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砂川市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月6日

国民健康保険制度の都道府県単位化と保険者努力支援制度について

2017年12月6日、砂川市議会の一般質問で、増山裕司議員が「国民健康保険制度の都道府県単位化と保険者努力支援制度について」質問し、市民部長 中村一久が答弁しました。

質問者
増山裕司 議員
答弁者
市民部長 中村一久

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 増山裕司

おはようございます。私は、通告に基づきまして大きく1点について一般質問をします。1、国民健康保険制度の都道府県単位化と保険者努力支援制度について。平成30年4月1日から国民健康保険の財政運営が市町村から都道府県に移管されるとともに、同保険の自治体の医療費の適正化に向けた取り組みを評価する保険者努力支援制度が本格的に実施され、それに向けた今後の対応が課題であります。そこで、以下の点について伺います。(1)都道府県単位化の目的や役割分担、今までの市町村での運営との違いについて。(2)財政運営が移管されることによる市民への影響について。(3)財政運営が移管されることによる当市の国民健康保険制度への影響について。(4)保険者努力支援制度の概要及び平成30年度以降の運用について。以上、1回目の質問とします。

答弁 市民部長 中村一久(市民部長は2018年3月まで)

それでは、私から国民健康保険制度の都道府県単位化と保険者努力支援制度についてご答弁申し上げます。初めに、(1)都道府県単位化の目的や役割分担、今までの市町村での運営との違いについてでありますが、現在の国民健康保険制度の運営主体は、そのほとんどを市町村が担っているところであります。また、被保険者は、制度の構造上、高齢者を初め、定職を持たない無業者などの加入割合が比較的高くなることもあり、特に小規模な市町村では不安定な財政運営を余儀なくされている現状であります。平成30年度から始まる新しい制度の目的は、このような課題を改善するため都道府県が財政運営の主体となり、運営規模を拡大するものであり、急激な医療費の増加など財政上のリスクを分散するとともに、市町村間における公平な費用負担を図ろうとするものであります。次に、新しい制度における役割分担でありますが、都道府県の役割といたしまして、これまで同様に市町村に対する指導、助言などを行うとともに、財政運営の主体となるものであります。また、市町村の役割といたしまして、被保険者証の交付などの窓口業務、保険給付の決定、賦課徴収、特定健診などの保健事業につきましては、現行と同じ取り扱いでありますが、平成30年度以降は財政運営の主体である都道府県に対して一定の基準により定められた費用を負担するものであります。続きまして、(2)財政運営が移管されることによる市民への影響についてでありますが、平成30年度から財政運営は都道府県に移管されますが、被保険者の資格の取得や創出等の届け出、被保険者証の交付、高額療養費などの保険給付の決定、賦課徴収、特定健診などの保健事業につきましては、これまでどおり市町村で行うこととなるため、市民の皆様にとって大きな相違はないものと考えておりますが、被保険者証と高齢受給者証の一体化及び交付時期の変更、葬祭費の増額、道内の住所異動における高額療養費の多数回該当の継続などにつきましては、来年度から変更を予定しているところであります。続きまして、(3)財政運営が移管されることによる本市の国民健康保険制度への影響についてでありますが、新たに発生する事務処理といたしまして、都道府県が財政運営の主体となるため、全道で被保険者の資格情報等を共有するシステムを運用するほか、今後は市町村が保険税をもとに納める納付金などにより北海道が保険給付費を医療機関に支払う仕組みとなることから、市町村にとって安定した財政運営を行うことが可能となるものであります。続きまして、(4)保険者努力支援制度の概要及び平成30年度以降の運用についてでありますが、保険者努力支援制度につきましては、国が特定健診等の受診率や疾病予防の取り組み等を得点化し、その点数により市町村に対して交付金を配分する制度であります。これは、高齢化の進行により増大する医療費を抑制するため導入されるもので、運用につきましては重症化予防、特定健診の受診率、後発医薬品の使用割合、がん検診の受診率など、あらかじめ定められた取り組みの状況やその成果などについて評価されるものであります。

質問 増山裕司

ただいまの説明で概要については理解できました。市民には余り大きな影響はないということですとか、市町村にとっては財政運営的にはこれまで以上に安定的な運営ができるのではないかということも含めて、概要についてはおおむね理解できました。そこで、さらに詳しいところについて再質問しますけれども、まず1つ目にこの都道府県単位化というのは、残すところ準備期間もあと3カ月足らずになってきたわけなのですけれども、今後のスケジュール等の市民への周知についてどのように考えているのか考えを伺いたいと思います。2つ目に、保険者努力支援制度についてですけれども、先日もマスコミに掲載されておりましたけれども、既に28年度の前倒し分が実施されていますよね、今年度。その状況について、砂川市はどのような取り組みをしているのか、その辺についてまずお伺いします。まず、そのあたりから質問をさせていただきます。

答弁 市民部長 中村一久(市民部長は2018年3月まで)

2点ほどの再質問ということでございます。まず、1点目、今後のスケジュール、市民への周知方法ということでございます。今後につきましては、今月末に国からそれぞれの市町村が負担する費用を算定する最終的な基準が示される予定でございまして、来年の1月中になろうかと思いますが、新年度、30年度の国民健康保険の事業に係る納付金等の通知がされる予定になっておりますので、それを踏まえて新年度の予算に反映させていきたいと考えているところでございます。また、現在交付しております被保険者証につきましては、有効期限が平成30年の7月末までとなっておりますので、7月から8月にかけて新しい被保険者証を発送したいと考えているところでございます。また、市民への周知ということでございますが、本年の10月1日号の広報すながわにおきましてこの都道府県の単位化の概要につきましてはお知らせをして、周知を図ったところでございます。30年度からの制度の概要、また市民の皆様にかかわる被保険者証等の変更点などにつきましては、来年の4月の広報すながわ、また市のホームページにおきまして改めて詳細についてお知らせをしたいと考えているところでございます。次に、2点目の保険者努力支援制度の砂川市の取り組みでございます。28年度の評価項目としましては、特定健診の受診率と、あとは糖尿病重症化予防への取り組み、後発医薬品の使用促進、収納率向上などがございまして、砂川市には229万6,000円が交付されたということでございます。本市におきましては、特に今特定健診の受診率向上に向けまして市内医療機関と連携しまして、検査の結果の情報提供、個人病院での健診受診の拡大、また勧奨はがきで健診を呼びかけるなどに取り組んでいるところでございます。これによりまして受診率につきましては、昨年度が40.9%、今年度確定しましたが、45.3%と年々上昇しているというところでございます。

質問 増山裕司

28年度の前倒し分については、砂川市においても努力が認められて、先ほど229万6,000円とおっしゃったのですか。そういった国からの交付がされているということは喜ばしいことです。具体的にはふれあいセンターですとか市民部の皆さんが頑張っているから、こういった交付につながっているのかなと思うわけなのです。それで、今特定健診の受診率のお話がなされておりましたけれども、これはたしか目標があるはずです。年々砂川市は上がってきて、40.9%、45.3%と受診率が上がっているということは、保健師さんの指導ですとかその辺がきめ細かな取り組みが今実りつつあるのかなと思うのですけれども、この目標とする数値はどういうものになっているのか。また、今パーセンテージは伺ったのですけれども、全道における特定健診の受診率のポジションというのは今どういったところにあるのか、その辺について伺いたいと思います。

答弁 市民部長 中村一久(市民部長は2018年3月まで)

ご答弁する前に1点訂正をさせていただきたいと思いますが、先ほど国保の特定健診の受診率につきまして間違ったご答弁を差し上げたようでございます。正しくは、平成27年度が40.9%、平成28年度が45.3%ということでございます。今ご質問ございました特定健診の受診率の道内における位置というようなお話でございました。特定健診の受診率につきましては、今お話をしたとおりでございまして、平成27年度分ということになりますが、全道では179の市町村中60番と。都市部、市のみにおきましては、35の都市のうち砂川市は5番目という位置づけになっております。〔何事か呼ぶ者あり〕申しわけございません。目標につきましては、今現場では平成29年度に60%を達成するように取り組んでいるところでございます。

質問 増山裕司

目標60%というのは、これは全国の目標でもあるわけなのです。砂川市は先ほど45%でしたか、昨年度の実績は。これは、一見目標からすると乖離はあるのですけれども、それでも全国の標準から比べると結構努力しているということが数値でも把握できるのですけれども、今全道のポジションですか、全道で市が35市あって、今たしか5番目の位置にあるという報告だったと思うのですけれども、結構現場もそれなりに努力しているということが理解できます。次に、先ほど努力支援制度について触れておりましたけれども、その概要についてはわかったのですけれども、その中で特徴的なものとして、国民病と言われている糖尿病の重症化予防について、今回の評価制度の中では加点割合が結構高くなっているわけなのです。この糖尿病の重症化予防策について砂川市はどのように取り組もうとしているのか、この考え方について伺います。

答弁 市民部長 中村一久(市民部長は2018年3月まで)

糖尿病重症化の予防についてのご質問でございます。当市の取り組みの状況でございますが、糖尿病が重症化しやすい医療機関未受診者及び受診をされていて中断をしてしまうような方に対しまして、適切な受診勧奨や保健指導を行い、医療に結びつけていただくというようなことと、今糖尿病性の腎症などで通院する患者さんのうち重症化しやすいと思われる方に対しましては、医師会と連携しながら保健指導を行いまして、これは人工透析への移行を防ぐことを目的としました糖尿病性腎症重症化予防プログラムというのを本年度策定したところでございます。現在このプログラムに沿って取り組みを進めているところでございまして、一定の基準で抽出された患者さんにつきましては、地区担当の保健師がかかわることとしております。また、対象者の把握につきましては、より多くの方の健診データが必要になるということでございますので、こちらの観点からも、先ほどもお話ししたとおり、特定健診の受診率の向上ですとか、またさらに未受診者の対策にも、今でもそうなのですが、今後も力を入れて取り組んでまいりたいと考えております。

質問 増山裕司

引き続き保険者努力支援制度について伺いますけれども、評価の指標の中で個人へのインセンティブの実施という項目があるわけなのですけれども、これは具体的に言うとどのようなことをやろうとしているのか、その取り組みについて伺います。

答弁 市民部長 中村一久(市民部長は2018年3月まで)

個人へのインセンティブというようなお話でございます。疾病予防ですとか特定健診を受ける個人に対する動機づけになるような仕組みをつくるというようなものでございまして、今砂川市で取り組んでおりますのは北海道健康マイレージ事業というものでございます。こちら実施の主体は北海道ということになりますが、北海道と各市町村、協力の事業者、企業等と連携を図りながら実施しているものでございまして、砂川市も今年度からこの事業に取り組んでいるものでございます。こちらにつきましては、希望者にポイントカードを配付しまして、特定健診、がん検診を受診した際にあらかじめ定められたポイントを付与します。そして、一定のポイントがたまった方については、抽せんでありますが、北海道から特典が提供されるというような事業になってございます。

質問 増山裕司

今の説明の中で、北海道マイレージ事業ですか、今そういったことをご説明いただいたのですけれども、市のホームページのほうでも概要については報告されていますけれども、今取り組んで、緒についたばかりで、まだ1年たっていない中で恐縮なのですけれども、市民の反応というか、参加状況というのはどうなっているのか。それから、先ほど個人へのインセンティブの取り組みについては、道が中心におやりになるというようなことをおっしゃっていましたけれども、道は道としてやるようですけれども、それぞれの自治体でも特徴ある取り組みをしている自治体もあるようですけれども、砂川市としてその辺については今後どのように取り組もうとしているのか、今後の考え方についても伺います。

答弁 市民部長 中村一久(市民部長は2018年3月まで)

健康マイレージ事業への参加状況と今後の個人へのインセンティブへの考え方についてというご質問でございますが、まず現在参加されている方につきましては、109人の方が参加されておりまして、既に定められたポイントがたまって、応募されている方が76名いらっしゃいます。この事業につきましては、一年一年の事業でございますので、今年度につきましては来年の3月末までふれあいセンターで取り扱っているということでございます。また、この事業につきましては、道の予定では30年度まで実施するというようなお話を伺っておりますので、現場としましては来年度もこの事業に参加するというような考え方で今準備を進めている状況でございます。予定としては30年度で終了ということでございますし、またこの個人へのインセンティブが保険者の努力支援制度に盛り込まれているということもございますので、今後は砂川市において市が単独でというようなことになろうかと思いますが、どのような取り組みができるのかというようなことにつきましては、それぞれ関係する部署その他の関係機関等とも連携協議させていただきながら考えてまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 増山裕司

平成30年度までが道としての取り組みということは理解しました。それ以降についても、これから市としてどうするのかという考え方も検討していくということについても理解しました。ただ、健康という意味では、部長も先ほどおっしゃっていましたように未来永劫私ども砂川市の大きな課題でもありますので、市民への健康づくりの課題、ここには大きな病院もありますし、それからふれあいセンターなり、そういったところの健康づくりのスタッフの方々も1万7,000人のまちとしてはかなり充実した体制が整っていると思うのです。先ほど健診の受診率についても伺いましたけれども、目標60%にはまだまだ差がありますので、これは今後も現場としてしっかり取り組んでいただいて、砂川市民の健康を守る取り組みを継続的に強化していっていただきたいと思いますし、また時期を見ながら改めてその後の取り組み方についても検証をさせていただきたいと思います。以上をもちまして私の一般質問を終了いたします。

出典:砂川市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月6日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる