白老町議会 令和3年定例会6月会議 2021年6月15日
芸術文化のまちづくり
2021年6月15日、白老町議会の一般質問で、貮又聖規議員が「芸術文化のまちづくり」について質問し、教育長 安藤尚志、生涯学習課長 池田誠、産業経済課長 工藤智寿、総務課長 高尾利弘、副町長 古俣博之が答弁しました。
- 質問者
- 貮又聖規 議員
- 答弁者
- 教育長 安藤尚志、生涯学習課長 池田誠、産業経済課長 工藤智寿、総務課長 高尾利弘、副町長 古俣博之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 貮又聖規
それでは、続いて2項目め、芸術文化のまちづくりについてであります。(1)、仙台藩白老元陣屋資料館の今後の展開についてであります。①、令和元年度並びに令和2年度の入館者実績について伺います。②、令和3年度の入館者の目標数と入館料の目標額を伺います。③、「史跡白老仙台藩陣屋跡保存活用計画」策定により、環境整備にどのような効果があるのか、その実効性について伺います。④、「史跡白老仙台藩陣屋跡保存活用計画」と「文化財保存活用地域計画」の違いはどのようなものか、伺います。⑤、町長部局を主体とした総合行政による「文化財保存活用地域計画」の策定が求められるが、その考えを伺います。⑥、仙台藩白老元陣屋資料館友の会の活動状況について伺います。⑦、教育旅行の受入れの現状と今後の展開について伺います。(2)、町内における芸術文化の振興についてであります。①、しらおい創造空間「蔵」の運営に係る現状と課題について伺います。②、総合計画における町民満足度の目標値63.1%(令和9年度)を達成するための方策について伺います。③、コロナ禍など厳しい状況下、芸術文化活動が停滞しているが、まちづくりの推進には、多くの町民の関わりが、将来の希望となるものであります。人材育成の観点からも芸術文化活動に町職員が積極的に関われる環境づくりが重要と考えるが、町の見解を伺います。
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
芸術文化のまちづくりについてのご質問であります。1項目めの仙台藩白老元陣屋資料館の今後の展開についてであります。1点目の令和元年度並びに令和2年度の入館者実績と2点目の令和3年度の入館者の目標数と入館料の目標額につきましては、関連がありますので、一括してお答えいたします。元年度入館者は7,904人、2年度は6,050人となりました。3年度につきましては、入館者は約8,500人、入館料はおよそ110万円を目標としております。3点目の史跡白老仙台藩陣屋跡保存活用計画策定による環境整備の効果と実効性についてでありますが、保存活用計画により本史跡の本質的な価値が定まったことで整備を進める上での骨子が整理されました。今後発掘や地質などの調査を基にした整備を行うことにより、本史跡の持つ歴史的意義について町民が理解を深め、史跡の保存に対する機運の醸成に努めます。また、史跡への注目度が高まることで交流人口の増加も期待されます。4点目の史跡白老仙台藩陣屋跡保存活用計画と文化財保存活用地域計画の違いと5点目の町長部局を主体とした総合行政による文化財保存活用地域計画の策定につきましては、関連がありますので、一括してお答えいたします。保存活用計画は個々の文化財における現状と課題を踏まえ、保存と活用の基本的な方向性や方針をまとめた計画であり、一方の地域計画は町内の文化財全般の取扱いを明らかにする計画となります。近年地域が有する文化財を観光分野やまちづくりに幅広く活用することが求められている現状の中で、町としましては陣屋跡の整備事業の進捗状況を見ながら地域計画の策定に向けた庁内の協議を開始したいと考えております。6点目の仙台藩白老元陣屋資料館友の会の活動状況についてでありますが、平成28年度より実施した館長とまち歩き講座の成果もあり、現在友の会は21名で活動を行っております。昨年はコロナ禍のため、ガイド活動を休止せざるを得ない状況でしたが、その間もガイド人材としての資質を向上させるための研修や三好監物が着用した陣羽織を模したガイドユニホームの制作など、資料館の取組と連動した活動を展開しております。7点目の教育旅行の受入れの現状と今後の展開についてでありますが、教育旅行の受入れにつきましては、過去2年を見ますと4校の実績であり、旅行業者や学校関係者からは資料館に収容できる人数が限定されることや体験メニューの充実などが課題として出されております。これらに対応するため、友の会会員のガイド人材としての資質を磨き、体験メニューなどの魅力化を図りながら引き続き来館者の満足度を向上させてまいります。2項目めの町内における芸術文化の振興についてであります。1点目の しらおい創造空間「蔵」の運営に係る現状と課題についてでありますが、当該施設は平成12年11月開設より20年が経過し、これまでの取組は本町が進める歴史と文化のまちづくりに大きな貢献があったものと評価しております。一方で、人口減少の影響を受けて芸術文化活動に携わる団体が減少傾向にあり、施設使用料や自主事業による自己資金の確保に苦慮している状況にあります。2点目の総合計画における町民満足度の目標値63.1%を達成するための方策についてでありますが、芸術文化に触れる機会の充実については、町の有する史跡や文化財を活用した講座の開設や「蔵」や文化団体が主催する事業への支援や協力により、町民にとって魅力のあふれる文化芸術活動を推進してまいります。3点目の人材育成の観点から、芸術文化活動に町職員が積極的に関われる環境づくりについてでありますが、芸術文化活動などの地域活動に町職員が参加することは、活動に携わる地域の皆さんとの関わりを促し、信頼関係を構築するなど、人材育成の取組において大切な視点であると考えております。本町では白老町人材育成基本方針に基づき、年度ごとに研修計画を作成し、階層別の集合研修や能力開発研修などを実施しており、昨年度より地域活動などの現場に赴き、地域の実情や課題を学ぶ実践型、体験型の地域実践研修を計画に盛り込んでおります。今後も人材育成の取組として、職員が地域の芸術文化活動などに参加しやすい環境づくりに努めてまいります。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。まず、芸術文化のまちづくりに関しましては、私令和元年12月にも質問させていただいております。そのときから本町が持つべき視点は稼ぐ文化財の視点であります。その中、今1点目から6点目まで串刺しで関連させますが、4点目のご答弁の中で近年地域が有する文化財を観光分野やまちづくりに幅広く活用することが求められている現状の中でというのが文化庁が推進する稼ぐ文化財の考え方なのかなと私は読み取ったのですが、本町も稼ぐ文化財、ここを推進していくという考えはあるのでしょうか、確認いたします。
答弁 生涯学習課長 池田誠(生涯学習課長は2022年3月まで)
ただいま貮又議員からご質問いただいた部分についてですが、当然今ウポポイが開設してという部分と、それに前段で向けた取組の中で、平成30年度で陣屋の資料館だけでいうと4,950人の平成30年の入館者、それ以降令和元年度が7,904人、令和2年度は先ほど答弁しましたが、6,050人と、去年はコロナ禍でも6,000人を超える入館者が出てきております。当然従前からご指摘いただいているとおり、町の文化財が稼ぐという部分でいくと、内容としては観光ですとか地域経済に大きく関連していくと効果が出てくると思っておりますので、我々教育委員会部局だけではなく町内団体ですとか関係部署と連携して、我々がまずこういう講座メニューを展開することで観光ですとか経済が回っていくということは意識しつつ、取り組んでまいりたいと考えております。
質問 4番 貮又聖規
まず、池田課長に今ご答弁いただいて、その方向性であるということが確認できました。本町の場合は昨年度来から木彫り熊展だったり、あと町内高砂在住の能登さんの木彫展、そういったすばらしい資源、文化財がございますから、まず稼ぐ文化財の在り方としてはイベント的な、特別展的な、木彫り熊展もそうでした。ウイマム文化芸術プロジェクトの方々が協力したり、そういう中でさらにもう少し官民連携というのですか、そういうふうにいろいろネットワークを広げながら展開するイベントや特別展というのを私はまた新たに資料館が展開すべきものかなと考えておりますが、その辺りについていかがでしょうか。
答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)
稼ぐ文化財というところからご答弁させていただきたいと思いますが、営利を目的としている資料館ではありませんので、この稼ぐ文化財ということの考え方をまずちょっとお話をしたいと思います。要するに今まで資料館というのは保存するだけの建物といいますか、そういう位置づけから、いかに資料館としての魅力化を高めていくか、そこが大事な視点だろうと思います。その魅力を高めることによって自然と入館者が増えたりリピーターがまた訪れると、そのことが結果として入館者が増えたり、あるいは入館料が増えていくということで、結果として稼ぐというような意味合いになるのだろうと思います。そういった意味では魅力化を高めていくその取組は、ここまでやればいいという、そういう限度があるものではなくて、常に魅力化を求めていく。その中で、今議員がお話をされたように、官民連携のいろんな、特別展も含めて、その手法については資料館だけが独自で開催する特別展もありますけれども、そういったいろんな機関やいろんな団体の力もお借りしながら相乗効果を図って、そのことが資料館の魅力化、あるいはひいては大きく白老町の魅力化につながっていけるような、そういう方向性を今後も進めていきたいと考えております。
質問 4番 貮又聖規
今回保存活用計画、これは本当に私は読み込ませていただきました。これを見るにかなり課題が出されていて、ただこの課題を解決していくには本当にかなりのお金がかかったりするわけであります。活用計画のさらなる推進をこれから図っていくというところで本町はありますが、その中にあって私も文化庁のいろいろ法律関係等も見させていただきましたが、文化財保存活用地域計画、これはすなわち本町でいうと総合計画に属するようなもので、地域計画があって、そこに陣屋の活用計画があると、そういう位置づけであります。であれば私は、そうやって今ウポポイがある中で、人の動きが生みやすい地域にある中で、ちょっとここは私疑問を持ったところは、まず先にはアクションプランの地域計画をつくって、そこから個別の保存活用計画なのかなと感じたのですが、その辺のお考えはいかがでしょうか。
答弁 生涯学習課長 池田誠(生涯学習課長は2022年3月まで)
陣屋跡の保存活用計画と文化財の保存活用地域計画の今の考え方は、議員のご指摘のとおりだと思います。ただ、スタートする段階としては、これまで陣屋の史跡の中でいったら保存管理計画という部分の中で橋を修繕したり、これからいろんな部分の保存活用を図っていくのですけれども、そこについてはピンポイントで今陣屋跡の第2次環境整備事業ということで総合計画にも位置づけて着手している部分と、本来であれば地域計画、全ての町内の文化財をトータル的にどう活用していくかというのが本来頭にあるべきだとは思うのですけれども、そのスタートラインとしては、まず局地的な部分でスタートさせていただいた部分の経過があります。その中でいうと、両方の計画もある程度根拠ですとか調査ですとかそれなりのものがかなりのボリュームで出てくるので、現時点で地域計画ができていない中では並行して作成していくのはかなり難しいなという部分では感じております。ただ、今作成しました陣屋跡の保存活用計画、その策定委員会の中でもまちの中の文化財をないがしろにして活用していくだとか、そういうソフト事業の展開だとかは、それは今からもう意識して進めていかないとならないということで、手法としては議員の言われているほうの部分も今意識しながら進めているというのと、また保存、活用に係る整備という部分については当然庁内の関係部署ともこれから入念に調整していかないとならないと考えております。
質問 4番 貮又聖規
こちらは地域計画にも関連するのですが、まず友の会の関連のご質問をいたします。友の会の活動の皆さんのご活躍ぶり、いろいろと私も拝見しております。その中で、今皆様の熱量が高い中、熱いうちに受入れの幅、それから実績を増やすことが私は重要であると、コロナが落ち着いてです。そのためにも白老町にはいろんな今ガイドの会が立ち上がったり、自然ガイドがあったり、あとアイヌ文化をガイドできる方々がいらっしゃいますが、これは稼ぐ文化財を目指すのであれば旅行会社や学校、お客様となる、その方々に対するワンストップ窓口として観光DMOの関わりがとても重要であると私は考えるのですが、その辺のお考えはいかがでしょうか。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
観光全般の話で特に今DMOのお話がありましたので、私のほうからご答弁させていただきたいと思います。今お話がありましたとおり、おもてなしガイドセンターの事業を昨年ぐらいから進めさせていただきまして、今年の4月に立ち上がりました。町内これからまさに進めていくということで、旅行会社からもご相談等もあるやにお話は聞いております。まだまだこれからだとは思いますが、貮又議員がおっしゃるように、そこが全てワンストップの窓口になるかどうかというところは別としましても、そういったところの連携ですとか関係機関、それから様々なガイドされている方もいらっしゃいますので、そういうところと協力体制といいますか、連携をきちんと図っていくということがまず最初かなとは捉えているところでございます。
質問 4番 貮又聖規
まず、ガイドの現状については分かりました。7点目の教育旅行の関係についてでありますが、私町職員時代に旅行会社に派遣させていただいた経験もあるものですから、ここで旅行業者や学校関係者からは一つの課題として資料館に収容できる人数が限定される、これは本当に大きな課題であります。ただ、それを克服するためには班別の行動、例えば120名の学校3クラスが来るのであれば1クラスは陣屋資料館、2クラスはウポポイや町内のいろいろ体験施設等という分散させながら回していくということは、これはいかほどでもできるものであります。ぜひそういったことを考えていくことが私は稼ぐ文化財の在り方につながるのかなと。かつそういったところにはお金が必要ですから、そういった部分で地域計画、アクションプランをしっかりつくる。それは陣屋資料館だけでは受入れできません。先ほど私が言ったように、町内のいろんなところと連携する、もしかしたらポロトの森の自然ガイドかもしれませんし、虎杖浜のアヨロ貝塚かもしれません。そういったところから、まずは地域計画の必要性、地域計画は令和8年策定だったのですか、予定だったですか、というところなので、それを早期に進めていただくことをぜひ検討していただきたいということ、そしてあと教育旅行の受入れに関しましては、今年仙台市から中学生ですか、訪れるということをお聞きしております。これはとてもチャンスであります。白老町内に滞在する時間が短いということもお聞きしておりますが、ぜひウポポイだけではなくて陣屋資料館も組み入れるようなこと、そのプログラムができると、もちろん仙台の子供たちにも感想を書いてもらう、教員の皆さんにも感想を書いてもらう、これが旅行会社や他校に売り込む大きな素材になりますので、そこをひとつチャンスとして捉えて進めていただきたいと考えますが、2点いかがでしょう。
答弁 生涯学習課長 池田誠(生涯学習課長は2022年3月まで)
まず、先ほど教育長も答弁申し上げたのですけれども、町内の文化財を稼ぐ文化財としての魅力化、稼ぐというよりは、まず魅力をどう伝えていくかというところの手段、手法が必要と考えています。その中では議員先ほど指摘した友の会が今二十数名の団体で活動しておりますけれども、この方々がそういうフィールドに出て、館長とまち歩きというガイドを3年、4年やらせていただいていますけれども、この人たちがメニューとしてやれる、昨年実績で立ち上がりましたまちづくりのボランティアガイドだとか、そういうところと連携していくというつながりを今から進めていかないとならないのかなと考えています。地域計画、できるのであれば早く作成したいという目標値はあるのですけれども、いかんせん庁内連携といいますけれども、窓口的には町内の文化財を数多く管理している我々が主体となっていろんな関係課を束ねていかないとならないので、目標としてはもっと早くできるものなら早くしたいという目標で進めていきたいと思いますけれども、それは状況を見ながら判断させていただきたいと思います。
答弁 産業経済課長 工藤智寿
後段にありました教育旅行の話で仙台の中学生のお話がございました。本当に議員おっしゃるとおりだと思います。そういった実体験といいますか、実際に起こったこと、それからそういったものというのは旅行会社等に非常に訴えるものが大きいのかなと我々も捉えております。先ほどと答弁がかぶりますが、そういった団体であったり、役場庁舎内の連携であったり、それから当然観光振興の観点、教育旅行を誘致するという観点でいきますと、我々が率先して旅行会社に発信していかないと、たくさんいいことをやられていても旅行会社がそれをキャッチできないようなことであれば宝が眠ったままになってしまいますので、そういうことをいかに伝えていくかということに力を入れていきたいと思っております。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。今池田課長、それから工藤課長、双方のお考えは分かりました。これをいかに連携させるかで我が町の明るい未来は切り開かれるのかなということを感じました。それでは、2点目の総合計画における方策については、ある程度理解いたしましたので、こちらは割愛いたします。3点目の人材育成の関係であります。こちらはご答弁の中では芸術文化の関係は、これはとても重要であるという認識の下、地域活動の現場に赴くような実践型の研修等、これが計画に盛り込まれているというところであります。本町の芸術文化の担い手の方々を見ても、こちらは外から来た方々が多いです。この職員研修の中では外の方々との交わり、これが多文化共生を掲げる本町にとってもとても必要なのかなと私は考えます。外からの風の人と地元の土の人が交わって、また風土がつくり上げられ深まっていくというような考えもありますが、そういった中で、私はぜひ芸術文化活動、これを研修の中に組み込むべきだというところを再度確認したいのですが、町の考えはいかがなのでしょうか。研修の中に芸術文化の取組、今年もいろいろな動きがありそうですが、そういったものを組み込む考えはありますでしょうか。
答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)
1答目でもお答えした中で、今貮又議員もおっしゃいましたけれども、地域で、外部の方も含めて地域の方、いろんな方と交流し合ってお互いに信頼関係を築いていくというようなことは仕事を今後していく上でも非常に大切なことかなと。町をよく知るということも、また職員には必要な当然基礎となるべきようなことだと思います。それで、今盛んにいろんな芸術文化活動もやられていますし、外から来られている方も非常に多いという中で、そういう人たちといろいろ交わって、そういう人たちの生の声をいろいろ聞きながら人としても成長していくというのが大事だと思いますので、研修としては1答目にもありました昨年度から地域に出てという研修をやると、やりたいということで、実際にはなかなか今の状況で実現はまだ、令和2年度からの取組だったものですから、できていないところもあるのですけれども、今後はそういった部分を含めて、やっぱり芸術文化となりますと、心の部分ですとかそういった醸成の部分も、心を豊かにとかという部分も培われると。創造性もそうですし、そういった人たちと一緒に交わるということも大事だと思いますので、今後も研修の中で、個別にそこにとかということにはなるかどうかは別として、町民と交わるような研修というのをやっていきたいとは考えています。
質問 4番 貮又聖規
私は元町職員でもありましたから、私がいた時代というのは土日、休みのときにこういったような活動をするような形でありました。ただ、昨今の我々を取り巻く環境は変わっております。ワーク・ライフ・バランス、これは非常に大事であります。その中で白老町の職員、採用される方々は、地元よりも外の方々が多いですから、本町は今後芸術文化を深めること、金では買えない価値、これが私質問しておりましたが、多くの町民の関わり、特に白老町職員がここに関わることで将来のまちの財産、希望となるのではないのかなと考えております。そんな中から、ぜひとも入庁して四、五年ぐらいの職員は必ずTOBIUアートコミュニティや、あと「蔵」のことはきちんと学ぶ、体感するようなことをしていただきたいと考えます。その中で、私今回の「蔵」の関係もご質問しておりますが、こちらは先立って前田議員のほうからご質問があったので、こちらは私は割愛いたしますが、今「蔵」が若手の組織、運営主体になって、今クラウドファンディングの動きが出ております。今月22日から始まるとお伺いしております。例えばそういったことを経験する職員が多いのであれば、自分たちも一緒に何かクラウドファンディングだったり、また汗を流したりするという、そういう協力体制だったり、これが町を愛する心につながっていくのかなと。そして、実際に町の職員の皆さんは子を持つ世代ですから、そして我が子にもそういったものを伝えていく、そういった私は取組が必要だと考えております。そういったようなところで研修として組み込むこと、これは私は今年実践、やっぱり考えていただきたいなと強く思うのでありますが、いかがでしょうか。
答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)
今言ったワーク・ライフ・バランスというものもありますので、なかなか土日に自主研修だけという部分でいくと、それぞれそういったやっていかなければならないこともいろいろあるでしょうから、それは実際いろんな取組、研修計画に位置づけておりますので、そういう中身を土日とかではなくて研修計画に位置づけてやっていくという考え方であります。ただ、いろんな研修がございまして、なかなか今業務の関係で出られないだとか、そういうこともありますので、まず技能的な、技能だとか知識や役場職員として基本的な部分の研修も含めて全体として研修計画に組み入れるという方向で今の貮又議員の提案を受けながら検討していきたいと思っています。
質問 4番 貮又聖規
4番、貮又です。最後の質問になります。芸術文化のまちづくりについて関連してずっと質問させていただきましたが、池田課長からもご答弁があったように、私は教育部局、社会教育部門だけではこれはなかなか難しくなっているのではないかなと感じております。やはり地域計画をしっかりとつくって、そして庁内全体で文化財を盛り上げるような取組、これは私は必要になると感じております。そういったところから、町長部局が主管するなどして連携体をつくるということが今まさに必要なときではないのかなと感じております。ですので、芸術文化のまちづくりについては、例えば総合計画でいくと教育、社会教育部門が担当でありますが、そういうまちの生き残りとして芸術文化を磨くという今後の豊富と今後の展望について、こちらは町長か副町長の思いを確認して私の最後の質問とさせていただきます。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
今るるご提案もいただきながらご指摘もいただきました。役場の職員がどういう仕事をしていかなければならないのかというのは様々な捉え方があるだろうと思います。その中で一番大事にしなくてはならないのは、どういう目線を持ち、そして自分の中にどのような経験値を仕込むかという、そのことが役場職員にとっては非常に大きなことではないかなと思っています。そういう意味で、横断的にというか視野を広げていく、そしてそこに縦断的な深みを増していく、そういうことが今議員のほうから風の人と土の人がどのような関わりを持ちながらふるさとというこの地域をつくり出していくのか、それは非常に大きな役場職員としての役割でもあると思っています。ですから、今総務課長のほうからもありました、それから生涯学習課長のほうからもるる説明もありましたけれども、一つにこだわらずに担当部署は部署として持ちながらも広い形の中で職員が活動していく、できる、仕事をしていく目線を養うということの意味合いを持ちながら今後研修の中で、私も本当に地域に一歩出ること自体がまず大事だなと思っています。ちょっと話が飛ぶのですけれども、昔教員時代には町外から来た教員は必ず4月始まる前にバスに乗せられてというか、乗って町内めぐりをしていました。いろんなところを、こう。そういうことで東西28キロあるこの地域がどういう地域なのかという、まずは感じ方を確かめていったものです。そういったことを今後町においても実践的な、そして具体的な形での地域学習を研修の中に組み込んでまいりたいと考えております。