名寄市議会 令和3年第3回定例会 2021年9月15日
(1)総合計画(第2次)中期基本計画の達成度と今後の展開について/(2)高校の魅力化推進に関わる地域構想の現状について/(3)脱炭素社会を目指す本市の姿勢について
2021年9月15日、名寄市議会の一般質問で、佐久間誠議員が「総合計画(第2次)中期基本計画の達成度と今後の展開について」「高校の魅力化推進に関わる地域構想の現状について」「脱炭素社会を目指す本市の姿勢について」について質問し、総合政策部長 石橋毅、教育部長 木村睦、市長 加藤剛士が答弁しました。
- 質問者
- 佐久間誠 議員
- 答弁者
- 総合政策部長 石橋毅、教育部長 木村睦、市長 加藤剛士
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 佐久間誠
おはようございます。議長から御指名いただきましたので、通告順に従い、大項目3点について質問いたします。まず、大項目の1、総合計画(第2次)中期基本計画の達成度と今後の展開についてお伺いいたします。小項目1、KPI指標における特徴と事業費について。総合計画では、KPI、成果指標を定めるとともに、数値目標の検証で進捗管理が行われており、2019年から2022年までの中期基本計画についてもそれぞれ取りまとめられております。そこで、中間点検から見えた中期基本計画のKPI指標についてどのように総括されているか特徴点について伺うとともに、事業費について概算予算として約250億7,600万円余の財政計画を立てているわけですが、予測どおりに進んでいるかどうかについてお伺いいたします。小項目2、コロナの影響等による総合計画見直しの方向性について。新型コロナ感染症という危機事案の発生により、様々な分野における影響や世界的な人や物の流れが制限されるなど、経済、社会情勢の変化や新たな課題への対応などが求められてきています。本市の総合計画(第2次)もコロナ以前の2017年に策定され、中期基本計画もコロナの影響が顕著になる前に策定されていることから、名寄市総合計画(第2次)について修正や追加する施策などの考え方、見直しの方向性について伺います。次に、大項目2の高校の魅力化推進に関わる地域構想の現状について、小項目1、魅力化推進委員会と統合推進委員会の議論状況について。魅力化推進委員会と統合推進委員会の議論状況についてどのような議論がなされているか、また議論内容はどのような形で道教委に反映されるのか。高校統合で、新設校では普通科4、情報技術科1となり、単位制が導入される予定と伺っておりますが、全日制普通科単位制は既に確定されているのかどうか。例えば総合学科や普通科フィールド制などの選択肢はないのかどうかお知らせください。小項目2、既存周辺施設、名農キャンパス、圃場、緑丘遊水地を生かした環境整備について。高校の魅力を高めるには、どんな教育目標を持って学校運営が行われているのかと併せ、学ぶ施設や周辺の環境整備もどのように充実しているかなど、その魅力をアピールしていくことも重要な視点ではないかと考えるところであります。名寄高校駅もそのポイントの一つだと思いますが、今後2校が集約され1校となり、手狭になることを考えたときに、酪農科学科が活用していた名農キャンパス、圃場について新設校カリキュラムでの特別講義や実習等での活用や17線から18線の線路沿いに続く緑丘遊水地を環境整備し、通常時において市民も利用できる運動広場とするなどの考えはないかどうか伺います。次に、小項目3、名寄高校キャンパスの今後の増改築計画について。新設校となり、令和5年開校予定の名寄高校キャンパスの今後の増改築計画について、スケジュール感など知り得る範疇でお知らせいただきたいと思います。大項目3、脱炭素社会を目指す本市の姿勢について、小項目1、国の動き、北海道の動きと本市としての考え方について。この夏の猛暑や全国で発生する集中豪雨による水害など、温暖化、異常気象の加速などを受けて、脱炭素社会に向けた国の動き、北海道の動きも本格化してきています。本市においても第3次名寄市地球温暖化防止実行計画、平成29年から令和3年を策定し、名寄市の事務事業に係るCO2排出量削減に向けて努力されているところでありますが、国の動きや北海道の動きをどのように見ていられるか。また、脱炭素社会を目指して本市としての取り組む姿勢についてお伺いいたします。小項目2、再生可能エネルギーへの転換をどのように構築するか。北海道は、北海道水素社会実現戦略ビジョンを2016年に策定し、令和2年12月には水素サプライチェーン構築ロードマップ(改訂版)を新たに示し、ゼロカーボン北海道の実現を目指すとしています。具体的には市町村と連携して、水素利用機器の導入促進、地域特性を生かした水素利用の展開を図るとし、家庭用燃料電池、エネファームについて2030年、道内における全世帯の1割程度の普及を目指すこととしています。また、国においては、環境省が地域脱炭素ロードマップを策定し、絵姿、目標として政府及び自治体の建築物及び土地では、2030年には設置可能な建築物等の約50%に太陽光発電設備が導入され、2040年には100%導入令和3年9月15日(水曜日)第3回9月定例会・第2号されていることを目指すとしています。再生可能エネルギーへの転換を本市ではどのように構築するか。事業所や一般家庭への普及啓発、転換支援制度の創設など、国や北海道の数値目標に合わせて年次ごとにどのように取り組んでいくか所見についてお伺いし、以上壇上からの質問といたします。
答弁 総合政策部長 石橋毅
おはようございます。佐久間議員からは大項目で3点にわたりご質問いただきました。大項目の1及び3については私から、大項目2については教育部長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。初めに、大項目1、総合計画(第2次)中期基本計画の達成度と今後の展望について、小項目1、KPI指標における特徴と事業費について申し上げます。2019年度から2022年度までを計画期間とする名寄市総合計画(第2次)中期基本計画から重点プロジェクトに加えて全ての主要施策に成果指標、KPIとして数値目標を定め、検証による進捗管理を行うことが可能となる実効性のある計画としております。中期基本計画が折り返しを迎えたことから、成果指標、KPIについて取りまとめを行い、結果について名寄市総合計画審議会で報告を行い、中間検証をいただいたところです。重点プロジェクトの達成率は53.8%、主要施策を合わせた全体の達成率は31.4%となっております。コロナ禍において経済元気化プロジェクトに関係するものを中心に令和2年度で未達成となったものもありますが、多くの事業が目標年度を令和4年度としており、これまで着実に事業が進捗しているものもあること、さらにコロナ終息後の達成に向けた準備を進めているものも多くあることなどから、引き続き成果指標、KPIの達成に向けた取組を進めてまいりたいと考えております。名寄市総合計画(第2次)中期基本計画の事業費については、基本構想に掲げる将来像の具現化令和3年9月15日(水曜日)第3回9月定例会・第2号に向けて各主要施策ごとに展開する個別事業を実施計画事業として積み上げたものであり、毎年度ローリングにより進捗状況などを確認するとともに、行政評価による検証を行い、必要な見直しをしております。その結果、名寄市総合計画(第2次)中期基本計画策定当初は事業費を計上していなかった市立保育所整備事業や畜産クラスター事業などの事業実施、新規事業として名寄高校駅設置事業や市税等キャッシュレス決済、コンビニ収納導入事業などを新たに登載したことから、昨年度ローリング後の事業費は策定当初から36億円余り事業費が増加しておりますが、国、北海道の交付金などを活用することで一般財源の圧縮も同時に図っているところです。また、総合計画実施計画事業を実施する上で財源の裏づけが必要不可欠となることから、毎年度総合計画ローリングと併せて中期財政計画も見直しを行うことで、計画の実効性を高めており、引き続き総合計画の適正な進捗管理に努めてまいります。次に、小項目2、コロナの影響等による総合計画見直しの方向性について申し上げます。本市の総合計画は、市政全般にわたる総合的な振興、発展を目的とするものであり、目指すべき将来像や目標などを定める10年間の基本構想、その実現に向けた取組の方向性や具体的な施策、重点プロジェクトをまとめた4年間の基本計画、施策を具現化するために取り組む個別事業まとめた毎年度見直しを行う実施計画の3層構造で構成しております。新型コロナウイルス感染症の影響が基本構想で定めた将来像の具現化に向けた事業の進捗にも影響を及ぼしていることは認識しておりますが、実施計画の枠組みの中で毎年度実施している行政評価やローリングによりPDCAサイクルを回し、必要な見直しを図るとともに、国の地方創生臨時交付金を活用した事業を新たに実施計画事業に登載するなど、コロナ対策及びコロナ終息後を見据えた取組も併せて進めてきております。このことから、実施計画の中で対応を図り、事業については予算審議をいただきながら進めてまいりたいと考えております。次に、大項目3、脱炭素社会を目指す本市の姿勢について、小項目1、国の動き、北海道の動きと本市としての考え方、小項目2、再生可能エネルギーへの転換をどのように構築するかについて一括して申し上げます。2015年12月に合意されたパリ協定において、産業革命からの平均気温上昇幅を2度未満とし、1.5度に抑えるよう努力するとの目標が示され、日本においては昨年10月に2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言し、同年12月に経済と環境の好循環をつくるグリーン成長戦略を策定、加えて本年4月に2030年の温室効果ガス排出削減目標を2013年度比46%減少と新たな中間目標を掲げ、地域脱炭素ロードマップを策定し、地方自治体のエネルギー転移を推進する考えを示しています。また、北海道においては、昨年3月に気候変動問題に長期的な視点で取り組むため、2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す、このことを表明し、本年3月に北海道地球温暖化対策推進計画(第3次)、北海道省エネルギー・新エネルギー促進行動計画(第Ⅲ期)を策定、さらに8月、ゼロカーボン推進局を新設し、ゼロカーボン北海道の実現に向けて体制の強化を図っております。本市においては、名寄市総合計画(第2次)の基本目標Ⅲ、自然と調和した環境にやさしく快適で安全なまちづくりにおいて主要施策に環境との共生を掲げ、複雑化、多様化する環境問題に対応するため、総合的に施策を推進することとしております。平成24年度に新エネルギーの導入、省エネルギーの推進により二酸化炭素の排出量の削減を図る名寄市新エネルギー・省エネルギービジョン、平成26年度には低炭素で持続可能なコンパクトなまちづくりを目指す低炭素まちづくり計画、平成29年度には公共施設における温室効果ガスの排出量の削減に取り組む、第3次名寄市地球温暖化防止実行計画(事務事業編)を策定しております。地球温暖化防止実行計画につきましては、今年度までの計画期間となるため、改定作業を進めているところです。再生可能エネルギーの普及推進には、市民一人一人が地球温暖化問題やエネルギー問題を自らの地域の問題として認識することが必要であることから、市内イベントなどにおいて燃料電池自動車普及啓発展示ブースを開設するなど、一般市民に向け普及啓発を行ってきたところであります。現在王子マテリア名寄工場の撤退に伴う敷地の利活用として、対策本部において再生可能エネルギー、物流、防災拠点化、IoTデーターセンターの3本柱の具現化に向け努力をしております。今後王子敷地での再生可能エネルギーの事業などが具現化した際には国や北海道と協調し、本市においても豊かな自然や地域環境を生かした再生可能エネルギーの導入など、グリーン成長戦略や2050年カーボンニュートラルに向けた施策により、地域や産業の活性化につなげる取組を検討してまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 教育部長 木村睦(教育部長は2023年12月まで)
私からは大項目2、高校の魅力化推進に関わる地域構想の現状について、小項目1、魅力化推進委員会と統合推進委員会の議論状況について申し上げます。名寄高校と名寄産業高校が再編統合する新設校は、設置者が北海道教育委員会であるため、再編統合に向けた様々な事項については、名寄高校と名寄産業高校の先生方で構成される統合推進委員会で検討を行い、その結果を踏まえて道教委が新設校の設置を行うこととなっております。本市においては、この間市内高校の今後の在り方について在り方検討会議の中で十分に協議、検討いただき、現在は名寄市内高等学校魅力化推進委員会にて市内高校のより一層の魅力化向上を目指す取組を行ってきているところです。令和3年9月15日(水曜日)第3回9月定例会・第2号こうした本市の取組や新設校づくりを進めていく上で、学校と地域の連携、協働が必要であるため、統合推進委員会において両高校の生徒及び魅力化推進委員会との合同拡大会議が企画されました。8月4日に開催された第1回目の合同拡大会議では、名寄市唯一の高校となる新設校のコンセプトについてグループごとにキーワードを出し合うなどの意見交換を行い、次の合同会議でこのキーワードについて掘り下げていく予定となっております。合同拡大会議は、この後年内に数回開催予定であり、その検討結果や内容を統合推進委員会でまとめ、道教委へ報告することになりますが、道教委においても統合推進委員会のみならず、地域や高校生の意見も反映された検討結果であることを十分に踏まえ、新設校の設置に向け取り組んでいただけるものと考えております。また、新設校の学科は、普通科4学級、情報技術科1学級とすること及び生徒の多様な興味、関心や進路希望等に応じた主体的な学習が可能となるよう両学科に単位制を導入することについては確定事項であり、総合学科や普通科フィールド制の選択肢はないものとなります。次に、小項目2、既存周辺施設を生かした環境整備について申し上げます。再編統合される新設校においては、名寄高校駅の整備による利便性の向上や現名寄高校に施設が集約されることでキャンパス間の移動がなくなり、教職員や生徒間の一体感が増すこと、さらには開校後になりますが、実習棟が現名寄高校敷地内に整備されることから、こうした施設や周辺環境の充実は魅力をアピールできる要因の一つとして考えられます。一方で名寄産業高校酪農科学科が活用されている名農キャンパスや圃場については、酪農科学科の廃止に伴い、新設校においては活用の見込みがないものと想定されます。また、豊栄川上流遊水地につきましては、施設管理者は北海道であること、また本遊水地は市街地の浸水被害防止を目的とすること令和3年9月15日(水曜日)第3回9月定例会・第2号から、教育部はもとより庁内の他部においても現状活用する見込みはございませんので、御理解願います。次に、小項目3、名寄高校キャンパスの今後の増改築計画について申し上げます。新設校に関わる今後の増改築計画については、本年度から来年度にかけて実習棟増築などの設計業務を行い、令和4年度に地盤調査の実施、そして令和5年度から実習棟増築工事や外構工事を実施する予定であると道教委のほうから伺っております。以上私からの答弁とさせていただきます。
再質問 4番 佐久間誠
それぞれ御答弁いただきましたから、順を追ってそれぞれ再質問をしたいと思います。まず、総合計画の関係でありますが、先ほどお答えいただいたわけですけれども、達成した44事業の事業費の関係について再度お伺いしたいわけですが、先ほどの御答弁の中では新規事業を含めて36億円の増加だという御報告だったと思います。また、新規事業については、それぞれ国や道の補助金など圧縮をし、適正な進捗管理状態にあるという御答弁だったと思うのですが、特に私心配しているのは、達成した44事業費の中で特に原材料費等については、これは現下の状況の中で発注控えなどもあり、それほど高騰は見られていないわけでありますが、ただ人件費等について調べてみますと、労務単価、計画当初の平成29年比ですけれども、これは国交省調査で全国平均で9.8%高騰していると、こういう状態になっております。それとまた、原油価格も近年値上がりしておりまして、こうした中で達成した事業費について今後ますます予算の範疇で収まらなくなっていくきらいはないか、懸念はないのかということであります。それで、残り100事業ほど今後計画がされているわけでありますけれども、先ほどの御報告の中の36億円の中の内訳でありますけれども、オーバーしたものの内訳、新規事業に係る部分だとかそういうのは余分にかかるというのは分かりますけれども、そのほかの増加要因について少し分かりやすく御説明いただければ大変ありがたいと思うのですが、それで今後の100の事業について計画どおり進捗できるかどうか、この見通しについてどのように検討されているかお伺いしたいと思います。
答弁 総合政策部長 石橋毅
まず、労務単価とか、それから燃料単価とか、変動性のある固定的な経費ではない部分の変動についての対応ですけれども、御指摘のとおり、それは例えばこれから値上がりしたりとかと、季節的なものもあろうかと思いますけれども、そういった部分で年間を通して御承認いただいた予算の中でどうしても用意できないような、その予算に収まらない場合にはその都度補正予算という形でお諮りさせていただくという形になりますので、総合計画のローリングの中での事業費への大きな影響というのは、毎年度の見直しの中で、そのタイミングで必要があれば増額して今後の見通しを立てていくということになりますので、そこについてはそのような動きでこれまでもきているのかなというふうに考えております。それから、ローリングのないような今回の新規の増加分ということでお問合せですけれども、これも今終えたばかりで、これから精査をさせていただいて、例年どおり4定前に、去年は11月30日に議員協議会の中で資料を整理させていただいて、お示しをさせていただいておりますので、いま一度ちょっとお時間をいただきたいということになっておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。
再質問 4番 佐久間誠
増加分については、今後の精査ということで理解しました。また随時出していただければと思っております。名寄市は、本市はこれまで一定額の基金を残して積み立てて、特に老朽化の高い施設について予算計上して備えてきたというふうに思っておりますから、この辺りの基金として残してきたお金は一定程度準備をしていても、それぞれ原材料費の高騰だとか労務単価の高騰だとか、当初予算の中で果たしてそれが実現できていくのかどうかという、それぞれ総合計画も財政予算つけておりますから、その辺りの心配事も少しあったものですから、改めてお聞きをした話であります。それで、今回KPI指標についてそれぞれやられた中で総括されていると思うのですが、特にコロナの影響を受けているKPI事業について40事業ということで、結構の大きな影響を受けているわけでありますが、かいつまんでこの影響の傾向についてお知らせいただきたいと思っております。それとあわせて、考えられている代替事業などについて、対策などについてそれぞれお話しされているところがありましたらお聞きをしたい、お知らせいただきたいと思います。
答弁 総合政策部長 石橋毅
まず、KPIに関するコロナの影響を受けている事業ということですけれども、おおむねイベント系、それから入り込みの数とか観光系にまつわるもの、それからスポーツ合宿受入れ人数であるとか、あと地域の皆様方の活動によって支援させていただいているまちづくり推進の補助金の交付件数であるとか、それからセミナー系、やはりイベント系がなかなか開催できずにいたといったことで、ここについては数字が達成の域まではいかなかったといったようなものの積み上げが主なものとなっております。その対策ということで何かというお話でしたけれども、現状やはり今このような状況でしっかりと感染の予防というか、この対策期間の中でしっかりとここは我慢するときということで、この後令和3年9月15日(水曜日)第3回9月定例会・第2号元の活動を皆さん方にしっかりと提供していき、そしてイベントもできるように体制を整えられるようになりましたら、また元の生活に戻していければというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 4番 佐久間誠
今部長のほうからもありましたけれども、特にイベント系での入り込み数だとかそれが減っているだとか、あるいは観光におけるところの影響、様々お話ありました。今我慢のときであるということもあったわけでありますけれども、次の再質問に移りたいと思うのですけれども、それぞれ影響の出ているところというのはお知らせいただきました。それで、コロナの影響等による総合計画の見直しの方向性ということで先ほどお伺いしたわけですけれども、いっときの我慢であれば、これは我慢も例えば市民のあたりも通用すると思うのですけれども、特に今公共施設なんかも緊急事態宣言を受けて屋内施設については出入りを閉じているということで、かなり市民のところで鬱屈とした不満が蓄積されていると。やっぱり外に出て体を動かさないといらいらも募ると、もちろん屋外の施設については開放しているわけでありますけれども。それで、コロナの影響等による総合計画見直しの方向性ということで私お尋ねしたのは、北海道の中でもコロナの影響における見直しについて着手しているところがありますので、本市としても総合計画について先ほど述べましたようにそれぞれコロナが顕在化する以前のところの計画で、もちろん部長のおっしゃるようなローリングだとか、毎年毎年の見直しというところは分かるのです。しかしながら、特にこれだけの危機事案の発生で、様々な事業に影響が及んでいること、課題の顕在化、あるいは世界的な人的な、あるいは物流などに対する抑制ということで、コロナが我慢してすぐ終わるものだったら別なのですが、私もワクチン2回打って少し安心しましたけれども、しかし令和3年9月15日(水曜日)第3回9月定例会・第2号ながら次々と心配事があると。新たなデルタ株だとか、そういったものの発生などもあって、終息の見通しがやっぱり今のところ立たないみたいな形、もちろん重症化リスクは少しずつなくなっているわけですけれども。そこら辺の心配事もあるものですから、それとあわせて別にコロナで改めて発見された地方のよさみたいなものもまた出てきていると思うのです。例えば過密、密は駄目だということで強く言われておりますけれども、過疎過ぎるのは駄目ですけれども、まばらなのはよいことだと、過疎の疎はいいことだというようなこと。それから、寒さなども、今年の熱波と言われるような猛暑の中で、改めて寒いということもこれまた貴重なところもありますよねということで、その地方の優位性なども改めて見直されているところなどもありますから、こんなところも追加、あるいは補正、追加、補強、修正ここら辺について盛り込んでみてはどうかなというふうに思っているわけですが、特に災害対応の課題なんかもまた一方で出ておりますし、そこら辺についてもう一度御答弁をお願いしたいと思います。
答弁 総合政策部長 石橋毅
まず、総合計画の見直しのお話をもう一度私なりに整理をしてお答えさせていただければと思います。実は、総合計画を修正していないわけではなくて、総合計画というのは、冒頭御説明したとおり、3層構造によって構成されております。その中で、10年間の基本構想、4年間の基本計画、これは重点プロジェクトも含めて基本計画ですけれども、ここまでは御議決をいただく内容になっています。3層目の実施計画、この部分がいわゆる個別事業、それからローリング等の対象案件になってくる事業の積み上げですけれども、ここまでがいわゆる総合計画で、御議決いただくのは、1層目、2層目までは御議決いただいて、長期的な本市が目指す方向性というのを皆さんで共有しているといった構成になっておりまして、この3層目については毎年見直しを行い、今回については感染症の関係については国からも臨時的に地方創生交付金で支援されております。こういった急遽対応しなければならない部分については、その都度補正予算という形で御説明をさせていただきながら進めさせていただいておりますし、毎年のローリング、それから行政評価を経て市民の皆さん方からの、委員の皆様方から評価をいただきながら、PDCAを回しながら進めているということですので、この3層目の中で対応をさせていただきたいということで、改めてもう一度御説明をさせていただきました。それから、現状のこの感染症の中でも地方ならではの強みといいますか、密のなさであったり、その寒さ、暑くないといった強さという部分について御提案いただきましたけれども、議員おっしゃるとおり、それはある意味我々のこの地域の強みであったり、今見直されているところなのかなと思っておりますので、これはしっかりといろいろな施策、例えば移住であったり、プロモーションであったり、いろいろな強みとしてしっかりと伝えていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 4番 佐久間誠
ただいまの部長の答弁で、いわゆる3層構造の中の3層目、実施計画の中で随時それらの見直しを図っていくということでありますから理解しました。ぜひ新たな課題に対する対策なども十分加味して盛り込んで、市民に広く周知をしながら、計画を進めていただければというふうに思います。それでは次に、高校の魅力化推進に関わる地域構想の現状についてお伺いいたします。先ほどの部長の答弁であらかた理解をしたわけでありますが、これまでの御答弁の中で、今回でなくてもっとさきの答弁の中で、高校の在り方というのはこれは道教委の専権事項であるということ、しかしながら進学については特進コースや、就職では農業、工業の専門基礎知識を学べるコースを選択できる環境を道教委に要望するという答弁をいただいておりました。それで、総合学科や普通科フィールド制などの選択肢はないのかどうか、これを伺ったのはこれまでの一連の答弁の中でそのようにお答えをいただいていたからであります。そこで、先ほど来御報告ありました統合推進委員会、それから名寄市魅力化推進委員会の第1回拡大会議の御報告もございました。それで、この統合推進委員会の意見というのは、今後どこまで尊重されるのか、意見反映されるのか。道から示された提示内容、例えば全日制普通科単位制、これは確定ですよと。それから、4間口、情報技術科単位制、これは1間口を持ちますよと。校舎は名寄高校を使用して、工業棟は増築予定ですよという、これらの提示内容、ここに要望が入り込める隙間はあるのかどうなのか。あるいは、現地高校のいわゆる裁量範囲について、こういうことだったら盛り込まれますよと、采配可能ですよということがありましたらお知らせいただきたいと思います。
答弁 教育部長 木村睦(教育部長は2023年12月まで)
まず、お尋ねいただきました先ほどもお話しさせてもらいました普通科4、情報技術1、それから単位制になること、名寄高校にキャンパスが集約されること、これにつきましては確定事項でございまして、ここに入る隙間といいましょうか、意見は申し上げることはもうできないものだと認識しているところでございますし、そのように理解していただければと思っているところでございます。ここはもう確定事項なので、意見が反映されることはないかなというふうに思っているところでございます。それから、合同拡大会議の議論でございますけれども、合同拡大会議の趣旨でございますが、ここは地域と連携して歩む魅力ある高校づくりを今目指しているということから、統合推進委員会のほうで両高校の生徒と魅力化推進委員会が一丸となって新設校の理念や在り方を検討している最中令和3年9月15日(水曜日)第3回9月定例会・第2号でございます。まずは8月4日に第1回目開催いたしまして、本当であれば今月やる予定だったのですけれども、コロナの影響でちょっと延期ということでまだされてはおりませんけれども、そうした議論を通じて新設校のコンセプトを固めていきたいというところでございます。ここについては、地域の意見や高校生の意見、さらには両先生方の意見等々が反映されて新たな高校づくりを目指していくものですから、そういったところにつきましては北海道教育委員会のほうもそういった意見を十分考慮していただきながら、新設校の設置に向けては御努力いただけるものなのかなというふうには今認識しているところでございます。我々もそういった議論を通じながら、魅力化のほうでも支援について検討すべきことがあれば支援のほうを名寄市としても考えていきたい、いければなというふうに思っているところでございますので、御理解のほうよろしくお願いします。
再質問 4番 佐久間誠
今の御答弁で改めて確定されたことだとか、それからどの辺りのところが今後の議論の中で生かせることなのかということについてあらかた分かりました。先ほど御答弁の中で、名寄高校の新設校の工事の関係について触れられておりましたけれども、少し書き取れなかったところもあるのですけれども、今年から来年にかけて設計などがやられて、令和4年度に地盤調査、5年度で外構工事とかというような形で伺ったのですが、これでよろしいでしょうか。
答弁 教育部長 木村睦(教育部長は2023年12月まで)
そのとおりでございます。
再質問 4番 佐久間誠
分かりました。少しずつ高校の環境も統合に向けて準備がされるということでありますから、学生たちが有意義な、よい環境の中で学習できることを期待するものであ令和3年9月15日(水曜日)第3回9月定例会・第2号ります。それで、先ほど遊水地の関係、これは道所管でありますけれども、特に市がこれは遊水地というのは利用を希望しない限り、道の管理でもありまして、何らかの活用を考えないと、これは平常時というのは草が生い茂って、大変景観も悪くなるのではないかと、環境も悪くなるのではないかということで考えております。今18線のところの道路も整備されて、ほぼ完成と。歩道をどういうふうにするかというところについては現地見させていただきましたけれども、特に計画されております名寄高校駅、名寄の冠がつくわけであります、JRの乗降場。そこを過ぎてすぐに雑草地が広がると、遊水地が1線区間にわたってありますから、目に飛び込んでくるのは草が生い茂ったような、遊水地が生い茂っているものが目に飛び込んでくるというのはいかがなものか。それと、野生動物の侵入経路になってしまうことも考えられるわけであります。そこで、市民の集える、軽い運動ができるような健康公園、グリーンパーク、私帯広にも過去に行ってまいりましたけれども、すばらしい緑の芝生の中で、あの当時は日本一長いベンチが設備されておりまして、ただそれだけなのですが、大変市民の皆さんも、それから子供たちも伸びやかにその中で過ごしている。こういうのいいな、このまちにあったら非常に映えるのではないかというようなことなどもありますから、特にお年寄りもパークゴルフ元気な人はやるのですけれども、そうでない方は散歩したり、あるいは体を少し動かせるような軽い運動をするというようなこともありますから、ぜひ憩いの場となるような活用法について考えていただいて、あわせて道のほうに、何でもかんでも要望ということにもならぬのかもしれませんが、しかしこの環境をよくするということで要望いただければありがたいなと思っておりますけれども、ぜひその辺りについてもう一度お答えいただきたいと思います。
答弁 教育部長 木村睦(教育部長は2023年12月まで)
いろいろなアイデアをいただいたかというふうに思っております。しかしながら、さきの答弁でもお答えさせていただきましたとおり、豊栄川の遊水地につきましてはこの間の市街地の浸水状況を含めて考えていくと、やはり遊水地という目的から今のところ名寄市においては庁内の中でも活用の見込みがないというようなことで今きていますので、北海道についてもこの辺については今のところは要望はしていく段階ではないのかなというふうに思っています。先ほど公園の整備等々についてもお話しいただきました。私のほうから答弁するということはなかなかできないのですけれども、遊水地の近くには街区公園の徳田ふれあい公園というのもございますし、パークゴルフでありますと名寄公園というところもございますので、そちらのほうを市民の皆さんにも御活用いただければというふうに思っております。また、北海道のほうからも今のところ遊水地以外の活用というところも計画はされていないというふうにも伺っていますし、早急な許可もなかなか難しいというようなお話も伺っているところでございます。さらには、維持管理につきましても草刈りをしっかり予定しているというような話も伺っておりますので、そういった面からいきまして、我々の段階ではあそこの遊水地については活用の見込みがないということで考えておりますので、御理解のほうよろしくお願いいたします。
再質問 4番 佐久間誠
道のほうももちろん財政の状態もありますから、無理なことばかりは言えないと思っております。しかしながら、一方で市民がどういうふうに健康な状態で、そして子供たちも伸びやかに過ごせるか、生徒も近くにそういった施設があれば、また新たな価値も生み出すというふうに思っておりますから、何かの機会がありましたらそんなことも頭に入れていただきたいというふうに思っております。それで、次の質問に移りますが、地元高校について、特にこの間市民の皆さんからいただくのは地域を牽引していく若い力、地域が求める人材がどのように育成されて、地域に残って活躍してもらえるか。このことが非常に市民の皆さんの関心事になっております。それで、今まで2つの高校で機能分担していたものが1校の中で担っていくことになるわけで、何もかにも詰め込むというのは無理であるということは十分理解するわけであります。しかしながら、短い期間の中ではありますけれども、しっかり生徒や市民の声を聞いていただいて、新設校の中に取り込めるものは取り込んでいただけるように、引き続き様々なルートから意見反映に努めていただきたいというふうに思います。時間の関係もありますから、教育の関係について以上にしたいと思います。それで、脱炭素社会を目指す本市の姿勢について再質問したいと思います。それで、本市では実績として去年の11月ですか、天文台によりまして夜光雲の観測による大気と温暖化の関係性などについて、これは明治大学の鈴木教授などにお願いしまして、オンラインの講習会ということで取り組まれております。それから、あとはクールビズ、ウオームビズ、消費燃料の節約など努力もされておりますが、しかしながら全体的に事業主体の責務の取組の範疇で終わっていないか。一事業として、名寄の市役所も一事業主だということで、その範疇で終わっているようにも映るということであります。それで、ちょっと過去のものをひもといて調べてみたわけですが、2012年、9年前の議会の答弁では新エネルギーや再生可能エネルギーの推進を含めて中長期的なビジョンの作成を進めて、市独自の方針や導入対策のため庁内に横断的な組織を立ち上げて、一体的な制度の創設に向け協議を進めるという大変力強い前向きな答弁が記録されておりました。しかしながら、その後立ち止ま令和3年9月15日(水曜日)第3回9月定例会・第2号っているように見えるのですけれども、この辺りの御見解を伺いたいと思います。
答弁 総合政策部長 石橋毅
今過去の発言からの進捗という内容だったと思います。当時のお話は、予測でしかありませんけれども、エネルギーとしては注目を集めていたのだと思われます。そして、今何が起きているかというと、世界的な課題としてパリ協定というところで、国としての責務をここは世界的に約束をしてきたということですから、これは今現在日本、国を挙げてカーボンニュートラルに取り組むといったことで、国策としてこれから大きく動こうとしているということで、議員の最初の御質問の中でも新たなワード、水素であったりとか、いろいろな今展開がされているところなのだと思います。現状我々も後ろ盾というか、国、それから法律も含めてこのタイミングで改正をされて、これから新たな仕切りの中で、ルールの中で、法律の中でこの事業、この考え方が大きく国内で動こうとしているタイミングですので、しっかりとそこの動きについていくというように対応していかなければならないというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 4番 佐久間誠
残り時間もなくなったので、ここで市長に伺いたいと思います。政府で出している環境白書によりますと、2050年に温室効果ガス、またはCO2の排出量実質ゼロにすることを目指すということを表明した地方自治体ゼロカーボンシティーと、そういう位置づけをしておりまして、2021年4月1日時点で全国356の地方自治体がこのゼロカーボンシティー宣言をし、人口総計で1億957万人に至っております。道内ちょっと見てみましたら、札幌市をはじめ釧路市、石狩市、稚内市、あとその他の町村のところで7つぐらいですか。直近のところではまだ増えてきているのでないかなと思うのです令和3年9月15日(水曜日)第3回9月定例会・第2号が、それでエネルギー源の転換は、これは国や企業にだけ求められている取組ではないと思っております。温暖化による環境への影響をじかに受けるのは、地方、地域であるという認識は不可欠ではないかと。とりわけ基幹産業を農業としているこの名寄のことを心配、影響を心配しているわけでありまして、それで先ほど部長のほうからもちょっとあったのですが、今環境省のほうではゼロカーボンシティーを目指す地方公共団体に対して、情報基盤整備計画等策定支援、設備等導入を一体的に支援するというようなことになっております。この支援があるからやるということでなくて、何よりも次世代を担っていく子供たちの未来を閉ざさないためにも本市もゼロカーボンシティーを目指し、取組を進めていくということで考えているわけですが、市長の御見解をお伺いして、私の質問を終わりたいと思います。
答弁 市長 加藤剛士
石橋部長のほうからも答弁させていただきましたが、昨年、日本でも2050年にゼロカーボンを目指していくという大きな指針が示されまして、今年度に入ってもその具体的な戦略について、あるいは法律の改正等も行われているということであります。名寄市においても王子さんの跡地に3つの柱の一つとして再生可能エネルギーを推進をしていく事業を展開してほしいというような要望もさせていただいているところでありまして、我々としてもこの契機に一つのまちづくりの大きな指針として、環境に優しい、あるいは環境を生かした、さらには再生可能エネルギーを推進していくということをぜひ推し進めていかなければならないというふうに考えているところであります。今事務事業の計画を策定しているということでありますけれども、再生可能エネルギー等の方向性がより具体的になってきた段階においてゼロカーボンシティーの宣言、さらには具体的な行動計画をもう少し地域でどうしたら進めていけるのか、さらには具体的な再生可能エネルギーのこの地域としての、市としてのポテンシャル等も調査をしていく、そのことによって具体的な計画をつくっていくということも近いうちにやらなければならないというふうに考えているところでありまして、市としてもこうしたところを積極的に推し進めていくことで環境に優しいまちづくりへの推進、さらには地域の環境を生かしたさらなる地域の成長を促していくような政策を推進していきたいというふうに考えています。