市町村で実施されているという答弁だったと思うのですけれども、そうしますと全道の市町村の中で大体3割以上の市町村が導入されているという状況で、かなりこの数年間の間で普及が進んだと見受けられました。前回の辻議員の一般質問のときもそうだったのですけれども、ボランティアに関しては様々な課題があるのだということで、今回の答弁もそれに準じたような答弁だったのかという印象を受けました。ただ、一方では、砂川市の考えというのはボランティアに特化したような答弁だったのかとは思うのですけれども、実際近隣の自治体、例えば滝川での導入事例なんかも見ていきますと、滝川の事例、支えあい・いきいきポイント事業ですか、が実施されておりますが、そのポイントの構成を見ていきますと、支えあいポイントとしてはボランティアの活動が主な活動になりますが、一方ではいきいきポイントというのもありまして、これは地域の体操教室、いきいき百歳体操に参加することによってポイントがもらえるのだと。65歳以上、滝川市在住の者であるということで、支えあいポイントといきいきポイントの2本で成り立っておりまして、必ずしもボランティアがメインというポイント事業ではないのです。ということも考えていきますと、実は私は今回質問するときの段階でいろいろ考えていたのですけれども、昨日の辻議員の健康ポイント事業の答弁、非常に印象的だったところがありまして、辻議員の一般質問の中でポイント対象事業を増やすことについてという質問の答弁を聞いていて、非常にこれまでの市の考え方とは違う方向性に向いていると実は強く感じたのがありまして、そもそも砂川の健康ポイント事業は特定健診、がん検診の受診を増やすのだという主目的でやられております。実際その健診を受けることによってそのポイントの大部分が埋まるという状況で、それ以外の例えば体育館に行くとかセミナーを受けるとかというのは数少ない上限のあるポイント制度となっておりまして、あくまでも特定健診受診を誘導するための主目的だと私も認識しておりました。それ以外の拡大については、極めて慎重な立場のすながわ健康ポイント事業だという認識を持っておりました。ただ、昨日の答弁の全趣旨から、私は違う心証を受けたのは、そうした特定健診以外の分野、特に介護予防の分野についてまでウイングを広げていくという心証を昨日の答弁を聞いて受けました。では、実際それがどのような活動なのかといいますと、それこそ第8期砂川市高齢者保健福祉計画にあるところの介護予防、重度化防止に向けた取組の推進の中にあるように、様々な砂川市内のサロン活動がありますよね、住民主体のいきいき広場、百歳体操などありますが、そちらの方向についてもポイント事業を広げていくという、私はそういう心証を受けたのです。これまでの特定健診、がん検診中心のポイント事業からそちらも範囲を広げたいのではないかという、もしかしたら私の心証が間違っているのかもしれませんけれども、そのような心証を受けました。そうであるならば、介護予防、重度化防止という分野で広げていくのであれば、どちらかといえばそれは介護の財源なのかと印象を受けまして、特定健診の目標とは違って、そこは介護分野の財源も使えますし、そちらの方向でポイント事業ということをもし広げていくのであれば、そちらの方面を検討すべきではないかと私は昨日の辻議員の一般質問の答弁を受けてそのような心証を受けたのです。先ほどの答弁はあくまでも介護ボランティアの部分ということで、いろいろ話はあったのですけれども、ただ実際私が今提案といいますか、質問は実は私自身の斬新なアイデアというわけでもないのです。北広島のきたひろポイントというのを見ていきますと、実際その中身は、正式名称はきたひろ健康ポイント事業なのですけれども、中身を見ていくとボランティアポイントと検診ポイントと健康づくりポイントと分かれておりまして、健康づくりポイントはまさに地域の通いの場、ミニサロン、あるいはいきいきサロン、介護予防の取組に対してポイントがつくということで、検診も含めた総合的なポイント制度なのです。私も今回ポイント制度の提案をしていますけれども、ポイント制度が乱立するのは好ましくないと思っていまして、できれば介護に関するポイントも検診のポイントも一本でなってもいいと私は思っているところで、この辺今後の砂川市の健康ポイント事業の、今回の私のあれではないのですけれども、ポイント制度ということで介護分野までウイングを広げるのであれば総合的なポイント制度として、この辺既存の仕組み、あるいは今回私の提案のあった介護ポイントということで、そういった形で取り組めるという形でできないかという私の提案についてぜひ答弁いただきたいと思います。

答弁 保健福祉部長 安田貢(保健福祉部長は2025年3月まで)

ただいまのご提案は、健康ポイント事業に介護の観点もということでご提案をいただいたところでありまして、健康ポイント事業の本来的な事業目的につきましては、議員ご指摘のとおり、これは特定健診あるいは各種がん検診等の受診率の向上、それが当市にとって非常に社会保障費制度への問題等も含めまして効果が期待されるというところで令和元年度から始めているところでございます。昨日ご答弁申し上げましたのは一種の案と、一つの案ということで、この後具体的な検討をさせていただきますけれども、メインとして特定健診、各種がん検診があっての健康ポイント事業であることにはこれは何ら変わりませんが、健診を受ける中で、保健指導の実態としましては運動が必要であろうと、日常生活においてのそういった保健指導もあり得るところでございます。そういった意味では、最終的な健康づくりという点で今回健康ポイント事業の対象拡大ということを意図することで昨日ご答弁申し上げましたが、それが直接的に介護であるかというところについては、ポイント事業の設置要綱の趣旨、目的もございますので、主たる部分のところについては変わってはいませんが、具体的にどのような形で拡大を希望されるようなご要望をいただくか、それに伴って、できるだけご要望に沿った形での健康ポイント事業の拡充については検討してまいりたいと考えてございます。

出典:砂川市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月6日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる