ニセコ町議会 令和4年第7回定例会 2022年9月15日
ニセコ高校魅力化プロジェクトが真に目指すものは何か
2022年9月15日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「ニセコ高校魅力化プロジェクトが真に目指すものは何か」について質問し、教育長 片岡辰三、町長 片山健也が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤うめ子 議員
- 答弁者
- 教育長 片岡辰三、町長 片山健也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
ニセコ高校魅力化プロジェクトが真に目指すものは何か。ニセコ高校は定員割れが続く中、これまでも様々な生徒増のための施策を試み、高校を存続させるための改革を行ってきました。この度また新たにニセコ高校魅力化プロジェクトのための検討委員会を設置し、教育改革を進めようとしております。このプロジェクトが真に目指すものはどのようなものなのか、教育長と町長に伺います。
答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)
議員ご指摘のニセコ高校魅力化プロジェクトとは名称は異なりますが、教育委員会では令和 4 年 6 月 1 日付でニセコ町立北海道ニセコ高等学校魅力化検討委員会を設置したところでございます。設置の趣旨や目的につきましては、地域創生の観点から地域と連携協働し、生徒から選ばれる魅力あるニセコ高校づくりを推進する。ため、検討委員会はニセコ高校の魅力化について検討協議するものでございます。9ニセコ高校の改革につきましては、これまで多くの取組みがなされてきているところでございます。その成果につきましては、効果があったものと認識しております。しかしながら、近年の少子化の影響は避けられず、定員割れが続いているところでございます。教育委員会としては本検討委員会の審議の経過や答申を受けて、また、町民講座などを開催し、町民の皆さんのご意見なども参考にして、最終的な判断をしてまいりたいと考えてございます。よろしくお願いします。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
) 北海道ニセコ高等学校魅力化検討委員会の設置の趣旨や目的に関しましては、ただいま教育長が答弁したとおりですが、町としましても引き続き教育委員会と連携し取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
高校魅力化プロジェクトっていうのは、いつスタートしたかご存じですか。これ海士町にある島前高校が最初にスタートしたんですけれども、私もちゃんと書いてきたんですけれども、もう 14 年か過ぎてます。ニセコ町で昨年ですね、たぶん藤岡慎二さんという方をお呼びして講演をされたかと思うんですけれども、この中にですね、もう全国定員割れもしない、都会でもどこでも魅力化プロジェクトっていうのはやってるんですね。で、それぞれが工夫を凝らして、どうやったらより多くの生徒を集めて、どんな教育ができるかっていうことで、もうすごい努力をしてるっていうのはここに書いてあります。隠岐島前高校というのがもちろんスタートの始まりだったんですけれども、そのときの山内町長なんですけれども、どういう改革をしたかっていうことは、前にも資料取ってましたし、今回も読みました。で、それから 14 年経って、2002 年スタートして、名前は魅力化プロジェクトで魅力的に思えるかもしれませんけれども、これもう全国でどんどんどんどん同じ名前のをやってるんですね。そして今回、視察研修旅行という計画を立ててます。議会だより 8 月号で予算のことで質問してるんですけれども、教育長が「これまでも視察や検討をしてきたけれども具体的な方向性は出ていない。今回は検討委員会を設置して意見をいただき、ある程度そういう意見を尊重し具体的な一歩を踏み出そうと進めている。後志管内の状況や子どもたちの進学動向を踏まえ、こちらで方向を出し過ぎて議論するよりも幅広く視察し、検討委員の意見をいただくことでニセコ高校の在り方を目指して進めたい」という答弁をされています。私の知ってる限りですけれども、教育委員会は豊後高田市を視察して、白馬高校を視察しています。その後のその成果というのはさっきあったというふうにおっしゃいましたけれども、どのような成果に現れてるのか、そのあとに生徒減もまた起こりましたし、今は 1 学年 20 何人とか定員割れはしてますけれどもね。全国がもう同じように魅力化魅力化っていろんなところで、私も調べてますけれども、まずはですね、教育委員会の委員さんが私はニセコ町の過去、いろいろ勉強をしっかりして、ニセコ高校をどうするかということをもっと徹底的に勉強して、各委員さんがこういう学校がモデルだったらということであれば、団体で行くんじゃなくて個人で言ってもいいんじゃないかなと、これは私の考えですけれども。豊後高田市は日本一の公営塾として名をはせたところなんですけれども、どこの塾もですね、やはり学力、学習のことにまず力を入れて、その過程でいろんな活動も入れていっています。やはり学力を高めるということは非常に重要なことなので、格差を生まないようにする。今年の道内の学力検査の結果、あまり詳しく私まだわかりま10せんけれども、まず学力をきちっとつけるのが公営塾だと思っていたんですけれども、まだそれはスタートされていない。これちょっと外れることになりますからはしょりますけれどもね、研修視察旅行、それは時間とお金と余裕があれば、どこでもご覧になったらいいかと思いますけれども、前回菊地教育長はフィンランドの教育まで視察に行かれています。その報告私は聞いておりませんけれども、その結果このニセコ町の教育にどれだけその成果が反映されてるのか、どうしても見えないんです。ただあちこちあちこち回って歩いて、それぞれが地元に合わせた問題を検討していくわけですね。ですからニセコスタイルの教育とかタイトルは立派なんですけれども、本当にこのニセコ町のどうなのかっていうことがあります。(スマホの呼び出し音あり)
議員の質問 5番 斉藤うめ子
すいません、失礼しました。そういうことで、私は視察研修の前に、まずニセコ町をよくこの歴史から、それから高校の推移ですね、そういうことをきっちり勉強することが大事ではないかなと思ってます。教育委員さんも外部から来られた方も多いように思いますので、その辺のところをしっかり捉えて考えられてはいかがかなと思ってます。一つの提案ですけれども、私は前からニセコ町というのは、やはりこれだけ世界のパウダースノーとして認められている雪国であって、そしてもっともっとスキーとか冬のスポーツですね、そういうものに力を入れて、それこそニセコ高校魅力化プロジェクトの中に目玉として入れてはどうかなというふうに考えてます。それといろんな成功した方の例を見てますけれども、よそ者、若者、変わり者というのをどんどん入れていく。この要綱見てますとね、予算なんか見てると、地元の中学校、中学 2 年生から早くにパンフレットを配るとか、そういうことを予算の中に入れてますけれども、もっともっと海外からも入れてもいいと思うんですね。このニセコ町のスキー、冬のスポーツ、世界中から子どもたちを集めて、やはりこういう環境を生かした教育を推進することが魅力化プロジェクトの一番ではないかなというふうに私は思ってます。ですから、まず申し上げたいのは、教育委員会でもっともっとオープンで検討して、それを町民の皆さんに公開していくことではないかなというふうに思っています。どこでもいいから適当にあちこちあちこち視察して歩くのではなくて、そこは検討していただきたいなというふうにかねがねずっと思ってきました。ですから、検討していただきたいと思いますがいかがでしょうか。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
質問です。
答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)
まずは過去のニセコ町でのいろいろな取り組みについて、委員会としても十分振り返って勉強しなさいというご指摘ですので、それらについてはこれまでも検討してきたところではございますけれども、さらに教育委員会としてもいろいろと研究・検討をしてまいりたいというふうには考えてございます。なお、今回の魅力化検討委員会につきましては、ニセコ町内の委員だけの視点ということではなくて、やはり幅広い意見を取り入れて、ニセコ高校にとってどういうことが本当に魅力的な学校にできるのかということを探さなければならないと考えてございます。そういう中で、今いろいろご指摘等ありましたけれども、視察につきましては委員ご指摘のような適当11にというようなことでは決してございません。当然これまでの他県や道内のいろいろな取り組みを十分精査した上で、委員それぞれ皆様お忙しい中、実際に行ってきてございます。今回につきましては、剣淵高校や有朋高校の遠隔授業を全道の各学校に配信するというようなことや、石狩翔陽高校とか大規模校での取り組みの様子なども含めてきちっと視察をして、それを委員の皆様が広く検討、あるいはそれぞれ情報収集、現在はインターネットなどでかなり多く情報収集できますので、いろんなことを検討して審議していきたいと考えてございます。そういう意味で町民講座も当然開催して、あるいはアンケート等もとって、広くニセコ町の皆さんのご意見も踏まえた上で、ニセコ町にとってのあるべきニセコ高校を目指していきたいと。当然地元の中学生から選ばれる学校、そして定員 40 名が満度に集まるような学校を目指して、それが結果として魅力ある高校になるというふうに考えてございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
) ただいま斉藤議員さんからいろいろご質問ありましたけど、これまで豊後高田へ教育委員さんに行っていただきました。その結果、やっぱり公営塾も大変重要だと。公営塾っていうのは単に学力をつけるだけではなくて、子どもたちが自ら考えて自己実現をできる、生き生きと生きていく、そういうような能力をつけることが大きな主眼であるというふうに思います。教育委員会ではそういったことを踏まえて未来ラボというものを現在動かして、さらにこの公営塾を強化していくものと私は期待をしているところであります。また、白馬高校へも行きましたけど、白馬は観光の専門的な学校に特化をしておりまして、これは当時県の教育長が白馬に入って相当なご努力をされて、現在のように大きな転換をする白馬高校が実現できたということで、そのご苦労なんかも十分聞いて、これからのニセコ高校に生かしていきたいということで、教育委員会の皆さんは考えて行動されているものと考えております。それぞれの課題があって、その課題解決のためにこれまでも視察をしていただいておりますので、その辺はご理解をいただければと思ってます。ただ、今回教育委員会でこの検討会を立ち上げて、真摯な議論をしていただく中で、幅広い議論を集約したり、多様な価値観を入れようということであります。町からは現状こうだからこういった方針でということは示さず、教育委員会が教育委員会として検討を進めていただいておりますので、それは町としても大いに期待をし協力をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。