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白老町議会 令和3年定例会9月会議 2021年9月9日

町内2校の高校の魅力化

2021年9月9日、白老町議会の一般質問で、貮又聖規議員が「町内2校の高校の魅力化」について質問し、町長 戸田安彦、教育長 安藤尚志、生涯学習課長 池田誠、企画財政課長 大塩英男、副町長 古俣博之、総務課長 高尾利弘が答弁しました。

質問者
貮又聖規 議員
答弁者
町長 戸田安彦、教育長 安藤尚志、生涯学習課長 池田誠、企画財政課長 大塩英男、副町長 古俣博之、総務課長 高尾利弘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 貮又聖規

続きまして、2項目め、町内2校の高校の魅力化についてであります。(1)、人口減少を見据えて、将来的な再編整備等の可能性をどのように捉え、その対策を町長部局でどのように議論し、具体的対策をどう講じていく考えであるか伺います。(2)、高校の卒業生は、道内に留まらず全国各地に居住しており、本町の関係人口創出と拡大に貢献する仕組みづくりが必須であるが、具体的対策を講じる考えがあるか伺います。(3)、北海道栄高等学校は、津波、噴火、洪水対応の避難所に指定されているが、地理的環境要因を踏まえて、白老鉄北地区並びに石山地区の住民の命を守る拠点としての整備が望まれるが、その考えを伺います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

「町内2校の高校の魅力化」についてのご質問であります。1項目めの「将来的な再編整備をどのように捉え、町長部局で具体的対策をどう講じていくか」についてであります。将来的な高校の再編整備は、本町の未来を考える上で、町全体の問題として対策を示していく必要があると捉えております。特に第2期白老町まち・ひと・しごと創生総合戦略の基本目標である「ふるさとの価値を高めるひとづくり」や「未来を拓く次代のひとづくり」などを更に深化させ、地域をけん引する担い手の育成や本町出身者のUターンなどにつなげ、未来の本町を担う人材確保に寄与することができるよう地方創生を進めていくことが重要であると認識しております。2項目めの「高校卒業生は全国各地に居住しており、関係人口創出と拡大に貢献する仕組みづくりが必須であるが、具体的対策を講じる考えがあるか」についてであります。関係人口の創出と拡大には、地域や人とのふれあいにより「また来たい」、「まちを応援したい」と思いを持っていただけるような取り組みを推進していくことが必要であります。ウポポイの開設などにより本町では、多くの来訪者を受け入れており、この機会を最大限に生かすため、各種イベントの実施やSNSを活用したファンづくりなどのPRなど、引き続き関係人口創出と拡大に向けた取り組みを実施していく考えであります。また、本町で生まれ育った若者や高校の卒業生が、わが町を応援していただけるよう郷土愛の醸成に繋がる学ぶ機会の充実に努めてまいります。3項目めの「北海道栄高等学校は、津波等の避難所に指定され、住民の命を守る拠点としての整備が望まれるが、その考え」についてであります。北海道栄高校は、高台にあることや施設規模などから、緊急的に避難する「指定緊急避難場所」と、被災者等が一定期間滞在する「指定避難所」のいずれにも指定していることから、津波や風水害などの際に住民の生命や生活を守る重要な防災拠点であると認識しております。今後新たに津波警戒区域が設定され、浸水域が拡大し浸水域に含まれない公共的施設が限定されることから、備蓄品や物資の保管、応援に駆け付けた関係機関の拠点としての活用を含め協議を進めていく考えであります。

再質問 4番 貮又聖規

4番、貮又でございます。それでは、再質問させていただきます。私が昨年12月に行った一般質問、高校の魅力化についてでありましたが、その後の進捗等も含めて質問させていただきたいと思います。12月の一般質問、私からは教育行政との総合的な政策形成が重要と考えるというその問いに対して古俣副町長の答弁は、町長部局も含めた町を挙げての対策を示していく考えであるというものでありました。それに関連しながら質問、それを前提に質問させていただきますが、まずは北海道教育委員会は9月7日に2022年度から2024年度の公立高校の配置計画を決定いたしました。その中において白老東高校の影響はありましたでしょうか。

答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)

議員のほうからのご質問でございますけれども、結論から申しますと、令和4年度から令和6年度における高校については現状の状態で維持をしていくということでございます。

再質問 4番 貮又聖規

4番、貮又です。それではまず、白老東高校は今年度から魅力ある学校づくりに関連した取組がスタートされたということをお聞きしておりますが、具体的にどのような取組でしょうか。

答弁 生涯学習課長 池田誠(生涯学習課長は2022年3月まで)

私の部署と関係がありますので、私のほうからお答えさせていただきます。白老東高校につきましては、まず平成30年から高等学校オープンプロジェクトということで北海道教育委員会の事業の採択を受けて、白老町の文化を中心とした生活と福祉と地域学ということで3年間学びを受けています。昨年、最終年度につきましては、ウポポイのオープンも併せてアイヌ文化と高校生の目線でどういうPRができるかということを精力的にさせていただいております。こうした成果をいただきまして、本年度から北海道クラスプロジェクト構想ということで、北海道内を4つのブロックに分けた中での道南エリアの指定校ということで白老東高校を指定させていただいております。今回のクラスプロジェクトについては、高校生が主体的に地域課題に取り組んでその成果を出していかないとならないという、今までは学びだったのですけれども、地域課題にまず積極的に取り組んで、高校生がこれまでは学びの成果を各地域で就職して生かすというところだったのですけれども、もう一方では地域の社会活動にも主体的に取り組んでいく人材がやはり必要なのではないかということで、1年目としてそういうことで取り組まさせていただいています。先月ようやく協議体ができまして、その中としましては学校関係者のほか地元の商工会、観光協会、アイヌの関係の部分の人とかがまとまって、これから3か年の間で、直近での目的についてはウポポイが開設したことによって白老の自分たちの通学している部分、大町から白老町の商店街の部分の魅力や課題をしっかり課題として理解して、それをどう取り組んでいくかということをスタートしている次第でございます。

再質問 4番 貮又聖規

4番、貮又です。白老東高校がそういう北海道のモデル指定というか、そういうことを受けるということは今後の適正配置に進む中で白老東高校が存続するその強みになるというところで、そこは分かりました。最近厚真町が中学生とともに厚真町の観光プロジェクト的なもので動画を配信して、町の特産品を中学生が学習して、それを外に発信して、それでふるさと納税の展開をしている。これは総務省の地域アドバイザー制度を活用して、3か年のプロジェクトでありますが、これは自治体の負担がゼロなのです。アドバイザーを連れてきて、そういう取組も私は今後効果的なのかなと。要は白老東高校は今そういう指定を受けた。そして、今は中学校でもさらにいろんな地域の活動、学習をしているのは私はそれは承知しておりますが、そういった厚真町のケースをどのように捉えておりますでしょうか。

答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)

具体についてはまだまだ私自身も勉強不足なので、そのことについて十分ここでご説明は申し上げられませんけれども、先ほど池田課長が説明したクラスプロジェクトの中で何点かいろんな取組があるのですが、小中高の総合的な学習の時間のカリキュラムづくりというような連携があります。これは今回の研究の中の大きな取組の一つだと思っています。ですから、今後白老東高校が地域創生に向けて高校の魅力化に取り組んでまいりますけれども、あわせて小学生、中学生も地域の魅力を学んでいく、これは白老未来学というようなお話を前にしていますけれども、そことリンクをさせながら、より義務教育と高校教育が一体となって白老町の持続可能なまちづくりに関わっていきたいと考えております。

再質問 4番 貮又聖規

4番、貮又です。それでは、2項目めについてであります。地元高校の卒業生は関係人口の創出に貢献するものであるということで、こちらも私は12月の一般質問にて議論させていただいております。白老東高校の卒業生は、現在約4,150名ほどおられます。そして、北海道栄高校は1964年に日大高校が開設されておりますので、かなり多くの卒業生がおられるということであります。私は、この卒業生の方々とのネットワークをまちが持つことが重要であると考えておりまして、その中で今回答弁いただいた中では、本町で生まれ育った若者や高校の卒業生が我が町を応援していただけるよう郷土愛の醸成につながる学ぶ機会の充実に努めるというところでありますが、具体的な策というものはありますでしょうか。

答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)

関係人口創出と拡大についてのご質問でございます。関係人口ということでご質問でありますが、関係人口というような定義をまずお話をさせていただきますと、地域以外の人材が地域づくりの担い手となるということが期待されるというのが関係人口であります。それで、今貮又議員がお話をしましたように、高校の卒業生というのが道外の各地に行って、それでいろいろ白老の思いを語ったりですとか、そういうようなことをきっかけに関係人口がどんどん広がっていってそのまちの活性化につながっていくということと捉えております。それで、関係人口の創出ということで本町として取り組んでいる部分といたしましては、ふるさと納税であったりですとか、あと地域おこし協力隊ですとか、そして今回町長の1答目のご答弁をさせていただいたように、今年度の新規事業としてファンづくり事業ということで展開をしていきたいと考えているところでございます。

再質問 4番 貮又聖規

4番、貮又です。今ファンづくりのお話がありました。そこで、私は1つご提案なのですけれども、白老町、今はコロナ禍で成人式の開催もなかなか厳しい部分もあるのかと思うのですが、成人式においては、要は町内の出身者が集まるわけです。そうなったときに先ほど大塩課長がおっしゃったファンづくりに登録してもらうような、そういうPRをして、そして皆さん登録していただいて、そして常に白老町の月に1回の情報というのですか、旬の情報みたいなものを発信していく、そういった部分で成人式というのは私は効果的なものであるのかと考えますが、いかがでしょうか。

答弁 企画財政課長 大塩英男(企画財政課長は2023年1月まで)

ファンづくり事業の展開の関係です。それで、ファンづくり事業、当初予算の説明の中でもご説明はさせていただいたのですけれども、それからきちんと事業を構築いたしましたので、どういうような内容かということをまずご説明させていただきたいと思います。まず、こちらについてはまち・ひと・しごと創生総合戦略の1大プロジェクトということで、このファンづくり事業を進めていこうと進んでおります。総合戦略プロジェクトといたしましては、若い世代を中心に本町の魅力を発信して、行ってみたいですとか、関わりを持ちたいですとか、そう思わせるようなまちづくりを目指すというような戦略と位置づけております。さらには、その事業内容につきましては、新たにウポポイを契機にといいますか。例えばきっかけとしてウポポイがあるということで、ウポポイのあるまちってどんなまちだろうと。白老町だ。白老町ってどんなまちだろうというようなことをまずきっかけに持っていただいて、今回は若い方々をターゲットに絞っていることから、SNSを活用したまちの知名度向上、ファンの発掘事業というのを考えているところでございます。それで、こちらにつきましては地方創生の交付金を活用して3年間の短期ということで集中的に展開していこうと考えておりまして、今年度につきましてはファンの入り口となる、そういったパソコン上の入り口を創設する、そして2年、3年というところではまちのPR動画ですとか、そういったものを今後作っていってまちのファンを増やしていきたいというような考え方を持っているところでございます。それで、説明が長くなって申し訳なかったのですけれども、貮又議員からご指摘のあった成人式におけるファンづくりのPRということで、まずは関係人口創設のためのファンづくりというのはよく言われているのですけれども、地域のファンをつくるというのがまず1つだよねということになっていますので、もちろん現在高校で在学している、卒業生を含めて、まず地域のファンづくりをするというのが1つでございます。それと、もう一つ、成人式でPRということなのですけれども、今具体的にそういった手法というのは考えてはいないのですけれども、関係人口を創設するというような観点では、成人して残念ながら白老町から出ていっている方が広告塔となってファンの裾野を広げていくというような観点から、そういったことも一つ考えていかなければならないと捉えているところでございます。

再質問 4番 貮又聖規

4番、貮又です。まず、今本町には白老東高校と北海道栄高校があると。現在本町の人口は1万6,000人余りであると。2040年には1万人を切る9,180名ということで推計されております。一方、ここで年少人口、これを見てみますと、令和2年は1,129名、それが2040年、19年後は407名になるわけです。3分の1になります。そういった中で、本当に白老町のこれから20年後を考えたときに、高校2校が存続しているかどうかというのは、なかなかこれは私はイメージ的に厳しいものがあると考えております。そのようなことから、私は何を言いたいかというと、高校存続の関係等は北海道の適正配置の計画がある。それはその都度、その都度で一喜一憂しているわけではないのですけれども、目指さなければならないのは2040年、年少人口が407名の白老町であっても高校が存続するまち、これを目指すべきだと思うのです。実際に、では2040年には白老町にはこの高校2つがあるかどうかというところがイメージできているかどうかというところもきちんと町民の皆さんと一緒に共有していかなければならないと私は考えます。そういったところから、今から町長部局、そして教育部局連携しながら、財政企画課がヘッドになるのか政策推進課がヘッドになるのかありますが、今から高校の魅力化、存続に向けた取組、そこを進めていかなければならないと私は考えますが、いかがでしょうか。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

先ほど議員のほうからありましたように、12月の議会においても教育のまちづくりの観点から、高校の魅力化づくりというのは非常に今後のまちづくりにとって重要な重大な課題の一つだということでご質問いただきました。私もそのように、その観点で進めていかなければ本町にとってはマイナスになってくるだろうということで捉えております。そういう観点で、前にもお話をしましたように、2つの高校がどのような特徴を持ちながら生徒募集に当たって生徒を集め得るかというところが基本になるかと思っています。そのために町がその高校に対していかなる支援が必要なのか、それはこれまでも総合教育会議を含めて町長部局、それから教育委員会含めてどう本町の教育全体が、義務のところだけではなくて高校も含めてやっていかなければならないかということについては再三話合いはされていると捉えております。その町の支援のありようですけれども、今言ったように白老東高校でいけば、北海道の指定校としてこの地域が持っている資源材料を基にしながら高校の魅力化アップを図っていくと、そういうところにきています。それから、北海道栄高校にしては、今後これまでの学習面、それから部活、そして今度はあそこの駅前に放課後スクールを持っていってさらに学習の場を生徒に提供していくと、地域に提供していくと、そういうことでまた魅力化を図っていっております。そういう実態をしっかり町が機敏に取りながらそれに対する支援、援助含めて十分考えていきたいと思います。

再質問 4番 貮又聖規

4番、貮又です。こちらの項目最後の質問といたします。3項目めについてです。昨今の国内の災害、この状況は集中豪雨による崖崩れ等、これが多発しているわけであります。私は、北海道栄高校のさらなる防災機能、拠点の整備が求められているということで、しっかりとした対話が必要であると考えております。それは先ほど私が申したように、2040年、このときに高校が2つきちんと存続する、さらには学校の機能も一つの防災拠点として町民の皆様の命、安全を守るためにより密接な対話が私は必要だと考えておりますが、その考えについてお伺いいたします。

答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)

まず、防災の観点からの話をさせていただきたいと思いますけれども、防災の観点でいいますと、北海道栄高校のほうからも防災拠点としてしっかり役割を果たしていきたいというお話もいただいておりまして、そういった部分では町長からの答弁にもありましたように、今指定避難所と緊急避難所と両方の役割を示しているというところで、今後まだまだ防災拠点として、今は津波浸水想定だとか、崖の問題はあることはあるのですけれども、そういったものも含めて防災拠点としての役割を、浸水想定が今後拡大するときにあっては高台にあるところというのが少ないということもございますので、非常に重要な拠点となるということで考えておりますので、今後もそういった防災の面も含めて連携ですとか協力、教育の部分はもちろんでしょうけれども、そういった部分の連携、協力をどんどん高めていく必要があると認識してございます。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

それぞれ先ほども申し上げましたように、今本町において高校との関わり合いを日常的にといいますか、そういうことについては教育委員会のほうで校長会議があるときに高校の校長方も入れた校長会議をやっています。そういう中で高校の課題だとか、それから高校の現状についても小中で共有を図りながら、そしてそれが町のほうにも情報として持ちながらやっております。そのほか課題によっては直接的に私たち理事者が教育長を挟みながら高校の校長先生方との懇談を持ったりはしております。そういう日常的なことも通しながら、まとめとしては総合教育会議の中での一定限の教育方策を練っているところです。

再質問 4番 貮又聖規

4番、貮又です。

出典:白老町議会 令和3年定例会9月会議 2021年9月9日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる