砂川市議会 平成26年第3回定例会 2014年9月9日
(1)砂川市立北光小学校の複式学級について/(2)市立病院の待ち時間対策について
2014年9月9日、砂川市議会の一般質問で、増山裕司議員が「砂川市立北光小学校の複式学級について」「市立病院の待ち時間対策について」について質問し、教育次長 和泉肇、病院事務局長 氏家実、教育長 井上克也が答弁しました。
- 質問者
- 増山裕司 議員
- 答弁者
- 教育次長 和泉肇、病院事務局長 氏家実、教育長 井上克也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 増山裕司
私は、通告に基づきまして、大きな項目で2点の一般質問を行います。1、砂川市立北光小学校の複式学級について。「砂川市教育委員会は、来年度砂川市立北光小学校の第2学年と第3学年を複式学級とする方針を固めた」という複式学級が決定したかのような新聞報道が8月8日にありました。このことは、事前に対象となる保護者への説明がないことから、教育委員会への不信を招くこととなり、さらにはこれを発端として「北光小学校の複式教育を考える会」が発足し、教育委員会の対応等について署名運動まで行われる事態となりました。そこで、次の事項について伺います。(1)、今日までの経緯について。(2)、複式学級に対する考え方について。(3)、今後の進め方について。大きな2、市立病院の待ち時間対策について。市立病院の待ち時間対策は、積年の課題であり、予約制、ディスプレイによる待ち時間表示、順番検索システム、メール呼び出しシステム、患者用図書コーナー、患者用インターネットなどさまざまな対策が取り組まれています。そこで、次の事項について伺います。(1)、医療業界における待ち時間のデータ及びその対策について。(2)、昨年導入された順番検索システム、メール呼び出しシステム等の利用状況について。(3)、患者向け、医療スタッフ向けの啓蒙パンフレットの活用について。以上、1回目の質問とします。
答弁 教育次長 和泉肇(教育次長は2016年3月まで)
大きな1の砂川市立北光小学校複式学級についてご答弁申し上げます。初めに、(1)、きょうまでの経緯についてご答弁申し上げます。平成26年度の北光小学校の児童数につきましては、本年5月1日の学校基本調査において1学年が7名、2学年が9名、3学年が16名、4学年が13名、5学年が13名、6学年が16名、合計で74名となったところであり、各学校における次年度の学級編制に関しましては、この学校基本調査の数値をもとに市内転居及び転入転出等、児童生徒の状況を経過観察する中で判断しているところであります。小学校の学級編制に関しましては、「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律」の規定により、2つの学年の児童数が16名以下となった場合は複式学級となることが定められていることから、教育委員会といたしましては複式となった場合の対応及び現在の学級数維持の方法について、学校を通して情報収集を進めるとともに、北海道教育委員会とも協議を進めてきたところであります。この間教育委員会、総務文教委員会に現状と見通しを説明する中、教育委員会としての方針の検討を進めておりましたが、一部新聞報道もあり、北光小学校の複式教育を考える会より要望書が提出されたところであります。続きまして、(2)、複式学級に対する考え方についてご答弁申し上げます。砂川市における複式学級につきましては、過去に宮城の沢小学校、一の沢小学校、富平小学校、焼山小学校において複式学級が行われており、平成2年度の焼山小学校の閉校を最後に24年間行われていない状況でありますが、空知管内における複式学級につきましては、現在3市2町の14校において複式学級が行われている状況であります。複式学級とは、先ほども申し上げました「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律」の規定により、小学校においては2つの学年の児童数が1年生を含む場合は8名以下、1年生を含まない場合は16名以下の人数になる場合に適用される学級編制で、異なる2つの学年が1つの教室において授業が行われる形態であり、異なる学年が1つの教室で学びの場を共有することから、上級生が下級生の面倒を見たり、下級生が上級生を尊敬するようになったりするなど、互いを尊重する集団形成に効果があると言われておりますが、教師が指導を行う際には異なる2つの学年を同時に指導することが難しいことから、一方の学年では直接先生の指導を受けることができず、個人学習やグループ学習をする時間が生ずるため、児童には指導の形式になれるのに時間がかかることや自分の力で課題を解決する能力が必要とされることが考えられるところであります。また、少人数指導が可能であり、児童一人一人に目が届き、きめ細かな繰り返し指導が可能であるという利点が考えられるところでありますが、それぞれの学年のカリキュラムを組むための特別な研究が必要になってくる等の負担が生じることも考えられているところであります。続きまして、(3)、今後の進め方についてご答弁申し上げます。教育委員会といたしましては、情報収集等を進める中、砂川市内においては今後7年間は他の小学校を含め複式となる学年が発生しない見込みであることから、北光小学校の特定の学年のみが複式学級となることに対し教育的配慮が必要であると判断し、北海道教育委員会との協議につきましても結論が出ましたことから、平成27年度以降につきましては教頭を学級担任とし、これを補佐するための教員を市費で確保することにより、北光小学校において単式学級を維持していく方針を固め、昨日8日、保護者説明会を実施したところであります。説明会におきましては、市教委の方針を説明した後、質問、意見等をいただいたところでありますが、保護者の皆様の理解を得るには至らず、再度説明会を開催することとなったところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。
答弁 病院事務局長 氏家実(病院事務局長は2018年3月まで)
大きな2の市立病院の待ち時間対策についての(1)、医療業界における待ち時間のデータ及びその対策についてご答弁申し上げます。厚生労働省が3年に1度実施している受療行動調査において、直近の調査として平成23年に実施された結果が公表されております。その中で500床以上の病院では、診察までの待ち時間が30分以上1時間未満の割合が22.3%で最も多く、次いで15分以上30分未満が20.3%と続き、2時間以上は6.5%という結果が出ております。全体の調査結果を見ると、病床規模が大きいほど待ち時間が長い傾向となっております。これら待ち時間の調査結果への対策につきましては、医師不足の状況や医療の機能分化等、それぞれの地域によって医療環境に違いがあることから、厚生労働省としての対応策は示されておらず、各医療機関が個別、独自の対策を講じているところであります。当院の待ち時間につきましては、全診療科の平均で1時間7分という結果が出ておりますが、その対策として予約制や総合情報システムの導入、患者用図書、インターネット端末、テレビ及びラウンジコーナーの設置等に加え、昨年10月には順番検索システム、メール呼び出しシステム等の新たな対策を講じたところであります。続きまして、(2)、昨年導入された順番検索システム、メール呼び出しシステム等の利用状況についてご答弁申し上げます。導入から11カ月が経過した本年8月末時点での利用状況につきましては、順番検索システムの利用は1万1,057回、メール呼び出し登録者数は711人、診察状況確認画面の利用は4,355回となっているところであります。続きまして、(3)、患者向け、医療スタッフ向けの啓蒙パンフレットの活用についてご答弁申し上げます。待ち時間を有効利用し、患者さんみずからが病気に対する理解を深め、治療効果を上げることを目的として各診療科の中待合等にはそれぞれの診療科の特性に合わせたパンフレットの設置やポスター等を掲示しているところであります。一例で申し上げますと、内科には糖尿病やがんに関するもの、整形外科には骨粗鬆症、首、肩凝り、転倒防止に関するもの、小児科にはワクチン接種や子育て等に関するものなどとなっております。医療スタッフの対応につきましては、体調がすぐれず長時間お待たせしている患者さんの身になった言動で対応するとともに、スタッフ側から声かけすることで少しでも不安や不満が解消されるよう心がけております。また、必要に応じ接遇研修を含めた職員教育も実施しておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
再質問 増山裕司
それでは、北光小学校の複式学級について再質問します。北光小学校の複式学級問題は、総務文教委員会でも報告され、検討中だったところに新聞報道があって、また説明を受けていなかった保護者の署名運動まで発展したと。市民第一、保護者の説明第一であるべきなのに、結果としてマスコミの対応が優先されてしまったというふうに見えるのは、大変遺憾だというふうに思います。その後、当初新聞報道では9月12日の参観日に合わせて保護者への説明会を行うという新聞報道でありましたけれども、保護者の方からの強い申し入れや委員会での論議経過、さらには私ども市会議員としての申し入れ等もありまして、説明会を繰り上げて昨日9月8日ですか、行われたということなのです。きのうのきょうで大変ホットな時期なのですけれども、保護者の関心も大変高まっていますし、大きなものがあります。きのうの説明会なのですが、何人ぐらいの方が出席されて、開始時間と終了時間はどのくらいだったのか、さらにまたどのような意見や要望や発言があったのか、主なもので結構なのですが、伺います。さらに、複式学級については、先ほどの答弁にもありましたように私も調べてみましたら「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律」、こういう法律に基づいて16名以下となった場合は複式学級になること、そして先ほどの説明にもありましたように平成2年度において当市においても宮城の沢小学校だとか一の沢小学校、富平小学校、焼山小学校において複式学級が実施されてきたということ、さらにまた現在でも空知管内において3市2町、14校で複式学級が実施されているという事実は理解しました。ただ、先ほどのご答弁の中で砂川市内で7年間は複式となる学年は発生しないという答弁だったと思うのですけれども、年度ごとの北光小学校の新入生の人数の見通しについて伺います。また、北光小学校の特定の学年のみが複式学級になることについて教育的配慮が必要とのことで、平成27年度以降市費で教員を確保するという説明ですが、その期間は何年から何年まで、何年間行う計画なのか伺います。まず、それを再質問にさせていただきます。
答弁 教育次長 和泉肇(教育次長は2016年3月まで)
それでは、順次ご答弁申し上げます。まず、昨日の説明会における参加者の人数ということであります。保護者の方等は、38名の出席をいただきました。また、開始、終了時間につきましては、午後7時に開始し、午後9時10分程度に終了しております。また、どのような意見、ご要望等が出たのかということでありますけれども、教頭を担任とした場合の課題も多いということから、教員が担任を担う体制の維持を求める要望、あるいは児童の安全配慮を求める要望、また他の自治体における体制など整理した資料を作成してほしいとの要望など、多くの質問、要望、ご意見をいただいたところであります。続きまして、北光小学校の今後の入学者数の見通しということでありますが、平成27年度は9名、平成28年度は17名、平成29年度は16名、平成30年度は13名、平成31年度は16名、平成32年度は11名を見込まれるところでございます。続きまして、教員確保をいつまでするのかということでございますけれども、複式学級が解消されるためには今の1年生が卒業するまでということになりますので、来年27年度以降5年間確保をしてまいりたいと考えたところであります。以上です。
再質問 増山裕司
きのうの話し合いの模様について今答弁がありましたけれども、38名の方が集まって19時から21時10分まで2時間強にわたって熱心に話し合われたということで、教員の配置の仕方とか安全面についてさまざまな意見があったということなのですけれども、残念ながら先ほどの答弁とあわせて判断しますと、保護者の方の理解を得られるところまで話が進まなかったというふうに受けとめております。それで、今後、再度保護者説明会を開催するということなので、まずはやっぱり保護者の方々の理解を得られるようにしっかり努力していただきたいなというふうに思います。その上でまた、教育現場で働いている先生方もいらっしゃるので、こちらの先生方にも十分に説明して一体感のとれる組織運営が行えるように、さらにまた子供たちも安心して勉強が行えるように、まずは教育委員会が努力しなくてはいけないと思いますけれども、その対応についてどう考えるか伺います。
答弁 教育次長 和泉肇(教育次長は2016年3月まで)
ただいまご指摘をいただきましたとおり、北光小学校が学校一丸となって北光小学校の教育に取り組んでいけるように教育委員会としても十分協議検討をしてまいりたいと考えております。どうぞご理解をいただきたいと存じます。
再質問 増山裕司
教育長、このたびの件についてきのうの説明会の状況、先ほど簡単にご報告いただいたのですけれども、私も出席された先輩議員からもいろいろ状況を伺いました。結構熱心に話し合って保護者の方からかなり切実なご意見、ご要望も出たやに承っております。ここでは言いませんけれども、そういったきのうの説明会で出された保護者からのご意見、それから今日ただいま和泉次長からお伺いした教育委員会の考え方等総合的に判断しても保護者への説明が遅かったというのが、道教委だとかいろんなところの調整もあったというようなことはわかるのですが、子供の数は決まっているわけですから、保護者としては新聞報道のほうが先になってしまって青天のへきれきだったということは、これは紛れもない事実だと思いますし、驚き方というものも大変わかるような気がします。そういったことで報道のあり方というか、報道は新聞社がやるのですけれども、その対応の仕方というのは大いに反省しなくてはいけないのではないかなと私は思っているのです。今回の問題でいうと、新聞社によって微妙に報道内容が違いました。手元にも記事切り抜いているのですけれども、微妙に違うなというふうに思います。そのことが保護者に無用な心配を抱かせることになったのではないかなと、その要因の一つではないかなというふうに思います。そういうことですから、マスコミ報道のあり方というのは、マスコミの方は取材するのが仕事ですから、一生懸命です。でも、一方では、今回のように保護者のほうが置き去りにされているというようなことも発生してしまったということで、こういうようなことは今後発生しないように、発言が記事になった場合どのような対応をしていくのか、事前対応が必要なのか、こういった想定した取り組みも必要ではないかなというふうに思いますので、この辺の考え方があればお伺いしたいと思います。さらにまた、私の手元に「北光小学校の複式教育を考える会」の署名に使った写しがあるのですけれども、これの要請事項を見ると2つありまして、1つは来年度からの北光小学校複式学級実施の解消、2つ目は複式学級についての砂川市教育委員会からの早期説明会の要望、この2項目が明記されているのですが、この内容をよく読んでみますと、先ほどのご答弁と合わせてみますと、複式学級の解消ということでは手法はいろいろあるのだろうと思うのですけれども、一定の考え方が出されていますよね。それから、早期説明会の要望、これも当初12日だったのがきのう8日にやっているわけです。そういう意味では、2つの項目とも一定の前進はしているのかなというふうに私なんかは受けとめるのですが、それでもきのうの話し合いの中では合意に至らなかったということについては、保護者と教育委員会の進め方、これについていささか反省しなくてはいけない部分があるのではないかというふうに思うわけなのです。また、さっきご答弁の中でありましたように、複式学級のあり方、教頭先生を担任として云々というあたりが、あとは補佐する先生を新規採用していくという考え方が出されていたと思うのですけれども、その方法をめぐっても食い違っているというようなことを聞いておりますので、これはまだまだ保護者と話し合っていく必要があるなというふうに私も受けとめました。教育委員会は、今後も十分に話し合っていくということなのですが、もう一つ背景にはやっぱりこういうふうになってしまったのは教育委員会と保護者の、これは言いたくはないけれども、信頼関係が十分ではないから、このようなことになっているのではないかというふうに思うわけなのです。それらも含めて教育長の考えなり思いがあれば、お聞かせ願いたいと思います。
答弁 教育長 井上克也(教育長は2016年3月まで)
北光小学校の平成27年度の学級編制に関しましては、昨日の説明会において本来第一に保護者の皆様にご説明を申し上げるところ、新聞報道が先行し、説明会が新聞報道後の開催となったこと、そして議員おっしゃるとおり何よりも保護者の皆様、関係者の皆様に大変なご迷惑をおかけしたこと、また署名活動などで大変な労力と貴重なお時間、お手数をおかけしたことなど、大変申しわけなく、心から深くおわびを申し上げたところでございます。今回の件につきましては、教育委員会と保護者双方における課題の共有、情報の共有の面からも進め方について深く反省しているものであります。そして、何よりも保護者、市民の方々に教育委員会に不信を招くような進め方となり、深く重ねて反省をいたしております。このたびの一連の対応を猛省し、二度と繰り返すことのないよう教育行政の推進に取り組んでまいる所存でございます。また、昨日の説明会では、教育委員会の方針、提案について十分なご理解がいただけず、今月中に再度説明会を開催することとなりましたが、保護者、地域の皆様にはより丁寧に、より十分にご説明してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
再質問 増山裕司
雨降って地固まるではありませんけれども、ただいまの教育長からの謝罪と釈明もあったと思います。真摯に受けとめたいと思います。保護者と十分に話し合っていただいて、よりよい解決方法を見出すように努力していただきたいと思いますし、教育委員会の信頼が回復するように頑張っていただきたいなというふうに思います。以上で大きな質問の1を終了いたしまして、大きな質問2、市立病院の待ち時間対策について再質問をいたします。これインターネットですけれども、医療機関の待ち時間対策を解決する究極の3つの方法というのが載っておりまして、1つは医師の数をふやすこと、2つ目は患者の数を減らすこと、3つ目は診察時間を削ることとありました。これは、ブラックユーモアなのですけれども、一面本質をついている部分もあるのではないかなと思います。それだけ待ち時間対策は難しいことを物語っているのではないかなというふうに思っております。先ほどの答弁の中では、砂川市立病院では待ち時間は平均してたしか1時間7分とおっしゃっていましたよね。平均ですから、でこぼこあるのだと思います。自分の経験からいうと、自分は糖尿病で内科にかかっていたのですけれども、採血検査から診察、会計までを含めると、1回市立病院に行くと最低でも二、三時間はかかっているよというのが実感なのです。もちろん採血検査の分析をする待ち時間もあると思うのですけれども、それらを含めても二、三時間かかっているなと。そして、あわせて新患が来たりとか急患が入ると、それ以上の待ち時間を感じているのです。そのほかに、診察だけではなくて、患者は院外薬局で薬ももらわなくてはいけないと、またそこでも待たなくてはいけないということで、どうかすると砂川に住んでいても病院に行くことが一日仕事になってしまうということも間々あるということなのです。この平均時間、1時間7分ということなのですけれども、診療科ごとの待ち時間について把握しているのかどうか、この辺あればお聞かせ願いたいなというふうに思います。次に、順番検索システム、メール呼び出しシステム導入後は、先ほど11カ月ということでまだ1年たっていないところで恐縮なのですけれども、順番システムが1万1,000回ですか、メール呼び出しシステムの登録者が700人強ですか、とのことですけれども、病院側のホームページの月別平均外来者数がたしか一月当たり2万2,000から2万3,000人ぐらいなのです、毎月お越しになる患者さんが。それと比較すると、まだまだ登録者、利用者数が少なくて、これはまだまだ宝の山だぞというふうに感じたわけなのですけれども、IT関連、パソコン関連は若年者はよく利用するのですけれども、年齢が高まるにつれて利用する、あるいはだんだんしなくなるというような率も高まってくると思うのです。ばらつきもあると思うのです。そういう意味で今過渡期だと思うのですけれども、せっかく導入したシステムですので、今後ともしっかりPRしてより多くの患者さんに利用されるように努力してほしいなと思うわけなのですが、この辺のお考えについて伺います。さらに、各診療科に合わせたパンフレットを設置していることは非常にいいことですし、私も待ち時間利用させていただいております。ただ、医療情報のパンフレットもさまざまなものありますよね。今設置してあるのは、どちらかというと病状に合わせたPRなり対策なり、そういったものの教育向けのパンフレットが多いと思うのです。待ち時間という意味でいうと、例えば医者にかかる10カ条とか、医者と患者のコミュニケーションを円滑にするようなパンフレットというか、そういうものもあるのです。こういうものを、より賢い患者さんになっていただくということも待ち時間を解消する一つの方法ではないかなというふうに感じるわけなのですけれども、このような患者さん教育と言ったらちょっと誤解招くと思うのですけれども、医師と患者さんとのコミュニケーションをより円滑に図るパンフレットも備えていただいたらどうかなと、さりげなく患者さんにも気づいていただくような取り組みもいかがかなというふうに思うわけなのですけれども、この辺はいかがでしょうか。さらに、スタッフの接遇研修については、先ほど必要に応じて行っていますというようなご答弁だったと思うわけなのですが、必要に応じてではなくて、ぜひ継続して反復して可能な限り、内部の教育も結構なのですが、外部の新しい目で見たプロの先生方による教育も大変重要かと思うので、外部機関を活用した研修についてもぜひご検討願い、実行していただきたいなと思っているのですが、この辺についてはいかがでしょうか。以上、再々質問とします。
答弁 病院事務局長 氏家実(病院事務局長は2018年3月まで)
ただいま4点ほどご質問がございましたので、順次ご答弁申し上げたいと思います。まず初めに、診療科ごとの待ち時間についてということでございますが、先ほど1回目の答弁で申し上げましたが、当院における受け付けから診察開始までの待ち時間の調査結果は1時間7分と、これにつきましてはあくまでも初診患者、さらには再診の患者さんを含めました平均値でございます。したがいまして、当然議員からお話あったようにそれ以上の方もいらっしゃれば、それ以下の方もいらっしゃると。特に初診の方では、かなり長い時間お待たせしているといった調査結果になっているといったことでございます。そこで、主な診療科の待ち時間でございますが、内科が1時間56分、循環器内科では1時間8分、小児科37分、外科1時間9分、産婦人科1時間37分、眼科1時間3分などとなっているところでございます。続きまして、順番検索システム、メール呼び出しシステムにつきまして今後とも積極的なPRについてどう考えていらっしゃるのかということで、その関係についてご答弁申し上げます。実は、現在のシステムでは診療科別、さらには年齢別といったこれらの統計をとることができないシステムとなっております。詳細な利用状況がしたがって把握できていないわけでございますが、特にスマートフォンが普及しているような現代でございまして、やはり若い世代を中心に利用されているといったことでの認識でおります。今後において、PRということでは既に実施しておりますが、院内でのPR用のチラシ設置、さらにはポスターの掲示、それと院内にあります大型ディスプレーを使っての周知、それとコンシェルジュを活用して患者さん個々への利用を促すと、こういったことはやはり今後とも継続してまいりたいと。それと、現在このシステムの登録方法といったものを実はもっと簡素化できないのかといったことを目下システム業者と協議中でございます。そういったことで、このシステムがより利用されるようなシステムにしてまいりたいというふうに現時点で考えているところでございますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと存じます。続きまして、パンフレットの関係でございます。医師と患者さんのコミュニケーションをより円滑にするパンフレットといったことで、特に医師にかかる10カ条ということでのお話もございました。実は患者さん、それとご家族が病気に向き合って病気を理解すると、これは非常に大切なことであると同時に、やはり治療といったものが医療機関側と患者さん側の共同作業と言われているところでございます。こうしたことから、この医師にかかる10カ条ですか、ここには患者さんにメモをとっていただくといったこと、さらには症状をしっかり伝える、さらには納得できないことは質問すると、こういったことなどが医師とのコミュニケーションを円滑にするためということで医師にかかる10カ条、さらには新医師にかかる10カ条なども出ているようでございますが、これらの設置につきましては鋭意設置に向けて検討してまいりたい、そのように考えております。それと、4点目でございます。スタッフの研修の関係で必要に応じてではなく、可能な限り実施するお考えはということでございます。スタッフの接遇研修につきましては、この待ち時間に限らず必要なスキルといったことで必要に応じてこれまで実施してきておりますが、議員からお話のあった外部機関の活用、こういったことの必要性もやはりあるのかなと思っておりますので、これらにつきましては今後院内で検討させていただきたい、そのように考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
再質問 増山裕司
今事務局長のほうから期待する以上の答えが出てきましたので、理解しました。それで、院内にご意見箱というのが何カ所か置いてありますよね。あの中に待ち時間に関する苦情というか、あるいは改善策を求めるような要望だとか、そういったものがあるのかないのか、あればどのようなものがあってどういう対策を今まで講じてきているのか、この辺についてお伺いしたいなというふうに思います。それから、先ほどの事務局長の答弁の中で、システムのいろいろな有効活用について今業者の方とも話し合っている最中ということなので、大型ディスプレイをあちこちに置いてあって非常に重宝しているのですけれども、先ほどの医師にかかる10カ条的な啓蒙、教育もあれをうまく活用できないかななんて思っておりますので、検討の中に加えていただければと思っております。さらにまた、砂川の市内のある歯科なのですけれども、歯医者さんなのですけれども、非常に便利なシステムがありまして、予約忘れを防止するために携帯を登録しておくと、そこにメールが前日に入ってくるのです。あしたは何時から診察時間ですよというようなのが非常に重宝しているのです。確認メールシステムとかなんとかというのですけれども、それを市立病院で今すぐではなくてもいいのですけれども、だんだん携帯なりスマホが定着することによって利用者がふえることによって、この辺はシステムさえしっかりすれば、予約すれば自動的に配信できるものではないかなというふうに理解しているわけなのですけれども、この辺も検討していただければありがたいなと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 病院事務局長 氏家実(病院事務局長は2018年3月まで)
3点ほどご質問があった関係につきまして順次ご答弁申し上げますが、まずご意見箱の関係でございます。ご意見箱につきましては、やはり正直申し上げて待ち時間が長いと、こういったご意見を数多くいただいているといったところでございます。このご意見をいただいた後に、それらについて回答を要するものについては回答をしているところでございますが、議員ご存じのとおり予約の患者さん以外にも予約なし、さらには初診、そして重症の方、そしてさらには救急の方が来られるということで、それらを同時に診ているといったことから、やはり待ち時間が発生している現状であること、こういったことであるとか、先ほどブラックユーモアといったお話もありましたが、医師数というものはそう簡単にはふやすことができない今状況にあること、さらに軽症の方や症状の安定した方、そういった方につきましては市内の開業医というか、転院といったことも含めお勧めしているのですが、なかなか了承もいただけないと。やはり当院での治療を希望されてくると。それで、待ち時間そのものを短くするというのは非常に難しい問題であると。そういったことから、待ち時間を有効に活用していただこうといったことでご説明は申し上げているところでございますが、病院への患者さんの一番の不満というのがやはり診察までの長い待ち時間、これにつきましては厚生労働省の調査でも常に1位といったことを占めておると。そういったことから、医療機関においてこの待ち時間といったものの短縮がやはり長年の懸案となっているのは事実でございます。この待ち時間の問題につきましては、その長さといったこともございますが、いかにいらいらせず、またストレスを少なくさせるのか、そしてそういった状況で待っていただけるのか、そこが一つの大きなポイントになってくるのかなということも思っているところでございますが、当院におきましてもこれまでいろんな工夫をしてきておりますが、今後とも地道に取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、この点についてはご理解を賜りたいと存じます。それと、先ほどお話あった大型ディスプレイを活用してそういった医師にかかる10カ条的な患者さんへの教育と言ってはなんなのですが、お知らせするようなことを検討に加えていただきたいといったことでございました。これにつきましては、先ほど申し上げました単に配置するより、せっかくある院内施設の有効利用も含めまして、何とかこういったものにも組み込めないのか、これらについてはぜひとも検討してまいりたいと。特に先ほど来お話のある医師にかかる10カ条的なものが、若干イラスト的にも示されているようなものもあるやにお聞きしておりますので、そういうものも含めて鋭意検討させていただきたいと思います。それから、予約をしたのを忘れないがために前日確認のメールをいただけるといったシステムを歯科ですか、歯医者さんでそういったシステムで携帯に入ってくるというお話でございましたが、私もその辺はちょっと存じ上げず、申しわけないのですが、ただ歯医者さんがどの程度の方にメールを配信している数というのはちょっと私も把握してございませんが、当院規模で仮にそういったものを配信するとなると、職員の手作業になってくるのかなと、今現在でいけばですが。やはりそういったことから、数の関係から非常に難しいのかなというふうには考えます。この種のものは何らかのシステム的な対応が必要なのかなと思いますし、また当院のように市内より市外の方が多いと、そういったときに誤って配信して間違って来られたといっても、公共交通機関等を使って、一例で申し上げますが、芦別なり、さらに美唄市などから来られるお客さんに違っていましたとは申し上げられないような事態にもなっては困りますので、そういったことも含めまして患者情報といったものを安全に取り扱うといったこと、それと的確かつ確実にそういったご案内ができるようなシステム、そういったものについてやはり1つは先進事例、歯医者さんの事例が先進になるのか、私も存じ上げないのでちょっとわからないのですが、やはりある程度の規模の病院、そういったものの先進事例などを今後まずは調査させていただきたいと。その上で研究してみたいと、そのように考えますので、ご理解を賜りたいと存じます。
再質問 増山裕司
ありがとうございます。待ち時間対策って答えはないのだと思うのですね。今事務局長おっしゃったように、粘り強く可能なものは取り組んでいって繰り返し繰り返し反復継続していくということで患者さんに理解してもらうという方法と、それから今いろいろなグッズありますので、そういったものを活用して取り入れていくということだろうと思うので、今局長が答弁された内容について、また時間がたちましたらお伺いして、より有効な待ち時間にしていきたいなというふうに思いますので、ぜひ検討して実行できるものは一つでも二つでも取り入れていっていただきたいなというふうに思います。そのことが市立病院にとっても、中空知のセンター病院ですし、我々も自慢できるような病院でございますので、よく顧客満足度といいますよね。患者満足度というのがあるのかどうかわかりません。でも、患者さんにとってもあの病院に行けば私の健康は守られるのだと、多少待っていてもそのことが苦にならないよというような待ち時間のあり方というものをぜひ研究していただきたいなというふうに思います。以上で質問を終わります。◎延会宣告