みんなの議会

白老町議会 平成29年定例会9月会議 2017年9月12日

白老町立国民健康保険病院の改築と医療体制

2017年9月12日、白老町議会の一般質問で、吉田和子議員が「白老町立国民健康保険病院の改築と医療体制」について質問し、町長 戸田安彦、病院改築準備担当参事 伊藤信幸、副町長 古俣博之が答弁しました。

質問者
吉田和子 議員
答弁者
町長 戸田安彦、病院改築準備担当参事 伊藤信幸、副町長 古俣博之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 吉田和子

5番、吉田和子です。今定例会に3件13点について質問してまいります。1件目、白老町立国民健康保険病院の改築と医療体制について伺います。1、秋に示すとしている町立病院改築基本計画の策定時期について。2、町立病院改築基本構想の公設民営としての構想の見直しについて。3、指定管理等の病院経営形態に対する町の考え方と決定の時期について。4、人工透析診療科の設置、小児科の週5日診療、その他診療体制で明確になった事項について。5、在宅医療体制充実の推進を図るためにとまこまい医療介護連携センターとの協議の進捗状況と参画時期の考え方について。6、3連携推進策として苫小牧保健センターで実施のヘルスプロモーション事業や総合健診事後指導への参加の考え方について伺います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

白老町立国民健康保険病院の改築と医療体制についてのご質問であります。1項目めの町立病院改築基本計画の策定時期と2項目めの公設民営としての改築基本構想の見直しについては、関連がありますので、一括してお答えいたします。病院改築に当たっては、基本構想と基本計画をもって改築基本方針とするものであります。特に病床規模や政策医療等については病院骨格となるものであることから、本町の将来を見据えた地域医療を担う病院づくりの視点において、一般財団法人苫小牧保健センターからも多角的なアドバイスをいただきながら、本年秋をめどに経営形態及び病院骨格の政策判断をお示しし、基本構想改訂及び基本計画素案を策定してまいります。3項目めの病院経営形態に対する町の考え方と決定時期についてであります。公立病院の経営形態見直しに当たっては、大きく分類し、地方公営企業法の全部適用、地方独立行政法人化、指定管理者制度導入、民間移譲の4つの選択肢が考えられるものであります。1つ目の地方公営企業法の全部適用については、病院事業を総括的に管理する事業管理者の設置により、経営責任が明確になることで経営意識の高まりが期待できるものの、不採算医療を担う自治体病院における経営改善効果は少ないものと捉えております。2つ目の地方独立行政法人化については、地方公共団体と別の法人格として地方独立行政法人を設立し、経営を譲渡する手法であり、弾力的、効率的な経営と人事管理が期待できるものの、移行に要する事務量や経費の増大が見込まれ、本町のような小規模自治体病院での移行実態はないものであります。3つ目の指定管理者制度導入については、指定管理者の安定的な事業継続を注視していくなどの課題を有するものの、民間経営のノウハウを活用した病院運営が可能になることで医業収益の採算性が向上するとともに、不採算部門に係る町一般会計からの繰出金の縮減が期待できるものであります。4つ目の民間移譲については、指定管理者制度同様、民間経営のノウハウを活用した病院運営が可能になるものの、不採算医療の提供面において収益確保は困難をきわめることが十分想定されることから、選択肢としては課題を有するものであります。なお、新病院の経営形態については、先ほどもご答弁申し上げましたとおり、本年秋をめどに病院骨格とあわせて政策判断をお示しするものであります。4項目めの人工透析診療科の設置、小児科の週5日診療、その他診療体制で明確になった事項についてであります。新病院に関する診療体制を含め、各種機能等につきましては、病院骨格の政策判断及び基本構想改訂、基本計画素案にてお示しすることになりますが、人工透析診療科の設置については、町内における人工透析患者のアンケート結果を踏まえ、一定数の患者確保により採算性が見込まれる診療科目であるとの認識を十分に有しておりますが、現状においても透析医の確保や専門医療機関との連携体制の確保について課題と捉えているものであります。次に、現在週4日の診療体制としている小児科については、子育て世代が安心して子供を産み育てることができるための環境づくりを目指し、週5日の診療体制へと拡充できるよう検討を進めているところであります。その他診療体制につきましては、現在の町立病院に入通院する患者の疾病状況として高血圧症や糖尿病、高脂血症やコレステロール血症などの脂質異常症が非常に多いことを踏まえ、本町の健康しらおい21計画やデータヘルス計画に掲げる生活習慣病の発症予防、重症化予防への効果を高めることができるよう、内科系専門外来の新設に向けて検討を進めているところであります。5項目めのとまこまい医療介護連携センターとの協議の進捗状況と参画時期の考え方についてであります。本年4月に苫小牧市で開設したとまこまい医療介護連携センターの活用については、昨年度から東胆振1市4町において東胆振定住自立圏協定による在宅医療、介護連携を推進するために協議をしてまいりました。しかし、本年8月の3回目の会議では、苫小牧市からの提案により、連携センターの活用については各町が必要に応じて同連携センターに委託を行うこととし、東胆振定住自立圏協定については平成30年度の提携に向けて東胆振圏域の医療介護連携推進を図るために協議会を設置し、内容や基本方針の策定について検討する運びとなったところであります。6項目めの苫小牧保健センターで実施のヘルスプロモーション事業や総合健診事後指導への参加の考え方についてであります。苫小牧保健センターが実施するヘルスプロモーション、いわゆる健康づくり事業や健診結果を踏まえた保健指導や栄養指導と同様の本町の取り組みとしては、自主的に運動に取り組む町民の志向が多いことから、希望者に対してノルディックウオーキングのポールの貸し出しやイキイキ体操教室の参加者を対象に体組成計による体脂肪や基礎代謝などの測定を行うなど、健康づくりのための支援を行っております。また、介護予防事業に関しては、26年度以降延べ1万人以上の参加があり、健診と健康増進事業、介護予防事業の両輪で本町の健康づくりが進められていると認識するところであります。さらに、健診の事後指導については、保健師、管理栄養士が町民の生活実態に沿った保健指導を行うなど、3連携推進施策に取り組んだ結果、29年度では国保において高医療費市町村に選定されないなど、医療費抑制の効果があらわれてきているところであります。このように、本町における健康増進事業、介護予防事業の取り組みが町民の生活改善や医療費抑制の効果につながっていることから、現時点においては苫小牧保健センターへ業務委託する考えはありませんが、同センターとの病院改築協議の中で本町の健康増進、予防事業の向上に向けた情報交換を引き続き行ってまいります。

質問 5番 吉田和子

5番、吉田です。先ほど同等の質問をされていますので、確認を含めて何点か質問したいと思います。私は、6月会議においても町立病院のことについて質問をいたしました。そのときの答弁の中で町立病院の改築の答弁にもありましたけれども、改築整備に当たって基本構想と本年秋までに策定予定の基本計画をもって整備基盤となる改築基本方針とするというふうにありました。先ほどの答弁の中で、基本計画の策定は秋と言ったけれども、11月ごろになるだろうと、そのための予算計上があるので、予算までに間に合わせた計画策定になるということで、その間で相手のアドバイスをいろいろいただきながら、基本構想を再度改正をして、町民の声を聞いて、それから基本計画の策定に結びついていくというお話をされましたけれども、この計画に伴って、答弁では運営形態についてもほぼ同時に、基本計画を発表した後にそれは明確にするということの答弁をいただいていたと思うのですが、今このスケジュールからいくと、先ほど4つの運営方法があるということでのお話、これは前回も私は質問しておりますので聞いておりますが、この中でどの方法をとるかというのは3月までになるのか、11月末の基本計画ができたときに出されるのか、その点を伺いたいと思います。

答弁 病院改築準備担当参事 伊藤信幸

ただいまの経営形態をどこで決めるのかというご質問でございますが、これにつきましては経営形態と病院骨格の部分は、先ほどの前田議員のご質問でもあったとおり、10月までに町長の政策判断をもって、そこでまず政策判断を下すと、その中には当然経営形態はどういう手法を取り入れるのかというところが判断として示されるというようなことで考えてございます。

質問 5番 吉田和子

5番、吉田です。苫小牧保健センターと運営協議を図ることを合意して、現在基本計画づくりに入っているということになっておりますが、理事者はこの合議ということをどのように捉えていらっしゃるのか。先ほどの質問の中で、あくまでも公設であるから町が主体者になるのだと、そういうお話をされました。その中でアドバイスをいただきながら、今後の病院づくりで町長が政策判断をして、今後の病院のあり方については町長が結論を出し、基本構想の改訂をして町民に諮っていくというお話がありました。今町民の方が抱えていることは、それはどういう病院になるかということはもちろんそうですが、この合議ってどういうことなのだということなのです。というのは、合議というのは、議会もそうですけれども、一つの答えを得るために、それぞれの考え方をなるべく一致させて一つの答えを出すと、反対であってもそれをいろんな合議をして、そして一つの結果を生んでいくということをやりますけれども、白老町も白老が主体であり、そしてアドバイスを得ながら経営体についても基本計画についてもつくっていくということになったときに、先ほどの質問で、もしそれがうまくいかなかった場合に、合議がなされなかったときにという質問がありました。そのことに対して、そのことは考えないで今はやっていますということなのですが、町民の方たちもこのことには不安を抱いているのです。どうなるのだろうと。町民それぞれみんな思いがありますから、いろんな条件を出していったときに合議が成り立たなくなったときにどういうふうになるのだろうという、すごく不安を持っていますけれども、そのことに対してどのようにお答えになりますか。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

2月に保健センターと協議を開始する。その覚書の中においては、改築にかかわってのあり方、それから病院経営の進め方等についての内容の部分で協議をしていく。そういうことの中で、確かに今まで私たちの基本ベースは、これまでも言っていたように昨年の5月にあった基本構想がベースだというふうなことは再三申し上げてきたところです。その基本構想をどういうふうに、私たちは私たちの観点といいますか、町の現状を考えながらつくり出してきたわけです。それを保健センターの専門的な見地も含めてご提案もいただきながら、またこちらがつくり出していく今後の地域医療のあり方についてもそれぞれ現状を捉えながら協議をしていっております。その中で、最終的には決定は保健センターが主体なのか、町が主体なのかというふうなことになれば、必ず町がこの病院をつくっていくわけですから、町が主体的に判断をしていくことになるはずです。そういう中でいろんな観点から協議はしてきております。今の段階で、今議員が合議というふうなことでもおっしゃいましたけれども、まとまらないというふうなことは確かに協議ですから場面としてはあるかと思ってはいます。ただ、そういうことにならないというか、今保健センターのほうも白老町の公立病院の改築に当たって力をかしたい。こちらも力はかりたいというふうな中で、ただ単に譲歩という言葉もありますけれども、そうではなくて、こちらはこちらとして今後永続的に地域医療を町民のために守っていくためにはどうするべきかというふうな、そこの観点から今協議を進めておりますので、先ほど町長も答弁させていただきましたけれども、今の段階で白紙になるということは頭に置かずに協議を進めているところです。

質問 5番 吉田和子

5番、吉田です。町長は、白老町のトップリーダーです。病院についての大きな決断を今までしてきました。閉鎖をする。それから、継続をする。そして、改築、また公設民営を目指す。本町が目指す地域医療を将来にわたり永続的に確保し、予防、在宅、それから医療の病床への取り組みも積極的に進めるために、専門的な病院経営の必要性を判断し、相手との運営協議を進めるとしております。必ずしも骨子としている基本構想が実現することがまちのためになるかどうかはこれから町長が判断をされて、その構想にあってもそれを町長判断でやめていくこともあるし、それから相手のアドバイスを受けて、自分たちの構想にはなかったけれども、こういった部分は入ってきますというのはどんどんこれから出てくると思いますけれども、アドバイスを受けて改訂の基本構想をつくったときには、そのときには町民の声をまた受けますよね。受けたことが即そのまま相手に通じるとは限らないわけです。そういった中で、また再度病院の改築を進めていく、医療体制、病院のあり方を決めていくときには、トップリーダーとして決断するときは、私は町民の声をバックにしてやっていくと進めやすいのではないかと前に質問したことがありますけれども、今までのいろんな動きを見ていると、それだけではやっぱりできないことがかなりあるのかなというふうに思います。ただ、町長の奥底には、町民の命を守る、そして病院が永続的に町民のためになる病院をつくりたいということが基本であるということでの政治判断をされるということですが、基本構想に今まで私たちもこだわってきましたけれども、最終的には町長の判断になるということですので、町長は永続的にやっていく町民の声そのものをどのように判断をし、あくまでも病院の継続とか町民の命を守るためだとは思いますけれども、やむなく町民の命を守ることもやめなければならないことも出てくると思うのです。そのことを町民にしっかり理解していただかないと、病院ができたときに町民がみんなそっぽを向いてしまっては何も改築の意味がなくなるというふうに思うのですが、その辺町長は基本的にどこに視点を置いて町長判断を今後されていくのか伺いたいと思います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

今回の新しい病院づくりに関して、総合的に判断をしなければならないというふうに考えております。町民の命を守るというのは当たり前のことですし、それをきちんと、町立病院ということでなくて私の立場でもきちんと守っていかなければならないというふうに考えております。医療だけのことを考えると今の町立病院をただ新しく建てかえしたほうが多分波風が余り立たないで進んでいくというふうに思っておりますが、これからくる人口減少、そしてこれは財政の問題から病院の問題にもつながっているところもありますので、そういう意味では医療も含めて、財政も含めて今後のまちづくりの観点からも総合的に判断をしたいというふうに思いますし、今新しい病院をつくる町民の声というのもきちんと、医療だけではなく財政の面からとか、さっきもお話ししたように少子化、高齢化、人口減少等々も含めた中できちんと判断ができるような材料を提供して町民の声を聞いていきたいというふうに思っております。

質問 5番 吉田和子

基本的なことは伺いましたので、診療科について伺っていきたいと思います。私の6月の質問で、人工透析の診療科は、答弁にもありましたように、人数的とかいろんな方法ではある程度整ってきているけれども、医者とか技師の確保がなかなか難しいというお話がありました。そのときに私は、医師の派遣とか、それからサテライト方式ということもあるのではないかということで、これは6月に検討しますと言いましたけれども、3カ月たちましたけれども、なぜ厳しいのか、なぜできないのか、何が一番ネックになるのか、その点をお聞かせ願いたいと思います。

答弁 病院改築準備担当参事 伊藤信幸

確かに6月の吉田議員のご質問の中でも透析の部分でのご質問はいただいておりました。その中で、今回も先ほど町長のご答弁にもありましたとおり保健センターとお話し合いをしていく中で、まずは昨年策定しました基本構想の中で町の考える部分では、採算性だとか、そういった部分、設備面だとかというところはいろいろ課題があるということを示しておりましたが、このたび4月以降の保健センターとの話の中では、保健センターとしましても一定程度患者数が確保できるようになれば当然採算性はあるというような認識は持っております。ただ、透析のお医者さんという専門的な分野を担うお医者さんだとか、透析科を設置するとなれば連携する医療機関が必ず必要になってくると、そこは人工透析をする際に器具を取りつけるような設置手術だとかという行為が出てきたりしてまいります。そういった部分の連携する医療機関だとか、そういった部分で今のところ、6月の議会でのご答弁と同じような形になりますが、そういう課題を持っているところは今も現状として変わっていないところでございます。

質問 5番 吉田和子

5番、吉田です。ちょっと反論なのですけれども、まずは人数的なもの、そういったものは採算が合うだろうというお話をされました。連携するお医者さんがいないというのですけれども、個人で泌尿器科をやっている先生方は全部大きな病院と連携をしてやっておりますよね。白老町がもしそれをやったら、受け入れてもらえない。保健センターとの合議を図っていくためにいろんな議論をして、アドバイスをしていただいていますけれども、この一つの要因として医師不足をなくするというのも一つの要因だったと思います。それと、もう一つは、広域連携ということもありますよね。そういったことを含めると、白老町がこれをやっていったときに何かあったときに受け入れる病院は、どこも受け入れていないということでですか。それとも、連携を図るために保健センターとやっているようですけれども、苫小牧医師会というのがバックにあると思うのですが、そういったことを含めると苫小牧市がそれを受け入れないというのは私はちょっと違うような気がするのですが、その辺どうなのでしょうか。

答弁 病院改築準備担当参事 伊藤信幸

まずは、医師の確保という部分のお話になりますが、ここにつきましては、今までも町長のご答弁等もあった中で、将来の地域医療を守っていくために、そういう中で今回の2月の保健センターとの覚書の締結をした経緯としては、医師確保の可能性も広がっていくものだというような判断のもとで協議をさせていただいているところでございます。そこの一つ、透析の部分だけをもってここの医師確保ができないのかというところになりますと、そういうことではなくて、あくまでも地域医療を守っていくための全般的な医師確保の可能性が広がっていくという中でのところでございまして、保健センターとは今まで10回協議をしておりますが、そういった部分で保健センターとしましても実施に当たっての課題があるというような捉えをしているところでございます。

質問 5番 吉田和子

5番、吉田です。私は、人工透析だけ行われればいいというふうには思っていません。ただ、76人の人たちが毎日、1日置きに受けないと、1カ月に1回とか1週間に1回病院に行けばいいということではないのです。高齢化になっておりますし、通院が大変になっている方の声を受けとめているから言っているのです。そういったことで、将来的なことと言いましたよね、将来にそれが継続できるかどうか。将来的なことを考えるから言っているのです。将来は、今60歳の人も70歳になります。70歳の人は80歳になるのです。そういったことから考えると、課題として捉えているということはまだ希望を持っていいということですか。その辺伺っておきます。

答弁 病院改築準備担当参事 伊藤信幸

まずは、各科目ごとの見通しをこの場でお答えするということには基本的にならないかなというふうに思っております。ここにつきましては、今までのご答弁の中でもお話ししたとおり、病院骨格だとかというのがまず重点にあって、そこにかかってくる総体的にどういう病院のあり方にするかというところは、しっかりと町長の政策判断を踏まえて構想の改訂、基本計画の素案の中でしっかりお示しするというような考えでおります。

質問 5番 吉田和子

これ以上やらないと思ったのですけれども、今のお話を伺っていてちょっとえっと思ったのですけれども、あくまでも病院の骨格についてやることであって、個々の診療科については今後の課題だというのですけれども、6月のときにもそういうお話でした。それで、3カ月たって秋に示すということだったのです。秋というのは、先ほどありましたようにもう秋ですよね。でも、またこれが12月に延びるということは、12月までそういうのは全然出せませんということなのですか。それとも、骨格が決まらないから、個々のことはその後になるということになるのですか。全然話は進んでいないということですか。前回と同じような答弁なのです。だから、個々については全然お話はしていないし、新しい診療科についても個々のものは全然やっていないというふうに捉えていいということですか。

答弁 病院改築準備担当参事 伊藤信幸

個々のそれぞれの今までの基本構想で言っているところでいきますと9項目だとかという部分で、個別に今までは10回の協議の中でそれぞれしっかりと協議はさせていただいております。その中で、まずこれは今こういう方向性だというようなところを1つ持ってお答えすることではなくて、全て細かい部分も含めてしっかり協議はさせていただいております。

質問 5番 吉田和子

基本構想の中では、基本方針を根本に相手と議論していく。基本方針、運営形態も含めて、それから財政的な面も含めて議論していくということは全て同時に進んでいると私は捉えていたものですから、新しい診療科については個々については言えないということなのですけれども、町民は何を待っているかということなのです。病院が改築されるのは当然わかっています。運営形態がどこになろうと公設だから、町が基本だということは皆さん捉えているので、その部分では安心していると思いますけれども、新しい病院になることで私たちが困っている診療科ができるのだろうかということは期待を持って待っているわけです。それが秋がだめで、今度は12月、今度は3月の予算組みまでというふうなことになっていくと、町民というのはいろんな不安を抱いて生きているわけですよ、病気もありますし。そういったことを考えると、個々に答えられないということであれば、まとまらないと答えないということだと思いますけれども、そういったことを基本に置いて基本方針をつくったものによってやっているわけですから、個々にと言われても、基本構想に個々に全部入っているわけですから、だからもし一つでも決まったものがあれば、私はなぜ聞いたかというと、一つでも決まったものがあれば、町民の方々というのはこれ一つできるといったら、前に皮膚科ができただけでも町民は喜んでいましたよね。そういうことと同じです。この科ができるようになったら、よかったねという声になると思うのです。それが全然見えてこないで、後、後という感じになると、町民というのはやっぱり不信、不安を抱くのです。だから、そういった面では早急に、きちっとしたものを示せるときは、情報公開のまちですから、いろんなことを情報公開して、こういったことがあるといったら、また町民の声として受けとめられると思いますので、そういったやりとりをしながらこの計画をきちっと練っていくということが私は大事だと思うのですが、その辺もしあれば伺いたいと思います。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

今議員からご指摘されたことは、町民の皆さんの側にとっては小さいことではなくて、非常に日々の生活の中での大きな問題だというふうな、その重さというのは十分捉えております。透析も含めて、さまざまなというか、そういう言い方しかできないのですけれども、透析医の確保について、または透析のやり方についてはるる協議だとか、医師会を含めていろんな状況の確認をしたり、それはやっております。それと、個々という部分の診療科目についても、専門的な診療科目を持つというふうなことで、一般的にうちの今の町立病院の中の患者さんを見たら、こういうような病気が多いから、それにかなうような専門科の設備を持たなくてはならない。そういう中で、ではどこで専門医を確保して、週の中でどういうふうな配置をするべきなのか、そこのところはなかなか、正直なところあとまだ4年、5年ある中で、このお医者さんに頼むというふうなことも医師会自体も言えない状況がまだまだあるのです。そういうこともあって、今参事のほうから個々にというふうな言葉で申し上げましたけれども、そういう部分をないがしろにして、ただただ病院の経営形態だとか病床がどうあらねばならないかということだけではなくて、やはり全体的にそこのところは考えて、それから町民の皆さんの安心感を求め、そしてこれからの本町における地域医療をどういうふうにして組み立ていくのが本当に、今町長の答弁にもありましたけれども、町民にとっても、町民というか、患者さんにとっても、それから町民全体の財政的な問題も含めてどうあればいいのか、その辺のところは十分私たちも肝に銘じながら協議を進めております。ご理解をお願いします。

質問 5番 吉田和子

私は町民の代弁者ですので、町民が考えていること、町民が期待していることをお伝えするのが議会の場だと思っておりますので、町民はそういう期待を持って待っているということを心に持ちながら相手との議論を進めていっていただきたいというふうに思います。細かいことについては、先ほど答弁ありましたように、これから何件か1つずつ言おうと思ったのですけれども、1つずつはこれから全体で協議していくということですので、きょうは言いません。前回言っていますので、それを十分に熟知しながら、見ながら進めていただきたいと思います。ただ、中で1つだけ伺っておきたいと思います。今きたこぶしの廃止の方向性が出ています。療養型病床群も廃止ということで、そのかわりに白老町はきたこぶしをつくったわけです。ただ、今包括ケアシステムの中で、急性期治療が終了した患者に対して在宅、または介護施設への復帰支援として医療支援を行う地域包括ケア病床の導入について、今後病院は検討していくべきだということで、それを積極的に取り入れようとしている病院もありますけれども、白老町としては包括ケア病床については、先ほど病床数の話がありました。19床の中では持つことは厳しいだろうなというふうに思っていますけれども、こういったことも含めて今後考えなければいけないと思うのですが、この辺の考え方を伺って、ここは終わりたいと思います。

答弁 病院改築準備担当参事 伊藤信幸

地域包括ケア病床の検討ということでございます。ここにつきましては、まず基本構想を作成した際には地域包括ケア病床という制度ができたという中で、一定程度確保したほうがいいのかなという中で検討はしていたところでございます。今吉田議員おっしゃったとおり、病床規模によってはそこの部分はかなわないのかなというところも1つございます。あとは、それに付随して、ベッドを確保するだけではなくて、リハビリに係るところの訓練室だとかというのも一定程度のスペースを持っていかなければならないというような部分で考えてございます。そういったような整備面も含めて、総合的にそこは包括ケア病床というところのあり方は考えていくことになるのかなというふうに考えてございます。

質問 5番 吉田和子

5番、吉田です。在宅医療に関して地域支援を図るということで、6月の質問のときに、協議を進めていく中で地域の病院を含めて在宅医療のあり方について協議をしていくという答弁があったのですが、この3カ月で地域にある病院と在宅医療に関して何か協議をされましたか。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

その件につきましては、保健センターと協議をすることを通しながら、議会のほうにも6月会議の中で出している内容も含めて、町内にある医療機関の先生方とはるる、どういうふうな医療体制をつくっていくべきかというふうな話は進めております。ただ、お互いにといいますか、それぞれ持ち場というか、がありますので、今藤田先生のところでは、名前を言って申しわけないけれども、実際に在宅治療をやっていますよね。そこの部分をどういうふうに今後町の全体として活用といいますか、そういうふうにしていくのか、その辺のところまではまだまだ中身を詰めていかなければならないところはあろうかと思います。

質問 5番 吉田和子

次に参ります。

出典:白老町議会 平成29年定例会9月会議 2017年9月12日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる