白老町議会 令和6年定例会9月会議 2024年9月10日
町民の生活の安全
2024年9月10日、白老町議会の一般質問で、田上治彦議員が「町民の生活の安全」について質問し、教育長 安藤尚志、生涯学習課長 伊藤信幸が答弁しました。
- 質問者
- 田上治彦 議員
- 答弁者
- 教育長 安藤尚志、生涯学習課長 伊藤信幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 田上治彦
3.町民の生活の安全について。子どもを守るひなんの家は子供・未成年への犯罪抑止に重要と捉えているが、高齢化などによる設置数の減少と対策について伺います
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
「町民の生活の安全」についてのご質問であります。「子どもを守るひなんの家の現状と対策」についてであります。子どもを守るひなんの家は、協力者宅の玄関などに旗を掲げることにより、地域全体での見守り環境を構築し、犯罪の抑止力につながる取組として、白老町青少年育成町民の会が中心となって展開しております。近年、道内では、高齢化に加え、戸建てからマンション住まいへと生活スタイルが変化したことなどにより、設置件数が急減している状況にありますが、本町においては、地域ぐるみの健全育成に対するご理解の下、直近5年間では、設置件数は微減にとどまっている状況であります。今後、人口減少や高齢化のさらなる進行が見込まれますが、新たな協力者への依頼など、これからも地域と行政が一体となり、子供たちの安全安心な環境づくりに努めてまいります。
質問 2番 田上治彦
1答目で子どもを守るひなんの家の意義について、これからの対応について教育長から答弁いただきましたけれども、令和6年4月から6月にかけて白老町内において末広町で2件、北吉原で1件の不審者情報があり、まず車に乗っていくかい、食べ物があるよ、君のご両親が入院したから乗ってといった声をかけられた事案というのが発生しております。子どもを守るひなんの家はボランティアかと思うのですけれども、実際町内においてこれはいつから始まって、白老町に何件ありますでしょうか。できれば細かく社台には何件、白老何件、虎杖浜まで何件と、登録は何件あるのか、過去最高は何件あって、それが減少して現在何件の登録かというのまで教えていただければ幸いです。
答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)
まず、今回の子どもを守るひなんの家の開始した時期のご質問についてお答えしたいと思います。先ほど教育長の答弁にありましたとおり、白老町青少年育成町民の会の主催事業ということで、本町では子どもを守るひなんの家を実施しております。開始時期は、平成10年度に白老町青少年育成町民の会の主催事業としまして事故の未然防止を目的に開始をしたものでございます。それ以降町内各地域のご協力の下、子どもを守るひなんの家を設置をさせていただいておりまして、2008年、平成でいきますと20年には町内全域で188件の設置がございました。現時点では全町的には141件と47件の減少になってございまして、地域別でのというご質問でございましたので、地域ごとの設置件数もお答えさせていただきたいと思います。平成20年当時には社台地区が13件、現在では8件、白老地区では90件に対しまして現在66件と、そして萩野、北吉原地区では42件が現在34件、そして竹浦地区では27件から現在19件、虎杖浜地区が16件が現在14件ということで、合計では当時188件から今は47件が減少して141件となっておりますけれども、先ほど教育長の答弁の中で直近5年間では微減傾向であるということでお答えがございました。こちらの経過をご説明いたしますと、平成20年の白老町青少年育成町民の会の取組の中で平成19年あたり、そして20年にかけまして子どもを守るひなんの家の設置場所について抜本的な見直しをしましょうと取組がされたということで経過としてございます。その中で各地域での育成会組織の中で設置場所等を再度検討し直した結果、約150件程度に絞り込んだということで、本町の直近5年間の状況でいきますと、約5年前の平成30年の記録がございますけれども、当時で全町的には149件の設置ということで現状141件と微減傾向になっているというような状況でございます。
質問 2番 田上治彦
分かりました。子供の緊急避難の場所なのですけれども、実際に子供が不審者から逃げ込んできたという事例とか、またそれに伴って警察へ通報するといった対応が過去にはあったのでしょうか。また、夜中に子供が単独でうろうろしているというのもどうかと思うのですけれども、一般のご家庭では当然夜間は就寝時間で、またお店であればもう閉店している時間でもあるかと思います。つまり夜間の緊急時はどう対応されていたのでしょうか。これに対して伺います。
答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)
まず、駆け込み事例があったかというようなご質問でございましたが、平成10年以降の取組の中で幸いなことに特に駆け込み事例というところの報告は受けておりません。ただ、事件性がないまでもトイレを貸してほしいだとか、そういうようなことでの子供が立ち寄るというケースは多々あるかなと受け止めてございます。また、こちらの子どもを守るひなんの家につきましては、あくまでも子供たちの登下校時の対応、ご協力をお願いしているということになってございまして、先ほどの教育長の答弁にもありましたとおり、避難の家の旗を掲げることで地域住民がみんな見守っているのだというところを広く警告をするということと併せて地域の方々に声かけ、そして啓発していくというような効果を併せ持っていくというようなことを想定しておりましたので、夜間等につきまして何かしら白老町青少年育成町民の会、ないし青少年の健全育成に関しての取組まではご協力をお願いしているということではございません。
質問 2番 田上治彦
では、最後の質問とさせていただきます。ちょっと気になる点があるのですけれども、不審者から子供が避難してきたという想定なのですけれども、避難してきてその家に一緒に不審者が押し入って住人に危害が加えられるといった危険性はないのでしょうか。また、それに伴って一緒に防犯グッズの配備、例えばなのですけれども、けたたましい音が鳴る防犯ブザーであったりとか、行き過ぎだと思いますけれども、さすまただったり、警棒とか、そういった部類のものであったりとか、また子どもを守るひなんの家に登録される前にそういった講習、あるいは研修などが行われているのか。これから登録を考えられているご家庭もあるかと思うのですけれども、ご家族や自分が被害に遭うといった、今のご時世もありますので、子供を大事にするまちということをうたっておりますから、そういったことを警察や町が一丸となってバックアップすることも必要かと考えるのですけれども、どうでしょうか。伺います。
答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)
私から町としての何かしらの対応についてということでお答えさせていただきたいと思います。まず、不審者が駆け込んできたときの対応というところでいきますと、まずご協力いただくお宅には子どもを守るひなんの家の対応マニュアルというものを配付をさせていただいております。その中ではあくまでもこれは抑止力というような部分で、緊急のいかんにかかわらず、先ほど私がお答えさせていただいた事件性のないものも含めて、例えばトイレを貸してほしいですとか、そして電話を貸してほしいというようなことも含めて子供たちに対して思いやりを持って接していただきたいということのお願いをさせていただいております。あくまでもこれは白老町青少年育成町民の会の自主事業の中で地域の相互理解の下に行われている取組でございますので、議員からご提案のあったような防犯グッズまでを用意した中で危険と隣り合わせの大役をお願いするというところはなかなか協力者を確保しにくくなってくるというのが1つ課題にあると思ってございます。先ほどの答弁と繰り返しの部分もありますけれども、あくまで地域住民が見守っているというところを広く周知していくということの取組であることについて、こういったご理解は保護者並びに地域の住民の皆様、学校関係者にもご理解をいただいているというところでございます。
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
教育委員会としてのこれからの考え方についてもう少しお話をさせていただければと思います。ご承知のように、昭和63年、町内において青少年の大変痛ましい事故が起きました。この事故を受けて、全町を挙げて子供たちの健全育成に取り組もうということで白老町青少年育成町民の会が立ち上がりました。以来、白老町青少年育成町民の会におかれましては育成大会や、あるいは挨拶運動、様々な事業を展開しておりまして、その1つが議員の質問のありました子どもを守るひなんの家ということでございます。この子どもを守るひなんの家は、答弁の中にもございますが、外に向かっては犯罪を抑止、抑止力といいますか、抑制していく、そういう力がありますし、また町内にあっては町内全体で子供たちを守っていこうという、そういう機運の醸成のシンボルではないかと考えております。ですから、議員のいろんなご心配も十分私どもとしては受け止めながら、今後ともまちの宝である子供たちを健やかに、そして安全に過ごせるように地域全体で見守り、育てていこう、この考え方に私どもしっかり歩調を合わせながら子供たちの育成に関わっていきたいと考えております。