みんなの議会

白老町議会 平成28年定例会12月会議 2016年12月13日

小中学校図書館の現状と整備充実

2016年12月13日、白老町議会の一般質問で、前田博之議員が「小中学校図書館の現状と整備充実」について質問し、教育長 安藤尚志、学校教育課長 岩本寿彦、財政課長 大黒克巳、副町長 古俣博之が答弁しました。

質問者
前田博之 議員
答弁者
教育長 安藤尚志、学校教育課長 岩本寿彦、財政課長 大黒克巳、副町長 古俣博之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 前田博之

次に、小中学校図書館、図書室の現状と整備充実についてであります。今後の質問については、室を抜かして図書館ということで統一して質問させてもらいます。たまには室使うかもわかりませんけれども。それで、(1)、各小中学校図書館(室)の蔵書冊数と購入冊数について。(2)、各小中学校の学校図書館(室)の図書標準に基づく蔵書冊数の達成割合について。(3)、司書教諭の発令状況と学校司書の配置状況及び指導、活動体制について。(4)、学校図書館図書整備に対する地方交付税の財政措置額と町の予算措置額、予算化率について。(5)、各小中学校の読書活動状況と学校図書館の整備計画についてであります。

答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)

小中学校図書館の現状と整備充実についてのご質問であります。1項目めの蔵書冊数と購入冊数についてであります。学校図書館の蔵書冊数については、小学校では平成26年度は社台小学校4,072冊、白老小学校5,671冊、緑丘小学校6,786冊、萩野小学校8,549冊、竹浦小学校4,678冊、虎杖小学校4,235冊となっております。3小学校を統合した28年度当初では、統合後の白老小学校で1万972冊、萩野小学校9,179冊、竹浦小学校5,519冊、虎杖小学校4,486冊であります。中学校では、24年度で白老中学校で6,243冊、萩野中学校4,500冊、竹浦中学校3,300冊、虎杖中学校2,362冊であります。3中学校が統合した25年度では、白老中学校6,715冊、白翔中学校7,950冊となっており、27年度では白老中学校6,550冊、白翔中学校7,909冊であります。次に、購入冊数についてでありますが、小学校では26年度、27年度の2年間で社台小学校126冊、白老小学校174冊、緑丘小学校251冊、萩野小学校179冊、竹浦小学校162冊、虎杖小学校175冊であります。中学校では、24年度は白老中学校212冊、萩野中学校143冊、竹浦中学校144冊、虎杖中学校170冊であります。3中学校が統合した25年度から27年度の3年間では、白老中学校499冊、白翔中学校510冊であります。2項目めの図書標準に基づく蔵書冊数の達成割合についてであります。28年度当初では小学校4校のうち1校が学校図書館図書標準に基づく冊数に達しておらず、達成割合は75%であり、中学校2校においては2校とも標準冊数に達しておらず、小中学校全体で標準冊数達成割合は50%であります。3項目めの司書教諭の発令状況と学校司書の配置状況及び指導、活動体制についてであります。司書教諭については、学校図書館法で学校図書館の専門的な職務をつかさどるものと位置づけられており、12学級以上の学校に必置となっております。本町においては当該校は白老小学校だけであり、現在1名を発令しております。次に、学校司書の配置状況及び指導、活動体制でありますが、学校司書は現在教育委員会に嘱託職員1名、臨時職員1名、計2名を配置し、各小中学校を週一、二回巡回して図書の管理及び貸し出し業務、教職員の資料提供、児童生徒の読書活動の支援などの活動を行っております。4項目めの学校図書館の図書整備に対する予算措置額等についてであります。学校図書館に対する地方交付税措置でありますが、基準財政需要額への算入額といたしましては、小学校費で約230万円、中学校費で160万円、合計で390万円となっております。一方、28年度の予算措置額は、小学校費で約89万円、中学校費で48万円、合計では137万円となっております。地方交付税の基準財政需要額算入額に対する予算措置額の割合といたしましては、小学校費で38.7%、中学校費で30%、合計では35.1%となっております。5項目めの読書活動状況と学校図書館の整備計画についてであります。各小中学校の読書活動につきましては、全ての学校で朝読書の実施やお勧めの本の紹介を行っているほか、小学校では学校司書、図書ボランティアによる読み聞かせなど、読書習慣の定着に取り組んでおります。次に、学校図書館の整備計画でありますが、標準冊数に満たない学校につきましては計画的に冊数の充実に努めてまいります。

質問 13番 前田博之

生活環境の変化やメディアの普及などによって、今活字離れとか読書離れが指摘されています。その中にあって、全国学力・学習状況調査で児童生徒の読書についても調査していますよね。読書は好きか、その設問は家や図書館における読書時間についてでありますけれども、この調査結果はどのようになっていますか。

答弁 学校教育課長 岩本寿彦(学校教育課長は2018年3月まで)

大変失礼いたしました。学校図書の関係でございますが、本町の小学生の割合で申し上げますと、1日当たりどれぐらいの時間読書をしますかという質問に対しましては、2時間以上と答えた児童が5.5%、それと1時間以上2時間より少ないという子供が15.6、30分以上1時間より少ないと回答した方が11.9、10分以上30分より少ないと回答したのが26.6と、それと10分より少ないと回答した方が16.5、全くしないと回答した方が23.9というような結果になっておりまして、全国平均と比較しましても多少のでこぼこはあるのですけれども、ほぼ全国平均に似たような推移となってございます。〔「中学校はしていないの」と呼ぶ者あり〕

質問 13番 前田博之

多分あると思いますけれども、いいです。では、続いて次の質問があるのです。設問されているのです。これ大事なところなのですけれども、本を借りたり読んだりするために学校図書館を利用する割合はどうですかと、こうあるのです。これについて子供たちの学校図書館の利用は、どのような数字になっていますか。

答弁 学校教育課長 岩本寿彦(学校教育課長は2018年3月まで)

ただいまのご質問でございます。まず、小学校なのですけれども、大体週に4回以上と回答された方が4.6、それと週に1回から3回程度行くと回答した方が9.2、それと月に1回から3回程度というのが16.5、年に数回程度行くと回答されたのが33、それとほとんど全く行かないと回答した方が36.7となっております。

質問 13番 前田博之

全道、全国に比較して聞きたいのですけれども、いいです。多分そこまた大変だと思いますから。それで、今度逆な形でお聞きします。指導要領においても学校図書館を授業に活用するということになっていますよね。その中で、学力テストの調査で学力向上に向けた取り組み、こういうことで図書館の活用について小中学校に対して調査しているのです。質問しています。その質問というか設問は、学校図書館を活用した授業を行ったかとあります。これ見たら、6つの項目から選択することになっています。そこで、白老町の場合、調査の結果と内容についてはどのようになって、これについて非常に大事だと思いますけれども、この結果についてどのような考察されているか、その点伺います。

答弁 学校教育課長 岩本寿彦(学校教育課長は2018年3月まで)

たびたび申しわけございません。まず、前年度までに博物館や科学館、図書館を利用した授業を行いましたかというご質問がございます。この中で、白老町はよく行ったと回答しているのが25、どちらかといえば行ったが50%、それと余り行っていないが25%ということで、全国平均と比較いたしましても本町の場合これは高い数値となってございます。〔何事か呼ぶ者あり〕

質問 13番 前田博之

それでは、その中から次の質問に移ろうと思ったのですけれども、いいです。それで、学校図書館の目的は、学校教育において欠くことのできない基礎的な設備であると、こうなっています。そこで、図書の冊数を満度に充当するということも図書館の整備に入っていますから、そこで具体的に聞くのですけれども、小中学校統合による学校図書の整理、処分についてです。それで、虎杖、竹浦中学校、それと社台、旧白老小学校の蔵書図書の整理はどういうふうに行われたのか伺います。

答弁 学校教育課長 岩本寿彦(学校教育課長は2018年3月まで)

小学校、中学校ともに同じ整理の仕方をさせていただいたのですけれども、前年度にある程度本を、廃校とする学校のほうにつきましては全て本を引っ越さなければならないということがございますので、そういった中で統合する前年度の年度内において、不用な本というのでしょうか、古い本ですとか、そういったものをまず廃棄をいたします。残った本につきましては、基本的には新しい小学校あるいは中学校のほうに本を移設ということになりますが、その中で重複する本ですとか、あと若干の微調整などを加えて、他の小中学校のほうに振り分けたというような状況でございます。

質問 13番 前田博之

その冊数が先ほど答弁あった冊数に上乗せになっているのかなと、こう思います。そこで、そうすると、私は蔵書冊数の質問しているのですけれども、蔵書冊数をふやすばかりでなくて、今もあったけれども、古い図書の廃棄を適切に行うという図書更新も重要なのです。これらもちゃんと行われているということを前提にした冊数の質問をしていますので、その辺理解してほしいと思います。そこで、今答弁もありましたけれども、小中学校全体の標準冊数の達成割合は50%と、こう答弁ありました。そうすると、そこを考えて白老小学校の実質蔵書冊数と図書の標準冊数についてお伺いします。今の答弁もありましたけれども、資料も事前に配付いただきましてありがとうございました。それによると、統合直前の3校の合計図書冊数は1万3,241冊です。28年度に開校した開校直前が1万3,241冊。28年度に開校した28年度当初の白老小学校の蔵書冊数は1万972冊です。児童生徒がふえているにもかかわらず、蔵書図書はふえていませんよね。当然図書標準冊数に達していないのです。そこで、聞きますけれども、白老小学校の28年5月1日在籍数で積算した場合に図書標準冊数は何冊になりますか。もしこの冊数で割り返した場合、達成割合は何%になっていますか。

答弁 学校教育課長 岩本寿彦(学校教育課長は2018年3月まで)

28年の白老小学校の標準冊数でございます。白老小学校の標準冊数は、普通学級が12学級、それと特別支援学級が7学級で合計19学級、これに基づいて標準冊数を計算するものなのですけれども、それに基づく標準冊数は1万560冊ということでございまして、白小につきましては標準冊数は一応クリアしているというような考え方になっております。

質問 13番 前田博之

それでは、白老小ばかりではなくて、萩野、竹浦、虎杖小についてはどうなっていますか。

答弁 学校教育課長 岩本寿彦(学校教育課長は2018年3月まで)

まず、萩野小学校です。萩野小学校につきましては、標準冊数が7,480冊になります、学級数からいきますと。ですので、萩野小学校についても標準冊数はクリアしていると。それと、竹浦小学校です。こちらのほうも学級数からいきますと標準冊数は5,080冊。したがいまして、竹浦小につきましても蔵書数は一応クリアしているという形になります。それで、虎杖小でございます。標準冊数につきましては、普通学級が4、特別支援学級が3ございまして、7学級に対しての標準冊数ということになりまして標準冊数は5,560冊となりますので、現在虎杖小が今年度当初は4,486冊です。ということで、虎杖小だけが標準冊数に達していないという状況でございます。

質問 13番 前田博之

小学校については、ある程度整理されています。問題は中学校です。これは、高校進学等々含めて非常に中学校は重要な時期にあると思います。そこで、同じ質問しますけれども、2校とも標準冊数には達していないということでしたけれども、これも24年度の萩野、竹浦、虎杖中の3校の合計冊数は1万162冊です。だけれども、白翔中学校が開校した25年は7,950冊にとどまっています。そして、28年度当初では7,975冊、開校から3年過ぎても図書は横ばいで、ふえていないのです。これは、大きな問題だと思います。そこで、白老中学校と白翔中学校の、小学校も同じような質問しましたけれども、同じ標準冊数についてはどうなっているか答弁願います。

答弁 学校教育課長 岩本寿彦(学校教育課長は2018年3月まで)

中学校の標準冊数でございます。まず、白老中学校が普通学級6学級、それと特別支援学級が5学級ございますので、11学級に対しての標準冊数ということになりますが、標準冊数は白老中学校が1万160冊に対しまして蔵書冊数が6,736冊ということで、本のほうが明らかに不足しているという状況でございます。それと、白翔中学校でございます。普通学級が6、特別支援学級が3学級で合計9学級に対しての標準冊数ということになりますが、標準冊数につきましては9,040冊に対しまして白翔中学校の蔵書数が7,975冊ということで、こちらのほうも本がこれだけ足りないというふうな状況でございます。

質問 13番 前田博之

それで、図書の関係についてはそういう実態です。そうすると、白翔中学校と白老小学校は今まで議論したとおりなのですけれども、そうすると図書室、図書館の施設面積です。これが本当に統合によって児童生徒数、当然本もふえなければいけないと思います。その容量、部屋の容量です。これは実際どういうふうな状況になっていますか。狭隘になっていませんか。

答弁 学校教育課長 岩本寿彦(学校教育課長は2018年3月まで)

図書室の面積の関係でございます。教育委員会といたしましては、まず狭隘という部分では白老中学校が狭隘というふうに認識しております。先ほど言った標準冊数をそろえるにしても、恐らく本は全て今の図書室のほうには入らないのではないかということを想定しております。それと、白翔中学校につきましては、当初1階フロアにあったのですけれども、今は3階のほうに移設をしまして、当初多目的の教室が2つありまして、そこを今図書室という形で使っておりますので、そこは面積的には大丈夫なのかなというふうには考えております。

質問 13番 前田博之

次に、学校司書の関係、答弁ありましたけれども、平成26年度に学校図書館法改正されていますよね。答弁とはちょっと違うのだけれども、改正されて、学校には学校司書を配置する努力義務が明示されています。なっています。よって、学校司書の配置経費も財政措置されて、地方交付税で算定されているのです。そこで、算定基準を見るとこうなのです。1週間当たり30時間の担当職員をおおむね2校に1名程度見込んでいますと、こう言っています。この基準に当てはめると、白老町としては何人が配置必要だと思いますか。

答弁 学校教育課長 岩本寿彦(学校教育課長は2018年3月まで)

週30時間でございますので、単純に1日6時間の勤務というような形になるのかなと思います。交付税の算定基準から当てはめますと、各校1名が必要になるというふうに考えております。

質問 13番 前田博之

最大公約数で各1名、非常にいい答弁だと思いますけれども、実際にはこれからいけば小中6校で3名ほどかなと思いますので、白老からすれば2名ぐらい足りないのかなと思います。学級数や生徒数からいけば、大体3名配置、そして学校図書館法の基準からいけばおおむね2校ですから、ぜひ3校配置しなければいけないと思いますけれども、その辺の考えについてはいかがですか。

答弁 学校教育課長 岩本寿彦(学校教育課長は2018年3月まで)

学校司書の常勤配置、今2名いるのをさらに1名というような形になると思います。今の現状を踏まえますと、常勤1名をさらに追加するというような対応にはちょっと至らないのかなというふうに考えております。ただ、そういった部分で必要な学校につきましては、例えば巡回回数をふやすというような形で各校のほうに配慮しながら図書館の管理運営といったものに努めてまいりたいなというふうに考えております。

質問 13番 前田博之

ちょっと答弁でも触れていましたけれども、本当に学校司書って私大事だと思います。ここで議論しませんけれども、安藤教育長一番知っています。そうすると、原点を振り返って伺いますけれども、それでは学校司書に求められる資質、能力、役割は何ですか。

答弁 学校教育課長 岩本寿彦(学校教育課長は2018年3月まで)

学校司書の資質、能力ということでございますが、まずは資質につきましては、司書あるいは司書教諭あるいは教員免許状の資格要件の中から採用するというようなことになってございます。ここは、ある程度市町村によって判断、選択できるようなことになってございます。本町の場合は2名、司書の資格を有している方を採用してございます。そういったことで、各学校の図書の管理運営ですとか、あと子供たちの読書定着といったものに取り組んでいただいているというふうに考えております。

質問 13番 前田博之

次に、簡単に聞きます。大事な部分なのですけれども、蔵書冊数が不足している中においても図書の選定についてです。図書の選定方法と選定基準については、白老町ではどういう形の中で進められていますか。

答弁 学校教育課長 岩本寿彦(学校教育課長は2018年3月まで)

図書の選定につきましては、やはり子供たちのニーズに合った本です。あと古い本ですか、今廃棄の中でも、本町の場合図書館の中には昭和55年以前に発行された本というのがそれなりにまだありますので、そういった本を廃棄した中で新しい本を購入していっているというような状況でございます。

質問 13番 前田博之

時間ありませんけれども、そういうのではなくて、学校司書というのは非常に先生方の授業にも付加する大事なところなのです。そういう部分についての本質的なことを理解しないと、司書の数字ばかりではないのです。先ほどの学校の学力を上げるために必要な非常に大事な部分なのです。ですから、資質、能力、役割、ちゃんと押さえて私の質問に答えないと町長に響かないのです。今2名だけれども、1名増にしなければいけないなと、そういう部分の答弁を求めているのです。聞いているのです。

答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)

学校司書の資質、能力というところからちょっとお答えをしたいと思いますけれども、もちろん学校図書に関する専門的な知識を有することは当然でございますけれども、司書を配置することによって子供の読書がより身近になるというか、図書室へ子供たちが頻繁に足を運ぶようになるということが端的に言えば私は大事なことなのだろうというふうに思っております。あと、町としての選定基準ということでございますけれども、基本的には各学校でそれぞれ必要とする図書の種類というものについては学校のほうで考えていただくことになっております。ただ、町としても例年、年度で春先に札幌のほうで児童図書展示会というのがありまして見本展ございますので、そういったところに学校司書、あるいは学校のほうからもできれば図書担当者に一緒に同行してもらいまして、どういうような本が子供たちにとって必要なのか、あるいはどういう本が出ているのかというような情報収集も含めて対応しているところでございます。

質問 13番 前田博之

私は、選定方法についてそういう部分ありますので、かなり予算の中で厳しい選択をしなければいけないと。ただ、こういうことです。全校児童生徒の興味関心に応える図書、それと授業や学校行事に役立つ図書、それで学校図書は大事なのですけれども、郷土に関する図書、こういうものをぜひ配備する必要があると思いますので、これらを十分に認識した上で選定をしてほしいし、選定基準に取り入れていただきたいなと、こう思います。答弁はいいです。それで、時間ありませんので、時間あれば学校開放について、図書室の開放について伺いたかったのですけれども、先に別なほうをやらせてもらいます。学校図書館関係の財政措置であります。これは、国の学校図書館図書整備5カ年計画、今のは28年で終わるのかな、ありますけれども、学校図書館図書標準冊数を整備することを目標に地方交付税措置が講じられています。図書購入費のほかに、学校図書館への新聞配備及び学校図書館担当職員配置、学校司書ですよね、要する経費、これらについても地方交付税措置が講じられているのです。それで、答弁で基準財政需要額の算入額が390万円、このうち28年度の予算措置は137万円とありました。改めて28年度での算入額についてお聞きします。まず、この数字が、390万円がトータル的なのかどうかわかりませんけれども、まず図書購入費の小中学校への交付税算入額と予算措置額、新聞配備費の小中学校への交付税算入額と予算措置、学校図書の配置経費の交付税算入額と予算措置の額、これそれぞれ幾らになっていますか。

答弁 学校教育課長 岩本寿彦(学校教育課長は2018年3月まで)

交付税の件でございます。まず、図書購入費の部分の交付税額につきましては、改めまして今年度の算定でいきますと、小学校が約230万円、中学校が160万円の合計390万円ほどということになります。それと、学校新聞の交付税措置につきましては、小学校で約21万円、中学校で10万円、合計約31万円という算定になっております。それと、学校司書に関する交付税でございますが、小学校で約280万円、それと中学校で146万円で合計約426万円となってございます。〔何事か呼ぶ者あり〕

答弁 学校教育課長 岩本寿彦(学校教育課長は2018年3月まで)

済みません。予算措置額でございます。まず、学校司書のほうが嘱託職員で約150万円ぐらい、それと臨時職員が120万円ぐらいで、約270万円ほどということになります。それと、学校新聞です。済みません。これについては押さえておりませんので、後ほど答弁させていただきたいと思います。

質問 13番 前田博之

教育長、新聞配備がなぜ交付税されているか、その部分について教育の中で取り入れてやりましょうと、こうなっていますよね。その辺の関係についてちょっと答弁願います。

答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)

新聞を活用した授業はNIEというような授業で言われていますけれども、一般的に今子供たちに考える力、先ほどの学力調査でいえばB型というふうになるのですけれども、子供たちに考える力をつけるという一つの手法として新聞を活用した授業というのが注目をされているところでございます。

質問 13番 前田博之

各小中学校で実際に授業に取り入れてやっている学校はありますか。

答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)

授業の中で新聞を使うというのは、意外と難しいことなのです。ふだんの授業は基本的には教科書が中心になりますので、授業で使うということになると補助的な資料ということでございます。ですから、授業としては、例えば道徳の時間の資料であったり、社会科の時間の資料であったり、そういった資料として使う場面が多いのかなと。また、萩野小学校においては、学校全体で新聞記事を使いながら子供たちの家庭学習に取り組ませているというような実践もございます。

質問 13番 前田博之

それで、地方交付税は標準的な水準の行政を行うために必要となる基準財政需要額と標準的な財政収入の差額を使途の制限なく交付されますよね、これ一般財源化されています。そういうことを承知の上で質問しますけれども、白老町の小中学校に合わせた学校図書館の蔵書冊数は、答弁もありましたけれども、標準冊数の達成率が50%ですよね。地方交付税算入額に対する予算措置の割合が35.1%です。そして、具体的に言うと、大事な学校司書が426万円算定で入ってきているのが270万円しか使っていないのです。これ満度に使えばもう一名ふやせるのです。その辺も十分考慮してほしいと思うのですけれども、そういうことで図書整備が十分でない状況にあって、地方交付税措置に満たない予算額となっていますけれども、算入額というか、に満たない予算措置となっていますけれども、これについて教育委員会としてこれらを踏まえてどういうような予算要求しているのか。それと、今の議論している中で、町長は予算編成でこの件についてどのような方向性を示しているのか、その辺を伺います。

答弁 学校教育課長 岩本寿彦(学校教育課長は2018年3月まで)

まず、町教委としての予算要求をどのようになされているのかということでございます。今現在来年度の予算編成作業中でございまして、学校教育課といたしましても来年度の図書購入費については予算要求をしている状況でございます。内容につきましてはあれなのですけれども、端的に申し上げますと増額要求はさせていただいております。以上です。

答弁 財政課長 大黒克巳(財政課長は2020年7月まで)

町側の立場といたしましてお答えいたします。予算編成につきましては、各課から予算要求が上がってきて、それを最終的に予想される財源の中でどう組み立てていくのかというところが予算編成になります。今回学校図書館の図書整備に当たりまして、このような議論の中で実際は交付税算定の額よりも満たない状況だという部分は認識してございます。ただ、あくまでも一般財源化という中で、全体の経費、それぞれ必要な経費ございますので、その中でどこを重点的にやるかという部分はこれからの予算編成にかかってくるかなというふうに思います。今回教育委員会の中でも、逆に図書整備について強力に要求するということがあれば、それを踏まえて全体の中で議論させていただきたいというふうに考えてございます。

質問 13番 前田博之

ということで、地方交付税の算入額が図書整備以外に使われているということを言っても過言ではないと思います。議論はあると思いますけれども、実際そうです。そこで、財政再建まだ道中ではありますけれども、財政が好転しているとして年明け早々に財政健全化プランが見直されます。町長、これは財政好転の果実を子供たちのために使いませんか、私はそう思います。交付税算入額を学校図書館の拡充に回して予算化できるのは、町長の判断によるのです。学校図書蔵書の慢性的な冊数不足、さらに図書標準冊数を充足していない現状に鑑み、学校司書もそうです。学校図書館整備のためにまずは地方交付税措置額、算入額を次年度から予算措置すべきではないでしょうか。先ほど財政課長から若干前向きな答弁ありましたけれども、財政を扱っている、財布を持っている副町長、どう思いますか。

答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)

これまでるる学校図書館関係につきましての議論をさせていただきました。そういう中で、十分学校教育の中における図書館環境というのは私自身も経験上非常に大事にしなければならないというふうな認識に立っております。その中で、交付税の算入のあり方については、一般財源化というふうなところでありますから、その中で、先ほど財政課長のほうからもありましたように、どこに重点的に充てていくか、そこのところはさまざまな考え方があるだろうと思っております。学校図書館としての整備がいろんな活用の仕方もあるし、効果もある。そういう中で、本町においてそれが子供たちにとって最大の効果を上げるだとか、最大の子供たちの声の反映だとか、そういうふうなことであるならば、それは算入のことがあるわけですから、そこにつけていくのはやぶさかでないというか、本来的な部分でなってくるだろうと思います。ただ、全体的にいえば、学校教育の中で図書館整備イコール学校教育ということにはなっていかないのです。もっと違った部分での予算の活用の仕方というか、今学校の中で何が本来的な必要なことなのか、そこのところは教育委員会と財政部局とのきちっとした意思疎通を含めて今後しっかりと、やっぱり子供たち、次代を担う子供たちにしっかりした教育をさせていかなくてはならないということが底辺ですから、基本ですから、そこのところはしっかり押さえながら今後の予算措置はしていきたいと思っています。

質問 13番 前田博之

教育に係る全体施策にどういう予算を配分するか、これについて議論しようと思いましたけれども、古俣副町長の言うとおりです。私は、全体的にはそういうことを踏まえています。だけれども、今回は学校図書館整備という部分に絞って議論していますので、財政好転したと言って、今副町長は満遍なく行政があると言いますけれども、1つとして、やはり財政の好転していると言っているのですから、果実を子供たちのために少しでも使ってほしいと、こういうことです。それで、今までの議論を踏まえて教育委員会にちょっと提案しますけれども、学校図書館の整備方針についてです。もしあれば、あったでいいのですけれども、図書標準冊数の達成、学校司書の増員、図書館の施設整備について論じてきました。国の定める図書標準冊数は、相当低い達成率になっています。そして、地方交付税の算入額の予算化は35%に過ぎません。学校図書館は、学校教育の中核ですよね。そこを忘れてはいけないと思います。学校教育の中核だと、そして重要な役割を果たしていると、こう言わざるを得ないと思います。そのために、学校図書館の本来の役割、重要さからも、計画的な条件整備を進めていく必要があります。実行予算を担保する意味からも、学校図書館等整備方針を私はつくるべきだと思います。あればあったで言ってください、どういうことになっているか。そして、新年早々見直される財政健全化プランとの整合性を図り、学校図書館の整備を年次計画で確実に実施していくためにも、学校図書等整備方針をつくって、財政健全化プランから財源を担保してもらうと、そういう部分を考える学校図書館等の整備方針というのをつくられたらいかがでしょうか。

答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)

ただいま貴重なご提言をいただきまして、ありがとうございました。学校教育全体における図書館ということの位置づけの問題もあると思うのですけれども、私としてはこのことだけということよりも、町長部局のほうと協議する場の中で教育大綱にかかわる場もございますので、ぜひそういう中で具体的なお話をしながら、読書環境の整備に取り組んでまいりたいというふうに考えております。

質問 13番 前田博之

そうすると、図書館整備等を含めた具体的な学校図書館の整備方針というのはつくらなくてもいいという考えですか。

答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)

整備計画が不必要だと、必要ないということではございません。ただ、具体的に今置かれている状況も踏まえながら、広く教育という領域の中で、学校図書館だけではなくて、例えばこれからはICTの充実もかなり必要になってまいります。そういったときに、図書館という一つの窓口だけで見るのではなくて、学校教育全体でこれから求められる課題も踏まえながら、そしてその中でより具体的に学校図書館のあり方については考えていきたいというふうに考えております。

質問 13番 前田博之

最後の質問にします。文部科学省は、ご存じだと思いますけれども、子供たちの確かな学力や豊かな人間性を育むため、学校図書館の整備充実にともに努めましょうと言っているのです。ということで、学校図書館の整備充実を地方自治体に喚起しているのです。そこで、何回も言いますけれども、図書館は学校教育の中核です。よって、たとえ財源が限られていても、焦点絞って言いますからね、図書館、図書室が子供たちの際限のない知識欲を満たす場所、創造を育てる場所として、子供たちの未来のために学校図書館整備を見える化して前に進めていきませんか、いかがですか。

答弁 学校教育課長 岩本寿彦(学校教育課長は2018年3月まで)

大変申しわけありません。先ほど答弁漏れの2点につきまして答弁させていただきます。まず、新聞の予算額につきましては、小学校のほうで1万8,000円、それと中学校のほうでは3万6,000円で、合計5万4,000円となります。それと、質問の関係の図書館資料を活用した授業を計画的に行いましたかという質問でございます。週に1回程度またはそれ以上行ったというのが25%、それと月に数回程度行ったというのが同じく25%、それと学期に数回程度行ったというのが25%、それと年に数回程度行ったというのがこれも25%ということになってございます。全国平均と比較しますと、1回程度またはそれ以上行ったというのは高いのですけれども、月に数回あるいは学期に数回程度といった部分では全国平均を下回っているというような結果となっております。

答弁 教育長 安藤尚志(教育長は2024年10月まで)

きょう議員のほうからは、図書のあり方や、あるいは学校図書館のあり方について大変多くのご指摘をいただいたなというふうに考えております。図書館が子供たちにとって本当に学びの場であり、夢を育む場として機能していくように、その重要性を十分認識しながら町内の子供たちのために整備に取り組んでまいりたいというふうに考えております。

出典:白老町議会 平成28年定例会12月会議 2016年12月13日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる