白老町議会 平成30年定例会6月会議 2018年6月20日
博物館閉館中の観光振興対策
2018年6月20日、白老町議会の一般質問で、本間広朗議員が「博物館閉館中の観光振興対策」について質問し、町長 戸田安彦、経済振興課長 森玉樹が答弁しました。
- 質問者
- 本間広朗 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、経済振興課長 森玉樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 本間広朗
10番、本間です。町長に博物館閉館中の観光振興対策について伺っていきたいと思います。1つ目に、博物館閉館後の町内観光客の動向と宿泊・飲食店への入り込みの影響について。2つ目、空き店舗対策の成果と今後の対策について。3つ目、着地型観光が大きなテーマになり、観光拠点の創出が急務だが現状について。4つ目、観光拠点となる回遊性、周遊性を早期に確立すべきだが、現状について。5つ目、博物館開館を視野に、まちの通過型をどのように解消するのか。6つ目、博物館会館を契機に町内観光客の増加が見込まれるが、地区の特色を生かした文化への意識が必要になるが、具体的な施策について伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
博物館閉館中の観光振興対策についてのご質問であります。1項目めの博物館閉館後の町内観光客の動向と宿泊・飲食店への入り込みの影響についてであります。平成29年度における観光入り込み客数は173万5,000人となっており、その内訳は飲食店及び土産店、ホテル旅館業が上位を占めており、アイヌ民族博物館閉館後においても同様な傾向であると考えております。また、宿泊及び飲食店への影響については、観光入り込み客数の調査が半期ごとのため、正確に把握はしておりませんが、適宜事業者の声を聞いて状況の把握に努めたいと考えております。2項目めの空き店舗対策の成果と今後の対策についてであります。27年度から実施してきた空き店舗等活用創業支援事業において、飲食店や宿泊施設など7件の新規出店があり、街なかの魅力づくりやにぎわいの創出が図られてきていると捉えております。今後につきましても、民族共生象徴空間の開設を見据え、引き続き空き店舗活用や新規出店などの支援に取り組んでまいりたいと考えております。3項目めの観光拠点の創出の現状と4項目めの観光拠点となる回遊性、周遊性の確立の現状については関連がありますので、一括してお答えいたします。民族共生象徴空間の開設による交流人口の拡大を見据え、町内にある食、温泉、自然及び文化などの資源を活用し、回遊性を高め、地域経済の活性化につなげていきたいと考えております。そのため、28年度からアイヌ文化をはじめ地域の生活文化や食を活かした体験プログラムを町内事業者や団体とともに造成し、回遊性の向上に取り組んでいるところであります。5項目めの博物館会館を視野に、まちの通過型をどのように解消するかについてであります。本町が現在取り組んでいる体験プログラムの造成は着地型観光であり、町内への経済波及効果や町民との交流を高める取り組みであると考えております。今後は、着地型観光の取り組みを強化するとともに、民族共生象徴空間に隣接するリゾートホテルの開設を契機に既存の温泉ホテルの魅力を発信し、滞在型観光への展開に努めていく考えであります。6項目めの地区の特色を生かした文化への具体的な施策についてであります。近年の旅行形態は、個人旅行がふえており、地域の歴史や文化を体験するニーズが高まってきております。また、地域の日常にある自然や食なども旅行者にとっては新鮮であり、大きな価値を秘めていると考えております。そのため、アイヌ文化をはじめ、白老仙台藩陣屋跡を含む多くの遺跡や虎杖浜越後盆踊りなどの文化的資源を活用するとともに、自然や食と組み合わせ、体験プログラム化に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
質問 10番 本間広朗
本間です。それでは、質問に入りたいと思います。博物館が閉館してまだ間もないので、観光客の入り込み数については把握できないとの答弁でした。博物館閉館後の観光客の減少は、まちでは想定していたと思いますが、今後どの程度まで減少するか、入り込み数が気になるところです。今後は、宿泊業、飲食店、土産店の経営に影響が出るかもしれません。断っておきますが、町内のそういう経営業者の不安をあおるものでないという趣旨でご理解いただきたいと思います。閉館中のこの2年間は大切な時期だと思いますが、まちは特に影響が出やすい接客業の経営状況の把握が必要になります。町長の答弁にも事業者の声を聞くとありますので、地域に出向いたときに一件でも多く聞き取りをして、必要があれば対策を行っていただければと思います。そこで、まちはこの2年間に何をすべきか。私は、この閉館中の2年間で町内の事業者が経営悪化に陥るのではないかと懸念しております。このことにより、事業者は2020年の博物館会館時期を見据えた設備投資ができなくなるのではないかと懸念しております。それで、特に閉館中のこの2年間、まちは観光誘客をどのような施策をもって進めるのか、博物館閉館中の地域観光振興について具体的な施策はあるのか。観光客入り込み数の動向を注視して早急な対策が必要かと思うが、まちの見解を伺います。
答弁 経済振興課長 森玉樹(経済振興課長は2018年9月まで)
観光誘客の施策、閉館中の具体的な対策についてのご質問かと思います。町のほうでは、この2年間というよりは、2020年に向けた対策を現在行っているところでございます。その中で、今年度からにつきましては国の地方創生推進交付金を活用しまして、北海道とも連携して道内外に誘客のPRを行う予定をしております。また、その中の町の役割としましては、実際地元としての受け入れ態勢の整備を図ってほしいということも道や国のほうから求められております。その受け入れ態勢整備の中では、回遊性の向上の取り組みですとか、教育旅行の検討ですとか、滞在型観光に向けての検討ですとか、おもてなしガイドなどの人材育成、そういったことに今年度から取り組んでいきたいと考えております。
質問 10番 本間広朗
本間です。課長が言われたように、いろいろ2020年を見据えてということなのですが、入り込み数は恐らく上半期、下半期で調査すると思いますが、これを待つのではなく、先ほどちょっと私も言いましたけれども、町内業者に聞き取りしながら、経営状況はどうなのだということを本当であればすぐにやっていただきたいなとは思っていましたが、少しずつそういうようなことはやっているという答弁もありましたので、ここでは質問しませんが、入り込み数というのは、事業者にとってはこの2年間、大切な時期をどう乗り切るかということで、課題というか、そういうものがあると思いますので、恐らく道のほうに上がってホームページ等で紹介されると思いますが、入り込み数は事業者はとても気になるところだと思います。大きく変わらなければいいのですが、そこはやはり気になるところだと思いますので、まちのホームページ等々でそういうのをせめてこの2年間でいいので、ホームページ等で紹介、報告できたらどうかなという、要望にもなりますけれども、まちの考え方を伺います。
答弁 経済振興課長 森玉樹(経済振興課長は2018年9月まで)
観光入り込み客数のホームページへの掲載ということでございます。半期ごとの入り込み客数につきましては、新聞報道が必ずされますので、そういった新聞等で事業者の目に触れられる機会はあるかなと思いますが、ご指摘ありましたホームページへの掲載は実は現在行っておりませんので、ご指摘を受けまして、町のホームページに入り込み客数の実績、結果を掲載するようなことで対応させていただきたいと思います。
質問 10番 本間広朗
本間です。わかりました。2番目の空き店舗対策なのですが、これは27年度から7店の出店があったということですが、新年度が始まったばかりなので、出店希望者の把握はできていないと思いますが、まず4月から博物館が閉館していますので、これは予想されるのは、この2年間例えば売り上げがどうなるのかなというのは恐らく出店者はちゅうちょすると思いますが、その影響は、まだ短い時間なので、あるかどうか。現在例えば今年度の空き店舗対策の相談件数、正確に言えば空き店舗等活用創業支援事業に対しての相談件数はあるのかどうか伺います。
答弁 経済振興課長 森玉樹(経済振興課長は2018年9月まで)
空き店舗活用等創業支援事業につきましては、平成27年度から実施しておりまして、昨年度につきましては実は22件ほど相談がありました。その中で新規出店につながったのは2件になっています。今年度につきましては、4月から現在まで2カ月少しですけれども、相談件数としましては今7件受けている状況でございます。
質問 10番 本間広朗
本間です。空き店舗対策は、本町のみならず、地域の経済というか、まちづくりの活性化に大きくつながっていくと思いますので、この2年間に本来であればしっかりと経営指導もしなければならないのかもしれないと思いますが、町がしっかりとこの2年間に空き店舗対策と出店するまでのいろいろな指導をしていっていただければと思います。それと、これも要望になるかもしれませんが、出店希望者は町内外を問わないと思います。もちろん町外から来る出店者もいると思いますので、空き店舗を貸す側、借りる側の意思の確認をとり、例えば空き家バンクというのもありますけれども、空き店舗バンク、そのようなのを設けて、借りる側、貸す側がスムーズに交渉に入りやすくなるという考え方というか、要望というか、これはこれからこういうのが必要になるのではないかと私は個人的には思うのですが、町のお考えというか、見解を伺います。
答弁 経済振興課長 森玉樹(経済振興課長は2018年9月まで)
まず、空き店舗の把握の状況の部分についてなのですけれども、実は平成27年度に町としまして大町の商店街、萩野の商店街、それと北吉原駅周辺と虎杖浜地区の空き店舗の調査を実施しておりまして、そこの部分につきましてはおおむね把握しているという認識でございます。これまでもいろいろ相談を受ける中で、実際に物件を探しているのだけれども、ちょっと教えてほしいですとか、そういったような内容の相談もありますので、そういったときにはどういったものを求めているのかという情報を聞いた上で対応なんかもさせていただいております。それと、マッチングの部分のご質問ですけれども、現在空き店舗の状況も、例えば大町の商店街でも新規に出店したりですとか、あと老朽化が激しい物件については取り壊しが行われるなどでちょっと状況が変わってきていますので、今後の状況把握につきましては商工会とも連携して、そちらからも情報をもらうなどして状況把握に努めていきたいと考えております。
質問 10番 本間広朗
本間です。先ほどちょっとホームページの話も出ましたが、これはこの支援事業を活用したいという方を広く募集するという意味で、これもまちのホームページで例えばそういう物件がありますよとか、今言われたようにしっかりと本来であれば貸す側、借りる側の意思の確認をして、ホームページにこの空き店舗をお貸しできますよというような、そういうホームページを利用して紹介できるような仕組みというか、システムというか、そういうことができないものかどうかというのをまずまちの見解を伺います。
答弁 経済振興課長 森玉樹(経済振興課長は2018年9月まで)
所有者への意向の確認なんかもそうなのですけれども、先ほどの空き店舗バンクのお話もそうなのですけれども、町としてどこまで踏み込んでやるのかということなのかなと思います。当然そこまで踏み込んでやったほうがいいというのは間違いないとは思います。ただ、所有者の意向ですとか、あとは商工会ですとか商店街、そういった方たちの考え方、それとあとは町のほうもそういった取り組みをするための人員体制の問題というのもありますので、今この場でやりますという答弁はできませんけれども、正直少し難しいかなとは考えます。
質問 10番 本間広朗
本間です。難しいというか、私の質問の趣旨は、もちろん白老、字白老もそうですけれども、竹浦地区、虎杖浜地区、社台地区で少しでも空き店舗を減らして、まちの活性化につなげていければなという趣旨の質問なので、なかなか人員がいないということなのですが、少しずつでもいいから、そういうような方向に持っていければなと思います。これは、答弁は要りません。それと、町長の答弁では一緒になっていますので、3番目、4番目、確かに観光拠点の創出と周遊性、回遊性、そういう取り組みについて、まず観光拠点の創出により周遊性の抽出、確立を早急に進めるとともに、地域の観光拠点、観光スポットの構築が急がれるが、例えば虎杖浜地区のアヨロ海岸は唯一の岩礁地帯、それと縄文遺跡群もあります。灯台、ピリカノカの景勝地として、これはもっともっと今後PRが必要だと思います。2年後に控えた民族共生象徴空間の開設まで精度の高い企画力が必要になると思いますが、具体的な計画があれば。また、虎杖浜地区に限らない各地域の、観光拠点にはならないかもしれないですけれども、観光スポットというか、そういうところになり得る場所はあるのかどうかも含めて質問します。
答弁 経済振興課長 森玉樹(経済振興課長は2018年9月まで)
観光拠点となる回遊性、周遊性に向けてということのご質問かと思います。現在具体的に動いている計画としましては、議員からお話が出ましたアヨロ鼻灯台を含む周辺の遺跡、こういったものを利活用して虎杖浜地区の拠点づくりと例えば海産物ロードなどへの回遊性向上につなげる取り組みに向けて現在動いております。今年度につきましては、虎杖浜竹浦観光連合会さんや地域の方と一緒になって計画づくり、どういったような利活用が必要か、望ましいかという計画づくりに向けて今進めているところでございます。予定では、その計画に基づきまして来年度整備を行っていきたいと考えてございます。それと、それ以外でも観光拠点となり得るという部分ですけれども、例えば自然という分野で考えますと、社台にはインクラの滝がございます。白老にはポロトの森がございます。あとは、またさらに虎杖浜には倶多楽湖という今でも観光客が訪れる観光スポットがございます。特にポロトの森は、象徴空間の関連区域にも設定されておりますので、これから多くの方が来られると考えてございますので、そこの利活用の促進に向けてどういったことが必要かといった部分については、これは農林水産課の所管にはなるのですけれども、そちらのほうでも取り組みを進めているという状況でございます。
質問 10番 本間広朗
10番、本間です。それでは、5項目めに入りたいと思います。5項目め、まちの通過型をどのようにすればいいかということですが、民族共生象徴空間が開設すれば大型バス、乗用車で町内に観光客が博物館を初め、地域のホテル、旅館、飲食店、土産店に来ると思いますが、実際地域、まちの中にどの程度の人が来るかわかりません。町長の答弁にもありますように、体験型プログラムの企画は今後さらにふえていくと思います。それと、新しい企画を本来であればどんどん、どんどん出して、できるだけ体験をしてほしいという私の思いでもあります。これ以外に新しい企画はあるのか。プログラムの充実により体験した方のよい思い出になるようにしなければなりませんが、そのためにはまちとして何をすべきか。プログラムの具体的な取り組みの内容があれば、伺います。
答弁 経済振興課長 森玉樹(経済振興課長は2018年9月まで)
体験プログラムの充実に向けてのご質問かと思います。28年度から体験プログラムの造成には取りかかっております。回遊性を高めるために来訪者にとって必要なことというところの担当としての押さえの中では、例えばおいしいですとか、楽しいですとか、ここにしかないですとか、そういった要素が必要かなと思っています。そういった要素によって、魅力ですとか、個性ですとか、地域の特色ある商品ですとかサービス、こういったものにつなげていく必要があるかなと考えております。それと、具体的に今年度のという部分なのですけれども、実は28年度からそうなのですけれども、旅行会社と連携した中でいろいろ企画を出し合ってプログラム造成していっていますので、今は具体的なといった部分のお示しは現状ではまだできないのですけれども、いずれにしても、議員からお話がありました体験した方への思い出づくりという部分ということを考えますと、そこがリピーターになっていただくためにはという観点かなと思うのですけれども、既に造成しています体験プログラムにおいても、町内の団体に協力いただいて町民との交流が図られるプログラムをつくるということによって、また会いに来たいですとか、そういったことがリピーターになる動機づけにつながってくるのではないかなと考えております。
質問 10番 本間広朗
本間です。ありがとうございます。それと、まちの今まさに通過型から、これから着地型観光、これはまちにとっても大きなテーマになると思います。着地型観光を進める上で、まず1つは宿泊施設の確保が必要になると思います。ホテル、旅館、これは新しいホテルができる予定もありますが、そのホテルが建ったとしても町内の宿泊施設のキャパシティ、これは限られております。すぐには解消できないと思います。町長の答弁にもあるように、温泉ホテルの魅力、地域文化の魅力を発信するとあります。これは具体的にどのように発信するのか。これは着地型観光にとって大きなテーマになる。温泉ホテルの魅力、単に温泉を発信するのか。地域の文化とは何なのか。着地型観光の具体的な取り組みの進捗状況、これはまだまだ確立されていないと思いますので、これからの進捗と今後について伺います。
答弁 経済振興課長 森玉樹(経済振興課長は2018年9月まで)
まず、着地型観光とは何かという部分ですけれども、担当としての押さえの中では、観光客の受け入れ先、地元が地元ならではの企画をして、参加者が地元、例えば白老町に来て白老町から帰るというのが着地型観光という定義と押さえております。28年度、29年度に体験プログラムを造成しています。まさにこの取り組みが着地型観光の取り組みであると認識しております。その中で、28年度につきましては例えばアイヌ文化を生かして、シャケの皮を活用してチェプケリという靴をつくってポロト湖を歩く、その後にアイヌの伝統調理でおもてなしするといったようなプログラムですとか、あとは虎杖浜地区の原木シイタケのもぎ取り体験ですとか、たらこの加工屋の冷凍室の体験ですとか、そういったプログラムを造成して、モニターで受け入れたり、あと実際旅行会社からの送客なんかも既に受け入れ、29年度から開始して受け入れの実績があるというのが現在の状況でございます。今後の部分につきましても、先ほどから再三ご答弁させていただいているように、さらに体験プログラムの数というのをふやしていきたいと考えておりますので、そこに向けて取り組んでいきたいと考えております。
質問 10番 本間広朗
本間です。それで、進捗も今聞きましたが、まちに観光振興計画があります。この計画にのっとって今後進めていくのかどうか。私は、この2年間に今まで質問してきたことの醸成というか、しっかりとその辺をやっていただいて、来たるべき2020年の民族共生象徴空間開設に向けて、本来であれば来年、再来年、すぐにでも発信していただきたいという気持ちなのですが、それまでにしっかりと企画というか、計画を練って進めていくべきだと思いますが、観光振興計画について伺います。
答弁 経済振興課長 森玉樹(経済振興課長は2018年9月まで)
平成28年3月に作成しました商業・観光振興計画もそうなのですけれども、あとはまち・ひと・しごと創生総合戦略、こういった計画もございます。また、活性化推進プランという計画もございます。その中に2020年を見据えた商業、観光の取り組みについて掲載させていただいておりまして、それに基づいて事業化して取り組みを進めているというのが現状でもありますし、今後もそういった計画に基づいて事業を実施していきたいと考えております。
質問 10番 本間広朗
本間です。6項目めに入りたいと思います。6項目め、最後の質問になりますけれども、この質問は2点目から今までずっとつながることだと思います。そこで、まちの計画がスムーズに進行するには、もちろん町の努力も必要だと思います。また、各地域、町民の協力が必要かと思うが、その取り組みについて今後どのように進めていくのか。それと、地域の課題、わかりやすいのは高齢化、若い人の取り込み、この課題はあると思いますが、この課題について伺います。
答弁 経済振興課長 森玉樹(経済振興課長は2018年9月まで)
例えば体験プログラムを企画する上においては、町内にあるものにどう気づいて掘り起こして、それをどう生かしていくかということが重要であると考えています。そのためには、我々職員だけではなくて、外の方の目ですとか、専門家の視点、こういった部分が重要なのかなと考えております。そういうことから、課題としましては、我々が気づいていない資源の掘り起こしですとか、あと地域の方にどうやって協力いただけるかといった部分が一つの課題かなとは捉えております。
質問 10番 本間広朗
本間です。6項目めの町長の答弁にもありますけれども、近年の旅行形態は個人旅行がふえておりとありますけれども、個人旅行はもちろん国内というか、日本人の旅行もふえていると思いますが、近年外国人の旅行客も年々ふえていると思います。外国人、インバウンドの対応も、地域の方にとってこれも交流という観点から、いろんな言葉の壁とかもあります。議員懇談会等々でもやはり言葉の壁というか、そういうお話も出ています。どうしたらいいのか。もちろん言葉としてもいろいろ、英語から中国、韓国、東南アジア系の言葉もあります。では、どれに対応するのかという、確かにそういう問題はありますけれども、一つにくくって言葉の壁、これは課題になってくると思いますが、まちとしてどのような課題に対応していくのかなというご質問です。
答弁 経済振興課長 森玉樹(経済振興課長は2018年9月まで)
外国人旅行者の対応についてのご質問かと思います。白老町内の施設においても、特に宿泊施設では宿泊客が年々大幅に増加しているというのが入り込み客数の調査でもわかっております。また、飲食店なんかにも外国人の方が実際いらっしゃっているという声も事業者から聞いております。2020年、民族象徴空間の開設時にはさらにそういったインバウンドの方がふえてくるということを想定していますので、28年度からでございますけれども、通訳案内士を講師に事業者の方対象のおもてなし研修会を28年度、29年度に実施したり、さらに事業者にアンケート調査をして、希望する事業者向けにメニューの他言語化、そういったことにも取り組んでございます。今年度につきましても、同様に事業者さんの声を聞きながら、必要な外国人向け対応のツールの作成の支援ですとか、あと今年度につきましては、予定でございますけれども、電子翻訳機を使用した研修会というのも実施したいと考えてございます。それと、先ほどモニターツアーですとか、実際に送客で体験プログラムの受け入れをしているというお話をさせていただきましたけれども、実際に受け入れいただいている団体、事業者の話を聞きますと、少しの英会話と身ぶり手ぶり、表情などでコミュニケーションをとって、それ自体は受け入れていただいている側の方たちも楽しいといったような声をいただいているところでございます。
質問 10番 本間広朗
最後の質問になります。町長の答弁にも仙台藩白老元陣屋資料館、そのほかの遺跡群、これはぜひ2020年に向けて強固にというか、PRをしていただいて、白老町の観光の発信をしていただければと思います。それと、虎杖浜越後盆踊りもありますけれども、これも話を聞くとやはり高齢化でなかなか踊り手がいないという現状もお聞きしております。こういう課題を一つ一つ、まちができれば協力してサポート体制をしっかりしていって、途切れることがないようにしていただきたいと思います。最後に町長に質問ですが、観光振興について今回は質問してきました。博物館の閉館後には経済全般に希望が見えるが、博物館閉館中の2年間というのは私は楽観視できないと思います。特に接客業の方のみならず、町内の経済が落ち込まないような施策をスピード感を持って進めなければならないと思いますが、まちはこの短い時間に何をすべきか、また開設後どのような施策をするのか、この2年間の観光振興について町長の見解を伺って終わりたいと思います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
観光振興対策という全般のお話と象徴空間までの2年間、この2年間のお話だと思います。確かにアイヌ民族博物館がことしの3月いっぱいで閉館して、年間約20万人来るお客様が白老町に訪れる機会がないということを考えますと、白老町の観光に対する影響は大きいと思っております。まだ具体的に数字はデータとしては出ていませんが、各事業所さんに聞くと、少しずつお客様が減っているという声も聞いております。ただ、この2年間は逆に、そういうふうに落ち込むことばかりではなく、これからの象徴空間の千載一遇のチャンスを生かせる2年間の準備期間という位置づけにしたいと思っております。1答目でも答弁申し上げたとおり、白老町にはさまざまな文化や遺跡や虎杖浜の盆踊り等々の文化的資源がたくさんあります。今はモデル的に観光商品の造成をしている最中でありますので、この2年間でそれをより確率的に進んでいきたいと思っておりますし、白老町には地域おこし協力隊の方が数名いて、そこには宿泊や民泊をやる意思のある方やアイヌ文化や白老町のさまざまな部分の商品開発等々も考えられているということで進んでいるところでありますので、この辺をリンクさせて、うまく連携をしながら2年間、2年後以降に向けてさまざまな観光振興につなげていくように町としても努力をしていきたいと思っております。