みんなの議会

砂川市議会 令和5年第2回定例会 2023年6月20日

(1)砂川高校における昼食の提供支援について/(2)フッ化物洗口の調製方法について

2023年6月20日、砂川市議会の一般質問で、伊藤俊喜議員が「砂川高校における昼食の提供支援について」「フッ化物洗口の調製方法について」について質問し、教育次長 東正人、教育長 髙橋豊が答弁しました。

質問者
伊藤俊喜 議員
答弁者
教育次長 東正人、教育長 髙橋豊

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 伊藤俊喜

それでは、通告に基づきまして一般質問をさせていただきます。私からは大きく2点ほど質問させていただきます。まず、大きな1点目、砂川高校における昼食の提供支援についてであります。今回の飯澤市長就任後初の補正予算におきまして小学生と中学生の給食費無償化の予算が計上されました。この小中学生の給食費無償化につきましては、私の選挙時における活動の中で周辺保護者からも求める声を数多く聞いておりましたし、私自身の選挙公約に掲げていた項目と合致するものであり、歓迎するべき取組であると考えております。そこで、義務教育の枠からその先の一歩を進めて、地元の高校である砂川高校の生徒への新たな支援策の一つとして昼食の提供ができないかお伺いをいたします。次に、大きな2点目、フッ化物洗口の調製方法についてであります。現在市内全ての小学校と中学校においては子供たちの永久歯の虫歯予防手段として砂川歯科医会、砂川市学校薬剤師会、保健所の指導の下、フッ化物洗口について希望する児童生徒を対象に実施しておりますが、その実施に当たっては顆粒を各学校に配付し、実際に使用する状態となる液体にするための調製作業を学校教職員が行っている状況であります。このフッ化物洗口に使用される前の粉末状態の顆粒は、劇薬指定を受けている医療用医薬品であります。使用する液体状態にするための必要な計量、調製、処方といった作業は、学校歯科医の指示の下、学校教職員で行うことは認められておりますが、その取扱いには十分に注意をしなければならず、定められた薬剤の濃度数に調製する学校教職員の責任や負担は大きなものであると考えております。そこで、学校歯科医会との連携の下、今後の実施においては調製を済ませた液体の状態で学校に配付することができないかお伺いいたします。以上、この場におきましての1回目の質問とさせていただきます。

答弁 教育次長 東正人(教育次長は2025年3月まで)

それでは、私から大きな1、砂川高校における昼食の提供支援について、大きな2、フッ化物洗口の調製方法についてをご答弁申し上げます。初めに、大きな1、砂川高校における昼食の提供支援についてでありますが、砂川市における砂川高校に対する支援につきましては、少子化により市内をはじめとした中学校卒業生の減少から高校の入学者も減少の一途であったため、生徒数及び募集間口の数を確保するため、平成25年のサテライト事業補助金に始まり、以降検定試験受験料及び模擬試験受験料補助金や大学入学奨励補助金など、適宜見直しを図りながら、主に生徒の技能、技術の習得や進学、進路に関わる11項目の支援を実施してまいりました。また、これらの支援に当たっては、この間の生徒の入学者数を見ますと少子化や進路希望の動向などにより伸び悩む結果にはありますが、生徒たちの将来を見据え、市内のみならず、中北空知地域の担い手となる人材の確保も考慮し、砂川高校と協議を重ねながら必要な支援を行ってきたところであります。このような背景を踏まえながら、砂川高校に対する支援についてはあくまでも貴重な人材を輩出するための施策を優先すべきとし、技術や技能といった将来にわたって役立つもの、また学習意欲につながるものに限定したところでありますので、昼食の提供についてはコストを含めた業務上の検証や砂川高校の受入れ体制の確認などを行ってまいりたいと考えております。続いて、大きな2、フッ化物洗口の調製方法についてご答弁申し上げます。フッ化物洗口につきましては、子供たちの健康な歯の育成のため、砂川歯科医師会や砂川市学校薬剤師会の指導の下、保健所などの協力を得ながら、小学校1年生に対するフッ化物洗口事業を平成23年から導入し、翌年度以降実施学年を1学年ずつ増やしながら、令和元年度には市内小中学校全学年での実施となったところであります。このフッ化物洗口にあっては市内幼稚園、保育所でも実施されており、厚生労働省においては4歳から14歳までの期間に継続して実施することにより虫歯予防に最も大きな効果が得られると示されているところであります。近年は、新型コロナウイルス感染症の影響により集団フッ化物洗口を一時的に中断しておりましたが、5類感染症に移行されたことや虫歯予防の取組の一環として適切なフッ化物洗口を継続的に実施することが必要であることから、夏季休業以降の8月中旬から再開することとしております。実施に当たりましては、希望する児童生徒を基本に、教育委員会で策定しておりますフッ化物洗口事業実施要領に基づき市内小中学校で週1回行うこととしており、使用する洗口液は学校内で指示書に基づき顆粒を専用の溶解瓶に入れた後、水に溶かし、希釈して調製することとしております。この調製における溶解、希釈する行為は薬事法及び薬剤師法に抵触するものではなく、学校教職員が行うことは法的に問題がないとされておりますが、薬剤の保管や希釈の濃度など注意が必要であり、教育委員会としていたしましては学校や教職員の負担軽減を図る観点から業務の検証を進めるとともに、砂川歯科医会や砂川市学校薬剤師会と協力を図りながら方策を検討してまいりたいと考えております。

再質問 伊藤俊喜

本日が私の当選後初めてのデビュー戦になりますが、少しでも再質問で実のある答弁を引き出せるように一生懸命頑張らせていただきたいと思っております。それでは、順次再質問をさせていただきます。まず、大きな1点目の砂川高校の昼食の提供支援についてであります。私の支援者ですとか、あと周辺の保護者の方々に給食の提供についていろいろとお話を聞いたところ、大歓迎だと、ぜひやってもらいたいという声を今のところほぼ全ての人たちから聞いているような状態にありますが、制度的に地元の自治体が道立高校に給食を提供するということについてはハードルが高いのでしょうか、お聞かせください。

答弁 教育次長 東正人(教育次長は2025年3月まで)

今の制度的に自治体が道立の高校に給食を提供できるのか、この質問かと存じます。制度的な面において申しますと、市町の道立高校では自治体が給食を提供している実例もございますし、また現在高校側が給食に関する制度というのは設けてございませんので、給食を提供する側と高校が双方に合意しまして制度を整えることで給食を提供することは可能だと考えております。

再質問 伊藤俊喜

ありがとうございます。私の聞くところでは近隣の新十津川農業高校で給食の提供を行っているとお聞きしておりますが、このほかに道内では給食提供を行っている自治体はどれぐらいあるのでしょうか。また、その際に有償か無償かについての区分けについても把握していれば教えていただきたいと思います。

答弁 教育次長 東正人(教育次長は2025年3月まで)

道内の高校の給食の導入状況とその際の給食の有償か無償か、このご質問かと存じます。北海道内の公立高校は現在220校あります。このうち給食を提供している高校は、現段階で把握している数でございますけれども、19校であります。さらに、有償、無償の区分で言いますと有償が14校、無償が5校であります。状況としましては、空知管内では2校であり、いずれも有償ですけれども、そのほかは道東、もしくは沿岸の人口規模の小さな自治体に多く所在している状況でございます。

再質問 伊藤俊喜

ありがとうございます。次に、砂川高校に給食を提供することになった場合に、ハード的な面で受け入れる側の砂川高校で例えば校舎の構造上、給食運搬車をつける搬入口の問題ですとか、あと例えば食缶を上に上げていくためのダムウエーターというのですか、昇降機、エレベーターみたいなものなどの建物上での課題はあるのでしょうか、教えていただけますか。

答弁 教育次長 東正人(教育次長は2025年3月まで)

給食を提供する際の課題に関する質問かと存じます。まず、ハード的な面に関しまして申しますと、議員さんのおっしゃるとおり、市内の小中学校には給食を配送する車両がアクセスしやすい場所に搬入口を設けていますし、また配送された給食を2階などへ運ぶ昇降機も整備しておりますが、お弁当を持参している砂川高校にはこのような設備が整備されていないことですから、改修が伴うことが想定されます。また、さらに給食の搬入口から配食するまでの人的整備だとか、あと給食費の料金設定など、適切な衛生管理の下で運用ができるよう整理していく必要があると考えております。

再質問 伊藤俊喜

ありがとうございます。それでは、例えば食缶などについてなのですけれども、今年閉校になりました石山中学校の分を回して流用するという形で対応できるのではないかと推測はできるのですけれども、これら食缶だとか食器だとか、そういう器の提供数で課題はありますでしょうか。また、砂川市学校給食センターで調理を行う余力はあるのかどうかお伺いいたします。

答弁 教育次長 東正人(教育次長は2025年3月まで)

食器等についての提供、また給食センターでの調理を行う余力があるのかというご質問かと存じます。食器や食缶などの器の提供、そして学校給食センターでの調理については現在の砂川高校の生徒数を勘案しますと対応が可能な状況でございます。

再質問 伊藤俊喜

ありがとうございます。この給食提供というのは、中学3年生、いわゆる受験生に砂川高校を選択肢としてもらうための魅力ある学校の一つの呼び水となるものであると考えておりますし、さらには頑張る砂川高校生への応援につながるものであるのではないかと考えております。また、最近は食材費の高騰もありますし、また共働き世帯というのも非常に多くありますし、朝早くからお弁当を作る保護者にとっても体力的あるいは経済的な面で給食提供することで負担軽減になるのではないかと考えております。私は今回の質問のタイトルであえて昼食というタイトル、言葉を使いましたが、それはなぜかというと、今まで話してきた給食以外の次のようなもう一つの包含した支援の方法もあると考えたからです。これまで砂川市教委は、砂川高校で頑張る生徒に対して、例えば4年制大学進学者に対する補助ですとか、資格取得に向けた各種検定の補助ですとか、部活動大会の道内外の大会出場への補助などについて予算を組んでまいりました。これらは今後も継続していくべきだと考えますが、従来の頑張る生徒といった切り口だけではなくて、今後さらに考え方の幅を広げた新たな支援策として、給食がすぐにできないのであれば、例えば週に1回とか2回とかでもお弁当という形でお昼の提供をすることができないか、そういった形での新たな支援はできないのか、そのお考えをお聞かせください。

答弁 教育次長 東正人(教育次長は2025年3月まで)

新たな支援として給食または週に1回でも2回でもお弁当という形でのお昼の提供はできないものかというご質問だと存じます。砂川高校の支援につきましては、これまで砂川高校とも十分に協議を重ねながら、主に生徒の技能、技術の習得や進学、進路に関わる支援を実施してまいりましたが、新たな支援としての給食の提供あるいはお弁当の提供につきましては、コストも含めた業務の検証だとか、まずは砂川高校の受入れ体制などの確認を行ってまいりたいと考えております。

再質問 伊藤俊喜

ありがとうございます。これからは、大きな予算を使わなくても、切り口を変えることがすごく大事ではないかと考えております。これまでとの違いをはっきりと見える化させることで、受験生の進路選択において大きな魅力になるものと考えております。ぜひこれまでの枠を超えた給食をはじめとする新たな支援策に前向きに取り組んでいただきたいと考えますが、最後に砂川高校への今後の支援について、また今回質問した昼食提供支援について改めて教育長のお考えについてお聞かせください。

答弁 教育長 髙橋豊(教育長は2025年3月まで)

それでは、私から砂川高校の支援策、そして昼食、給食の提供についてご答弁をさせていただきたいと思います。砂川高校への支援については、今までも砂川高校と十分に協議をさせてもらいながら進めています。これは、砂川高校からの要望もあれば、こちらからこういうのはどうでしょうかと、こういうものを踏まえて協議をして、高校受験の性格から、例えば令和6年度の入試に関わる生徒募集に関わる事項につきましては、それをその前の年、例えば6年度入学であれば5年の秋から冬前ぐらいにはその支援策を決めていかなければならないと。つまり今までの事例でいきますと夏ぐらいまでには協議を終えて、これが新規で予算の伴うものについては市長部局と協議をして、その中でこの部分であればいけるという部分があれば、さらに常任委員会で報告をして承認をいただく。その上において、募集要項に次年度からの支援はこういうことですという手順は今まで踏んできています。ですから、今の給食、昼食の関係につきましては、ハード面のものですとか、例えば砂川高校の受入れ体制がどうなのかというものと、それから先ほど予算の関係の話もありましたけれども、小中学生の給食費の無償化でいけば、例えば中学生でいけば1食328円でございますが、砂川高校への例えば全ての支援になりますと、それは食材費だけの単価ということになりますので、例えば設備の改修ですとか、人件費ですとか、光熱水費ですとか、いろいろなものは加味しなければなりませんので、ですから予算面と、それから砂川高校での受入れ体制を含めて砂川高校と十分に協議をしてまいりたいと思います。今の時点では、まず協議をさせていただくということでご答弁をさせていただきたいと思います。

再質問 伊藤俊喜

ありがとうございました。次に、大きな2点目のフッ化物洗口の調製方法についての再質問です。空知管内の市町のうち、砂川市と同じ粉状の薬剤を使っている市町と顆粒を溶解して調製済みの液体で行っている市町の実施状況について把握していれば教えていただきたいと思います。

答弁 教育次長 東正人(教育次長は2025年3月まで)

フッ化物洗口に使用する顆粒などの薬剤は水に溶かし、砂川の場合は希釈してから洗口液として使用していますけれども、空知管内の市町の状況というご質問だと存じます。空知管内24自治体の状況でありますが、本市と同様に学校が希釈を担当しているのは砂川市を含めまして4自治体、あと歯科医師または薬剤師が行っているのが18自治体、このほかに教育委員会が行っているのが2自治体でございます。

再質問 伊藤俊喜

ありがとうございます。この粉状から液体にするための作業についてでありますが、特定の教職員に偏ることがないように全教職員で分担してやることが必要ではないかと、協力の下でやることが必要ではないかと考えますが、私の聞いてるところによると管理職のみでやっているとお伺いしております。この取扱いについて教育委員会からどのような指示を出して、状況を把握されているのかお伺いしたいと思います。

答弁 教育次長 東正人(教育次長は2025年3月まで)

作業指示や状況把握についてのご質問かと存じます。顆粒から液体にする希釈作業、これにつきましては学校教職員が行うことは法的に問題がないとされておりますことから、本市の実施要領に基づき、各学校で業務状況を鑑みまして担当者を決めていただいているところでございます。また、その担当者については、直接各学校から教育委員会に報告がされてはおりませんが、作業の担当者は管理職が行っているという、こういう認識はしてございます。

再質問 伊藤俊喜

ありがとうございます。この洗口剤の調製というのは粉状である顆粒を水で希釈すると、単純なものでありますが、希釈された後は劇薬とはなりませんけれども、希釈される前は劇薬であるということで、保管する担当の管理職の方の責任も重大でありますし、希釈する管理職の方もその調製方法について非常に責任重大であると。例えば管理については、ロッカーで管理されたりだとですとか、そんなふうに管理されているとお伺いしております。現在は中学校1つと小学校5つでこのフッ化物洗口を実施しておりますが、分散されているため、1校当たりの負担はそれほどではないと考えますが、今後義務教育学校になって1つの学校になった場合に、いわゆる大規模校となった場合に、管理職の先生のみで厳重な管理もしながら希釈を行っていくというのはまた非常に大きな負担がかかるのではないのかと考えております。ぜひとも専門家である薬剤師の方に調製をしてもらえるよう、学校歯科医会や学校薬剤師会などに協力依頼を行って、今後の実施に当たっては現場での負担が少ないような形での液体の状態で学校に配付することができないのか、改めて教育長にお伺いさせていただきたいと思います。

答弁 教育長 髙橋豊(教育長は2025年3月まで)

フッ化物洗口の学校の負担軽減ということでありますので、私からご答弁をさせていただきたいと思います。コロナの関係で一時中断をしておりましたので、学校の特に管理職につきましては少し入れ替わりがありましたので、この辺はやり方の部分では一応調整をかけなければならないという部分はあります。ただ、もう一つ、学校医会、学校薬剤師会についてもこれは毎年事前に協議をしながら進めさせていただいてますので、今年は8月以降という予定ですので、今協議をしている最中だと思いますが、その協議の中で一部でも学校の負担が減るようなことで協議が調うのがあれば、それは実施をさせていただきたいと思います。ただ、予算等が含まれて、そこが十分にいかない場合は、また翌年度にかけて、その在り方といいますか、特に薬剤師さんがそこに対応できるのかどうなのかというのは含めて考えたいと思います。今ほど答弁でもお話をしましたけれども、管内の状況を見ましても液状で配付をするというところが随分多くなっているように思いますので、そこのところは十分考慮させていただいて検討させていただきたいと思います。

再質問 伊藤俊喜

前向きなご答弁いただきましてありがとうございます。ぜひ現場の学校における負担が軽減となりますよう、早い段階での取扱いの変更をお願い申し上げまして、私の一般質問を終わります。

出典:砂川市議会 令和5年第2回定例会 2023年6月20日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる