訓子府町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月15日
芸術文化振興の考え方
2016年9月15日、訓子府町議会の一般質問で、河端芳惠議員が「芸術文化振興の考え方」について質問し、教育長 林秀貴、社会教育課長 高橋治が答弁しました。
- 質問者
- 河端芳惠 議員
- 答弁者
- 教育長 林秀貴、社会教育課長 高橋治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 河端芳惠
次の質問に入ります。芸術文化振興の考え方について、教育長、町長に伺います。私はこの件について6月の定例会でも一般質問していますが、7月19日の臨時議会で採決され、5対4で可決されております。その後、多くの方からさまざまな声が寄せられていますので、あえて伺います。本町出身の彫刻家の作品が移設され、それを機会に本町の芸術文化の振興を図るとの活動方針が策定されました。1点目、この活動方針の策定にあたって社会教育委員や文化団体などの声を聞いていますか。2点目、今回、本町出身者の作品ということで彫刻が移設されましたが、今後、本町出身者から絵画、彫刻などの作品の展示、購入の依頼があった場合、どのように考えますか。3点目、町として、これからの芸術文化振興の方向性をどのように考えていますか。大学側に全てお任せするのですか。以上、伺います。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
ただいま「芸術文化振興の考え方」について3点のお尋ねがありましたのでお答えをいたします。本町の文化芸術の振興につきましては、文化連盟加盟団体をはじめとした多くの個人・団体やさまざまな社会教育事業の展開を図り、町民の心と生活に活気と潤いを与えているところですが、今回の水本修二氏の彫刻作品「関係空間」の移設をきっかけに、また、開基120年および現在策定中の第6次訓子府町総合計画を契機に、あらためて本町の文化芸術振興の方向性を考える「次代へつなぐ訓子府町文化芸術活動方針」を策定したところであります。町民の文化芸術に対するニーズの多様化により、町民自らによる創作活動や発表の場と、広く文化芸術に触れる機会と質の高い鑑賞機会、さらには、町民の貴重な財産である文化財を活用した学習機会の提供と次代への継承など、さまざまな要求に対応するため、今後も町民と共に文化芸術活動に取り組み、文化芸術が一部の愛好家だけのものではなく、広くまちづくりへとつながるような総合的な事業展開を図る必要性を感じております。まず、1点目の「訓子府町文化芸術活動方針策定にあたって社会教育委員や文化団体などの声をきいていますか」のお尋ねでございます。今回の訓子府町文化芸術活動方針は、社会教育活動の方向性を明確にするために、平成27年度に策定いたしました「訓子府町社会教育中期計画」に基づき、文化芸術分野についてより具体的に示したものであります。文化芸術活動方針につきましては、生涯学習情報紙「まなベル」において今月号から数回にわたり町民に周知を図っているところでありますが、今後開催される文化連盟や社会教育委員などの関係機関、団体の会議で説明を行いながら、多くの町民からご意見を伺い、文化芸術活動のさらなる充実を図ってまいりたいと考えておりますのでご理解を願います。次に、2点目の「今後、本町出身者からの絵画、彫刻などの作品の展示、購入などの依頼があった場合はどのように考えますか」のお尋ねでございます。文化芸術分野で活躍されている本町出身者につきましては、詳細は把握しておりませんが、今までにも本町出身者やゆかりのある方々の絵画や書などの美術作品の購入や寄贈、音楽分野で活躍されている方の発表会、さまざまな分野で活躍されている方の講演会など、数多くの文化芸術の催しが開催されてきました。今後におきましても、本町出身者やゆかりのある方々の作品展示や発表機会を作ってまいりたいと考えております。さらに、多くの意見をお聞きしながら可能な限り作品の購入や寄贈など町民の知の財産として受け入れたいと考えております。次に、3点目の「これからの芸術文化振興の方向性」についてのお尋ねでございます。冒頭でも若干触れましたが「次代へつなぐ訓子府町文化芸術活動方針」につきましては、開基120年を迎えた今、あらためて本町の文化芸術振興の方向性について策定したものです。文化芸術活動が歴史・生活・文化の「過去」「現在」「未来」をつなげ、郷土を形成していくという基本方針を策定したところです。この取り組みの一つとして、多彩な文化芸術活動に触れる機会の提供と人材育成として「パブリックアートによるまちづくり」を今後展開していくこととし、今回の水本氏の作品移設で武蔵野美術大学との関係を築くことができましたので、今後、大学と連携を図りながら本町の文化芸術の振興に努めてまいりたいと考えております。質問の後段の「大学側に全てお任せするのか」のお尋ねでございますが、文化芸術活動方針に基づく事業展開を図っていく中での一つの事業として、武蔵野美術大学産官学プロジェクトの活用を行い、連携を図っていくということであり、全て大学側に任せるのではなく、文化団体や関係機関などと町民の皆さんにも企画段階から参画をいただき、本町と町民のニーズに合った事業展開を図っていきたいと考えております。以上、お尋ねのありました3点についてお答えいたしましたので、ご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。
質問 3番 河端芳惠
ちょっと時間がないので一番気になっている点だけちょっとお伺いいたします。7月19日の臨時議会では今年度の作品の移設に890万円、講演会に30万円、これの計920万円に対する案件を可決しました。ただそのときも今後のことについて、来年度以降のことに触れられていませんでしたが、今回、先日の余湖議員の質問の中でも今後の見通し、金銭的、金額的なことについて明示されておりません。これが一番気掛かりな点です。やはり最初に示された260万円を武蔵野美術大学の生徒たちの作品を移設したりするということで年間そういうような計画がありましたが、今、具体的にこれから武蔵野美術大学に限った支援のあり方、またできる作品を具体的に、この先生は彫刻学科ですから、彫刻学科との連携ということですが、それも彫刻もいろいろな石造、大理石、木工、いろいろなものがありますが、その辺をどう進めていくのかというそこが一番ちょっと気になるところです。このお話があってからいろいろな方から武蔵野美術大学の生徒に支援するということがどうなのか、訓子府でもやはり進学したくてもできない方もいますし、そういう方たちを支援するならわかるがというようなお話もありました。それで今後の展開もやはり作品を移転して、それから展開するということですが、その辺一番気になるところですが、武蔵野美大とはこれを契機に産官学共同、ある程度の協定なり覚書きなりはもう交わしているのでしょうか。それともう1点、水本作品について、興味深い案内がありましたので、それは作品展がたくさんある中で東京の神田のときわ画廊での展示会について触れておりますが、これについてご存じですか。以上、伺います。
答弁 社会教育課長 高橋治(社会教育課長は2020年3月まで)
ただいま、河端議員の方から2点のお尋ねがありました。まず前段に大学との連携のことにつきまして、前回の議会での説明にもありますが、ちょっと繰り返しになりますが、簡単にご説明をさせていただきたいと思います。まず武蔵野美術大学との連携につきまして、ワークショップということで学生なり先生に来ていただいて、本町の題材を使ったりとか本町に合ったようなものをですね、美術教育の一環として実施していくというのが1点です。もう一つ後段2点目につきましては、学生を支援する、ここは支援ということになると思いますが、大学側に推薦をいただいた学生さんなりの作品を本町に設置をしたり、展示をしたりということを考えているということで2点目です。それからあと従来からある美術作品を維持、保存するために大学側からもいろいろとご指導をいただきながら進めていくという、大きくはこの三つだと思います。金額につきましては余湖議員の質問にも答えさせていただいておりますが、大学側とこちら側の要望も含めながらですね、検討段階でございますので、新たな金額につきましては、しかるべきときにお示しをさせていただきたいと思います。それから、ときわ画廊のことについてというお尋ねがございました。ホームページ上で出ていたということでございますが、この点につきましては承知はしておりますということです。
答弁 教育長 林秀貴(教育長は2024年3月まで)
若干補足的な説明も含めてお話ししたいと。今、産官学プロジェクトの内容については課長が言ったとおりなんですけど、私どもは学生の支援としながら、その芸術作品を活用しながら本町の文化芸術振興に役立てたいというのが気持ちでございます。それと武蔵野美術大学の産官学プロジェクトの協定につきましては、今後、今詰めている段階ですので、それらのことを含めて内容が詰まった段階で協定を結ぶということになると思いますので、その辺もご理解いただきたいと思います。以上です。
質問 3番 河端芳惠
やはりこの件については、さまざまな考え方があって、私のところにもさまざまな方からさまざまなご意見を寄せていただいております。その中でやはり今私がちょっと疑問に思ったことを伺いました。これは既に進んでいることですし、後戻りということではないので、やはり町民の理解を得るようなかたちで進めてほしいと思います。
質問 3番 河端芳惠
これで一般質問を終わります。