砂川市議会 平成27年第3回定例会 2015年9月8日
(1)統一的な基準による地方公会計の整備について/(2)砂川市立病院の経営計画等について/(3)新たな教育委員会制度について/(4)情報通信技術(ICT)を活用した小中学校教育について
2015年9月8日、砂川市議会の一般質問で、武田真議員が「統一的な基準による地方公会計の整備について」「砂川市立病院の経営計画等について」「新たな教育委員会制度について」「情報通信技術(ICT)を活用した小中学校教育について」について質問し、総務部長 湯浅克己、病院事務局長 氏家実、教育次長 和泉肇、教育長 井上克也が答弁しました。
- 質問者
- 武田真 議員
- 答弁者
- 総務部長 湯浅克己、病院事務局長 氏家実、教育次長 和泉肇、教育長 井上克也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 武田真
それでは、通告に基づきまして、大きな項目で4点について質問いたします。まず、第1点目は、統一的な基準による地方公会計の整備についてであります。現在総務省より、統一的な基準による地方公会計マニュアルに対応した固定資産台帳の整備と複式簿記を前提とした財務書類の作成が要請されているところです。そこで、砂川市における対応状況等について以下の点について伺います。(1)地方公会計改革の意義について。(2)砂川市における対応状況について。(3)人材育成について。次に、大きな項目の2点目は、砂川市立病院の経営計画等についてであります。砂川市立病院では、平成19年12月に国に示された公立病院改革ガイドラインに基づき、砂川市立病院改革プランを作成し、平成23年度まで経営改革に取り組んできました。しかし、砂川市立病院改革プラン終了後は、経営計画等は作成されていない状況にあります。通常の企業では、中長期及び短期計画に基づき経営を行っていますが、砂川市立病院においても効率的な経営を行うため、中長期及び短期の経営計画を作成する必要があると考えます。そこで、以下の点について伺います。(1)経営計画についての考え方について。(2)効率的な経営を行うための院内体制の整備について。(3)新公立病院改革ガイドラインを踏まえた今後の対応について。大きな項目の3点目として、新たな教育委員会制度についてであります。地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が本年4月1日から施行されました。この改正により、教育の政治的中立性、継続性、安定性を確保しつつ、地方教育行政における責任の明確化、迅速な危機管理体制の構築、首長との連携強化が図られることとなりました。そこで、以下の点について伺います。(1)教育の振興に関する施策の大綱について。(2)総合教育会議の検討課題について。(3)総合教育会議の透明化について。(4)教育委員会会議の透明化について。大きな項目の4点目として、情報通信技術(ICT)を活用した小中学校教育についてであります。(1)ICT環境の整備状況について。(2)ICTを用いた教育についての考え方について。以上です。
答弁 総務部長 湯浅克己(総務部長は2016年3月まで)
私のほうから大きな1、大きな3についてご答弁を申し上げます。初めに、大きな1の統一的な基準による地方公会計の整備についてご答弁を申し上げます。初めに、(1)地方公会計改革の意義についてでありますが、現在各地方公共団体における財務書類の作成は、多くの地方公共団体が既存の決算統計データを活用した簡便な作成方式である総務省方式改訂モデルを採用しており、本格的な複式簿記を導入していないことから、事業別や施設別の分析ができないこと、また公共施設等のマネジメントにも資する固定資産台帳の整備が不十分ではないかといった課題があるところであります。このような状況から、国において地方公共団体における財務書類等の作成に係る統一的な基準を設定することで、発生主義、複式簿記の導入、ICTを活用した固定資産台帳の整備及び比較可能性の確保を促進していくことが極めて重要であると位置づけられたところであります。この地方公会計改革の意義といたしましては、財務諸表が統一的な基準で整備されることによって、住民や議会、外部に対する財務情報のわかりやすい開示ができ、行政としての説明責任の履行がなされるものと考えており、さらに財政運営や政策形成を行う上での基礎資料として、資産、債務管理や予算編成、政策評価等に有効的に活用でき、そのことによって財政の効率化、適正化が図られるものと考えているところであります。次に、(2)砂川市における対応状況についてでありますが、総務省から統一的な基準による地方公会計の整備促進の通知があり、各地方公共団体において取り組まれている財務書類の作成、公表等について統一的な基準による地方公会計マニュアル等が示されたところであり、原則として平成27年度から平成29年度までの間に統一的な基準による財務書類等を作成するよう要請されたところであります。地方公会計においては、市で保有する固定資産台帳の整備が必須でありますが、現在の状況といたしましては公有財産台帳等の内容確認など、資産の棚卸しに向けた準備を進めているところであります。今後におきましては、保有資産の数量を把握し、価額評価方針を定め、保有資産の調査を行い、平成28年度中に固定資産台帳の整備を終えたいと考えております。また、財務書類の作成に当たり、現在使用しております財務会計システムについて改修が必要となるものでありますので、仕分けのタイミングも含め検討を進めているところであり、統一的な基準による財務書類の作成については、遅くても平成28年度決算に係る財務書類を平成29年度中に作成、公表することとしているところであります。次に、(3)人材育成についてでありますが、地方公会計の導入に向けて、現在財務書類作成に当たっての基礎知識、公会計の仕組み、作成要領などについて習得しているところであり、さらに北海道が主催するものや総務省が後援した地方公会計の研修会などについて財政担当者が出席して、財務書類の活用や分析など専門的な知識についても研さんしているところであり、公会計導入に向けて知識習得に努めるなど準備を進めているところであります。続きまして、大きな3、新たな教育委員会制度についての(1)から(3)までについてご答弁を申し上げます。初めに、(1)教育の振興に関する施策の大綱についてでありますが、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が平成27年4月1日から施行され、地方公共団体の長は教育基本法第17条第1項に規定する基本的な方針を参酌し、その地域の実情に応じ、当該地方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱を定めるものとされたところであります。ご質問の教育の振興に関する施策の大綱につきましては、現在原案について作成作業を進めておりますが、今後市長及び教育委員会で構成される第1回総合教育会議において原案を示し、教育委員と十分協議の上、教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策について、その目標や施策の根本となる方針を定めた大綱を策定してまいりたいと考えているところであります。次に、(2)総合教育会議における検討課題についてでありますが、このたびの法改正で総合教育会議における協議事項として、大綱を定める場合及び大綱に変更があった場合のほか、教育を行うための諸条件の整備、その他の地域の実情に応じた教育、学術及び文化の振興を図るため重点的に講ずべき施策、児童生徒等の生命または身体に現に被害が生じ、またはまさに被害が生じるおそれがあると見込める場合等の緊急の場合に講ずべき措置について協議を行うこととされたところであります。この会議につきましては、市長が招集して開催するものでありますが、教育委員会事務局とも情報共有及び連携を密にし、政策判断を要する教育行政の検討課題があった場合には議題として示し、解決に向けた協議を進めてまいりたいと考えているところであります。次に、(3)総合教育会議の透明化についてでありますが、総合教育会議につきましては、個人の秘密を保つため必要があると認めるとき、または会議の構成が害されるおそれがあると認めるとき、その他公益上必要があると認めるときを除き、公開するとされております。また、総合教育会議の終了後、遅滞なく総合教育会議の定めるところによりその議事録を作成し、これを公表するよう努めなければならないと改正法でも規定されているところであります。したがいまして、砂川市総合教育会議につきましては、開かれた透明性のある会議運営を図っていくため、法に基づき、会議については公開し、議事録につきましても特別な事情がない限り公表してまいりたいと考えているところであります。
答弁 病院事務局長 氏家実(病院事務局長は2018年3月まで)
大きな2の市立病院の経営計画等についてご答弁申し上げます。初めに、(1)の経営計画の考え方についてでありますが、当院では地域において必要な医療提供体制の確保を図るとともに、収益の確保と費用の縮減を図り、安定した経営のもとで良質な医療を継続できるよう、平成19年12月に国から示された公立病院改革ガイドラインに沿って平成21年度から平成23年度までを計画期間とした砂川市立病院改革プランを平成20年度に策定し、本プランに基づき、病院運営の改善、健全化に取り組んでまいりました。また、本プランにつきましては、外部有識者から成る経営改善評価委員会を設置し、点検及び評価を行ったところであります。本プラン終了後の平成24年度以降につきましては、中長期的な経営計画を策定していないところでありますが、地域の中核病院として医療制度改革を初め、急激に変化する医療環境に適切に対応するため、本プランの柱の一つである経営形態の見直しについて引き続き経営改善評価委員会を開催し、平成24年12月に地方公営企業法全部適用とすべきとの提言を受け、平成26年4月に全部適用へ移行するとともに、病院事業管理者を設置し、経営管理機能の強化を図ったところであります。市立病院の経営計画につきましては、今後における人口の減少、少子高齢化の進行、ふえ続ける社会保障費等の問題により社会保障制度改革が進められている中で、病院を取り巻く環境がより一層厳しくなることが想定される中、健全な病院経営を実現していく上では必要なものと認識しております。そこで、短期の経営計画の策定につきましては、毎年度の病院事業会計予算の立案、執行、決算、検証が短期の経営計画と考えております。予算編成にあっては、各部署の予算要求に対して、病院事業管理者及び院長によるヒアリングや医療情勢及び患者の動向を踏まえて予算の立案を行い、年度途中において情勢の変化に対応する事態が生じた際は、補正予算という形で対応を図っております。また、決算時には、予算との乖離があれば過去の年度との相違を分析するなどをしております。次に、中長期計画の経営計画につきましては、病院経営に携わる幹部のみならず、現場のスタッフ、そして病院組織全体が共通認識のもと、病院スタッフが一丸となって目標に到達するために計画性を持って取り組むことが必要であると考えております。このことから、平成28年度中に策定する予定の新たな病院改革プランを、中期計画と位置づけて策定してまいりたいと考えております。なお、目まぐるしく変化する医療情勢などから病院の経営環境における変化が加速している昨今においては、10年スパンとなるような長期計画を策定していく考え方はございませんので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、(2)の効率的な経営を行うための院内体制の整備についてでありますが、経営の責任者である病院事業管理者のもと、病院運営における最高意思決定機関として経営全般に関する所管業務を審議する管理運営会議を初め、診療関係者会議などの各種会議、委員会等を組織して、定期ないし不定期に病院運営に関する諸課題、診療の質の向上及び増収に向けた対策等について検討、協議しておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、(3)の新公立病院改革ガイドラインを踏まえた今後の対応についてでありますが、今回のガイドラインでは新たに地域医療構想を踏まえた役割の明確化や医療の質の向上を目指す目標の設定を行い、具体的な数値目標を盛り込むものとされております。地域に不足する医療、必要とされる医療を的確に捉えるとともに、診療報酬改定、病院に対する地方交付税措置、地域医療構想調整会議等を注視しながら、病院改革プランを策定してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
答弁 教育次長 和泉肇(教育次長は2016年3月まで)
私から大きな3の(4)及び大きな4についてご答弁申し上げます。初めに、大きな3の新たな教育委員会制度についての(4)教育委員会会議の透明化についてご答弁申し上げます。教育委員会会議の開催につきましては、毎月定例の教育委員会議を開催し、必要に応じて臨時の教育委員会議を開催している状況であります。議事といたしましては、常任委員会を含む議会報告、各課における所管業務報告、条例等の制定や改正、各種学校行事や会議等への出席などについて協議及び質疑を行っているところであります。なお、教育委員会会議は、原則公開であり、傍聴は可能でありますが、会議開催日の周知につきましては現在行っていないところであります。会議の開催日程につきましては、毎月の定例会議において協議し、翌月の開催日程を決定しておりますことから、広報での事前周知は難しい状況にありますが、今後市のホームページ等での周知について実施をしてまいりたいと考えております。また、教育委員会会議の議事録の公表につきましては、改正法において努力義務とされたところでありますが、学校個別の案件や個人情報など、内容によっては公表が難しい部分がありますことから、今後公表のあり方について検討を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。続きまして、大きな4の情報通信技術を活用した小中学校教育についてご答弁申し上げます。初めに、(1)ICT環境の整備状況についてご答弁申し上げます。小中学校におけるICT環境の整備状況につきましては、全ての小中学校にコンピュータ教室を整備し、総合的な学習の時間における調べ学習や、技術科における情報教育の学習などで児童生徒がより一層学びを深めることのできる環境を整えるとともに、電子黒板や実物投影機を配置し、児童生徒の興味、関心を高める学習環境の充実を図っているところであります。また、今年度全ての小中学校に校内LANを整備し、各学校の普通教室等において従来の授業では実体験が困難な事象についてデジタル教材を活用して視覚化を図ることにより、理解をより一層深めることのできる環境を整備しているところであります。続きまして、(2)ICTを用いた教育についての考え方について答弁申し上げます。ICTの急激な発展は、日常生活やライフスタイルにも大きな影響を与えるものであり、こうした動きは今後も進行していくことと予想されております。教育委員会といたしましては、ICTを効果的に活用することにより授業の質を向上させることが期待されておりますことから、より高度な情報社会において社会の変化に対応できる力を身につけることは非常に重要であると考えており、未来を担う本市の子供たちに発達の段階に応じてICTに適切に触れながら情報活用能力を育成することが必要であり、学校教育において各教科等の学習を通してICT化が進む社会への対応力を育成するよう、教育の質の向上を図ってまいりたいと考えております。なお、タブレット端末につきましては、先進的な自治体において導入が進んでいるものの、全国的にも導入している自治体は少数であり、子供の書く力が衰えるなどの懸念も生じておりますことから、導入につきましては国や北海道の動向、他市町の導入実態等を勘案し、検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
再質問 武田真
それでは、順次再質問してまいりたいと思います。まず、最初の統一的な基準による地方公会計の整備についてでありますが、(1)の会計の意義でありますけれども、新しい会計システムというのは現在の単式簿記、現金主義を恐らく補うものであると、全面的に刷新するものではないという認識になると思うのですけれども、現在の単式簿記、要は現金主義会計の長所と短所について市のほうではどのように認識されているのか、まずご回答をお願いします。それと、単式では現金の出し入れを記録していくわけですけれども、複式ではお金がふえたり減ったりする原因も記録していくと、つまり単式では見えてこなかったのが見えてくるということになると思います。例えば単式では起債すると歳入ということになると思うのですけれども、実際それは借金であると、いつか返さなければならないお金になると思うのですけれども、税収と起債とではおのずとその使い道が変わってくると、複式では勘定科目により起債と税収はきちんと仕分けされていくということになると思います。ですけれども、お金には実際色がついていないということもあって、単式では一度にお金が入るとそれが税収なのか借金なのかどうかは見分けがつかないという状況になります。そうすると、必然的に使い切ってしまうという考えになりがちになるのかなと思われます。そこで、伺いますけれども、今般作成する財務諸表について一体どのような活用が考えられるのかということで、先ほど予算編成、政策等への活用ということでお話があったと思いますけれども、具体的に事例を交えて、どういった考え方で予算編成をするか、あるいは政策等への活用について使っていけるのかという考え方をまず示していただきたいと思います。続きまして、(2)についてなのですけれども、砂川市における対応状況ということで、先ほど固定資産台帳の作成を始めるために資産の棚卸しを開始しているというお話があったのですけれども、他の市町村の状況を見ますとかなりの時間をかけて固定資産台帳を作成されているということで、砂川市においてはこれから棚卸しを開始して、28年度中に作成ということになっているのですけれども、私が総務省の最新の通知を見た限りでは、27年度中に固定資産の台帳作成というスケジュールになっていたと思うのですけれども、砂川市においてはスケジュールがおくれているのかなという印象を若干抱いております。それで、そのスケジュールについてこれから開始されるということでしたけれども、そのスケジュールで十分時間が間に合うのかどうかという若干の心配がありますので、具体的にそのスケジュールについて今何をやられているのかご説明をお願いしたいと思います。それと、(3)の人材育成についてですけれども、先ほどの説明によりますと財務の担当者を研修に行かせているというお話だったのですけれども、地方公会計の改革によりますと、いろんな事業の評価について考えていく、あるいは事業を組み立てる新たな政策を考えていくという段階においても、将来のコストを見通した政策展開を考えていくという仕組みであるという趣旨であれば、実際財政、会計の担当者以外の原課、事業を担当する方もこの知識を身につけていただいて、新たな公会計制度に基づいた政策を進めていく必要があるのかなと思いまして、現在、将来もそうだと思うのですけれども、会計担当、財政職員以外の職員に対する研修をする考えはないのか、あるいは新人研修においてそうした複式簿記の勉強をする研修を加えていくという考えはないかどうか、その点についても伺いたいと思います。
答弁 総務部長 湯浅克己(総務部長は2016年3月まで)
1点目の公会計の現状の現金主義部分の短所、長所というお話がありました。現金主義でありますので、その段階の時点での現金の動きしか把握はできないということになっておりますので、こちらにつきましては複式簿記になりますと例えば減価償却の観点ですとかいろいろな部分が入ってきますので、それらのお金の動きを考えながらいろいろ予算編成を行えるということの長所が複式簿記のほうにはあろうかと思いますので、そちらにつきましては現状といたしましては対応ができていないという形になりますので、現状の単式簿記であればお金の動きという部分については、現金主義ですので、明確にその時点でわかり得るという部分があろうかと思います。これらをもとにいたしまして、具体的にそれではどのように活用するかということになるかと思います。例えば新たな施策を考えるときに、施設等を建設する際には現状の考え方でありますと建設する段階での財源手当等が中心になりながら予算編成がされるものになろうかと思いますけれども、複式簿記になりますと、先ほども減価償却というお話をさせていただきましたけれども、減価償却があるということは当然それらの耐用年数も見ながら考えていくことになりますので、それらにつきましては長期的なスパンの視野の中で、例えば施設を建設するときにどのように考えていくか、長期的なスパンで物事を見るという、そういう視点が生まれてくるものだというふうにも考えているところでございます。続きまして、2点目の固定資産台帳の関係になります。現在棚卸しをということでお話を差し上げましたけれども、なかなかその作業のほうにつきましては難しい部分がございます。例えば建物の部分につきましては、今公共施設等総合管理計画を策定しておりますので、その中で公共施設の状況については把握をできている部分がございますけれども、例えば土地で見ますと市の所有する土地は数千筆にも及ぶような状況になっております。行政財産の一般的な部分につきましては基本的に把握できているという状況がありますけれども、例えば道路につきましてはなかなか把握ができていない部分もございます。道路につきましては、道路の整備済みの部分、整備された道路の面につきましては道路台帳等によりまして延長、面積等も把握できている部分もございますけれども、それ以外の道路の部分につきましては把握できていないということで、こちらにつきましては今棚卸しを行いながら、担当課の協力を得ながらこちらの数値の確認等も現状進めるための準備も行っておりまして、今のところこれだという部分としてお示しできるところはございませんけれども、準備のほうは着々と進めているという考え方でございますので、間もなく原課にそれらの周知を行いまして、来年の8月ぐらいまでには一定程度データを入力して、使えるような形にはしていきたいなと準備を進めているところでございます。3点目になります。人材育成の関係になります。現状といたしましては財政担当、あるいは今般下水道の会計につきましても公営企業の適用を受けるべく国のほうでは指示がなされておりますので、そちらの部分が中心になってこちらの人材育成という形は進めていかなければならないと思いますけれども、これまでも公営企業ですとか病院会計につきましては複式簿記を使っている部署もありますので、そちらの職員、あるいは土地開発公社、振興公社等の職員もそれらについては精通している部分もございます。それらの部分の職員もおりますけれども、全体的な部分としてはなかなかまだ周知されていない部分がございますので、今回の地方公会計の整備促進という流れの中では、広く職員に複式簿記に触れていただく、その部分については研修を行わなければならないというふうにも思っておりまして、新人研修というお話もございました。例年行っております新人研修につきましては時間が限られている部分もありますので、そういう中ではなくて、全体の職員として複式簿記が知識として必要なのだという理解を得るための研修は、徐々にはなりますけれども、進めていかなければならない状況にありますので、取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
再質問 武田真
それでは、また再度(1)から確認してまいりますけれども、公会計改革ということで、新たな事業を展開したり、そういった面でこの数値を活用していくということになると思うのですけれども、ただ財務諸表の作成が目的ということにはならないと思うのですけれども、これは役所内の改革という部分もありますけれども、市民のための改革でもあるのかなという印象を受けていまして、具体的にこの改革によって市民にどういったメリットがあるのか、そういった部分をちょっと説明していただきたいのと、(2)の対応状況ということで、現在8月に向けて進めているということなのですけれども、恐らくご存じの方は多いと思うのですけれども、年度がかわると固定資産の価値が変わってくるということで、また複雑な処理が発生してきます。また、現有の公有財産台帳も恐らく固定資産台帳に切りかえていくと思うのですけれども、そうなるとそれとのかなりの差が出てくるということになると思います。そのためには、実際の現物を確認していくというのが棚卸しの作業なのですけれども、そうなると北海道は冬期間雪が降るということで、野外にある市の財産の確認も今後出てくるということになりますと、冬期間の対応となるとなかなかこれは大変なのかなと。できれば、庁内にあるものはすぐチェックできると思うのですけれども、庁舎の外にある冬期間なかなか確認しに行けないような場所にある市の財産なりを早目早目にチェックしていただきたいという要望を(2)についてはさせていただきます。(3)の人材育成ということでは、先ほどご答弁いただいたとおり、広くいろんな職員、知識を持った職員の方がいらっしゃると思いますので、そういった方の知識も活用しつつ、今回の公会計改革について対応していただきたいと。あと私ちょっと気になるのは、いろんな会計の専門家の方に聞きますと、公会計を担当する職員のレベル、例えば日商簿記でいえばどのくらいのレベルなのかを聞いてみたことがあるのですけれども、大体2級ぐらいの知識レベルが必要であると、さらに言えば、砂川市でいえば特別会計がいろいろあると思うのですけれども、それらを連結して分析していくには1級相当の知識が必要になると。そういった意味では、今すぐということにもならないということで、長期的な視野に立って人材育成していただくと、そういった部分の配慮も必要なのかなと思いまして、先ほども庁内の人材を活用して担当課にとどまらない協力体制ということも進めていくというお話でしたので、それはそれでよろしくお願いしたいのと、長期的な視野に立った人材育成をお願いしたいということになるかと思います。あと最後に、要望ということになるのですけれども、今回の新しい会計制度は単なる帳簿の作成ではないと、固定資産台帳をつくって、あとは、先ほどお話ありましたけれども、IT、システム改修で帳簿を記載していくと自動的に仕分けされていくと思うのですけれども、それで大方の帳簿はできていくと、固定資産台帳とITの力でとりあえず書類は作成していけると思います。つくっただけでは終わらないと、先ほど来もずっとお話ありましたけれども、それをどう活用していくのかということになっていくと思いますので、そういった部分を判断するには専門的な知識を持った職員が育っていなければ、29年ですか、出た後にそれを分析していくことはできなくなると思いますので、長期的な視野に立った人材育成を今後お願いしたいということで、統一的な基準による地方公会計の整備についての質問を終えます。
答弁 総務部長 湯浅克己(総務部長は2016年3月まで)
1点目にありました今回の統一的な基準によります財務書類の整備によります市民のメリットということがありました。今回統一的な基準が示されることによりまして、他市町との比較ができるという形になります。比較はできますけれども、今までもそのような形で私ども財務書類の公表も行っておりましたけれども、なかなかわかりづらいという部分がありますので、そういう部分といたしましては単に公表して比較していただくだけではなくて、いかに市民にそれらをわかりやすく表現するかというものも大事だと考えておりますので、今回比較もできますけれども、そのような考えを持ちながら、市民に理解をしていただくような書類の公表について取り組んでまいりたいと考えているところでございます。2点目の固定資産台帳等の作成に当たって現状、状況を把握するのは早目にというお話でありました。こちらにつきましても、現状建物等については先ほどご答弁申し上げましたとおり一定程度把握できておりますけれども、土地の部分につきましては把握できていないところも実際のところはございます。そのような部分につきましては、今データを集計している状況になっておりますので、それらのタイミングといたしましてことしじゅうにできるものはことしじゅうに行いますし、それ以外の部分、間に合わない部分につきましては明年ということになろうかと思いますけれども、そちらにつきましても正確な現状把握ができるような取り組みについて進めてまいりたいと考えているところでございます。あと、最後の人材育成の部分で日商簿記のお話がございました。日商簿記、資格取得も難しいところもあろうと思いますけれども、職員の中には、日商簿記ではないのですけれども、高等学校あるいは専門学校の中でいろいろ資格がございまして、実務検定等の資格を得ている者もございます。そのような職員の意見等も聞きながら、私ども日商簿記のレベルというのも実際のところ把握できていないところもございます。それらの確認をしながら、市職員全体の中でまずは複式簿記というものを理解していただき、その中では一定程度の職員につきましては一定レベルの簿記の知識が必要になると思いますので、それらにつきましても研修等によりまして取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
再質問 武田真
それでは、砂川市立病院の経営計画等についてということで再質問を行います。まず、(1)から順次確認してまいります。経営計画ということで、平成23年にプランが終了したわけですけれども、そのときの最終目標値と現在の最新の経営指標についてまずお示しいただきたいということと、先ほど来年次計画ということで、予算の執行、予算と、そして決算ということで、数値についてはそれをもって年間計画とされているというお話だったのですけれども、平成23年に完了した前プランを確認しますと、数字的なものについては当然なのですが、数字にあらわれてこない経営目標、例えば患者さんのサービスについて、そういった経営目標があったと思うのですけれども、それについてはそれぞれ各年についてどのようにされていたのか、それについてまず確認させていただきたい。それと、病院の(2)の効率的な経営を行うための体制ということで、管理運営会議という会議があるということで、管理者、副院長、その他関係者が重要な事項について判断する会議があるということなのですけれども、その会議の進捗管理というか、判断するに当たって外部の意見はどうなっているのかなと。といいますと、23年のプランにおきましては砂川市立病院経営改善評価委員会ということで外部の意見が入る場面があったと思うのですけれども、この管理運営会議においてはそういった外部の意見が入る余地があるのか、現在例えばコンサルタントに意見をいただいているとか、そういった状況があるのかどうか、まず確認させていただきたい。続きまして、(3)ということで新公立病院改革ガイドラインを踏まえた今後の対応ということなのですけれども、28年度に向けて作成をしていくというお話をいただきましたけれども、その作成に際して例えば外部の意見、市民の意見をいただく場面があるか、市民の意見というのもいろいろあると思うのですけれども、例えばパブコメがあったりとか、あるいは議会に諮る、常任委員会に対して例えば素案を示していただくとか、要は市民の意見を反映する場面があるのかどうかという点について確認させていただきたいと思います。
答弁 病院事務局長 氏家実(病院事務局長は2018年3月まで)
それでは、順次ご答弁申し上げますが、まず改革プランの関係でございますが、平成23年度で終了して、その後の当時改革プランで定めた基本指標並びに主要指標の関係、この関係の実績というか、数値がどのようになっているかということで、この関係についてまずご答弁申し上げます。初めに、基本指標の関係でございますが、経常収支比率、ここにつきましては平成24年度96.1%、平成25年度94.8%、減価償却費を除く経常収支比率につきましては、平成24年度108.6%、平成25年度106.8%。続きまして、職員給与費対医業収益比率の関係でございますが、平成24年度49.7%、平成25年度においては49.6%。続きまして、病床利用率の関係でございます。平成24年度77.9%、平成25年度においては75.2%でございます。続きまして、主要指標の関係で順次ご答弁申し上げますと、まず平均在院日数、一般病床でございます。平成24年度13.2日、平成25年度にあっては12.9日。材料費対医業収益比率では、平成24年度25.5%、平成25年度は27.2%。続きまして、医業収支比率でございますが、平成24年度90.2%、平成25年度88.4%。減価償却費を除いての医業収支比率の関係でございますが、平成24年度は102.2%、平成25年度は99.9%。続きまして、患者1人1日当たりの入院収益でございます。平成24年度は5万1,753円、平成25年度につきましては5万3,749円。患者1人1日当たり外来収益でございますが、平成24年度は1万283円、平成25年度は1万598円。紹介患者件数でございますが、平成24年度は5,395件、平成25年度につきましては6,224件というのが指標関係の24年度、25年度の実績でございます。それで、こういった形で数値的ではないもので改革プランで当時評価を受けていた事項でその後の取り組みの関係につきましては、主なものということでご答弁させていただきますと、まず収益確保増加対策として患者数の増加ということでの評価を受けた中で、病病連携、病診連携のさらなる強化といった中で地域医療連携ネットワークシステムの拡大といったことが掲げられておりますが、この部分につきましては市内におきましては今後の高齢化等を見据えた中で地域で在宅介護ケアを考える会、こういったものを開催した後、砂川市、さらには訪問看護ステーションなどと患者情報共有ネットワークシステムを構築ということで、これにつきましては平成26年度の補正予算でご審議いただいた中、現在構築に向けて進めて、今年度27年度中に稼働予定と。市外におきましては、今回の補正予算で計上させていただきました中空知の自治体間での情報共有のシステムを構築していくといった方向で現在進めているところでございます。主なものといたしまして、あと診療報酬の確保の関係でございますが、新たな施設基準の取得といったことでは、平成23年12月に当院が地域救命救急センターの指定を受けまして、救命救急入院料の算定を開始しております。あと主なものといたしまして、平成24年の11月には急性期の看護補助体制加算、さらに平成25年2月には今ほど申し上げました救命救急センター、こちらの関係でハイケア、HCUの関係で12床を16床にして、この関係での入院料の増収ということで進めてきております。あと、昨年の11月には地域包括ケア病棟を設置しまして、地域包括ケア病棟の入院料1といったものの算定を開始しておりますし、今年度に入りまして特に6月はICUの特定集中治療室の管理料2ということで、これもワンランク高い施設基準を取得しているところでございます。あわせまして、続きましてはいつも決算時にご質問を受ける未収金の関係でございます。まず、個人未収金の縮減につきましては、発生予防の観点から入退院窓口の設置によりまして医療費の支払い等の相談体制を強化しておりますし、自動精算機を導入しております。さらには、平成24年4月からクレジットカード払いを開始しているところでございます。あと、休日退院につきましては事前精算、さらには分割払いの希望者への相談体制を強化してきております。そういったことから、早期回収に向けてさらなる未収金対策といたしまして、今年度から未収金の回収業務を一部業者さんへの委託といったことで行うとともに、このことによりまして担当の職員による電話督促、さらには自宅訪問ということでの強化を図ってきているところでございます。あと、経費節減、抑制対策として費用の見直しということで評価項目にある中では、給与費の適正化、必要人員数の明確化といった事項の中では、適正な人員管理といった中で、厳しい経営状況が続く中にあっても職種ごと、それの必要性、費用対効果、こういったものも十分に踏まえまして厳格な人員管理を行ってきているところでございます。あわせまして、一方では診療報酬改定において人員配置に対する加算設定などに対しては、迅速かつ柔軟に方針を決定して対応してきているところでございます。あと、その他としては、職員の意識改革といったことで、特にコスト意識の向上ということが評価項目の中にあるわけでございます。ここにつきましては、各診療科のドクター、さらには各部門の幹部によるヒアリングを事業管理者、院長によって行っておりますし、病院の経営状況、すなわち予算の内容、修繕の内容等々、こういったものがなかなか職員に周知されていなかったといった反省も踏まえまして、この辺につきましても今年度実施を既に始めているところでございます。また、26年度の収支状況がかなり厳しいといった中では、増収対策プロジェクト、こういったものを立ち上げまして、現在それに継続的に取り組んでいるところでございますし、また職員が満足しなければ患者さんに接するといっても難しいのではないかといったご意見等もあったことから、職員満足度調査も実施しているといったところでございます。こういったところが数字、指標にはあらわれない中で評価事項の中での主な事項といったところでございます。続きまして、院内では管理運営会議を組織しておりますが、そういった中で外部の意見はどうなっているのかといったご質問、そうした中ではコンサルも含めてということのお話だったと思いますので、管理運営会議につきましては議員ご指摘のとおり、うちの事業管理者、それと院長、それから副院長4名、それから看護部長、薬剤部長、医療技術部長、そして私といったメンバーでの構成となっているところでございます。そうした中で、外部の意見というか、コンサルに委託している部分で必要な部分については、当然のことながらそこの中での議論といったケースもありますが、主には月次決算というか、月次収支、こういったものをまず中心に会議を運営していると。さらには、必要な先ほど申し上げたとおり新たな診療報酬改定があったとき、さらには新たな加算措置、これを目指すとき、一例で申し上げれば地域包括ケア病棟など、そういったときなどについてもこういった管理運営会議を通じ、さらには医局会議、さらには定例主管者会議、こういったものを通じて末端までおろすと、そして意見等を吸い上げると、そういったことでこの会議をこれまでも毎月1回行ってきているといったところでございます。それと、外部の意見でコンサルがその場に入るようなことは、私が事務局長を拝命してからはございません。そういったことでございます。それと、新たな病院改革プラン、この作成に向けて平成28年度から取り組んでまいりますが、外部の意見をどうするのかといったことで、一例のパブリックコメントの関係もお話あったわけでございますが、平成25年の4月に砂川市で策定しております協働のまちづくりの関係でしたか、砂川市協働のまちづくり指針ですか、この中でまちづくりへ参画しやすい機会づくりとしてパブリックコメントの実施といったものが主な取り組みの一つとして掲げられております。こういったことも踏まえまして、パブリックコメントも一つの手法ということで今後鋭意検討してまいりたいと考えておりますし、常任委員会への報告等々もこれは必要に応じて報告させていただくと、そういった現段階の考え方でいるところでございます。
再質問 武田真
それでは、また再度確認してまいりますけれども、先ほど経営指標ということでいろいろ回答いただいたのですけれども、数が多いので項目を絞って確認していきますけれども、病床利用率は23年度に目標値83%ということで、25年の実績75.2%ということで、これは目標が達成されていないということと、あとは一方では平均在院日数は計画では15日だったのが12.9日と非常に短縮されていると、また紹介患者件数については目標値が4,800件に対して5,395件ということで大きく上回っている部分もあると。一方でうまくいっている部分もあれば、うまくいっていない部分も23年度以降の中ではあるということだと思うのですけれども、それに対して23年度と現在における差異というのか、それを埋め合わせるような努力というのは院内で目標、例えば先ほど来あります経営管理会議の中で話題となって、例えばこの年度においては病床利用率について改善していくと、ついては具体的な方策について考えていくとか、そういったふうな議論というのは行われていないのかどうかということと、先ほどコンサルはないという話だったと思うのですけれども、要はよくも悪くも自分たちでやっているということになると思うのですけれども、非常に昨今医療行政が複雑化しているという状況もあって、ある程度専門家の意見を取り入れていくべき場面はあるのかなという気は若干いたしているところなのですけれども、今後新しい計画、28年度に向けて計画をつくるに当たって、市民の意見は先ほど協働ということでパブコメの話は検討されて、議会についても常任委員会でのお話も検討されていくというのですけれども、専門的な、たしか病院が新築されるときに外部のコンサルの話とかもあったと思うのですけれども、その方はたしか東京から年に数回来られているという話だったと思うのですけれども、そういうことではなくて、地元の人、地域医療について見識を持った方に具体的なアドバイスをいただくというような考えはないのかどうか、それについて再度確認させていただきたいと思います。
答弁 病院事務局長 氏家実(病院事務局長は2018年3月まで)
先ほどご答弁申し上げました指標の関係では、上がっているものもあり、下がっているものもあると。そうした中で、これの改善というか、それに対しての改善手法について管理運営会議等で協議したという経過ということです。管理運営会議について毎月行っている中では、その月々の月次の決算といったものを見据えて、即やれるもの、またちょっとこれは検討が必要なもの等々に区分してそれぞれ改善すべき事項について院内では取り進めていくと、そういったことで、そこで全て決める決まりではないものですから、医局会議におろすべきものはおろす、さらには診療関係者会議というのもあるのですが、そういったものについてもご意見を拝聴する。そういったこと等々を含めてこれまで病院経営に当たってきているということでご理解をいただきたいと存じます。あと、コンサルの関係なのですが、専門家のご意見ということで地元という話もございましたが、病院経営というのは非常に複雑というか、難しい一面がやはりあると思います。それで、市内にそういう方がいらっしゃるというか、いるのであれば、そういった方も検討はしたいと思いますが、そういった中では前回の改革プランのときには、議員さんももう既に前回の策定体制は改革プランの公表をした中でもごらんになっていると思うのですが、税理士事務所さんを入れている。そういったところぐらいで、かなり専門性が求められますので、市内でそういう方がいらっしゃるというのであれば、私たちもこれは検討の余地があるのですが、ちょっと難しいのかなということで現時点では考えているところでございます。そういったことで、建設する際に当時基本計画、基本設計ということで、病院の改築に当たってはそういったことを要件としてプロポーザルを実施して、そして業者を選定した。そういったことから、当時はそういった方が入ったといったことでございます。
再質問 武田真
ちょっと意思が伝わらなかったかなと思うのですけれども、地元というか、北海道全体ということで、砂川市ということでなくて、北海道は大学病院とかいろいろございますし、経営関係の大学院とかもございますので、そういったイメージということで再度。そういった意味で検討していただければと思いますということで、もう一度、再度それについてご説明お願いします。
答弁 病院事務局長 氏家実(病院事務局長は2018年3月まで)
実は、こういったコンサルの関係では以前も私が改築担当でいたときにも、専門的なコンサルを入れてはいかがかと議会からもご指摘を受けたことがございます。そうした中で、コンサルを入れることによって、端的に言って黒字になればみんな入れるわけでございまして、なかなかそうもいかないといったところから、二の足を踏んでいると。ただ、必要性がある部分については、私はあってもいいのかなという部分は本当に持っているところでございますが、この点につきましては今市内ということで私が限定したので、大変申しわけございませんでした。そういった中では、過去的にそういったお話のあった経営改善をなさったコンサルといったものも一つの考え方があろうかと思いますが、そういったことは院内で事業管理者並びに院長とも今後においてご相談した上でこれについては検討していくといったことで、今この場でわかりました、入れますということはなかなか言えない部分でございますので、そういったことで検討はさせていただきたいと、そのように思います。
再質問 武田真
市立病院の経営ということで、今回新たなプランということでいろんな意見があると思いますので、いろんな意見を反映していい計画をつくっていただきたいなと思いまして、砂川市立病院の経営計画等についての質問を終わります。続きまして、3番目の新たな教育委員会制度についてということで再質問していきます。まず、(1)から順に確認していきますが、この大綱についてですけれども、大綱の策定の義務づけというのは、先ほどの説明では市長に義務があるということになるのですけれども、この大綱というのは砂川市における教育の根本的な方針に当たるのかなというふうに思うわけですけれども、そうなると、そもそも論なのですけれども、教育委員会制度というのは要は政治的な中立性ということで発足した制度なのですけれども、そうなると市長が意見を言えると、政治的に選ばれた市長が教育委員会に発言できるとなると、そうすると何らかの歯どめが必要なのかなと思うわけですけれども、それについて今回の大綱の作成に当たってどういった考え方でやっていくのかというご説明をお願いしたい。続きまして、総合教育会議の検討課題ということで、先ほど説明いただいた中では大綱を作成する、あるいは教育、学術について教育事項になっていくのかなと思うわけですけれども、そうなるとこの会議における教育委員会と市長の関係はどうなるのかなと。それは、例えばどっちが偉いか、偉くないかという話にもなるのですけれども、招集するのは市長が招集するということになるのですけれども、その会議の主宰はどうなるのかなと、誰が議長になるのか、あるいはリーダーシップを持ってその会議を主導していくのか、そこがちょっとわからない部分があるのですけれども、その会議を誰が主宰していくのかというのがよくわからない部分がありますので、その辺の説明もまたお願いしたい。そして、教育会議で取り扱ったものについてはどういったルールでそれを実行に移していくのか、そういった部分についてもご説明をお願いしたい。それから、(3)の総合教育会議の透明化ということなのですけれども、先ほども説明あったとおり、これは法律上も原則公開していくと、それは条文に定められていくということなのですけれども、議事録もそれについては公開していく、それは間違いないかということだけの確認をさせていただきたい。あと、(4)教育委員会会議の透明化ということで、先ほども教育委員会のほうからお話ありましたが、法律上で努力規定になっているのですけれども、公開に当たっては個人情報等に配慮しながら検討してまいりたいという話があったと思います。先ほどもお話がありましたが、現実問題として現在でも実は傍聴できるということになっていたのですけれども、実際のところ傍聴者数はどのぐらいいたのか、これまでどういった方が傍聴に来られていたのか、そういった状況はどうなっているかということをまず教えていただきたいと思います。
答弁 総務部長 湯浅克己(総務部長は2016年3月まで)
まず初めに、1点目の市長の施策が反映され過ぎるという部分の懸念であるかと思いますけれども、こちらにつきましては基本的には市長が招集する会議ではありますけれども、市長が招集した中で教育委員会委員さんと協議をさせていただくということになりますので、基本的にはその中で協議のもと決定していくということになりますので、市長の意見が全てということにはならないというふうにも考えておりますので、2点目にも絡みますけれども、会議の主宰は基本的には私ども市長部局のほうで行いますけれども、教育委員会と連携をとりながら当然行っていく形になりますので、こちらにつきましても決められたことという形になりますけれども、双方合意のもとで決めるという形になると思いますので、その点につきましてはそのような中で十分私ども市長部局も教育委員会と連携をとりながら、情報共有をしながらこれらについては協議をしていきたいというふうに考えているところでございます。3点目の透明化の部分につきましては、1回目でご答弁させていただきましたけれども、基本的には透明化を法で求められていますので、公開をするという考え方でございますけれども、協議の中にはいじめの関係等も出てくる可能性等がございますので、これらの部分で個人の方に何か影響がある部分につきましてはなかなか難しいところもありますので、それらにつきましては、基本原則としては透明化、公開という形になりますけれども、その点につきましてはそのケースに応じて対応していきたいと、そのような考え方でございます。
答弁 教育次長 和泉肇(教育次長は2016年3月まで)
教育委員会議における傍聴者がいたかというご質問でありました。私の知る限り、この5年間においてお一人いらっしゃったところであります。
再質問 武田真
それでは、また再度確認していきますけれども、先ほど政治的中立性いうことで疑問があったところなのですけれども、お互いに話し合っていく中で決めていくということで、誰かが一方的に判断するということにはならないということで、そういった歯どめがあるということで了解いたしました。あと、(2)総合教育会議の検討課題ということで、これもまたお互いに協議していくということで、どちらか一方が主導するものではないということで、それも教育の中立性に係る部分ですけれども、バランスをとってやっていくということ、ここも了解いたしました。あと、透明化についても、いじめ等、そういったものについては公開できないということで、それは当然のことかなと思います。それは、そういうことでやっていただきたいなと思うわけですけれども、それを含めて、教育の中立性というのは当然なのですけれども、一方では市長の意見が何らかの形で反映されていくと、そうする中で会議が透明化されているというのは、今の市長は政治的に暴走するということはあり得ないと思うのですけれども、過激な思想を持った政治家があらわれて、教育委員会、まさにこういった総合教育会議において暴走するということも懸念されるところなのですけれども、今回の透明化ということで、それも一種の抑止力になるのかなというふうに理解はいたしました。最後の(4)教育委員会会議の透明化ということで、5年間1人しか傍聴者がいなかったということなのですけれども、少なかった理由について、要因については教育委員会さんのほうではどういった分析をされているのかなと、そういうのをちょっと疑問に思ったものですから、それについて1点確認させていただきたい。
答弁 教育次長 和泉肇(教育次長は2016年3月まで)
これまで会議の傍聴者が少なかった理由ということでありますが、先ほど1回目でご答弁申し上げましたとおり、まず日程の周知をしてこなかったということがあろうかと思います。また、問い合わせ等があればその旨はご案内していたのですけれども、基本的には周知が不足していたということを理解してございます。
再質問 武田真
最後の(4)ということでまた再度確認しますけれども、教育委員会制度、今回の法改正のそもそもの原因というのはいじめ事件が会ったということで、教育委員会制度がうまく働かなかったということが原因だったと思うのですけれども、当初お話あったときは、法改正においては教育委員会自体を廃止してしまおうという過激な議論もあったかと思います。ですが、現実としては教育委員会が残ったということは、ある種教育行政における継続性、安定性の視点から残ったのかなというふうな感想を私は抱いているところなのですけれども、教育委員会制度がそもそも論で法改正以前には形骸化しているという議論もあったと思うのですけれども、形骸化というのは特に今回の傍聴者が全くいなかったと、ほとんどいなかった、5年間で1人だったと、あと周知もされていなかったというのも教育委員会制度の形骸化を象徴するものだったのかなという印象を受けていたわけですけれども、今回の法改正で努力規定とはいえ条文上も公開していくと、先ほど来話ありましたが、個人の秘密に係る部分以外は、公開はできないけれども、公開について努力していくということになったと思います。いろいろ市民の方とお話ししますと、市民の皆さんは結構教育行政については関心があるのですけれども、実際何やっているかわからないと、具体的にとても難しそうだという感想が非常に多くて、なかなか関心が高まらないのかなという感想も持っていたわけですけれども、今回の議事録の公開、特にインターネット上に議事録を公開していく努力をしていくという話もあったと思いますので、そういった取り組みが市民の教育行政に対する関心の高まりにつながるのかなというふうな印象を受けておりまして、これまでの教育委員会制度についてはやむを得なかったかもしれないですけれども、新たな制度においてはなるべく市民の声が反映できるような、あるいは中身がはっきり見えるような教育行政について取り組んでいただきたいと思います。最後に、積極的な透明化に取り組んでいく策について改めてご答弁いただきたいということで、お願いします。
答弁 教育長 井上克也(教育長は2016年3月まで)
今議員からご指摘あったとおり、このたびの法改正、その中では住民に開かれた教育行政を進めるという観点から、議事録の原則公開というようなことが出てきた次第です。いかに教育行政を市民の皆様にお伝えするかということが大前提でありますけれども、まずは教育委員会会議におきまして、次長が答弁申し上げたとおり市民周知によりましてまず会議日程を明らかにするというところからスタートして、基本的には住民に開かれた教育行政を目指して今後とも推進してまいりたいというふうに考えております。
再質問 武田真
わかりました。この質問を終わります。続きまして、最後、情報通信技術、ICTを活用した小中学校教育について(1)、(2)をお尋ねしておきます。先ほど小学校にLANケーブルを引かれ、LAN環境を整備した、デジタル教材を整備したというお話があったと思うのですけれども、LANは無線LAN環境を整備されたということでよろしいのかと、あとデジタル教材はどういったものかということを教えていただきたいということと、あといろいろ抜けてしまったのですけれども、昨今タブレット端末等ICT機器の進化が激しい状況ですけれども、LAN環境を整備、パソコン教室にパソコン整備、あと次は恐らく個人別の情報端末かなという感想を持っているわけですけれども、それについて何か考えがあるかどうかをまずご説明していただきたい。(2)ICTを用いた教育の考え方についてということで、現在もいろいろ取り組んでいるかと思うのですけれども、昨今の新しい話題としてデジタル教科書の普及について2015年に入ってからずっと話題が多かったと思うのですけれども、先ほどもデジタル教材とありましたけれども、私がイメージしているデジタル教材というのはデジタル教科書です。一人一人のデジタル端末におけるデジタル教科書なのですけれども、そういったものに対する教育の効果とか、何か砂川市における実践例あるいは検証例等がありましたら、ちょっと教えていただきたいということと、あと既存の教育において生徒さんの反応はどうなのかなと、パソコン教室を使った教育についてどういった反応があるのか、効果があるのか、何か実証できるようなものがあれば、少しご説明いただきたいなと思います。
答弁 教育次長 和泉肇(教育次長は2016年3月まで)
順次ご答弁申し上げます。まず、LAN環境につきましては、無線によるLAN環境を現在工事中であります。デジタル教材ということでありますけれども、これはLAN環境が工事中ということでありまして、今後におきまして各学校において個別に検討した中で必要なものについて購入していくというような状況であります。それから、タブレット端末につきましては、1回目でもご答弁申し上げましたとおり、なかなか活用の事例が、先進的な取り組みがなされていて、まだ実証段階というふうな印象を持ってございます。いろいろ研修等は実施されておりますので、まずはそういう研修等に先生方に参加していただくとともに、国等の動向も見ながら、タブレット端末の導入については検討してまいりたいというふうに考えます。それから、デジタル教科書ということでありますが、まず現状教科書については図書でなければならないと法律で決められているところでありまして、正式なデジタル教科書というのはまだ認められていないと、法改正を待たなければならないという中で、具体的な検討はまだ行っておりません。それから、これに関する検証等もしたがって教育委員会として実施しているということはございません。それから、パソコン教室等における生徒の反応等ということでありますが、これは直接学校へ行ってその授業等を拝見したり、各学校からのお話を聞くところによると、子供さんたちはパソコンを使うということにまず興味があって、触れることを非常に楽しみながら授業を行っていらっしゃるというふうに感じておりますし、聞いております。
再質問 武田真
子供たちが楽しんで勉強されているというのは非常に喜ばしいことだと思うのですけれども、具体的にパソコン教室に入っているソフトウエアはどういったものを使われているのか。あと、非常に楽しくやられているそうなのですけれども、年間どのくらいの授業時間でそれをやられているのかということと、ICT環境の整備ということなのですけれども、ICTというのはいろいろ情報を調べますと特別支援学級の教育に非常に効果があるというお話もあるのですけれども、砂川市における特別支援学級におけるICT教育についてはどういう形でやられているのか。それと、学校の業務の中でも恐らくいろいろパソコンを活用されていると思うのですけれども、例えば学校の先生の業務とか、先生方の使い方の教育現場での事例があれば、それを教えていただきたいのと、あと先ほど来タブレット端末ということで、いろいろ条件が厳しくて導入できないというお話もあったのですけれども、いろいろな実証的なものというのは恐らくできるのかなと、学校全部に入れるのは予算的な部分もあって厳しいかなとは思うのですけれども、例えばある学校のあるクラスで試すとか、そういった実証的なことはできるのではないかなと。といいますと、昨今いろいろ情報技術の進歩が激しいという状況もありますから、ある日突然全校にタブレットが普及になるという可能性もなきにしもあらずかなという情勢もありますので、ある程度スキル、学校の先生においてもデジタル端末のスキル等を磨くためのある種のトレーニング期間が必要であって、一斉に導入された場合に現場が混乱してしまうと、実際現場が混乱した教育委員会もあったようですけれども、そういった地道にスキルを高めていくための実証的な取り組みがあってもよいのではないかなという考えがあるのですけれども、それについてご説明をお願いいたします。
答弁 教育次長 和泉肇(教育次長は2016年3月まで)
順次ご答弁を申し上げたいと思いますが、答弁漏れがございましたらご指摘をいただきたいと思います。まずは、コンピュータ教室の年間の利用状況でございますけれども、学校によって差はありますけれども、100時間から200時間、それぞれの学校で利用してございます。それから、学校におけるソフトですけれども、これにつきましてはさまざまなソフトを学校ごとに選定して購入して利用しているという状況にありますので、今の段階でその一つ一つを申し上げることはちょっとお許しをいただきたいというふうに思います。それから、特別支援教室における活用ということでありますけれども、これはタブレットともちょっと絡むのですが、現在空知太小学校の特別支援教室でタブレットを3台導入してございます。これは、特別支援の内容が難聴等という状況もあるのですけれども、その中で、今試行的ではありますが、活用を図っているという状況にございます。それから、先生のスキルアップというお話もございました。これにつきましては、この夏休み期間中ですけれども、滝川市の空知教育センターにおきましてタブレット端末を使ってみようという研修講座がございました。これに対しまして砂川市から延べで15名の先生が参加をしていただいております。このような研修は道教委も行っておりますし、道教委としてこれからもまだまだ力を入れていくという話を聞いてございますので、市教委といたしましてもこのような研修に十分先生方が参加できるように体制を整えてまいりたいというふうに考えてございます。
再質問 武田真
若干漏れていたと思うのですけれども、要は実証的な、特別支援学級においては若干入れてやられているということだったのですけれども、ある程度実証的な部分の、例えばデジタル教科書についてもいろいろフォーマットがあったりとか、法律上の問題があったりするわけで、現実には普及していないというのもよくわかるのですけれども、ただ先ほども申し上げたとおり、急激に進歩しているという状況もありますので、ある程度実証的な部分の取り組みがあってもいいのかなと、そういったことも徐々に進めていくことによって、それも本格的な普及に備えた準備になるのかなという考えがあるものですから、その辺の考えを含めて再度ご答弁いただければと思います。
答弁 教育次長 和泉肇(教育次長は2016年3月まで)
デジタル教科書ということに対する実証的な検証は実施してございませんが、さまざまなICTを活用した授業については各学校において取り組んでいるところでもありますし、教育委員会としてもさまざまな研修にも先生にも参加していただきながら、各学校で実証的に、実験ではなくて実証的に取り組んでいただいているというふうに考えてございます。
再質問 武田真
砂川の小学校、中学校なのですけれども、耐震化率は今現在たしか100%になっていると思うのですけれども、あとはその中身についてになってくると思うのですが、やはりこの決め手はICTかなと思っておりますので、今後法整備を踏まえて、市においても国の動向を研究、調査を進めていただきたいと要望して、私の質問にしたいと思います。