厚岸町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日
(1)災害対策について/(2)外国人労働者の言葉の壁について
2024年12月11日、厚岸町議会の一般質問で、竹田敏夫議員が「災害対策について」「外国人労働者の言葉の壁について」について質問し、町長 若狹、危機対策室長 四戸岸、建設課長 堀部、水道課長 髙瀬、観光商工課長 田﨑が答弁しました。
- 質問者
- 竹田敏夫 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、危機対策室長 四戸岸、建設課長 堀部、水道課長 髙瀬、観光商工課長 田﨑
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 竹田敏夫
質問通告書に従い、質問させていただきます。1、災害対策について。(1)半壊や一部損壊と判定されると国の支援がなくなる状況は、半壊の壁と呼ばれ、以前から問題視されてきた。全国知事会が、半壊も支給対象とするよう、制度の見直しを国に要請しました。それを受け、国は、罹災区分を従来の4段階から6段階に細分化し、中規模半壊を設けることにしました。細分化しても、自分の家がどの対象になるかは、とても難しいと思います。国の支給対象もありますが、厚岸町独自の町民に対する支援策を考えるべきと思うが、町の考え方を伺います。(2)防災拠点の上下水道耐震化について、災害時に防災拠点となる自治体庁舎や避難所などの重要施設が耐震化されていない自治体が多いと聞くが、厚岸町の現状と今後の対策について、町の考え方を伺います。2、外国人労働者の言葉の壁について。(1)厚岸町に住む労働者は、年々国籍も多様化している。今後も外国人労働者の受け入れの拡大が見込まれる中、互いの文化、風習を尊重し合う共生社会の実現には、言葉の壁の解消が不可欠であります。道内179町村のうち、令和6年3月末で日本語教室のある自治体は、わずか25市町村だったそうです。厚岸町はこの現状を踏まえ、今後、どのような対策を講じていくのか伺います。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
1番、竹田議員のご質問にお答えをいたします。1点目の災害対策のうち、(1)の、国は罹災区分を従来の4段階から6段階に細分化し、中規模半壊を設けることにした。国の支給対象もあるが、町独自の町民に対する支援策を考えるべきと思うがについてでありますが、国は被災者生活再建支援法に基づき、自然災害により著しい被害を受けた方を対象に、生活の再建を支援する目的として、各都道府県が相互扶助の観点から拠出した基金を基に、住宅の被害の程度、全壊、大規模半壊、中規模半壊、半壊、準半壊、準半壊に至らない一部損壊の6段階の基準により判定し、住民の主要な構造要素の経済的被害の住宅全体に占める損害割合が30パーセント以上である、全壊、大規模半壊、中規模半壊の方を支給の対象としております。また、対象外となる半壊、準半壊の判定を受けた方については、日常生活に必要最小限の部分を応急的に修理することで、元の住宅に引き続き住むことを目的とした災害救助法に基づく被災住宅の応急修理制度を活用し、国の支援を受けることができます。しかしながら、準半壊に至らない一部損壊の判定を受けた方については、現段階の制度では国の支援を受けられない状況となっております。町としては、現状、災害で住宅の被災を受けた方の支援については、厚岸町災害見舞金支給条例及び厚岸町災害弔慰金の支給等に関する条例に基づき、応急援護として災害見舞金の支給のほか、災害援護資金の貸付による対策を講じておりますが、近年では、大地震や大雨により住宅の被災を受けた方の支援について、制度上、国の支援を受けられない準半壊に至らない一部損壊の判定を受けた被災者に対し、独自の支援策を講じている自治体もあることから、導入の可否を含めて検討してまいります。次に、(2)の防災拠点の上下水道耐震化についての厚岸町の現状と今後の対策についてでありますが、水道管の総延長は約160キロメートル以上にも及び、このうち学校や病院など、重要施設にアクセスする基幹管路と呼ばれる重要管路が約27キロメートルで、耐震化の現状は、令和5年度末で市街地全体の3.3パーセントとなっておりますが、重要管路については、令和5年度末現在では耐震化がされていない状況にあります。また、下水道管路については、総延長65キロメートルのうち、重要管路と呼ばれる管路が約19キロメートルで、耐震化の現状については、現在、下水道区域内に埋設されている管路では、令和5年度末で約99.8パーセントが耐震性能を保有している状況にあります。今後の対策については、水道管の市街地の重要管路の整備は、湖北地区と湖南地区の約7キロメートルを社会資本整備総合交付金を活用し、耐震化工事を令和6年度から始めたところであります。また、厚岸町と水道事業経営戦略での水道施設の計画的な更新として、令和12年度までに水道施設耐震化率を約19パーセントにするという目標値を定め、計画的管路整備を行ってまいります。下水道管路については、おおむね耐震性能を保有しているため、重要施設にアクセスする管路を含め、管路全体の継続的な点検、調整などを行い、維持管理に努めていきたいと考えております。続いて、2点目の外国人労働者の言葉の壁についてでありますが、令和6年11月末時点では、厚岸町には、11か国、236人の在留外国人が住民登録しており、そのほとんどが外国人技能実習制度により入国している方々で、令和3年12月末時点と比較すると、ほぼ倍増となっております。また、技能実習生の大半は、東南アジアのインドネシア、ベトナム、フィリピン国籍の外国人で、それぞれが異なる言語を母国語としております。道内においても同様の状況で、技能実習生を中心に、令和5年12月現在では、過去最高の5万6,000人を超える在留外国人が居住しており、一部の外国人住民の方々においては、日常生活に必要な日本語でのコミュニケーションが十分ではないことから、仕事や生活など、様々な場面で支障が生じていると言われております。このような状況から、現在、北海道で策定中の、北海道における地域日本語教育の推進に関する基本的な方針において、市町村の実状も踏まえた方針を策定し、地域のニーズに応じた日本語教育に関する施策を、総合的かつ効果的に推進することとし、多文化共生社会の実現を図り、住みやすく活気のある地域づくりにつなげていくこととしております。現段階で、町では在留外国人に対する日本語教室は開催しておらず、また、多言語にわたる日本語教室の開催は難しい状況にあると考えますが、これから示される北海道の方針を参考に、外国人を雇用する事業者等の考えも伺いながら、日本語教室の開催に向けて検討を進めていきたいと考えております。以上でございます。
質問 竹田敏夫
災害対策なのですが、まず住宅の、6段階に分けるということで国は進めてはいるのですけれども、例えば災害の部分もそうなのですが、何かによって家が壊れたとかというときになると、保険の対応になるわけです。その保険の対応になったときに、高額の場合は、建築士を持った方、専門の知識を持った方が、釧路にもありますけれども、大概、帯広、札幌から保険の査定員という方が来て、こういう状況であればこの見積りを出してくださいということで見積りを出します。その上で実際、建築士の方が、作業に当たっている建築士の人は仕組みをよく知っているから、我々が見たときに、自分もそういう仕事に従事しているものですから、見る方によっては全然この見積りは高すぎるという言い方をしてくるのです。それは要するに、例えば主要構造部と言われていることの名前はよく知っているのですけれども、主要構造部の部分にどれだけの支障が関わっているのかと。例えば、見るときに下げ振りと言って、垂直部分の柱が曲がっているのか、傾いているのか、歪んでいるのかというのは全部目視なのです。こういった国のこの支援の、1段階、6段階というのも全部目視なのです。こういう目視のときに、例えば柱の柱脚部、梁との接合部の仕口とか継手という部分に損傷が起きているか起きていないかというのは、本当にプロの目でないと分からない。こういった場合については、1段階、6段階というふうに分けたとしても、大きく分けるとやはり壊滅的なもので、潰れて住めない状況というのですか、家の中に入ることさえも危険でできないとなれば誰しも分かるのですけれども、その次に、誰が見ても壊れていないと思うかもしれないけれども、先ほど言った、柱と梁の接合部分が揺れによって外れそうになっているとか、そういった部分を目視で見て、どうやって判断するのかと。その弱っている接合の部分というのは、もう1回余震がきたときに、完全に外れてしまうだろうという限界の部分ってあるのです。というのは、柱と梁の接合部分については、今は金物でやっているのですけれども、古い住宅になればなるほど壊れる率が高くなっています。そのときに、仕口の入り寸法というのは15ミリとされているのです。ということは、天井の隅っこに10ミリ以上の隙間があったら、完全に次の余震のときに柱が抜けるなと、梁が落ちるなというのは、プロの目から見たら分かるのです。だけれども、設計だけしか持っていない保険屋さんが来ても、そこは分からないのです。ですから僕らはわざとに天井を落として、保険屋さんに見せるのです。そうすると、なるほどなと。だから金額がここまでかさむので、保険金額が150万円になりますという説明を現場に行って説明するのです。そのくらい詳しく説明しないと、本当に半壊なのか、中途半端に壊れているのか、壊れていないのかという、幾ら6段階に分けたとしても、そういうことが目視で見られなくなると判断が難しいと。難しくて分からないときは、その家の中に入らなければいいのです、余震のときに、壊れてしまうかもしれないので。それはいいのですけれども、町として、難しい国の指針に基づいた6段階に分けようとしたとしても、ある程度見落としてしまった部分というのがあったときに、その判断基準が誤ってしまったときに、持ち主が、結局は判断が適正でなかったために、半壊には見てもらえない段階になってしまったときに、損する立場になってしまうのです。ですから、そういった区別をするときの段階というのを、どの程度、誰が、どうやって見るのだということを役場としても明解にしておかなければいけないだろうと、見るときに。それも一つ提案させていただきたいと思います。それと、住宅が壊れていないという場合、ところが地盤の状況によっては非常に軟弱地盤で揺れがすごい。最近は住宅って、大体この15年から20年くらいぎりぎりのときに地盤改良といって、一般住宅も杭を打つようになりました。杭を打っている住宅というのは、さほど軟弱地盤にも耐えられるのですけれども、杭を打っていない住宅があります。こういった場合は住宅が何とか残ったとしても、軟弱地盤のために下水道管または水道管がそこで破断してしまって、結局、住宅には住めるのだけれども水道が使えないといった状況が出てきます。こういった場合に、水道管、下水道管をどういうふうにして補助対象にしていくのか、またはどこまで見てあげられるのか、どこまで応急処置をしてやれるのかといった部分が大きな問題になってくるし、水が使えない、トイレが使えないとなると衛生上の問題にもなるし、二次的な部分で人間の体が精神的にも肉体的にも弱ってくるという現状が出てくるというふうに思うのです。こういった部分を細かく、今のうちに厚岸町として、どういうふうになったときにどう支援していくのかということを詳しくやっていこうよというのが、今回の僕の質問の趣旨であります。そういった部分で、この災害対策の支援策、支援金の上限等々、細かくやっていただければというふうに思うのですが、再度、質問させていただきます。
答弁 危機対策室長 四戸岸(危機対策室長は2026年3月まで)
まず、私からは6段階の判定に係る部分についてでございますが、実際に判定は誰が行うのかというようなところで、被災した場合には町の職員が判定を行うこととなりますが、質問者のご指摘のとおり、そういった部分に専門的な知識を有した職員というのは、ごく限られているような状況になっております。大規模災害の場合につきましては、周辺からの自治体職員の応援、周辺に限らずですが、そういった自治体からの応援、あるいは国のほうからも通知等で示されておりますが、設計士の団体ですとか、そういった民間の建築に関わる団体の方からの協力をいただきながら判定に、不動産鑑定士ですとか、そういった組織を活用するようにという通知もされておりますので、そういったことも考慮しながら、実際の場合にはこの判定業務に当たることになるであろうというふうには考えておりますが、実際に能登ですとか過去の大震災、大きな災害においても、そういった判定の部分では、人材がいなかったりということで大変苦慮されているということもございますので、それに限らずではございますが、厚岸町が被災した場合の受援についての計画ですとか、そういったものも検討していかなければならないというふうには思っているところでございます。
答弁 建設課長 堀部
お答えさせていただきます。先ほどの質問でございますが、地盤によって、杭が打っていないところが住宅に被害が生じるといったときに、町として支援金なり支援策できないかということでございますが、災害復旧法または被災者生活再建支援法、それに基づいて、住宅に限らず水道とか、そういった部分の支援金とか支給になるというふうになってございますが、それはあくまでも、国の支援であります6段階のうち5段階ということになってございます。ですから、一部損壊につきまして、今後、町として何ができるかということを検討してまいりたいというふうに考えております。
質問 竹田敏夫
何回でも聞けるから、いいですよ。以前にもこの地震の関係で、応急危険度判定士って地元にありますよと。家づくり協会が、この応急危険度判定士を取っている人たちをまとめているのです。これを活用してください。ボランティアでやることになっているのです、応急危険度判定士は、もともと、お金を取る団体ではないのです。こういう人たちの組織の名簿も、全部建設課で押さえているはずなのです。ついでだから言っておくけれども、この応急危険度判定士、町のほうで家づくり協会と連携しながら、1年に1回でも2回でもいいから連携を取って、講習でも何でもやってくださいという話は何回もしているのです。この数年間、こうなってからも、この応急危険度判定士の取組、会議等も一切やっていないのです。だから、この応急危険度判定士という組織、家づくり協会という組織もあるのにも関わらず、何か質問していても一切出てこないのです。頼りたくないのか、聞きたくないのか、自分たちでできるからいいと言っているのかという話になってしまうでしょう。そういう問題ではないのではないか。民間で、国が、応急危険度判定士というのは金をもらってやる組織ではないのだと、ボランティアなのだと指定しているのです。なぜそこを利用しないのですか。忘れているのではないかと思うのです。ならば、そういう組織を活用して、もう少し専門的な知識を入れて、どういうふうにしていったらいいのかということを、まずやっていってもらいたいです、また最初から。それと、僕が水道の部分について詳しく言ったのは、確かに国の問題というか国の定義、条項、こういうふうになったらこうしなさいというのが確かにあるかもしれない。だけどそれは、大規模災害のときにしか国は動いてくれないはずです。やはり、半壊以下の小さなときの部分について、例えば液状化現象という地震の揺れ方によって、家は壊れていないけれども、液状化現象になって水道管が破れたり、下水道管が外れたりという部分があるから、そういったときの対応策は厚岸町としてどうするのですかということを聞いたのです。だから水道課の意見も聞いたのです。これは国の支援の話は、建設課が今しゃべりましたよね。厚岸町の独自で、水道、下水道の部分についてはどうするのですかという話なのです。それを、きちんと決まりごとが、こういう場合はこうするのだということを、決まっているのですか。支援をします。金額はどこまで見るのですか。どういう状況は直せません、どういう状況は直します。その決まりごとを、町民が納得するだけの準備をきちんとしていますかということを聞いているのです。半壊以下で国からの支援金がゼロになる現状は被災地の実態に合ってない。これは、被災者ごとの困窮状況などを行政が把握し、生活再建につながるべきだというのを被災者支援に関する法律に詳しい岡本正弁護士さんが言っているのです。だから、きちんとしましょうということを提案したいのです。それと、下水道関係についての応急危険度判定士の部分についてもそうなのですが、下水道、上下水道、これをきちんと工事している業者との協定だとか、被災地になったときには、そういった部分の協定もきちんと結んでいますか、そういうことを取り組んでいますか。それも教えてください。
答弁 水道課長 髙瀬
私からは、液状化に伴う一般家庭、液状化になると一般給水だけではなく、恐らく液状化に伴って漏水等が、本管から枝管というか、分岐して支線にされていますので、地震の際に漏水調査を行って、各家庭につながる部分についても確認していたと思います。下水道についても、同じく液状化が起きたときには、同じくつながるものですから、そこからサービス管のほうについても確認をしながら、きちんと勾配が保たれているかというようなことを確認していると、当時はしていたと思います。また、水道、下水道に伴う協定ということのお尋ねだったと思いますが、それらに関しては、平成29年かそれぐらいに、給排水設備連絡会との応急対応に対する協定を取り交わしてございますので、そのほか今年も共同で訓練、8月の防災訓練のたびに共同で訓練を実施したということも、これまで続けているという状況でございます。
答弁 建設課長 堀部
応急危険度判定士について、私からご説明いたします。現在、応急危険度判定士でございますが、民間で5人、役場職員の方で3人ございます。これまで勉強会とか、ここ2、3年はやっていない状況でございますので、家づくり協会の協力を得ながら、今後、そういった方々と併せて勉強させていただきたいというふうに思います。
質問 竹田敏夫
よろしくお願いします。そういう勉強会の中でいろいろな提議がされてくると思うので、その中でいろいろ検討していっていただきたいなと、よろしくお願いします。次に、外国人労働者の言葉の壁についてですが、資料を提出していただいた、令和3年から6年、3年そこそこで倍くらいになっていると。今後この人数というのは、全国どこでもそうなのですが、町村もそうですけれども、減っているところってなくて、全部伸びていっているというのが現状ですよね。厚岸町としても今後、答弁にもありましたけれども、伸びていくということだろうなと、そういうふうに認識していると思うのですけれども、厚岸町の見方として、今後外国人というのは、3年、4年で倍になったということは、今後どういうふうにこの人数が、どう動いていくのか、どう捉えているのか、そこをもう一回聞きたいのですが。
答弁 観光商工課長 田﨑(観光商工課長は2026年3月まで)
議員の要求の資料でもご覧のとおり、この3年間でほぼ倍増にはなっております。人口比率で言いますと、厚岸町の総人口の、今、2.84パーセントぐらいが外国人だというふうな数字が出てきております。一時前、これより以前だとすると、私の頭の中にも外国人100人ぐらいではないのかという、大体そのようなイメージだったのですけれども、実際のところは、今こんなような数字になっていると。国のほうの将来推計でも、2040年までに1,200人、日本の人口は減少するだろうということが言われております。すなわち、それだけ労働力が少なくなってくるとなると、どうしても外国からの労働者に頼らざるを得ないのが今の日本ではないのかなと。イコール厚岸にも同じようなことが言えてくるであろうというふうに思っております。ですので、今後も、どの程度の伸びになるのかはちょっと予測はできないですけれども、将来にわたって、やはり外国人労働者というのは増えてくるであろうというようなことで、私も思っております。
質問 竹田敏夫
時間も押し迫ったので、あと1個だけ。13の国々から来ている現状なのです。国籍違いも多分増えてくるかもしれないし、人数も増えてくるだろうというのは、予測はつかないけれども、ただただ増えてくるのだろうなと。それはお互いに認識できるのではないかと思うのです。その上で、この人たちに一人一人聞くわけにもいかないので、大体が一人でポツンと来て厚岸町に住むということよりも、先ほど課長も言われたように、やはり仕事関係が99パーセントなのだろうなと思うのです。そうすると、その中でも、やはり帰化して、日本人の方と一緒になって、結婚して、子どもが生まれてということも考えられることもあります。そういった部分で、例えば日本人の彼女ができたら、わざわざそこに行って日本語を教えることもしなくてもいいと思うのです。文化も覚えるのです。ただ、全部が全部そうではないので。大体、日本人と結婚されて、帰化してというのは、日本の国技である相撲協会を見ても分かりますよね。あれだけの人数、外国人が来ても、日本人の方と結婚するのはごく一部です。そうなると、おのずと言葉の壁、文化に馴染めないという寂しい思いをしなければならないという部分があると思うので、できれば厚岸町の方と一緒に、結婚して子どもを作って、ここに居住してもらうというのが実現できれば最高ですよね。そういうことを願って、どういったことが壁になっているのかというのは、地域によって様々だと思うのです。でも僕は、厚岸町ってすごく福祉関係とかも充実していて、釧路から来ている方にも、厚岸町っていいねと結構言われるのです。これはもう、理事者の皆さん揃って努力した結果だと思うのですけれども。だから、外国人に直接聞いて歩くというのは大変なので、何らかの機会で事業者にアンケート調査をして、その壁になる部分というのを、アンケートの項目をいろいろ考えて、ぜひ実施していただきたいというのが要望なのですけれども、いかがですか。
答弁 観光商工課長 田﨑(観光商工課長は2026年3月まで)
外国人、技能実習生で来ておりますと、最長でも5年しかこの国におられることができないという法になっておりまして、このたび入管法関係が改正になりまして、今度は育成就労という形で、3年で、その間にある一定の試験に合格すると永住資格が得られるという法制度に、今切り替わって、これが2027年から施行されることにもなっております。北海道のほうでも日本語教育の関係、いろいろ指針を出してきているのが、やはりこういう部分の対策を取らなければならないだろうなということもあるのではないかというふうに思っております。この辺については、まだ国のほうでも詳しいガイドライン等々示しておりませんので、これからの話になってくるかと思うのですけれども、議員の提案していただいた、個々の外国人に、私たちやはり言葉の壁がありますので、なかなか聞くことができないというのは実際そのとおりでありますので、企業側の方々、漁業系で、今、私どもで押さえているので約8社、9社。それと農業、酪農については農業協同組合というようなことで一択になっておりますので、その企業の担当者の方々と、アンケートというのか、お話をする機会をちょっと設けたいというふうに思っております。一部の企業の方には、企業内ではある程度コミュニケーションはしっかりと取れているのだというお話も伺ってはいるのですけれども、果たしてそれが、地域の中に出たときにどのような状況なのかというところまでは、私どもは押さえていないというのがありますので、早い段階で企業の担当者の方々と、何らかの形で連絡を取り合っていきたいというふうに思います。
質問 竹田敏夫
1点だけ言い忘れていたのですけれども、僕たまたま、厚岸町の国籍の中での、インドネシア人の82人中というのが断トツで多いのです。僕も仕事で羅臼とか、斜里とか、ウトロとか、そういう地方に仕事で行くのですけれども、確かに厚岸町と同じで、インドネシア人が爆発的に多いのです。お仕事してもらっているところの社員寮というのを建てさせてもらっていて、行っているのですけれども、全部インドネシア人です。インドネシア人は、たまたま来ている人たちはある程度、1年間日本語を覚えてから来ているというのがあって、そういう人たちでないと受け入れしないというのが、漁業共同組合でそうしているらしいのですけれども、定地とかサケ、マス、ホッケの漁師さんのほうに全部来ているのですけれども、その人たちとたまたま会話することになって、日本語を結構喋れるので、お話をしたのです。そうしたら、働いている漁場同士ありますよね。A会社、B会社、C会社。そこに行くと、うちの会社の待遇はこうだと。うちの会社はこの待遇だと。お前、それ給料安いな、高いなという話から、だったら来年、今年やめて、あちらの漁場に行こうかという話も実際していますということを聞いてきたのです。それともう一つ。斜里町に行く前に羅臼町にいたのだと。羅臼は悪くて、斜里がいいと聞いて、例えばその人、斜里に行ってから帰化して、日本人女性と結婚して、子どもも今いるのです。斜里町になぜ居住するようになったのですかと聞いたら、結局、最初は釧路町にいて、羅臼に行って、斜里に来たと。斜里が一番住みやすいという話をさせてもらった。だから、永住居住するという段階でも、この人たちはきちんと調べて、どの町に住んだら住みやすいか、福祉の充実がどうなのか、環境もどうなのか、そういうこともきちんと調べているのだと思いました。その辺も含めて、そういう人たちがどうせ来るのだったら、厚岸町に迎え入れられるような体制をつくる、そういうことも今からやっておけば、厚岸町はちょっと嫌だということになっては、まずいのだと。だからそういう体制をつくるために、先ほど言ったアンケートを取って、厚岸町に来られるような、そういう体制づくりを、町で今からやっていただきたいという要望なので、ぜひよろしくお願いします。
答弁 観光商工課長 田﨑(観光商工課長は2026年3月まで)
議員のおっしゃるとおり、今は労働力不足ということがありますので、日本人が減っている以上、やはり外国労働者に頼らざるを得ないということがあると思います。企業の担当者の方々と連絡を取り合いながら、どのような日本語並びにコミュニケーションを取っていけるのか、また、その方々がどのような考えを持っているのかというようなものを聞き出せられるような場なりアンケート等を、これからやっていきたいと思います。