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白老町議会 令和6年定例会6月会議 2024年6月18日

地域公共交通

2024年6月18日、白老町議会の一般質問で、前田博之議員が「地域公共交通」について質問し、町長 大塩英男、政策推進課長 太田誠、副町長 大黒克已、健康福祉課長 渡邉博子が答弁しました。

質問者
前田博之 議員
答弁者
町長 大塩英男、政策推進課長 太田誠、副町長 大黒克已、健康福祉課長 渡邉博子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 前田博之

地域公共交通について伺います。(1)、地域循環バス(元気号)、デマンドバス(カムイ号)、交流促進バス(ぐるぽん)の業務委託先と運行業務委託料(町支払額)及び運賃収入について。(2)、運行業務委託料以外に要する運行費用と内訳について。(3)、各バスの保有台数と令和5・6年度の運行便数及び1日当たりの乗車人数並びに1台当たりの乗車人数と乗車率について。(4)、福祉有償運送の事業所数と経営実態及び所有台数並びに利用者数について。(5)、地域循環バス(元気号)、デマンドバス(カムイ号)、交流促進バス(ぐるぽん)における経路、停留所、ダイヤ、乗降利便性等での主な要望・意見・苦情等の内容と処理対応及び課題等について。(6)、令和6年度中策定予定の公共交通計画策定の目的と概要及び改善点並びに計画策定にあって特筆すべき必須事項について。(7)、白老町としてのこれからの地域交通の在り方と展望について。

答弁 町長 大塩英男

「地域公共交通」についてのご質問であります。1項目めの「地域循環バス(元気号)、デマンドバス(カムイ号)、交流促進バス(ぐるぽん)の業務委託先と運行業務委託料(町支払額)及び運賃収入」についてであります。業務委託先は、地域循環バス(元気号)が道南バス株式会社、デマンドバス(カムイ号)が白老交通株式会社、交流促進バス(ぐるぽん)が白老観光バス株式会社となっております。また、運行業務委託料と運賃収入は、令和5年度決算額で元気号が委託料3,136万4,000円、運賃収入96万6,000円、カムイ号が委託料2,537万8,000円、運賃収入164万4,000円、ぐるぽんが委託料1,782万7,000円、運賃収入112万7,000円となっており、合計額で運行業務委託料7,456万9,000円、運賃収入373万7,000円となっております。2項目めの「運行業務委託料以外に要する運行費用と内訳」についてであります。運行業務委託料以外に要した運行費用は、5年度決算額で、カムイ号が821万2,000円、ぐるぽんが1,419万1,000円、共通経費が313万9,000円となっており、合計額で、2,554万2,000円となっております。内訳としては、運行に使用する車両の賃貸借料及び燃料費、ガイドブックや時刻表作成に係る印刷製本費、見直しに向けた検討・実施業務委託料等となっております。なお、元気号については、道南バス株式会社の車両で運行しており、費用は発生いたしません。3項目めの「各バスの保有台数と令和5・6年度の運行便数及び1日当たりの乗車人数並びに1台当たりの乗車人数と乗車率」についてであります。元気号は保有台数2台で基本運行便数が8便、1日当たり44.9人、1台当たり22.5人の乗車人数で、乗車率は21.5%、カムイ号は保有台数4台で基本運行便数が48便、1日当たり56人、1台当たり14人の乗車人数で、乗車率は12.9%、ぐるぽんは保有台数2台で基本運行便数が20便、1日当たり49.5人、1台当たり24.8人の乗車人数で、乗車率は6.9%となっております。4項目めの「福祉有償運送の事業所数と経営実態及び所有台数並びに利用者数」についてであります。本町において福祉有償運送を実施している事業所は4事業所あり、人工透析患者送迎サービスを除く利用料収入は、4年度の総額が1,258万3,000円で、厳しい経営状況の中、事業を継続している実態があります。また、所有する車両の総台数は25台、利用者数は延べ1万800人であります。5項目めの「元気号、カムイ号、ぐるぽんにおける経路、停留所、ダイヤ、乗降利便性等での主な要望・意見・苦情等の内容と処理対応及び課題等」についてであります。利用者や地域住民からは、停留所の新設や目的地までの運行時間の短縮、路線の延伸といった内容が多く寄せられております。このうち、緊急性を要するもの以外については、運行ダイヤの改正時にその内容を協議し対応を進めておりますが、JRや地域間幹線バスとの接続、既存の保有台数や枠組みの中での対応となるため、必要性を感じながらも運行ダイヤ改正に反映できない場合があることが課題と捉えております。6項目めの「令和6年度中策定予定の公共交通計画策定の目的と概要及び改善点並びに計画策定にあって特筆すべき必須事項」についてであります。本町の地理的要件などにより、移動手段の確保に苦慮する方のために、日常生活の支えとなる地域交通の維持・確保を図るとともに、地域住民の生活に必要な移動手段である「地域公共交通」、要介護者など移動困難者が対象の「福祉有償運送」といった各輸送資源の目的と役割分担を明確化させ、改善や充実に向けた取組を推進し、地域交通のマスタープランとしての役割を果たすことを計画策定の目的としております。計画の策定に当たりましては、利用者や町民・関係者の要望や意見に耳を傾け、しっかりと現状把握した上で、その内容を計画に反映させ、改善を図ってまいります。7項目めの「白老町としてのこれからの地域交通の在り方と展望」についてであります。高齢化が進む本町において、地域住民の移動手段の確保は喫緊の課題であり、地域交通の担う役割は大きいものと捉えております。今後においても、地域公共交通を含めた地域輸送資源を総動員し、移動手段の維持・確保を図っていくとともに、新たな輸送手段導入も検討したい考えであります。

質問 9番 前田博之

答弁がありましたけれども、元気号が8便、ぐるぽんが20便、デマンドバスが48便で運行されていますが、各便に空車が目立ちます。そこで、1台当たりの乗車人数は答弁がありましたけれども、循環バス、交流バス、デマンドバス、それぞれのその1台当たりの乗車人数は何人になっているか把握していますか。

答弁 政策推進課長 太田誠

1便当たりの乗車人数かと思います。令和5年度実績ですが、元気号が1便当たり5.6人、カムイ号が1.2人、ぐるぽんが2.5人となっております。

質問 9番 前田博之

この答弁を聞くと、やっぱり町民からエアーバスとやゆされていることが分かります。理事者として、このような状態の認識と地域交通にとって何を求められていると感じられていますか。

答弁 副町長 大黒克已

地域公共交通につきましては、空白地帯を埋めるというようなことと町民の足、これを限りなく利便性を高めるというようなことの中で今運行されている状況でございますが、現実問題として利用者が少ないということは認識しているところでございまして、やはりこれを実態、あるいは利用者が何を望んでいるかというのをしっかり押さえた上で今後この運行をきめ細かく設定しなければならないという認識でございます。

質問 9番 前田博之

やっぱり利用したいけれども、乗降場所が決まっていて使い勝手が悪い。そういう面がやっぱり地域交通は支持されていないのかな、こう思います。そこで、苦情等について答弁がありましたけれども、私に寄せられている苦情の一つを申し上げます。デマンドバスの運行に関して利用者の方からデマンドバスの利用を申し込んだら、その便は満席なので次の便にしてくださいと言われたとの声が寄せられています。このような事態の把握はされていますか。

答弁 政策推進課長 太田誠

デマンドバス、カムイ号については運転手も含めて10人の乗車定員になっております。なので、乗れるのは9名となっていて、やはり時間帯によっては予約が9人で埋まって次の便にということでお断りするケースはあると聞いております。特に石山・萩野鉄北区域、北吉原、竹浦・虎杖浜区域の町なか行きの2便です。9時25分発ということで、お店だとかは10時ぐらいから開店するということで、そういう部分のニーズがあるということで、そこの部分が断るケースが多くあるとは聞いております。

質問 9番 前田博之

このようなことが度々起こっているなら、やっぱり改善すべきだと思います。あえてどう改善されているか聞きませんけれども、ぜひやってほしいと思います。それで、そういうことを踏まえて利用者からの苦情や不便性等の処理や解決のためには、この3種別のバスの運行日報の精度を高めるとともに、受託業者の現場責任者や乗務員から生の声を聞く場を定期的に設ける、そしてモニター制度を導入する、こういうことをして利用者目線による路線、ダイヤ等のサービス改善に努めるべきだと思いますけれども、いかがですか。

答弁 政策推進課長 太田誠

事業者、運行業者からは苦情等や要望等については都度電話なりで入りまして対応をしている状況にございます。さらには、年二、三回ですけれども、道南バス、白老交通、白老観光バスを含む交通関係者などで構成する白老町地域公共交通活性化協議会で情報共有などを図っているところでございます。また、議員の言うとおり細かなニーズを把握して充実した運行サービスにつなげるためには、事業者や運転手等の生の声を聞く場の設定の必要性は感じており、今後検討していきたいと考えております。

質問 9番 前田博之

先ほど言った生の声を聞く場を検討でなくてぜひ設置してほしいなと、こう思います。それで、バス利用での職員の対応です。これは、職員のいいほうの対応の例を皆さんにご紹介したいなと思います。まちの地域交通のガイドブックでマイ時刻表の作り方を案内しています。これはいいことだと思います。そこで、私は過日バス利用で不便を感じている高齢者の方から停留所の位置や乗り方についてるる相談されました。何人かの方です。そこで、内容が込み入っていましたので、担当職員を介して相談してもらうことにしました。私の話では誤解を受けるものですから、分からないのでそういうこと。早々に職員は相談者の身体、体が不自由、それと地理的な面を配慮して自宅に出向いて話を聞き適切なアドバイスをしてくれました。後日その方からまちや職員に対してお礼の言葉をいただきました。担当職員のほうには伝えてあります。やはりこのちょっとした配慮が町民が笑顔になり、役場や職員への信頼関係が増してくるのです。会場を設けての説明会も開催すると言っていますけれども、やはり臨機応変に対応することで高齢者等々の方も喜ぶので、利用者増につながるきっかけにもなると思いますが、この例を聞いてどのように思いますか。

答弁 副町長 大黒克已

まず、今回公共交通に当たっては利用者の目線というところが一番重要だと思いますので、来月の7月3日にも乗り方の講習会というものをやりますけれども、それはあくまでも皆さんに集まっていただいてということはもちろんですけれども、こういうようなやっぱり個別の対応というのももちろん重要でございますので、今後もしっかりと利用者の目線に立って対応してまいりたいと考えてございます。

質問 9番 前田博之

次です。福祉有償運送はドア・ツー・ドアの送迎を行っています。令和5年度での町のデマンドバスの乗車人数は1万5,465人になっています。そして、その答弁がありましたけれども、福祉有償運送は4事業者での利用者は1万8,000人に上っているのです。非常に費用対効果を考えたら町のほうの対応をもっともっとやるべきだなと、私はこう思います。このやっぱり福祉有償運送は地域の交通の役割を十分担っています。そういう観点から町も経営状況などに考慮すべきではないかなと、こう思っています。そこで、福祉有償運送では乗車定員11名未満の自動車を使用して原則としてドア・ツー・ドアの個別輸送を行うことができると、こういうことだと思うのですけれども、福祉有償運送の事業所の意向もありますけれども、この町が助成して乗車定員11名未満の車両を確保し、いい意味での利用者の集約化を図って個別輸送を行ってもらうと、担ってもらうと、こういうことはできないのでしょうか。

答弁 健康福祉課長 渡邉博子

福祉有償運送のご質問でしたので、私からお答えします。福祉有償運送につきましては、運営協議会で認められた場合ですけれども、例えば同じ病院へ通院する場合の複数の乗車が認められているところであります。今後福祉有償運送を効率的に運営していく中においては、この集約化というのも必要になってくるかなとは考えているところでございます。そのための車両についてなのですが、町がその車両購入の助成をするとかという考えにつきましては、これは公共交通全体の中で福祉有償をどのようにして今後運営していくかということも捉えて考えていく必要性があるのかなと思いますので、予算のこともございますので、関係する課とも調整しながら進めていく必要性は感じております。

質問 9番 前田博之

答弁ではなくて、必要で話ししてきますではなくて、実際にやるという、検討ではなくてやってみたい、できるのかできないのかをやはり考えると。そういう姿勢でないと結局今日の答弁で終わると思いますので、ぜひそういうことだけは避けてください。そこで、次に公共交通計画の策定です。この計画は令和2年に改正され、地域公共交通活性化再生法での、これ法定計画です。よって、策定は努力義務になっているのです。多くの自治体では、ほぼもう策定は終わっています。法定計画ですから、国は計画策定に関していろんな資料を出しているのですよ、策定方法。これを見ると大体分かるので、私は策定ポイントなどについては省きますけれども、町としての今後の本町の地域交通の在り方について質問したいと思いますけれども、答弁もありましたけれども、町長は地域輸送資源を総動員し、移動手段の維持確保も図っていくと、こう答弁されています。そこで、その地域輸送資源とは具体的にはどういうものなのか、そして資源を総動員と言っていますけれども、その合意形成と協力体制の手段と構築はどのようになっているのですか。

答弁 政策推進課長 太田誠

今年度に地域公共交通計画を策定する予定でございます。まずは、策定に関しては先ほども副町長の答弁がありましたけれども、どのような方がまず公共交通を求めているのか。利用する目的ですとか季節、曜日、時間帯、頻度などの情報をできるだけ収集して、その需要を満たす交通手段は何か。引き続き利用者目線に立ちながら本町の地域特性、地理的要因を踏まえまちづくりや都市計画、観光振興と連携した計画にしたいものと計画自体は考えているところでございます。地域の輸送手段の総動員というようなことで、うちで言えばやはり既存の自家用有償旅客運送や福祉輸送、また病院、商業施設、宿泊施設、企業などにも民間業者による送迎サービスもあります。また、物流サービスということでご自宅まで例えば食料品を運ぶだとかも物流のサービスの輸送資源だなと捉えています。また、スクールバスとかもそういうふうになってくるので、そういうサービスの必要性のニーズはあるのですけれども、一方でやっぱり運転手不足というようなことで業者等々はありますので、既存の交通手段の活用を基本により効率的かつ持続可能な運行形態や交通費の可能性を幅広く検討、実施し、まずは既存の乗合バス等の公共交通が活用できないかしっかりと検討し、それでも十分でない場合はその領域を地域で活用できるほかの輸送資源で補完することができないかというようなことで計画に盛り込んでいく考えでございます。

質問 9番 前田博之

その地域な多様な輸送資源を今るる挙げましたけれども、やっぱり非常に大変ですよ、入れていくのは。どう構築するか。これは、国では最大限活用する取組を盛り込むことってなっているのです。だから、これ以上は質問しませんけれども、どういう形で計画に盛り込むのか、これはやはり町の姿勢が問われると思います。現実的にすればスクールバス、福祉有償バス、これはもう手元にあるのです。これだけでもどうやってその自家用有償旅客運送に組み込めるかというぐらいできるのです。だから、ぜひ考えてください。次に、こうも言っているのですよ、町長。新たな輸送手段も導入したって、こう言っているのです。これは概念的な答弁になっているのですけれども、町長がイメージしている新たな輸送とは具体的にどうなのですか。それは、どうやって計画に盛り込むのですか。

答弁 町長 大塩英男

担当課長のほうからもお答えをしたのですけれども、地域公共交通を含めた地域輸送資源ということで、要するにこの食料品を民間事業者が各ご家庭に配送するというような状況もあったりですとか、あとは本町にそぐうかどうか分かりませんけれども、今国のほうで制度を進めているライドシェアの関係ですとか、あとは様々に民間事業者でもその乗合タクシーを導入されているですとか、そういったことも一つやはりうちのまちに沿うものかどうかも含めた中で検討することは必要なのかなと考えております。

質問 9番 前田博之

それで、今そういう各多様な輸送資源を使えと言うけれども、これ大変だと思います、白老町においては。私は、やっぱり一つにまとめなければ効率性が出てこないかなと思います。その買物云々は別ですよ、乗せるほう。それで、各地域の暮らしと地域の振興を支える移動手段を確保することがますます重要となっています。これは町長も言っています。私もそう思います。そこで、町民の多くの方が最も望んでいる交通手段は全町をくまなく走るドア・ツー・ドアのデマンドバスの運行ではないかと思うのですけれども、理事者の見解を伺います。

答弁 町長 大塩英男

今回の1答目で答弁させていただいたとおり、この乗車率というか、利用状況の実績を踏まえると議員のご指摘のとおりドア・ツー・ドアの輸送が望まれているということは私も認識しております。

質問 9番 前田博之

そこで、第6次総合計画の基本事業で利便性の高いドア・ツー・ドアの移動が可能なデマンド交通の拡充に努めますって言っているのです。今回の地域公共交通計画の策定では、ただいま申し上げたことをどこまで踏み込んだ実効性のある計画となりますか。

答弁 政策推進課長 太田誠

担当課としてもドア・ツー・ドアの必要性は十分認識しているところでございます。ただ、やはり利用状況、また将来的な人口動態、高齢者が増えていくなり、自然減で減っていくというところもあるかなと思いますので、将来的な人口動態ですとか、利用者のニーズを十分把握した上でデマンドバスに限らず利便性の高い公共交通を整備して持続可能な公共交通サービスの充実に努めていきたいと思っております。

質問 9番 前田博之

課長の答弁ですから、今度はこれ政策ですから町長が答えるべきでないかなと、こう思うのですけれども、実はそうするとやっぱり一つにしないと地域交通計画は画餅になります。結果的に絵に描いた餅。やっぱり白老町は今一番地理的、地形的、土地カン的なこと、文化も考えたら何が必要だったか。大体私は、これ強調しているわけではないですから。町長が最初に考えるし、この地域計画を策定するとき議会と多分議論すると思いますから、そのときに詳細は皆さんからも議論が出ると思いますけれども、それを待ちたいなと思いますけれども、私は概略だけ言いますけれども、やはり一つにしないと絵に描いた餅になります。やっぱり計画をつくるときにこれだという計画をやって町民に示さないと意味がないと私は思います。そこで、次にまちの地域交通の展望について伺います。そのまちの人口減少の動向や運送業の2024年問題は、地域交通の運営に大きな影響を生じさせると思われます。もう受託業者も町が設計する運行内容に対応できなくなるケースも出てくると考えられます。近い将来を見据えてですが、町が運行しているような、これまでのように民間業者に運行業務を委託するより自家用有償の制度の枠組みを使い、白老町が自ら運行の形で今の運行形態を一体化して利便性を高めた地域交通を持続していく方向性に転換する時期に来ているのではないかと思います。詳しい話は別にして。大事なことは、町が運行する場合はまちが運行管理者になるということです。これの要件等は省いておきます。そこで、新たなコストですけれども、多分令和5年度で地域交通に要している全費用は交流バスも含めて1億円になっています。議会も先進視察してデマンドバスを一体化してやっているところがありました、機械を入れて。そういうふうに見れば、1億円あれば全町をくまなくカバーできるドア・ツー・ドアの個別送迎は可能と考えられます。そこで、町長、提案ですけれども、大塩町長の任期中にまちが運行主体となる自家用有償旅客運送導入のためのプロジェクトチームを立ち上げ、実施に向けての取組が考えられませんか。

答弁 町長 大塩英男

自家用有償旅客運送の関係でございます。議員ご指摘のとおり、今は本町のこの自家用有償旅客運送については民間企業に委託をしてお願いをしている状況でございます。ただ、将来的なことを考えたときには運転手不足ですとか、人手不足の中でこのお願いしている部分についても正直なところ不透明な部分は出てくるかなと私も認識しております。そういった中で一定限法律の枠組みの中で、ルールの中でこの自家用有償旅客運送というのは走行しているというのは議員もご理解いただいているかなと思いますので、そこのそのルールの枠組みの中でやはり民間企業を圧迫しないような形でいかにいわゆる自前で有償運送をやっていくかということは、これは非常にハードルは高いことかなと思っております。さらには、過去の議会の中でも例えば全てタクシー化したらどうかというような議論もございました。そういった中でやはり町として何をすべきかということは、これはこの協議会も含めた中で関係機関との話合いも含め、そして町民の皆さんの意見も取り入れた中でしっかりと検討してまいりたいと思います。

質問 9番 前田博之

町長のリーダーシップに係ると思いますけれども、そこで議論の論点を整理しますと、一つとしては地域交通の一体化、2つ目、ドア・ツー・ドアの全面運行、3つ目、自治体ライドシェアの導入、4つ目、地域の多様な輸送資源の導入などがこれは要点でした。町長は、これらの課題解決にやはり最大限取り組んでいかなければならないと思います。そこで、取り組むとしたら、取り組むにしても現在の人員体制ではこれらの業務の対処は厳しいです。よって、政策対応、事業展開できる人材と担当部署の自立が不可欠ではないかなと、こう思っています。職員がいる、いないでの人材不足であれば地域交通の特定課題の解決に向けて専門的な知識や経験、優れた技量を有する人を採用すればいいのです。これは任期付職員の活用でできるのです。町長が即断すればできます。手を尽くすと何とかなります。町長、前向きな考えにはなりませんか。

答弁 町長 大塩英男

この地域公共交通については、本当に昨年度実施したそのタウンミーティングも含めて様々に各団体と私はお話合いをさせていただいているのですけれども、必ず話題になる地域公共交通、足の問題でございます。様々にご心配をいただいていて、議員も冒頭にお話があったとおり、町長、空気を走らせているバス見ているのかい、あれ黙って見ているのかというような厳しいご意見も頂戴しております。そういった中では、やはりこの足の確保というのは今白老町において大きな問題だと私も捉えております。今議員のほうからプロフェッショナルな方々にお願いしてそういったプロジェクトチームをつくるべきだというようなご提言もいただきました。今年度から政策推進課の中で特筆してこの公共交通の問題については取組を進めております。ですから、そういったことも含めて一番今本町において重要課題であるこの足の確保についてはしっかりと取組を進めてまいりたいと思っております。

質問 9番 前田博之

今ある計画とか、これからつくられる計画もそうですけれども、やっぱり進捗状況の評価を行って、計画の着実な実現を期して私の質問を終えたいと思います。

答弁 町長 大塩英男

今回は、地域公共交通のご質問をいただきました。この地域公共交通を大きく捉えた中で今後の在り方ですとか展望で私は一番大事にしなければならないことは、やっぱりどういう方々を対象にしていくかというようなことと、どのような移動手段を使っていくか、さらにはどのような輸送サービスがあるかというこの3点が重要ではないかなと思っております。さらには、本町に求められているその地域の移動ニーズに合わせて白老町自らがデザインをしていくというのが、これは地域公共交通に限らないことですけれども、本町に合ったデザインというのをしっかりと捉えた中で皆さんの足の確保に努めてまいりたいと思います。

出典:白老町議会 令和6年定例会6月会議 2024年6月18日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる