みんなの議会

白老町議会 平成27年定例会12月会議 2015年12月11日

地域公共交通の構築

2015年12月11日、白老町議会の一般質問で、大渕紀夫議員が「地域公共交通の構築」について質問し、町長 戸田安彦、健康福祉課長 長澤敏博、企画課長 高橋裕明、副町長 岩城達己が答弁しました。

質問者
大渕紀夫 議員
答弁者
町長 戸田安彦、健康福祉課長 長澤敏博、企画課長 高橋裕明、副町長 岩城達己

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 大渕紀夫

8番、日本共産党、大渕紀夫でございます。私は町長に2点質問をいたします。1点目ですけれども、地域公共交通の構築についてであります。 12月1日から元気号の運行時刻が変わりました。それに対して町の担当者の努力は 十分承知しておりますけれども、1 つ目に元気号の運行状況、課題をどう押さえているか。2 つ目に高齢化が進む中、高齢者の生活の足となる地域公共交通をどう考えているか伺います。3つ目に具体的な方向性としてデマンド型コミュニティバス、事業者と連携した買い物・通院バスの運行等、 検討状況について伺いたいと思います。きのう の一般質問にもございましたので、そこの点答弁があったことについてはカットされても構いませんのでよろしくお願いします。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

地域公共交通の構築についてのご質問であります。1項目めの「元気号の運行状況、課題」についてであります。町内循環福祉バス「元気号」は、平成25年6月に隔日運行から毎日運行に変更するなどの改正を行いましたが、多くのご意見が出され本年12月1日より路線及びダイヤを改正し 運行しているところです。改正にあたっては、通院や買い物など利便性を考慮しましたが、2台のバスで運行しているためご不便をおかけしている部分もあり、今後におきましてこの度 の改正で課題となる部分の抽出と検証が必要と考えています。2項目めの「高齢者の足となる地域公共交通」についてであります。本町の高齢化率は4割を超え、介護を必要とする移動困難者が増加しており、さらには、地域の商店が閉店するなど高齢者が徒歩圏内で生活することが困難な状況になってきていると捉えております。そのため元気号を運行し、町民の買い物や通院など生活の足として利用していただいているところであります。しかし一方では、元気号にも乗車できない交通弱者が存在し 、増えることが予測されることから、今後、交通手段の確保対策を検討してまいります。3項目めの「具体的方向性としての検討状況」についてであります。本町では、23年3月に策定した白老町地域公共交通総合連携計画の協議過程から 、デマンド型コミュニティバスや商業事業等との連携について検討してまいりましたが、予定していたバスの台数や財源確保が困難であったことなどから、補助金を活用するバス路線の改正に至った経緯があります。今後においては、地域公共交通網の現状や課題を再度検討して 新たな地域公共交通の導入に向けた取り組みを進めてまいります。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。12月1日以降、元気号に対する苦情や相談、意見がきのうの質問でもありましたように町民の皆様から寄せられているということでございますけれども、内容がどういうものか、 例えば地区別、件数、内容の分析、この辺はどのように押えていますか。

答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)

12月1日改正いたしました元気号の関係でございます。12月1日改正してきょうまで大体 10日前後たっておりますが、主に町民の方からお声をいただいたのが先週はほとんどで、今週に入ってからは1日1件もしくは2件前後で推移してございます。トータルで10件から20件前後のお声をいただいております。中身的にいきますと、今回萩野公民館を中継点といたしましたけれども、以前のように 直接病院などに行けるほうがよろしいというようなお声がやはり萩野方面から西側のほう、そちらのほうからのお声が主でございます。今回循環型にしたものですから、路線としては 18路線ございます。そういうことで 18の時刻表がございますので、その時刻表が非常にわかりづらい というようなお声をいただいておりまして、その辺につきましては主に中継点と する萩野公民館以西のほうからのお声をいただいております。逆に鉄北地区か ら鉄南地区に行けることになったことにより、何らかの活動ができるような形でのお声を少数ではございますがいただいております。こちらについては鉄北地区ですので、萩野、北吉原方面の鉄北地区からお声をいただいております。今までと 変わった部分で不便になった。わかりづらいというようなお声 が多数を占めておりますが、 25年6月に改正したときの町民の皆様のお声に比べると、件数的には今のところ少ない状況でございます。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。今評価の意見も若干あるというお話もありましたけれども、評価の意見が少ないというのは当たり前だと思うのです。苦情がほとんどです けれども、私のところにもかつてないぐらい電話がきています。主なものはやはり町立病院に通院 しづらくなったという意見がかなりあります。これは現実的にあります。時間がかかり過ぎる、こういうことを含めてかなりです。病院に行くのに今まで30分か40分で行けたのが1時間以上かかってしまうというのが随分あります。今ありましたように萩野公民館の乗り継ぎ、これをだれの意見を聞いて決めたのか。これは説明のしようがなかなか難しくて大変なの ですけれども。それから車を持っている人の意見を聞いて決めてもだめだというようなこと、こういうことが現実的にはかなりき ています。具体的に言えばダイヤを改正するということはできないけれども、現時点で今までの意見に対して対応策というのは 考えられますか。

答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)

ダイヤの改正ということになると難しい部分がございます。その中で町民の皆様のお声の中で、現在の時刻表をもう少しわかりやすいような形 に工夫できるか、その辺は検討しなければならない部分というふうに 捉えております。今大渕議員のほうからお話ありましたような町民の皆様のお声というのは、今のところすぐ 改正するというような部分ではなかなか難しい部分というふうに捉えております。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。当然そうだと思うのです。今ダイヤ改正したばかりですからそれは十分承知しています。きのうからの議論の中ではっきりしているのは、町側も認めているし、住民側もそう言っているのですけれども、2台ではもう無理ですよということもはっきりしているわけです。そういうことを踏まえた上で、住民や利用者の意見と町 の改正をした中身、これが要望実現のために努力したことが 、かみ合っていっていないというのが実態です。もちろん2台だからということは承知しています。私が調べた範囲の内容で見ますと、重点をきちっと置くというダイヤの組み方、これがやはり大切ではないかと。病院を中心にすると。こういうふうにしているまちは結構あるのです。重点はこれで、もちろんそれに合う こともやるんだけれども、重点はここですよということをちゃんと町民にお話をして、その上で組んでいくと、その次が買い物であれば買い物を組む。全ての要望を 満遍なく満たすというのは現時点での体制ではどうやっても無理なのです。ですから、私は今回の改正の中で町立病院に行くのが不便になった というのはマイナスだなと思ってい るのですけど、その辺の見解は。

答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)

中継点をとったということで時間がかかるということで町立病院への通院時間、そういうことで時間が今までより要するということがお声として大渕議員のほうに届いているということであれば、それはやはりマイナス点というふうに考えざるを得ないというような形になるかと思います。原課といたしましてどこに中心を置くかということになるとなかなか難しい部分がございましたものですから、今までの町民の皆様のお声の中で、全部要望にお応えすることができない部分という形の中で、今回石山地区等において は帰ってくる便がなかった。そういうようなことで新たに便数を設けた、そういうようなことを考えた結果、2台のバスでの路線と台数 、それを決定するに当たってはどうし てもこういう時間帯にならざるを得なかったと いうこところがございます。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。きのうもスクールバスの混乗の問題等々 出ていました。きのうの答弁を踏まえたうえで、 ほかのバス、例えばスクールバスや買い物バスや病院バス等いろいろありますけれどもこの連携、それから相互利用、この話し合いや具体的に今やっていることがあるかどうか、どこがリーダーシップを持ってやっているのか、ダイヤ改正も時間がかかりました。今こそ時間をかけないで早くやるということが今町民の中で1番要望されていることなのです。今の話し合いというのはどこまで きていて、期限を切ってやれる中身なのかどうかその点伺いたいと思います。

答弁 企画課長 高橋裕明(企画課長は2016年3月まで)

元気号のほかのバスとの連携、相互利用というお話ですけども、きのうも少しお話しましたけれども、現在、うちで持っている総合連携計画でしたけれども、それが国の法の改正などで補助対象にするためには、今回の地域網計画というのをつくって運輸局ですとか国の承認を得ながら交通改正していかなければならないという事情がございまして、そのためにはまず現在 の地域網計画というものもきちんとつくった上で実証運行などもして運行につなげていくということを現在のところ考えております。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。今の件で期限 切れますか。

答弁 企画課長 高橋裕明(企画課長は2016年3月まで)

今の計画に関係して運行までの日程感ですけども、28年度に全体の交通網というものを全部一回洗い出しして、その上で 実証運行につなげていくということで、29年度に実証運行はやりたいというふうに考えて おります。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。とういうことは最低でもあと2年間は現状でいかなければいけない。これは先 延ばしではないですか。今までかなりの議論をしてきました。確かに法の改正があったことは事実でございます。しかし、町民の要求はもう限度にきていると思うのです。これからちょっとお話ししますが、言うまでもなく高齢化率の問題含めてはっきりしているのです。そういうことからいうとスピード感ということからいってこれでいいのですか。これ以上早くすることはできないのですか。

答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)

ただいまのご質問でありますけども、決して我々が単に先送りしているということではなく、実態を押さえた中で最もよい交通網を確立していかなければならないというスタンスは変わっていませんので、その 点はご理解いただきたいと思います。今回 12月1日からこのような改正になって今状況がどうあるかきちんと押えなければならない。この10日間でいろんな部分での要望なりを受けている状況にありますが、やはり1カ月、2カ月状況もきちんと把握しなければならない。乗車の少ない便数があったり、多いところがあったり、もう少しここに走ったほうがいい、それから地域性も考えなければならない。 そういうことをまた押えないと。そういう中で、今企画課長が答弁したような地域全体の交通網をもう一度洗い出すと。その上で関係機関に 改正の申請をしていかなければならない。そこでなぜ 時間がかるかというと補助金、これを活用して展開するというふうに一つネックがあります。これは単費だけでどんどんやっていくのなら本当に町の考え方で町民のニーズに合った展開ができるのですけど、財源確保という部分も一つの課題といいますか ハードルがあるものですから、そういうことを加味した中で、次に展開していかなければならないという考えでござい ます。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。財政問題などを含めて十分理解をしているつもりでございます。町民と向き合うときにどういう姿勢で向き合うかということが問題なのです。今回2台でダイヤ改正をした。これはもうこれ以上絶対量として無理なの です。今までやった中ではっきりしているのですこれは。それを早く見極めて早く手をつけるということが私は1番大切だと思うから言っているのです。現実的にこのことは百も承知、二百も合点だと思うの です。日本の高齢化の進行というのは世界の中でも飛びぬけて いると言われています。その中でも白老町の急激な高齢化率はまさに異常と言わざるを得ない状況です。胆振 ・日高管内全部の中で、豊浦町よりも、えりも町よりも、様似町よりも、白老町がトップです。高齢化率はっきりしているんです。そういう状況の中で高齢化社会が到来したら交通問題で何が起こるか。一つ、高齢者の交通事故が増加する。二つ、運転免許の返納と車なし世帯の増加。三つ、日常生活における移動困難者の増加。四つ、地域コミュニティ の崩壊です。結果、限界集落になっていくと。はっきりしています。 ここにどう手を打てるかというのが高齢化率をどれくらい抑えられるかということに繋がるわけです。 このことについては、確かに基本構想や基本計画の中にも大きく取り上げられています。承知しています。しかし、白老町の高齢化率を考えたとき、町づくりの視点としてここがキーワードになる。実際にそのことで町を出て いっている人が私の周りにもたくさんいます。皆さんの周りにもいると思うの です。ここはまさにスピード感を持ってやるべきだと思うのです。このことは企画 課などは十分承知していると思います。しかしあと2年間今のままでやるということなのですが、ここが問題なのです。例えば補助金の問題含めてありますけれども、どう切り抜けるかということが今の高齢化率 、もう1万7,000台になったんです。この間1万8,000と言っていたんですよ。日々なのです。ここに手を打てるかどうかということが問題なの です。ですから、ここの点でもう少しスピード感をもってやるべきだと思うのですけれども、いかがですか。

答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)

先ほどの答弁のさらにスピード感というふうなことでのご質問でありますけれども、捉え方としてはきのうの質問でやりとりがありました。その中で、2台は限界というのは私どもも認めて、それが補助金の活用があってという財政的視点で、今回のダイヤ改正ができるだけ町民のニーズに応える形のダイヤ改正に至ったという部分は町長がお答えとしたとおりです。今のスピード感を持っていろいろな地域 コミュ二ティも含めて限界集落のお話もありましたけども、そういうことを視野に次のこと考えなければ ならない。そこをスピード感を持って、もっと早くというお話なのですが、どうしても最初に財源の部分が一つはあること、そして、この12月1日以降のダイヤの実証運行もあります。実態を調査する。 先ほど答弁したとおり、次に向かっては来年 の流れをしっかり体制をもって実証運行をしますから、それは29年の中で展開していくのでそこでの押えでの次の手だて。その間何もしないのかというご質問だと思いますが、いろいろな町営バスばかりではなく 民間の活用という部分もあります。そういう部分も、また民間との協議もした中で そういう手だてもできないか、そういったところもきちっと協議の段階に入れて話し合いながら 最もその町民のニーズに合った路線、ダイヤ、バスの運行、そういった部分を整理して努めていかなければならないというふうに考えます。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。現実問題として法が変わったといっても、この問題は以前から議論しているのです。スクールバスの問題も 民間バスの活用も何回も議論してきています。スピード感とは私はそういうことを言っているのです。今回の質問でも町は不十分な点があると今副町長はおっしゃいました。共同運行やデマンドバスいろいろな ことがあります。今の問題、絶対量が足りなかったら1台ふやせばいいのです。1台ふ やしたら全部解決はしません。ほんの一部しか解決しないと思います。改革 ・改善はそれら後になると思います。今町民の要求を本当に解決するためには1台 ふやせばいいのです。1台ふやす決断を町ができるかどうかなのです。補助金の話もお金の話もありました。1,300万円ぐらいあればふやせるとしたら本当にそのお金がないのか、そのお金を今つぎ込むことが白老町にとってどうなのかと いう議論をされましたか。本当にそれが1,300万円なら1,300万円、1,000万円なら1,000万円のお金がないのか。この後少し聞きますけれども、その辺が本当に町民に見えるような形で、こういうことでお金がなくてこれは出せないからバスは ふやせません、ということが明確に答えられるならいいですけれども、そうでなければ補助金ありきで はなく違うお金を使っているところがたくさんあります。今の状況というのは何でもかんでもではない です。ここの状況は、やはりやらなければまちがなくなってしまう かどうかという問題だと思うのです。この決断についてそういう議論がされ、1台ふやすことに対してなぜ補助金だけがお金がなくてできないということなのかどうか、この点はどうですか。

答弁 企画課長 高橋裕明(企画課長は2016年3月まで)

考え方としては今2台を3台にふやすということは、便数もふえるし効率化になるということがあります。その議論は 平成24年の時に十分したつもりでおります。3台にふやすという方向でまいりましたが、当時財政の問題が出たときに断念せざるを得なかったという経緯があります。現在、1,000万円がどうのということは深く議論は してないですけれども、24年まではこの元気号は社会福祉基金で賄っていたということがあって、社会福祉基金が使えなくなってから補助金を何とか入れて運行しようということでやった経緯もありますので、その中で補助金による軽減が図られたということでございます。企画 課としても、担当としてそういう所管が 動きましたので、担当のほうも1年ぐらいかかる作業を 3カ月でやっていますし、それは運輸局ですとか、交通政策制度を覚えなければなら ないので、そういう作業をしていますし、運輸局と協議をしてさらに専門家ともその状況を検討してる中で、一番今の抜本的な改善に近いものとしては 交通網計画をつくって、全体の交通網を見直す方法が最適でないかということになっておりますけども、さらに検討を加えて もっとスピード感を持って進めていきたいと考えております。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。今の話では補助金がなかったらなかなか大変だということなのだけど、そうだと思うのです。国のお金だといっても多文化共生 の人材育成で1,153万円も使うのです。視察に。国のお金です確かに、わかっています。町民が今これだけ困ってこういう状況で町も2台では要求は見通せないと認めているのです。そういう中であと2年待てということのほうが無理ではないですか。1,000万円を捻出する方法をどうかと考えるというのが町の姿勢だと思います。本当にお金がなくて 1,000万円出せなくて運行できないのとは別です。さっき私事前になぜそういったかというと、それは高齢者が買い物に行ける、病院に行けるうちはまだいいです。だんだん引きこもりになったら白老に住んでいられなくなり町外へ出ていくのです。はっきりしているのです。みなさんの周りにもいるでしょう。ここをどう改善するかということなのです。来年の予算で 1,000万円つければ1台ふやせるのです。小さくても大きくても運転手の財源だというからほとんど変わらないのだろうけれども、やはりそういう議論を真摯にきちっと行う、こういう理由で財政的に無理だから3台は無理 だと。町民に全部発表するそれぐらいの気構えで仕事をやってください。

答弁 副町長 岩城達己(副町長は2019年3月まで)

いろいろな中での政策過程も含めた議論の必要性、そういった部分の視点でのご質問もありますが、多文化共生の話も少し 触れましたけれども、国の交付金をどんどん活用できることはよいことだし、いろいろな部分で今回の政策施策にも導入するという部分は十分検討してきましたけれど、今回この部分は該当できなかったというのが一つありますが、そこはご理解いただきたいと思います。新たな総合戦略の中には買い物、 病院に行くという町民ニーズに合った地域交通網のバスの確保というのは 政策に入れていますので、総合戦略の中の位置づけも入れていますので、その部分の確保はきちっとし て国からその支援いただくという対策も講じなければならないというのは一つございます。いろいろなことの議論の過程としてスピード感を持ってというのは当然必要なことですし、財源を確保する議論も今後各事業費の予算査定も経て政策の議論をして、それを組み立て予算に計上し議会の承認をいただくというプロセスがありますから、そこはしっかり踏まえた中で進めると 。大事なのは地域交通網がどうあるべきか、その部分がもう町でできることが限界で本当に 、あの狭い路地まで先々入るかというのはそれはやはりデマンド型と民間活力という部分もきちん と整理をした上で展開しないと、今急いで何でも進んで、議員がおっしゃることの取りかかりというのは確かに 一つそうする部分もあるかもしれませんが、結果的に1年 、2年後にもっとまたこういう利便性、そこの地域でこんな課題があるからもっとバスを走らせてくれ、常に課題は出てくると思うのです。ですので、そういうところをデマンド型なり民間の活力をもらうという部分もきちっと整理して、そういうところ は民間にお願いしようと。そういうことも踏まえて全体を まちのバスという部分で考えていかなければならないというふうに捉えて いますので、新年度ですぐこの予算を確保してというのはもう少し時間がかかるという 考えでございます。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。何度も言いますけれど、その議論は今まで何度もされているのです。デマンドの話も、法律変わったというのはありますが事実されているのです。スクールバスの運行の混乗の問題も何度も議論されてます。そういうことをそうして何というかといったら先送りというのです。町民は何年も困っています。ダイヤ改正も遅れ ました、事実そういうことなのです。基本は何かというと、憲法の基本的人権の視点なのです。 13条の幸福の追求権、公共の福祉の問題です。25条の生存権、国の社会的支援の必要性。これは憲法でうたっているのです。二つ目に、文化の創造の視点です。高齢者が外に出られないということはどういうことになるか、多文化共生といいますけれども高齢者が外に出られなくなる中で、本当に文化の創造ができるかどうかということなのです。三つ目に、これは はっきりしています。持続可能な社会の維持の視点です。ですから、論理的にはいろいろあります。今まで何年もかけて議論してきていることは事実なのです。それをまた1からやるのですかと私は言いたいのです。デマンド型やそういうことは改善されればバス3台を2台にしてもいいのです。改善されれば減らせばいいのです。私はそんなに堅いことを言っているのではないのです。副町長の答弁の中で大切なのは何か、 一つは交通財政の確立です。これは町が全部出すのか交通 事業者に負ってもらう、今やっているのは地元ではないからなかなか大変だけれども。それと住民負担の問題です。これは当然町のお金であっても町民の税金ですから、そこははっきりしているわけです。二つ目は住民参加のあり方です。本当に住民参加のあり方、 町民が、わかった今の財政だったらしようがないから2年間は我慢しようか、というような状況になっていないだろうと思うのです。三つ目は運賃のあり方。無料という考え方もあります昔は無料だった のです。上げてもいいから 見直してとういう人もいるのです。内容をよく 住民に説明する、議論ができる場をつくる、全員では無理でも説明会はあまり集まらなかった。こういうところ地域担当職員を活かしてもっときちんと町民の意見を吸い 上げる。これが必要ではないか。四つ目に地方自治の役割の明確化です。何でもかんでも行政がやるのか、どこまでやればいいのか、私もそれは十分承知しています。住民との役割分担、バスの停留所はきちんときれいにしましょうとか、除雪は自分たちでや りましょうとか、そこから始まって停留所の位置の問題だとか、ここは2つのところ1つでいいという意見もあるかもしれない。そういうことを丁寧にやると。明確にして取り組むことが必要だと思うのですけれども、こういう視点から見てもやはり時間がかかりすぎているのではないかなと。もう一つは決断をきちっとすべきでは ないかと思うんですけどもう一度答弁をお願いします。

答弁 企画課長 高橋裕明(企画課長は2016年3月まで)

今お話されたことは十分捉えて おりますけれども、町としてのスピード感なり検討、もしくは住民理解の努力というお話でした けれども、その点については企画課のほうで努力してまいりたいと思います。先ほどの1台ふやすという議論と新しい公共交通を考えるという少し時間はかかるのですけれど、そのことにつきましては、今までやってこなかったように来年そういう体制を変えるということで、今予算要求段階ですけども、そのことをしようということで 検討しているのですけれども、それは新しい交通網つくるに当たっては、コンサルタントやそういう協力が必要です。つくり上げるために 来年度は最低300万円から500万円かかると。それと同時にまた1台ふやすことがちょっと 難しいということを考えていたものですから、現実的に3台目の要求 は今はしてないですけれども、その辺の検討は再度させていただきたいと思います 。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。1問目の最後にしたいと思いますけども、昨日同僚議員の答弁にもありましたけれども、私は問題点が二つあると思っています。今企画課長がおっしゃったことです。一つは、2台運行では町民の要望は満たせないと 、これもはっきりしていると。町民も町側もそこははっきりしているということで す。二つ目に、慎重に研究実証実験をベースにやると。その中で企画課長はこうもい っています。慎重に早くやりたいとも言っています。確かに、確かにいっているのです。ですから、早くやろうと努力をされているところも私は理解しています 。そういう中での解決策が何なのか、そこを町民目線で財政問題も十分鑑みた上で考えたときに、基本的には私はバスを1台ふやす、それがデマンドなり他のバスの利用したり改善された時に減らしてもいいですから、改善改革の前に今の根本的な問題を解決するには、やはりバスを1台ふやすしかないだろうと。 もし慎重に早くやりたいというの なら町民の方々の要望にこう応えるという ことを期限を切ってきちんとすると。これをしなければ先延ばしと言われるということなのです。町民の皆さん今までずっと待っていたのです。その結果、小手先の改善ではもう解決できないということが明らかになったのです。 私は、バス1台をふやす決断をする 、ここの解決方法しかないと思うのですけれども、もう一度、理事者の明確な答弁をもらって私の1問目の質問はこれで終わります。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

今議論るるさせていただきましたが、まず2台の限界という 認識は一緒で、このままではだめだというのはきのうも答弁 申し上げたとおりでございます。少し話が戻りますけれど1,000万円の交付金の補助金の話もされましたが、今路線バスを1台ふやすとなると、単年度だけではなくこれから今後ずっと続くということは重々 ご承知で質問していると思いますので、その辺はまちづくりの中でいろいろ な役割分担がありますので、補助金を活用していきたいという考えでありますのでご理解いただきたいのと、 スピード感を持ってやらなければならないと重々認識しているところであります。そのためにどうすればいい のかというのは考えている最中でございますし、もう1台 バスをふやし3台にして今のままのダイヤをつけて、3台で回すというのはなかなかまた同じ クレームが出るというふうに考えております 。これをデマンド型や町民のニーズに合ったような形で 1台を固定のダイヤではなく 、きちんとした形で回さなければ町民のニーズに対応してはいけないというふうに考えております。 その辺はスピード感を持ってやりたいところでありますが、面積の広い中と ニーズがたくさんある中では今までも時間をかけ てやっていますけれど、今の2台の改正にプラスアルファで考えるとダイヤの改正も含めて補助金をもらうという立場からすると 、やはりこの辺は慎重にやらざるを得ないというのはご理解していただきたいのと、 今大渕議員がおっしゃるように、3台にして町民の理解が得られれば3台を2台にしてまたいろんな形というお話もありましたが、 私4年間やらせていただきましたが 3台にふやして町民をバスに乗せて1台減らすという明確な理由がないとできないというふうに考えています。だからなおさら慎重にやらざるを得ないということでありますので、次に2台以上にふやしていか なければならないことを考えますと、このプラス1台の運行の仕方はそれでもクレーム は出ると思うのですが、これは減らせられない今後もずっと続けるという意思でバスを1台確保していかなければならないというふうに考えておりますので、公共交通に関しては 100人が100人これでいいというものはないと思うのです。今のクレームのパーセンテージをいかに少なくするかというのが 現実な話でありますし、100人が100人きちんとした形で満足できればいいと思いますけ れど、それぞれ、病院が中心だったり、金融機関が中心だったり、買い物が中心だったり、ありますのでこの辺はいろいろ な課題があるということでご理解 をいただきたいと思います。ただ先送りするつもりは全くありませんので、補助金をもらうのであれば、役所のやり方なの で年度年度で計画をきちんと出して、次に持っていかなければならないということでありますので、白老町の今のある財源で何とか捻出して実証実験などもやりたいというふうに考えておりますので ご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。今町長の答弁ありましたから別に反論するわけではないのです。ただ、私が理 解するのと町民が理解するのは違うのです。本当に町長 、町民の話聞いてください。町民の皆さん 100人みんな違います。我々皆車があるからそうなるのです。本当に町民の意見を聞くということは、100人の意見のうち50人がだめだったら60人の人が納得する、70人の人が納得する。それが政治です。何のために町長 やられるのですか。政治家とは町民が幸せになる笑顔で暮らせるまちを目指しているのでしょう。お金がないからできないと いうことにはならないのです。町長の言っていることは私は理解できます。しかし、町民の皆さんはそうではないのです。そこをどうするかというのが 政治の世界なのです。政治でどちらを向くか。私だってわかっています 1年で1,000万円、1年、1年というのはわかっています。だけど、そのお金があったら できることたくさんあるのです。そのお金を何で生み出すかということになるわけです。だから必要 なのです。その時に町民の目線で見るという意味。その意味は、町民がどれだけ多くの人が納得するかということ です。デマンドにしたから納得するかといったら納得しない人は たくさんいます。政治家としてどう物を見て、町民の皆さんがどれだけ納得するか、ここのところをやらないとだめだと思うのです。実際に これだけ意見がくるわけですから。具体的に手を打たないといけないのです。それが政治なのです。 そこの見解をお尋ねします。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

否定しているわけではないのです。まちづくり懇談会であったり、町民アンケートだったり、この公共交通というのは 町民が課題として捉えているというのは、数年前よりずっとパーセンテージが多く なってきていますので、町民がそういうことを要望している、課題に思っていると私も重々認識しておりますので、今回の選挙の私の 公約の中に新たな公共交通を確立するという文面があるというのはそういう声を 真摯に受けとめている結果だというふうにご理解ください。今議論しているのはどれだけ早くやるのかと いうのお話でありますので、今も担当課と一緒に協議をさせていただきますので、制度として年度の区切りというのはご理解していると思いますので白老町の単費 でできる部分、実証でできる部分は1日でも早くやりたいというふうに思っております。

質問 8番 大渕紀夫

8番、大渕です。

出典:白老町議会 平成27年定例会12月会議 2015年12月11日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる