白老町議会 令和2年定例会12月会議 2020年12月17日
障がい者支援
2020年12月17日、白老町議会の一般質問で、西田祐子議員が「障がい者支援」について質問し、町長 戸田安彦、健康福祉課長 久保雅計、建設課長 下河勇生、高齢者介護課長 山本康正、企画課長 工藤智寿、副町長 古俣博之が答弁しました。
- 質問者
- 西田祐子 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、健康福祉課長 久保雅計、建設課長 下河勇生、高齢者介護課長 山本康正、企画課長 工藤智寿、副町長 古俣博之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 西田祐子
西田祐子でございます。本日は、大きく2点について質問させていただきます。まずは、1点目の障がい者の生活支援について。(1)、白老町障がいのある方の福祉に関するアンケート調査について。①、身体障がい、精神障がい、療育手帳保持者ごとの患者数は。②、難病患者の病気別患者数は。③、障がい福祉サービスとはどのようなサービスか。④、居宅介護、生活介護とはどのようなサービスか。⑤、日常生活支援ニーズの具体的な調査項目がないのはなぜか。⑥、移動支援ニーズの外出先の調査項目がないのはなぜか。⑦、調査対象者を無作為抽出し、郵送による調査にした理由は。⑧、難病患者を調査の対象から外した理由は。(2)、障がい者の生活支援について。①、障がい者は生活の何に困っているのか。②、当事者に寄り添い、今後どう改善されていくのか。(3)、移動困難者の実態調査に基づく地域公共交通対策について。①、NPO法人御用聞きわらび、ぬくもりの里ふれあいへの聞き取り調査の実施は。②、障がい者ごとの移動困難状況と居住地の実態調査の実施は。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
障がい者支援についてのご質問であります。1項目めの障がいのある方の福祉に関するアンケート調査についてであります。1点目の町内の障害者手帳保持者数については、令和2年3月31日現在、身体障害者手帳1,122名、療育手帳229名、精神障害者保健福祉手帳100名の方が保持されております。また、手帳を重複して保持されている方は、身体・療育・精神が3名、身体・療育の方が31名、身体・精神の方が35名、療育・精神の方が23名となっております。2点目の特定医療費(指定難病)受給者については、3月31日現在、受給者数は177名となっており、疾病別の受給者数については把握できておりません。3点目の障がい福祉サービスと4点目の居宅介護生活介護については関連がありますので、一括してお答えいたします。障がい福祉サービスには、訪問系サービス、日中活動系サービスと居住系サービスがあります。訪問系サービスには居宅での入浴、排せつ、食事の介護など生活全般にわたる援助を行う居宅介護などがあります。日中活動系サービスには、常に介護を必要とする人に施設で入浴、排せつや食事の介護等と創作的活動等の機会を提供する生活介護並びに自立した日常生活や社会生活ができるよう一定期間、身体機能や生活機能向上のための訓練を行う自立訓練などがあります。居住系サービスには、地域で共同生活を行う住居で相談や日常生活上の援助を行う共同生活援助などがあります。5点目の日常生活支援ニーズの調査項目と6点目の移動支援ニーズの調査項目については関連がありますので、一括してお答えいたします。このたびのアンケート調査の実施にあたっては、回答する方の負担軽減を図るため、設問を統合するなど設問数の見直しを図り、設問中でこれらについては把握することが可能であると判断し、調査を実施したところであります。7点目の調査対象者を無作為抽出し、郵送調査とした理由については、身体障害者手帳、療育手帳や精神障害者保健福祉手帳を保持されている方、約1,350名のうちから300名の方を抽出しているため、ご意見等の把握ができると考えております。また、郵送調査につきましては、無記名式での回答であり、プライバシーに配慮した上で忌憚のないご意見等を頂くために行ったものであります。8点目の難病患者の方を調査の対象から外した理由については、特定医療費受給者の方は保健所が業務を所管しており、町としては個人情報であることから把握することができないため、調査の実施にあたっては対象から外すという考えで行ったものではないところであります。2項目めの障がい者の生活支援についてであります。1点目の障がい者の方の生活での困り事と2点目の当事者に寄り添った改善については関連がありますので、一括してお答えいたします。障がい者の方々が困っていることでは、収入に関わることや金銭管理に関することが多いものと考えております。これらの相談を受けていく中で各々の生活環境、身体の状況や心の状態のほか、周囲の環境などを伺いながら孤立させないための支援や、寄り添った対応を行っているところであります。3項目めの移動困難者の実態調査に基づく地域公共交通対策についてであります。1点目の各団体への聴き取り調査の実施について、2点目の障がい者ごとの移動困難状況と居住地の実態調査については関連がありますので、一括でお答えいたします。個別の団体に対して利用者の状況などの聞き取り調査は実施しておりませんが、障がいのある方の福祉に関するアンケート調査を実施しており、調査結果の分析や個別の相談内容から移動困難者状況の実態把握を行っているところであります。
質問 5番 西田祐子
それでは、お伺いいたします。まず、白老町障がいのある方の福祉に関するアンケート調査は、この目的、対象者、調査期間、調査方法、回収件数と回収率をお伺いいたします。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
ただいまのご質問にお答えさせていただきます。調査の対象は18歳以上の白老町民の方で、障がいのある方でございます。調査の対象人数は300名で、調査の期間につきましては令和2年9月8日に発送しまして、締切りは令和2年9月25日としておりまして、回収の数につきましては185件、回収率は61.7%となっております。
質問 5番 西田祐子
これは今年の9月にアンケート調査をされたものですが、その目的というのが次期の障がい者福祉計画を策定するための前段としてやっているものだと思うのですけれども、この回答者185件のうち福祉を利用していないと答えている人が110件、回答していないという人が、無回答の方が8件で合計118件となっています。さらに、この中で制度を知らないという方が14人、その他が14人、無回答が10件、合計38件となっています。そのほかの回答に、もっと分かりやすく知りたい、体調不良のため制度を知らなかった、制度の種類がよく分からない、障がい福祉サービスの内容が周知されていない状況がありますが、これをどのように捉えていらっしゃいますでしょうか。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
ただいまのご質問の件でございますが、西田議員がおっしゃるとおり、この制度につきましてまだまだ周知のほうが足りていないのかなという部分、またなかなか昨日の森議員のご質問の中でもお答えした部分と重複するかもしれませんが、相談しやすい環境づくりということも重要になってくるかと思いますので、やはり我々としましては少しでも障がいをお持ちの方でサービスを利用されていない方が西田議員がおっしゃるように多いというご指摘がございましたので、その辺は我々としましても少しでもそういうサービスのことについて理解していただく方法を改めて考え直すですとか、何か少しでもできることから周知する方法を考えながら、森議員のところでお答えしたように出張所であるとか、各施設に福祉ガイドブックを配置するですとか、そういうできることからではありますけれども、少しずつ周知を進めていけるように努力していきたいと思っております。
質問 5番 西田祐子
大変だと思いますけれども、担当課のほうでぜひその辺は努力していただきたいなと思います。次に、居宅介護の件でお伺いいたします。居宅介護の中で住宅のことで相談があると書いていましたけれども、住宅ではどのようなことが相談されているのでしょうか。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
居宅介護の件でございますが、こちらにつきましては相談の内容ということでいきますと、入浴、排せつ、食事等の介護であるとか、調理、洗濯、掃除等のいわゆる家事です。そのほかに生活等に関する相談、助言、その他生活全般にわたっての援助、その辺が利用されている内容ということで、大きく分けますと身体の介護、あと家事の援助、あとは通院等の乗降介助、この辺が多くなっているということでございます。
質問 5番 西田祐子
相談したことがあるという方々の中で、住宅についての相談というのがありましたけれども、それはどのような相談事でしょうかとお伺いしたのですけれども。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
住宅についてということでございますが、その住宅の環境というか、その辺の例えばスロープの相談であるとか、あと住環境の部分もあるのではないかなと思われます。
質問 5番 西田祐子
それについては、個人の住宅であればスロープをつけるとか、それから手すりをつけるとか、いろいろなこともあると思うのですけれども、それ以外に公営住宅だとか、そういうところの相談は特になかったのでしょうか。もしあるとすれば、担当課と、公営住宅の担当課です。話合いが行われて、相談者の要望に応えられているのかどうなのか、その辺をお伺いいたします。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
ちょっと今の段階ではその辺のお話については把握できておりませんが、もしそういう相談がございましたら、やはり横の連携を取りながらということはありますので、その辺は建設課のほうとも打合せというのは必要になってくるのかなと思います。
答弁 建設課長 下河勇生(建設課長は2021年3月まで)
公営住宅の関係でございます。基本的には収入に応じて住宅に入っていただくのですけれども、手すりとかいろんな部分につきましては、介護保険制度の中でご本人がつけていただくことに関しましては、丁寧に対応しながら相談に乗って改修とかはしている状況でございます。
質問 5番 西田祐子
こういうようなことは障がいのある方々ですので、担当課同士で連携を取り合って、ぜひスムーズに要望に応えるようにしていただければと思います。次の質問に行きます。調査の対象者の方々は障がい者なのですが、このニーズ調査について問題はなかったと先ほどは答弁されていますけれども、実際にこの障がいのある方々がこれで答えられるかどうかということなのです。先日難病のある方々にこの調査票をお渡ししまして、2日後にお集まりいただきまして、どうだったのかとお伺いいたしましたら、アンケートの調査票に対して、まず字が小さくて読めなかった。文章で回答するのは非常に文章が難しくて回答が困難であると。アンケートの内容、聞いている意味がよく理解できない。自分が言いたいことが文章で書けない。そしてまた、このアンケート内容がどんな目的で、何を聞いているのかが全く理解できないという声がほとんど多かった。その方々から言われた言葉が、職員や健康な人たちの生活から、私たちが何に困っているのか想像もつかないと思われると。直接聞いてほしい、直接聞いてもらえるその意味を分かっていただきたい。このような声に対してどう思われますでしょうか。当事者に直接聞き取り調査を行うべきだったと思いますが、どうでしょうか、お伺いします。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
ただいまのご質問でございますが、字が小さいでありますとか、内容が難しいというお話も含めいろいろなご指摘をいただきましたが、今回のアンケート調査に当たって、前回までちょっとルビはなかったのですが、ルビを振るようにしたりですとか、若干文字は大きくしたつもりではありますけれども、それでもまだやはり足りない部分はあるのかと思いますが、その辺につきましては次回のアンケート調査に向けての課題ということで考えさせていただきたいなということでもありますし、また聞き取りにつきましてはアンケート調査の用紙を送った段階で内容が分からないですとか、書くのが困難であるとか、そういうご相談を受けた場合、我々といたしましては、その場にお伺いしてご意見をちょうだいするということも考えていきたいと思いますし、また匿名式である部分のメリットといいますか、そういう部分もありますが、やはりそういうご意見、直接伺っていただきたいというご意見もございましたということも考えながら、今後に向けて考えさせていただきたいと思います。
質問 5番 西田祐子
私は、その考え方はちょっと違うのではないかなと思います。匿名ですっておっしゃいますけれども、実際に役場職員というのは、この障がい者の方々の名簿を全部持っていらっしゃるのですよね。住所、年齢も障がいの度合いも全部持っていらっしゃいます。それをきちんと秘密保持するのが役場職員の仕事であります。そこの中であえて聞いているのです。ですから、その方々が職務権限を持って聞けるのです。私たち一般の人間が、町民が聞けるわけではないのです。そこのところの責任感をもうちょっと持っていただきたいなと思います。ですから、私は個人的にきちんと聞ける立場にあるのだったら、直接聞き取り調査をするべきではないかと主張しているのです。それについては、また後で詳しくやっていきますけれども、次に難病患者の名簿は苫小牧保健所が把握していると。ですから、苫小牧保健所に聞かないと分からないと答弁していましたけれども、苫小牧保健所に白老町に住む難病患者の名前、名簿を下さいと依頼していますでしょうか。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
この件につきまして、従来からお答えさせていただいているとおり、いらしてもやはり出せないという情報ですので、その点につきましてはできないということでのものになっております。
質問 5番 西田祐子
そのできないということなのですけれども、いつ、苫小牧保健所のどなたにお伺いしましたか。そこをはっきりとお伺いさせてください。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
どなたにというところまでは、はっきりと自分から依頼していない部分もございますので、お答えできないのですが、取扱い上できないということですので、ご了承いただきたいと思います。
質問 5番 西田祐子
今課長がご自分から依頼していないとおっしゃいました。先般、私は苫小牧保健所に問い合わせさせていただきました。そうしましたら、苫小牧保健所宛てに白老町からは人数の問合わせなどが来ていますと、それ以外は来ていませんと、名簿については一切来ていませんと。ほかの市町村はどうされていますかとお伺いしましたら、ほかの市町村には差し上げていますと。名簿を下さいって言われていますので、名前も住所も全部差し上げていますと。苫小牧保健所所長宛てに災害時の要配慮者のために使いますのでと申し上げて、他の町村では毎年1回依頼書を受け取り、必ず提出し、患者の氏名、住所などの情報をお届けしていますと。白老町だけありませんと。胆振管内では、苫小牧保健所では、白老町だけお名前も住所も教えていませんとありましたけれども、これについてどう思われますか。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
ただいま伺いましたお話を踏まえまして、その災害時の名簿ということでの回答はいただけるということでしたので、その点は我々としましても改めまして依頼のほうをさせていただきたいと思います。
質問 5番 西田祐子
課長、私が申し上げているのは、まず自分の責任できちんと問い合わせしていないからこういう状況になるのではないですか。誰の責任なのですか、これは。誰が聞くのですか。誰が問い合わせするべきなのですか、これは。問い合わせしてできないって誰がチェックするのですか。その辺、もう一度お伺いします。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
私の責任の部分でございますので、私が責任を持って照会、依頼することが必要でございますので、以後今までできないと言われたものも改めて確認する、そういうことが必要になってくると思いますので、その辺につきましては、改めていきたいと考えております。
質問 5番 西田祐子
それでは、次に行きます。平成25年4月に障がい者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律で、難病の方々も障がい者施策に加わっております。前回の平成30年3月に出された第5期白老町障がい福祉計画の調査対象からも外されました。今回の令和3年度の第6期障がい福祉計画のためのアンケート調査の対象からも外されました。私は前回のときも申し上げているはずです。必ず難病患者の方々からもアンケート調査を取ってください、お願いしますと再三頼んでいるはずです。それにもかかわらず外されました。難病患者の方々から、このような声が届いています。なぜ難病の我々を外すのか。きちんとした説明を聞きたい。いつまで爪はじきにされるのか。情けないと肩を落とされておりました。町長、これについてどのように思われますか。町長の見解を伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
一人でも多くの声を聞くということは、大変大切なことだと思っております。今回担当課長もお話ししたとおり、難病患者の方を対象から外した理由は先ほど言ったことでありますので、行政としても改めていきたいなと思います。
質問 5番 西田祐子
町長から難病患者の方々に対してそれだけのお言葉でしょうか。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
質問に対しての答えだと思っておりましたので、難病患者の方は西田議員のほうがずっと今までの経緯等々もよく存じていると思っておりますので、決して難病患者の方々をアンケートで意識的に外したとか、そういうことではなく、難病患者の方々も身障者の方々も同じように思っていると考えております。
質問 5番 西田祐子
障がい者も難病患者も非常に弱い立場の方々でありますので、この方々に対して行政がどのような心で対応していくかというのが非常に大事なことになっていくのではないかなと思います。次に行かせていただきます。次に、障がい者の生活支援についてであります。先ほどのアンケート調査の中にも障がい者サービス、公的なものしか列挙されていませんでした。日常生活支援のニーズをする項目が書かれていませんでした。今回のこの白老町障がいのある方の福祉に関するアンケート調査の中には一切生活支援の調査項目がないのです。障がい者が生活する上でどんな困り事があるのか、調査内容を明確にするべきだと思いますけれども、その調査内容、しなければいけない項目、どのようなものがあるのかお考えでしょうか、お伺いします。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
ただいまのご質問でございますが、障がい者の方が困られていることというのが、先ほど町長からの答弁にもありましたとおり、やはり収入や金銭に関わること、これが多いかと思われます。また、そのほかごみの分別とか、そういうような問題なんかもあると認識しております。
質問 5番 西田祐子
障がいのある方々にどのような困り事があるのですかと、やはりきちんと項目を上げて質問をしなければ不親切なのではないかなと思います、私は。やはり調査内容を明確化するべきだと思うのです。例えば室内清掃、高いところの掃除、神棚とか換気扇です。それから、窓拭き、除雪、氷割り、草取り、草刈り、庭木の剪定、伐採、畑起こし、ネズミ捕り、鳥の巣などの除去、引っ越し、洗濯、買物代行、物置や押し入れの整理、不要品運搬処分、役所などの手続の手伝い、入院時の支援、さらに入れ歯だとかペットのお世話だとか、そういうこと、細かいことがありますよね。そのほかにも墓参り、お通夜や葬儀などの出席、あと安否確認、見守り、ごみ捨ての支援、またお食事会とか高齢者サロンなどの付添い、最後に財産、金銭管理があります。やはりこういうものを列挙して、枚数が増えるとか増えないとかという問題ではなくて、あなたはこれのうちのどういうサービスがしてほしいですかということを聞いてあげることが本当の親切なのではないかなと思うのですけれども、このニーズ調査方法、私は聞き取り調査はするべきだって言っているのは、こういうようなことも含めて障がい者の人方に細かく聞いてあげるのが本当に親切なのではないかなと思うのですけれども、その辺をもう一度お伺いいたします。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
ただいまの件でございますが、アンケート調査の中では細かくという部分ができていない部分もございますが、ご相談いただいている方の中からのご意見もちょうだいしている中で計画のほうに生かしていくということも考えて行っておりますので、先ほど西田議員がおっしゃられた、いわゆる制度の周知、その辺の課題もありますことから、そういったところの理解を少しでも知っていただくということを含めまして、少しでも知っていただいた中でサービスを利用して、その中で課題を見つけていく、そういうところにつなげていきたいなと考えております。
質問 5番 西田祐子
正直言ってちょっとがっかりしながら聞いていますけれども、次に行きます。障がい者福祉サービスで補完されないことが結構多いのですけれども、障がい福祉サービスから介護保険サービスへの移行の周知をどのようにされていますでしょうか。介護保険を受けられる人数をどのように把握されていらっしゃいますでしょうか。実際に何人いらっしゃいますでしょうか。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
先ほどの人数の関係ですが、年間数名程度と承知してございます。答弁が遅れまして、申し訳ございませんでした。
質問 5番 西田祐子
移行周知はどうするのですかと聞いていましたけれども。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
移行する場合の周知につきましては、利用者の方の状況を踏まえながら、ご相談に乗りながらその介護につながる場合は介護のほうの担当と横の連携を取りながらやっている状況でございます。
質問 5番 西田祐子
この障がい福祉サービスから介護サービスへの移行の周知ということで聞きましたのは、先ほどもアンケート調査の中で聞いていますように公的なものがない場合が多いのです。ほとんどが民間でやっていらっしゃる御用聞きわらびだとか、ぬくもりの里ふれあい、そういうところでやっている民間サービスが多いのです。そうなってきたときに、やはり介護保険が適用される方であれば、積極的にそちらのほうの活用をできるようにしてあげるのが私は担当課の仕事だと思うのです。ご相談があればというよりも、ご相談をすることすら気がつかないのではないかなと思うのです。先ほどのアンケート調査で、申し訳ないのですけれども、利用していないという人は110件、その他分からないという人たちを入れたらほとんど7割、8割の人たちがよく分かっていないということなのです。そうなってきたら、実際に使っている障がい者サービスさえもこの程度なのだったら、介護保険サービスなんかもっと分からないのではないかなという実態をどのように感じていらっしゃいますか。今2つ聞きましたけれども、ご答弁よろしくお願いします。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
ただいまのご質問でございます。制度の周知というか、その辺の課題はやはりあると思いますので、その辺につきましては相談があったからというわけではなく、相談しやすい環境づくりも含めて行っていきたいと思いますし、高齢者介護課との連携も十分取りながら行っていけるようにさらに進めていきたいと思います。
質問 5番 西田祐子
その辺は、ぜひ高齢者介護課のほうからいろいろ伺って、障がい者サービスの中で展開できるようによろしくお願いしたいと思います。次に進みます。移動困難者の実態調査に基づく地域公共交通対策についてなのですけれども、行動支援のニーズ調査項目がありません。ニーズを十分把握できていると思わないのですけれども、この障がい者の方々がどこに行きたいのか調査していらっしゃいますでしょうか。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
ただいまのご質問でございますが、アンケート調査の中では十分ではないというご質問でございましたが、その辺は踏まえて次回のアンケートに生かしていければなということもありますし、また現在利用されている方のお声もちょうだいしながら実態把握を行っているということでございますので、やはり足りない部分はそういう形で行っていきたいと思っております。
質問 5番 西田祐子
私は、今回の質問の中でこう聞いているのです。NPO法人御用聞きわらび、ぬくもりの里ふれあいへの聞き取り調査の実施は行っていますか。これに対して何も答弁をいただいていないのです。ここの2つの団体が移動困難者対策の福祉有償運送をやっていると思うのです。なぜ行かれていないのかをお伺いします。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
ただいまの件でございますが、福祉有償サービスをやられている団体、今回対象としていなかった部分はございましたので、その辺は次回以降の調査、聞き取りの中に入れるということも含めて検討、協議していきたいと考えております。
質問 5番 西田祐子
課長、私は(1)では障がいのある方の福祉に関するアンケート調査について聞きました。しかし、(2)、(3)に関してはアンケート調査に関係して聞いているわけではないのです。移動困難者の実態調査をちゃんとしていますかということを聞いているのです。そのための聞き取り調査は行っていますかって聞いているのです。私は、アンケート調査のことを聞いていませんから。移動困難者対策というのは、高齢者ばかりではないのです。障がい者の方々がとても苦労している内容なのです。そのために必ずタクシーチケットとかを出していますよね。御存じだと思いますけれども、やっていらっしゃいますよね。そして、障がい者の方々の移動困難者を助けるためにやっていらっしゃるわけです。そうしたら、当然こういうようなことをやっている事業者に対して聞き取り調査をするのは当たり前だと思うのですけれども、なぜされていないのでしょうかと聞いているのです。今回の調査がどうのこうのではありません。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
ただいまのご質問でございますが、障がいのある方が移動困難という部分は障がい者の方だけではなく、やはり高齢者の方も移動困難ということも考えられますので、その辺は高齢者介護課のほうでいただいた把握している内容等を含めて、そういったところをトータルでまた交通施策全体として考えていく必要があるのかと思いますので、検討したいと思います。
質問 5番 西田祐子
課長、答弁をきちんとしていただかなければいけないなと思います。高齢者と障がい者ではタイプが違うのです。下肢障がいの人、目の不自由な方、精神障がいの方、知的障がいの方、この方々と高齢の方々と一緒に並べて障がいがあるから、高齢者だからって一まとめにしても仕方ないのです。例えば下肢障がいの人方と、それとか片腕がない方と、こういう人方とは一緒にならないのです、同じ障がいでも。そういうところがちゃんと調査できていますかということを私は聞いています。また、この障がいのある方についての経済的負担感について聞きます。タクシーは高いです。障がいのある方々は、収入が非常に少ないためになかなかタクシーに乗ることができない。元気号は安いけれども、バス停までの移動が大変であると。デマンドは自宅まで来てくれるけれども、帰りは決められた場所までしか行かないと乗れない、そういう弊害があります。そして、障がい者の障がい程度によって移動困難度が違ってきます。そうなってくると、どこの地区にどのような障がいを持っている方が住んでいるのか調査するべきではないかと思いますけれども、その辺についてのお考えを伺います。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
ただいまのご質問でございますが、障がい者の方の内訳としましても、高齢者の方が多いということも事実でございますが、高齢者の方ばかりではなく、若い方でも障がいをお持ちの方がいらっしゃいますので、その辺についてはやはりその制度の周知を含めた中でご意見、ご相談を少しでも多く受けられるように行っていくことで生の声を伺っていって、少しでもそういった障がいをお持ちの方のお役に立てるよう進めてまいりたいと思っております。
質問 5番 西田祐子
課長、先ほどから私は御用聞きわらびとぬくもりの里ふれあいに聞き取り調査に行っていますかって聞きましたけれども、一度もそれに対しては答えていただいていません。はっきり言って行っていないのですよね。私は両方から来ていないと聞いております。まず、そこからではないかなと思うのです。まず、担当課長が行って、そして実際にどんなようなことが問題になっているのかということを把握することが必要なのではないかなと思います。まず、1点です。次に、2点目、調査に向かう職員が不足であれば集落支援員を活用することができます。私は、何度もこの議会で言っています。集落支援員は、過疎地域における集落対策の推進要綱に集落支援員の具体的な活動内容が示されております。今までも何度も集落支援員を使ってくださいと申し上げてきていますけれども、担当課は人手不足であれば人員確保のためにそのようなことを調べる努力をするべきだと思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
ただいまの2団体への聞き取り調査の関係でございますが、我々とは、高齢者介護課、やはり高齢者の方は先ほど申し上げたとおり、障がい者の方は65歳以上の方が多いということもありますので、その辺を踏まえると我々と高齢者介護課と協力しながら実情を把握することは必要だと思いますので、そういったことで進めたいと思います。また、集落支援員、地域支援員ですか、こちらの活用につきましては企画課と相談する必要がありますので、交通体系の全般につきましては企画課で担っている部分もございますから、その辺は横の連携を取りながら進めてまいりたいと思います。
答弁 高齢者介護課長 山本康正(高齢者介護課長は2024年3月まで)
まず、高齢社介護課の立場としてちょっとご答弁させていただきますが、NPOの御用聞きわらび、それからぬくもりの里ふれあいへの聞き取り調査ということなのですが、高齢者介護課としては逐次その状況等をお聞きしながら、今のうちのほうで言うと生活支援の訪問型サービスD、移動の部分については、わらびについては訪問型サービスDのほうをやっていただいていますので、そちらのほうの状況等はお聞きしながら、例えばそれで今年度から墓参りだとか、あと趣味の部分についての移動についても訪問型サービスDの対象にさせていただくなど拡大する方向で考えております。それから、ぬくもりの里ふれあいについてもお邪魔させていただいてお話をその都度お聞きしたりとか、状況をお聞きしていろいろお困りのことだとか、そういった部分は私どものほうで把握しておりますので、そこの連携は健康福祉課と取りながらそういった事業者、そのほかに福祉有償サービスでいくと社会福祉協議会と優和会がございますけれども、そういった部分の情報は、うちのほうで押さえている情報は健康福祉課とも共有しながら、事業のほうがうまくできるように対応していきたいと考えております。
答弁 企画課長 工藤智寿
集落支援員のお話もありましたので、私のほうからもご答弁させていただきたいと思います。地域支援員の中で、議員がおっしゃられるとおり集落の点検というのも重要な任務の一つということでございますので、この点につきましては健康福祉課並びに高齢者介護課とも協力しながら進めさせていただければということでございます。ただ、全く話を聞いていないということではないのですけれども、企画課として交通施策全般として先日の一般質問の中にもあったとおり、実際には今昨年度の実績でいきますと福祉有償運送事業者4社を合わせまして、4団体を合わせまして約1万4,800人の方が福祉有償運送を利用されているというような数字もございます。ですから、この多くの町民の皆さんが使っているということを念頭にそういうことを利用促進を図る意味でも全体的なことも含めて考えてまいりたいと考えているところでございます。
質問 5番 西田祐子
高齢者介護課長、答弁ありがとうございます。そのとおりです。高齢者介護課長がおっしゃるとおりです。健康福祉課のほうもぜひ障がい者や難病患者のために少しでも福祉有償とか、そういうものを使えるような体制を整えていただければありがたいなと思います。続きまして、福祉に対する予算の在り方でお伺いいたします。疾病を持っている方々で治す薬や治療方法がない方々を総称で難病患者と呼んでいます。先般のマスク配布についてです。難病患者に対してマスクを差し上げますから取りに来てくださいというような案内が広報にもありましたけれども、これは信じられない対応であります。マスクを欲しい方が福祉課に連絡したら送ってもらえるのか、それが本来のサービスの姿ではないのですかと難病の方々から言われました。特にマスクもうれしいけれども、医療機関に通うときに公共交通を使いたくないので、タクシー、福祉有償運送、自家用車のガソリン代とか高速料金など、きめ細やかな対応が欲しかったと、そういう声が多かったのですけれども、それについてどのようにお考えでしょうか。
答弁 健康福祉課長 久保雅計(健康福祉課長は2021年3月まで)
ただいまのご質問にお答えいたします。マスクの件につきましては、郵送等の申請ということも受けさせていただくということで、その辺は改めさせていただきたいと思いますし、また昨日の森議員の質問にもありましたとおり、出張所経由でのマスクの申請ということも受けさせていただきたいということで申し上げましたので、その辺についてやれることを少しずつ足りなかった部分は改善していきたいと思います。また、いわゆる交通費に対する助成ということでございますが、現時点ではなかなか申し上げにくい部分ではありますけれども、そういうお声があったということを踏まえながら、今後検討を進めていきたいと思います。
質問 5番 西田祐子
それでは、これは最後の質問にさせていただきます。先々月の10月に健康福祉課から難病連白老支部に対して次のような文書が届きました。令和3年度の予算につきましては2億円以上の減収となる見込みであることから、現時点では財源不足となることが確実な状況であり、予算要求段階で補助金算出の内容を厳格に審査することになったため、下記のとおり関連書類の提出を期日までにお願いします、このような文書が参りました。そこの中に、令和4年度の予算書案というところに、今までの補助金額5万6,300円から1割削減した5万670円が令和4年度予算として記載されていました。確かに白老町の財政が大変だというのは分かっておりますけれども、このような案内を難病連白老支部によこしましたけれども、ほかの福祉団体にも同じようなことをしているのでしょうかというのがまず1点です。2点目に、どのような姿勢でこのような予算査定をされ、福祉に対する予算に対するお考えをお持ちなのか、町長のお考えを伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
福祉全般、今難病連白老支部のその予算の話と福祉全般のお話ですが、まず予算を執行するに当たり、歳入と歳出をきちんと単年度で赤字にならないように大きな予算組みを各課に指示しております。その中での対応だと思っておりますので、福祉を削るとか、そういう意味合いではなく、町全体としてまず歳入と歳出をきちんと考えた中の一つの手法だと私は認識しております。
質問 5番 西田祐子
それでは、令和4年度の収支予算案に今までの補助金額から1割削減した5万670円の記載があることは、これは正しいとご理解してよろしいのでしょうか。福祉予算に対する考え方としては、もう再来年度ですけれども、それは正しいのですね、町長。そのように受け取ってよろしいのでしょうか。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
金額が正しいかどうかというよりは、各福祉も含めていろんな団体がありますので、その中で単年度の予算として執行できないかという相談だと認識しておりますので、正しいとか正しくないという考えではないです。
質問 5番 西田祐子
私は、これは予算を執行するに当たって1割削減するとか、2割削減するとかという話の以前の問題として、収支予算案として既にこのように団体に提出をすること自体のほうが間違っているのではありませんかということを私は申し上げているのです。これは内部の問題であって、これ令和4年の予算ですから。令和4年の予算をもう1割カットって最初から決めているのですか、これ。そういうことを私は聞いているのです。もう町長、町の中でもう既にこういうような福祉団体に対しては1割カットしますって決めたのですか。そのことをお伺いしているのです。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
そのような決め事はしておりません。いろんな団体もスムーズに活動できるようにお願いはしたいという考えを持っておりますが、今西田議員がおっしゃったその中身の話については、恐らく団体ときちんとその中身を協議してくださいということの提案だと認識しております。
質問 5番 西田祐子
すみません、何もこれは協議されておりません。ただ、このように手紙が届いただけ、案内が来ただけです。これについてご相談させてくださいということは一度もありませんでした。そのような考え方で福祉に対する町長の考え方がどうなのかということなのです。前回の白老町の財政難のときに福祉団体に対してのどんどん予算が削られていって、1割カットされ、2割カットされ、白老難病連に対しても10万円だったものが5万6,300円まで削られてきています。ほかの福祉団体に対しても、僅かな金額でありながらどんどん削られていきました。もうこれ以上削るのは限界ではないかということで、もうその削るのをやめたわけなのです。それなのにまた今回大変だからって言ってやる。議会から何もまだ相談もされていない、そういう中でこういうような形でもって出てくるというのは、私はおかしいのではないかと思うのです。やはり団体と相談する以上の前に、きちんとした総合的な役場としての予算の在り方というものがあると思うのです、財政の考え方として。これ福祉課だけでこういう考え方を持って、そして福祉に対する予算がどんどん削られていくのであれば、何かおかしいのではないかなと私はそう思うものですから、今回聞かせていただきました。ここの福祉に対する質問はこれで終わりますので、理事者からの責任ある答弁をもって終わりたいと思います。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
西田議員のほうからるるご質問を承りましたけれども、基本的には西田議員がおっしゃっているように、障がいそのもののその捉え方が本当に一人一人大事に捉えていかなければ、本当の意味での福祉政策にはなっていかないということは町としても十分捉えているつもりでございます。それがもちろん当たり前なことだとも私自身も思っております。私も今回のこのアンケートをずっと見させてもらったのですけれども、やはり皆さんが困っているということは事実だと思っています。このアンケートから言えるのは、困っているということがまず一つ大きな課題としてやっぱり挙げられているという事実だと捉えることができると思います。その中で先ほどから出ているような、本当にその困り感をではどこに相談すればいいのか、どこにその困っていることの解消を自分自身も含めて図っていかなければならないのか、そこも本当に困っているのだという押さえ方ができるのだなということを改めてやはり感じ取ったところでございます。いずれにしましても、今この共生社会と呼ばれる中において一人一人が障がいのあるなしにかかわらず、心豊かに自分の尊厳をしっかりと持ちながら生きていく社会づくりというか、地域づくりをしていかなければ、本来の自治体としての役割はやはり果たすことができないのではないかなと思っています。そういうその環境づくりを行政のみならず、やはり様々な民間とも手を結びながらやっていかなければ、この問題は解消はしていかないのではないかなと考えておりますので、今後しっかりとしたその聞き取り調査も含めながら環境づくりを進めてまいりたいと思っております。最後の質問にあったようなその補助金の問題だとか、そういうことも今ご指摘いただいたことを十分踏まえながら、本当にどこに視点を当てた予算づくりをしていかなければならないのか、確かに全て100%満足するような手だてができると言い切ることはできませんけれども、やはり一人一人がこの白老町の地でしっかりと生きていく、そういう環境づくりだけは行政の大きな仕事だと認識をして、今後も福祉政策については真剣に立ち向かっていきたいと考えております。
質問 5番 西田祐子
続きまして、2点目の項目に行かせていただきます。