みんなの議会

白老町議会 平成27年定例会6月会議 2015年6月24日

水産業の振興策

2015年6月24日、白老町議会の一般質問で、本間広朗議員が「水産業の振興策」について質問し、町長 戸田安彦、経済振興課長 本間力、企画課長 高橋裕明、農林水産課長 石井和彦が答弁しました。

質問者
本間広朗 議員
答弁者
町長 戸田安彦、経済振興課長 本間力、企画課長 高橋裕明、農林水産課長 石井和彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 本間広朗

水産業の振興について町長に伺いたいと思います。まず一つ目に、食材王国として水産業の振興をどのように考えているか伺います。二番目に、まち・ひと・しごと創生総合戦略における水産振興の具体的な内容について伺います。三番目、人口減による漁業者数の影響はないのか、 過去3年間の状況と今後の対策について伺います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

「水産業の振興策」についてのご質問であります。1項目めの「水産業の振興策をどのように考えている か」についてであります。水産業は、スケトウダラや秋サケが主流であり、近年では、一部栽培漁業にも取り組んでおります。また、市場が主な 出荷場所であることから、高値で 取引されるような取り組みが必要であります。このことから、いぶり中央漁業協同組合を中心に、安定した漁業の確立を図り、水産物の流通機能を確保しながら、食と観光の連携による地産地消を推進し、地域水産業の底上げによる漁業所得の向上に向けた支援が必要と考えております。2項目めの「創生総合戦略における水産振興」についてであります。水産振興につきましては、いぶり中央漁業協同組合と協議をしながら、魚価 安定向上等による経営の安定、漁獲物の付加価値による消費の拡大等、課題解決の各種事業を推進するものであります。取り組み事項 といたしましては、品質・衛生管理強化による魚価の向上に向けた事業に取り組みます。また、就労環境整備や白老港の環境整備等も含め漁家経営の安定に向けた事業推進を、いぶり中央漁業協同組合との連携のもと、地域水産業の活性化に努めたいと考えております。3項目めの「人口減少による漁業者数の影響と今後の対策」についてであります。いぶり中央漁業協同組合の白老 ・虎杖浜地区の組合員数につきましては、平成24年度228人、25年度223人、26年度227人であります。青年部員数につきましては、24年度34人、25年度43人、26年度45人となっております。このような状況から、漁業者数に大きな変動はないものの、高齢化に伴う漁業者の減少が見込まれ、今後は、いぶり中央漁業協同組合と連携を図りながら、漁業従事者の確保に向けた 、就労環境改善等の取り組みを進めていきたいと考えております。

質問 12番 本間広朗

町長の答弁にもありましたまちの基幹産業である水産業はスケソウ、夏はエビ、ホタテ、カニ、 タコ、秋サケで、栽培漁業についてはマツカワ、 アワビ、水産加工業者は、たらこを初め、サケの加工品などに取り組んでおります。本町の太平洋前浜は海産物資源豊富な海になっております。2020年にアイヌ博物館の開館、道内新幹線整備による町内交流人口の増加と、ふるさと納税等による海産物の需要 が見込まれると思います。このようなことから、水産物の安定供給 、加工販売まで幅広く考えていかなければならないと思います。特に、前浜の多種多様な魚種を使い6次産業まで見通しした新たな水産加工技術と新規参入の模索、このようなことに取り組んでいかなければなりませんが、水産振興についてお聞きしていきたいと思います。食材王国しらおいについての部分も若干触れていますので、この 食材王国しらおいと水産業、これ は切っても切れないことなのでこのことと、総合戦略との絡みもありますのでその中での取り組み、これからどうしていくのか という質問をしていきたいと思います。まず初めに、食材王国しらおいの現在までの取り組 み、成果、検証などわかればお聞きしたいと思います。

答弁 経済振興課長 本間力(経済振興課長は2016年3月まで)

食材王国のこれまでの取り組みの成果、検証等でございますが、まず取り組みに関しましては、大きく食材王国として間接的直接的と いう捉えの中でお答えしていきたいのですが、地産地消と販路拡大というような取り組みに大きく分かれるかなと思います。東京事務所開設時などはその辺の取り組みのスピード感を持って、首都圏にも水産物、白老牛もそうなんですが、そういった部分は 売り込んでいたというところで、特に定着している部分でいけば、やはりたらこが一定の取引が今でも続いている現状ですし、またニジマスということで前浜ではないのですが養殖の絡みで申し上げますと、特にその希少価値が高いという意味では非常にニジ マスも興味を引かれてるというとこで、量 の関係もございますのでスポット的にですが、そういった取り組みは食材王国としても実 施してきています。また地産地消という捉えでいきますと、平成20年ごろから取り組んでいましたシーフードカレー、まずは第1弾ということでサラ貝に着目して行ってきたこと、同時期に マグロも一本釣りを始めたということで、当時産物一つを着目して事業展開を図ってきた状況でございます。それぞれ共通して言えることは、市場価格の高騰し左右されて今では6次産業というイメージで加工から飲食店につなげるその原価も含めて物流システム含めてそういった流れが 、やはり市場の市場価格が上がったこともあり、なかなか継続して取り組めてない 、または社会情勢の変化の中で店舗の廃業もあって、そういった流れが 続いて厳しい状況になっているという現状でございます。ただ、マグロなりサラ貝ということでカレーに関しては第2弾、第3弾と打っていかなければいけなかったのですが、そういう部分に関しては今後の中でカレーのアイテムまたはそれ以外の産物を食材王国という統一感を持ったその推奨店というようなそういう中で、 これから2020年に向けて飲食店に交流人口がふえて寄っていただくような仕組みづくりも今検討し始めているところでございまして、食と観光面でいいますと、以前JRでヘルシーウォーキングなどもやっておりましたが そういった部分、それから買い物バスというところでのツアーも続いてますが、ただ、今バス代が高くなっておりまして、その日帰りツアーの実現も厳しい状況ですがそういった部分、またはドライブマップなどのそういう部分も食材王国という一つの まちの 優 位 性 を 語 り な が ら ど ん ど ん P R し て い く よ う な 取 り 組 み は し て い き た い と 考 え て お り ます。

質問 12番 本間広朗

食材王国これ当然PR、これからどんどんしていかなければ ならないと思いますけど、一つにはそのブランド化の強化があると思います。PRするためにはブランドをというものがあって、そうするとPRもやりやすいと。これをやっていかなければならないのと、先ほども言いましたように、 白老牛もそうですが安定供給。この海にはいろんな魚種があります。その中からどういうものを選んでブランド化していくのか、 昔からあるたらこも私はブランド化していると思います。まず足元を見てど いうものを考えていくかというところはやはり漁業者、組合、水産加工者に働きかけが必要かと思いますけど、今まで 私は十分やってきたとは思いますけど、今後いろんな総合戦略を使ってやっていく部分と今までの部分とあわせてやっていけば、もっともっと広がりが出てくると思いますけど、以前もそうですけど、今までもどうか、これからも本当にそういうことを利用して水産 振興の発展につなげていくのかどうか、具体例ありましたらお聞きしたいと 思います。

答弁 経済振興課長 本間力(経済振興課長は2016年3月まで)

食材王国ブランドということで、その フレーズというものは大事にしていかなければいけない ですし、またそれに枝葉をはる、それぞれ本間議員おっしゃるとおり海の幸を一つ一つ組み立てていかなければいけない なというところで認識をしております。またそういう意味では議員がおっしゃるとおり安定した供給ができる体制だとか、またその市場に流れる部分の仕組みもそうですし、いろんな側面でブランドをつくっていくということが重要になってきますし、我々町職員それから漁組の関 係者もそうですが、その専門機関とも連携しながらそういった部分は一つ一つ丁寧に対応 していきたいと思ってます。事例ということでまだまだ実現可能ではないんですが、まず一つは漁組と水産担当と我々食材王国の関連でマツカワの放流事業などもやっていると思いますけども、そういう意味では料理教室 をやっていた時代もありますし、昨年ではマツカワを地元に定着を図るために、札幌の何店舗かの日本料理やフランス料理などのある程度主流の 飲食店にアンケート調査をマツカワを持ち込んでやって、それを地元に還元して何か飲食店で使えるメニューはないかということを漁組さんと連携してやったり、また昨年の 12月なりますけども、前浜のものではないですがチョウザメも、キャビアとして流れて いますが、その身の使い方に着目して洞爺ウィンザーホテルの料理長 や 胆 振 振 興 局 の 食 の ア ン バ サ ダ ー と し て 任 命 さ れ て お り ま す 方 に 白 老 に 来 て い た だ き ま して、たんぱくなチョウザメの身をどうやったら おいしく食べれるかどうか、 町内の飲食店の調理担当されてる方を呼びまして、 そういった勉強会もやっていると。そこはこれからの実現 になってくると思うんですが、 2020年の中で動くことまたは飲食店の展開や特産品の開発という捉えでいきますと、今後の総合戦略の中でできちっと位置づけていて、投資的経費を少しでも軽減できるように食材王国の中でも取り組んでいけるのかなというふうに考えております。

質問 12番 本間広朗

本当にブランドの強化をぜひ図っていっていただければと思います。それと、ホッキ、マツカワ、ナマコ、今言われたように基本的には地産地消は私はいいと思います。それと外に向けてのPRでいろいろ使ってもらえればもっともっと需要が高まると思います。先ほどの料理店これも地産地消の観点からやはり地元のしっかり提供できる店を 準備していかなければならないと思いますけど、この辺もいま現状協力して くれる店もありますけど、できない店もなかにはあるかもしれない。協力していただける店については、 課長のところでもいろいろと協議をしてると思いますけど、私は本当に地産地消というか、まず地元の人に食べていただかないと味も わからないPRもできない、そういうところはあると思いますので、今ネットでも口コミがありますけど、本当の口コミでいくというの大切な部分だと思いますので、経済振興の中で考えている部分があればお聞きした いと思います。

答弁 経済振興課長 本間力(経済振興課長は2016年3月まで)

協力いただける店というところでいきますと、お客さんも減ってきたり閉鎖した店もこの間いろいろとございましたけども、最近で いきますと役場の通りのお寿司屋や4月にはイタリアンが入ってきたりと。イタリアンは特にたらこパスタが美味しいということで好評かなというところもございます。それらを 推奨店というとらえでいきますと、飲食店の責任所在と、我々が食材王国を語っていく上でのPRするメリットも、利害がきち ん と し て い く 中 で 協 力 し て い た だ け る 状 況 を し っ か り つ か ん で い き た い と 思 っ て お り ま すし、また、今の充足度からいきますと、交流人口がどれだけ ふえていくかというところは統計的にもきちっと押さえていかなきゃいけないと思いますが、今の現状ではまだまだ飲食店を担当課としてはふやしたい ところはありますので、そういった支援もこれからもっともっと、交付金を活用するような形で取り組んでいきたい と思っております。今年度は地域特性を生かした事業で、繰越明許になりますけども補正で昨年度上げ させいただきまして、27年度で今商工会と準備をして近いうち 募集をかけていく取り組みになっています。それらを活用いただけるように、食材王国の中でも連動して取り組んでいきたいと考えております。

質問 12番 本間広朗

総合戦略が一つのキーワード、キーポイントになりますので、その取り組み方によって食材王国しらおいと水産業が大きく発展するチャンスで、この総合戦略をうまく活用して水産業者が経営面で安定し、さらに設備投資ができる業者になってほしいと思います。今までいろいろと課は変わってますけど、経済振興の中で いろいろ取り組みをやってきたけども、先ほど言いましたようにサラ貝カレーとか、本当にそういうのが推奨 になっているのか。私この間テレビで見てましたら隣町のホッキカレーが大変有名になって、なぜ白老もホッキとれてるのに隣町であれだけ行列のできる港の中の食堂があるのか。 その辺ちょっと悔しい思いというか、どうしてそこができなかったのかなというのはありますけど、これから 総合戦略を使っていけばまちのチャンスだと思います。経済振興課もそうですし農林水産もそうです。タッグを組んで一所懸命やっていただいて、水産業の発展に寄与していただければと思います。徒労に終わることなく確実に実行できる企画力、どう考えてどう発展するの かということをしっかりとやっていかなければならない 、その力が問われると思うのです。そこで、総合戦略と水産の6次産業というのは多分難しいのかなというのはあります けど、総合戦略と6次産業の関係、これをどう組み合わせていくのか。そういう取り組みがあれば 先ほど来出てましたけど、もう一度お願いしたいと思います。

答弁 企画課長 高橋裕明(企画課長は2016年3月まで)

総合戦略との関係ですけども、ご承知のとおり総合戦略の大きな目標として、地方における雇用の拡大、仕事づくり、人の流れというのが大きな項目としてございます。今お話しされておりました水産業につきましても 、いかに水産業に従事する方をふやし安定した所得と安定した生活を送れるかということになろうかと思います。その点では、やはり白老町の水産資源を生かした仕事をつくり出し、また今お話があったようにブランド化を図って競争力をつけ、販売量をふやしていくというようなことからメニューにも載っておりますが、それを総称して浜の活力向上支援事業ということで載せており ます。ですから、総合戦略の中では水産業を中心とした仕事を向上させ充実させる中で水産業の発展を狙っていくというようなことになるかと思います。

質問 12番 本間広朗

今マツカワの放流事業をやっております。毎年、まちでは50万円の補助金を胆振中央漁協に出してやってます。決算審査特別委員会でも私、毎年のように聞いていますけど、漁価がなかなか上向きになる状況ではないとの答弁も出ています。マツカワ の漁獲というのはこのままの推移でいくのか、マツカワも今胆振中央漁協 では王蝶としてブランド化に努めています。現在の漁価が適正なのか、総合戦略の中にも漁価を上げるそういうところにも触れていますので、皆さんも食べたことあると思いますけど、マツカワは大変 おいしい魚だと私も思っていますので、当初の価格と今の価格に大分幅があるように思います。この漁価が上がらない要因について は何か、放流事業の効果はどのような認識を持っているか 、それと、参考にマツカワ、ウニ、ナマコの過去3年間の水揚げ についても伺いたいと思います。

答弁 農林水産課長 石井和彦(農林水産課長は2015年12月まで)

ただいまの質問でございますけれども 、マツカワにつきましては道の関係もございま して、平成19年から放流事業を始めてございます。その中で最初に設定された単価が、マツカワのキロ単価 が3,000円という形で設定されてございます。ただこの単価がその当時正しかったかどうかというのは何とも言えないところなのですが、ヒラメと比較した形で単価を設定しているということになってございます 。現状での白老の水揚げにつきましては、平成26年度ではマツカワの1キロ当たりの単価は 1,400円ぐらいというふうになってございます。この金額につきましては平成 22年ぐらいまでは1,000円ちょっとぐらいで推移してございますけれども、23年ぐらいから1,300円台、400円台と、そのような形で推移をしているという状況になってございます。この単価がどうして当初の 3,000円の見込みよりも今の単価かということなんですけれども、こちらにつきましては 水産試験場とも道の方もいろいろ調査をしているのですが、地域によって獲れる量が違うというのがありまして、胆振太平洋の中でも函館からずっとえりもまで、えりも以西協というとこでマツカワの放流事 業をやっているんですが、その中でも獲れる量がかなり違うということがあります。函館に近づけば近づくほど量が獲れないという状況になっておりまして、むかわくらいを境に えりものほうに向かっていきますと、量は獲れるという状況に今現在なってござい ます。ただこの状況が単価に反映しているかというのはなかなかそうではないかなというふうには思っ てございますけれども、基本的に獲れる量と設定したときの金額の 違いはあったのかなというふうには考えてございます。マツカワ、ウニ、ナマコ等の3年間の水揚げでございますけれども、マツカワにつきましては 平成24年度は5,367キロでございます。25年度が8,447キロでございます。26年度が8,166キロでございます。ナマコにつきましては、24年度が2,022キロでございます。25年度が2,084キロでございます。26年度が1,281キロでございます。それから、ウニでございますが、これはバフンウニとムラサキウニに分かれますので、バフンウニ が24年度は4,822キロ、25年度が4,401キロ、26年度が5,810キロでございます。ムラサキウニにつきましては 平成24年度が1,546キロ、25年度が2,966キロ、26年度が2,518キロという状況になってございます。これも年度によって海の状況が天候等により大きく影響されるものですから、出漁する回数によっても量の違うところも出てきてございます。

質問 12番 本間広朗

これからマツカワ、ウニ、ナマコ、アワビも入ってくると思います。そのようなところをぜひ ブランド化していくというのは大切なことだと 思いますので、しっかりとその辺のところもやっていただきたいと思います。PRも大切ですのでPR部分でも強力に推し進めていっていただければと思います。それと、 ウニ、ナマコと一つ一つ触れるわけには い け ま せ ん が 、 マ ツ カ ワ に こ だ わ る わ け で は な い ん で す が 、 マ ツ カ ワ の 水 揚 げ を 見 ま す と5,000キロから8,000キロで大体推移してます。毎年 3万3,000匹ぐらいは放流していると思いますけど、放流事業としては5,000キロから8,400キロ、8,100キロと26年度は減っています。漁業者数は多分変わらないと思いますけど、もっともっと 水揚げがあっていいんじゃないかと思いますけど、その辺のところは私魚体調査ではないですけど胃の 内容物を見る時あります。その3万3,000匹が放流されたら、今まで別な魚種がいろんなえさを食べてて 、大きくなればどこにいくかわからないですけど、そういういろいろな 生態系の問題もあると思います。私が言いたいのは、なかなか漁獲高が上が らないという状況はどういうことなのかなっていう。水産試験場で調べてもらったり漁組で調べるということはできないんですが、その辺のところを しっかり押さえておかないと3万 3,000匹でいいのか、5万匹にふやすべきなのか。先ほどから総合戦略もありますので、その事業も 拡大してこれと一緒にまたナマコも主力の海産物になると思いますので、その辺のところもうまく総合戦略を活用してやっていかなければならない部分じゃないかと思いますけど、たぶんやってないという答弁になるのかもしれないですけど、今後そういうところも調査してやっていかなければならないと思いますけど、担当課としてはどういうお考えがあるのか聞きたいと思います。

答弁 農林水産課長 石井和彦(農林水産課長は2015年12月まで)

ただいまのご質問でございますけども、基本的にマツカワの資源調査につきましては、釧路の水産試験場のほうで試験をしてございます。これはどういう試験をしているかというと 、マツカワを放流してある程度2年、3年とたって産卵時期になったときにどこへ行って産卵 してるかということの調査をしてございます。この調査につきましては、はっきり経路がわかってございます。北海道のこの沿岸で放されたマツカワは茨城沖までいって産卵するということがわかっております。それで、産卵をした後に また、こちらのほうに戻ってきてるという状況もわかっております。ただ戻ってくるときから5年くら いたちますと、50センチとか60センチとマツカワは捕食力が強いものですから大きくなるという状況になってございます。なおかつ水深が深いところに、500メートル前後にいるという状況になってございます。そういうような状況もありますので、現状では放して すぐどういう状況かというのはまだ水産試験場の方は抑えていないのですけれども、産卵をして帰ってくるという状況はきちっと押さえてございます。水産試験場のほうにも えりも以西協としては、なるべくそういうような追跡調査もお願いしたいという依頼はしてい ます。

質問 12番 本間広朗

わかりました。浜の活力についても大体答弁の中で理解しました。それと漁業者数の推移これも理解しました。最後の質問になるかと思いますけど、今水産業の振興をもそうです。いわゆる1次産業、これ本当に大きくこれから浜の 活性化にもつながることだと思います。その辺のところをしっかり担当課とも協議して、それを見きわめて本当にこの水産振興もっともっと盛り立てていって、漁業者の方も ふえて浜がにぎわうのは本当に喜ばしいことだと思います。そのために、まちとして町長としてどういう リーダーシップをとっていくのか。いろいろ今担当からご意見出たものを総合すると理解しま すけれど、もっともっとその辺のところは町長としてもプッシュしていかなければならないところだと思いますが、その辺の見解を伺って終わりにしたいと思います。

答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)

昨日は白老牛の話もありました。1次産業の中には水産業も入っておりますので、水産業は白老町の大きな重要施策だと認識をしているところであります。総合 戦略の中にも組み込まれているんですが今まで白老町もこの水産振興にはずっと力を入れてきております。総合戦略と今までの 総合計画もリンクさせていきますので、これは今までの継続の部分とこれから新しく6次産業化も含めてつなげてい かなければならないというふうに考えております。特に、今北海道は食と観光というものが重要施策の一つでありますので、この食もかかわっておりますし、観光にもかかわっている白老の水産物 でありますので、この辺は今までにプラスアルファを考えていかなければならないと。1答 目にもお話しした栽培漁業にも力を入れているということで、人工リーフがふえることによって町民の海岸 の越波の安心にもつながっておりますし、この人工リ ーフにウニやナマコ等々も昆布がきてついてくると。まだまだ地産地消の量までいってないんですが、この人工リーフがふえることによって地産地消にも繋がっていくと思いますし、加工次第では付加価値が ついてきますし、もっともっと6次産業化にもつながっていくと思っておりますので、継続的に 力を入れていきたいというふうに思っております。また、漁業者の若手の育成というか人材育成も含めてなんですが、これは水産業だけでなくてどの業界にもこの問題は大きな問題としてとらえておりますので、漁価や経営の安定がすごく重要だと思っておりますので、この辺は漁組とも協議をしながら進めていきたいと思います。冒頭食材王国しらおいの話もありましたので、食材王国しらおいとしての役割もありますので、その辺も水産業者や漁組等々とも協議をしながら今以上に力を入れていきたいというふうに考えております。

出典:白老町議会 平成27年定例会6月会議 2015年6月24日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる