みんなの議会

砂川市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月15日

(1)コロナ禍における経済対策について/(2)子育て支援のための住宅政策について/(3)学童保育の保育料に係る軽減措置について

2021年6月15日、砂川市議会の一般質問で、多比良和伸議員が「コロナ禍における経済対策について」「子育て支援のための住宅政策について」「学童保育の保育料に係る軽減措置について」について質問し、経済部長 中村一久、建設部長 近藤恭史、保健福祉部長 安田貢、市長 善岡雅文が答弁しました。

質問者
多比良和伸 議員
答弁者
経済部長 中村一久、建設部長 近藤恭史、保健福祉部長 安田貢、市長 善岡雅文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 多比良和伸

それでは、通告に基づきまして一般質問をさせていただきたいと思います。まず、1点目、コロナ禍における経済対策についてであります。長きにわたるコロナ禍の影響により、市内経済には大きな影響が出ています。さらに、このたびの緊急事態宣言により、状況はさらに一層悪化し、さらなる影響が出ています。市で行われている経営持続化支援給付金は、令和2年の確定申告上、給付金を加えた実績に対する比較としているため、対象者が少ない現状があり、国で行われている緊急事態措置協力支援金は飲食店、カラオケ店、結婚式場と対象業種が限られています。また、先日国から月次支援金が発表され、受付が間もなく開始されますが、これは飲食店の休業、外出自粛等の影響を受け、令和3年の売上げが令和元年、2年の同月と比較し50%以上減少した全業種に対して法人に20万円、個人事業者には10万円とされましたが、先ほど申し上げましたように、長きにわたるコロナ禍の中ではいささか厳しいような気がいたします。北海道からも近くさらなる対策が行われるようにも聞いておりますけれども、市は現状をどのように受け止めて、今後どのような対策をしようとしているのかをお伺いさせていただきます。大きな2点目、子育て支援のための住宅政策についてであります。砂川市内の民間賃貸住宅は、近隣市町と比べて家賃が高いと言われており、さらには単身者向けが多く、世帯向けの民間賃貸住宅はさらに家賃が高いという傾向があり、家族を抱える子育て世帯にとっては大きな負担となっているのが現状かと。そのために、安価で広く、子育てしやすい環境へと、残念ながら市外へと転出される世帯も散見されているところもございます。他の自治体や北海道では公営住宅を活用した子育て支援を行っている事例が見受けられますが、砂川市として子育て専用公営住宅を設置する考えがないのかをお伺いさせていただきます。最後に、3点目、学童保育の保育料に係る軽減措置についてであります。平成29年の一般質問でも同様の課題について質問させていただきましたが、砂川市においては学童保育が誕生する経緯、さらには他の自治体とのサービスの内容が違うということもあって、私としては一定の理解はしたところでありますけれども、昨今のコロナ情勢や加速する少子化において、子育て支援の観点から他の保育料の軽減措置と同様に多子世帯やひとり親世帯に対する減免措置を学童保育においても実施することができないかをお伺いさせていただきます。

答弁 経済部長 中村一久(経済部長は2023年3月まで)

それでは、私から大きな1、コロナ禍における経済対策についてご答弁申し上げます。新型コロナウイルス感染症に係る砂川市における経済対策は、国及び北海道において講じている経済対策の対象とならない事業者を重点的に手当てすることを基本に、時々の市内経済状況や国、北海道の動向、人々が往来することのできる環境などを見極めながら、昨年4月以降、緊急経営支援、経営支援、消費喚起支援、新生活様式定着支援、アフターコロナに向けた経営消費喚起支援と段階的に実施してきたところでございます。しかし、今年度に入り、北海道においても感染が拡大し、5月16日に国により発出された緊急事態宣言の措置区域に砂川市が指定されたことから、飲食店の時短営業が要請され、また不要不急の外出を控え、特に日中、週末の外出を控えるとされたため、市内においても人々の往来が減少し、市内経済への深刻な影響が及んでおり、宿泊、飲食、サービス業、卸売、小売業を中心に大きな打撃を受けていると認識しているところでございます。今後の経済対策につきましては、現在申請の受付をしております国の第三次地方創生臨時交付金を活用して実施している経営持続化支援給付金について、交付金制度の趣旨を踏まえた上で支給基準を見直し、1年間を通じて新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者に対してより広く支援できるよう対策を講じてまいります。また、新たな経済対策としまして、今回の緊急事態宣言の発出により市内経済への影響度合いが増していることから、これまで同様に国及び北海道において講じている経済対策の対象とならない事業者を重点的に手当てすることを基本に、市内事業者への影響を把握するとともに、北海道の新たな支援制度が示されたことから、国及び北海道の支援制度との整合性を図りながら必要な対策を講じてまいります。

答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)

それでは、私から大きな2の子育て支援のための住宅政策についてご答弁申し上げます。砂川市における子育て支援のための住宅政策につきましては、公営住宅に関しまして、母子家庭に特化した特定目的住宅を設置しているほか、公営住宅法に基づく収入認定の際の16歳以上23歳未満に対する特定扶養控除や18歳未満の子供がいる世帯を裁量階層とする入居要件の緩和を実施するとともに、各団地における公園設備の環境改善工事等を実施してきたところであります。また、個人住宅に関しまして、住宅建設や購入の際、子育て世帯に対する補助金制度を実施し、住み替え支援を図ってきたところであります。他の自治体や北海道では公営住宅の新築時に子育て世帯に配慮した仕様にしたり、入居公募時に一定年齢の子供がいることを優先要件とすることや団地内集会所において福祉部局と連携して子育て支援事業を実施されているといった事例があります。ご質問のありました子育て専用公営住宅を設置する考えにつきましては、既存の公営住宅を活用し、入居要件を満たす世帯を対象に入居公募の際に子育て世帯を優先するという方法で可能であると考えますが、一方で市内の公営住宅は空き家が増加しており、優先入居のメリットが低いこと、また対象となる子供が一定年齢に達した場合、住宅の明渡しを求める必要もあることなどから、当市におきましてどのような手法が適切であるのか検討する必要があると考えております。公営住宅は、住宅に困窮する方に低廉な家賃で住宅を供給することを目的に建設され、収入基準が定められていることから、子育て支援の対象世帯が限定されており、増加する高齢者向け住宅との供給バランスについても考慮が必要となります。砂川市では現在令和4年度から10年間を期間とする公営住宅等長寿命化計画の策定を進めているところでありますので、子育て世帯への支援も含めた市民ニーズに合った公営住宅の在り方について検討を進めてまいりたいと考えております。

答弁 保健福祉部長 安田貢(保健福祉部長は2025年3月まで)

私から大きな3、学童保育の保育料に係る軽減措置についてご答弁申し上げます。学童保育の保育料に係る減免につきましては、砂川市学童保育条例施行規則に基づき、具体的な取扱いとして、通年入所の児童が一月に続けて15日以上欠席した場合など、欠席に伴う措置を行ってきたところであります。また、規則の中で規定しているその他市長が特に必要と認めたときの減免につきましては、大規模災害の発生等により保護者にとって保育料の負担が極めて困難となる事象が発生した場合に適用するため、定めているところであります。なお、当市の学童保育料は通常保育で月額9,000円と定めており、おやつ代として2,500円相当の実費負担分も含まれている点につきましては、過日取材を受けた際にもお答えしているところであり、その点までは掲載されておりませんでしたが、充実した保育内容で行っていることを含め、他の自治体とは運営形態が異なっていることにつきましてはこれまでもご質問をいただいた際に答弁申し上げているとおりでございます。その中でも、多子世帯及びひとり親世帯等に対する減免措置につきましては、近隣他市の状況として導入している例が見られ、国では昨年度はひとり親世帯に対する給付金を支給し、本年度は低所得の子育て世帯に対する給付金を支給する制度を設けるなど、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、経済的支援が必要となっている子育て世帯に対する施策が講じられている状況にあります。このような状況を踏まえ、当市におきましても他市の状況や保育所の保育料等を参考に、学童保育所の保育料につきましても支援が必要な世帯を対象とする減免制度の適用について検討を進めていきたいと考えているところであります。

質問 多比良和伸

それでは、順次質問をさせていただきたいと思います。まず、市内の経済状況に対する市としての経済対策ということでの質問をさせていただきましたが、今は経営持続化支援給付金を市で行っていただいておりますけれども、この議会を通じて、私もこれをこのまちで必要な人に届けるということが提案されたのはいいのではないかということで、そのときこれで少しでも砂川市の業者が救われるのであればと思ったわけなのですけれども、なかなか条件が現在の市内の企業さんとマッチングしなかったというか、売上げが下がってはいるのだけれども、市のこの措置を受けるほどではなかったですとか、対象業種から漏れたであるとか、そのような話がありました。素直に、その辺りに関してはそこになかなか気づけなかったということで、ご迷惑をおかけしたのかということも含めておわびしたいとは思っておりますが、あえて緊急事態宣言もあったことから、さらなる支援をということで提案させていただいております。今ほど経済部長の答弁の中では、経済対策支援給付金についても見直すというお話だったかと思うのですけれども、その辺り今現在考えているものがあれば教えていただければと思います。

答弁 経済部長 中村一久(経済部長は2023年3月まで)

現行の経営持続化支援給付金のご質問でございますが、この制度につきましては、令和元年と2年の1年間を比較して30%以上の事業収入が減少した11業種の事業者の方々を対象としているものでございます。ただ、今年度に入りまして5月に緊急事態が発令されまして、約1か月続いている状況でございます。そういった中で、今年に入りましても事業経営に影響を受けた方々への対処ということも必要かということで、現行の見直しも含めて考えているところでございますが、現行では1年間の事業収入の比較が30%以上減少した事業者の方々を対象としているということでございますので、こういった方々の支給基準について少し緩和をするような形で見直すことができないか、今現場で検討しているところでございます。

質問 多比良和伸

今ほどのお話ですと現行は30%以上売上げが減少しているというところを20%になるのかというところで検討されているということですけれども、このコロナ禍の中でいろいろとまちの中から言われているのは、対象年度が昨年度ということで、50%以上売上げが減少したところには国からの持続化給付金ということで個人では100万円、法人で200万円という補助金を受けて、その金額を含めたものと今回対象月として考えなければいけないというところなので、その辺りが昨年度の50%落ちたというのは相当な売上げの落ちた幅があったということで、そこに対して国からの支援が施されたわけなのですけれども、昨年度の指標というのは参考にすべきではないのだろうと感じたわけなのです。それぞれの企業の売上げ幅はいろいろあるのでしょうけれども、経費がかからない中での100万円、200万円というものが入った場合、それは純然たる利益やそれぞれの企業のお金の仕組みから考えるとかなり異例な体制だったと思うのです。ですから、確定申告上というのも、そういうところは比較対照とするにはちょっと厳しいかと感じているわけなので、その辺りは例えば少し遡ってでもいいと思うのですけれども、コロナの影響を受けていない、そういったいわゆる通常の営業ができていた頃、そういう時期と比較すべきではないのかと思ったわけなのですが、その辺りについてはどう考えていますでしょうか。

答弁 経済部長 中村一久(経済部長は2023年3月まで)

議員さんおっしゃるとおり、コロナ禍の前の状況と比較をすべきではないかというようなご質問でございますが、この経営持続化支援給付金につきましては臨時交付金を活用しているということでございまして、国に対しても計画を提出しているということでございますので、なかなか見直す範囲も限定されているというところもございますので、その範疇の中でどういった見直しができるものかというのは今検討しておりますので、そういった中で対応させていただきたいと考えております。

質問 多比良和伸

分かりました。一度決めたことですから、なかなか大幅な変更は難しいということもあろうかと思いますので、次に新しく行おうとしている支援策もあるということなので、その辺りに期待を込めてお聞きさせていただきたいと思いますけれども、国のほうで月次支援金が発表されましたけれども、先ほど申し上げたとおりなのですが、近く道からもそれに後追いするように、これまでのコロナの関係でいくと必ずまず国がある程度のものを出して、そのあと道がさらに補足するようなものを打ち出し、さらに砂川市の体制としては、そこに残念ながらまたかからなかった市内状況を鑑みた中で、さらにこういった人達にもということで段階を経て決まってきているのかと思いますが、まだなかなか、道のものが出るようなことは聞いておりますけれども、その辺りを踏まえた上で今後市の対応ということですけれども、あくまで道のものが出た後の指針として考えていくということなのか、今現段階としてこういったことを想定しているものがあれば教えていただければと思います。

答弁 経済部長 中村一久(経済部長は2023年3月まで)

市の新たな施策というご質問でございますが、道の支援策につきましては飲食店を中心に緊急事態措置の協力支援金というものが今もう出ておりまして、昨夜新たな道の支援策が公表されてございます。こちらにつきましては、国の支援策を補完するような施策、制度でございますので、その部分につきまして今後詳細な分析をした中で市がどのような施策を実施できるのかは検討してまいりたいと考えておりますが、コロナの経済対策の基本的な考え方というのは1回目のご答弁でもご説明したとおり、国と北海道の支援の対象とならない事業者の方々を中心にということを基本としておりますので、そういった基本的なことの範疇の中で対応してまいりたいと考えてございます。

質問 多比良和伸

道も昨夜公表されたということで、その辺りを精査しながら市としての対応をしっかりと組んでいただければと思っております。いずれにいたしましても、砂川市における経済状況を市長はどのような感じで今受け止められて、何とか幅広く、対象業種は意外と、絞ってしまうと関連企業は意外と多いなと、最近いろいろな人から話を聞くと思うのです。人流が止まる。例えば宿泊業等々で、クリーニング屋さんとかは宴会とか公式の場が減ったからスーツを洗う機会が減ったのでスーツの洗濯が全然出てこないとか、ふだんの生活をしている中では見えないところにもいろいろな影響が出ているとは感じるわけなのですけれども、ぜひ市長から、市内で働かれている皆さんに対して何とか皆様の意見を吸い上げた中で幅広く、誰一人取り残さないという精神で市として力強くバックアップするということをメッセージとして出していただきたいと思うのですけれども、市長、いかがでしょうか。

答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)

それでは、私から全般的な面も含めてお答えしたいと思いますけれども、議員ご承知のとおり、持続化給付金のときには砂川市は他市と違って国、道の該当にならない幅広い職種について対応をしてきている数少ない市でもございました。そして、先ほど言われました経営持続化給付金につきましても、これについても今担当で各お店に聞き取りに入っていて、幅広く救えるような形で対応しようとやっているところでございまして、この内容については後日お示しすることができるだろうと思っております。それで、ご質問にあった緊急事態宣言による国の時短要請や休業、これに伴う飲食店については国のほうで50%以上減収になったところを対象とすると。昨日出た道の方針では、50%未満から30%以上と出てございます。ただ、砂川市は、従来から国、道がやったところ以外のすき間をどう埋めていくのだというのが私のスタンスでございまして、例えば8時までもともとやっている飲食店についてはこの支援金の対象にならないだとか、飲食店が休業することによって、関連する業種で影響を受ける業種もございます。これらも含めて今調査をしております。なるべく早いうちに結論を出したいと思っておりますけれども、何とか7月の初めには臨時議会を開いて示せるようにしていきたいと考えておりますので、その辺でご理解をいただきたいと思います。

質問 多比良和伸

それでは、午前中に引き続きまして、大きな2点目の子育て支援のための住宅政策について再質問をしていきたいと思います。今ほど答弁の中では、砂川市としては母子家庭に特化した特定目的住宅ですとか、また新築や中古住宅購入の際の助成ですとか、そういった形で支援をしているのは私も承知しているところなのですけれども、そのはざまというか、なかなか新規に建てられない。購入は難しい。だけれども、賃貸は高いという層というのは少なからずこのまちの中にはいらっしゃるのだろうとは思っております。そういう方たちにとっては、狭いところで我慢して暮らすのかという、選択肢が結構狭められている部分があるのではないかという気がするのです。民間の賃貸住宅もかなりいっときよりも増えてきておりますけれども、状況を見ますと、新築は新しいし、高いし、特に経営する側からとっても利回りのことを考えると単身者向けを多く造ったほうがということもあるのでしょうけれども、単身者向けの賃貸が多いというところで、何とかそのすき間というか、はざまというか、そういった方たちに対して支援していただける方法はないのかというところで今回の質問をしたわけなのですが、まず2015年から北海道で実施している子育て支援住宅に対する支援というのがあるのですけれども、これは道がハードを整備して、各自治体は先ほどお話がありましたとおり、子育て支援のソフト事業というか、サポート体制を合わせ技ということでやってはどうかという道の提案でございますけれども、現在調べたところ23市町、25団地、308戸の道内の実績があるということでお話を伺っております。中身についてもいろいろお話を聞いたのですけれども、もちろんニーズがある地域、またはそういう場所を用意してみたものの実際なかなかニーズとして難しい地域だったのかもしれないというお話ですとか、失敗例、成功例、いろいろあるようではございますけれども、砂川でいうとこれから子育て世帯の方たちが、まだ正式に決まっているわけではございませんけれども、今小中学校の適正配置ということで小中一貫校並びに義務教育学校ということで協議、私も準備会の中に入っていろいろと今整備している最中でございますが、そういった形で一つの地域に子供たちが多く集まるような状況も今後起きてくるのかと。そんなことを考えたときに、学校の近くでそういった場所を用意することがもしできるのであれば、それはこの砂川市がこれから子育て世帯に対してまちづくりの大きなパッケージの中で用意していくことというのはあってもいいのではないかということを考えたわけなので、ソフト面に関しては、先ほどの道営住宅の関係ですけれども、部署が違いますので、答えられる範囲で構わないのですけれども、北海道が実施しているような子育て支援住宅の実施方法というか。そのような形がこの砂川市では果たしてできないものなのかをお聞かせ願えればと思います。

答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)

それでは、ただいまのご質問でございますが、子育て支援に特化いたしました北海道が取り組んでいる道営住宅のような取組を砂川市でできないかということで、例えば道の施策を誘致するですとか、同じような取組ができないかということでご質問がございましたので、それに対してご答弁を申し上げたいと思います。初めに、今議員から紹介がありました北海道が実施しております子育て支援住宅につきましては、北海道が子育て世代に配慮した仕様の道営住宅を新たに建設し、地元市町村と連携して子育て支援に向けた地域協議会を立ち上げ、隣接する集会所等で子育て支援サービスを提供するといったものでございます。砂川市におきましては、現在市営住宅はもとより道営住宅におきましても空き家が発生しているという状況にございますので、このような現状の中で子育て支援のための住宅ということでございますけれども、新たに公営住宅を増やすということにつきましては将来的な適正管理戸数の観点などから現実性は低いものと担当では考えているところでございます。しかしながら、新たなものをということではなく、既存の公営住宅及び周辺施設の利活用による子育て支援の在り方につきましては、現在空き家が増えつつあります東町団地、寺町団地などで建築年が古く住宅内部の改善などが必要となっている団地において、現在砂川市では子育て世代などに配慮いたしました居室の在り方について検討を行っているところでございます。また、北海道の子育て支援住宅で行っているような子育て支援新サービスの提供につきましては、当市の場合はあくまでも今後のニーズによるものと考えるところでございますけれども、既に砂川市の福祉担当で実施しております子育て支援センターによるサテライト事業がございますので、需要の高まりによっては関係部署と対応などについて検討することもあろうかと思っているところでございます。このことから、1回目の答弁でも述べさせていただきましたように、本年度策定を進めております公営住宅等長寿命化計画におきまして、空き家の増加も考慮しつつ、既存住宅に対するリフォーム等も含めた利活用について検討を行っているところでございます。今後につきましては、議員からいろいろお話がありましたけれども、子育て世帯への支援も含めた中で、より市民ニーズに合った公営住宅の在り方についていろいろ調査研究を進めてまいりたいと考えてるところでございます。

質問 多比良和伸

今ほど答弁いただきましたけれども、市営住宅は年数も古くて、中身も今のご時世にはなかなか難しいのかと。空いている場所は、上の階が中心なのかと思うのですけれども、そこを子育て支援のためのと考えたときには、3階、4階、5階に子供をおぶって階段で上り下りするというのは難しいのかという気はしますし、場所は東町団地とか寺町団地であれば、もし仮に今後砂川中学校周辺が子供たちの中心地域になるのだとすれば、それは距離的には近くていいのかとは思いますけれども、現実性が乏しいと今のところは気がしています。ただ、今ほどご答弁いただいた中で、リフォームを含めて子育て世帯のニーズに少しマッチしたよう、そういうことを今後検討していくのであれば、それはそれで一つの方向性としてはいいのかと思っております。今道営住宅が結構空き家が出ているというお話がありました。私も調べて、不足している部分ではあったのですけれども、イメージとしては入りたくても入れないという雰囲気できていたのかという気はしていたのですけれども、もう少しその辺の状況について詳しく教えていただければと思います。

答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)

道営住宅の空き状況に対するご質問がありましたので、現状についてお知らせしたいと思います。砂川市の道営住宅につきましては、現在三砂団地に3棟、三砂ふれあい団地に1棟、すずらん団地に2棟ということで全部で145戸の道営住宅がございます。こちらの道営住宅の管理でございますが、以前は砂川市で管理を入居から退去まで維持管理等も含めまして行っていたところでございますが、現在は入居募集の手続等も含めまして民間の指定管理者によって管理されているといった状況でございます。このような状況から、空き家の発生状況につきましても指定管理者からの情報しか得られないという状況になってございます。ちなみに、今現在道営住宅145戸のうち、空きが出ているのが全体で16戸の空き家か生じているという状況でございます。

質問 多比良和伸

結構出ていますねというところです。これは、砂川市が管理していたときは砂川市から直接市民に対して、頻度というか、そういうのも含めて情報はスムーズに行えたのかという気がするのですけれども、今は道から委託された民間業者が管理しているということだったので、その辺りの情報共有とか、あとは情報伝達、市民への周知、そのようなものというのは今現在どのような形で行われているのか教えていただきたいと思います。

答弁 建設部長 近藤恭史(建設部長は2023年3月まで)

今は、空きが出た場合は道の指定管理者である業者が公募をかけるという形で、その際に砂川市に、公募をかけるので市民の方にも周知してほしいということで、その際には広報すながわ等で周知をさせていただいているといった状況でございます。ただ、三砂団地、すずらん団地といった道営住宅につきましては、まちの中心市街地近くにある非常に人気のある団地でございますので、そこに空き家が生じているという状況はあまり好ましくないと思っております。このような便利な地区の団地についてはぜひ皆さんに入居していただきたいと思っておりますので、今後については指定管理者からの情報共有も含めまして、そういうことに努めながら、市からもそういう空きの情報発信ができないかどうかについても検討させていただきたいと思っているところでございます。

質問 多比良和伸

分かりました。道営団地の空きに関しましては、情報伝達不足もあるかもしれないとも思いますので、その辺り検討していただいて、今後令和4年度から公営住宅に関する10年計画を計画するというお話でしたので、まずはその辺りをしっかりやれることをやった上で、その中で状況を見ながら今後についてぜひ検討していただきたいと思います。先ほど学校の話をしましたけれども、道営住宅や市営住宅をいろいろと利活用していただくための工夫をしながらも、いわゆる子育て世帯からのニーズというものをぜひ吸い取っていただきまして、それが仮に近くがいいのだとか、公営住宅に対する支援のほうがいいという話なのか、いろいろその辺はそれぞれのマッチングニーズというものもあろうかと思いますので、ぜひともその辺を調査していただいた上で今後の計画をつくっていただければと思います。続きまして、3つ目、学童保育の保育料に係る軽減措置についてということですけれども、先ほど答弁をいただいた限りでは前向きに検討していただけるのかという感じで受け取ったのですけれども、保育園のときにも例えば2番目は半額、3人目以降は無料にしたほうがいいのではないかという話を一般質問を通してさせていただいて、その後市が国よりも先に先行して実施していただいて、その後国からもそういうことになっていったという経緯もあったわけなのですけれども、保育という背景、それは共働き世帯であるとか、ひとり親世帯であるとか、子供を預けながら就労している状況、一部病気ですとか、そういった事由もありますけれども、基本的にはそういった形で働いてる方が多いのかと。さらに、このまち全体のことを考えると、そういった方々の労働力というものもこのまちを動かしていく上では非常に重要な局面なのかとは感じております。ただ、多子になっていくと、働けれども働けれども保育料で生活がなかなか向上していかないということも当然推察されるわけなのですけれども、これまで子育て支援に対してはいろいろと市長も力を入れていただいて、少しずつ皆さんに認知されて、過ごしやすく感じておられる家庭もあるのではないかと思いますけれども、学童保育に関しましては他市町との比較ということもありましたので、砂川は値段だけ見ると高いですよねという話をされてしまうのかと。私もサービスが違うのだよということはいろいろ話ししながら、言っているところではあるのですけれども、せめて多子世帯やひとり親世帯等々を含めて、生活に余裕のない方たちに対して、先ほどの住宅政策ではないですけれども、少しでもこのまちに住み続けたい、暮らしやすいと思ってもらえるような体制づくりをお願いしたいと思っております。先ほど、減免制度というか、拡充については検討したいというお話でしたけれども、どのような形で、例えば多子世帯に対して保育と同じような考え方でいいのか、また、別な考え方があるのか、ないのかというところをお聞かせ願えればと思います。

答弁 保健福祉部長 安田貢(保健福祉部長は2025年3月まで)

減免の対象として考えられる世帯につきましてでありますけれども、兄弟、姉妹がいらっしゃる多子世帯、あるいは生活保護世帯や低所得のひとり親の世帯、またお子さんや家計の主宰者の方に障害があるという、そういった福祉的な支援が必要な世帯が対象になり得るものと考えてございますが、学童保育所の保育料につきましては、1回目の答弁でも申し上げましたとおり、おやつ代という言わば実費相当分もございますので、その点も考慮しながら検討を進めてまいりたいと考えてございます。

質問 多比良和伸

分かりました。対象は、多子世帯であったり、生活困窮、ひとり親世帯等々という対象で考えていくということでありましたけれども、実際それがどのような形で検討して表に出てくるのかということはまだ分からないところではありますが、今からもし検討していただくということであれば来年の春からということになるのかと思うのですけれども、いかんせんコロナ禍の影響によってそれぞれの家庭にいろいろな事情があるのだろうと。1回目の1つ目の質問で経済的な部分でもお話をさせていただきましたが、いろいろな多種多様な業種の中で非常に家計費が厳しくなっているというところもあるでしょうし、子育てに係る出費も多くなっているという話も聞きますので、その辺り、そんなことができるかどうか分かりませんけれども、そういうことを鑑みて、新年度とは言わず、少しでも早くこういう体制を進めることというのができないのかどうか。これはあくまで市長の判断になるかと思いますけれども、お考えをお聞かせ願えればと思います。

答弁 市長 善岡雅文(市長は2023年3月まで)

学童保育の減免についてでございますけれども、今から数年前に多比良議員から、ひとり親世帯、それから多子世帯についての質問がありまして、その当時のデータによりますと4割から5割は減免措置をしていないというデータがあり、その推移を見ながらと答弁した記憶がございます。その間、保育所の保育料については国の軽減措置があり、また砂川市は国の基準を超えて軽減をしてきたという状況がございます。ここ一、二年で急速に他市が学童保育の減免に動いてきたということで、砂川市の保育所の保育料との整合性が取れていないという状況もございます。4月1日に遡って改正をしたいと思っておりますけれども、規則なものですから、議会の場を通らないというのがございます。原案ができれば事前に議会の場にもお示しをして、4月に遡って改正できるようにしていきたいと考えております。

質問 多比良和伸

できるだけ早くとお願いしたつもりが4月に遡ってというお話で、少々びっくりしておりますが、そういうタイミングだと私も思いますので、できるだけ早くそういう措置を取っていただけるようにお願い申し上げまして、一般質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。◎延会宣告

出典:砂川市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月15日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる