白老町議会 平成27年定例会12月会議 2015年12月10日
町民の健康づくり
2015年12月10日、白老町議会の一般質問で、吉田和子議員が「町民の健康づくり」について質問し、町長 戸田安彦、健康福祉課長 長澤敏博、副町長 古俣博之、学校教育課長 高尾利弘が答弁しました。
- 質問者
- 吉田和子 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、健康福祉課長 長澤敏博、副町長 古俣博之、学校教育課長 高尾利弘
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 吉田和子
5番、吉田和子でございます。通告に従い、2項目8点について質問をいたします。1項目め、町民の健康づくりについてであります。北海道は1年間に1万 8,000 人を超える人ががんで亡くなっており、がん死亡率も全国2番目の高さにあります。そして検診率は非常に低い 44、45 位というような状況にあります。そこで(1)白老町には健康しらおい 21 計画があるが、その中のがん対策についての計画、進捗状況、また死亡原因の3人に1人ががんであると言われていますが、町の状況はどうなのか伺います。(2)国は 2007 年4月がん対策基本法が施行し6月には推進計画が策定され、各自治体でもがん対策推進条例を策定しているところが出てきておりますが、本町の今後のがん対策の考えについて伺います。(3)本年6月のがんサミットで策定が表明された「がん対策加速化プラン」では、受動喫煙防止対策の強化が掲げられていますが、町の考えと今後の対策 について伺います。(4)学校教育の中で「がん教育」が実施されていますが、その効果及び今後の継続と拡大の考えについて伺います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
町民の健康づくりについてのご質問であります。1項目めの「健康しらおい 21 計画におけるがん対策の状況」についてであります。白老町の状況としましては、死亡原因の1位が「がん」で、これは全国・全道と同様になっています。がん検診受診率と死亡率減少効果は関連があることから、予防及び早期発見が重要と捉え受診率向上に努めており、受診率は微増ではありますが増加傾向にあります。また精密検査未受診者に対しましては、健診機関と連携して管理を行い、医療機関への受診勧奨に努めてまいります。2項目めの「本町におけるがん対策の考え方」についてであります。がん対策推進条例の制定につきましては、条例を制定している自治体が少ないことから、情報などの収集に努めていく考えでありますが、現在白老町におきましては、がん検診受診率向上のための広報などによる啓発のほか、対象者への個別通知や無料クーポン券の配布、特定健診との同時実施などを行 っており、今後も健診が受けやすい方法などを検討してまいります。3項目めの「受動喫煙防止対策強化の町の考えと今後の対策」についてであります。がん対策加速化プランへの提言案が、がん対策推進協議会より提示され、その中で受動喫煙を減らすため、2019 年ラグビーワールドカップ及び 2020 年東京オリンピック・パラリンピック開催までに関係府省や都道府県等と連携し、受動喫煙防止対策の強化を提言するとしています。白老町におきましても 2020 年に国立博物館が開設されることから、受動喫煙防止につきまして関係機関と協議してい く考えであります。4項目めの「学校教育におけるがん教育の効果と今後の考え方」についてであります。がん教育につきましては、健康教育の一環として小学生の体育の保健領域、中学生の保健体育の時間にがんを含めた健康問題に関する学習を進めているほか、平成 26 年度から中学3年生を対象として生活習慣の見直しによるがん予防の講話や家族に向けたメッセージの作成など、健康福祉課保健師による出前講座としてがん教育を実施しております。出前講座の感想では、「規則正しい生活をして健康に注意したい」、「家族で生活習慣について話し合いたい」、「家族が検診を受けているか確認したい」など、生徒自身のがんや健康な生活に対する意識の向上に加え、生徒から家族への波及効果もあるものと捉えております。今後もがんに対する正しい知識や、がん患者に対する正しい認識を持つよう、がん教育を含め、健康や命の大切さについて考える教育を充実させていくことが重要であると考えております。
質問 5番 吉田和子
5番、吉田です。全国的にも我がまちも人口減少対策に取り組んでおりますが、がんによる死亡率 は全国 79%なのに対して全道は 88.2%と全国2位の高さで進んでおります。もし全国平均なら 10 年間で1万人の人が生きていたはずの数値になります。1年にすると 1,000 人の人が北海道で死なないですんでいるということになります。町の健康しらおい 21 の数値では、23 年度のがんによる死亡原因のやはり1位であるということは答弁にありましたが、さらに全道2位の北海道の平均を上回っていました。道は条例を策定していても結果は全国2位で、私はこのことから条例の策定は効果があるというふうには捉えておりません。ただ大事なことは要因、取り組み、目標という計画は必要だと思います。がん対策への実効性、さらに効果を生み、目標に近づく手法が最重要と考えます。先ほど無料クーポン券の配布とか、特定健診の同時実施などで受診率が上がっているということですが、まだまだ低いというふうに私は考えております。それは国の目標に対してでもあり、町の目標の数値が北海道の中でもかなりやはり低いほうだということです。そこで1点目伺います。研究者の間でがん対策として患者、行政、議会、医療者、企業、マスコミの6者の一体化が必要である。そしてそのがん対策を講じていく。それ と同時にかかわりが少なくなった地域支援体制が必要であるというふうに言われておりますけれども、町はどのようにお考えになりますか、伺いたいと思います。
答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)
確かに白老町におきましては、がん検診受診率ご答弁させていただきましたが、年々よくはなっていますがまだまだ全然低いという認識は原課のほうでも当然持っています。それに向けていろいろな施策を講じて、少しでも多くの方ががんの検診を受診していただきたいというようなことでやっている中で、今吉田議員のお話にありました6者の一体化という形の中で、このがんの対策を講じていくべきだということであります。確かにこの6者というのはがん対策に対しまして非常に関連にして、連携していくことが1番いい方法でいろいろな情報提供や情報収集、 そちらのほうをしていく中でも連携していけば1番いい方法というふうには考えております。ただそれにするにはなかなかどういう形でやっていくかというのがまだまだ私どものほうでも見えていない部分あります。そういうことでいろいろ今後やはり、その一体化に向けた連携をどのように進めていくかというのは、これは検討していく課題というふうには捉えておりますので、すぐできる部分ではないにしても検討する必要があると思います。地域支援の関係で町内が一体とした支援体制をということでありますので、うちのほうといたしましても出前講座とか、そういう形の中でのがん検診の受診を勧奨したり、いろいろ地域に出向いて実際にがん検診を行ったり、そういうこともやっておりまして少しでもがん検診の受診者をふやしていく考えを持っておりますので、まだまだ足りない部分もあるかと思いますが、これも今後いろいろと考えながらやっていきたいというふうに考えております。
質問 5番 吉田和子
5番、吉田です。今6者一体の取り組みというのは大変重要であると。私もいろんな専門家の講演とか、いろんなものを読みまして やはりこの連携、特に患者さんの声というのはかなり大きな影響があるということを言われておりました。それをマスコミがいかに取り上げて、マスコミで知らせていくか、それは町民に私たちの意識改革をするためだというふうに言われていました。そういうことを含めると、私はどこからはじまってもいいと思います。6人が全部そろわなかったらできないということではなくて、どこからでもいいから手のつけられるところから手をつけていかないともう何年来ずっと同じ形です。何%かはふえていますけれども、決していい方向性に向かっているということには なりません。人口が減っているのに、パーセントが減っているわけですから、上がってはいないというふうに私は捉えていますので、その辺の検討をさらにお願いしたいというふうに思います。それと同時に、こういった各関係者との連携、先ほど言っていたようにどういう形でつくったらいいのか、どういうふうにしていくのかということを考えると、このがんの今の状況を捉えたときにがん対策の専門部会、それからまたは専門部、がん対策部、がん対策課、そういったものを設置してやっていくというところが、札幌も確かがん対策の課を設置してやっていくとい う話も載っていました。形はどうあれ、大きなものでなくてもいいと思います。専門にがんのことに関してかかわって、それを各地域に情報を流し、この6者一体の中でそれをつくり上げていく形にするような、そういったものが必要というふうに考えますが、その辺のお考えを伺います。
答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)
今、最初のほうで吉田議員のほうからのいいアドバイス的なことで、どこからでもよろしいというようなことでありますので、その辺については先ほどの中でいろいろ考えていきたいということで思っております。組織の中に専門的な部署ということになると人事の関係、組織の関係なので私のほうとしてはなかなか答えづらい部分もございますが、現在、今健康福祉課の中でそういう専門ではありませんが、それぞれの保健師、管理栄養士等が集まった中でいろいろな形の中で協議して検診場所とか検診時期とか、そういうことをやっております。ただ吉田議員がお っしゃるような部署という形ではないですので、その辺については組織的なことという形になるので私のほうからは今現在の状況だけお答えさせていただきます。
質問 5番 吉田和子
本当に保健師さん方みんな本当に町民に対して意識改革をして受けてもらいたいといういろんな点で、いろんな手をつくしているのは大変頑張っていらっしゃることはわかっております。ただ検診率が上がらないということは、そのやっていることが効果が得られていないというふうに捉えられるという ふうに思うのです。そういった意味では再任用の先輩の保健師さんだとか、いろんなことを活用してどう設置しなくても、一人誰かそういう専門的なことでそのグループを動かす、それから先を見通してやっていくという形を今後考えていただきたいというふうに思います。今これは始めて言いましたので、また今後いろいろな方向性を聞いていきたいというふうに思います。それから次に進みます。がんの早期発見は5年生存率が8割から9割のことをいいます。原因の一つに先ほどから出ていますように生活習慣病の改善も予防の一つとなると言われています。もう1点、がん検診による早期発見とウイルス感染の予防であると思います。国のがん対策基本法では検診受診率 50%としております。町の目標は健康しらおい 21 では国の目標値だけしか書いておりません。3連携の推進方針で 29 年度の胃がんは 16%、その他は 20%の目標というふうになっておりますけれども、この目標の数値の考え方を伺いたいと思います。
答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)
確かに国の目標値 50%という形で、ただ実際に過去からの推移でいきますと町は全然今までその数値にもいかなかっ たということがございますので、白老町としての目標値、では国と同じ 50%が妥当なのかということになると、それもまた難しい部分が出てまいります。そういうことで町としての目標値 20%、16%ですか、そういう形で設けさせていただきましたが、これも実際には各がん検診においてもそこまで達していない部分というのもございます。ですからいかにこの受診者数を広げていくか。これが1番の課題というふうに捉えておりますので、なかなかやはり難しい部分もありますが目標値の国との違いというのはそういうところで、過去からの受診率の推移という ところで目標値は設定をさせていただいている次第でございます。
質問 5番 吉田和子
国は検診受診率 50%という目標に向かって、あらゆる手を打ってきております。その中で先ほど言いましたように、がん対策加速化プランがあります。この中で国はがん対策を強化するために今年度中に計画を策定するというふうに言っております。そして2016 年の予算に 250 億円の予算を計上し、がん検診率を 50%、この目標は変わりません。それともう1点、個別受診勧奨、コール・ リコールの強化をする。それから要精密検査と判断された人の再診、白老町は 70%、国の目標の 70%は超えておりますけれども、では受けていない人、先ほど精密検査を病院等と連携等をやっているということですが、この再診と言われて可能性があるのに受けない人の対策を本当に強化しなければならないと思うのですがこの考え、それから職域での受診勧奨、こういったことも含めて町の対応、こういったことが出てきます。コール・リコールは今後本当に1番大事な町民への語りかけになるというふうに思うのですが、その点のお考えを伺いたいと思います。
答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)
コール・リコールの関係でございます。再勧奨というような形の中でうたっておりますが、平成 26 年度の事業でございまして、過去にクーポンを利用していない方を洗い出して、その方々にそれぞれ受診を促したということで、昨年は若干ふえました。ただ今年度そういう事業がないものですから、コール・リコールとしてはやっていませんが、これは毎年うちのほうでやっていることといたしまして、先ほどの答弁にもありますように個別通知は間違いなくしております。なおかつ受 けていない方に対しましては電話での再勧奨、こういうことは毎年行って各保健師、管理栄養師等が毎回行っておりまして、受診者をふやすこともしております。もう一つ、過去に一度検診を受けた方でもやはり続けて受けてくれていない方も中にはいらっしゃいます。そういう方に対しましても再度受診を勧奨させる、そういうような方法もとっておりまして、うちとしてはできる限りのことで受診をふやしたいという考えでそういう形をとっております。職域でのということになりますと、なかなか役場の中でということになると実際に健康福祉課が主体としてとい うことではないのですが、そういう中でのご家族とか、そういうところも含めてやってもらうよう総務課のほうにもお願いするということで、あと関係機関等について、全ての関係機関にできるかということはなかなか難しいのですが、商工会さんとかそういうところ等への受診勧奨ですね、そういうところでお願いするというような形で、全てのところというのはなかなか難しい部分もありますが、主だったところには検診の受診をお願いするというような形をとらせていただいております。
質問 5番 吉田和子
5番、吉田です。今ずっと言ってきました。コール・リコールもしているということなのですが、私はやはり手紙とか、はがきというのは余り効果がないというふうに思っています。無料クーポン券をいただいた人でもやらないというふうにはっきり言う人もいますので、何を言っているのという話はするのですけれども、やはり個別の意識の改革がなされていないということだと思います。そういうことから考えると、先ほど職域のお話がありました。6者一体の中に企業も入っております。そこへも手をつけなければいけないということだと思うのです。ですから元に戻りますけれども、この6者一体の関連性、そしてそれを動かしていくもとがきちんとでき上がってくると私は違った形での意識改革ができると思いますので、本当に前向きにこのことは取り組んでいただきたい、検討していただきたいというふうに思います。それから次にがん患者の生存率が向上しております。がんサバイバーといいまして、生存者は 500 万人を超えたというふうになっています。そこで加速化プランの中で長期療養が必要な人への就労支援、ハローワークに専門相談員の配置をするがん検診連携拠点病院と連携し 、就職支援をするというふうにしています。そういう事業が今回のがん加速化プランの中に入っています。こういった点を踏まえると、町としてもやはり先ほども言いましたように総合的な部会、総合的なものを見ながら、その国の計画をしっかりと捉えて、そして町としてどう動くのか、どう動くと効果があるのかということをやらなければならないと思いますけれども、こういったさらに何か拍車をかけて同じようなことを言いますけれども、その辺のお考えをもう一度伺って、ここは終わります。
答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)
がんサバイバーということで、吉田議員のお話しのとおり患者の生存率、確かに向上しております。生存者、がんサバイバーの増加もしているというふうに聞いております。今お話あったよう に、就労支援等につきましてもやはり職場環境が整わなければ治療しながら働くということが難しい状況になるかと思います。そういう意味で先ほどの6者の一体的な連携というのが非常に大事になってくるというふうに思います。先ほども答弁としては難しい部分でいろいろ考えなければならない部分があるというようなことで、またどこからでも手がつけられ る部分は手をつけるということでございますので、健康福祉課単独でなかなかできない部分というのは当然ございます。関係課、関係機関とのお話、とりあえずそういうお話をさせていただいた中でどういうことができるのか、そういうことは検討して少しでもこの働きやすい環境ですか、職場環境等を含めて一体化の連携を進めていく方法を考えていきたいというふうに思っております。
質問 5番 吉田和子
次に、たばこの喫煙、受動喫煙の影響と対応について伺います。私 20 年議員してきましたけれども、ずっと質問したくてたばこのことだけは避けてきました。今回はやらせていただきます。たばこはがんの原因の3割を占めています。これは人がつくったリスクだと言われています。人がつくったリスクです。この 50 年間で 300 万人がたばこで亡くなっている。現在も年間 13 万人が喫煙で 6,800 人が受動喫煙で亡くなっています。またもう1点、たばこをのむ人はよく言います。たばこ税の収入があるのだと。町も大きな財源の一つだと。1億 4,000 万円、5,000 万円ありますから十分認識をしております。私もなるほどそうだと思っているところもありますが、23 年度の高額医療費の白老町でがん医療費は1人当たり 165 万円、総額1億 5,858 万円かかっています。たばこ税を上回っています。これははっきり言っておきます。それで1点目、3連携事業推進状況の中間報告、これは 18 年のなのですが、18 年2月に禁煙対策にかかわるアンケート調査を実施しております。その中で禁煙対策5カ年計画を策定するとありましたけれども、これはその後全然私は質問していませんから勉強していないのですが、これは策定されて、その目標効果はあったのか、その辺どのように捉えているか伺いたいと思います。
答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)
申し訳ございませんでした。今の計画につきましては、禁煙に関する形での計画というのは策定しておりません。
質問 5番 吉田和子
5番、吉田です。策定をするということになっていましたので、策定をしたではないですので策定をしなかったということでわかりました。なぜ策定しなかったのか聞きたいのですけれどもいいです。次に2点目伺いたいと思います。がん対策加速化プランにも先ほどありましたように、受動喫煙対策の強化をあげています。2015 年6月労働安全衛生法でも職場の受動喫煙が努力義務となっております。受動喫煙禁止防止条例を施行している自治体もありますけれども、私は条例とかは余りつくらなくてもいいと思うのです。どう政策を進めて、どう効果を出していくかということのほうが大事ですので、町の各施設、学校、病院、飲食店、ホテルの禁煙、分煙の状況を把握されているかどうか伺いたいと思います。
答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)
町内全ての施設ということになると把握は実際にはしておりません。役場関係でいきますと基本的には禁煙の場所 というのはございません。ほとんどが分煙で庁舎内、もしくは庁舎の外という形での分煙という形を取らせていただいております。
質問 5番 吉田和子
せめて庁舎、病院、学校は建物内全面禁煙にすべきだというふうに考えます。苫小牧市の私の知っている議員なのですが 、何回も言い続けて言い続けてとうとう全面禁煙になりました。そして外にプレハブがありまして、そこに昼休みなるとみんなが出てきてたばこを吸っている姿を見ます。外というのは北海道はやはり大変厳しいも のがあります。それと病院なのですが、玄関前でたばこを吸っている。あの姿というのは本当に私は見ていてとても辛いものがあります。寒い冬にダンボールを下に敷いて座っているおばあちゃんがいました。私車から座布団を出してあげました。いいことか悪いことかわかりません。私はいいことをしたとは思っていません。ただ寒いのではないかと思って心配で座布団をあげたのですが、私は病院もできれば入院している間は全面禁煙にするとか、そういった方法というのは考えられないのか。病院というか、担当は健康福祉課だと思うのですが、やはり全部含めて その庁舎内、それから学校はもちろん全面禁煙だと思うのですけれども、前も学校で先生が吸っていたと出ていたこともありますけれども、吸う人には大変厳しいのだと思うけれども、吸うなというのではなくて、吸う場所をきちんと別の場所につくるという、そういった方法を考えるべきと思いますが、そのお考えを伺います。
答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)
確かに本来からいけば、健康福祉課から担当のほうから言わせていただければ全面禁煙というのが理想と考えます。ただやはり今の役場関係だけでお話しさせていただくと、なかなかそういう部分が過去からの経緯というのがある中ですぐということもできないというのもあるとは思います。ただ担当課としてはやはり全面禁煙というのは理想と思います。ただそれができなければ何らかの形の方法を考えていかなければならないのかというふうには思いますが、これはやはり先ほど吉田議員一例にあげていただきました苫小牧市さんの場合の屋外への喫煙場所の設置 ということになると、そういう形で果たしてそれがいいのかというところもありますので、やはり全体的な中で検討する必要は今後十分あるかというふうには思っております。
質問 5番 吉田和子
今後というのは厳しいようですけれども、いつの今後になるのかと思って今お話を伺っていたのです。そのことの影響で亡くなる方がいるということです。今一人の人口をふやすために議論しているまちです。その中でそのことの原因で吸わないのにそばにいるだけで亡くなってしまう。吸っている人だけが好きで吸うのだから亡くなるのは仕方ないです。ただ吸わない人がその影響を受けて亡くなるということは、これは行政もしっかりと取り組んで、そういう場所をきちんと設定するなり、吸う人は違う場所へ行ってどこかで、外で吸っているのはあまりいい環境 ではないので、その辺のあり方をきちんと早々に、早急に検討していただきたいというふうに思います。それと答弁の中で 2020 年に国立博物館がある。またオリンピックがある、パラリンピックがあるということで、それまでに禁煙の受動禁煙に対して関係機関と協議していく必要があるのだというふうに出ていました。戸田町長、北海道はどういうふうに言われているかわかりますか。道外、海外の観光客から北海道は喫煙のできる飲食店が多すぎる、喫煙天国であるというふうに言われているそうです。町として先ほど言いましたように私もこの国立博物館ができる。100 万人の世界からの人たちを集客していって白老のすばらしさ、それからアイヌ文化の素晴らしさをきちんと伝えていくということになっています。そういった中で本当におもてなしの心で人に優しい環境で迎えるためにも、私はその2020 年までに、2020 年にできることではないと思います。それまでに今から取り組んでいかなければならないと思うのですが、その辺のお考えを伺います。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
今るるご質問に対しての回答を含めまして、この喫煙、禁煙の問題につきましては、14 年の健康増進法ができたとときから学校においては校舎内禁煙だとか、それから校地内禁煙だとかというふうなことで進めてきております。実際的には禁煙に向けての対応は進んできているというふうな認識はしています。ただそれを全面禁煙というふうな場所の問題も含めてどうするかというふうなことについては、吉田議員がおっしゃるようにまだまだ足りない部分があるということも同時に認識しております。今回この中に出されていますがん対策加速化プランの中ではやはり 2020 年のオリンピック・パラリンピック含めての対応が随分しっかりとした方向性を 持たせながら出てきていることというふうに認識しておるわけですけれども、町としても今、今後というふうなところをどこにおくのだというふうなご指摘もありましたけれども、そのことについてはしっかりとした対応を考えていかなければならないということは重々押さえて、これから今分煙をやっておりますけれども、そのあとこの分煙から、では庁舎内での喫煙はだめだというふうな全面禁煙にして、では吸う場所を設けるだとかというふうなことについては早急に検討してまいりたいと思います。
質問 5番 吉田和子
5番、吉田です。多方面からがんに対しては対策が必要というふうに考えております。次に予防対策について伺います。がんには感染によるがんもあります。町の検診率、目標の1番低い 16%になっている胃がんもそうです。国内の胃がん患者の死亡者数は年間5万人といわれ、その原因の7割はピロリ菌感染によるものであると言われています。10 代の感染率は5%とされ、口移しで親から物をもらったりすると子供に感染するということもあります。早期の除菌が確実な予防となります。一度除菌すると再感染はほぼな いとされています。費用は尿検査で約 750 円。陽性の呼吸検査は 7,300 円、除菌治療が 8,600 円というふうになっています。室蘭では 50 歳から 65 歳の5歳刻みで自己負担 700 円で実施をしているそうです。中学生にも来年度より希望する中学生に実施をしていくということになっています。苫小牧市も中学2年生を対象に 1,500、600 人いるのだそうですが、約 300 万円でできるのだそうです。300 万円の予算で 16 年度より実施をするというふうに言っております。私は白老町も本当に子供をたくさん生んでもらおう、生んでもらおうと私 もずっと質問してきましたけれどもどんどん減っています。先ほど言っていました人口も1万 8,000 人を切りました。そういった中でこれは感染ですから予防できるということなのです。何とかして町でその死亡率を少なくするためにも取り組んでいくという考えはないのか、伺いたいと思います。
答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)
ピロリ菌の除菌の助成の関係でございます。私もいろいろ調べました。実際に中学生等を対象にして、若年者を対象にしているというところは道内でもそんなに今のところないというと ころで、なかなか情報もつかめないというところでございます。ただ新聞記事等で苫小牧が来年度の予算化に向けて準備しているということを伺いました。吉田議員お話あったように 300 万円の予算化ということで、白老町についてもどうだということでございますが、すぐに 「はい」というふうに担当課としては 言えない部分もございますが、その辺については今後やはり胃がんの感染率を少しでも低下させる意味でこのピロリ菌の除菌というのが必要ということであることですので、情報収集等をいたしまして判断していきたいというふうには考えてございます。またいろいろ実施するにあたっても医療機関とか、そういうところとの協議というのも当然必要になってまいりまして、その辺の整備等も当然出てまいりますので、検討課題というふうに捉えております。
質問 5番 吉田和子
5番、吉田です。私は初めてピロリ菌の話をしました。これもずっと抱えていていつ言おうかというふうに考えておりましたけれども、町の考え、町の財政、町のいろんな状況下を考えるとやるとか、やらないという返事はできないというのはわかります。ただ他町村がまだあまりやっていないからというのは 、私は理由にしてほしくありません。白老町は何がいいのかと。白老のまちは何が素晴らしいのといったときに一つ、二つとあげられますか。私はそういったことに積極的に取り組む、そういう姿勢が大事だというふうに思うのです。もちろん財政のこともいろんなことを考えなければなりませんけれども、理由として他町村がやっていないのではなくて、死亡率が白老町、2番目に高い北海道の平均よりも高いのです。そういった中で、でも白老町はほかの町村やっていません。ほかの市町村は白老よりも受診率でも高いのです。そういったことを考えると、白老はまだほかの町村の状況を見てからということになりますか。どうですか。理事者はどう思いますか。
答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)
私の言い方が不適切な部分がございました。確かに世界保健機構の報告の中で胃がんの8割がピロリ菌が原因だということの報告も出ております。そういう中で白老町として、ではどういうふうに考えるのかということでございますので、やはりこの胃がんの罹患率を減少させるためには非常に大事な部分ということで捉えております。そういう中での実施についての検討については先ほどお話ししたような調整等も含めた中で検討はさせていただきたいというふうに思っております。
質問 5番 吉田和子
5番、吉田です。今早くすれと言った後にすごく心苦しい質問なのですが、子宮頸がんワクチンについて伺いたいと思います。これも私早くやって本当に子宮がんで亡くなる人を減らしていくべきだということで、76 人に1人が子宮がんで亡くなるということで、これもワクチンによっての予防ができるということだっ たのですね。ところが 2009 年12 月からワクチンの流通が始まって、13 年で定期接種に変わりました。その中で副作用ということが出てきて国も今積極的な進めはしておりません。ただ気になっているのは3回受けなければならないところを1回とか、2回で終わっている若い子がいる。高校生とか白老町の対象なっている人数。そういう人たちにどのように今後対応していかれるのか。国の何かいろんな手法で何かあるのか、その辺ちょっと伺っておきたいと思います。
答弁 健康福祉課長 長澤敏博(健康福祉課長は2016年3月まで)
平成 25 年度から定期接種化になりまして、その同じ年に国から積極的な勧奨は控えるような指針等が出ておりまして、白老町におきましても 25 年から接種率は下がっております。26 年度につきましては接種者が1名ということでございます。この方につきましては過去2回受けた方で、最後の3回目を 26 年度になって受けたということで、27 年度の実施者は今のところゼロでございます。当方といたしましては国の方針にのっとった形で積極的に接種をしてくださいという形では勧奨はしておりません。ただ接種をしないでくださいという形では言っておりませんので、接種を希望される方につきましては接種をしていただくという形をとっておりますので、各医療機関等で受けることは可能となっております。
質問 5番 吉田和子
5番、吉田です。がん教育について伺っていきたいと思います。道内でも大変早い対応だというふうに私は言われました。実施していないまちから問い合わせもありました。積極的に取り組まれたことに敬意を表したいというふうに考えております。ただ実施した学校では先ほど言ったようにいろんな効果が出てきている ということで、答弁ではこれからも実施をしていきたいということでお話がありました。そして各家庭にも影響があるということの答弁がありました。この中で私一つ学校による保健の先生によって実施されているというふうに答弁にあったと思ったのですが、この間札幌での取り組みが載っておりました。その中で保健の先生の話が載っていました。自分で調べられる範囲内で調べて子供たちに教えるのだけれども、まだまだ未熟で自信を持って本当にいろんなことを教えることができないことがとても自分にとっては悩ましい思いであるということを言っていたので す。そういうことを考えたときに、札幌にがんセンターありますね。がんセンターの先生がやはり専門家の話を聞くことも大変今後重要であるというお話をされていました。その先生も積極的に地方へ出られて講演をしているということなのですが、今後私は白老町も実施していく以上はそういった専門家の先生のお話を聞く場を設けていくということも今後必要で しょうし、それから教える側の先生方も自信を持って教えて 話をしていけるように教える先生方の勉強の場、そういったものも私は設けるべきだというふうに考えるのですが、その辺はどのようにお考えになりますか。
答弁 学校教育課長 高尾利弘(学校教育課長は2015年12月まで)
これからのがん教育についてでございますけれども、今現在も先ほど言いましたように専門家という意味ではうちの保健師が熱心に資料をつくっていただいて、今中学校3年生で出前講座という形で実施しているというのと、あと平成 26 年度から、これは 25 年度から道で始まった事業なのですけれども 、道が主催しまして各市町村に要望がきまして手を挙げる形でということで、26 年は白老小学校で王子病院の副院長の岩井先生という方に講話をしていただいています。27 年度につきましてもこの 12 月 21 日の日に緑丘小学校のほうでまた講和という形で実施するということになってございます。そういうような形で今がんの教育に関する検討委員会、これも文部科学省が日本学校保健会に設置したところでございますけれども、その中の報告書等でもそういった専門家との連携ということでのがん教育を推進していきなさいということがございますので、今後健康福祉課の保健師さん等 ともちょっと連携だとか、協力を仰ぎながら、がん教育これから充実ということで、時間の確保だとかいろいろ教育課程ではあるのですけれども、そういった部分で指導内容の充実ということを図っていきたいと思います。それと先生方の研修の機会も確保できるように努めていきたいというふうに思っています。
質問 5番 吉田和子
この質問の最後ですのでちょっと町長に伺いたいと思います。町長はたばこを吸われるのかというふうにちょっと思いながら。やめたのですか。このた ばこの質問を私も初めてさせていただいたのですが、たばこの教育のほうもすごく進んでおりますし、担当課も先ほどちょっとやりとりありましたけれども本当に保健師さんたちも、それから課長を中心にがんの取り組み、1番悪いのはそのことの意識を変えない町民だというふうに私は思っています。ただ、だからといってしようがない、何となくやっているのだけれども伸びないという何かそこでとまってしまってぐるぐる同じところを回っているように私は気がしてしょうがないのですが、その辺町長として今 2020 年のものも踏まえながら、象徴空間ができますし、いろんな場でのそういった白老町の取り組みが目に見えてくる必要が私はあると思うのですが、その辺どのようにお考えになりますか。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
このがんの質問からたばこの受動喫煙の防止のお話にいくときに、やはり町民にたばこの危険性を理解してもらうためには公共施設、役場内からやはり襟を正していかなければならないというふうに感じておりますので、これは今社会的にたばこ吸う人には大変申しわけないのですが、いろんなところで吸う場所が限られている。もしくは吸いたいのであればこういうところできちんと吸ってくださいというふうな流れになっていますので、この辺は早急に検討はさせていただきたいというふうに思います。私と吉田議員 と2人で決めるとすぐ中止となるのですが、そ の中にはいろいろストレスの解消だったり、百害あって一利なしの一利はあるのだというお話もありますので、それは急にではなくて期限を決めてこういう形にするというような、いきなりやるつもりはないので、そういう形になるのかというふうに思います。それとあとは 2020 年の国立博物館の件なのですが、実はここに関係機関と協議をするというふうに載せさせていただいたのですが、まずは北海道で始めてこの条例をつくった美唄市なのですが、私の記憶でももう春先からやろうと思ったんですがいろいろその飲食店だったり、商売している人だったり、たばこ吸う人だったり、いろんな方がやはりいろんな意見を言った中進まなくてようやくこの条例のまず第一歩は進めたというふうに話を聞いておりますので、慎重にいかなければならないというふうに考えているのと、国立博物館ちょっと細かい話になるのですが、実はアイヌ民族の儀式イチャルパとかカムイノミを見に行ったときに、たばこを燃やした儀式もありますし、先祖のヌサにお供えするのにたばこを使ったりしているのです。そういうのはアイヌ文化の中でどういう位置づけなのかとか、やはり言葉も含めてそういうものもいろんなことを協議してきちんと解決していかないと、たばこががんに結びつくからだめだということには上からというのですか、こういう指導はできないものですから、それだとこういうことだからやはりやめていこうというきちんとした形で調整していかなければならないというふうに考えておりますので、私の考えとしては社会的にこういう社会になったので遅かれ早かれ庁舎内では禁煙の方向に持っていくような考えでいく、それが町民に対するPRになるというふうに考えでおります。
質問 5番 吉田和子
5番、吉田です。たばこなのですが、紙で巻きたばこになってからニコチンが多くなって悪くなったのだそうです。だから人によるリスクだというふうに言いましたけれども、のむ人はいろんなところでのんでいただいていいと思うのです。ただ受動喫煙だけは本当にこれは防止をしていってほしいと、このように思っております。
質問 5番 吉田和子
5番、吉田です。