白老町議会 令和3年定例会9月会議 2021年9月9日
観光振興
2021年9月9日、白老町議会の一般質問で、貮又聖規議員が「観光振興」について質問し、町長 戸田安彦、産業経済課長 工藤智寿が答弁しました。
- 質問者
- 貮又聖規 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、産業経済課長 工藤智寿
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 貮又聖規
続いて、3項目め、観光振興についてであります。(1)、ポロトの森を活用した教育旅行の推進について、地域おこし協力隊や体験事業者等との体制整備について、どのように取り組みを進めるのか伺います。(2)、観光や地方創生の分野にも親和性が高いアート・ツーリズムについて、どのような視点に立って推進していく考えであるか伺います。(3)、ウイマム文化芸術プロジェクトにて実施している「歩いて巡る屋外プロジェクト」等は、町職員が地域の文化を学ぶ絶好の機会であるが、職員研修として進める考えがあるか伺います。(4)、交流促進バス「ぐるぽん」の運行エリアを拡大し、虎杖浜・竹浦地域の文化芸術の拠点を観光資源として捉えて、周遊観光の促進を図るべきであるが、その考えを伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
「観光振興」についてのご質問であります。1項目めの「ポロトの森を活用した教育旅行の推進の取り組み」についてであります。これまで、教育旅行の誘客推進を胆振管内での連携を進めているほか、観光協会と体験事業者による札幌市内の学校訪問など、積極的に行ってきたところであります。また、ポロトの森を活用した地域おこし協力隊やガイドセンターによるガイド事業も本格的に進めるための準備を行っているところであります。今後においても、引き続き各種団体と連携し誘客活動の取組を進めて参りたいと考えております。2項目めの「アート・ツーリズムの推進」についてであります。本町は、食や歴史文化、自然など魅力ある観光コンテンツがあり、強みであると認識しております。当然様々な活動が行われている芸術文化についても観光コンテンツの一つとして捉えているところであります。これら観光コンテンツを積極的なPRに努め本町の観光振興に繋げて参りたいと考えております。3項目めの「ウイマム文化芸術プロジェクト等、地域文化を学ぶ機会を職員研修とする考え」についてであります。本町では、令和2年度より地域の実情や課題を学ぶ実践型、体験型の研修を計画に盛り込み、外部の異なる価値観と出会うことで視野を広げ、常に相手の立場に立って政策を立案し、地域課題を解決する能力が養われるものと認識しております。したがって、公募型の派遣研修など自主的に参加できる機会を設けるとともに、地域における文化的な行事等を研修として位置付け、職員が参加しやすい環境づくりに努めていく考えであります。4項目めの「交流促進バスを活用した周遊観光の促進」についてであります。交流促進バスを含む地域公共交通につきましては、町民等の足として、より使いやすく利用ができるように、現在10月改正に向けて準備を進めているところであります。今後におきましても利用者のニーズを調査しながら、より良いルートなどを検討するとともに、周遊観光の手段を検討して参ります。
再質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。再質問させていただきます。まず、1項目めについては、今コロナ禍の厳しい状況にありますから、その受入れ態勢を整える、これが本当に重要であります。今答弁いただいたように、そこの部分はしっかりと対応するというところが読み取れました。そのような中で、ポロトの森の自然ガイドツアー、これは旅行会社のほうから11月ですとか、そういったところで今予約が入ってきている状況だそうです。ガイドセンター等ございますが、ウポポイには年間約7万人の教育旅行が来るものですから、ウポポイの見学と併せてセットでポロトの森の自然ガイドを楽しむ、学ぶ、アイヌ文化を学ぶもあるでしょうけれども。旅行会社はもう一つ何を求めているかというと、白老町民の方との触れ合いを求めているのです。そういう意味でいくと、これはアイヌ文化のよさがなくてもポロトの森を自然ガイドする方々が町民の方々と触れ合いをする、それがまた一つ、これは効果的なものになるわけです。そういうことで、本町の場合はポロトの森が、これは本当に新たなビジネスを私はつくると、これは確信しておりますので、ぜひともその準備を着々と進めていただきたいと思います。そして、2項目めについてであります。アートツーリズム、芸術文化と観光を融合させたものであります。アートツーリズムというちょっと難しい言葉を使いましたが、芸術と文化、これを観光と融合させたものであると。虎杖浜エリアの観光を考えたときに重要なキーワードとなるのが歩くことです。特に仮称海産物ロードは観光客の自動車通行が、加工場がたくさんありますから、加工現場の最盛期になると、要は作業員の方々が行き交いますから、あの通りを外の方々が車で行き交うのは実は好まれておりません。そういう中で、文化というところでいくと歩きながら体感する、例えば海産物ロードを車でいくのではなくて来訪者の方々はそこを歩く。そこには虎杖浜の浜の風景や潮の風、そういったことも文化に含まれるというものであります。そのような観点から、来訪者の交流を促すためにも私はパーキングエリアの設置、これが必要だと考えておりますが、いかがでしょうか。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
1点目のお話からまず先にさせていただきます。ガイドセンターの話、ガイドセンターというか、ポロトの森のガイドのお話がございました。ちょっとお話をさせていただきますと、もう議員もご承知かと思いますが、本年4月からガイドセンターを立ち上げまして、それぞれ今準備に入られて、中期の講習もこれから始まるという準備段階に来ております。11月からも予約の話があるということで、今コロナの緊急事態宣言でありましたけれども、実は9月14、15日にも140名程度のお客様が来るということでお話があるということも伺っております。そういった中で、議員が本当におっしゃられたとおり、ポロトの森は重要なところでございますので、観光の重要な一つの施設として、また町民の方とも触れ合えるという部分も含めまして非常に大切だと思っていますので、これからガイドセンター、それから関係する各団体、そういったところと連携しながら進めてまいりたいと考えているところでございます。それから、2点目の虎杖浜の歩くことの重要性というお話がございました。現在取組としましてまちの風景のところに写真を貼られて多くの方が見られているということで、私も先日行って、たくさん貼られて、海のところとまちの風景が一緒になったところが見ていていいなと、臨場感があるといいますか、そういう感想を私なりに持ったところでございます。おとといですか、アヨロ鼻灯台の話もありましたけれども、フットパスなんていうことも、保存会の方の中でもそういうお話も出ていたりですとか、それから今海産物ロードのお話もありました。歩くことによってちょっと立ち寄ったりということの楽しさといいますか、そういうこともあるのだろうということで認識はしておりますが、パーキングエリアとなるとそれだけの場所、それから金額的な部分も含めて、必要性としては認識してはいますけれども、今後まだまだ場所であったりとか財源であったりとかということはこれからどんどん研究といいますか、検証しながら、どういったところができるかということも含めて、すぐすぐにはなかなか難しい部分はございますけれども、そういったところがあると皆さん立ち寄っていただけるのかなというところは思っているところでございます。
再質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。3項目めの職員研修の関係でありますが、これは私は以前より一般質問から継続しておりますので、それが今回のご答弁ですと地域課題を解決する、これは町の資源を見学するというところから一歩も二歩も深まるところです。そういった資源も勉強して地域課題を解決するというところでありますから、これはぜひ実現を図っていただきたいと思います。そして、4項目めになりますが、ぐるぽんの関係であります。まちの総合戦略ではウポポイを起爆剤とした観光地づくりを重点項目に掲げております。また、周遊観光の促進のためにもぐるぽんの路線延長を求めるものでありますが、もう一つの切り口でいくと登別駅との連携も必須であります。駅にレンタサイクルを置き、虎杖浜エリアへの周囲を促す、先ほど私は歩くということがキーワードと申しましたが、もう一つは登別駅とのサイクリングとの連携、これが必要と考えますが、ご見解はいかがでしょうか。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
観光客の立場に立って考えたときという先にお話をさせていただきますと、登別市だからとか虎杖浜だからということではなくて、やはり魅力あるところに行ってみたいというところが多分最初に観光客としてあるのだろうなと。登別市だからどうのとか虎杖浜だからということではなくて、そういう便利なツールを使って回ってみたいというところは多分観光客の欲求に合うものだなということもございます。ただ、これも相手があってのお話になりますので、今私どもの中で登別市・白老町観光連絡協議会という団体もございますので、そういったところの中の協議の一つとしてこういうことはできるのだろうかという投げかけとかをこれから進めていければと考えているところでございます。
再質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。最後の質問となります。先般同僚議員からもアヨロ鼻灯台周辺についての質問がありました。私からは役場職員時代にアヨロ鼻灯台を存続するか否かの担当をしていたものですから、当時私がある加工会社の代表とのお話をちょっと紹介したいと思います。今その方はお亡くなりになられたのですが、私が当時社長に灯台は必要ですかと尋ねたところ、灯台は決して壊してはいけないと。あの灯台は長い間漁業者の命と安全を守り、照らしてきたと。今の加工業ができるのも漁師のおかげだと。灯台は、虎杖浜の文化の象徴であるということでありました。また、こうも付け加えられておりました。私の夢は虎杖浜にタラコ博物館を造ることだと。今まで加工場見学に多くの小中学生を受け入れてきたと。その受け入れる中で生徒に似顔絵を描いてもらっていたそうです。その似顔絵をたくさん私にも見せてくれました。その社長がおっしゃったのは、その子供たちが将来大人になってまたここに連れてくる、それが私の夢なのだというお話をされておりまして、私はそれが本当に忘れられないことであります。私は、今回アートツーリズムを申しましたけれども、文化とは生活の営み、これが見えるかということであります。そこで、私は町が芸術文化の振興においては、その地域住民の方々の思い、灯台に対する思いです。今灯台がある。それは何か景観的にいいねだとかそういったことではなくて、そこにある地域の方々の思い、魂、それをいかに来訪者にお伝えするか、それがアートツーリズムの私は醍醐味であると考えております。最後に、戸田町長にそのアートツーリズム、ぜひもその地域の思いを伝えるような観光振興をしていただきたいと私は願っておりますが、町長の方法を確認して私の一般質問を終わらさせていただきます。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
貮又議員のおっしゃるとおり、アートツーリズム、白老町にはいろんな文化が根づいておりまして、それを経済的につなげていくということが本当に重要だなと改めて認識をしたところでございます。今は虎杖浜地区の限定のお話でございましたが、アヨロ鼻灯台も含めて虎杖浜にもたくさんの文化があって、特に今はウイマム文化芸術プロジェクトで虎杖浜の海産物ロードにいろんな方が来て、写真を撮ったり歩いたりという風景がこういう企画を立てた段階で非常に経済効果と虎杖浜の人たちにとってもうれしいことなのだと実感をしたところでありますので、白老町にあるいろんなポテンシャルの一つだと私も思っておりますので、虎杖浜の地域の人方と一緒になってどういうアートツーリズムにつなげていけるかというのをまた考えていきたいと思いますし、先ほど登別駅の話もありましたので、登別温泉と虎杖浜温泉は切っても離れられない関係でありますので、虎杖浜の人と登別市の観光も一緒に深く広くまた考えていければいいと思っております。