みんなの議会

白老町議会 平成29年定例会6月会議 2017年6月21日

町内会活動の活性化対策

2017年6月21日、白老町議会の一般質問で、氏家裕治議員が「町内会活動の活性化対策」について質問し、町長 戸田安彦、企画課長 高尾利弘が答弁しました。

質問者
氏家裕治 議員
答弁者
町長 戸田安彦、企画課長 高尾利弘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 氏家裕治

町内会活動の活性化対策についてお伺いいたします。1つは、町内会活動の現状をどう捉えているかということですそれから、もう一つは、町内会連合会との連携における課題と今後の進め方をどう捉えているかということでございます。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

町内会活動の活性化対策についてのご質問であります。1項目めの町内会活動の現状についてであります。各単位町内会にあっては、10世帯未満から300世帯を超える組織があり、その規模、活動の内容もそれぞれ違いがあります。現状としては、高齢化の進行と若い世代の町内会離れによる役員の担い手不足や行事等への参加者の確保が困難になるなど、町内会活動に影響が及んでいると捉えております。一方で、少子高齢化が進む中、高齢者や子供の見守り、防災活動、空き家の増加に伴う環境悪化など、町内会活動を取り巻く地域課題も多い状況にあるものと認識しております。2項目めの町内会連合会との連携と今後の進め方についてであります。近年においては、廃止を余儀なくされる町内会や統合する町内会も見られ、町内会活動の活性化に向けては町内会連合会、地区ごとの連合組織との連携をより一層強め、協議を進めていく必要があると考えております。今後は、他地域の先進的な取り組みを研究するとともに、各単位町内会と町内会連合会、そして行政との連携体制や役割分担を初め、より機能的な運営等について協議し、持続的な町内会活動を進められるよう対応してまいりたいと考えております。

質問 6番 氏家裕治

6番、氏家です。1項目め、2項目めについては、関連がありますので、この中で全体的な考え方をお伺いしていきたいと思います。町内会においては、最近顕著に見られるのは高齢化の波なのです。やっぱり役員のなり手がいないということで、答弁にありますけれども、統合された町内会もあると聞いております。今年度の補正予算の中に出てきた若竹団地についても、前回私の質問の中で町内会の空白地はないのだという話だったのですけれども、運営実態のない町内会というのがあるのです。そこについてのいろいろな支援策については、運営ができるまでの間はまちの支援が必要ではないかということでお話をしておりましたが、今回はたまたまあそこは災害に見舞われる大きな場所だということで、そういったことで防犯灯の必要性を感じて多分取りつけていただいたのだと思いますけれども、いずれにしても最近見られるのは町内会役員のなり手がいなくて、今後例えば5年、10年先が見えないと、どうなるかわからないというところが結構ふえてきています。これが形になってしまったら、もう遅いのだと思うのです。ですから、その前にまちとして、今までは町内会が元気であって、何かあったら自分たちの町内の周りは町内会で何とかしてと言えば、いいよ、いいよと、うちらでできることはと言っていたのは今から10年ぐらい前でしょう、きっと。最近は、なかなかそれもできなくなってきたということなのです。草刈り自体だってなかなかできないという町内会さん多くないですか。そして、町内会の運営費だって、昔は自分たちが古紙回収や何か、大昭和製紙があった時代、運んでいって、ある程度の単価で引き取ってくれるから、それが町内会の運営費として使わせていただいたという実績があります。今はそれもできないのです。ですから、町内会の運営費自体は出る一方。そして、そこに参加する方々もどんどん減ってきている。関心を持たなくなってきている。このデータにもあるとおりです。ですから、そういったところをまちがしっかり受けとめながら、今後の町内会運営をどうするのかということを、町内会連合会さんといったって何の権限もありませんから、町内会連合会は町内会の話を聞きながら、それを行政にはつなげるかもしれないけれども、町内会連合会さんに任せたってだめですよ、きっと。これは、あくまでまちとして今の状態をどう捉えるのかということがやっぱり大事なことだと思うのです。ですから、一つの提案なのですけれども、例えば地域担当職員の活用というのも1つ考えられるかもしれませんが、私は余りお勧めできないのではないのかなと思うのです。であれば……

質問 6番 氏家裕治

6番、氏家です。地域おこし協力隊の方々、この方の役割というのは、例えば地域の活性化だとか、そういったことに本来若い人たちの力を、外部の力であっても、高齢化が進むそういった地域にあっても、若い人たちの力をかりて何とか地域の活性化をという一つの大命題があるのだと思うのです。そういったことを考えたときに、今白老町で協力隊の方々というのはいろいろな事業に振り分けられていますよね。そうではなくて、これはできる、できないは別ですよ、私の中で考えることなのですけれども、町内会活動の実態をちゃんとそこに入っていただいて見ていただくと。3年なら3年の中で白老町の町内会の活動実態というのをしっかり勉強してもらって、そして例えば3年後、町内会運営だとか、そういったものに興味持っていただける人たちには就職の支援も含めて白老町に移り住んでいただきたいというような、ちょっと考え方おかしいかもしれないけれども、施策の展開ができないのかどうか。そういったメニューなんて多分ないのだと思うのですよ、まちとしては。でも、そういうメニューも含めて何とか町内会、地域の活動を支えていただくために、そこの組織にちょっと入ってもらえないかとか、そういうことも含めて考えることができないだろうかということをちょっとお聞きしたいのです。

答弁 企画課長 高尾利弘(企画課長は2019年3月まで)

地域おこし協力隊ということでのお話をしたいと思いますけれども、まず今地域おこし協力隊で分野別というか、観光だとか、いろいろ事業に振り分けてということでやっていますけれども、今農業にもおりますけれども、その中に生活支援という方がございまして、それは先ほど介護課のほうに一応配属というか、しまして、こちらは町内会長さんのところも回ったりして、福祉という部分で特化してはいるのですけれども、町内会でも一番大きな問題として高齢化ということの取り組みということも考えておりますので、そういった部分では地域おこし協力隊の活用を今現在も行っているということで、あと地域担当者制度、制度としては集落支援制度を使っていますけれども、こちらについても単に要望を各課につなげるということではなくて、地域の点検ということも大きな役割ですので、こちらは地域おこし協力隊の福祉の部分とか分野別の部分と町内会の課題と一致すれば、その地域おこし協力隊の部分を使うだとか、それは集落支援員と一緒にやる場面もあるでしょうしということでの取り組み方としては、今後も想定されるというふうに考えております。

質問 6番 氏家裕治

6番、氏家です。どういった方策がいいかというのは私もよく頭には浮かばないのだけれども、いずれにしても今のままではだめだということははっきりしているのです。それも近い将来絶対くるであろう問題なのですよ、これは。ですから、そういったことについてしっかり企画課も勉強していただきたいし、私たちも勉強しなければいけないのだと思うのです。例えば統合がいいのか、統合するにしたって高齢化はどんどん進んでいって、そんな大きい範囲はうちらで見られないみたいな話になっても困るわけです。でも、いずれにしても、地域自治会というものがなくなったときに、なくなったと言ったら変ですけれども、運営できなくなってきたときに一番困るのはやっぱり行政だと思うのです。ですから、そういったことも踏まえて、今後のあり方をしっかり対策チームとして今の連合会と連携しながら問題の把握をしっかりしていかなければいけないのだと思うのです。そこについての考え方を町長からお伺いして、私の質問を終わらせていただきたいと思います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

町内会活動ですけれども、先ほどの地域おこし協力隊の件だったのですが、聞いていて、ご提案ということだったのですけれども、地域おこし協力隊と今の集落支援員、地域担当職員があわさったのが多分氏家議員の考え方かなと思います。地域おこし協力隊というのは3年という期限で、3年後独立してちゃんと自分でそれで御飯を食べていけるような状態なものですから、今の町内会活動でそれを仕事としてできるのかといったら、ちょっとそれは難しいという課題がありますので、どちらかというと制度としては集落支援員を活用するほうが今の町内会活動の課題に取り組めるのかなというふうに思っておりますので、今の人数よりどんどん、どんどんこの制度を使ってふやしていけばいいのかなと思いますけれども、そこには財政の関連がありますので、この辺はバランスを考えながら進みたいというふうに思います。町内会活動の担い手、僕が住んでいる町内会もそうなのですが、どこの町内会も担い手不足と、あとはイベント、事業の参加率の低下というのは如実にあらわれておりますので、それは地域の活性化を担う行政としては本当に大きな課題であるというふうに捉えております。大町の第1、第2がそれぞれそんなに世帯数は少ないにもかかわらず、今合併というか、統合したところでございますので、1年ぐらいたってからきちんと検証しましょうというお話も出ております。そこはきちんと町内会連合会と協議をした中で、恐らくいいところと悪いところと出てくると思いますので、悪いところはきちんと検証しなければならない、いいところはどんどん、どんどん宣伝していけばいいと思いますし、今担い手がいないというところでは、範囲は広くなるかもしれませんけれども、絶対数が多くなるものですから。ほかの白老町以外のまちを見ますと、白老町は町内会はやっぱり数は多いのですよね、人口の割には。だから、まだまだ統廃合が進んでもいいかなという思いはあるのですが、結婚と一緒で、相手がいいと、お互いいいというふうにならないと、これはいろんな禍根を残す統廃合になると思いますので、その辺は時間をかけてでもゆっくり、お互いの町内会がこの先どういうふうに活動、運営していくのかというのをきちんと協議をしていきながら、そこにはきちんと行政も間に入って、話を聞いて行政としての役割、町内会としての役割をきちんとお話をしていければいいなというふうに思っております。また、町内会連合会は今年度役員の改選がありまして、今新しく岩間会長がなりましたので、岩間会長もこの点は重々大きな課題と捉えているということでありますので、これは行政と一緒に考えて進んでいきたいと思います。

出典:白老町議会 平成29年定例会6月会議 2017年6月21日 議事録 PDF(56ページ) 間違いを知らせる