白老町議会 令和7年定例会3月会議 2025年3月11日
町立病院事業及び介護医療院事業
2025年3月11日、白老町議会の一般質問で、田上治彦議員が「町立病院事業及び介護医療院事業」について質問し、町長 大塩英男、病院事務長 本間力、病院参事 温井雅樹が答弁しました。
- 質問者
- 田上治彦 議員
- 答弁者
- 町長 大塩英男、病院事務長 本間力、病院参事 温井雅樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 田上治彦
2番、会派みらい、田上治彦です。通告に従い、一般質問いたします。1、町立病院事業及び介護医療院事業について。(1)、町立病院経営強化・実行計画(案)について。①、昨年に引き続き理事(経営監)の配置を予定しているが、採用に向けた進捗状況と理事配置後のコンサルタント委託業務の対応について伺います。②、新町立病院開設後の収支計画書(病院会計)での一般会計からの繰出金総額の見通しについて伺います。③、病床利用率の目標数値である90%の維持は、医師の働き方改革の課題もあり現実には相当厳しいと思うが、目標達成に向けどのように取り組む考えか伺います。④、「強化プラン③職員の質の向上の推進」の「現状と課題」において、「看護局、診療技術局での定期的な研修をはじめ、学習会を開催している」とあるが、どのような研修に取り組んでいるのか伺います。⑤、「強化プラン②安全で安心できる医療の推進」において、「DMAT(災害派遣医療チーム)に医療従事者を派遣する」とあるが、病院職員に対するDMAT研修や災害を想定した訓練の実施について伺います。⑥、「強化プラン③職員の質の向上の推進」において、「北海道医療大学実習生受入」とあるが、学校を限定した受入れの理由について伺います。(2)、介護医療院について。①、介護医療院の看護及び介護職員の採用の進捗状況について伺います。②、職員採用がなされず医療院の運営に影響があると予想された場合の対策について伺います。③、介護医療院の赤字経営の打開に向けた改善策と収支計画について伺います。
答弁 町長 大塩英男
「町立病院事業及び介護医療院事業」についてのご質問であります。1項目めの「町立病院経営強化・実行計画(案)」についてであります。1点目の「経営監の配置、採用に向けた進捗状況と委託業務の対応」についてでありますが、病院経営監につきましては、令和7年4月の採用予定で準備を進めているところであり、コンサルタント業務については、3月末で終了する予定であります。2点目の「一般会計からの繰出金総額の見通し」についてでありますが、新病院開院以降の一般会計からの繰入金は、原則として基準内分とする考えであり、令和7年度では、3億3,241万6,000円を見込んでおります。収支の見通しとして、7年度で資金不足が生じる費用は、繰出金で補わず、企業債で補填することとし、1億7,976万6,000円を借り入れる予定であります。3点目の「病床利用率の目標数値である90%の目標達成に向けた考え」についてでありますが、新病院への移転に伴う費用負担及び人件費等により、大幅な医業費用の増加が見込まれることから、過去の実績以上に高い設定で病床利用率を90%に設定しております。目標の達成には、医師の負担軽減も考慮し、常勤医師4名体制を目指すことや院内での受入れ強化として看護局をはじめとする現場スタッフにも横断的な協力・応援体制をふだんから取り組む意識が重要と捉えております。4点目の「看護局、診療技術局での研修の取り組み」についてでありますが、毎月1回程度で医師及び看護師を講師とするほか、外部からの講師を招聘し、医療安全や看護ケア、特に接遇面での対応など医療現場における各種の専門的なテーマを設け、業務終了後に全職員を対象として実施しております。5点目の「病院職員に対する災害を想定した訓練の実施」についてでありますが、これまで災害で派遣した病院職員の実績は少なく、近年では、作業療法士が能登半島地震の支援要請を受け、派遣された実績がありますが、将来に向けて災害派遣医療チームなどへの登録に向けて訓練等の取組が必要と捉えております。まずは、町内で想定される災害に対し、職員一丸となって町民の生命を守るための避難訓練等を積極的に進めることが重要と考えております。6点目の「北海道医療大学実習生受入を限定した受入れの理由」についてでありますが、特に限定した受入れではありませんが、他の大学等も機会があれば積極的に取り組む考えであります。2項目めの「介護医療院」についてであります。1点目の「看護及び介護職員の採用の進捗状況」と2点目の「職員未採用の場合の対策」については、関連がありますので一括してお答えいたします。採用を予定する看護師8名、介護職員6名については、おおむね採用を見込んでおります。今後において欠員が生じた場合は、施設基準を満たすために採用募集など迅速に対応し、必要な対策を講じながら人員確保に努めてまいります。3点目の「赤字経営の打開に向けた改善策と収支計画」についてでありますが、本年5月の開院に向けて準備を進めておりますが、早期の満床を目指しながら入所者確保の取組に努める考えであり、入所者増により少しでも収支の改善を図ってまいります。
再質問 2番 田上治彦
再質問に行きたいと思います。昨年より懸念されていた病院理事の採用が決まる予定なのですよね。病院理事の採用が決まるようなのですけれども、今回来られる理事の方なのですけれども、実際どちらかの病院の事務長経験がある方らしいのですけれども、私が知る限りでは病院理事というのはやっぱり、私の認識の範囲なのですけれども、病院理事というのはお医者さんがほとんど理事をされているというのが大半なのですけれども、今回医者ではない方が理事をされるということになると思うのですけれども、今回採用となる理事の業務の役割なのですが、理事と事務長との業務の区分けというか線引きはどのようになるのか伺います。
答弁 病院事務長 本間力
まず、行政職での理事というのが、本町でも過去に理事職というのは採用を見込んだことはございまして、このたび道内の公立病院の事務長を経験している方を現在検討しているという状況でございます。理事の業務につきましては、この方のこれまでの経験を踏まえて主に経営改革を仕切っていただくようお願いしておりまして、特に現場の運用面や病院経営での取組改善、職員の意識等の改革の推進、また住民への情報発信の取組なども私ども今現在でも充足できていないことを進めていただく方向で検討しております。私事務長の立場としましては、病院経営監の下でアクションプランの今回策定する進行管理のほか、実務の整理や改善など事務方全般を担っていくような体制で今考えているところでございます。
再質問 2番 田上治彦
なるほど、分かりました。事務長と理事の線引き、理解いたしました。では、病院が5月に開院する予定なのですけれども、その後なのですが、現在事務局に病院開設準備のための職員がおりますけれども、開院後の事務局の人員体制、これはどのようになるのでしょうか、伺います。
答弁 病院事務長 本間力
今病院改築担当参事もおりますけれども、第2期工事もございまして、病院が開院したとしてもそういった業務は令和7年度以降も継続していく状況であります。その他改築準備の担当につきましては、現在いる事務局、事務方がほぼ全職員で分担して対応しているところでございます。今後において人員配置の抑制は考えないと駄目かというところは思っておりますが、当面現体制で行っていきたいという考えでございまして、令和8年度以降の体制は、まずは新病院が5月に開院しますので、その状況を踏まえながら検討していきたいという考えでおります。
再質問 2番 田上治彦
では、病院の体制をつくるということで、結局歳出を増やしていますよね。赤字が増えているというこの状況において、一番は人件費や物品費の経費を削って再建するのが筋だと思うのですけれども、人件費がますます増えてきている状況なのです。今回採用される理事においても人件費ということになります。2月13日の全員協議会の資料、22ページに記載があったのですけれども、人件費を含む経常費用の抑制を行うことが急務となっておりました。病院ではその改善の取組方法、これはどのようにやっていこうとしているのでしょうか、伺います。
答弁 病院事務長 本間力
人件費の抑制、医業費用の部分の抑制はアクションプランにも掲げておるところでございますけれども、アクションプラン、今回3か年で掲げておる特に重点事項の一つでございますけれども、これは繰り返し私のほうでもお話をしていますが、まずは体制を整えなければ病院経営は成り立ちませんので、そういう意味ではまだまだ道半ばです。そういうところでありながらも対策は急務でございますけれども、様々な今課題を抱えている中で、まず令和9年度までの中で成果を出していきたいという考えでございまして、新病院の移転後になりますけれども、来年度、令和7年度の中で電子カルテの導入も控えております。そういったことも含めて引き続き検討を進めていく考えでございます。
再質問 2番 田上治彦
病院の設備って相当にお金がかかる、新しくなったら人件費のみならず、やっぱり設備費って結構かかってくるものだと、特に新しい病院だったらあるかと思うのです。それは頑張ってほしいと思いますけれども。次なのですけれども、全員協議会資料の目標数値の平均入院患者数が令和6年度は14.7人となっています。令和7年度以降36.0人であると。つまり倍以上の設定数値となっているのですけれども、医業収益は上がる一方とは思います。ですが、支出のほうで職員給与費が高くなっていくという状況なのです。これに対して、これはまた追加繰入れということになるのでしょうか。最低でもと言ったらなんですけれども、病院の収益で賄うべきではないかと思うのです。実際、ちょっと申し訳ないのですけれども、私としては収入が倍になるといったことは、残念なのですが、今考えられる状況ではないのです。となれば、かなりの病院経営努力というのが必要になってくるかと思います。この目標数値の計画が達成できなかった場合、これは町長、責任問題となりませんでしょうか。この目標に対する町長の考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 大塩英男
経営改善のお話でございます。今入院患者というようなお話がございましたけれども、今様々に経営改善に向けて、その経営改善策をどのようにしていったらいいかというようなことでの職員の配置ですとか、様々に経営改善については図っているところでございます。実績数としては、入院患者も少しずつではあるのですけれども、本年、令和7年に入って一定限入院患者を増やしているというような状況の中で、5月の開院に向けて、これを経営の面と考えると、ここをしっかりとやっていかなければならないと考えております。今回令和7年度の予算案については基準外の繰り出しはなしというようなことで、今基準内の繰り出しで病院会計がスタートするということで目標設定は高い目標設定を持っておりますけれども、しっかりと町民の皆さんに寄り添った病院経営をしてまいりたいと考えております。
再質問 2番 田上治彦
では、今町立病院では固定医4名を目標としていると思うのですけれども、昨日突然に通知がありまして、内科の西村先生ですか、が退職なさるという、そういう通知が入ってきたわけなのです。ということは、つまり内科の固定医が2名になるかと思います。実際のこれからの診療体制にかなり影響があるかと思うのですけれども、これから内科医の医師の採用の予定準備、これはあるのでしょうか。どうでしょう。伺います。
答弁 病院事務長 本間力
決して突然ではないのですが、予定をしていた時期が10日付でやっていたということで、もう少し早めにと思っておりましたが、そういう状況でございます。西村医師の退職につきましては、公表がこの時期になってしまいましたが、若干内部では押さえておりまして、これまで西村医師の後任を探しておりましたが、夏、秋頃から医師獲得に動いていた方がたまたま後任ということになってきたのですけれども、その方が残念ながら年末に4月以降の赴任が駄目になってしまったということで、内定準備をしていた矢先のキャンセルでして、そういった経緯がございました。それで、そういった中でまた新たに今年も動いてはいる状況なのですが、今いろんな角度で情報収集を行っておりますけれども、現時点では採用に厳しい状況で、まだ至っていないという状況でございますが、何件かございますので、新病院に向けて間に合うかどうかということで引き続き努力はしていきたいと思っております。
再質問 2番 田上治彦
町立病院における医師の招聘、採用の問題というのはずっと昔から問題点が多いところであるのです。今内科の医師ということもありましたけれども、今度はずっと空白になっていた外科なのです。外科外来、これは結構空白になっている状況なのです。現在も曜日別の出張医の先生に対応していただいている状況でありますけれども、実際月曜日の午後が皮膚科、水曜日の午後にJCHO登別病院の小澤先生、木曜日の午前中に風間先生、小澤先生も風間先生も整形外科の先生でいらっしゃるというわけなのですけれども、週のうち本当に半日ずつの、実際は足して1日半ぐらいということになってしまうと思うのですけれども、これからも外科及び整形外科、本当は町立病院は整形外科を一本でいきたいという考えがあると思うのですけれども、当然外科系ということで一つのくくりとしたいと思いますけれども、外科及び整形外科の常勤固定医の採用は、この進捗状況、これについて伺いたいと思います。
答弁 病院事務長 本間力
まず、12月の条例改正もあったように、標榜科目につきましては今後、改築基本計画の中にも示しているとおり、標榜科目は整形外科ということで行っていきます。これは医師の確保、体制が整えばということなのですが、今後の在宅訪問診療なんかの展開を拡大、拡充というかスタートする中でいきますと、総合診療科、これは国はまだ標榜科目として位置づけておりませんが、そういったことも視点に入れて、今西村医師は退職でありますけれども、もう一人、藤岡医師は家庭医でございますので、そういう部分では外科系の、そういった外的病気の処置も現時点では診れるということもありますので、そういった先生をできれば確保していく、非常に全国的にもといいますか、特に北海道内は医師不足が顕著でして、そういった部分で取り合いと言ったらちょっと語弊がありますけれども、そういった部分では我々本当に迅速な対応が求められるところでございます。そういった総合診療医というものが本当にパイが少ないのですけれども、何とかそういう部分を長くお勤めいただけるような先生をつかまえていきたいと思っております。整形外科につきましては、田上議員ご指摘のとおり小澤先生、風間先生に今ご協力いただきまして、週2こまという枠でございますが、こちらも内科系医師と同様に募集枠、募集はしております。ただ、なかなか医師の応募というものが、私が4月以降ですけれども、なかなか応募がございません。そういう意味では引き続き整形外科の先生も募集はかけていきたいと考えております。
再質問 2番 田上治彦
医師不足の話題について、またこれも医師不足に対して何かなと思ったりもするのですけれども、実際公的病院の運営において小児科と救急、本来これは欠かせない医療と捉えるのですけれども、実際の病院からすれば残念ながら小児科と救急、これは不採算部門と正直なっております。とはいえ、特に小さいお子さんを持つ親御さんから小児科の充実を望む声がよく聞かれるのです。実際小児科の充実というのは、まちの子育て支援の点においても重要であると私は捉えております。特に要望が多いのが夜間時、夜です。夜間時の小児科の受診対応なのです。それが今お話にあった総合診療医や内科ではなく、やはり小児科医なのです。夜間の小児科救急では、特に夜間起こりやすいのがぜんそく発作なのです。ぜんそく発作、それからそれに付随する呼吸器の疾患、それと急な発熱とそれに伴う熱性けいれん、急にけいれんを起こす場合があります、小さいお子さんの場合。それから、急激な腹痛、それから異物を誤飲、誤嚥、時には急な外傷ということがあります。また、まれな例ではあるのですけれども、時には子供が発熱を起こした。しかし、子供よりも親御さんのほうが急に心配になって小児科を受診するといった事例もあるようです。ここまで言ったのですけれども、つまり町立病院内で小児科医による夜間当直の対応なのです。小児科医が夜間当直対応の要望がよく聞かれるのですけれども、その検討はしていただけないかということで伺いたいと思います。
答弁 病院事務長 本間力
小児科外来の対応につきましては、今田上議員がお話をしたとおり今体制を取っていますけれども、今回は夜間ということで。現在外来につきましては、木曜日以外は北海道大学の小児科から出張医を協力いただいて、何とかそこは、診察時間内ですけれども、そういった対応はさせていただいております。そんな中で、小さいお子さんが熱が出たと、インフルエンザにかかったりということも含めて、ぜんそくの話もございます。そういうような中で、救急外来の中で可能な範囲で当直の先生において処置をいただいているケース、それから小児科の中でいきますと、どうしても専門的に診てもらわなければ当院では難しいというケースは多々ございます。そういったところは苫小牧圏域の中で後方支援として当番病院で診ていただく、または電話をかけて直接、親が動ける、保護者が動ける場合は救急センターを対応したり、そういった丁寧な対応は心がけているつもりです。小児科の救急外来を単独で持つということになりますと、今は常勤を抜かして単純に当直医を出張医で賄った場合、当直は平日5万円、それから土日で日中は8万円、夜勤が5万円、それで13万円、土日つけて26万円プラスでいきますと週46万円かかるのです。これは決して小児科の救急外来は必要でないという言い方、誤解しないでほしいのですけれども、やはり経営面を考えた場合に、先ほど人件費の抑制って強く言われていますし、昨日も同じ会派の前田議員から2億円の話もしていただきました。こういうご指摘を受けた中でいけばこういうことが果たして、ここの部分は、正直政策医療となれば繰入金に跳ね返ります。基準内の繰入金の中で賄うということになれば膨らむことになるのです。ですから、我々としてはそこにまた需要という部分を考えたときには、この週46万円、52週間でいきますと2,300万円、2,400万円弱かかるかと思うのですけれども、その需要がこの地域で、今後24時間体制を取るとなれば、アクションプランにも掲げていますけれども、在宅の訪問診療であったり、そういったところを優先するとか、そういったことをこれから考えていかなければならないと思っております。そういう意味ではなかなかご要望には、小さいお子さんがいらっしゃる親の気持ちに沿うと非常に申し訳ないとは思うのですけれども、病院ができることをこれからも最大限努めていきたいと考えております。
再質問 2番 田上治彦
ちょっと話ががらっと変わってしまうのですけれども、新病院の2階のエントランスを見たのですけれども、救急車両の専用出入口ということになっておりましたよね。特に患者のご家族などが、どうしてもご高齢の方が患者って多いものですから、あるいは体調が悪くなると本当に入り口の近くまで送り迎えをすると思うのです。そうなると、そこのエントランスの入り口が救急車両の出入口専門となっていたはずなのですが、そうなるとエントランスの入り口になのですけれども、警備員とか、それと人の配置というのをする予定なのでしょうか。また、対応によってはクレームの対象になりかねないと思う事案が発生すると思うのですけれども、その対処法をどうするのか伺います。
答弁 病院参事 温井雅樹
新病院の関係ですので、私からご答弁させていただきます。2階のエントランスの運用でございますが、現在外構工事も残っておりますので、暫定措置として救急車のみに限定させていただいております。ただ、外構工事が完了した後なのですけれども、救急車だけでなく、タクシーなど営業車両の乗り入れも可とする考えでおります。また、ご家族の送迎とかも今お話があったかと思うのですけれども、そちらの部分はスロープの勾配もあることから、外構工事が終了した後も2階のエントランスではなく1階のピロティー内で運用していただければと考えております。1階のピロティーの中にはバスの寄りつきスペースですとか、併せて一般車両の寄りつきスペースがありますので、そちらでご対応いただくことで今考えております。ただ、今なのですけれども、工事中で動線もちょっと複雑になりますことから、出入口等に看板等を設置させていただくこと、また開院前に駐車場ですとか動線について事前に周知を図って混乱のないように努めていきたいと思っております。
再質問 2番 田上治彦
意外と理不尽に文句を言ってくる方もいるかと思いますけれども、対応をお願いいたします。病院が新しくなって、これから入院患者の増加を目指す、それから介護医療院の入所者を増やしていくということが重要と私は捉えているのですけれども、それには病院内の設置されている地域医療連携室が業務をしっかりやっていただかなくてはならないと思うのです。ちょっと悪口になってしまうのですけれども、これは私がよく耳にした、地域医療連携室なのですけれども、地域医療連携室は出すばかりで入れることをしないと私は言われたことがあるのです。それと、私も病院、現役時代にほんの1年間ほど地域医療連携室にいたことが実際あります。地域医療連携室において、実際に町立病院での地域医療連携室って何をすべきかというのがよく分からない状況で地域医療連携室業務を始めた記憶が正直あります。ですが、その設置からもう3年ないし4年たつわけです。ですから、地域医療連携室というのがもう確立されていると私は思うのですけれども、これからこの地域医療連携室の業務の在り方、これについて伺いたいと思います。
答弁 病院事務長 本間力
地域医療連携室の業務に関しましては、病院の窓口として外部から診察などの対応に当たって事前に情報を収集しながら、外来受診であったり、入院する必要があれば、外来になりますけれども、その中で診察を行う、または介護認定を受ける範囲の対応だとか、そういった部分でのケアマネジャーの相談を受ける業務など、端的に言えばそういう内容を行っています。これは、地域ケア病床を今導入しておりますけれども、そこには施設基準上、地域医療連携室がなければならないという取扱いがございます。今お話を議員からいただいた退院ばかりということがございましたが、本来地域医療連携室の中で退院の判断をするわけではないのです。ご承知のとおり医師の判断です。仮にですけれども、在院日数、急性期の場合はたしか21日以内とありますけれども、どうしても必要な入院と、体力も落ちますから、そういう意味では必要な入院というところでの退院を促すことはあるにしろ、早く出すということは、きちんと完治せずに出すということはあまり考えられないかなと思っております。そういう意味ではそういう誤解がもし我々の行動の中にあれば、そういったところはきちんと改善すべきことだと思いますが、そのような関係を含めてきちんとそこは地域医療連携室、私は要だと思っておりますので、今後も、介護医療院のこともこれまでも議論させていただきましたけれども、いかに各医療機関、介護施設の中でも困っている患者、町民がいらっしゃればそういったところも、地域医療連携室も構えているのではなくて出向くという姿勢も今後検討しております。体制を整え次第、そういう営業的な部分もかけていく考えでございますので、引き続き体制整備を進めていきたいと考えております。
再質問 2番 田上治彦
分かりました。地域医療連携室というのは本当にあちこちの病院でもしっかりとまとまっていると思いますので、これからの患者の収益を上げるためにもしっかりやっていってほしいなと思っております。次なのですけれども、これは病院側としても言い分はあるかと思うのですけれども、昨年度末頃より新型コロナウイルス感染症、それからインフルエンザの感染症が猛威を振るって、いまだに終息するという気配がないのですけれども、発熱や、それから喉、症状があって感染症が疑われる方が町立病院に問合せをしたところなのですけれども、断られたと。ということで、そもそも町民のための病院なのにろくに診察もしてくれないなどと言っておられた方がおられました。こんなことでは病院が新しくなっても中身が変わらないと駄目でしょうと、そういった言葉も実際聞かれました。病院の診療において、当然一般診療もあれば感染症の診療対応というのも多分あると思います。それも当然重要項目と捉えておりますから、病院の基本理念の患者に信頼され、笑顔と思いやりのある病院づくりのために、それに沿うような診療体制の病院をつくるように進めてもらえるでしょうか。どうでしょう。伺います。
答弁 病院事務長 本間力
一例いただいた患者のケースが、細かく確認しなければ、我々としても丁寧な対応ができていなかったということは、この場をお借りできるのであればおわび申し上げたいと思います。そんな中で、我々が押さえているケースで申し上げますと、昨年後半はやはりインフルエンザがかなり蔓延しまして、インフルエンザの検査がなかなか時間がかかりまして、追いつかなくてお断りしたケースもございました。私も現場の判断や体制については、その段階では改善には至らなかったというところは反省すべき点ということで思っております。こういった部分、管理職は共有しておりまして、できる限り受けて断らないという体制を取っていきたいと今院長以下管理職の中でも考えておりまして、それをぜひとも浸透させていきたいと思っていますので、今後そのような、繰り返しですけれども、最終的にはなくしたいと、我々としても今頑張っていきたいと思っておりますので、新病院に向けてそういう部分をきちんと体制整備を検討してまいりたいと考えております。
再質問 2番 田上治彦
それでは、病院を終わりまして介護医療院側の再質問に行きたいと思います。介護医療院の専属の人員が予定数に至ったようなのですけれども、ですが私がこれは以前から言っていたことなのですけれども、人員の皆さんが突然の退職、それから休暇、こういう事例があるかと思うのです。その際の人員が足りない、満たされないという状況になった場合のその対応策をどうお考えなのか伺います。
答弁 病院事務長 本間力
入所者数に基づいて施設基準が一定ございますけれども、そういった突発的なことに関しましては、まず院内の勤務の調整を行うことなのですけれども、町長からも答弁がありましたように、欠員が生じたときは迅速に対応し、募集案内、これは紹介事業者等のそういうところでの依頼だとかもそうなのですけれども、そういった対策を講じながら人員確保には努めていきたいと考えております。
再質問 2番 田上治彦
病院と介護医療院、これは本来人員というかそれを分けて、病院側、介護医療院側ということで分けて業務を行うということになるのでしょうけれども、以前説明の中で場合によっては病院と介護医療院の兼務なんていう話もちょっとあったような気がしました。病院併設の介護医療院ですので、分けるといいますけれども、病院側、それから介護医療院側とで分け隔てというのをつくらないでいただきたいという私は思いがあるのです。その例えとして、前は介護老人保健施設、きたこぶしがあった当時なのですけれども、介護老人保健施設は介護老人保健施設、病院側は病院側、だから介護老人保健施設側で何かあっても病院のスタッフは行かないよ、病院で何かあったって手伝いは行かないよ、2階は2階、外来は外来みたいな、そういった区分けというか、そういうのがあったという過去があって、そういったいろいろトラブルもあったと思います。つまりこれは病院全体で入院患者、それから介護医療院入所者、情報の共有、入院患者だから、病院だから、介護医療院だからというわけではなくて、やっぱり一つの病棟全体が全部の入院患者、それから入所者を全部情報を把握するというか、情報の共有をするといった環境、これを整備していただけないかと私は思うのですけれども、どうでしょう。そういった考えはあるでしょうか。
答弁 病院事務長 本間力
介護医療院に関しましては、これまでもお話をしているように専従でなければならないというところは看護、介護職というところはありまして、そのほかについては兼任で構わないという基準があります。そこは専従者は守らなければいけないというところはございます。ご指摘のことに関しては、過去の時代は特にそういった縦割り的な発想が多かったということは私もこれまでのお話は伺っております。そういうところで今私ども管理職としましては、そういったところをまずなくそうというところです。1つ例を申し上げますと、今外来の勤務をされている方が救急外来の夜勤をやられている、病棟は病棟で2人、3人夜勤帯ではいるのですけれども、一部の職員は病棟が混み合っているときには、詰所は3階にあるのですけれども、2階と3階別々なのですけれども、そこは下りてきてお手伝いしているという実態もありまして、そういう意味では少しずつですけれども、横断的な職員の意識は働いてきていると思います。まだまだです。今介護老人保健施設の代わりで介護医療院ということで新たに立ち上げますけれども、看護局全体でそういった意識をなくしながら、忙しいときはみんなでやろうと、外来が忙しいときは外来に応援に行こうよと、それから病棟が、入院患者が上がってくるというのは当然外来で押さえますよね。先生の指示で入院させると。そういったところでいけば、やはり医師の指示があって入院の手続がかかるようであれば外来のスタッフも応援に行こうよと。それで多少時間外になったとしても、それはそれで業務がきちんと、患者がきちんと全うできればよろしいのかなと。そういったところはこれからも管理職に対してはやっぱり、そういったところの意識づけは徹底したいということで、私もそうですが、看護局のトップ、看護師長にもそういったところでお互い目配りしながら対応していきたいと考えております。
再質問 2番 田上治彦
分かりました。よろしくお願いしたいと思います。病院と、それと介護医療院、総合的な質問をしたいと思います。昨年の12月13日の定例会と、その前に行われました全員協議会において介護医療院の経常収支計画の説明がありました。実際収支計画において採算が取れない赤字の収支見込みということについて私は反対討論をいたしました。それを踏まえて質問いたしますけれども、入所者の定員が満たされなければ当然赤字となります。ですが、その赤字補填をまた繰り出しということになるのでしょうか。どうでしょう。伺います。
答弁 病院事務長 本間力
なかなか厳しいご質問かなと受け止めております。これまでもこういったお話を受け止めて胃が痛くなるのもありますし、血圧も上がってきまして自分の健康管理をきちんとやらなければとは思っていますが、新たに進める介護医療院ですので、想定外の対応はなかなか今の時点でこうだと言い切れません。今回のシミュレーションに関しましても19床満床まではなかなか見込めなく、平均値で押さえておりますけれども、その時点で我々としてはそこの目標にいくという視点で今考えていますので、仮にですけれども、そういった段階になれば財政と協議は必要だと思っております。この時点でそれが繰り出ししてもらえるのかとかということではなく、あくまで我々は特別会計ではありますけれども、きちんと独立採算で努めていきたいところで、もう5,000万円以上の繰入れは当初からいただいてはいるのですけれども、極力当初で見込んだ収支で運営には努めていきたいと考えております。
再質問 2番 田上治彦
介護医療院、19床中目標とする入所者数、19床が満床で、目標ができれば満床なのですけれども、その入所者数に満たなかった場合なのです。これに対して、これは町の持ち出しとなるのか、それか赤字の累積ということになるのか。実際赤字を見れば、これは一人頭幾らの税金になるのかという税金負担の原則というのがあります。それは一体どうなるのでしょうかということなのです。実際見込みとする赤字、たしか5,300万円でした。5,300万円、これは満床にならない、19床ではなくて16床で割るとしましょう。そうすると、331万2,500円になります。つまり一人頭それだけの高額の赤字を背負うということになると思うのです。何を言いたいかといいますと、実際に白老町の町民がずっと税金を払っているということになります。それで、白老町の住民が介護医療院に入所されるということになります。そうなるとなればそれも納得するかと思うのですけれども、高齢者のためとは言ってはおりますけれども、やはりこれも経営ということになると思います。もし定員が割れた、ベッドが空いてしまったということになるとなればほかの地域から入所されるということになると思いますが、実際ベッドが空いているからということでほかの地域、多分苫小牧市や室蘭市、胆振地区から入所者を入れるということは、私は反対するわけではないです。ただ、それが実際町民が税金を納めているということで、町民のための施設であるという前提の下に今回病院も介護医療院もできるということで捉えておりますので、もしほかの地域からほかの入所者というか、ということで入所されるということは、これは町民の皆さんが納得されるでしょうか。その理解のための対策は考えておられるのでしょうか。伺いたいと思います。
答弁 病院事務長 本間力
これまでも各議員からのご指摘のとおり、この資金不足が、収支が見込めていないという状況はございますし、今1人当たり300万円程度ですか、そういった部分の、税金換算に置くことはそういった単価になってしまうということで、経営も鑑みながら町の政策としてこれを病院事業としての有益に進めていく上でしっかりやっていかなければいけないと思っております。まちの持ち出しになるのか赤字の累積になるのかということでいきますと、特別会計でございますので、やはり単年収支できちんと賄わなければいけないということの観点で申し上げれば繰り入れるか借りるかということで、収支をそれらで、累積ということには公営企業会計ではないので、そういった部分では単年収支できちんと全うしていかなければならないという状況でございます。その中で、入所者の特定に関しましては、当然のことながら町民のためにということで町民の方を原則としております。まだまだこれは、今担当のほうでもどういった想定で入所の、医療依存度的などういう状態かということの想定の中でいろいろ組み立てておりますけれども、8人という今シフトを回していく看護師の中でも日勤帯での業務量的な部分も加味しながらそういうシミュレーションもしているのですが、入所者、本当に様々なケースが想定されますので、ここはこれから入所する上で入所判定というものが、介護医療院内でも医師の最終判断が必要でございますので、ご指摘があったことに関しましては当然のことながら考慮して対応していきたいと考えております。
再質問 2番 田上治彦
分かりました。お願いします。では、最後の2点、理事者への質問といたしたいと思います。まず、1点目なのですけれども、病院への度々補正をされております。一般会計に大きな影響が懸念されているというのは周知の事実です。今年2月、北海道新聞の記事によりますと、2月2日には岩見沢の市立病院、2月18日では滝川市立病院の経営事業費で問題となっておりました。つまり白老町が抱える問題と非常に類似しているなって思っております。結果的に病院の運営が市や町の財政に大きい負担をかけているということでありますから、実際町立病院への一般会計の繰り出しの出し過ぎという感が正直否めません。つまり一般会計、税金ですから。一般会計も潤沢にあるわけではありませんし、まして町民からも一般会計の使い方に対して疑問を持たれる方もいます。まして同僚議員からも同様の意見も聞かれます。つまり病院に何億円も使い、いろいろな町の事業に使うべくところに使えないといった意見が多数聞かれるわけなのです。そういった観点から、病院への一般会計からの補正の在り方というものを十分に検討するべきではないかと思うのですが、どうでしょう。伺います。
答弁 町長 大塩英男
病院への繰り出しのご質問でございます。今議員ご指摘のとおり、病院への繰出金、4億円繰り出すよと。そして、これは財政調整基金から行っています。この4億円があれば、もしかすると道路事業もできる、公園も整備できるというような状況で、このことについては一昨年のタウンミーティングで私は病院の経営について町民の皆さんにご説明をして、このお話もさせていただきました。町民の皆さんからいやいや、そんなのだと困るよというお話もしっかりと聞いております。町民の皆さんの声としてはそのとおりだと私も思っております。ですから、過去にも答弁させていただいたとおり、この繰出金というのが全てこのままの状況でいいかというのは、もちろん町としてもそうは思っていません。普通の民間企業でしたら倒産している状況だと思っています。ですから、こういった経営的な危機意識をしっかりと私たち、病院の職員も持って進めていかなければならないと思っています。ただ、今医療提供体制ということで考えると、清野院長はじめ病院のスタッフは一生懸命やっています。そこはご理解いただければと思っております。ただ、その中で、先ほど議員からもご指摘のあった医師の確保であったりですとか、あとは整形外科の部分であったりですとか、小児科であったりですとか、そういった部分は非常に町民のニーズが高くて、そこはやはり経営の改善につながっていくのではないかと私も思っております。ですから、そういった部分で医師の確保というのは私の重要な仕事だと思っておりますので、そこは私自身反省するところでございますし、すぐには課題解決にはならないかもしれないのですけれども、しっかりと経営改善に向けて医師の確保も含めて取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
再質問 2番 田上治彦
これで最後にいたします。2点目です。病院は町長の政策としてやって、町民がそれでいいよというのであればいいのですけれども、これは議論の余地というのがないのでしょうか。このような病院の運営状況では、以前にも議論になった、過去にもあるのですけれども、病院が廃止、それから診療所への移行、それから公設民営などといった議論がもしかするとまた再燃するのではないかと私は危惧しております。当然町民にとって病院というのは必要です。当然ながら医療は必要です。ですが、さらに税金から補正ばかりで町民が納得するのでしょうか。本来病院は、何度も言うように独立採算制ですから、当然企業努力的にやっていただきたいのですけれども、白老町としてもやっぱり財政が厳しいわけです。それでありますから、病院の健全な経営を行うのが町の務めでしょうから、町長が本当の意味での理事なのですから、ぜひしっかりと病院運営のかじ取りをしていただきたいと思います。どうお考えなのか伺って終わりにします。
答弁 町長 大塩英男
病院の経営改善のご質問でございます。今田上議員からお話のあった病院は要らないのではないかですとか、どうなのだろうというお話は、これから5月に開院を迎えスタートする中で非常に私自身残念ですし、反省しなければならないと思っています。やはり私の思いとしては、病院を改革していくよ、町民の皆さんに寄り添っていく病院をつくっていくよというようなことで再三再四お話をさせていただきました。まだまだ道半ばかもしれませんけれども、先ほどお話をしたように医療提供体制の部分ではしっかりとやらせていただいて、そして変わろうとしております。この5月に新たな病院が産声を上げるということで、地域としてしっかりと皆さんに見守っていただいて、かわいがっていただいて、そういった病院づくりをしていかなければならないと思っています。いわゆる新しい命が宿るということですので。ですから、そういった部分で皆さんに見守って愛される病院になるということが経営改善につながっていくのではないかと思っておりますので、私が先頭になってしっかりと経営改善を図ってまいりたいと思います。