みんなの議会

新十津川町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月15日

これからの本町の文化活動の育成、支援について

2021年12月15日、新十津川町議会の一般質問で、鈴井康裕議員が「これからの本町の文化活動の育成、支援について」質問し、教育長 久保田純史が答弁しました。

質問者
鈴井康裕 議員
答弁者
教育長 久保田純史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 4番 鈴井康裕

それでは、議長のお許しをいただきましたので、私は教育長に一般質問をさせていただきます。表題は、これからの本町の文化活動の育成、支援についてであります。約2年間にわたる新型コロナウイルス感染症の影響で、全世界的に経済、文化活動などが様々な制約を受け、諸活動が停滞しました。国及び町では、いち早く感染対策を施し、ワクチン接種を進め、拡大抑制の政策を図っております。その後、まず初めに経済を再生させるための政策が中心に実行され、一部の業界ではかなり効果がみられるところもあります。それに比べ、教育、文化、スポーツなどへの支援は立ち遅れ、2年間制約のある中での団体の活動は停滞気味で維持が精一杯であるところもあると聞き及んでおります。具体的に本町では、町民文化祭の展示、芸能発表の中止、獅子神楽、踊り保存会や男声、女声コーラスなど、練習は継続しているもののやはり発表の場がないとモチベーションが下がり、続けられなくなるのではないかと危惧されております。また、ゆめりあ部会の活動、大正琴、書道部会も解散したと聞いております。そこで、まだコロナが完全に終息していないところではありますが、本町の文化活動をどのように維持し、または新しい文化を育成しようと思われるのか、教育長のお考えを伺いたいと思います。

答弁 教育長 久保田純史

それでは、4番議員のご質問にお答えいたします。本町の文化活動は、新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年度から通算3回にわたり活動拠点となる公共施設が休館するなど、各種団体活動もその影響を受けております。町民文化祭及び音楽祭は、開催を予定していた前に緊急事態宣言があったことから十分な練習ができず、主催者の文化協会や音楽協会と協議を行った結果、参加者の健康と安全確保を最優先に考え、やむなく中止となったところであります。教育委員会としては、コロナの第6波の懸念や未だ収束が見えない状況下でありますので、文化団体をはじめとする各団体や個人が施設の安心安全な使用と、感染リスクを軽減させるために、今後も各施設の適正な管理と感染対策等を引き続き徹底して参りたいと考えております。ご質問にありますとおり、町民文化祭や音楽祭などの中止により、活動の成果を発表する大きな場がなくなり、活動や練習へのモチベーションが低下するなど、思うように活動ができない状況の団体があることは承知をしております。しかしながら、緊急事態宣言が解除された10月1日以降は、文化、社会教育、スポーツ団体、ゆめりあ部会など多くの団体が感染症対策を徹底した上で施設を利用し活動を再開しており、仲間と楽しく会話をする様子や笑顔で練習する様子を私も拝見し、活動意欲は維持されていたものだと認識しております。コロナ感染拡大前とは違い、いろいろと制約があり感染拡大前のようにはいきませんが、各団体においては感染対策を徹底し、工夫を凝らして少しずつ活動及び行事等の企画、運営を始めている状況にあります。具体的には、ゆめりあ部会では10月に開催を計画していた部会発表会は中止となりましたが、各部会の作品制作や練習の成果を発表する場として、今月下旬に作品展示と練習発表会を開催する予定になっております。先行き不透明なコロナ禍の今だからこそ、人の感性を豊かにし、心を癒し、暮らしに潤いを与える文化活動の役割は極めて重要であり、豊かな感性を備えた人間の成長に繋がることから、文化活動に対する人々の意欲の維持向上に努めなければならないと考えております。教育委員会が目指す文化とは、しっかりとこの地域に根ざしたもので、町民が主体性をもって活動することで生み出されるものであると考えております。そのためには、農村環境改善センターなど活動拠点を整備し、町民の生命と健康を第一に考え、町民が安心して活動できるようにすることが重要であると思います。また、コロナ対策などを含め各団体が抱える問題、課題などもございますので、社会教育主事を中心に各団体に寄り添い、課題などを共有しながら解決に繋がる方策の助言を行うとともに、各団体の活動状況や新規会員加入に向けて、広報等を通じてPRを行い、活動の維持継続のための支援を行っていきたいと考えていることを申し上げ、4番議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 4番 鈴井康裕

丁寧なご答弁誠にありがとうございました。第6波の恐れがあるものの各活動は10月1日から、緊急事態宣言が明けてからそれぞれ活動していると。そしてまた、ゆめりあ部会については、作品展示や練習の発表会も予定されているということをお聞きしまして非常に安心しました。そして、文化は暮らしに潤いを与えるもの、豊かな人間活動であると。文化活動は人々の生活の意欲であるという言葉を聞いて、大変安心したところでございます。ご承知のとおり新型コロナウイルス感染対策として、ワクチン接種を前提として密集を避け、一定の距離をとり、マスク着用、手洗いの徹底が今のところの防止対策の取組として推奨されております。学校教育においては、タブレットの活用、スポーツにおいては、換気や間隔を十分にとりながら、大型扇風機なども取り入れられたのも拝見しましたが、そのような試みで感染対策を施しているということでございます。ただ、文化活動においては、集まる、そういうのが団体での機会が前提でございますので、なかなか難しいところがあるのかなというふうに認識しております。例えですが、世界的にはこういう例がございます。14世紀にヨーロッパを襲った伝染病、ペスト、いわゆる黒死病でございます。これは、3、4年で3,000万人の死者を出し、ヨーロッパの人口の4分の1が減ったと、そういうことが伝えられております。今現在、コロナでの死者、アメリカで80万人、日本では2万人に達しておりません。ヨーロッパでは、都市の人口が激減し、そのかわり地方から様々な社会現象が起こり、文芸復興、ルネッサンスの時代がやってきたと言われております。その中でフランスは、文芸保護政策を打ち出し文化活動が活発になったと、そう言われております。パンデミック後には新しい価値感が創造され社会変革が進んだという、そういうような歴史もございます。今回、12月3日に私たち2年ぶりに小学校へおじゃまし、経済文教常任委員会で小学生のタブレットの授業を見学したわけでありますけれども、私は改めてコロナ対策が、教育変革の一躍を担ったんでないかと、そういうふうに認識をしております。そこで、今、ゆめりあ部会も減少している。また、12日のチャリティーカラオケ、観客は半分に制限しましたが、教育長はちょうど私の後で歓談されたと思いますが、やはりこういう催し物、文化に飢えていたのか、盛り上がった方ではないかなというふうに思っております。出場者の方が一様に練習するのに苦労したと、これからも更なる会員を募集していますというふうにアピールもしておりました。そこで今このような中、町として今一度、文化保護政策、そういうものが必要でないかと思いますが、教育長はどのようにお考えか、もう一度お聞かせ願いたいと思います。

答弁 教育長 久保田純史

4番議員の再質問にお答えいたします。私今ほど答弁いたしましたように、この2年間で文化活動がなかなか思うようにできない事実もございまして、先ほど答弁いたしましたように、社会教育主事を中心に各団体とまず、現状の話し合いをしてですね、今後の活動状況、また、活動ができてませんので各種団体補助事業等もありますけど、それから事業がないことで補助金請求もされていない団体等もございます。そのような中で、現在ある団体としっかりと話し合った中で、今後の活動の計画、それから方向性、また、いろんな支援等についてもですね、必要であれば親身になって検討していきたいと思っているとこでございます。また、先般のチャリティーカラオケについてですね、各団体の方が自発的に自分達の団体のPRと、そして、楽しい団体ですので加入をいたしませんかというPRをしていただいたことに、私自身も大変うれしく、ありがたく感謝したとこでございます。そのような中でですね、教育委員会ばかりでなくて、それぞれの団体が一生懸命自分達の団体をPRし、会員増に努めていくことも大切でないかということ申し上げまして、再質問の答弁にさせていただきます。

質問 4番 鈴井康裕

再度お答えありがとうございました。今やっていることは教育委員会の社会教育主事を通して、現在の団体、また、計画の方向性を決めていくというご答弁でございました。ですが、今もう既にこのコロナ禍で、もう何か新しい文化が芽生えようとしているんでないかっていう動きが随所に見られております。先11月21日は庁舎ライブということでインターネット配信、浦臼のasahiさんと地域おこし協力隊の佐藤君が1時間にわたってコンサートを行っております。もう既に視聴回数が1,200回を超えているということで、すばらしい活動ではなかったかと思います。そして、今日のプレス空知に出ておりましたが、本町と雨竜町との農家が、農家の文化についていろんな状況、スマート農業の紹介からポッドキャストで配信していると、なかなか新しい機材によったそういう発信などもございます。また、先ほど連絡棚見ますと、1月6日には役場ホールでオカリナのミニコンサートが行われるというふうな動きもございます。ですが、そういう新しい文化に、あまりインターネット配信の方がお金かからないのですけれども、やはりそういう支援とか育成とか、そういうものも必要ではないかということでご提案を申し上げるわけでございます。あと、ゆめりあ部会でございますが、ちょっとこれ管轄外かもしれませんが、地域公共交通が4月から始まるところで、ゆめりあ部会9時、13時の送り迎えで、今までは10時から3時まで行えたのが、13時の帰りの便でなるべく帰ってくださいと、そのようなお話も伺っております。15時のスクールバス混乗ということになるわけですが、小学生が主だと思います。乗っている中におじいちゃんおばあちゃん、ゆめりあ遅くなって、降りていくところで、また、教育的な触れ合いがあるかもしれませんが、そういうような状況も出るわけでございます。運輸省管轄ということで地域公共交通となったわけですが、難しいところでありますが、なるべく教育委員会でのスクールバスでの運用を弾力的にしていただけたらというのがお願いでございます。あともう一つ、今現在、こういうふうにいろんな文化活動を制約されているわけですから、ゆめりあのカラオケの時も観客人数半分でした。町の公共団体が使う場合は使用料を免除されておりますけれども、観客半分だからほかやる場合、使用料半額というようなことは検討されないでしょうか。ルパンの音楽コンサートなんか3回くらい流れていると思います。そういうふうにして、いろんなところの文化を呼び込み、新十津川の文化活動の支援をしていただけたらと。また、いろんな制度、施設の有効利用が必要ではないかと私は考えますが、最後に教育長はどうお考えになるかお聞かせ願いたいと思います。

答弁 教育長 久保田純史

再々質問にお答えいたします。まず一番最初のですね配信によるいろいろ各文化活動ができないかということで、それらについても、今回も教育委員会で行事やなんかについて、そういう形でもしてはどうかということも考えながら、各団体にも相談した中で、まだ活動等も十分練習等もできない中で、そういう配信等はまだ今回は時期早尚であるというようなこともありまして、そういうことでしていませんし、議員さんがおっしゃるような、いろいろPRの発表の紹介する場はあるというのは教育委員会も認識してますが、それらについてはまた今後、貴重なご意見として各団体と今後については検討していきたいと思っております。また、ゆめりあ部会の地域公共交通のスクールバス等も含めた送迎体制等につきましては、各団体と教育委員会がいろいろ地域公共交通も変わりますので、話をしてですね、各団体に説明を各団体に1回ではなく何回か説明した中で、各団体の意向を踏まえた中で、今までの活動が停滞しないということを教育委員会は大前提にしてですね、新年度からの活動についてのお互いのコンセンサスを図っていると、理解をしてるというふうに認識しておりますので、ご理解していただいてるものと解釈しております。やはり、午前中といいますか、午後からも活動している団体が従前も今もございまして、その活動はやっぱり今後についても継続したいという団体当然ございますね。その意向に沿った形の中で教育委員会は考えていることを答弁させていただきます。また、各種、ルパンジャズライブなど2年も中止になっていることもございますが、そういう入り込み状況、入館者を半分にするとかそういうことになったときの入場される方の使用料等についてはですね、少なくなったからといって使用料を上げるということもございませんので、それらについてはちゃんと適切に教育委員会のそういう催事については、予算を組んで事業を目的を持って施行していきたいと思ってますので、それらも含めて4番議員の再々質問に対する答弁に代えさせていただきます。以上です。

出典:新十津川町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月15日 議事録 PDF(34ページ) 間違いを知らせる