みんなの議会

白老町議会 令和6年定例会9月会議 2024年9月10日

町民の健康・衛生

2024年9月10日、白老町議会の一般質問で、田上治彦議員が「町民の健康・衛生」について質問し、町長 大塩英男、健康福祉課長 渡邉博子が答弁しました。

質問者
田上治彦 議員
答弁者
町長 大塩英男、健康福祉課長 渡邉博子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 田上治彦

2.町民の健康・衛生について。子宮頸がんや中咽頭がんなどの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)への感染を予防する、HPVワクチン接種の公費負担を性別問わず受けられるようにする検討はあるか伺います。

答弁 町長 大塩英男

「町民の健康・衛生」についてのご質問であります。HPV感染は女性の子宮頸がんのほか、性別に関係なく、中咽頭がん、肛門がん、性感染症等を引き起こすことがあることから、現在、小学校6年生から高校1年生相当の女子を対象としてワクチンの定期接種化がされております。男性のワクチン接種につきましても、様々な疾患の発症予防に有効とされているとともに、男女ともにワクチン接種することで、相互感染を防ぐ効果も期待できるとされております。このことから、厚生労働省では令和4年8月から男性の定期接種化に向けた議論を始めており、本町における公費負担については、その動向を踏まえながら検討していく考えであります。

質問 2番 田上治彦

HPV、一般にはヒトパピローマウイルスとされておりますけれども、本来はヒューマンパピローマウイルスでHPVなのですけれども、平均的にHPVイコール子宮頸がんと連想しますけれども、実際は子宮頸がんだけではなく、先ほど説明がありましたとおり中咽頭がん、咽頭部、喉です。喉のがんをはじめ外陰部、それから肛門のがんの原因となったりしていることも分かっております。また、尖圭コンジローマといいまして、これは結構治療が厄介ないぼ、コンジローマは大体いぼという意味なのですけれども、治療が厄介ないぼの原因であったりするわけなのです。特に男性に多い中咽頭がんはHPVが関わっていると言われております。HPVは性交渉によって感染しますので、実際女性の多くが一生に1度は感染すると言われるウイルスなのです。感染しても多くの場合、免疫機能なので、ウイルスは自然消滅すると言われておりますが、実際一部の人では体に残り続けて持続感染の状態となって、これががん化してしまうということになってしまうのです。つまり女性への感染を防ぐことで将来の配偶者の子宮頸がんの予防になるためにも男性に対してもHPVのワクチンは有効であると認識されているのですが、そこでワクチンの種類において2価、4価、9価といった数字で表される力価と呼ばれるものがあるのですけれども、力価について内容を伺いたいと思います。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

ただいまご質問のありましたワクチンの価数、2価とか4価の価数についてのご質問でありましたけれども、この価数というのはワクチンの中に含まれるウイルスの種類の数であるというところで押さえております。HPVワクチンは2価、4価、9価という3種類のワクチンがあります。2価のワクチンにつきましては、子宮頸がんの主な原因となります16型、18型の予防をするワクチンであります。4価ワクチンになると、その16型、18型のほかに先ほど議員がおっしゃられました尖圭コンジローマの発症原因となる6型、11型と言われるウイルスの種類ということの予防対象となります。9価になりますと、さらに5つの形のウイルスが追加されておりまして、この価数によって発症の割合なども違いがあるということが分かっております。

質問 2番 田上治彦

分かりました。具体的に説明いただきました。実は海外、アメリカ、オーストラリアではHPVワクチンが公費対象となっております。日本では年齢9歳以上の男子に4価ワクチンの接種が承認されてはおりますが、公費対象ではない状況です。私が調べたところですけれども、東京都の一部の区内になるのですけれども、男子HPVワクチン任意予防接種助成制度において接種費用は全額助成されているようです。最後になりますけれども、白老町でもがんの予防対策、そしてまた健康的な家庭づくりの一環として男女問わないHPVワクチン接種費用の助成をぜひ検討していただけないかということで伺います。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

男女問わずに接種費用の助成をというご質問でございましたけれども、現在子宮頸がんの予防ということで小学校6年生から高校1年生の女子が定期接種化されております。そのほかにも、先ほど議員のご指摘もありましたけれども、HPVウイルスにつきましては性別問わないで中咽頭がんや肛門がんや尖圭コンジローマなどの病気の原因となっていることが分かっておりまして、現在厚生労働省の専門部会でも男性の定期接種化に向けても審議を始めているところであります。その中で有効性、安全性については問題はないということが言われておりますけれども、しかしながら、肛門がんや中咽頭がんなどHPVに関連する疾患の患者数が今のところそんなに多くないということとか、あと科学的な知見が今のところまだまだ不足しているところもあって、現在定期接種化に向けてはまだ継続審議されている段階というところであります。諸外国に目を向けますと男性にも定期接種をしている国もございますし、国内においても独自で男性への接種の公費負担をしているところもあるのは承知しているところではありますけれども、本町においては国で現在定期接種化に向けての継続審議中ということもございますので、その動向を踏まえながら公費接種については検討していくというような考えでございます。

質問 2番 田上治彦

それでは、3点目の質問に参ります。

出典:白老町議会 令和6年定例会9月会議 2024年9月10日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる