白老町議会 令和6年定例会12月会議 2024年12月10日
介護医療院の開院に向けた進捗状況
2024年12月10日、白老町議会の一般質問で、田上治彦議員が「介護医療院の開院に向けた進捗状況」について質問し、町長 大塩英男、病院事務長 本間力、病院参事 温井雅樹、副町長 大黒克已が答弁しました。
- 質問者
- 田上治彦 議員
- 答弁者
- 町長 大塩英男、病院事務長 本間力、病院参事 温井雅樹、副町長 大黒克已
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 田上治彦
2、介護医療院の開院に向けた進捗状況について。(1)、今後制定が見込まれる介護医療院設置管理条例の重点及び留意事項と制定の時期について伺います。(2)、介護職員の職種別(介護福祉士、2級ヘルパー等)基準人員及び職員確保のための求人方法について伺います。(3)、開院時及び平常時の入所者の確保とその手段について伺います。(4)、経営採算ラインの入所者数について伺います。(5)、介護医療院会計の経常収支計画の策定の考えと時期について伺います。(6)、令和7年度の予算編成方針と独立採算制への経営体制づくりについて伺います。なお、すみません。2番の括弧内の2級ヘルパー等ってなっておりますけれども、私はこれ知識が多分古かったと思います。介護職員初任者研修って今なっているのですか。すみません、そのことを訂正させていただきます。
答弁 町長 大塩英男
「介護医療院の開院に向けた進捗状況」についてのご質問であります。1項目めの「今後制定が見込まれる介護医療院設置管理条例の重点及び留意事項と制定の時期」についてであります。病院内に併設する介護医療院につきましては、病院事業の附帯事業として取り組むことから、現行の「白老町国民健康保険病院事業の設置等に関する条例」に位置づける考えであります。また、事業収支や資金運用の状況を明確化することが望ましいことから、新たに特別会計を設置することといたしました。令和7年1月より職員の採用を見込むことなどから介護医療院の費用が発生するため、それぞれの取扱いは、本定例会に提案させていただきました。なお、介護保険サービス等に要する費用の取扱いにつきましては、開院後に入所者を見込むため次年度の取扱いとし、定例会3月会議に提案する考えであります。2項目めの「介護職員の職種別基準人員及び職員確保のための求人方法」についてであります。介護職員の施設基準につきましては、入所者6人に対し職員1人となっており、入所者は最大で19人となることから、勤務体制等を勘案し6人から8人の職員が必要とされます。職員確保につきましては、本年9月20日より採用の募集を開始し、町のホームページへの掲載やハローワークへの求人登録などを行っております。現在までに採用希望者及び紹介事業者等から問合せをいただいており、応募者から順に面接試験を行っているところであります。3項目めの「開院時及び平常時の入所者の確保とその手段」についてであります。介護医療院の入所者は、要介護者であって介護保険の適用を受ける方に限定されるため、町内の在宅や施設等で療養が必要とされる方や近隣の医療機関で療養する町民の方などを受け入れる想定であり、特に入所者の確保は包括支援センター等の関係機関との連携が必須と捉えております。4項目めの「経営採算ラインの入所者数」についてであります。介護医療院の経営収支につきましては、現時点の試算に基づくと採算は厳しく、今後の大きな課題として捉えております。5項目めの「介護医療院会計の経常収支計画の策定の考えと時期」についてであります。介護医療院の収支計画につきましては、特別会計を設置し年度ごとに検証を行いますが、病院事業の附帯事業として取り組むことから経営上の基本事項は病院事業全体で計画を策定する考えであります。6項目めの「令和7年度の予算編成方針と独立採算制への経営体制づくり」についてであります。7年度予算編成につきましては、経営収支では介護保険法に基づく介護保険サービス収入のみでは厳しく、特に人件費相当分の費用負担が大きく、一般会計からの必要な財源を確保し進める考えであります。介護医療院は、長期的な医療と介護が必要な町民のための施設として、病院改築基本計画に位置づけられ7年5月に開院を控えることから、病院事業全体で経営改善に努めながら体制基盤の強化を図る考えであります。
質問 2番 田上治彦
11月29日に行われました全員協議会、この中の資料によりますと介護医療院の開設、開業の初年度から5,700万円以上の赤字が見込まれているわけなのですが、さらにその年間5,000万円もの金額が赤字として見込まれています。介護医療院は、社会福祉的要素が強いので、収益について採算度外視なのか、でもやっぱりそういうわけにはいかないと思います。病院は慈善事業やボランティアではないので、どうしてもやっぱり収益というのは当然これ必須となります。実際、そうしたらこれからどのようにその赤字の埋め合わせ、結構な金額です。ですので、その赤字の埋め合わせをどうやってやっていくのか。また、先ほどご質問にあったと思いますけれども、一般会計、つまり町民の税金からやっぱりこれを負担するということになっていくのでしょうか、どうでしょうか。伺います。
答弁 病院事務長 本間力
介護医療院の開設、この5月に開院を控えているところでいきますけれども、ある意味一定の負担がかかるということで先日の全員協議会でお示しさせていただきました。仮に19床を満床としながら続けていったとしても厳しいという状況は、既に我々も押さえているところなのですが、介護医療院、介護施設、それからこの医療機関として町立病院、自治体病院というところでいきますと、民間病院となれば独立採算制を確保しながら進めるということですが、我々自治体職員というところでの病院の在り方というのはやはり地域医療を支えていかなければいけないこともあります。ですから、一定のそういった負担は、それを出さなければ地域医療の崩壊にもつながるということも考えられますけれども、とはいえずっとその垂れ流しかということもこれまでも指摘がございますので、そこは十分に我々もそういったことを踏まえながら経営面をきちんと改善できればと思っております。この介護医療院のほうの医療院自体のほうでは、他の状況もやはり、他の自治体病院の運営に関しましても一定の一般財源の措置を図っているような傾向がございますので、それをいかに縮めていく努力はこれからもしていきたいと思っています。介護医療院だけの収支だけでは見込めない部分、ただ先ほど来話が出ています訪問リハビリだとか、そういった介護サービスを何かしら病院と医療機関と介護医療院の中で取り組みながら、増収策をこれから図っていくことも考えながら進めていきたいということで思っております。
質問 2番 田上治彦
次に、やっぱり年間5,000万円以上の赤字、これが延々と続くことになりますよね。実際やっぱりこれが分かっているということであれば、この介護医療院の事業、言い過ぎかもしれませんけれども、その事業をやめるか、中止にするか、もしくは1年ほど実際のところ延期などをして再考、再び考え直すということにしたほうがいいのではないかと思うのですが、どうでしょうか。伺います。
答弁 町長 大塩英男
この介護医療院の事業の関係でございます。全員協議会の中で今後の収支の見通しということで5,000万円、赤字スタートだというような見通しをお示しさせていただきました。その中で私のほうにもご心配をいただく声とか、町民の皆さんからたくさんのご意見を頂戴したところでございます。田上議員のほうから、この介護医療院事業、赤字発生するのだったら事業を見直すべきではないかというようなことであったりですとか、1年ほど延期してというようなご提案があったところでございます。介護医療院の事業につきましては、令和3年6月の病院の改築基本計画の中で、本町の高齢世帯が多い状況の中で町として何をすべきかというようなことで立ち返ったときに、やはり介護医療院事業というのをしっかりと進めていくべきだというような計画の中でこの事業というのは来年の5月から新病院の開設とともにスタートさせていただく形で事業スタートと決定をしているところでございます。私たちも5,000万円の赤字スタートということで、単純にお示ししたということではなくて、立ち返ってというか、足元を見た中で今後事業をどのようにしていったらいいかというのは内部でもしっかりと議論を積み重ねさせていただきました。その中でこのままスタートするべきなのか、それとも事業をストップさせるべきなのかという議論の中では、介護医療をスタートするためには、議員もご承知のとおり職員の確保ということも必要ですし、実は事業をスタートするためには補助もいただいて事業を展開しているというような、こういったもろもろの状況を考えますと、町民の皆さんに望まれているこの事業をやはりスタートしたほうがいいではないかというようなことで、赤字額については事務長からも答えさせていただいた中で病院事業の総体的な中でしっかりとこの経営改善に向けて我々ももちろん努力をしていきますし、独立採算制の中で事業をしっかりしていかなければならないというのは重々承知しておりますので、私たちとしては令和7年5月に事業をスタートさせていただきたいという考えでございます。
質問 2番 田上治彦
補助金という言葉も出ました。介護医療院運営の補助金が出ているため、これはやっぱり事業を無理にでも進めようとしているのかなとちょっと思わざるを得ないのですが、申し訳ない。私も認識不足がちょっとあるのですけれども、もしそれをやらないとして補助金を返してしまった場合、これどうなるのでしょうか。ちょっとそれに対して伺いたいと思います。
答弁 病院参事 温井雅樹
補助金の関係なので、私のほうから答弁させていただきます。今回活用している補助金なのですが、厚生労働省の補助金ではなく国土交通省の補助金を使っております。この補助金なのですけれども、病院ですとか、介護施設とか、その単体の施設に対して補助されるものではなくて、面的なまちづくり全体事業に対して補助される補助金となっております。ですので、介護医療院を中止した場合なのですけれども、介護医療の補助金だけではなく、全体の補助金に影響をするものと捉えております。そして、今介護医療院の部分の補助なのですが、都市再生整備計画上3億円ぐらいの金額となっておりますが、それを返すことによって全体の十何億円もの補助金が返還というか、そういった影響が及ぶものだと捉えております。
質問 2番 田上治彦
すみません、理事者に伺います。介護医療院の開院から常に5,200万円以上の赤字が続くということが試算されております。介護医療院のこの運営が順調にいったとしても、結局毎年プラスの収支がないという見込みですよね。結局19床でありながら、その19床は満床、規定数に入っていたとしてもです。本当にどのようにして、ではそれを返済していくのか、これがやっぱり不安この上ないわけです。言い方がちょっと悪いのですけれども、今町立病院、これ入院患者が実際少ないと私はちょっと思っております。少ない、それからまだこれから地域ケア病床も機能していないというか、入らないと。ましてや、これ介護医療院で予定している職員の数も集まらずと。入所者、これ19床満床ってあり得ないのでしょうけれども、入って本当に入所者も少ないということになれば、これは言うまでもなく結果が結構見えてくるかなと。そこで、結局その病院の病床数を減らして、長期にわたる療養を目的とした病床、つまり医療療養病床というところにシフトチェンジしませんかということなのです。実際これ非常に難しいと思います。最終的にこれどうでしょうかと思うのでしょうけれども、どうでしょうか。これ伺います。
答弁 病院事務長 本間力
毎年の収支マイナスということなのですけれども、ちょっと改めてですけれども、改築基本計画上で示した部分と今回マイナスという数字で出た部分については、介護医療院にもともと押さえていた人件費をそもそも病院で負担をするという考えの下で改築基本計画上では行っておりました。今回その施設基準等をきちんと見直すと、専従、専任という位置づけ、専従というのはもう兼任できないという専従扱いですけれども、やっぱり専従者をきちんと介護医療院の中で負担を講じるという場合でのお示しした場合がこの収支の見通しになります。もともとも人数の押さえは若干ちょっと調整はあったにしろ、その部分は病院会計でそもそも負担していたというところで、このマイナスの出方が、大変申し訳ありません、説明が十分ではなかったかなと思っております。したがいまして、病院会計全体で押さえた中でいくと、この露出はしております、5,000万何がしという。ただ、当初からのやはり一般財源で見るとかという負担の割合からすると、4,000万円から5,000万円というその介護医療院の割合は変わっていませんので、そういったところの押さえの中で今回のこのたびの議案提出等のご検討のご協議のほうをお願いしたいというところでございます。加えまして、1つ事務長の立場として言いたいところなのですけれども、地域包括ケアは今再開したばかり、入院患者は少ないのは分かっています。ただ、そこは今努力をしております。さらに、今必死になって職員を集めています。介護職員は、今段階で4人採用を決定しております。1月1日以降ですけれども。そういった中で、いろんな様々並行して動いているところでありますので、それが全て5月に全部スタートするということなのです。計画どおりにいきたいと思っています。ただ、そこには全て、そこのスタート段階でどこまでできるかということで今必死になってやっておりますので、そこは十分理解していただきたいのと、もう一つすみません、医療療養病床です。これに関しては、介護施設である病床と医療機関である病床、病棟と介護施設、そういった分けもありますし、それから地域医療構想ですか、全体の中でこの白老町立病院、それから他の地域の胆振のエリアの中での病床のやっぱり役割分担というのがございますので、そこはなかなか代え難いもの、今すぐということにはなりませんので、様々な今診療報酬の改定の中でまた新たな一般病床の回復期医療に向けた病床の形もできておりますので、まずはこの急性期、地域包括ケアという中で進めさせていただいて、今後状況を見据えながら、どういう改善が必要かどうかも踏まえながら進めていくという考えでございますので、ご理解いただきたいと思います。
答弁 町長 大塩英男
医療の療養病床へのシフトチェンジというご意見とご質問でございました。ちょっと繰り返しの答弁になってしまうかもしれないのですけれども、介護医療院事業をスタートさせるという状況の中では、本町の将来的な姿を見たときに要介護高齢者の長期利用であったり、生活のための施設が本町にとって必要であろうというような状況の中と、これ日本全体というか、今の状況を踏まえると社会的な入院って、要するに介護する方々が、家族の方が介護することが難しくて入院するケースであったりですとか、あとは長期的に入院をしなければならない高齢者の方々が増えてきている状況の中で、そういったことを踏まえるとやはり本町にとってはこの介護医療院が必要ではないかというような状況の中で進めさせていただきました。田上議員のほうからもなかなかハードルは高いよねというお話がございましたが、事務長からも答えさせていただいたとおり、この圏域の中での医療の計画の中で進めさせていただいている形もございますので、その辺はちょっとなかなかハードルとしては高いかなと思うのですけれども、何がということになりますと、やはり将来的な本町の姿を見たときに介護医療院が必要であろうということで事業を進めさせていただきたいと思っております。
質問 2番 田上治彦
繰り返し数字のことばかり言って申し訳ないのですけれども、結局5,000万円以上の赤字って分かり切っているわけですよね。取り決めた、前回介護医療院を決めた理事者が多分いると思います。多分ではないです。理事者いますよね。そのときの当初の採算の見込みってどうであったのかなのです。その記述というか、そういう表明するものが私は見当たらなかったのです。ないのです。たしか当初介護老人保健施設、当時介護老人保健施設きたこぶしです。介護老人保健施設より採算性を考えて介護医療院とした、その昔の情報ではそう聞いていたのです。たしかそのはずだと思うのです。介護老人保健施設よりは介護医療院のほうがいいよという話を私は聞いていました。しかし、実際この蓋を開けてみればこういう結果です。実際私自身は新人議員ですから、当時病院職員時代のときには正直分からなかった面もあります。そういう情報が私のほうに入ってこなかったということもあります。そのとき介護老人保健施設きたこぶしの人員配置、そのままで介護医療院へ移行した際のその当初の採算見込みと、それを今度いつ頃介護医療院を開設するに至った発案の経緯と中身、それとその採算性というのは、これどのように協議されたのか。議会の中で協議されたものなのでしょうか。それに対して伺いたいと思います。
答弁 副町長 大黒克已
過去に町立病院が92床あったときです。その92床あった病床を町立病院の48床と、それから介護老人保健施設きたこぶしの29床に分けて新たに介護老人保健施設を造ったという経緯がございますけれども、そのときのそれぞれの施設のやり取りというのは、あくまでも町立病院の附帯施設として介護老人保健施設きたこぶしを一応設置になったということで、収益についてはもちろんトータルという考えでやはりどちらも補いながら、補填しながらお互いの施設を運営していくというような考えの下に造ったと記憶してございます。当初の2つの施設の関係性がずっとこれまでも経過してきて、今回その介護医療院を介護老人保健施設きたこぶしに代わって設置するという段階においても同様の考え方でこの計画は立てられたと私は思ってございます。そういう中で、介護老人保健施設きたこぶしではなくて介護医療院というのはこれまでの介護老人保健施設と介護医療院は違うもので、最終的にはついの住みかにもなるというようなことも含めて、やはり町民のニーズにより合う施設ということで介護医療院を選択したという記憶がございます。そういったことからもやはり議会の、そのときに十分な説明がなかったかと思うところもございますが、いわゆる人数の取り合いというところが病院とその介護老人保健施設きたこぶしのこれまでの経緯も含めて、今回もそのような取り合いの中で計画をつくっていたというようなことであると認識してございます。ただ、今回お示ししたのはあくまでも介護医療院という、本来両方の病院と介護医療院、いわゆる一体として考えなければならないものでありますけれども、もちろん会計も違いますので、当初今回は介護医療院本体でその病院との取り合いみたいなところも含めずに計画を立てたということでございます。介護医療院については、ちょっと私も調べたのですけれども、全国的に見ても約4割が赤字というような状況になってございまして、なかなか介護医療院単体で運営するのは厳しいと。また、その上でⅠ型、Ⅱ型というのが当たりまして、本町はⅡ型ということでこれから運営させていただきますけれども、特にⅡ型についてはⅠ型以上に厳しいというようなこともございます。だから、赤字でいいというお話をさせていただいているわけではございませんが、やはりここはまずはなかなか黒字化は単体では厳しいという状況の中で今後どのようにそれを、収支を合わせていくかというところは、これからの我々の果たす役割かなと思っておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
質問 2番 田上治彦
やっぱり私としてはどうしても従来やってきた見切り発車としか思えてこないのです。自分が病院職員の頃、時代から地ケアなどを含めていろいろと病院事業をやるといったときに、実際こんなやり方ではおかしいし、失敗するよと私はこれ言い続けてきました。そんな私を疎ましく思っていた方もいるかと思いますけれども、実際結果どおり案の定失敗しているのですよね、結構。別に私予言者でも何でもないのです。実際失敗するようにやっているのですから。なので……〔何事か呼ぶ者あり〕
質問 2番 田上治彦
例えば赤字を積み上げたとか。〔何事か呼ぶ者あり〕
質問 2番 田上治彦
地ケアのことです。地ケアのほうに関しては、実際確認もせずにもあったと思います。前回の問題もあったと思います。それから、あと各種いろいろと事業もあったかと思います。その中で実際、私は今失敗って言ったかもしれません。ちょっと不備がという感じもあるかと思います。そういうふうにして、これでは駄目だよと私は言ってきた経緯が当然あります。なので、話を戻しますけれども、私の思いとしては白老町立の介護医療院の特別会計というのを設置するための特別委員会を設けて、これやっぱり理事者、町議、皆さん集まってしっかりと議論をして知恵を出し合って本当に精査して、その後に介護医療院事業を進めていくべきではなかったかとは私は思うのです。そういうふうになるとなれば、その以前のようにまた無謀というわけではないのですけれども、こういうふうに見切り発車というのをするおつもりなのか、それに対して伺いたいと思います。
答弁 町長 大塩英男
ただいま田上議員から厳しいご指摘とご心配する声をいただきました。正直な話、全員協議会でご説明した今後の介護医療院事業の赤字の見通しだということの公表は、皆さんにご心配をいただくというか、本当に大丈夫なのかという声はそのとおりだとして私たちも認識をしております。ただ、再三再四繰り返しの答弁になるのですけれども、私たちとしましてはやはり町民の皆さんに必要な施設であろうということで、令和3年6月にこの改築計画をつくらせていただいて、そしてこれまで様々な課題はあったのですけれども、事業を進めさせていただきました。ですから、私たちとしてはこの事業を令和7年、来年の5月に向けて事業を進めさせていただきたいと、議員の皆さんにご理解をいただきたいとお話をするしか今の現状としてはありませんし、しっかりと病院事業と総体的に経営改善に向けて努力をしていくと約束させていただきたいと思います。
質問 2番 田上治彦
このままいけば、またずっと赤字決算と分かり切っていながらと、努力するということもあるのでしょうけれども、介護医療院事業を推し進めるために取決めをしたその当時、実際今でしょうね。その当時の理事者、それからこの議会議員が非難の的になるのではないかとちょっと思ってしまうのです。結局古い話ですけれども、バイオマスの二の舞になるのではないですかと。それはいろいろ意見はあるかと思いますけれども、私はそう思ってしまうわけです。バイオマスの件については、私のこの次の先輩議員が質問される予定ですから、私はそれは触れませんけれども、そうならないためになのです。そうならないために、これを最後の質問といたしますけれども、町長、本当に収入面、これ無視して、このまちの悲願というのは、実際私はここに資料があるのですけれども、町立病院に介護医療院を併設する理由というので、これ令和4年12月15日、町立病院、時の事務長の名前が書いてあります。その中に7項目あるうち最後の文言で、住み慣れた地域で充実した医療とケアを受けながら人生の最期まで全うできる介護医療院の開設は、地域包括ケアシステムを構築する上でまちの悲願とも言えますと、こういうふうに結ばれております。つまり、そのまちの悲願とも言える施設、これをやっぱり重要視するために本当にこれ無理にでも推し進めていくおつもりなのか、最後に伺って終わりにします。
答弁 病院事務長 本間力
ちょっと繰り返しになりますけれども、確かに赤字というところでの捉えの部分は決してこれ否めませんし、それをどうやって、少しでも減らしていくかということなのですけれども、議員の皆様にも押さえていただきたいのは、この病院会計全体で基準内の繰り出し、繰入金ということで一定のそこのレベルを議論させていただいて、そこにやっぱり私らも、事務方もきちんと向けていく。確かにこの令和7年開設、令和8年までの境目ではいろんな医業費用の増とかもございますので、まだまだちょっと見極めは十分ではないのですけれども、そこをきちんと議論させていただいて、そういった赤字という捉えは当然ありますけれども、やっぱり一定の負担はこの自治体病院、地域医療を維持していく上でも必要なのです。ですので、バイオマス事業の二の舞って言っていますけれども、バイオマス事業は高温高圧機を止めたから返したのです。今地域医療は止められませんから、いろんな十分ではないところはありますけれども、そこは違いますので、きちんとそこを捉えて我々もしっかりやっていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
答弁 町長 大塩英男
田上議員から介護医療院の開院に向けたご心配する声、様々なご意見を頂戴いたしました。田上議員のほうからまちの悲願というようなお話がございました。私もやはりこの介護医療院も含めて新しい町立病院、今令和7年5月開院に向けて準備を進めさせていただいて、そして先日も議員の皆さんに現場見学会にご参加をいただいて、現状を把握していただいたかなとして思っております。このまちの悲願が日に日に近づいているとして私も認識しております。その中でやはり無理をしてでもですとか、経営を無視してでもということは、当たり前に私たちはそんなことは考えておりません。いかにやはり将来を考えた、町民の皆さんが安心して白老町に住み続けられるかということを考えたときには、介護医療院を含めた新しい病院が必要であろうということでこのまちの悲願として病院事業を進めさせていただいたとして思っております。その中で、先ほど経営改善計画のお話をさせていただきましたけれども、改めて改善計画の中にこの介護医療院をどのようにうたっていたかといいますと、病院経営における有益性も兼ね備えながら、要するに本町における高齢世帯の状況を鑑みてしっかりと慢性期の病床の役割を担う必要があるとして力強く計画なんかにもうたっております。ですから、この計画をしっかりと進捗をしていく、そして経営改善も病院事業と含めてしっかりと経営改善をしていくと、繰り返しの答弁になりますけれども、ご理解をいただければと思います。