みんなの議会

白老町議会 令和6年定例会12月会議 2024年12月12日

公共施設の在り方

2024年12月12日、白老町議会の一般質問で、森山秀晃議員が「公共施設の在り方」について質問し、町長 大塩英男、政策推進課長 太田誠、学校教育課長 冨川英孝、企画財政課長 増田宏仁が答弁しました。

質問者
森山秀晃 議員
答弁者
町長 大塩英男、政策推進課長 太田誠、学校教育課長 冨川英孝、企画財政課長 増田宏仁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 森山秀晃

2、公共施設の在り方について。(1)、現在検討を続けている役場新庁舎の建設について、様々な事情を考慮し慎重に進めていると思うが、新庁舎建設が必要な理由と新庁舎建設によるまちへの効果をどのように捉えているか伺います。(2)、著しく老朽化が進む公共施設が多数存在するが、町民の交流促進と機能性の充実を考慮した既存公共施設の集約の考えと集約型公共施設の建設の考えを伺います。(3)、普通財産となっている施設の安全対策について現状と課題を伺います。(4)、未利用となっている町有地や今後更地となる町有地を活用した、人口増加策について町の考えを伺います。

答弁 町長 大塩英男

「公共施設の在り方」についてのご質問であります。1項目めの「新庁舎建設が必要な理由とまちへの効果」についてであります。現庁舎は築69年が経過し、安全性・利便性など多くの点で庁舎機能が低下しており、高度情報化への対応の限界や耐震性も不足している状況にあります。特に、町民の命を守る観点からも、災害時に迅速に避難情報を発令し、災害活動を確実に行える防災拠点機能が必要であり、今後ますます多様化する行政需要に適切に対応するためにも、新庁舎の建設は必要であると捉えております。新庁舎に求められる役割としては、防災拠点の充実やバリアフリー化による快適な移動空間の確保、さらには分散されている公共施設の複合化を図り、町民の利便性の向上につながるよう公的な機関や民間機能の導入などを検討し、町民の方が集える複合的な庁舎を目指すことで本町の活性化に寄与すると考えております。2項目めの「既存公共施設の集約及び集約型公共施設の建設の考え」についてであります。公共施設の多くが老朽化し、今後さらなる人口減少や少子高齢化が進む中で、持続可能な管理・運営を目指し、計画的に公共施設の適正化を図るため、今年度中に「公共施設適正配置計画」を策定すべく準備を進めております。計画においては、個別施設の方向性として廃止や更新などを検討するに当たり、既存公共施設の統合や集約化の考えについても取り入れており、施設が一体化されることで、より多くの世代が集いやすく、機能性や利便性を高められることで、維持管理の効率化にも寄与するものと認識しております。3項目めの「普通財産となっている施設の安全対策についての現状と課題」についてであります。現状につきましては、用途廃止による普通財産が増加するとともに老朽化が進んでおりますが、必要に応じたパトロールや修繕を行うことで、施設の安全性を確保しております。しかしながら、老朽化により年々施設管理上のリスクが高まっていることから、除却時期の検討及び財源確保が課題と捉えております。4項目めの「未利用となっている町有地や今後更地となる町有地を活用した、人口増加策についてまちの考え」についてであります。町有地を活用した人口増加策につきましては、立地状況や面積などを勘案し、移住定住の促進や町内事業所による有効活用などについて、引き続き検討してまいります。

再質問 7番 森山秀晃

では、順次再質問させていただきます。新庁舎建設についてですが、先ほど同僚議員も質問されておりましたが、現庁舎の老朽化が激しいほか、防災の拠点という考えから新庁舎が必要と捉えていると答弁をいただきました。何度も名前が出てきてしまって大変申し訳ないのですけれども、現状病院建設で多額の建設費が発生していることも、ほかにも整備が必要な公共施設が多くなっていることを考えると、町民の理解を得るには難しいところもあるのかなと考えております。新庁舎建設について、ふだん庁舎を利用している人にとっては建て替えが必要なのは一目瞭然なのですけれども、それ以外のふだん庁舎を利用していない町民の方々の理解を得るためにはどのように今後説明を行っていくか、予定をお伺いいたします。

答弁 政策推進課長 太田誠

やはり基本構想の段階では、庁舎の建設費用を約41億円と想定していたのですけれども、多分物価高騰で、今庁舎建設をしているどの自治体も物価高騰ということで頭を悩ませているということで、うちも41億円ではなくて、さらなる高騰が見込まれるのかなと思っております。そういった中、どういったことで町民に伝えていくかというところで、水口議員のところでもお答えさせていただきましたが、まだ内部の議論、場所の選定も含めて定まっていないというところでございますので、まずはその議論を活発化させて、場所を決めた上で基本計画を策定していくようになっていくのですけれども、そういった場合には森山議員が言うように、やはりしっかりと庁舎の必要性を説明していかないとならないということでいえば、これから内部議論を進めていくのですけれども、その都度町民に共有をしていくということは必要になっていくのかなと思っております。

再質問 7番 森山秀晃

都度町民にしっかり情報を共有していくということで、説明をしていくということでした。役場庁舎の在り方としては、答弁いただいたとおり、防災の拠点としての考え方は非常に重要だと私も捉えております。また、通常業務のことを考えても、先ほど答弁にもありましたが、建築後69年を超える庁舎ですから、新庁舎が必要な理由としては十分かなとも思いますが、これ庁舎建設となると町の顔にもなる建物です。町民が集えて、利便性を向上させる施設としての考えもあると答弁をいただきましたが、現段階で検討されている中で、まだ内部での検討段階というところではあるかなとは思いますけれども、どこまでの機能を庁舎に持たせる予定かというところを、内部での議論の部分だけで構わないです。お伺いします。

答弁 政策推進課長 太田誠

令和3年3月に掲げた基本構想の中では、やはり災害対策の部分、防犯セキュリティーの部分、あと窓口機能ワンストップサービスですとか、また施設の複合化、民間機能の導入、またバリアフリー化、行政事務機能の充実、執務空間をオープンスペース化にしてだとかというのがあります。そのほかにも庁舎建設のところを担当の職員が視察した中では、庁舎という機能ではなく、町長からのお答えもさせていただきましたが、やはり町民が集える場所ということを確保する、また視察したところでいけば庁舎の前に子供から高齢者、また障がい者、またジェンダーの方も含めて使える公園を構えているところもありましたので、今後議論を進めていく中では予算の規模とかもあるとは思いますけれども、内部議論の中で本当にこれからのまちづくりの拠点の施設になるとも考えていますので、そういうところは内部議論を進めて、いろんな様々な部分を検討していきたいなと思っています。

再質問 7番 森山秀晃

町のほうでもいろんなところに行って視察をされているということでしたが、先般会派視察で岩手県の紫波町へお伺いしてきました。紫波町では、形を何て言えばいいのかちょっと分からないですけれども、商店街のような形で施設を整備して、役場庁舎の周辺にはテナントが入れるような建物があったりします。その中には、スーパーだったりとか飲食店のほか、宿泊施設だったりとか保育園も入っております。また、建物と建物の間にスペースがあるのですけれども、その間の広場にはあずまやがあったりとか、ベンチ、あとは芝生を整備して、町民が集える憩いの場としての整備をされておりました。これから検討する上で、やっぱりかなり大きな事業となりますから、様々な形で町民が集い、憩いの場となるような庁舎としていただきたいとは考えます。先ほどは庁舎内の機能についてお伺いしましたが、外構についてはどのような、町民が世代を問わず集えて、憩いの場となるようにということではありましたけれども、憩いの場に関しても先ほど出ていた公園なのか、単純に広場なのか、保育園の子供たちが来れるような、散歩で来て、くつろげるような場所にするのか、それとも何か町民の方々が、高齢者の方々が集まって、一緒にちょっとコーヒーを飲みながらお話できるような場所にするとか、そういった観点、どういったところまで外構の部分に機能を持たせる考えかお伺いします。

答弁 政策推進課長 太田誠

外構の部分の話でございますが、紫波町の部分のお話をされておりましたが、視察行った中では民間業者の参入ということで、飲食店だとか入ってくれないかだとかと要望したのですけれども、やはり採算が合わないというようなことで、民間事業者に限ってはなかなか参入というのはちょっと難しい現状とは捉えております。外構の部分に関しては、今視察に行って、いろんなところを見て回っているので、ただ重ねてのお答えになりますけれども、内部の議論ができておりませんので、まずは場所を決めた後に建てる面積が決まってきますので、その面積によってもどこまで外構として広げられるかだとかというのが出てきますので、まずは場所が決まった上でそういうことも議論していきたいなとは思っています。

再質問 7番 森山秀晃

公共施設の建設の考え、先ほど来質問させていただきましたが、スポーツ施設だったり、役場庁舎にも通ずるところではありますが、本町には著しく老朽化が進む公共施設が多数あります。集約型公共施設の建設について答弁いただきましたが、先ほどお話しさせていただいた紫波町では、役場庁舎の周りに図書館だったりとかバレーボール専用の体育館、あとは天然芝の屋外サッカー場が整備されておりました。本町として一つ一つの施設を順番に整備しているのでは費用も増えますし、多大な時間も必要となります。現状なかなか新庁舎建設に関する話を進めることができていない状況ではあるのですけれども、公共施設の適正配置計画を今年度中に策定するというような答弁を先ほどいただきましたが、具体的にこの計画の内容を示していただけるのは何月頃になりそうか、答弁お願いいたします。

答弁 政策推進課長 太田誠

今公共施設の町民意見交換会というのも実施して、先月、11月の末ですけれども、役場内部の推進委員会も開催して、案的なものを推進委員会の中でお示ししました。この後有識者というか、ご意見なども聞きながら、年明けには再度推進委員会を開いて、1月の下旬、遅くとも2月の初めには議会のほうにもご説明して、そのようなことで、だから策定としては3月末までに策定したい考えでございます。

再質問 7番 森山秀晃

3月中には間違いなくということで答弁をいただきましたので、ほかのところも、通常業務も大変かなと思いますけれども、何とか早めの議論をしていただいて、教えていただければ幸いに存じます。庁舎等の公共施設について、集約型についての考えを伺いましたが、町内の小中学校や保育園についても今後の改修や建築について考えていく必要があります。先般安平町の井内教育長が本町で講演をしてくださいました。安平町では、小学校と同じ建物内に図書館だったりとか、調理実習室があり、これについては町内の方も利用できるようにしているそうです。また、全てを壁で隔てるのではなく、ガラス張りにすることでお互いの活動を見ることができるようにしております。町民と小学生がふだんからお互いの顔を見て、コミュニケーションが取りやすいまちづくりにつながるように設計されているようです。この取組を私は町民の交流促進の面から見てもとてもいい方法だなと感銘を受けて、お話を伺っておりました。本町でも特に保育園と小学校については交流促進を考えた集約型の施設として検討すべきと捉えておりますが、町としてはいかがでしょうか。

答弁 政策推進課長 太田誠

公共施設の適正配置の関係でございますけれども、保育園、学校の集約化ということでですけれども、学校施設等については個別計画が策定されているものはということで、その計画に基づいて方向性を決定することになっておりますので、早来学園の部分は私も調べて、いろんな多世代が集ってということで、図書館も一般の町民に開放してだとかということは理解しています。うちの公共施設も適正配置を進めていく中では、やはり利用者がいるということを踏まえると、その利用状況だったり、団体が幾つ使っているかなど、そういう調査をしながら、あくまでも公共施設の適正配置というのは町の施設の老朽化を含めた部分で町の考えをお示しするということなので、その後統合だとか除却ってなっているというところは、それぞれの担当課でまた住民の説明だとか、そういうのをしながらやっていくことにはなるので、今私の口から学校の部分ですとか保育園の部分ということはちょっと答弁は差し控えさせていただきます。

答弁 学校教育課長 冨川英孝

学校施設に関しましては、これまで学校の適正配置の関係もございまして、なかなか施設自体の統廃合ということに言及するというのは今の段階では非常に難しい状況かなと思っております。適正配置の問題がありますので、非常にデリケートな問題ということで、なかなかお話しできるものは今現在ございませんけれども、学校施設の整備方針ということで、現在までの計画等のお話をさせていただきますと、基本的には公共施設等総合管理計画の中では老朽施設の改修、補修を計画的に進めていくというようなことで、今後小学校の適正配置計画、そういったものに基づいて学校配置の在り方を検討するということになってございます。また、学校については白老町学校施設長寿命化計画ということが基本的には定められておりまして、そういった中では50年経過後に改築するというよりは、しっかりとメンテナンスを行いながら長寿命化することで、約40年かけて長寿命化を図っていくことのほうがコスト削減が図れるというような状況になってございます。そういったことも含めながら、また平成28年度までに本来であれば耐震改修を全部終わらせるというものが令和4年までかかって耐震も終わらせているというような状況もありますので、この辺については適正配置の計画の進捗状況と併せながら統廃合の考え方を別途示してまいりたいなと考えてございます。

再質問 7番 森山秀晃

なかなか施設によってはそれぞれの課で検討している部分であるから、難しいというところと、あとは予算の部分だったりとか財源の部分で進めていくのにそう次、次進めていけないというところもあるということでのご答弁だったかと思います。先ほどの早来学園の話からつながるのですけれども、ふだんからやっぱり利用する施設でお互いに顔を見ることができて、交流することができれば、地域の安全だったりとか、あとは子供を守れるまちということにもつながると考えますし、あとは子供を育てる環境としてはすばらしいものになると捉えております。そうなると、子育て世代の人口増加にもつながっていくと思います。私は3月にも公共施設の整備については質問をさせていただいておりまして、3月にいただいた答弁の中では補助金だったりとか起債、基金を活用して整備計画を進めていくということでした。現在この整備計画についてはどこまで進んでいるのか、進捗状況をお伺いいたします。

答弁 政策推進課長 太田誠

適正配置計画の整備状況ということで、先ほどと繰り返しになりますけれども、今推進委員会で、内部の委員会で案を示しましたので、1月には再度開きながら議会のほうにも全員協議会か何かで説明した後、3月までには策定したい考えであります。

再質問 7番 森山秀晃

すみません。私の質問の組立てが悪くて申し訳ないです。公共施設の改修整備について、今後多額の費用が必要となることが予想されています。これまでの質問の中で提案させていただきましたが、集約型の公共施設とすることで将来の整備費用の圧縮にもつながるのかなと考えておりますので、早急に先ほどの整備計画を作成して、進めていっていただきたいと思います。次に、これまで建築整備についての質問をさせていただきましたが、現在利用されていない普通財産となっている施設についてお伺いします。先ほど答弁の中で必要に応じて安全対策を、パトロールを実施して安全対策等の対応を行っているというようなお話でしたが、この対応についてはこういう対応になってしまうのは仕方ないのかなと私自身も思っております。ほかの業務をこなしながら、通常業務として利用されていない施設の管理をするというのは大変難しいものかなと考えます。ただ、今回の定例会で度々出てきていますけれども、空き家対策の面でも問題になりますが、やっぱり使われていない建物というのは、老朽化の進行というのは使っているときに比べて早くなっていくのです。除去時期の検討と、あと財源確保が課題ということで答弁でいただきましたが、具体的に現在解体を検討されている建物というのはあるのでしょうか。

答弁 企画財政課長 増田宏仁

現在使われていない建物ということで、普通財産というくくりの中でお話をさせていただきますけれども、議員おっしゃるように、やはり使わなくなると傷みが早いということで、我々も特に台風ですとか強風が吹くようなときにはパトロールをして、見守っているのですけれども、実際にでは現状で解体を具体的に検討している施設があるかということですけれども、現状一番解体が近いものとしては森野小中学校跡、それから大町にあります元教員住宅跡、この辺りが目の前に迫っているかなというところであります。それ以外の施設も基本的には普通財産になっているということは行政目的で使うということがない施設でありますので、そこら辺は財源との兼ね合いになるのですけれども、ただ単にある建物を壊してしまうと解体費だけかかってしまって、そこが大きい建物になればなるほど、例えば白老小学校とかですとか、そこら辺になると2億円、3億円とかの世界になってしまうので、なかなか壊すためだけにお金を出すということは難しい部分があるのですけれども、例えば跡地を別の用途で使いますと。そこに何かを建てるために今ある建物を解体しますということになれば、そこは有利な起債の対象になって、解体もできるということになりますので、大きい建物に関してはやはりそういったタイミングを狙わないと、単に解体するというだけでは財源の確保が難しいのかなと考えております。

再質問 7番 森山秀晃

先ほど申したとおり、課長の答弁でもいただきましたけれども、利活用していない状態では老朽化の進行も早まりますし、管理をしていくのも時間も労力も費用もかかってしまいます。3月会議の際にも質問をさせていただきましたが、町で利活用の予定がないのであれば、今解体に関してはやっぱり今後どうするから解体するのだよというのがないと有利な起債も使えないから、財源の確保が難しいということだったかと思います。であれば、解体のほかにも売却という方法もあるのかなと思います。前回は、売却についてお話もあるけれども、老朽化が激しく、話を進められていないということでした。その後売却について前回から何か進展はありますでしょうか。

答弁 企画財政課長 増田宏仁

売却の関係で具体的な話があったかということですけれども、今年度の予算の中で旧消防官舎、大町の旧小学校の横に建っている建物なのですけれども、それを解体するということで、解体に着手する前に経済振興課を通しまして事業者の方にこれ町として今壊そうとしているけれども、事業者のほうでこういう建物を従業員の方の宿舎ですとか、そういった、使うというお考えはありませんかということで、こちらから問いかけをさせていただいたのですけれども、やはり使用しなくなってから時間がたっていますので、内部をそのまま使うということにはなりませんので、やはりそこの内部改修にお金がかかるというような状況であれば、事業者もちょっとなかなか手が出しにくいということで売却には至らず、そのまま解体に今着手をしているというような状況でございます。

再質問 7番 森山秀晃

ちょっと事業者のほうに問いかけたけれども、なかなか難しかったというようなお話です。解体についても改修についても財源がやっぱりかなり必要だと思います。ただ、財源がかかるからといってやっぱりそのままにしておくというのは、安全の面でも景観の面でもあってはならないことかなと思っております。やっぱり1年、2年の間に町での利活用の方法を見いだせないのであれば、売却をするか解体をするかというのをはっきり結論を出すべきと考えております。この売却については、先ほど事業者のほうにお話ししてみたけれども、内部改修が大変なのであれば難しいというお話があったということではありますけれども、町としてどういったところにお願いできる、できないというのはルールとしてあるのかなとは思うのですけれども、規定としてあるのかなとは思うのですけれども、白老町内にも不動産会社はたくさんありますので、不動産会社に依頼して、全国的に募集をかければ、幾らで買いたいという人は出てくると思うのです。正直改修、解体ってなると何億円、何十億円というところの費用がかかるものではありますので、例えばですけれども、では売却するときに不動産会社に頼んで、何億円でないと売ってはいけないとかというのはないと思うのです。であれば、何千万円、何百万円という金額で売り出せば売れないことはないと思うので、それをその後買った人がどう使うか分からないですけれども、ただ何百万円で売ったとしても町としてではマイナスがどれだけ出るかというと、マイナスにはならないはずなのです。解体するよりかは間違いなくマイナスは膨らまないと思いますので、そういった点も踏まえて売却をするのか、解体するのかというところの結論の考え方、いかがでしょうか。

答弁 企画財政課長 増田宏仁

今不動産会社の活用はどうだというお話をいただきましたけれども、今年実は予算上はもう少し多くの建物を解体する予定だったのですけれども、我々が考える中ではそこを解体してもなかなか使い道がないだろうということで、解体を思いとどまっている建物もあります。その施設をどうしようかとなったときに、議員おっしゃったように、不動産会社のほうにちょっと当たってみるのはどうだろうというようなお話も今実際に出ておりまして、なかなか行政だけでは販売先が見つからない場合であっても、不動産会社のほうの広いネットワークを活用させていただければ、買手がもしかしたら見つかるかもしれませんので、まずは可能性を探るということはしていきたいなと思っております。それから、金額が幾らになったであろうとも解体に多額のお金を使って更地にしてしまって、その後使われないということであれば、安い金額で譲渡したとしても町にデメリットはないのではないかというようなお話かなと思いますけれども、議員おっしゃるように、町がただ持って管理をしていても貸付料ぐらいは入ってきますけれども、そこから生み出されるもの、例えば事業者に買っていただいて、人が多く住んでいただければ税金が多く入ってきたりですとか、そういったこともありますので、ただただ持って、経費だけを出していくよりは幾ばくかのお金でも譲り渡して、それを有効に活用していただくというのは、一つの今後の財産を処分していく中では有効な手法なのかなと思います。ただ、一方で町有財産、町の財産ですので、これは住民の方全員の財産でありますので、安易に譲り渡すとか、そういうことにはなりませんので、そういう形を取るとしても町として政策的にこういう目的を持って譲り渡すのですよということでなければ、そこは納得は得られないかなと思いますので、そういった部分も含みながら検討していきたいと考えております。

再質問 7番 森山秀晃

解体を思いとどまっているところがあるということで、実際正直白老町の土地の坪単価というのはかなり低いものでありますから、解体したほうが売れるかって言われると、それは白老町ではやっぱり適用されないのです。それであれば、ぼろぼろでもいいから建物があったほうが売りやすいというのは、実際現場のほかの会社の話とか聞いてもそういう話はありますので、白老町にも老舗の不動産会社が石山だったりとか大町だったりとかありますので、ぜひ、そういう目的がやっぱり売り渡すときに必要だというところはもちろんそうだと思います。ただ単純に外国人の人に買いたいというから売ってしまうわというのは、あってはならないという話だと思いますので、例えば買った人がアパートを建てたいのだとか、お店を建てたいのだとか、そういったことに限定した売り先を探してくれということも対応してもらえると思いますので、そういうふうに売却について検討していただけるのであれば、対応していってもらったほうがいいのかなと思います。高齢化が進んで、出生率が極端に低く、人口が年々減っている本町において、町有地、町有財産を利用もせず放置しているというのは今後の人口対策を考えても得策ではないと考えております。皆さんもその認識はあるのかなと思いますので、早急な対策を示していただきたいとは考えております。また、ただいま述べましたが、町有地についても更地のままにするのはこれ大変もったいない話だと思います。答弁で移住、定住促進に向けた活用していけるように引き続き検討いただけるということでしたが、引き続きの部分、現状既に検討されているものがありましたらお伺いします。

答弁 企画財政課長 増田宏仁

現状検討しているものがあるのかないのかということですけれども、現状としてはあります。ただ、今来年度の予算編成に向けての時期ということですので、明確にお答えできないのは非常に心苦しいのですけれども、そういった事業としては町としても考えておりますので、来年度の予算を楽しみにしていただければと思います。

再質問 7番 森山秀晃

予算の関係上ちょっと言えないということで、大変楽しみに待ちたいと思います。初めにも申しましたが、私は人口対策を公約としております。中でも出生数の向上、これを公約の中にも掲げているところでおります。同僚議員の質問でもありましたが、今の子育て世代、若年世代は家を建てると考えたときに約4,000万円ほど新築を建てるとなると費用が必要になります。これは、家の大きさとか使うものによっては全然違ってくるかなと思いますけれども、やっぱり4人家族、5人家族で通常の4LDKとかの家を建てるとなると、大体これぐらいの費用がかかるものとなっております。空き家の活用もそうなのですけれども、建築に要する費用の補助だったりとか、土地の提供することによって若年世代の定住につながってくるものかなとも考えております。これから解体を行う予定である公営住宅の跡地も利活用の方法を先に考えておかなければ、これまた今現状更地のままになってしまっている町有地と同じように更地のまま放置されかねないのかなと考えております。これは町有地に絞って伺いますが、人口対策に向けての利活用の予定、ただいまお話しさせてもらった補助等を含めて、予定があればお伺いいたします。

答弁 企画財政課長 増田宏仁

町有地に絞ってということですので、町有地の有効活用、これ人口増のためにはどうするかというところですけれども、直接的に若い方々に向けて住宅用の宅地の支援ができないかですとか、またあるいはもっと大きい視点で見れば、事業者の方々に提供して、職員用の住居を構えていただくために使っていただけないかですとか、方法としてはいろいろあるかなと思っておりますので、今のうちのまちにとってどういうことが一番いいのかということを見極めながら検討を続けてまいりたいなと思っております。

再質問 7番 森山秀晃

答弁いただいたのですけれども、正直私も提案しておきながらというところではあるのですけれども、この施策もなかなか即効性はやっぱりないものにはなってしまうかなと思います。ただ、土地の無償提供等を行っているというのが少しずつでも広がっていけば、町内企業の人手の確保につながるほか、町外に流出してしまう人口を抑える効果にもつながると考えております。町有地の区画割りを行い、転入者、町内在住の若年世代だとか、あと子育て世帯へ無償提供を行う施策を行っていただきたいと考えますが、ちょっと先ほどの答弁と似たような答弁なってしまうかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 企画財政課長 増田宏仁

森山議員から以前一般質問いただいた際にもこういったところ、土地の無償提供ですとか、そういったことを検討できないかということでご質問いただいていたかなと思います。そのときも同じような答え方になると思いますけれども、過去においては実質無償で町有地を提供するというようなこともやっておりましたので、そこの可能性が全くないということではありませんので、先ほどと同じようになりますけれども、どのように支援ができるか、土地を無償がいいのか、また違う形があるのか、そこはじっくりと検討させていただきたいなと思います。

再質問 7番 森山秀晃

無償提供というのもあり得ないことではないということで、検討を続けていただければなと思います。人口対策については、先ほど来申しておりますが、即効性のある施策というのはなかなか難しい課題です。だからこそ初めは効果を実感しにくいかもしれないですが、対応策を早く行動に移していくことが必要です。現状は、考えるというところが主になっているかと思います。考えて、考えて、考えても何も変わらないです。なので、考えるよりも行動する、動くというところに重点を置いて、今後検討を続けていただきたいのですけれども、本町は人口は今約1万5,000人の人口がおります。ただ、対応が遅れれば今後1万人、さらには何千人と減っていきます。今のうちに対策を数打って、挑戦をどんどんしていただきたいと考えますが、町のお考えを最後に伺って、私の一般質問を終わります。

答弁 町長 大塩英男

森山議員から公共施設の在り方についてということで、様々な観点からのご質問であったりですとか、ご提言をいただきました。それで、公共施設の全体のまずお話をさせていただきますと、担当課長からお話があったように、今年度公共施設の適正配置計画を策定するということで、公共施設の老朽化対策であったり、適正配置計画というのは本当に本町におけるこれまでの長年の課題というか、そのようなことで私も捉えておりまして、一斉に来ている公共施設の老朽化をいかに計画的にやっていくかという指針を今年度議員の皆さんにもご相談させていただいて、計画を定めさせていただければなと思っております。その中で、やはり地域間のバランスであったり、議員からもご指摘のあった集約化であったりですとか、そういった様々の機能充実も果たした中で、町民の皆さんがコミュニティをできる場ということも含めて、しっかりと公共施設の適正配置はやっていきたいなと考えております。それと、普通財産のお話がございました。老朽化しているというか、遊休施設となっている施設については様々に議員のほうからもご提言をいただいたのですけれども、町としても様々なことで遊休施設は活用していかなければならないということで、担当課長からもあったのですけれども、町の財産、町民の皆さんの財産だということを前提にして、土地の上に遊休施設が建っていて、そしてここの土地が欲しいのだと、土地が欲しいのだといったときに建物つきでお売りして、この建物の解体費は買った事業者のほうで面倒を見てくれるのであれば、土地代を無償にしましょうというような、こういった柔軟な対応もさせていただいております。というのは、これは建物を解体する費用というのは町で持たなくていいというようなものですから、こういったルールを定めていまして、これを実際にやりそうになったのですけれども、残念ながら実現性はできなかったのですけれども、ですからそういうようなあくまでも町民の皆さんの財産だという前提なのですけれども、そういうようなことで柔軟な対応も取らさせていただいて、有効活用を図ってまいりたいと考えております。それと最後に、未利用の町有地の定住化、若者世代を中心とした定住対策ということでご提言もいただきました。次年度というか、今後に向けて町有地を活用した中で、様々に若い人世代たちがこの白老町に移住をしていただけるような施策というのをこれまでにない展開をちょっと施策として来年度打っていきたいなと今様々に内部協議もしているところでございますので、議員からご提言をいただいたように、やはり若者に選ばれるまちを目指して、しっかりと事業展開を図ってまいりたいと考えております。

出典:白老町議会 令和6年定例会12月会議 2024年12月12日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる