みんなの議会

白老町議会 令和5年定例会12月会議 2023年12月12日

地域の課題に対する町の活性化対策

2023年12月12日、白老町議会の一般質問で、氏家裕治議員が「地域の課題に対する町の活性化対策」について質問し、町長 大塩英男、企画財政課長 増田宏仁、総務課長 高尾利弘、政策推進課長 冨川英孝、生涯学習課長 伊藤信幸、教育長 安藤尚志が答弁しました。

質問者
氏家裕治 議員
答弁者
町長 大塩英男、企画財政課長 増田宏仁、総務課長 高尾利弘、政策推進課長 冨川英孝、生涯学習課長 伊藤信幸、教育長 安藤尚志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 氏家裕治

次に入ります。2、地域の課題に対する町の活性化対策について。(1)、地域公共交通における移動困難者対策について、現状と課題を伺います。(2)、町長タウンミーティングにおける町民の声と今後の課題について伺います。(3)、パークゴルフ場などの町内の民間施設と連携した健康増進・生涯学習の取組支援について考えを伺います。

答弁 町長 大塩英男

「地域の課題に対する町の活性化対策」についてのご質問であります。1項目めの「地域公共交通における移動困難者対策について、現状と課題」についてであります。本町では、平成6年度に福祉バスとして「元気号」の運行を開始し、14年度には地域循環バス化、さらに29年度にデマンドバス「カムイ号」、令和2年度に交流促進バス「ぐるぽん」の導入など、公共交通の充実に努めてきたところであります。一方で、自家用有償運送事業は、原則として交通空白地帯に限定され、民間事業者を含めた協議会の合意に基づいて運行していることから、現下の多様なニーズのすべてには対応できない状況にあることが課題と考えております。2項目めの「町長タウンミーティングにおける町民の声と今後の課題」についてであります。10月13日から15日の3日間、萩野公民館、いきいき4・6、虎杖浜生活館の3つの会場において、延べ65人の町民の方々にご参加をいただき、タウンミーティングを開催したところであります。当日は、まちづくり町民意識調査の結果から見えた「現在のまちづくりにおける主な課題」を紹介し、その課題をテーマに参加者の方々によるグループワークで改善手法の検討・発表をいただきました。また、参加者の方々が持つまちづくりへのご意見をお聞きする時間を設け、課題と意見の共有に取り組んだものであります。参加者の方々からは、公園の整備や防災対策、地域公共交通の運行、町立病院の現状や新たな病院の建設など、それぞれが関心を寄せる事柄について、多様なご意見を直接伺うことができたところであります。一方では、参加者の方から「町長と話す時間を増やしてほしい」等のご意見も寄せられたことから、次年度以降の開催に向け、実施手法の検討を重ねてまいりたいと考えております。3項目めの「町内の民間施設と連携した健康増進・生涯学習の取組支援の考え」についてであります。本町では、これまで官民連携の取組として、初心者向けのパークゴルフ体験講座を開催し、参加者の健康意識醸成に努めるとともに、軽スポーツの魅力向上と民間施設の有効活用を図ってまいりました。白老町総合計画に定める『誰もが気軽にスポーツに参加し、元気で健やかに暮らせるまち』を目指していくためには、公設・民設を問わず、運動・スポーツ施設の積極的な利活用が必要であると捉えております。今後、さらに官民連携による事業展開を通して、多くの町民の皆さんがスポーツの魅力を感じたり健康を増進したりする取組を進めてまいります。

質問 3番 氏家裕治

3番、氏家です。それでは、地域公共交通における移動困難者対策について現状と課題を改めて質問させていただきたいと思います。本日、同僚議員からも地域公共交通についての質問が寄せられまして、ある程度私も理解したつもりでおります。ただし、高齢化社会によって様々な社会問題が懸念されている2025年問題というのがあります。内閣府が公表している令和4年版高齢社会白書によれば、2025年には国民の約3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上となる計算になっているそうです。これを見ますと、国民という言い方ですから国全体のことを考えて出している計算式だと思うのですけれども、うちの白老町は2022年の高齢者人口、65歳以上の高齢者人口というのは7,294名と、住民記録の人口集計表、こちらから拾うとそういった数字になっている。そして、そのうちの46.8%が65歳以上75歳未満、そして75歳以上の方というのが数にして4,150名いらっしゃる。人口の全体の27%ぐらいを占める割合になります。75歳以上です。そうなると、国が計算している国民の約3人に1人が65歳以上ではなくて、うちのまちの数字でいくと65歳以上ということになると46.8%ぐらになりますから、これは2人に1人ぐらいの数字になるのです。そして、75歳以上の方が4,150名、先ほど言いました27%ぐらいいらっしゃるということは、国は5人に1人が75歳以上となる計算をしているけれども、白老町の場合はもう既に4人に1人ぐらいの計算になって、実際まちは動いているということになります。こうしたことを考えたときに、地域公共交通における移動困難者対策についてこの現状と課題にいま一度向き合っていかなければ、これからの地域公共交通というのはなかなかうまく稼働していかないのではないのか。ほかのまちといいますか、国の試算よりもずっと先をもういっているわけですよ、白老町の場合は。ですから、そういうことも考えると、町長は先ほどから公共交通の町民に対してのPR活動が不足しているのではないかとか、それから町民に寄り添ってそうした声を聞くというのはいいのだけれども、要は聞く手法、それからテーマを決めて聞いていかないと、今の高齢者の方々ってたくさん答えてくださいと言っても、町内会のいろいろな問題や何かを提出する、ありますよね、町内会から上げていく、それに対してもなかなか答えが出てきません。こちらから逆にこういうことなのだよと言うと、やっとそれに対して反応してくるというぐらいの感じなのです。ですから、タウンミーティングに出てこられる方々はまだいい方々で、なかなか家から出ようとしない、なかなか出られないような状況の方々が先ほどの数字にも表れているのではないかなと私は思うのです。ですから、そういった方々の話をしっかり聞く機会を設ける。聞き取る、そういった機会をしっかり設けていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 企画財政課長 増田宏仁

タウンミーティングの手法の関係でお答えさせていただきます。議員おっしゃるとおり、今回参加された方は65名ということで、3会場で65名ですので、それほど多いというほどの人数ではないかなという捉えはしております。そういう場に出てきて意見をおっしゃられる方というのは結構限られているのかなという捉えもありまして、今年度につきましてはまず最初の年度ということで3会場に分けてという手法でやらせていただいていますけれども、今後は議員おっしゃるようにテーマを決めてですとか、会場を設定してではなく、団体ですとかの集まりのほうに直接お伺いをしてお話をさせてもらうですとか、ちょっと違う展開でいくのも一つの在り方かなと考えておりますので、決して今年やったやり方で今後もずっといくということではなくて、そこはやり方を柔軟に変えていきながら、しっかりと町民の皆さんの声を拾えるようなタウンミーティングは続けていきたいと思っております。

質問 3番 氏家裕治

3番、氏家です。タウンミーティングの手法については、二元代表制の中で町長は町長なりの立場の中でいろいろな会場の中でお話を聞き取ってくる、地域の課題を吸い上げてくると、私たちも同じく町民の人たちの声をしっかり聞きながら行政に届けていくと、立場は違っても同じ感覚の中で町民と接している一人でありますので、それだけは勘違いしていただきたくないなと思うのです。私が言っている手法については、地域格差があって、高齢者の方々がすごく多い地域と、それからそこには障がい者の方がいたり、いろんな方がいらっしゃる。そういった地域格差の中でどの地域にどういったバスの運行が必要なのかということをしっかりと調査、そして聞き取り、そういったことが必要なのではないのかと考えています。そのためには、行政部局が動くのではなくて、例えば町内会長にその地域の実情、どういった方々がそこにいて、どういったバスを必要としているのかということを聞くのも一つの手でしょう。また、そこの地域にいらっしゃる民生委員の方々、そういった方々の意見を聞くことも必要なのかもしれない。そして、もう一つは、地域の有償運送をやられている方々がいらっしゃいますよね、その方々は必要だと思ってお客さんを運んでいらっしゃるのだけれども、そういった方々の声から例えばいろいろな情報が得られる場合もありますので、そういった方々のいろいろな力を、これは無償でというわけにはいかないと思うのです。町内会に例えばこういったことに協力してほしいという一つの支援方法もあると思うし、またそういった協力をしていただく何らかの手だてを使うということが私は必要なのではないかなと思うのですけれども、そこについての考え方を伺いしたいと思います。

答弁 企画財政課長 増田宏仁

議員のほうからご意見をいただきましたけれども、全てが全て町で何でもかんでもやるということには我々もならないとは思っております。お話がありました福祉有償運送事業者の方々ですとか町内会長、様々な立場でいろんな意見をお聞きしている立場かなと思っております。そういった方のご協力もいただきながらということになりますけれども、そもそも町の担当部局のほうも日々現場でいろいろな町民の方と接していろんな意見を聞いている立場かなと思っておりますので、そういった町民から現場で聞いてくる生の声をしっかりと拾い上げて、組織の中で政策形成に生かしていくということも、もちろんいろいろ協力していただく方には協力していただきますけれども、町としてもしっかりそういったところで政策形成をしていく必要があるのではないかなと捉えております。

質問 3番 氏家裕治

氏家です。多分まちも今までの元気号だとか、様々なデマンド交通をここまで持ってきた流れというのは、様々な地域の方々の声を聞いて今こうしたつくりになっていると思うのですけれども、私も数多くいろいろな地域を回って話を聞くと、なかなかそれが実情に合ったものにはなっていないような、そういった話をよく聞くのです。これは、行政との隔たりがあるのかもしれない。ただ、そういった声を多く聞くということなのです。ですから、そういったことをしっかりといま一度町民の声を聞くときに来ているような気がしてならないのです。先ほど2025年問題についての話をしましたが、2022年度の白老町における75歳以上の人口は先ほど話ししましたけれども、この近年の免許返納者の推移というのは今どうなっているでしょうか。

答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)

免許返納者の推移ということですけれども、こちらは苫小牧警察署のほうで押さえている数字でございまして、まず白老町の返納者の数でございます。一応5年間押さえてございます。令和元年度が58名、令和2年度が44名、令和3年度が12名、令和4年度が39名、令和5年度は11月末現在で43名となってございます。

質問 3番 氏家裕治

3番、氏家です。年々返納者もある程度30人、40人と、大体そういった推移で上がってきています。これが今まで車を運転していた方々が車を手放すことによって、これからの公共交通をどう使っていけばいいのかとか、まちに対する運用形態の在り方、何かに対しての要望や何かもこれから上がってくるのではないかなと思うのです。ですから、2025年問題、白老町の場合は2025年問題と言わずに、そこまでの間にある程度の基礎データをしっかり収集すると、いま一度収集すると、どういった運用形態がいいのか。私も分かるのです。路線が変わるでしょう、バス運行ルートが変わりましたみたいなのが来るでしょう。来て1年もしないうちに。変わってしまうと、高齢者の人たちってなかなかそれを理解しづらいのです。なかなか理解できなくなってくる。ですから、しっかりそういったことも頭に入れながら、今の状態を2年なら2年継続するなら継続する。でも、その中でしっかりと基礎データをいま一度取り直し、そしてこれからまた新たな地域公共交通の在り方をしっかりと考えていくような、そういった機会を設けるべきではないのかなと考えますが、いかがでしょう。

答弁 政策推進課長 冨川英孝(政策推進課長は2024年3月まで)

議員のほうから今いろいろな意見の聞き方ということで、企画財政課長あるいは総務課長からの答弁となりましたけれども、我々のほうといたしましては地域公共交通網形成計画というのが現在ございまして、令和5年度までということになっておりますが、これにつきましてはもう一年計画期間の延長を図って、令和7年度に新たな公共交通のマスタープランを策定するという考えになってございます。先ほど広地議員からも平成26年にそういったものが努力義務化されたというようなお話もありましたけれども、そういった改定については令和7年度に向けて行ってまいりたいと考えてございます。そういった中では、現下の高齢化の進展に当たって、どのようなルートがいいのか、どういう運行形態がいいのか、あるいはそういった移動をかなえるために福祉施策としての連携はどうしたらいいのかとか、町内の交通機関全てを網羅できる中で検討しながら、計画の策定あるいは実装化に努めてまいりたいと思っております。先ほど議員からもありましたけれども、今回の町民意識調査の自由意見の中にも元気号やデマンドバスのルート等がちょくちょく変わり、覚えたのに変わるので、利用しづらく感じたことがあったと、そういうような声もやっぱりあります。そういった中では、一定程度定着を図っていくということも必要でありますが、他方では利用の満足度だとか、そういったものの意見もありますので、その辺のことを総合的に勘案しながらルート設定、運行に努めてまいりたいと考えてございます。

質問 3番 氏家裕治

それでは、次に移りたいと思います。町長のタウンミーティングにおける町民の声と、それから今後の課題についてお伺いいたします。町長は、このタウンミーティングの中で、答弁にもありましたとおり様々な意見を多分町民からいただいたと思います。まずは、町立病院の問題、それから、ちょっと私もうろ覚えなのですけれども、北海道遺産に登録された仙台藩の陣屋跡、その陣屋跡のところの整備や何かのことについても何か町民からお伺いしていたのでしょうか。

答弁 町長 大塩英男

今回のタウンミーティングは、テーマ別といいますか、町民意識調査から見える課題ということで、グループ分けして町民の皆さんにいろいろとご議論いただいたのですけれども、その中で一番多かったのがまちのにぎわいをどうしたらもう一度活性化できるかというようなお話がありました。いろいろとご意見を頂戴したところだったのですけれども、その中で陣屋資料館の話というのは特に具体的に上がっていたわけではないかなと捉えております。町立病院のタウンミーティングにおけるご意見ということで、町立病院については数多くの意見を頂戴いたしました。意見を頂戴する前に、私からまずこれまでの新しい病院を改築するまでの経緯ですとか、あといろいろと皆さんに大変ご心配をいただいた不適切な事務処理の関係ですとか、そして今後町立病院をどのように改革していくかというような中身も含めてお話をさせていただきました。具体的にグループワークの中でお話はなかったのですけれども、町長に伝えたいことという自由意見の中で数多く町民の皆さんから、町立病院はもっともっと寄り添った改革をしてほしいというようなお話は頂戴したところでございます。

質問 3番 氏家裕治

3番、氏家です。私も町民の方々からいろいろな意見をお聞きします。2年後に完成が間近に迫っています町立病院ですから、私も遠慮なく言わせていただきたいのですけれども、これは行政と議会が一緒になって新しい病院づくりをしていこうということで決めて取り組んだ病院づくりですから、やっぱり言えることはしっかり言っていくべきだなと思うのです。今回新しい先生が2人来られたということで、その先生方に私も期待したいなと思うのですけれども、町民の方から聞こえてくるのは、病院スタッフの接遇といいますか、看護師を含め、先生たちの接遇、対応の仕方です。この対応の仕方による様々な意見をお伺いします。もう行きたくないだとか、これからは苫小牧市の病院に行くことにしただとか、そういった意見を聞くのです。ただ、これは当たり前のことではなくて、患者と向き合う医師として、また病院経営と、それから患者への接遇というのはきちんと切り離して考えないといけないのではないかなと思うのです。そういったことを今回入られてくる2名の先生、その先生方が今の白老町立病院の現状をしっかりと理解した上で今後の改革に前向きに取り組んでいっていただける先生たちなのかどうか、そこの話をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 大塩英男

新たな2名のお医者さんに関するご質問でございます。この2名のお医者さん、私がこの立場になってから採用というか、町立病院に来て今医療行為をやっていただいているというような状況の中で、この病院を改革していくという話はこのお二人にはしっかりと私の口からお話をさせていただいております。今町が置かれている状況、町立病院が置かれている状況がどういう状況にあるかというようなこともお話をさせていただいておりますし、数多くの町民の皆さんからもっともっと町立病院は寄り添ってくれというようなご意見があるというような話を、来た早々というか、いらっしゃった早々こんなことを言うのはなんなのですけれどもと、正直な話を隠さず2名のお医者さんにはしっかりとお伝えしているという状況でございます。

質問 3番 氏家裕治

3番、氏家です。それを聞いて安心しました。新しく来た先生たちにうちのまちの今の病院の現状というのをしっかり分かってもらった上で、町長を含め、うちのまちの病院に対する思い、そういったものをしっかり理解していただいた上で来ていただける先生であれば私はぜひ期待をしていきたいですし、そういった面では患者たちに、これから利用されるそういった方々にもしっかりとまたアピールをしていかなければいけないなと、そう考えます。今後この病院の経営と利用者の接遇についての取組、またこういった方針についてはしっかり分けていかなければいけない。例えば院長が来年ですか、退職になられるのは、院長がしっかりと経営に携わっていけるような、そういう環境をつくっていかなければいけないでしょうし、そういったことも含めての考え方を改めて最後に聞いておきたいと思います。

答弁 町長 大塩英男

常日頃から私は病院の改革というようなお話をさせていただいておりまして、氏家議員のほうからお医者さんのお話があったのですけれども、お医者さんを含めて、看護スタッフにもいろいろと理解をいただかなければならないことというのがあるなと捉えております。それは、町立病院の改革委員会を立ち上げて、医療スタッフにも委員会に入ってもらう。そして、要するに何かというと、町職員、病院の看護スタッフも町の職員なのです。ですから、町の職員としての自覚というのをもうちょっとしっかりと植え付けなければならないとか、町民の皆さんのために自分たちは働いているのだというような意識をしっかりと持ってもらわなければならないなと思っておりますので、この辺は具体的に例えば研修であったりですとか、そういったこれまでちょっとできていなかったことも含めていろいろとやっていきたいなと考えているところでございます。

質問 3番 氏家裕治

3番、氏家です。病院についてはこれで終わりたいと思います。先ほど言いました北海道遺産に登録された仙台藩の白老元陣屋、史跡、白老仙台藩の陣屋跡の南側の入り口広場の魅力化と環境整備、観光交流人口を増やすための整備についての進め方についてお伺いしたいと思うのですけれども、よろしいでしょうか。ちょっと関係ない話のように思えるかもしれませんけれども、タウンミーティングの中でたしかそういった話も出ていたような話を聞いたものですから、聞かせていただきたいなと思いますけれども。

答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)

それでは、陣屋の整備のお話というか、タウンミーティングの中でのお話ということで、実際私もタウンミーティングのほうに参加をさせていただいていた会場の中でグループワークをされていた参加者の中からは、まちのにぎわいという観点の中で参加者の個人の意見として、こういった陣屋資料館も北海道遺産になって、魅力があるよねというようなお話があったということは私もその場で聞かせていただいておりました。所管する担当課としてその考え方をお答えさせていただきますと、陣屋資料館の駐車場のところにあるトイレの整備というような考え方につきまして、今陣屋の整備基本計画というところの策定を進めている段階になっておりまして、その内容としましては史跡全体のこれからの整備の在り方を考えていくという、そこにどういう考えの下に整備していくかということの基本になるものになっておりますので、その周辺の施設、ガイダンス機能である資料館を含めてその辺の周辺整備の考え方なんかも、そういう計画の中でこれから年次的に計画に基づいた中で整備を進めていければいいなと担当課としては考えているところでございます。

質問 3番 氏家裕治

分かりました。いずれにしても、南側のパーキング、そしてトイレの整備、そういったものをしっかりやっていくことによってこれからの観光交流人口を増やし、またにぎわいの創出にも一役買う場所になっていくと思いますので、ぜひしっかり取り組んでいっていただければなと思います。次の最後になります。パークゴルフ場など町内の民間施設と連携した健康増進、生涯学習の取組支援についての考え方についてお伺いいたします。まず、町内パークゴルフの利用者は、町民はもとより町外からも多く訪れておりまして、各種大会に参加するため多くの人が訪れることで経済循環にもつながっている。民間のパークゴルフ場の実態をまちはどのように捉えているかお伺いいたします。

答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)

このパークゴルフ場に対する見解ということでございますが、こちらも先ほど広地議員からも同じような質問をいただいたところでございまして、町内には民間のパークゴルフ場が複数存在をしておりまして、そういう中では町民の利用よりもさらに多い町外からの利用者がパークゴルフを楽しんでおられるというようなことを捉えておりまして、関係人口だとか経済人口にも一翼を担っているような施設、ひいては軽スポーツの振興の一端を担っていただいている施設であると思っております。

質問 3番 氏家裕治

3番、氏家です。町内には4か所のパークゴルフ場があるのです。民間で経営しているパークゴルフ場、そのうちの2か所、白老パークゴルフ場と虎杖浜のパークゴルフ場のデータをちょっと見せていただいたのですが、1年間、1つの施設で。大体1万人近い方が利用されているのです。2つの施設で約2万人ぐらいの方が利用されていると、そのうち町内の利用者が40%ぐらいです。そう考えると、世代を超えた交流にもつながっているし、地域外から来られる交流人口にもつながっている。また、大会なんかが行われるとそこで出る景品や何かは白老町の物産品や何かが提供されていると、またそれを目当てに大会に参加する方もいらっしゃる。それは、競技者の方々です。私たち一般の町民は、体を動かして、例えば3人、4人のグループの中で和気あいあいとスポーツを楽しむ、一つの軽スポーツです。白老町には多くの軽スポーツがありますが、今回はパークゴルフ場の関わりについて質問させていただきたいと思いますが、町内の民間パークゴルフ場は町内の若者から高齢者まで世代を超えたにぎわいを見せております。また、自身の体験からも、私は糖尿病なのです。糖尿病で、3年ぐらい前に病院に行きなさいと言われて行ったのです。そうしたら、やっぱり糖尿病だよと言われて、コレステロールから全てが基準値以上なのです。そうした中で、氏家さん、何か運動でもしたらいいのでないと言われても、なかなか運動できないと言っていたのですけれども、あることをきっかけにパークゴルフ場に行くことになりました。パークゴルフを始めてから、面白いように、限られた時間ですから、これから行って30分やろうとか、これから45分やろうだとか、90分やろうだとかと、本当に自分の好きな時間の中でやれたのですけれども、そういったことを週に1回、2回続けながらやっていると、まずはコレステロール関係が全部下がりました。そして、糖尿病を経験している人たちは分かるが、ヘモグロビンA1cという数字があるのです。血糖値は下がっても、その数字ってなかなか下がらないのです。その数字というのが私が病院に行ったときには7.6という数字だったのです。知っている方は知っていると思います。それがそういったスポーツを楽しんでいく中で、2か月ごとの検診なのですけれども、6.7まで下がりました。そして、冬場、これからです。これからまた上がるのですよ、動けなくなるものですから。でも、7.6とか、そこまではいかないのね、食事や何かも気をつけながら楽しんでいるものですから。それでも、春先になると6月ぐらいの検診のときにはまた下りてくるのです。ですから、そういった数値に本当に表れてくるのが軽スポーツなのだなと思うのです。その中のたまたまパークゴルフを楽しんで、自分の体で実証実験というか、試しながらやってきたのですけれども、そういったことを考えると、自身の体験からも健康増進だとか、生涯学習だとか、交流人口、いろいろな方が来られているのを見たり聞いたりしていますと、交流人口にも寄与するスポーツで、先ほども言いましたよね、町長もいろいろな部分で答弁されていましたけれども、課を超えた連携、取組でにぎわいを創出する、そういった支援のあるべき姿というか、そういった支援をしっかりやっていくべきではないのかと。これは、パークゴルフに限ったことではなくて、軽スポーツをしっかりと習慣づけされているような団体、そういった方々の協力も得ながらしっかりと取り組んでいくべき、支援をしていくべきではないのかなと思うのですが、その部分についての答えをいただきたいと思います。

答弁 町長 大塩英男

パークゴルフを主に軽スポーツのお話がございました。氏家議員の実体験を踏まえた中でのお話をいただいたところなのですけれども、パークゴルフということでお話をさせていただきますと、気軽にスポーツを楽しめる。あとは、世代間の交流というようなことで、パークゴルフが競技人口も増えてきているというのはそういうことなのかなと捉えております。パークゴルフに限らず、今軽スポーツというようなお話をいただいたのですけれども、そういった体を動かすことによる健康増進はもちろん、さらには介護予防というか、体を動かすことにより介護予防にも効果があるというお話もよく聞きますので、これまでも町としては健康福祉課と生涯学習課で連携をした中でパークゴルフの講座をやったりですとか、軽スポーツを皆さんに気軽に楽しんでいただけるような土壌づくりというのを行政のほうでやらせていただいておりますので、その辺も含めて今後もこの事業展開を進めてまいりたいと考えております。

質問 3番 氏家裕治

3番、氏家です。初心者向けのパークゴルフ体験講座の目的と実施状況、参加者の声は、また参加者の定着化はどうなっているでしょうか。

答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)

生涯学習課が所管をしましたパークゴルフ初心者向けの体験講座というものを令和4年度、そして5年度にかけましてこれまで2回開催をさせていただきました。そのパークゴルフ体験講座の目的は、町内にあるパークゴルフ場を有効活用を図っていただきながら、パークゴルフをすることで、プレーする場合には歩く、そして歩くことの効果が非常にあるということで我々も認識しておりまして、そういった施設の有効活用を図りながらパークゴルフの定着化を図っていただこうというような目的でパークゴルフ体験講座の開催をさせていただきました。こちらの開催につきましては、先ほど町長からの答弁がありましたとおり、保健福祉部門、そして民間の団体、そして飲食店と連携を組みまして、パークゴルフの楽しさを知ってもらうことと、併せて食習慣の見詰め直しをしていただく健康講話を健康福祉課の皆さんのご協力をいただきながらさせていただき、町内の食材を使ったヘルシー弁当を参加者に、食とスポーツというところの見詰め直しの時間を皆さんにご提供させていただいたところでございます。それで、参加者のアンケートを取らせていただきましたが、2回とも回答いただいた皆様が全てまたこれからもパークゴルフをやってみたいという意見が100%の内容となってございました。ただ、2回やっておりましたが、その後の参加者がどのようにパークゴルフ定着につながったかというところの事後的なモニター調査までには至っていない状況になってございます。

質問 3番 氏家裕治

3番、氏家です。分かりました。ぜひ健康福祉課や生涯学習課とコラボしてこういった取組を行ったときに、参加者の方々に例えば健康データ、そういったものをしっかり取っていきながら取り組む、もし数字的に表れなければ、こうしたほうがいいのではないかというような、進め方もしっかりと進めていけるような相談体制もそこでつくりながら楽しみと健康増進に向けていければいいかなと思うのですけれども、それについての考え方をお聞きします。

答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)

今回2回の開催を通して事後的な後追いの調査までは至っていないというところは担当課としても反省をしておりまして、何とか次につなげていけないかということで、実は健康福祉課と高齢者介護課も含めてこれからさらにそういったスポーツの習慣化が図れるような取組ができないかというところは今それぞれの課と共にワーキング的に意見交換をしている状況になっておりますので、何とかそういう意見交換をする中で具体的なものをつくり上げていけたらいいなと思っております。

質問 3番 氏家裕治

3番、氏家です。パークゴルフは若者から高齢者まで世代を超えたにぎわいの創出、健康増進、生涯学習の重要性を考えたときに、パークゴルフのクラブ活動が盛んに行われている高齢者大学、これも先ほど同僚議員からあった話だと思いますけれども、存在も大変重要になってきていると、そう考えます。また、これまで同僚議員からも質問があったとおり、令和6年度に50周年の区切りを現校舎で迎え、それから移転準備をするとのことでしたが、現校舎の現状は、先ほども課長からもお話があったとおり屋根の軒天をネットで保護してあったり、そういった現状が見られます。人間の体で例えたら、もう末期状態です。高齢者が安心して活動する、そういった拠点、交流と健康増進が図られる拠点への一日も早い移転をすべきだと、そう考えます。そして、せっかく移転するのであれば、単に校舎を移転するだけでなく、世代間交流と健康増進、社会や地域とのつながりが図られるような複合機能、相乗効果が必要ではないか、そう思いますが、いかがでしょうか。

質問 3番 氏家裕治

分かりました。

答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)

パークゴルフの連携という視点でお答えさせていただいてよろしいでしょうか。議員からご意見いただいたように、高齢者大学もパークゴルフをされている人数も大変おりますので、そうした方々の人間関係もさらにつなぎとして結んでいけば、さらに町内におけるパークゴルフの競技人口というのは増えるのかなと思いますし、またパークゴルフ自体の持っている魅力を教育委員会も様々な関係課と連携を取りながら、より町民の皆さん方にとって親しみのある身近な競技の一つにしていきたいなと考えております。

質問 3番 氏家裕治

氏家です。高齢者大学については、定期的にパークゴルフを楽しんでいらっしゃる姿もよく見られますので、そうした生きがいづくりにもつながるものと考えております。また、運動、スポーツ施設の積極的な利活用を考えた場合、軽スポーツのもたらす健康増進の効果を町民が実感して習慣化を図っていく必要があります。この習慣化というのが大事なのです。まちは、サフィルヴァ北海道と包括連携協定を結び、白老町のスポーツ環境では明るい話題も増えてきていると聞きます。町内関係団体の連携の輪にサフィルヴァ北海道も加わり、スポーツを通じた健康づくり、生きがいづくりを通してまちの課題を解決していくべきと考えますが、考え方をお伺いいたします。

答弁 生涯学習課長 伊藤信幸(生涯学習課長は2025年3月まで)

本年8月に白老町とサフィルヴァ北海道によります包括連携協定が締結をされました。その協定の具体的な中身には、スポーツの普及、振興ということのみならず、町民の健康づくり、そして生きがいづくりというようなことに関することですとか、コミュニティの形成だとか、まちづくりという観点での協定内容も盛り込まれておりました。議員からサフィルヴァ北海道が白老町のほうに関わりを持って、にぎわいが見られているというようなうれしいお話をいただいたところでございます。今月からは、競技の垣根を越えて子供たちがいろんなスポーツに親しめるマルチスポーツというものの提供をスタートさせていただいたり、先日行いました青少年育成町民の会主催の青少年育成大会にもスポーツ縁日を通して約350人の親御さんがスポーツを楽しんで帰られたというような、そういった声も聞いておりまして、これからサフィルヴァ北海道と共に町内の関係団体、そしてスポーツ団体、いろんな施設も含めて連携を組みながら、子供にかかわらず、大人の皆さんにもスポーツで健康習慣が図られるような取組を進めていければと思っております。

質問 3番 氏家裕治

3番、氏家です。まさに課を超えた連携、取組がこれからの時代に求められています。スポーツと健康増進、生きがいづくりを通してまちを活性化するためには、行政として明確なビジョンの提示を具体的な手だてをスピード感を持って実行すべきと考えますが、町長の考え方をお聞きし、私の一般質問を終わらせていただきます。

答弁 町長 大塩英男

地域の課題に対するまちの活性化対策ということで大きいご質問として氏家議員からいただきました。最後の質問ということで、スポーツと健康増進ということで連携というようなお話がございました。私は、公約の中で役場の創造的改革というようなことで打ち出させていただいております。その具体策というのは何かということになりますと、役場の課の横の連携というのは大事にしていきたいなというか、これからやっていかなければならないと思います。1つの課ではなかなか解決できない複層的な行政課題というのが今まさしく出てきていますし、課題だけではなく、新たな事業に取り組む際、今回の軽スポーツと健康増進というようなこともそうですし、これからいろいろな部分で複層的にまちづくりをしていかなければならないということになりますと、課の横断的な横の連携というのは必ず必要になっていきます。課の垣根を越えてということであれば、今年度白老町として力を入れております少子化対策、子育て支援についても役場の中で課の垣根を越えて職員がどんなことができるであろうというようなミーティングをやったり、そういうような動きも取れておりますので、議員のご指摘のとおり、そこはスピード感を持ってしっかりと連携を持って進めていければなと思っております。

出典:白老町議会 令和5年定例会12月会議 2023年12月12日 議事録 PDF(36ページ) 間違いを知らせる