白老町議会 令和元年定例会9月会議 2019年9月6日
平成30年度決算について
2019年9月6日、白老町議会の一般質問で、大渕紀夫議員が「平成30年度決算について」質問し、町長 戸田安彦、財政課長 大黒克已、企画課長 工藤智寿、税務課長 大塩英男、上下水道課長 本間弘樹、総務課長 高尾利弘、生活環境課長 本間力、アイヌ総合政策課長 三宮賢豊、副町長 古俣博之が答弁しました。
- 質問者
- 大渕紀夫 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、財政課長 大黒克已、企画課長 工藤智寿、税務課長 大塩英男、上下水道課長 本間弘樹、総務課長 高尾利弘、生活環境課長 本間力、アイヌ総合政策課長 三宮賢豊、副町長 古俣博之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 大渕紀夫
8番、日本共産党、大渕紀夫でございます。私は、戸田町政2期8年の最終の一般質問に当たり、この8年間一つの中心課題として取り組まれた町財政の問題について質問をいたします。(1)、平成30年度決算について。①、決算の状況、各指標、起債の残、積立金等についての評価は。(2)、令和元年度の予算執行状況について。①、歳入については町民税、交付税、ふるさと納税、アイヌ施策推進交付金の状況は。②、歳出については象徴空間、バイオマス、アイヌ施策推進交付金等の状況は。(3)、財政健全化プランの次期の方向性について。①、何を焦点にする考えか。②、まちづくりの方向性との関係はどうか。③、町立病院を中心に公共施設等管理計画の年次計画及び優先順位などをどのように考えているかお尋ねをいたします。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
町財政についてのご質問であります。1項目めの平成30年度決算状況等の評価についてであります。決算状況につきましては、歳入決算額119億8,245万6,000円に対し歳出決算額113億3,893万7,000円となっており、差し引き残高6億 4,351万 9,000円から翌年度へ繰り越すべき財源1億 1,357万円を差し引いた5億2,994万9,000円が決算剰余金となっております。各指標につきましては、実質収支比率は8.6%、経常収支比率は91.3%、実質公債費比率は14.9%、将来負担比率は68.3%、財政力指数は0.38となっております。起債残高につきましては、特別会計を含め前年比15億4,800万円減の約180億3,100万円、財政調整基金の残高につきましては前年比1,574万5,000円増の8億3,025万7,000円となっております。これらの指標や数値を含めた総体的な評価につきましては、財政健全化プラン実施の成果によるものと捉えており、健全化に向けた歩みを着実に進めているものと考えております。2項目めの令和元年度の予算執行状況についてであります。1点目の歳入の執行状況についてでありますが、町税が償却資産等の伸長により固定資産税を中心に予算額を7,000万円程度上回る見込みとなっております。普通交付税につきましては、予算額32億円に対して32億6,586万5,000円と6,586万5,000円上回る結果となり、臨時財政対策債発行可能額につきましては予算額を2,276万3,000円下回る2億2,723万7,000円となっております。ふるさと納税につきましては、7月末現在で前年同月を約2,900万円上回る8,250万7,000円の寄付をいただいております。アイヌ施策推進交付金につきましては、申請予定事業費4,710万5,000円の8割に相当する3,768万2,000円を見込んでおります。2点目の歳出の執行状況についてでありますが、橋梁長寿命化事業、末広東町通り跨線橋自由通路として2,760万円、アイヌ施策推進交付金申請予定事業として4,710万5,000円を含む補正予算を本定例会に上程しております。そのほか現時点において歳出増となる事業は見込んでおりませんが、近年多発している自然災害による災害復旧費の発生など突発的な支出増が想定されるところであります。3項目めの財政健全化プランの次期の方向性についてであります。1点目の何を焦点にする考えかについてでありますが、財政健全化プランを含めこれまでの財政計画は危機的な財政状況からの脱却を目指し、事業の削減や縮小を中心とした抑制型の計画でありました。これに対し次期財政計画につきましては、本町が抱える課題解決に向けた事業の促進を前提としながらも中長期的な将来展望を見定め、投資と財政規律とのバランスを保っていきたいと考えております。2点目のまちづくりの方向性との関係についてと3点目の公共施設等総合管理計画の年次別計画及び優先順位などの考え方については関連がありますので、一括してお答えいたします。次期財政計画につきましては、まちづくりの最上位計画である総合計画を補完する計画であるとの考えのもと、病院建設や公共施設老朽化等の本町が直面する課題や住民生活の充実など総合計画に掲げる施策を適時適切に実施できるよう財源の確保と年度ごとの財源配分を的確に行いながらまちづくりの推進を支える計画として策定したいと考えております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。今回3億5,000万円を財政調整基金と町債管理基金に積むという予算が提案されております。補正予算が提案されておりますけれども、これは3億円を財政調整基金に積んだ段階でそのままプラスにはなりませんよね、この8億円の今の残、30年度の残に対して。どれぐらいになるのかということと、町債管理基金の償還見込みは5,000万円だから、トータルで7,000万円ぐらいしかないと思うのですけれども、それの償還の考え方はどうですか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
まず、財政調整基金の残高の関係でございますが、30年度末の現在高8億3,000万円程度ということでございます。今回3億円を本定例会において積み立てるという補正予算で上程してございますけれども、実質当初予算で象徴空間関係の整備に係る一般財源分ということで約2億7,000万円の取り崩しがございますので、それを差し引く必要がございます。それで、この残高につきましては、それは補正予算の説明会のときにでも申しましたが、積み上げの誤りがありまして、当初9億1,700万円と私のほうでお答えしたのですが、これを訂正をさせていただきまして、8億9,200万円という令和元年度末の見込みと今現在押さえてございます。それから、町債管理基金の見込みにつきましても約7,000万円という見込みでございますが、これにつきましては現在特定された繰上償還をするという考えにはございませんので、今後そのような、もう少し積み上がった段階でさらに繰上償還等の検討をしていきたいとは考えてございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。歳入の部分で町民税7,000万円ぐらいの増と、令和元年度。また、ふるさと納税の説明については先日あったので、国の指導のとおりに取り組むということについては理解をいたしました。7月まで結構ふえているという状況、これは何でこんなふうになるのか。それから、税金、町税がふえるというのはいいこと……予算に対してですから、町税額に対してでないから。予算に対してだということは十分承知しています。承知している中なのだけれども、7,000万円とふるさと納税、一定限度ふえていると。あと、その要因は何かということと交付税の見通し、今までのやつはわかりました。見通しが今後どうなるのか、そこら辺現段階でわかっている部分がありましたらお願いしたいと思います。
答弁 企画課長 工藤智寿
ふるさと納税の関係ですので、私のほうからご答弁させていただきます。7月以降若干、議員がおっしゃるとおり、ふえてきてございます。この要因はなかなかつかみ切れないところではございますが、先日の全員協議会でもご説明させていただいたとおり、いわゆるレッドカードになった大阪の泉佐野市ですね、前回に集めていた約500億円という金額が全国の約10%を占めていると。今納税される方が行き先がなくなるといいますか、それが全国に散らばったものもあるのではないかという捉え方もしているところでございます。
答弁 税務課長 大塩英男(税務課長は2020年12月まで)
町税の関係で私のほうからお答えさせていただきます。1答目の町長のご答弁にもありましたとおり、固定資産税は償却資産の伸びということで予算額よりもふえている状況です。償却資産、ご存じのとおり申告課税というようなものですから、ちょっと予算額のほう抑え目に見込んでいるというような状況も踏まえつつ約7,000万円程度の増加が見込めるというような状況になっているところでございます。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
普通交付税の今後の見込みというご質問でございますけれども、二、三日前に国の総務省の概算要求がありまして、細かい数字まで押さえていなかったのですけれども、令和2年度の交付税が4%程度伸びるという要求を現在しているというような情報が入っております。それで、今年度も交付税は1.1%の増という地方財政計画の見込みでございましたけれども、本町においては逆に前年度よりマイナスという状況でございます。これは、関連補正の見直し等もございまして、減額になってございますので、令和2年度においても国のそういう方向性を鑑みながらも大きな伸びは余り期待できないだろうとは考えておりますので、同額あるいは逆にマイナスというような状況で今おおむね捉えているところであります。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。国が伸びるというのは、もちろん景気が若干よくなっているというような指標もございますから、そういう反映なのかとは思うのだけれども、国が来年か、伸びるというのはどういう考えなのか、そこら辺わかりますか。それと、実質的に今年度でいえば12月に交付がありますよね。そういうことに対して、それと特別交付税の状況、そこら辺はその伸びとの関係でいえば全然反映されないですか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
まず、国が今回令和2年度の予算を伸ばしてきたという要因には、景気による税収の増、特にやはり10月からの消費税の増というようなものを反映させているということでございます。その上で、恐らく算定の中では高齢者福祉費を中心としたいわゆる単位費用の増などで需要額もふえるという要因の中で交付税もふやしているという認識をしてございます。ただ、特別交付税も含めて、今年度も各地で災害等あったりしまして、それのほうに交付税財源というものは要りますので、なかなか予測は立てづらいですけれども、特別交付税についてはおおむね予算程度と現在は見込んでございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。そこはわかりました。ふるさと納税で1つお聞きをしたいのですけれども、指定寄付の内訳が7項目かな、何かありますよね。教育や文化なんかがあって、象徴空間が追加されたと理解しているのですけれども、これからの情勢の中で町長の裁量分、普通のまちで、普通ってほかのまちでやっているのは要するに町長お任せ分とかいろんな言葉を使っているのだけれども、何を言いたいかといったらこれから少子高齢化の中で少ない予算だけれども、政策的に必要だ、そういうものをどこの裁量で、それぞれの課がいつも全部やるというのではなくて、そういう少子高齢化に対応できるようなもので、やはり金額はどれぐらい寄付があるかということにもよるのだろうけれども、そういう政策的に町長が少子高齢化で使える部分、そういうものを新たに設けるというのは私は政策的に必要ではないのかなと思うのだけれども、ここら辺検討したことがありますか。
答弁 企画課長 工藤智寿
寄付の活用の方法については、特に指定しないというものも含めますと9つの種類が現在ございます。お話にありました象徴空間の部分も途中追加させていただきまして、9点ということになってございますが、今ご提案という意味で受け取らさせていただきますと、今後のあり方としてはふるさと納税の寄付の増額を図る取り組みですとか、その使途に対する方法ですとかはさまざまな角度から十分研究しながらよりよい制度となるように努めていきたいと考えているところでございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。今の件については、そういうことで結構です。検討してみる価値があるのではないかという意味です。それは、少ない金額でも全てきちんとしたものをつくらなくてはできないと、それは各部ではつくるのだけれども、各課ではつくるのだけれども、そういう裁量があってもいいのではないかという意味であります。次に、全会計の起債の残高は180億円ということなのですけれども、特にこの中で下水道会計の起債の残が非常に大きいのです。六十数億円だと思いますけれども、MICS事業が一般会計の起債で処置されているという状況の中で下水道会計のピークというのはもう過ぎたと思うのだけれども、これからどれぐらいの割合で下がっていくのか。ここがやはり、一般会計以外の部分では特別会計の中では下水がほとんどですから、ここの起債の償還の状況によって白老町の借金の条件って大きく変わるのです。ここの見通しは、どのようになりますか。
答弁 上下水道課長 本間弘樹(上下水道課長は2021年3月まで)
ただいまのご質問でございます。下水道会計の起債の償還、まず償還の残高が30年度の決算で約61億円ございます。それで、この後の償還の計画でございますが、単純計算で毎年借り入れする分と返済する分と差し引きしますとおおむね毎年平均3億円ぐらいずつ償還をしていく計画になってございまして、そうしますと10年後、令和10年度におきまして31億円程度まで償還残高のほうは圧縮できる見込みでおります。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。ということは、今の状況でいくと今度公営事業会計になりますよね。そういう状況の中で、白老町の下水道料金って極めて高い状況なのだけれども、この起債が減ることによって下げることができるかどうかわからないけれども、見直して、これ以上負担をかけるというような状況にしてはもう白老町に住んでいられないというか、北海道の下水道の中で上から何番目ぐらいでしょう、多分。ですから、そういうことでいえばこの起債の減というのはそういうところまで影響を与えるような状況になりますか。
答弁 上下水道課長 本間弘樹(上下水道課長は2021年3月まで)
ただいま申し上げたとおり、起債、今から10年後には半分ぐらいまで圧縮できるというような状況ではございますけれども、実はご承知のとおり老朽管の更新が間もなく始まってくるというような状況もございまして、単純に起債の減少と料金の部分でいくとその辺の収支のバランスを見ながらということにはなろうかと思いますけれども、最大限、今ご指摘のとおり確かに下水道料金、全道でも高いほうから数えたほうが早いというような状況も押さえてございますので、その辺は全体のバランスを見ながら検討してまいりたいと思います。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。何を言いたいかというと、財政全体で見るとやっぱり起債の残額と積立金、このバランスをどうとるかということだと思うのです。それで、若干変化していっていますから。以前は、当然財政調整基金の積立金というのは標準財政規模ぐらいとお話をされたこともありますよね。そういう状況の中で今起債の残、積立金の目標、こういうものの設定を額としてどれぐらいの考え方、見通し、一般会計は100億円もあればおおむねいいのか、それとも全道平均の実質公債比率ぐらいまで下げるのかとか、そういうことを、10%割るとか、そういう目標というのは持ってやらなければいけないと思うのだけれども、考え方はどんな考え方ですか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
その起債の残高、あるいは基金の積み立ての目標額という部分につきましては、明確に現在計画等でお示ししているわけでございません。ただ、次期の計画にその辺を反映させるかどうかはまだ検討中でございますけれども、今私のほうで考えている部分につきましては、まず財政調整基金の積立金は10億円以上、10億円を下回らないような財政運営を目指すというようなこと、それから起債の残高につきましても一般会計につきましては30年度102億3,000万円ということですけれども、100億円をやっぱり割り込むということを目標に、それでこれをまた残高を、一時的には増減はありますけれども、恒常的にふえるようなことはやはり避けていきたいというようなことを目標に今後財政計画を立てて運営していかなければならないとは考えております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。一定限度見えました。そこで、こういう状況の中で職員の給与カット分ですけれども、これはいつもとに戻す考えですか。
答弁 総務課長 高尾利弘(総務課長は2024年3月まで)
職員の給与については、今計画上財政計画の進捗状況を見ながらということでなってございますけれども、今回32年で一旦終わるということで、それまでには給与削減というのはないと。今管理職、課長職がやっていますけれども、それについてはなくしたいと考えてございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。わかりました。歳出における部分で、お金はかからないのかな、現段階としては。バイオマス事業のことも書いておいたのです。書いておいたって質問の中に書いてあったのですけれども、金がかからないから触れられなかったのかなと思うのだけれども、お金がかかる状況ではないのかということと今後の方向はどうなっているか。簡単で結構ですので答弁してください。
答弁 生活環境課長 本間力(生活環境課長は2021年3月まで)
今年度、令和元年度の予算につきましては1,038万7,000円というところで、現在生産のほうは休止状態でございますが、燃料ごみの受け入れと現在苫小牧市内の固形燃料施設のほうに送り込んでいるという中継的な部分で費やしているところでございまして、執行状況についてはおおむね予算どおりで推移しているところでございます。今後の見込みというところでございますけれども、昨年11月、全員協議会のほうでお示しし、これまで説明してきたところなのですが、復唱しますと大きな課題としましては現在残っております余剰生成物、試算上でいきますと全体の処理としては約1億円相当ということでかかること、それから加えて燃料ごみを継続すること、それは町民サービスは低下させないということで燃料ごみを継続していきたいこと、大きくはその課題を捉えております。また、その他としましては、地元製紙会社のほうに固形燃料を提供できるかとか、またこれも一つは環境省のほうのグリーンニューディール基金が一部設備として残っておりますので、継続の仕方によってはこれが返さなければいけないか、そのまま継続できるかという、そういった課題がございます。前段申し上げたとおり、余剰生成物の整理、それから燃料ごみをというところで置きながら、後年負担としては続ける、続けない、続けなければ解体という部分で約3億円という試算は出しておりますが、いずれ発生するという部分は出てきます。我々としては、今担当課としては単に解体をせずに余剰生成物の整理などを踏まえて有効利用を検討しているところなのですが、いずれにしましても平成21年、バイオマス燃料化施設が稼働していた当時のように大幅な財政負担を、支出しないというようなことを念頭に進めているところはご理解いただきたいと思います。現在関係事業者等と協議を進めるところなのですが、現時点ではまだ決定には至っておりませんので、年内、年度内のほうにはお示しできるようには努めてまいりたいと考えております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。わかりました。年度内という期限を切られていますから、そこは十分考慮をした上でいい方向で結論を出せるように努力してほしいと思います。それと、アイヌ政策推進交付金についてお伺いをしたいのですけれども、政府は2020年度の概算要求20億円と、こうしました。本年度分についてはたしかきょうかな、閣議決定になるというようなことが報道されていましたけれども、本年度分の北海道全体の状況はつかんでいますか。
答弁 アイヌ総合政策課長 三宮賢豊(アイヌ総合政策課長は2020年3月まで)
アイヌ新法の新型交付金の関係でございますが、確かに今年度につきましては情報によると本日基本方針が閣議決定されるということで申請の手続に入れるというような流れになるかと思います。全道の状況なのですけれども、当初10億円、今年度分は10億円ということで予算がついておりまして、周りの町村の状況なのですけれども、これにつきましてはなかなか国のほうにも聞いてみても教えてくれないというような状況がありまして、不透明な部分です。ただ、状況によっては2次募集があるかもしれないようなうわさは聞いてはおります。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。そこはそういう答弁で結構ですけれども、要するに何を言いたいかといったら、ことし10億円で、来年20億円だよね。もちろん半年だから、そうなるのは当たり前なのだけれども、追加申請がある可能性があるとしたら、調査費でも何でもいいから、白老町としては頭出しが、追加申請があるような状況になったときだよ。もう今申請は来ているのだから。だけれども、そのときに頭出しなら頭出しで調査費でもいいから、追加申請で申請はできるものなのでしょうか。
答弁 アイヌ総合政策課長 三宮賢豊(アイヌ総合政策課長は2020年3月まで)
もし2次募集があった場合につきましては、内容に応じて追加の申請も検討できるかなとは考えております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。何を言いたいかといったら、やっぱり頭出しができなかった部分、もちろん計画をきちんとつくったわけだから、頭出しをするということが私はとても大切だろうと。なぜかというと、ことしの10億円というのはこういう状況だけれども、来年の20億円は全道的にやろうと思ったらすぐ出る可能性がないとは言えないのです。頭出しをしたほうが絶対強いと私は思うのです。本当に生活館の事業と社台小学校の事業について言えば、生活館はどうするかと方針決定があるでしょう。そういうための調査費なんかでもだめなのかどうかということを含めて、この2つの頭出しができれば私はやっぱり強く要求すべきだと思う。なぜかというと、財政的に有利な交付金の活用、これをやっぱり私は貪欲に追求すべきだと思うのだ。もしこれ来年20億円が全道的にどっと出てしまって、頭出ししているところのほうが絶対有利になるのははっきりしています。ですから、アイヌ協会と十分相談し、また会員の意思も意見も十分聞く必要はあるけれども、聞きながら協会の力もかりて、やっぱり2次募集があるのであればそこで調査費でも何でもいいから要求するという姿勢に立てないかと、こういうことなのですけれども。
答弁 アイヌ総合政策課長 三宮賢豊(アイヌ総合政策課長は2020年3月まで)
ご提案のありました頭出しして、特に生活館、アイヌの人たちの拠点の整備という部分だとは思うのですけれども、その辺につきましては私どもも大変重要な課題ということでずっと捉えておりまして、協会の人たちとも十分話し合いをしながら進めていきたいと考えていたところでございます。実際今後どのタイミングで頭出しするのかとか、あと調査費なんかの部分も対象になるのかどうかというのもあるのですけれども、その辺は国も含めて相談しながら検討していきたいなと思います。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。わかりました。私はそういうことはスピード感を持ってやれと。確かに2割の負担といったって1割は特別交付税でしょう。実質1割なのだから、これは使わないという手は絶対ないし、不十分な計画を立てろと言っているのではなくて、財政的に有利なものはどんなことであっても利用して引っ張るということを考えないと、そこはやっぱり民間なんかの場合だったらこういう状況だったら私は絶対やると思う。そこら辺をやっぱり本当の民間感覚でやらなければだめだと思うのだ。そこら辺は強力にひとつ検討していただきたいなと思います。これ以上いいですから。あと、もう一つ、これを聞きたいのですけれども、交付金の20億円はあるのだけれども、アイヌ民族の生活向上のための事業費4億1,000万円というのはあるのだ。これと交付金のバッティングとか、そういうものってなくて、全くこれは別の事業なのですか。それだけお聞きします。
答弁 アイヌ総合政策課長 三宮賢豊(アイヌ総合政策課長は2020年3月まで)
国の公表しております生活向上に係る部分につきましては、それは交付金とは別でございまして、従来の奨学金制度であるとか、生活館の運営費の部分であるとか、あと住宅貸し付けとか、従来からやっていた生活向上政策の部分の数字でございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。わかりました。一般会計の起債の残額は、今年度中に100億円を割り込むことは、約9億円借りているけれども、割り込むという状況にはなりますね、1つは。それと、特別会計を合わせるとまだまだ厳しい状況だし、下水道を見るとやっぱりなかなかちょっと大変だなという気がします。しかし、こういう状況の中なのだけれども、私は前回も言いましたけれども、例えば基金の関係でいえば老人保健施設の基金、あと少なくても3年から4年は答弁の中で新築するのに時間がかかるということですから、そのまま利益が出るとは私も思っていませんけれども、しかしやっぱり基金をつくってきちんと積むということが1つ。それから、財政課長の答弁でいえば、財政調整基金10億円を目指しているということで、恒常的にということがございますから、取り崩した場合は積むということになるのだろうとは思うのだけれども、しかし私はやっぱり、ことしの状況を見ても7,000万円と交付税を見れば約1億円ありますよね、現段階で。ですから、10億円いっていると、いく可能性は十分あると見てもいいと思うのです。そういう中で、町長の決意として病院をやるのだということであれば、やっぱり基金にきちんと病院の基金をつくって積むと。この間のお話では、なかなか直で積むわけにはいかないと。もちろん地方財政法か何かで剰余金の半分は財政調整基金に積むということになっていますから。だけれども、そういう中でも要するに積みかえ、繰りかえてもいいから、病院の建設基金というのは、あと3年なり、4年なりあるのだったら、基金をきちんとつくって、そこに決意のあらわれとしてやっぱりそういうものを積んでいくという姿勢が私は必要ではないのかなと思うのだけれども、この点いかがでしょうか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
今後病院改築を見込むときにやっぱりその財源をどのように確保してやっていくかというのは非常に大きな課題でございまして、数十億円かかる建設費になりますので、もちろんその部分の一部でもいいから、当初から財源を確保するということは非常に重要なことだとは認識してございます。その上では、病院の基金をつくるかどうかにつきましては今後の財政計画の中にも含めて検討すべきものとは考えておりますけれども、ただ一つ今考えている中で問題となるのが新たに基金を造成して、そこに積んでいくとなれば、基本的な考えとしては当初予算にその財源を確保して、それを毎年度積んでいくということがやはり新たにつくる基金の意味合いもあるかなと思っております。ただ、そこが今後の財政状況をにらんだときに当初からそこの病院の基金を別枠で積み立てることが可能かどうかという部分については、まだ新年度の予算編成も含めて財源的にどのぐらい確保できるのかというのは考えていかなければならないとは考えております。その辺をどうクリアしていくのかというのが問題になろうかなと認識してございます。〔「老健」と呼ぶ者あり〕
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
老人保健につきましても現在剰余金が出ている状況でございますけれども、それにつきましても同様の考え方を持っております。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。理論的には理解できます。ただ、町民の目線でいうと、当初予算で積めないとなるとこれはやっぱりきついなと私も思います。思うのだけれども、町民の目線でいうとどういうことになるかというと、やっぱり町長が決意したのならそのあらわれ、裏保証をとるわけではない。そんな意味ではなくて、やっぱり決意のあらわれが必要なのです。それは、今7,900万円か、8,000万円の老人保健のお金がある。4億円かかるとしたら1億円積めば4分の1積むことになるのだ。今実際あるわけだから。あと、今の状況で10億円財政調整基金を積めるとなったら、今積めるうちに一定限度、2億円でも3億円でも病院に積むという政治姿勢が、これが町民に対する一つのやっぱり決意のあらわれなのです。そういう意味では、非常に大きなこれはインパクトを持っている。単なるお金がないから積むとか、積んだほうがやりやすいとかというのではなくて、政治的な意味合いも含めて考えたときに私はやっぱりこういう決断というのはある意味、財政課長の言う意味は理解できます。理解できるのだけれども、そういうことが今、今しかないのだから、もう。このことって。病院を何回も建てるわけにいかないのだから。だから、そういうことでの決意として考えられないものかなと。課長の話があったことがわかった上で考えられないか。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
大渕議員からお話があった、今回町長が方向性を指し示した、それに対しての決意の担保というか、そういう意味合いでのあり方というのは十分これは今後の行政としてのあり方として考えていかなければならないことだと思っています。ただ、実際的なところで、財政課長からあったような当初予算の中でどういう見方をしていくのかというのは、やはりその年度の予算形成のあり方を見ていかなければなかなか単純にというか、簡単にというか、そういうことにはならない場面も出てくるかとは思っております。ただ、議員からあった決意といいますか、実際的にでは町民に安心というか、やるのだなという、そういう意味合いでの町長の決意をどういうふうにして今後も表明していくかということは十分認識をして進めてまいりたいと考えます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。そこは、ぜひ研究してみてください。次、財政健全化プランの方向性でお尋ねしたいのですけれども、基本的な考え方をどこに置くのかということなのです。私は、これが一番大切だと思うのです。それで、健全化の評価、これをどうするか。健全化です。財政の健全化を評価した上でここをメーンにするのか。実質公債費率を他の利益にすると先ほど言ったけれども、そういうことを目標にして、そこを健全化という名前でやるのか、それとも町民生活に非常に影響のあるインフラ整備やサービスに重点を移していくのか、そこの基本的な考え方。先日の答弁で、財政課長はこのように答弁したのです。新たな財政計画をつくると言われたのです。決して私は言葉尻をつかむとか、そんなことでは全くありません。ただ、健全化という言葉を使わなかったのかなと思ったのです。ここら辺の見解を賜りたいと思います。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
健全化ということは非常に広く解釈ができると思いますので、現在の削減を中心とした計画についても健全化プランという名称でございますし、今後財政を健全化するという部分につきましても現在必ずしもいい状況とは私も認識してございませんので、さらなる上を目指してという部分については健全化という言葉も使えると思います。ただ、なかなかさらなる健全化、いわゆる大渕議員がおっしゃった実質公債費率をさらに落としていく、数字を落としていくというようなことをやるとすれば、逆に、公債費も今どんどん、どんどんやっぱり順調に減ってきているのです。だから、今公債費、今年度127億円という予算でございますが、これももう少しいけばそのまま順調に推移すれば100億円を切るかもしれない。その上で借り入れをどのぐらいにするのかというようなところが問題になりますので、いわゆる起債残高を一定レベルに保つということは、公債費が減れば借り入れも減らさなければならないということになってしまいます。その上でさらに減らして、実質公債費比率を下げるというのは極端に言えば事業がなかなかできなくなるというようなおそれがありますので、そこは現在のところ考えておりません。先ほど大渕議員がおっしゃった今後やはり課題解決に向けての事業を財源を確保しながらやっていくというような、そういう重点を移した上での計画策定になろうかと思います。ただし、そこにもこれまでの財政運営の反省を踏まえまして、きちんと行政改革等を含めた歳出の見直しだったり、事業の見直し、削減できるものは削減というものをあわせ持ちながら計画を立てていきたいという、そのような思いでおります。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。現在の財政状況を見ますと、健全化の対応を目標どおりに持ちながら町民の皆様に対するサービス向上、この部分ではやっぱり待ったなしだと思うのです、現実を見ると。インフラの整備、少子高齢化の対応なんかはもう待てないでしょう。だから、そことのせめぎ合いになるのです、財政との。財政が好転していくという見通しがあるのであれば私はいいと思うのです。ただ、今の人口減少やそういうものを見たときに本当に財政が好転していくのか。前回も議論がありましたけれども、施設をつくれば必ずそれの維持管理費がかかるわけです。そういうものが必ず上置きになっていくと。こういう状況の中でそのせめぎ合いをどこで折り合いをつけるかという問題なのだ。そこで、私が言いたいのは今の財政課長の話はもっとも。ただ、返す金額より借りる金額がふえなければいいわけです。それ以上ふえないという状況。今12億円ぐらい返しているわけですから。借りているのは、ことし枠が出たといっても2,000万円ぐらい減ったから、9億7,000万円ぐらいでしょう。ですから、その範囲でいえば減るわけです。だから、そこのせめぎ合いをどこで折り合いをつけるかと。極端なことには私はならないのでないかと。だから、借りる金額のほうが返す金額よりふえなければいいわけでしょう。そういう考え方で健全化プランってつくれないものなのですか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
まさに大渕議員がおっしゃったところが今後の財政計画を策定する上での非常に重要な視点かなと思っております。確かにおっしゃったとおり公債費以上のものを借りなければ残高も減りますし、数字もよくなるというのはそのとおりでございますけれども、では今後の課題をそのレベルに抑えることが可能かどうかというところもあります。単にこれまでずっと近年やってきたような状況の起債の7億5,000万円という、臨時財政対策債も含めてですけれども、そのぐらいのレベルの事業でやっていけば可能だと思います。ただ、それで本当に今課題を全て解決できるのかというところもございます。老朽化対策もそうですし、使途が大きいのはやはり病院を含めた大型事業が数十億円という、この金額をその中にどうやって含めて今言った安定的な財政運営を行っていけるのかというところが非常に重要なところだと思いますので、その辺は今後つくる上で議会ともご相談させていただきながら将来を見据えた計画にしたいとは考えてございます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。今の答弁で大体理解できました。町民の皆様の要求、要望が政策的に反映できる仕組みづくり、私はこれだと思うのです。町民の皆様が見えなければだめなのです。優先順位、今病院なら病院、それから管理計画なら管理計画の中で何を早く壊すのか。公園通りの旧給食センター、壊さないと本当にやばいでしょう。高速道路からおりて通るわけだから。だから、そういう優先順位を明確に町民に示すと同時に財政の状況をきちんと町民がわかるような、そういう、私の質問もかなり努力してわかるようにしているのだけれども、これでも町民の皆さんは全然わからないというのです。だから、やはりわかる仕組みが必要だろうと思うのです。町長は、確かに3選の出馬表明の中で地方債残高を7億8,000万円減少させたと、こうおっしゃいました。これは事実でございます。財政的には非常にここで苦労したというか、そういう状況です。ただ、行政の継続性の考え方で見るときに30年の起債の状況を見ても、港湾事業でいうと5,700万円借りて、返している金額は4億3,242万5,000円です。もちろん5,700万円今借りていないけれども。満度に借りていないのだけれども、返している金額が4億3,000万円なのです、今。それが今白老町民の財政の圧迫のもとなのです。もちろん下水道もあるけれども。だから、本当に政策的に町民のためになる、この港の残金はまだ26億6,600万円あるのです。100億円のうちの4分の1以上がまだ港なのです。だから、政策をつくっていく、少子高齢化が大きく進む中でまちの力量に合った形での産業振興やインフラ整備、福祉充実を中心としたまちをどうやってつくるかということが望まれている。その足かせになっているのはここなのだ。そういう認識の上に立って私は町政運営をしなくてはいけないし、今まで財政がどうしてこんな議論になったかということをきちんと反省するのはそういうことで反省しなくてはいけないのですけれども、そこの見解を聞きたいと思います。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
議員のほうから町民の声が、要望が見える、そういう財政的な仕組みづくり、これは非常に大事だと。そこのところは十分今後のといいますか、これまでもそういうつもりで町民の皆さんにはこのまちの財政的な状況についてはお知らせをしてきたつもりですけれども、さらに今後人口減含めて進んでいくときに限られた予算の中、財政の中でどういうふうにして行政として進んでやっていくのか、また町民の皆様方にどういう面で頑張ってもらうのか、その辺のところも含めてその仕組みづくりというところは十分考えていかなければ、もっともっとわかりやすいというか、そういうところは進めていかなければならないと思っています。それから、今もう一つお話があった港を例に挙げたこれまでの本町が抱えてきた問題点、課題、そこのところはしっかりと見えるようにして、私たちも行政としてそのことをしっかりとそこの状況を押さえながら予算の編成を町民の皆様方とともにやっていく進め方をしていかなければ、さらに本当に少子高齢化が進み、人口減が進んでいったときに町民がやっぱり主人公になるまちづくりをしていくためには今ご指摘があったところは今後十分考えて進めていきたいと考えます。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。1答目の最後に伺いたいのですけれども、町長も言われましたように8年間のこの町長の活動というのは一面財政との戦いと言っても過言ではない。78億円という金額は、すごく高い金額ですから。私も4年間毎回毎回財政問題を取り上げてきました。それは、今までの反省に立って、議会のチェック機能の発揮、行政と地方自治体の基本は財政にある。町民にも職員にもそこのかじ取りを間違えると町民や職員に大きな迷惑がかかるし、かけたと議会としても考えなくてはいけないだろうと思っています。身の丈に合った財政運営、何があっても財政規律は守る、そのかたい決意に立って、次期の財政計画に、課長とのやりとりはあったのだけれども、私は健全化の言葉を残してほしいと思うのです、次期の計画に。そして、額が上がったとしてもその期間中の起債発行枠、計画期間中トータルの起債発行枠、4年間で10億円割るかどうかわからないけれども、返済額がだよ。起債の返還額が10億円割るかどうかわからないけれども、起債の枠を計画期間中、10億円なら10億円でもいいのです。そういう起債発行の枠をきちんと設定することが私は現段階ではまだ必要ではないかと考えているのですけれども、そこら辺を十分検討した上での計画づくりをしていただきたい。この2点。起債発行額と健全化という言葉を残すという、この2つのことについての理事者の見解を伺って、私の1答目の質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
財政健全化プラン、来年度で7年目を迎えるということで、本当に大渕議員がおっしゃったとおり町民に迷惑をかけ、または理解と協力もあってここまで来たと思っています。そこには議会のいろいろなご指導もあったことも事実でございます。次期の計画に起債の発行枠と財政健全化という言葉とおっしゃって、それは考えなければならないとは思っています。ただ、今の段階ではこの7年間のやはり総括をした中で次から進む将来の白老町のまちづくりに向けてどういう形が町民のためにいいのかというのはきちんと精査をしていかなければならないと思いますので、財政健全化の理念は変わらないと、これは好転したと、好転というか、よくはなっていますけれども、好転しているわけではない。一年一年厳しいのは事実でありますので、財政健全化の中どういうまちづくりができるのかというのは考えていかなければならないので、今言ったことも含めてきちんと次期の計画には考えていきたいと思います。
質問 8番 大渕紀夫
8番、大渕です。