みんなの議会

新十津川町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月12日

外国人労働者の相談窓口を開設してはどうか

2018年12月12日、新十津川町議会の一般質問で、白石昇議員が「外国人労働者の相談窓口を開設してはどうか」について質問し、町長 熊田義信が答弁しました。

質問者
白石昇 議員
答弁者
町長 熊田義信

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 5番 白石昇

二つ目の質問に移りたいと思います。外国人労働者の相談の窓口を開設してはいかがとかという質問でございます。近年、労働者不足を補うために、外国人を雇用する事業所が増えてきているわけであります。いろんな職をめぐってトラブルが増加したり、そういうことが報道されているわけでありますが、労働力を確保するために外国人労働者にも頼らなければならない時代がやってきたということは事実であります。外国人労働者が働きやすい環境をどう作っていくのかとか、そういう形の中で相談の窓口を開いてあげてはいかがかなと思っています。このことは、3年間の北大の海外留学生が現地に観光事業起こしということで来たわけです。その中に、ベトナムから1人の学生が私の家に実地ステイをしたわけなんですけれども、その子は、実は奨学資金を1年分しか借りられなかったから、1年しか勉強に来られないんだと。だけどこの1年間でたくさんの勉強をして母国に帰って、経済とかいろんな形の中で国の役に立ちたいんだって、熱い思いを語ったのを感じて、そういう人達がまた再度、日本に入ってきた時に、環境整備をきちんととしてあげることが、何よりも大切なことでないかということで、町長にそういうお考えはないか、今からそうした方向性を進めていっていただきたいなという観点で質問をいたします。

答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)

それでは5番議員さんのご質問にお答えをいたいたします。外国人労働者につきましては、深刻な人手不足に対応するため、その受入れが拡大をしている状況にあります。本町におきましても、農業、商工業、福祉業など、同じく人手不足の状況にあり、町内にも研修制度を利用して、外国人労働者を受け入れている企業があることを確認をしております。このような中、全国的に発生している外国人労働者の処遇等を巡るトラブルに対しましては、外国人労働者の労働環境の改善や権利保護のための対応が求められているところであり、本町といたしましても、人手不足問題に関する施策に付随し、対応をしていかねばならない課題であると考えております。外国人労働者からの相談としましては、出入国管理に関すること、労働条件に関すること、技能実習に関すること、生活に関することなど、国別の対応も含め相談内容は多岐にわたるものであります。外国人労働者からの相談に対しましては、外国人技能実習生を受け入れた監理団体が相談体制を確保しており、基本的には、当該監理団体が一定の責任の中で相談業務を行うこととしてございます。なお、これらの制度には専門性がございますので、本町に相談があった場合には、相談内容に応じ所管する機関や専門機関に助言を求め、引き継ぎ、適切に対応をしてまいりたいというふうに考えてございます。なお、ご承知のとおり12月8日に改正出入国管理法が成立し、今後、制度の詳細が決定されてまいります。これからも外国人を雇用する事業所は増加していくと思われますので、法改正の主旨及び省令等の内容を十分確認し、外国人労働者の受入れ事業所と情報を共有しながら、外国人労働者が働きやすい環境づくりを努めていく考えでございます。なお今、質問のございました環境整備、ベトナムから1人受け入れた学生が1年の奨学金しかないという部分でありますけども、その分については、今後的な対応になっていくかと思います。今日の新聞だったかと思いますけども、東川で、いろいろ奨学金制度を設けて、数年働くとその奨学金が免除されるという、東川、鷹栖、幌加内の3町の取組みが、今日も出ていて、ご案内のとおりかというふうに思います。そういったことが、今後的にうちの町にとっても必要になるかどうか、いろいろそれは関係機関とも協議しながら、また、町民の皆さん方においても、そういった外国人の労働者が本当に必要なのか、受け入れできるのか。そして、お互いが、町にとっても、地域にとっても、農家にとっても、企業にとっても、すべてが良い環境にないと受け入れというのは、決してうまくいかないというふうに考えております。今後的には、そういう外国人が必要だということが確認できれば、そういった環境整備にも十分配慮して受け入れをする事がありますけれども、まだ今その段階にはありませんので、今いろいろ状況を確認しながら、しっかりと、継ぎ糸のような事が必要なのか確認をして、整えていきたいと考えていることを申し上げ、答弁とさせていただきます。

再質問 5番 白石昇

再質問でありますが、今町長もおっしゃられたとおり、入国管理法は、今度、新しくなるわけですね。そして、外国人労働者に対する窓口も当然開設されていくと思います。そうでなければ、なかなか大量に人を受け入れるということにはならないから。ただ、私が申し上げたいのは、そういうことを踏まえて、今年ということではなく、ちょっと先を行く、そういう考え方を持っていただきたいと思って質問したわけです。それから、現在、全国でもう既に128万人の何らかの形の外国人労働者が働いているということです。あと5年間で34万人再度受け入れるということであり、そういうことができなかったら、労働者不足で産業が止まるという危機に日本は今なっている状態だというふうにも聞いております。どうか、アジアの中の経済のリーダーシップをとる、そういう形が、ちょっと大げさかもしれませんけど、我が町にもそういう波が押し寄せてきているんだという認識のもとに、ぜひ、そういった前を向く施策を実行していっていただきたいなと思いまして、私の再質問にいたします。

答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)

今ほど5番議員の質問にお答えをしたいというふうに思います。今全体的には、やはり労働者不足というのは否めない事実でありますので、人手という部分では、大変恐縮な言い方かもしれませんけれども、今外国人のやっぱり労働者をいかにそれぞれの企業が活用していくのかということでございます。町内でも、先ほど言いましたように三つの事業所で10人も新十津川の企業に外国人の方がお越しいただいて、それぞれの企業で活躍をしているというふうに伺ってございます。これは今、企業が直接的に中間のそういう業者を介しながら、それぞれお互いの理解のもとに働いているわけでありますが、そういったことは当然、農業の方にだとか、ほかの福祉、産業だとかにも広がっていくことが想定されます。その想定の中で、どのようにこのことが円滑にできていくのかということの中では、モデル的にというか、試行的になど、いろんな産業の中でも働いていただけるそういうモデル的なそういう試行的なことをやって、お互いが良いような環境が整た時にはそういったことを進めていくことが必要だということから、先ほどもちょっとそういうようなニュアンスのことを発言させていただいたところでありまして、お互いが良い状態でないと、このことは決して進めるべきではないと思いますし、お互い良い状態の中でそのことを進められるような環境整備ということで、いろんな関係機関の声を聞きながら進めていきたいということを申し上げ、再質問の答弁とさせていただきます。

再質問 5番 白石昇

以上で、私の質問を終わります。小学生の皆さん本当にご苦労さまでございました。

出典:新十津川町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月12日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる