浦河町議会 令和5年第9回定例会 2023年12月13日
(1)浦河町方式のフッ化物洗口について/(2)熊による人身被害防止対策について
2023年12月13日、浦河町議会の一般質問で、久保田誠悦議員が「浦河町方式のフッ化物洗口について」「熊による人身被害防止対策について」について質問し、教育委員会管理課参事 原口洋孝、産業課長 真下修、教育委員会管理課長参事 原口洋孝、町長 池田拓が答弁しました。
- 質問者
- 久保田誠悦 議員
- 答弁者
- 教育委員会管理課参事 原口洋孝、産業課長 真下修、教育委員会管理課長参事 原口洋孝、町長 池田拓
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 10番 久保田誠悦
まず初めに、この11月20日お亡くなりになりました土井議員に心から哀悼の意をささげます。土井議員と私は同期でありまして、平成31年4月の選挙で当選させていただきました。ちょうど平成から令和に、その選挙が終わって十日後に令和となったという、そういった節目の選挙でありましたけれども、土井議員には公私にわたり親しくさせていただきました。優しい土井議員の笑顔がまぶたに浮かびます。改めてご冥福をお祈り申し上げます。さて、この12月定例議会に当たりまして、一般質問を2件、通告させていただきました。まず1件目であります。浦河町方式のフッ化物洗口についてということであります。フッ化物洗口、申し上げるまでもなく、小中学生の皆さんの虫歯の予防ということで、フッ素を用いて虫歯を防ぎましょうということであります。この件については、申し上げた平成31年のすぐに令和となりました、令和元年の12月議会において、小中学校におけるフッ化物洗口についてということで、一般質問をさせていただきました。そのときの答弁では、令和2年度中の実施を目指していると、実施に当たっては保護者、学校側との合意形成に努めるとのことでありましたけれども、この間、コロナ禍により、いまだ実施には至っていないというふうに理解をしております。こうした中、来年度、令和6年度から実施したいという情報がありました。これに基づいて次の(1)から(5)について質問をいたします。まず一つ目でありますが、もし来年度から実施するとしたら、来年度のいつなのか、年度初めなのか、あるいはもっと違ったことなのかと、まず実施の時期についてお伺いをいたします。二つ目でありますが、もし実施するとしたならば、学校ではどのような形で行うのかということについて、具体的に教えていただきたいと思います。3点目ですけれども、令和元年12月議会の答弁にもありましたが、保護者の皆さん、学校の側の教職員の皆さんとの合意形成に努めるということでありましたけれども、この辺の合意形成は十分になされておられるのかどうかについてお伺いをいたします。まず、この3点についてお願いいたします。この間、学校現場の先生方と意見交換をする機会がありました。学校現場の先生方が学校でのフッ化物洗口に二の足を踏むのは次の2点であります。これは私が2点感じたことでありますけれども、一つはフッ素の有効性、安全性への懸念。フッ化物洗口はデータで効果は認められております。しかし一方で、フッ素そのものを危険な薬物として反対の立場の人もいます。賛否両論があります。文部科学省のこの令和5年1月5日の事務連絡においても、各都道府県の連絡においても、フッ素の化合物については、粉ですね、顆粒の段階においては劇薬という言葉を使っております。そういった中で賛否両論があるということであります。そして二つ目、働き方改革に反するのではないかということであります。これが4点目の質問になりますけれども、この教職員の働き方改革は長年の課題であり、令和4年の1月、浦河町教育委員会が策定した冊子があります。浦河町立学校における働き方改革アクション・プラン第2期には、次のように分類をされております。これまで学校が、教員が担ってきた代表的な業務の在り方に関する考え方ということで、3分類、三つに分類を整理されております。一つは、基本的には学校以外が担うべき業務。二つ目が、学校の業務だが、必ずしも教員が担う必要のない業務。3点目が、教員の業務であるけれども、負担軽減が可能な業務と、この3点に、3分類されております。この中には、明確にフッ化物洗口の記載はありませんが、フッ化物洗口については、1点目の学校以外が担うべき業務または3点目の負担軽減が可能な業務と思われますが、見解を伺います。学校で集団で行うことが本当によいことなのかという懸念もあります。この約4年間、猛威を振るったコロナ、あるいはインフルエンザ、感冒、これからも新たなウイルスが感染症を引き起こすことがあるかもしれません。集団でのフッ化物洗口により、感染リスクが高まる可能性も否定できません。家庭で行うと子供たちの健康格差が広がるという意見もあります。でも、今や子供たちの健康を守るのは親の責任であると私は思います。自分の子供の健康は親が守ると。今やもう戦争が終わった、戦時中あるいは戦後の話ではありません。時代は、時は流れております。どこの家庭でも、お父さん、お母さんが中心となって、子供たちの歯を立派に守っておられるというふうに私は感じております。この子供の健康を守ると、歯を守るということは、それは当然保護者の皆さんも同じ考えだと思います。いわゆる8020運動にもつながると考えます。8020運動は、申し上げるまでもなく、80歳で20本の健康な歯を維持するという運動でありますけれども、それについて何ら否定するものではありません。最後ですけれども、5点目としての質問であります。この先生方が懸念をされている二つの課題、これを解決するにはどうするかということでありますけれども、いわゆる浦河町方式として制度設計をしたらどうですかという提案であります。要するに、家保護者の方で庭でフッ化物洗口を希望される家庭、家庭でフッ化物洗口を行うということであります。時代は進化しておりまして、家庭でフッ化物洗口が簡単にできる溶液が大手医薬品メーカー各社から販売されております。それらを利用して、各家庭でフッ化物洗口を希望する家庭が、町が指定した薬局で購入をしていただくと。それに対して町が助成をするという制度設計をしたらいかがなものかという考えであります。今現在、浦河町でやっているシニアパスポート、それぞれ多くの皆さんに利用されております。利用されたものについて、請求があったものについて町が補助するというシステムでありますけれども、そのシニアパスポートの仕組みに準じた形でできないかと。これが、浦河町方式として制度設計することが課題解決と考えますが、見解を伺います。以上が1点であります。次に、2点目であります。熊による人身被害防止対策についてということであります。昨日、鎌田議員の一般質問の中でも、鹿、クマ等々有害害獣の件がありましたけれども、クマについてお願いをいたします。クマによる人身被害が全国的に多発しています。北海道も例外ではなく、痛ましい事故が起こっております。浦河町では、人身被害はありませんが、目撃情報が多く寄せられております。私は勉強不足だったのですけれども、人身被害はありませんと申し上げましたけれども、昨日、真下課長の答弁では過去に2件、浦河町でも人身被害があったという、昭和の時代と、直近では平成19年でしたか、2件あるということでありますけれども、そういったことがあってはならないということでの、今回の質問であります。今回、資料要求をお願いしました。過去10年間の浦河町の目撃件数、目撃頭数と、この資料に作成をしていただいた担当者の皆さんには、お礼を申し上げます。ありがとうございます。それによりますと、過去10年、平成26年から令和5年の目撃件数は251件、平均で1年間25.1件、目撃頭数は234頭、平均23.4頭であります。これは10年間のデータであります。ここ直近の3か年で見ますと、令和3年、4年、5年のデータ、目撃件数は121件、平均で40.3件ですから、10年の比較でいうと約1.6倍、目撃頭数は121頭、平均で40.3頭、10年平均と比べると約1.7倍となります。浦河町の目撃情報、浦河町のホームページに詳しく記載されております。それについて、私なりにちょっと分析をしてみました。記載のとおり、大きく四つのゾーンになるのかなと思っております。一つは荻伏ゾーンということで、いわゆる元浦川流域であります。目撃場所、国道235号線、荻伏から浜荻伏に行く坂ですね、国道のところで目撃。そして、クリーンプラザ周辺、荻伏小学校付近、荻伏の浄化センター付近というのは、もう池田町長のご自宅の目の前ですね、荻伏浄化センター付近と。そして、道道静浦線、富里生活館付近、これは荻伏ゾーンかなと思っています。二つ目が、堺町、向が丘、緑町、向別ゾーンと。いわゆる向別川流域ということであります。JRバスの待合所、スケートリンクの付近、向が丘のバス停付近、緑町のゴルフ練習場の付近、そして向が丘から絵笛に抜ける坂道の付近、そして緑町の武岡商店さん付近というのがここの向別川流域というふうに考えます。2枚目でありますけれども、三つ目が東町ゾーン、いわゆる乳呑川の流域になります。ここは葬祭場を中心とした目撃情報が多々寄せられておるということであります。葬祭場から道道西舎静浦線に抜ける道路ですね、アエルに向かう道路付近。そしてまた、コープさっぽろの東町駐車場付近と。東町うしお1丁目付近ということで、ここはまた荻野議員の近くかなと思いますけれども、そういったことで、要するに人家に近いところに出没していると。四つ目が幌別川流域でありますけれども、月寒、西幌別、西舎ゾーンということで、西幌別の子育て支援住宅の付近、東部保育所付近、ピスカリ橋の上と。そしてこういったことで、この四つに大きく分かれるのではないかなというふうに思っております。この四つのゾーンからゾーンへと移動するクマももちろんいるのでしょうけれども、基本的にはこのゾーンに住み着いているのかなという気がします。この質問に当たって、詳しい人にいろいろな話を聞きました。その話によりますと、町内で目撃されるのは、恐らく雌のクマであると。雌のクマは、ほとんどやはり行動半径がそんなに大きくはないということでありました。ですから、町内にこの四つのゾーンを中心に住民票を持っているクマがいるのではないかなと思います。これは雌。雄のクマは行動半径が広くて、数百キロにわたって行動するということでありますから、この四つのゾーンには雌グマを中心とした、ですから、目撃されるのも子グマを連れたクマ、要するに母グマと子グマが目撃されることが多いと。申し上げるまでもなく、冬眠している最中に、クマは2月頃に出産するということでありますから、そういったことで目撃が続くのかなと思います。目撃情報が、今申し上げたように、学校、保育所、住宅地、それから散歩道と、それぞれの川の流域ですから、散歩道、河川敷を中心に、それぞれ散歩される方がたくさんいます。そういった方がいつ遭遇するかも分かりません。そして、この川の流域、それぞれの川にこだわったというのは申し上げるまでもないのですけれども、鹿もそうですけれども、クマも鹿も海を目指して来るのではないかなと。要は海水、塩分、塩を求めて流域に来て、そして下がってくると、河口付近に来ると。要するに塩分を求めてくるのではないかなと。その辺についても、何らかの対策のヒントがあるのかなという気もします。以上を捉えて、次の2点について質問をいたします。一つ、今申し上げたように目撃件数が増加していること、市街地に出没していることについて、町の分析はどのようなものかと。二つ目、町民の命を守る観点から、今後の対策について、ソフト面、広報、啓発、そしてまた一方ではハード面、駆除、捕獲等についての見解をお願いいたします。以上2件、よろしくお願いをいたします。
答弁 教育委員会管理課参事 原口洋孝(教育委員会管理課参事は2024年12月まで)
私のほうから、浦河町方式のフッ化物洗口についてという点について答弁させていただきます。まず1番目の実施するとしたらいつからかというところですが、現在進める上で、校長会と協議している段階です。今後、学校、保護者等の協議や説明会などを考えており、具体的にいつからというお話はできませんが、令和6年度からの実施となる見込みとなっております。2番目の具体的に学校ではどのような形で行うのかというところですが、現在保健所、道教委の協力を得ながら、マニュアルを作成しております。さらに、校長会に学校側の意見や進め方を聞いております。それらを集約、精査し、マニュアルに反映させながら、今後学校との協議、保護者への説明会の実施をしていきたいと考えております。続きまして、3番目の保護者、学校側との合意形成は十分かというところですが、合意形成という部分で言いますと、先ほどの2番目の答弁と重複しますが、現在学校側との協議するための前段階の打合せをしております。その後、学校側との協議をし、合意を得られた後は保護者への説明会を予定しております。保護者との説明会については、北海道保健福祉部と浦河保健所、道教委の協力をいただきながら開催をいたします。続きまして、4番目です。フッ化物洗口は学校以外が担うべき業務か、負担軽減が可能な業務かの見解なのですが、この町のアクション・プランにつきましては、平成31年1月25日の中央教育審議会の答申を基に作成したものです。浦河町立学校における働き方改革アクション・プランにおいては、公務時間内での業務として、負担軽減が可能な業務として認識をしております。最後、5番目になりますが、浦河町方式としての制度設計ですが、先に現在の全道のフッ化物洗口の状況を説明したいと思います。北海道内で実施している市町村は179市町村中174市町村となっており、97%の市町村が学校で実施をしており、日高管内においては浦河町のみ未実施となっております。また、国の指導や道の北海道歯・口腔の健康づくり8020推進条例の第11条には、道は学校におけるフッ化物洗口の普及、その他の効果的な歯科保健対策の推進に必要な措置を講ずるものとされており、当町においてもそれに基づいて実施するものです。そして、学校で行う理由としましては、学校で実施するフッ化物洗口は家庭の事情に左右されないため、家庭内で個人的に実施するよりも継続しやすいという点です。また、家庭環境によらず効果が得られ、健康格差の縮小につながることです。学校で行うことによって、平等に歯の健康づくりに取り組めるものと考えております。各家庭に購入助成をし、任意という形にする場合は、教育政策というより町の保健政策の意味合いが強くなると思われますので、まずは学校で進めていきたいと考えております。以上です。
答弁 産業課長 真下修
久保田議員、2点目のヒグマの関係でございます。目撃件数が増加していること、市街地に出没していることの分析でございます。現在、私どもで考えている市街地への出没の要因としては、大きく2点ございます。1点目につきましては、個体数が増加していることによる件数の増加、こちらは北海道が策定しているヒグマ管理計画によると、浦河町を含む日高夕張地域では、令和2年時点で4,260頭が生息されているとされており、平成26年からの6年間で840頭、125%の増となっているものであります。二つ目としては、餌不足による件数の増加。こちらは個体数の増加によりヒグマの餌が不足している。ヒグマの秋の主要な食物であるどんぐり、山ブドウ、コクワの豊凶が目撃件数に影響があるとされております。秋の食物が不作、凶作の年には、ヒグマは食物を探して広範囲を活動するため、人間の生活圏への出没頻度が増えると考えられております。秋の主要な食物の豊凶はその年のように変わるため、注視が必要であると考えております。質問の大きな二つ目でございます。町民の命を守る観点から、今後の対策についてということでございます。今年9月に、浦河警察署とヒグマ出没時の対応方針についてすり合わせをしたところでございます。町が取っている対策といたしまして、まずソフト面、広報や啓発等でございますが、クマが目撃された付近に熊出没注意看板を設置し、近隣自治会への注意喚起のチラシ、こちらには生ごみの撤去依頼や出没箇所の地図などを記載しておりまして、そちらを配布しております。町ホームページやSNS等で町民へ周知、その他、地域の学校や保育所へ所管課を通じて情報提供を共有しております。また、浦河警察署への現地確認の同行や出没地域のパトロール強化を依頼しております。日高振興局へは、監視カメラの設置や駆除に係る法令解釈などの協力を依頼しているところであります。ハード面、駆除捕獲等についてでございます。北海道が示す出没個体の有害性判断フローと段階に応じた対応方針により、有害個体と判断された個体について、猟友会と協議した上で駆除方法等の対策を検討し、発砲が可能な場所、人家や牧場など、人や家畜が周辺におらず、安全が確保された場所においては箱わなによる捕獲、銃による駆除を実施します。一方、市街地に出没した場合、銃では駆除ができないため、関係機関、警察や振興局と協議の上、市街地からの追い払いで対応しているところでございます。いずれにしましても、猟友会や振興局など関係機関と協力しながら、適切な対応を実施してまいります。以上でございます。
質問 10番 久保田誠悦
ありがとうございます。まず1件目のフッ化物洗口でありますけれども、今、原口参事から答弁いただきました、ありがとうございます。そして1点目の実施時期でありますけれども、これから、今現在は校長会と協議中であると。これから保護者の皆さん等々と協議をした中で、令和6年度のいずれかの時点で始めたいということでありました。これは1点目、3点目ともリンクしてきますけれども、当然のことながら、この実施に当たっては、ポイントはやはり学校の教職員の皆さん、それから保護者の皆さんとの合意形成、丁寧な説明をして合意形成を得ることだと思います。それについては、先ほど申し上げた文科省の今年の1月5日の事務連絡、都道府県に対してもそこは十分留意してくださいねと書かれておりますので、これはお願いでありますけれども、これらについて十分な協議をして、合意形成に努めていただきたいということであります。2点目のどのような形で行うのかということについても、これからマニュアルを作成ということでありますけれども、この実施するのは、私が勉強した限りでは毎日法と週1回法というのがあると。要するに毎日法というのは、言葉のとおり毎日子供たちに学校でぶくぶく洗口をしてもらう。週1回というのは、これも同じく、ぶくぶくとやるわけですけれども、量が違うわけですけれども。これらについての問題は、そのフッ化物が粉の状態であれば劇薬というふうに明記されています。それは文科省もそう言っています。そういったことで、これからマニュアルをつくるということでありましたけれども、その希釈をするのが、誰がやるのだというのが、一つの大きなテーマかなと思います。学校現場に任せるのか、あるいはどこかに委託をするのか、歯科医師に委託するのか、あるいは教育委員会の管内の学校も何校かヒアリングさせていただきました。そうしたら、教育委員会の職員が希釈をして持ってきているところもありました。これらについて、マニュアルをこれから作るということですけれども、それらをいろいろなことをヒアリングして、調査をしてやるという理解でいいかどうかをまずお願いします。
答弁 教育委員会管理課長参事 原口洋孝
ただいまの、まず、週何回かというところになりますが、小・中で週1回という形で予定をしております。あと、劇薬としての取扱いになって誰が作る、どうするかという話なのですが、今、先ほどの学校の負担を減らすべき業務かどうかという話をさせていただきましたが、その中で、今薬剤師の方と、学校薬剤師というのが別におります。そちらのほうと協議を進めまして、学校に負担をなるべくかけたくないような形で考えております。以上です。
質問 10番 久保田誠悦
ありがとうございます。今、原口参事からあった、要するに負担軽減に考えるということですよね。その中で薬剤師というのは、学校におられる職員の方という理解でいいのかどうか、ちょっとお願いします。
答弁 教育委員会管理課長参事 原口洋孝
学校薬剤師とは、町内にある薬局の薬剤師さん四人をうちらで委嘱してそちらのほうをお願いして、学校に何かあった場合のためにお願いするような形を取っております。
質問 10番 久保田誠悦
町内の薬剤師さんを四人、委託というか、委嘱をしているということなのですね。ただ、一つの考え方として、それらの薬剤師の四人の方が顆粒と水を希釈すると、そういう方向ということで理解していいのかどうか、お願いします。
答弁 教育委員会管理課長参事 原口洋孝
おっしゃるとおりで、運ぶのはまた我々かどうかという形になりますが、仕入れから作るまでは、学校薬剤師さんのほうにお願いしたいというふうに考えております。
質問 10番 久保田誠悦
申し上げたように、役割分担で、家庭の役割と学校の役割と、申し上げたように、浦河町方式という話をしましたけれど、やはり一番いいのはそういった方式でありますけれども、もし仮にそういった導入するに当たっては、ぜひとも負担軽減に努めていただきたいと。今お話では、町内四人の薬剤師さんにお願いをして希釈をすると。そして希釈したものについては、誰が学校現場まで運搬、運ぶかどうかはこれからの話だということでありますから、もし仮にそうなった場合には、ぜひそういった方向でやっていただければなと思います。それで、今、手元に、先ほどから何回か話しておりますけれども、この事務連絡で、今年の令和5年1月6日の文部科学省初等中等教育局健康教育食育課というところが各都道府県に通知をしております。もちろんご覧になっているかと思いますけれども、この学校における集団フッ化物洗口についてというタイトルで、各都道府県に行っています。これは北海道にも当然来ていますから、北海道からまた浦河の教育委員会にも来ているのかもしれませんけれども、この中では、前段で、フッ化物洗口の実施に当たっては、例えば、市町村の歯科保健担当部局や保健センターによる実施、歯科医師会や薬剤師会の協力、医薬品と販売会社への業務委託など、関係者間での適切な役割分担を検討し、教職員の負担軽減に配慮するようお願いしますということが、1ページ目に頭でも書かれているのですね。要するに負担軽減に努めてくださいねと。要するに、フッ化物洗口は文部科学省も厚生労働省も推進したいと、そういった立場でありますけれども、導入するにしても、教職員の皆さんの負担軽減に配慮するようにということで、繰り返しますけれども、市町村の歯科保健担当部局、保健センターによる実施、あるいは医薬品等販売会社への業務委託と、これは業務委託までをしてもいいと言っているのでありますけれども、この辺についてはどう捉えられておるか、ちょっとお伺いをいたします。
答弁 教育委員会管理課長参事 原口洋孝
ちょっと話がずれてしまったら申し訳ないのですけれども、各いろいろな方との協力を得ながらという形ですが、説明会とかがまさしくそうなっておりまして、先ほど言ったように、本庁の保健福祉部など保健所、あと町内の歯科医師などと、あと町の保健センターのほうなどと協力を得ながら進めていきたいという形になっております。先ほどの、まだ今協議している段階なので今後どうなるかというのはまだ不透明な部分がございます。その中で、委託という部分については、それほど、先ほど言った薬の調剤、そして運搬、ここぐらいまでで、実務に関してはやはり学校にお願いするしかないという部分がございます。その中で、できる範囲内のことはやっていきたいと思っております。以上です。
質問 10番 久保田誠悦
話はまた戻りますけれども、先ほど答弁の中で、実施市町村は道内で174、97%というお話でありました。確かに、そうなると。データ的にとすると。でも本当に子供たちの何割がやっているかというのは、数字が違いますよね。なぜかというと、まだやっていないのですよ、札幌市は。札幌市も令和6年度からという話もやっているようですけれども、現段階ではやっていない。圧倒的に北海道内において子供の数が多い札幌市が実施していない。だから本当に子供たちの実施率というのは、この97%とはちょっとまた違った数字が出てくるのではないかなと思いますし、やっているところは、必ず保護者の皆さんの意向を確認するというのは厚生労働省、文部科学省の文書でも明記されております。各学校も実施しています。管内の浦河町以外の6校も、そこは私が聞いている範囲ですけれども、もちろん100%ではありませんけれども、保護者の皆さんの100%がよろしくお願いしますと言っているわけではないのですよね。実施しているのは、おおよそ半分から3分の2程度だという話も聞きました。そういったことも踏まえて、179市町村のうち174やっているからというのは、それは事実ですけれども、でも子供の数からいったら、決してそうではないのかなと思います。そして、このフッ化物洗口についてはもう長年やっていますけれども、浦河町は少なくとも池田町長が町長になられて、丸14年たちましたけれども、池田町長も教育委員会管理課長も経験なさっておられますけれども、池田町長の時代に、ここが実施をしてこなかったというのは、私は意義のあることで評価されるべきだと思っております。池田町長が、いろいろなこのフッ化物洗口については、いろいろな意見があるから、それらを捉えて、今まで実施してこなかったというところは池田町長の気骨を感じるわけでありますけれども、ぜひこれからマニュアルをつくって、いろいろな意見聴取をして、保護者の皆さんということに意見を聞いてからになりますから、もし可能であれば、池田町長の今まで14年間、池田町政で実施してこなかったということについて、私はそこのすごく評価、池田町長のすごく気骨を感じますけれども、その辺の池田町長の見解をお願いいたします。
答弁 町長 池田拓
いわゆる教育現場の範疇でありますから、私が教育に対して口を出せるところは、ご案内のように学校を建てるだとか、学校を設置するだとか、そういったようなことについては権限がおりますけれども、学校の中での教育現場の部分については、今は総合教育会議という会議があって、そこでもって話をすることがあるのですけれども、基本的には口出しをしない、そういったような姿勢で参りましたのでご理解をいただきたいと思います。あわせて感想なのですけれども、私が昭和の年代、昭和56年、その頃から、当時はインフルエンザの学校での集団予防接種、これが非常に大きな学校現場でのいわゆる強い抵抗がございました。それとあわせて、フッ素の関係のお話もあったのですけれども、今は集団接種が、インフルエンザの場合はある意味で学校ではなくてそれぞれ個別になりましたし、フッ素についても、正直、この質問が出るまで、率直に申し上げますと、まだこの議論を浦河では続けていたのだというのが正直な感想でありました。答弁にもありましたように、札幌市を見ますと、子供たちの接種率が下がるかもしれませんけれども、接種率というか、フッ素の洗口をしている率が下がるかもしれませんけれども、ほとんどの自治体がやっているということであれば、逆に浦河で最初に新任で来た先生が浦河でずっとやらなくて、ほかの教育委員会にいったらやっているという、そこでの別な負担というかそういったようなこともあると思いますので、そういったことも踏まえながら教育委員会のほうで適切に判断してくれるものと、そのように考えております。
質問 10番 久保田誠悦
ありがとうございます。池田町長から答弁いただきましたけれども、学校のことは学校教育現場だというのは、それはもちろん何も否定するものではありませんけれども、ただ、そういった役割分担はもちろんありますけれども、私は池田町長のそういった気骨というか、そういったことを信じておりますので、ぜひともそういったことで、教育現場に口出しをしなさいという意味ではありませんけれども、浦河町の子供たちのことでありますから、この学校現場のみならず、浦河町の子供たちという大きな広い観点から、ぜひともこういった問題を捉えて、いい方向で、要は私もやることに対して反対しているわけではないのです、何も。役割分担として、要は一番強調しているのは、学校現場にできるだけ負担をかけない方法があるのではないですかということを申し上げております。ですから、ぜひこれからマニュアルをつくるということでありますから、その中についても若干触れましたけれども、週1回法とか、週1回という話でしたけれども、そして希釈の方法についても町の調剤師さんに委託するという話も聞きましたけれども、できるだけ学校現場に負担にならない方法でやるのであればやっていただきたいと、そういった方向について、ぜひともまた詰めて、これから詰めるという話でありましたから、ぜひとも現場の教職員の皆さん、保護者の皆さんとの意見交換も含めて、やっていただきたいと思っています。これは要望であります。答弁は要りません。1件目終わります。2件目、クマの関係であります。真下課長から答弁をいただきました。ありがとうございます。何点か、昨日の鎌田議員の答弁にもありましたし、今も答弁いただきました。有害個体であると判断されれば、いわゆる駆除の対象になると。この有害の個体と判断というのがどういった基準というのか、またちょっともう一度改めてお願いします。
答弁 産業課長 真下修
先ほどの答弁で、ちょっと数字を私は間違えて答弁しましたので訂正させていただきます。1番目の目撃件数も増えているところの話で、令和2年が4,260で、その後、平成26年から6年で840頭増えていて、125%増と申しましたが、25%増の誤りですので訂正いたします。それで、ヒグマの出没時の有害性の判断基準でございます。こちらについては、細かく段階的にフローが決まっています。出没した後にそのクマがどういった行動を取ったのか、どういったことをしたのかということを細かく判断するようなことになっております。例を申し上げますと、ヒグマが出た場合、そのヒグマが人間を攻撃した場合、こちらについては、もう問題個体であるというのが最初の段階で判断できると。その後に、人に付きまとって離れないですとか、食べ物をねだる、農作物、家畜を食害した、生ごみ廃棄物につく、人前に度々姿を見せる、人間を見ても逃げない、人の活動地域、農地に頻繁に出没する、こういった段階を経てそれぞれ「はい」というような判断になれば、問題個体というようなことで判断されるところでございます。
質問 10番 久保田誠悦
ありがとうございます。るる説明いただいて、理解しました。けれどもというのも変なのですけれども、要はお互いに予期しないところでばたっと遭って、お互いに驚くわけですよね、人間もクマも。そうしたときに、何か事が起きてからでは遅いのではないかなということなのですけれども、今課長からお話しいただいたように、人間を攻撃するとか、農作物・家畜に被害があるとか、付きまといあるいは逃げないとか、具体的なそういう行動があれば、それは十分理解できるのですけれども、ただ、そういった以外と言ったらあれですけれども、たまたま散歩していて出会ってしまったとか、やはりそういったことで事前にそれを遭わないように、もちろんそれはソフト面も含めて啓発をしている、今も十分看板等が立っているのも確認しておりますし、皆さんが大変なご努力をされているということも理解しておりますけれども。ですから、今の話ですと、何か具体的なことが起きないと、例えば箱わなを用いるとか、ここが、散歩のところで目撃件数が多いから、箱を設置しようとか、そういったことはできないという理解でいいのですよね。
答弁 産業課長 真下修
何もしていないところで、取りあえず箱わなを設置しておこうとかという、そういう意図ですか。その場合は、箱わなは設置しておりません。
質問 10番 久保田誠悦
分かりました。それでは、先ほどから4河川流域にこだわって塩を求めてくるのではないかという話も先ほどさせていただきましたけれども、そういった、ある意味の大きなルートというのは、ほぼ今年の傾向から見ても分かると思いますので、できないということは分かりましたけれども、できるならば今後そういったところに町民を守るという観点から、散歩道とか河川敷とかについて、ポイント、ポイントで箱わなを設置するというようなことも、浦河単独ではできないということでありますけれども、そういったことも、ぜひ今後北海道なりにも意見を申し述べていただければなと思いますけれども。この件について、答弁は要りませんけれども、よろしくお願いしたいと思います。それとハードの面でありますけれども、要は有害という判定をされると、銃であるいは箱わなということでありますけれども、今ニュースなんかでもよく見ますけれども、銃で撃つ場合の弾が非常に高価であると。そして、国もその補助について補助をするということも何かテレビのニュースなんかで見ましたけれども、今課長のところで知り得ている情報、国の弾に対する助成について知り得ている範囲でお願いいたします。
答弁 産業課長 真下修
先ほどの冒頭の、答弁は要らないと言った部分なのですけれども、ちょっとお話しさせていただきたいと思うのですけれども、散歩道への箱わなの設置というのは基本的に撃てる場所、箱わなを設置した後、箱わなごとをクマを移動させて、どこかで止め刺しするとかということではなくて、その場所で撃たなければ移動させることができないのですよね。ですから、箱わなを設置する場所自体も、獲ったときには銃が使える場所で箱わなを設置するということに今なっておりますので、その辺をまず申し述べたいと思います。今の国のほうで、銃の火薬とかについての補填ですとか、そういった支援がという話ですけれども、今のところ、私どもにはまだ何の情報も来ておりません。
質問 10番 久保田誠悦
ありがとうございます。銃の弾、鉛といいますかね、それがニュースで見聞、見ている限りですけれども、全国的な大きな被害が出ているということで、国も検討しているということでありますから。もしそれが、一発、私の知り得た範囲では1,800円とかと、それがもうかなりの数を使うので、すごく高額になると聞いておりますので、これから国から示されると思いますけれども、またそれは100%の補助なのか50%なのか、まだ示されておりませんから分かりませんけれども、もし示された時点で国が100%でなければ、町がその補助残についてまた応援をするというような仕組みも検討していただきたいと、これはお願いでありますので、答弁は要りません。今、課長から、今、段でまた答弁をいただきましたけれども、銃が使える場所でなかったら、箱なわの設置ができないという理解でいいのですよね。ですから、同じ散歩道であってもそこは市街地であって、今の法規制の中では銃が使えないという場所であれば箱わなも設置できないという理解でよろしいですね。これもお願いでありますけれども、もう法ですから、そこは十分分かりましたけれども、ぜひとも、それも何回も申し上げて恐縮ですけれども、何かあってからでは遅いと思いますので、ぜひともそういったことは、法の趣旨も分かりますけれども、大きな被害があっては、命を落とすようなことがあっては決してならないと思いますので、その辺も意見、上に具申をしていただければと思います。最後に一つ、昨日の鎌田議員の答弁で、先ほど私も申し上げましたけれども、浦河町で過去に2件人身事故があったという課長の答弁がありました。昭和37年、それから平成19年ですよね。もし分かればで結構なのですけれども、ちょっと私は全く承知していなかったのですけれども、知り得ている範囲で、具体的にどのような人身事故だったのか、もし分かれば教えてください。
答弁 産業課長 真下修
北海道のほうが取りまとめている人身事故の一覧表というのがありまして、その中から拾ったのですけれども、昭和37年の事故は帰宅途中に60代の男性が重傷を受けたという記載でございます。もう一点につきましては、平成18年はキノコ狩りの最中に70代の男性が重傷を受けたということでございます。
質問 10番 久保田誠悦
ありがとうございますいずれも、2件とも命は大丈夫だったということで、重症だという件だと思いますけれども、過去にもそういった具体的な事例もあったということでありますし、私は浦河町もたまたま今事故がないのかなという理解をしておりまして、ぜひとも今後においても啓発等にもより努めていただいて、もし万が一がないような具体的な対策をまた、現在も考えておられるでしょうけれども、これからも皆さんの努力で浦河町からそういった被害が出ないようにまた頑張っていただきたいと思います。以上で終わります。ありがとうございます。