みんなの議会

白老町議会 令和4年定例会3月会議 2022年3月10日

子育て環境の充実

2022年3月10日、白老町議会の一般質問で、長谷川かおり議員が「子育て環境の充実」について質問し、町長 戸田安彦、子育て支援課長 渡邊博子、学校教育課長 鈴木徳子、生涯学習課長 池田誠、副町長 古俣博之が答弁しました。

質問者
長谷川かおり 議員
答弁者
町長 戸田安彦、子育て支援課長 渡邊博子、学校教育課長 鈴木徳子、生涯学習課長 池田誠、副町長 古俣博之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 長谷川かおり

12番、公明党、長谷川かおりです。一般質問させていただきます。1、子育て環境の充実について。国の「新・放課後子ども総合プラン」より児童の安心安全な居場所づくりを地域の実情に沿って推進することが求められ、コロナ禍での対応にあたってはこれまで以上に教育と福祉が連携し、本町においても子どもたちの居場所を確保し、さらなる充実を図ることが必要とされます。(1)、放課後児童対策の現状と課題について。①、児童クラブの登録人数と利用状況及び課題について伺います。②、児童館での利用者の目的と利用状況及び課題について伺います。③、放課後における町や各種団体での取り組みや課題について伺います。(2)、地域ぐるみで子どもを育てる体制整備について。①、学習支援の在り方について現状と町の見解を伺います。②、地域の文化芸術や野外活動での取り組みとの連携等について伺います。(3)、ゲームやスマートフォンの普及による影響について。①、依存傾向が社会問題化しているが町の現状認識と対策を伺います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

「子育て環境の充実」についてのご質問であります。1項目めの「放課後児童対策の現状と課題」についてであります。1点目の「児童クラブの登録人数と利用状況及び課題」についてでありますが、令和4年2月1日現在における登録人数は132名で、白老が1・2年生の第1児童クラブと3年生から6年生までの第2児童クラブと分けており、萩野・竹浦・虎杖浜と合わせて5か所の利用となっております。クラブ室は各学校の空き教室を活用しておりますが、虎杖浜児童クラブについては小学校付近の元教職員住宅を改修し活用しております。課題としましては、クラブ室の狭隘化、児童クラブ支援員及び補助員の安定的な確保等であると捉えております。2点目の「児童館での利用者の目的と利用状況及び課題」についてでありますが、児童館は、児童の健全な遊び場と健康の増進、また、情操を豊かにすることを目的としており、ボール遊びや一輪車等体を動かす遊びや、塗り絵や読書等を行っているほか、児童厚生員が傍について学校で出された宿題を行うこともあります。利用人数は、新型コロナウイルスの感染が確認される前の平成30年度は、美園児童館で5,901人、萩野児童館は2,075人でしたが、令和2年度は、美園児童館が2,873人、萩野児童館は539人と減少しております。課題としましては、萩野児童館における施設の老朽化や利用者の減少であると捉えております。3点目の「放課後における町や各種団体での取り組みや課題」についてでありますが、放課後の取り組みとして、NPO法人お助けネットが小学生を対象として、体を動かす遊びや手芸等の制作活動を行っているほか、多世代交流の場を設けるなど様々な体験活動を行う居場所づくりを行っておりますが、実施場所である子育てふれあいセンターから遠い場所に住んでいる子どもの利用が難しいことが課題であると捉えております。また、校内では、地域の方を講師としたクラブ活動や学習支援を行っておりますが、恒常的に実施できないことや人材確保が難しいことが課題と捉える一方、郊外では、ミニバスケットボールやバレーボールなど少年団活動がありますが、少子化による子供の減少とニーズを踏まえた活動の在り方が課題と捉えております。2項目めの「地域ぐるみで子どもを育てる体制整備」についてであります。1点目の「学習支援の在り方についての現状と町の見解」についてでありますが、地域食堂を実施している団体において、18歳までの子どもを対象として、食事や遊びの提供のほか、元教員やボランティア等による学習支援を行い、学習習慣の定着や学習意欲の向上に取り組んでいると捉えております。2点目の「地域の文化芸術や野外活動での取り組みとの連携」についてでありますが、町民が心の豊かさを実感し、郷土への愛着や誇りを育むためには、地域の多様な文化や芸術に触れる機会を充実させるとともに、本町が誇る豊かな自然の中での体験活動が重要であると捉えております。そのため、町内の社会教育関係団体や地域おこし協力隊として活動される人材からの協力を得て、公民館講座を開設して、地域資源を活かした体験イベントの開催に取り組んでいるところであります。3項目めの「ゲームやスマートフォンの普及による影響」についてであります。1点目の「依存傾向が社会問題化しているが町の現状認識と対策」についてでありますが、町内児童生徒の依存傾向としては、全国学力・学習状況調査結果によると、平日にテレビゲーム等の使用時間が3時間以上の割合は、平成29年度は児童が11.9パーセント、生徒が32.8パーセント、令和3年度は児童が33.7パーセント、生徒が48.8パーセントとなっております。ある調査によると、家で2時間以上勉強しても、携帯やスマートフォンを3時間以上触っているとその学習効果が無駄になってしまうとされております。このようなことから本町においても、これまで「アウトメディア1・2・3」の取組を進め、電子メディアの望ましい使い方について普及・啓発を行い、教育活動を進めてまいりました。今後は、電子メディアを効果的に活用し、子供たちが正しい利用方法を身に付ける力とするメディア・コントロール力を育成してまいります。

質問 12番 長谷川かおり

長谷川です。子育て世代において働く女性が増えている中で、安全で安心して過ごすことのできる放課後の生活を子供たちに保障することが放課後児童クラブに期待されていると私は考えております。全国的に見ても放課後児童クラブの登録数が増えている傾向にありまして、令和3年12月現在で登録の児童数は全国で134万8,275人で、前年度よりも3万7,000人ほど増えているそうで、過去最高値を更新しております。厚生労働省のほうではコロナ禍の影響で待機児童数は減っていると発表しておりますけれども、白老町も待機児童はいらっしゃらないということで認識しております。今お話がありましたように、児童生徒が477人、そして児童登録数が132人いるというところで、ほかの約3分の2の方たちはご自宅で過ごしたり、児童館へ行ったりとか、祖父母の家とかでそれぞれ過ごしているということが分かりました。それで、美園児童館なのですけれども、五、六年前に改築されまして、今結構利用人数もコロ ナ の 影 響 も あ っ て 下 が っ て い る 部 分 も あ り ま す け れ ど も 、 萩 野 児 童館が令和 2 年 度 は2,873人、現在539人とすごく減少しておりますけれども、町の課題としても施設の老朽化ということは押さえておりますけれども、この萩野児童館、改築または建て直しとか、そのような計画というのは町のほうであるのでしょうか、お伺いします。

答弁 子育て支援課長 渡邊博子(子育て支援課長は2023年3月まで)

萩野児童館の改築、建て替え等についてのご質問をいただきました。利用児童が減少している萩野児童館でございますけれども、建物自体も昭和50年代前半に建てられた建物で、かなり老朽化が進んでおります。今後建て替えは必要とは考えておりますけれども、児童館だけではなくて萩野地区全体の子供の居場所というところで考えていく必要性があるかと思いますので、全体の子育て支援の在り方を検討する中において今後検討していく予定でございます。

質問 12番 長谷川かおり

その点は理解いたしました。あとはすくすく3・9、小学生の放課後の遊び場として月に2回ほど計画に沿って遊びの提供を行っておりますけれども、この利用の人数とかが分かりましたら教えてください。子供の利用が地域によってなかなか来る方が少ないという点もありますけれども、どのような利用の状況なのかお聞かせください。

答弁 子育て支援課長 渡邊博子(子育て支援課長は2023年3月まで)

お助けネットでやっている小学生の居場所づくりの事業でよろしいですよね。この小学生を対象とした様々な体験活動を保障する居場所づくりとして、お助けネットのほうでちょこっとすくすくという事業をやってございます。この事業の内容ですけれども、ゲーム遊びや外遊び、手芸や工作、そのほか多世代の方との交流も含めて様々な活動を行っているところです。利用人数なのですけれども、この2年間ほどはコロナ禍ということで遊びや行動が制限されてはおりましたが、感染予防に努めながらこの取組を実施しておりました。小学生の参加人数なのですが、令和2年度の延べ人数なのですけれども、325人となっておりまして、コロナの感染が確認される以前の利用人数が令和元年度で392人、平成30年度では390人ほどは利用されているということで、利用人数自体はコロナ前後での変わりはございません。

質問 12番 長谷川かおり

ありがとうございます。それで、こちら場所が鉄南地区のほうにありまして、白老小学校というのは鉄南、鉄北、また社台と3つの校区に分かれておりますけれども、関連した質問なのですけれども、校区が広がったということで私は子供の行き来する環境というのはもう少し緩和されているのかと思いましたら、白老小学校の小学1年生から3年生までは子供だけで線路を渡って行き来してはいけないというルールが前々からあったのですけれども、現在もそういうところがなかなか緩和されていないということを父兄の方から聞きました。安全対策の面では分からないわけではありませんけれども、どうしようもない場合、下の子が例えば熱を出してしまって上の子を塾に送ることができないとか、そういうどうしようもない場合に子供一人で行かせてしまったら学校のほうから担任に呼び出されましてこんこんとお話があったということで、親の責任の下でそういうルールの緩和というか、学校側とのもう少し柔軟的な話合いというのは可能なのかどうか、そこをお聞きいたします。

答弁 学校教育課長 鈴木徳子(学校教育課長は2024年3月まで)

放課後の生活のルールの部分かと思います。お話をされた部分についての確認はしていないのですが、1年生から3年生までの子供たちについては、原則渡れないということよりは保護者と学校ときちんとそこの情報が共有された中であれば、その部分は保護者の責任の下で行うことは可能であるということを学校生活の決まりを話す中で保護者にも伝えているということは学校にも確認しておりました。お子さんについてどのような対応があったかという部分、詳細についてはこちらでも確認はしておりませんが、基本的には保護者の責任の下において情報がきちんと学校とも共有されている中であれば、そこは絶対に駄目ではなく、柔軟な対応ができるということでご説明も学校もしていると教育委員会としては把握しております。

質問 12番 長谷川かおり

長谷川です。その点お互いに信頼関係を持って学校運営ができるということがとても理想的なことだと思いますので、来年度から新1年生も入りますので、そこら辺の説明をしっかりと行き届くように対応していただきたいと思います。それで次、放課後における各種団体での取組についてお伺いしましたけれども、この中ですくすく3・9だとか、または校外ではミニバスケットボールとかいろいろな少年団体の活動があるということですけれども、そういうところで持続的な運営をしていくというところでは、まちとしてはそちらの運営団体、どのような補助金があってその活動が行われているかというところを把握できているのかどうかお聞きします。

答弁 子育て支援課長 渡邊博子(子育て支援課長は2023年3月まで)

子育て団体の運営についてですけれども、町として大きく事業委託している団体につきましては、多くは町の委託料ということが運営の経費になっているかとは捉えてございます。そのほかの団体につきましても、日頃の情報共有なども兼ねて運営状況なども聞いておりますので、どのような財政状況で運営されているかというのは把握はしていると捉えております。

質問 12番 長谷川かおり

12番、長谷川です。その点は理解いたしました。子供たちがいろんな体験を選んで行うということに対して、例えば事業費が足りなくて運営がままならなくなっていくということは子供たちの体験にもすごく影響があることなので、これからもその点はまち側としてもしっかり把握しながら運営の手助けをしていただけたらと思います。次、私はいろいろとお話を聞いている中で、公民館の在り方、子供が気軽に立ち寄ることができる、そういうボランティアの方だとか信頼できる大人が見守る中で、異年齢の子供たちが一緒に遊びを通して学びをしながら地域で子供を育てていくことというのはすごく大事なことだと思います。公民館の役割ですけれども、その中で例えば大人が一緒にお茶を飲んだりとか子供カフェの開催など、そういうようなことというのは開催できる可能性というのはあるのでしょうか。

答弁 生涯学習課長 池田誠(生涯学習課長は2022年3月まで)

公民館の在り方についてのご質問だったのですが、さきの代表質問でも一部ご答弁させていただいている部分はあるのですけれども、基本的には今特に地区の公民館の部分においては貸し館業務が基本になっているというところで、そこは今後の在り方を検証する前に施設をきちんと有効活用していかないと駄目だというところで4年前から社会教育主事を北海道教育委員会から派遣させていただいているのですが、その職員が中心となって、ご答弁にも加えさせていただきましたけれども、地区公民館でも公民館講座を若干開催しながら、子供だけではなく親子、異世代関わって事業展開ができるような形で、少しずつですけれども、取組を進めている状況でございます。

質問 12番 長谷川かおり

関連した質問になるのですけれども、移動図書館の利用になります。時間時間で移動図書館、本を借りに行く、そういう目的で近隣住民の方、図書館に行けない方がご利用されていると思いますけれども、例えば公民館やどこかカフェとか、あとは何かサークルをした後に移動図書館が出向いていって、そこで一、二時間滞在して、子供たちが本をその場所で読んだりとか地域の方と読み聞かせをして過ごすとか、そういうような計画というのは今まで行ったことがあるのでしょうか。それとも、今後こういう活動も可能性があるというような、そういう方向性をお聞きいたします。

答弁 生涯学習課長 池田誠(生涯学習課長は2022年3月まで)

移動図書館での出前講座みたいな形ですよね。これまで行っている取組としては、図書館の中に読み聞かせのボランティア団体がございます。それで、地域のほうで要望があれば出前的に読み聞かせ活動もさせていただいている部分はあります。ただ、議員のおっしゃるとおり、移動図書館車が地域のほうに出向いて、そこにある本を読み聞かせするというのもなかなか面白い取組なのかと思っておりますので、教育委員会としては子供の居場所というのも今後考えていかないと駄目だと思っておりますし、また読書活動の普及という部分においてもただ子供の読む部分ではなくて、そこの地域にいろんな世代の方が入ってきてそういうことを楽しむということは、可能性としては十分検討していきたいと考えております。

質問 12番 長谷川かおり

その点をしっかりと計画のほうに盛り込んで、子供たちの体験の一つとして行っていただけたらと思います。それで、地域おこし協力隊の活動のことで公民館活動を通していろいろとやっているということなのですけれども、具体的にもう少しどのように子供たちと触れ合っているのかお聞かせください。

答弁 生涯学習課長 池田誠(生涯学習課長は2022年3月まで)

私のほうも実際に現場を見てというわけではないのですけれども、文化、芸術の担当の地域おこし協力隊が音楽をやっているということで、高齢者大学で器楽の指導をされている方が竹浦に居住されておりまして、竹浦の小学校で放課後に子供たちを対象として音楽の学習というか、放課後の活動をしていると。教育的にも支援になりますし、子供の自主的な活動としてもすごくいい取組だということで我々も評価をしておりまして、こういう形が今学校側が本当にそういう部分を求めている部分、我々が講座として出す部分、子供の居場所という部分でいくと、学校教育、生涯学習の教育委員会部局と子育て支援課の連携が今後ますます必要になってくるのかと思いますし、そういうのを意識しながら今後も進めていきたいと考えております。

質問 12番 長谷川かおり

課長のほうからお話がありましたけれども、確かに子育て、学校教育、生涯学習のところでいろんな行事はされたり、子供たちも選びながら体験はしていると思うのですが、そこら辺の何か一つ横断的にまとめていくコーディネート的な役割、そういうポジションの方をこれから大いに活用していく必要があると私は考えるのですが、そういうところをこれから、昨日から何度もキーワードとして地域おこし協力隊という、その活躍というところが出ておりますけれども、そういう協力隊を採用してコーディネートの役割としてうまく機能していける、そういうような体制づくりというのは今後可能なのでしょうか。

答弁 生涯学習課長 池田誠(生涯学習課長は2022年3月まで)

過去の話から説明いたしますと、もともと児童クラブですとか児童館の業務は教育委員会の中にありまして、まさに生涯学習課で行われていたものであります。それが児童福祉と併せて子ども課が教育委員会にありまして、それが町長部局に行って子育て支援課ということで、今我々の教育委員会のほうでその業務で残っているといえば青少年センター、私がセンター長をやっているのですけれども、それと青少年育成町民の会の業務がこちらのほうに戻ってきております。その中でいきますと、今課題としては我々が教育の部分で放課後の児童の安全対策をしている部分、あとは子育ては子育て支援課、学校で学校の部分は地域学校協働本部も含めた形で動いているのですけれども、それが生涯学習課の中である程度一定の学校と地域の連携するコーディネートの役割は必要ではないかということで、先日教育長ともそのお話はいただいております。ただ、子育て支援課が今子供の居場所づくりという大きな計画の中ではその現状と課題は分析していただいて、我々がそこのコーディネート機能をどうしていくかというのは必要だと捉えております。

質問 12番 長谷川かおり

12番、長谷川です。新放課後子ども総合プランというものがあるのですけれども、コロナの関係もありまして、令和2年3月に、さらにお仕事をしている父兄の子供たちは放課後児童クラブで遊んでいる、今白老町にはないのですが、放課後教室ということで、お仕事をしていないお母さん方の子供とか、そういう子供たちも学校のほうで学校教室として一体的に遊んでいる、そういうところがあるそうです。それを今国としては推し進めています。それで、今までの質問の中で、このプランの中で様々な地域人材の参画の促進ということで多様な人材を参画を促進して、そして地域に沿った安全な子供の居場所づくりを進めていくようにと依頼文書が届いていると思いますけれども、その中で児童クラブの指導員というのは児童福祉法に基づいている。そして、子供教室のほうの補助員というのは放課後児童健全育成事業というくくりの中で決められているのですが、白老はまだ子供クラブのほうはありませんけれども、今後子供クラブと児童クラブのさらなる推進というところでは担当課のほうでそれぞれどのように捉えているのかお聞きします。

答弁 学校教育課長 鈴木徳子(学校教育課長は2024年3月まで)

放課後子供教室、学校教育の所管の部分になるかと思います。専門的な資格が要るかと言われると、正直何かしらの資格があるわけではなく、地域の人材等を活用して行うことができるものとなっています。制度としては報酬制というか、謝礼制というかで、一応国の補助等も獲得することは可能かと思っております。先ほど来池田課長のほうで教育委員会部局と、それから町長部局との今後の連携という中において1つキーワードに今後なるだろうと思っている部分としては、地域学校協働本部というものがありまして、これから波及する放課後子供教室という部分でこの地域学校協働本部で地域の人材をコーディネートする部分というか、掘り起こしと、それから学校の需要というか、ニーズというか、そこら辺をマッチングしていく部分というところで、ここがキーワードになっていくと思っています。地域学校協働本部は今学校教育のほうにもありますが、実は社会教育のほうに大きく絡んでくる部分があるので、そこは教育委員会の中で横断的にできるような体制を令和4年度は改めて再構築した中で、令和5年度に向けてさらに推進していけるような方向性をまた子育て支援課とも共有しながら進めていければと思っています。ただ、1点課題なのが、同一学校内でできることを想定しているのですが、先ほど狭隘化の話もしていましたが、余裕教室があることが前提になっております。余裕教室とは今後使う見込みのない空き教室のことを想定しておりまして、実は現状でいうと空き教室と言われるものはない状況になっております。仮に一体型で行ったときには移動することを想定しておりまして、放課後子供教室で行った後児童クラブのほうに移動するとなると、同一学校内であれば安全に移動することはできるのですが、仮に場所が違う場所であると、その移動手段の確保ですとか、安全性の部分ですとか、そういう課題もありますので、そこをどのように解消できるかということも考えながら検討を始めることはしたいと学校教育としては考えております。

質問 12番 長谷川かおり

その点は理解いたしました。それでは、子育て課のほうでは子供の居場所づくりに伴ってというお話もありましたけれども、これから子ども・子育て計画、平成6年までできておりますけれども、今後のその計画に基づいて一体化というのはそちらのほうの子育て計画のほうにも関わってくる、落とし込む必要があると私は考えるのですが、それに対して保護者のアンケート、ニーズの掘り起こしというのも必要になってきます。今後どのように進めていくのかお聞かせください。

答弁 子育て支援課長 渡邊博子(子育て支援課長は2023年3月まで)

子供教室の実施、それと放課後児童クラブの一体化についてなのですけれども、親の就労の有無に関係なく、一緒になりながらいろんな体験ができるというのは子供同士の交流が深まったりとか地域の方との交流が深まったりというようないろいろなメリットがあると子育て支援課のほうでも捉えております。今後実施するかどうか、そこら辺のニーズ調査につきましては、子ども・子育て新事業計画という計画がありますけれども、第3期目に向けて令和5年から6年の間ぐらいにかけて様々な子育てニーズについての調査を行います。その中において子供教室の実施についてのニーズがどのぐらいあるかとかというのをその調査で調べるというようなことも今の段階では考えてございます。

質問 12番 長谷川かおり

その点は理解いたしました。子供を取り巻く環境というのは、この長引くコロナですごくいろんな、子供の自殺、そして親が子供をあやめるという信じられない事件とかもたくさん起きておりますので、そういう心のケアも含めて子供の居場所というのは親も安心して任せることができるのかと私も思いますので、この点しっかりと進めていただけたらと思います。次、ゲームやスマートフォンの普及による影響についてお伺いいたします。スマートフォンを取り組むその中での学習の能力の低下というのは前々から取り沙汰されておりまして、学校側も子供たちや父兄にいろいろと啓発活動されていると思いますけれども、去年の12月、国のほうで発表したメディアに対する関係のアンケート調査によりますと、幼稚園、保育園、小学校、中学校、高校、親のほうに親自身がスマートフォンに対しての子供の影響、学習などに対する影響というのをどういうところで知識として得たかというアンケートの中ではインターネットの危険性、そういうところで説明を受けた、学んだりしたことがあると答えた保護者は啓発や学習の機会を聞いたという結果のほうが8割ぐらいおりまして、プリントとかそういうので分かったというのが50%前後ありましたということです。そういう中で、プリントの啓発とかよりも直接親が必要性とか危険性とかを感じる、そういう機会が必要だとアンケートを見て感じたのですが、小中学校、幼稚園とか保育園、どのような形でこれからゲームに対しての怖さとかインターネットの危険性というのを周知していくのかお聞かせください。

答弁 学校教育課長 鈴木徳子(学校教育課長は2024年3月まで)

先ほど答弁の中でスマートフォン等の利用の時間のパーセンテージ、中学生より小学生の割合が少し上がり方が高いという状況をお知らせしたところなのですが、同様で特徴的に表れていると思う内容がもう一点ありまして、家庭の中でそれを使うに当たってのルールは決めているかということを子供たちに聞いています。児童生徒共に全国平均を上回る80%に近いパーセンテージできちんとルールを決めて守っていると答えているにもかかわらず、3時間以上の利用が非常に高いというここの矛盾点というところが一番のキーワードだと今回この質問紙を分析しながら思いました。ここが多分メディアコントロールとしてのキーワードになっていく、それと怖さを知らせていく。ICTの調査をさせていただきましたと以前お話をした中で、保護者にルールを決めていますかということをお聞きしています。同様にルールを決めていると。さらに、どんなルールを決めているのですかとお聞きしたところ、使う時間、使う場所、それから人の悪口を書かないですとか、あと親の目の届かないところでは使わせないですとか、そのような形でルールを決めていて、ある保護者は本音を書かれていて、決めていて再三注意をしても全く言うことを聞かないというようなことも書かれていました。ですので、ここは子供たちにはもちろん学校でそういう情報に関する部分で怖い部分はお知らせしていますが、そこを保護者と子供が同じく向いていけるような啓発ということを少し細かく行っていきたいと考えております。小学校へ入学する際には家庭教育として講師を招聘した中でご説明していただくようなことも啓発としては行ってはおりますが、もう少しそこは重点的にやりたいと考えております。

質問 12番 長谷川かおり

その点は取組をしっかりこれからも行っていただきたいと思います。あとは、就学前のお子さんを持つ若いお母さん、例えば健診とかに来るお母さんに対してなのですけれども、以前授乳している姿の親子を見たときに、赤ちゃんは一生懸命お母さんの目を見ているのですが、お母さんは残念なことにスマートフォンのほうを一生懸命見ていて目を合わせることができない。やっぱり目と目を合わせる、そしてその表情を読み取る中で子供というのは情緒の面で発達していくことがすごく大事だと私は感じているのですが、乳幼児健診とかに対してのときにそういう何か啓発活動はまちのほうで取り組んでいるのでしょうか、お聞きします。

答弁 子育て支援課長 渡邊博子(子育て支援課長は2023年3月まで)

ただいま長谷川議員もおっしゃられたとおり、乳幼児期は大人との触れ合いを通して基本的な信頼関係を学んだり、愛着につながる大切な時期でございます。また、遊びとか自然体験を通しても、それらを通して人との関わりも体験する本当に重要な時期だと思います。そのことから、乳幼児期にどのような関わりをするかというのは大切で、低年齢からメディアに触れる時間が長かったりとかすると、その後の就学に当たっても依存になったりとか、あと様々な心身に影響を及ぼしたりとかということがありますので、低年齢の時期から、乳幼児期から啓発をしていくことが必要だとは捉えております。それで、家庭教育支援事業の中で乳幼児健診のときに、スマートフォンとかテレビゲームとかに関する関わり方を書いたリーフレット等がありますので、健診時に配布したりしております。また、家庭訪問なども訪問型の事業の中ではやっておりますので、メディアに関してのいろいろ悩みのある保護者についてはこういう関わり方がいいですよとか、そういうようなお話もさせていただいたりとか、必要がありましたら講師の派遣などもその都度いろんな場面で出向いてお話をさせていただいたりとかという、そういう啓発を行ってございます。

質問 12番 長谷川かおり

その点は理解いたしました。コロナ禍の中で学校でのタブレットの導入が加速しまして、家庭でWi―Fi普及率も進んでおりますけれども、中にはWi―Fiを引くことで子供が勝手に親のスマートフォンを使ってゲームで課金をすることになりかねないとか、あとはそういう理由でWi―Fiを引いていないご家庭もおります。また、放課後一人でおうちにいる時間に勝手にスマートフォンに夢中になって、少しでもスマートフォンから子供を離したい、そういう親の思い、それこそ先ほど鈴木課長もお話がありましたけれども、うまく子供と約束ができない、ルールを作っていけない、そういうようなご家庭もいるようです。その中で、子供の遊び場というのはいろんな親の思いもあり、遊びの場をまとめる声が上がっております。例を挙げますと、十勝の芽室町では週1回なのですけれども、火曜日に子供の居場所として小学生から高校生まで、どんなおうちの子でもいいから、学習支援やおしゃべりをしたい子はおいでとか、あとは自分のやりたい勉強を持ってきたりとか、用意してあるプリント教材などをスタッフと一緒にできる、そういう環境があるそうです。来たいときに来て、好きな時間にいつでも来ることができる、そして夕食も提供している、そういうような活動をしているところがあります。それは地域の実情に合った取組をしていると思われますけれども、白老としても今後いろいろとニーズを掘り起こしながら子育て世帯の充実というところで、少子化がどんどん進む中で制度を超えた放課後における子供の居場所の確保というのはもっともっと必要になると思います。地域と学校が連携する上では、先ほども私もお聞きしましたけれども、町内のNPO団体とか各種団体との連携が必要であります。各団体が活発に活動すると一緒にやってみたいなどと仲間が増えて、その元気さが町民に波及していきます。しかし、現実は民間の支援団体に補助金を申請しましたが、枠から外れてしまったとか、あと補助金が削減されて活動の規模が縮小されるという、そういう現状があります。子供たちに体験の選択肢が減ってしまうことがないように、持続可能な運営をするためにも町が現状を把握して何らかの形で後押しする必要があるのではと私は考えますけれども、この点理事者の考えをお伺いいたします。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

今までのご質問を含めて子供たちの放課後の居場所づくりをどうしていくかという、その必要性というのは皆さん認識されていると思うのです。先ほどもありましたけれども、国の政策的な部分でも令和1年、2019年でしたか、新総合プランが、先ほどもありましたけれども、児童クラブと子供教室との一体化を含めて放課後の子供対策をしっかり進めていくと、そういう政策的な部分も出てきていることも町のほうでは捉えております。そういう中で、一つの例として芽室町の例もありました。本町においても様々な団体が子供たちの見守りも含めて活動を保障してくれていること、そのことは本当に行政としても町としても感謝するところでございます。ただ、町のルールとしては運営費そのものの補助というのはなかなか難しいところがありまして、今は活動の事業費補助は出すようなことになっております。ですから、実際に団体の中で町の委託を受けて活動されているところもあるのですけれども、今後各団体がどうタッグを組んで放課後だとか休日だとかの子供の居場所づくりをしていくか、それを町がどう支援をしていくか、そういう体制づくりが先ほど言っている児童クラブであるだとか子供教室だとか、そういう隔てをなくしていく一つの方法ではないかと思っております。ですから、町も本来は子供教室の設置を、昨日も言ったように以前に考えたというか、ことがあるのですけれども、なかなか指導者の問題含めてできなかったところがあるのですけれども、今やられている民間の方々と当町の行政がタッグを組む中で、そういう可能性が出てくるのではないかということをご質問を聞いていて今後考えていかなければならないことだと思っております。

質問 12番 長谷川かおり

それでは前向きに取り組んでいただけるということでよろしいでしょうか。

出典:白老町議会 令和4年定例会3月会議 2022年3月10日 議事録 PDF(55ページ) 間違いを知らせる