新十津川町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月15日
子供達が未来を切り開く力を育む方法について
2018年3月15日、新十津川町議会の一般質問で、鈴井康裕議員が「子供達が未来を切り開く力を育む方法について」質問し、教育長 久保田純史が答弁しました。
- 質問者
- 鈴井康裕 議員
- 答弁者
- 教育長 久保田純史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 3番 鈴井康裕
議長のお許しをいただきましたので、私は教育長に一般質問させていただきます。表題にあるとおり、子供達が未来を切り開く力を育む方法について、お伺いしたいと思います。今日の技術革新やグローバル化によって、10年もすると半分の仕事がコンピュータにとって代わられるという報告が2013年オックスフォード大学からなされました。レストランの案内係、ホテルの受付、データ入力、事務員、測量技術、銀行の融資担当者までもが不要になるとのショッキングな内容でした。そのような中、最近の調査によりますと、小学生のなりたい職業、人気の職業は、スポーツ選手、医者、看護師、公務員であるという、そういう結果があります。本町では、それに農業を志す者もいて、非常に頼もしく思う反面、ユーチューバーという過去にはなかった職を記入する子も出てきております。いわゆるインターネット上のYouTubeに動画を投稿し、広告収入を得る人達のことでありますが、アメリカでは子供の3人に1人がなりたい職業。大阪のある小学校では、将来の夢の第3位になるほどの人気となっております。年間1億円以上稼ぐユーチューバーに憧れ、真似ばっかりをして、周りに迷惑をかけ勉強しない子が増えているという実態もございます。確かに、スポーツ選手、医者、ユーチューバーは、コンピュータには代わられる可能性は低いと思いますが、人口知能AIによって、将来の職業選択の幅がいろいろと変わる中で、子供達に求められる学力や技能は確実に変化していくと思われます。このような状況において、時代の変化に対応するために、どのような対策を立て子供達を未来に導いていくのか、その方策について教育長にお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 久保田純史
それでは3番議員さんのご質問にお答えいたします。3番議員さんが言われましたとおり、人工知能やグローバル化の進展など変化の激しい時代を担う子供達には、自ら課題を発見し、解決する能力、さらに既存の概念にとらわれない発想力、企画力など、一人ひとりが社会的に自立し、未来を切り開いていく力を身につけなくてはならないと思っております。そのためには、文部科学省で制定しております新学習指導要領や、北海道教育委員会で計画しております新北海道教育推進計画に沿って、本町におきましても基礎学力の徹底を図るとともに、情報活用能力の育成として小学校段階では、キーボード等による文字の入力や電子ファイルの保存、整理などの基本的な操作を確実に身に付けるための学習活動や、コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付けるための学習を、中学校段階では、情報手段を適切かつ主体的、積極的に活用できるようにするための学習活動に継続して取り組んでまいりたいと考えております。また、小学校におきましては、道徳、児童会活動、学級での係活動や清掃活動、農業体験などを通して、学ぶことや働くことの意義及び協力することの大切さなどを実感する取り組みを行い、中学校におきましては、総合学習において、1年生は地域から学ぶ学習として札幌市で行いました町の魅力を発信するフリーペーパーの配布と特産品の販売を通じたまちのPR。2年生は図書館などで職場体験学習を通じて勤労観、職業観を育成する活動。3年生は地域から学ぶ学習として、13日に卒業式に行ないました、ゆめりあでの感謝の集いを企画するなど、愛郷心教育も継続して進めなければならないというふうに考えております。また、主体的、対話的で深い学びの視点に立った環境整備として、平成30年度に小中学校のコンピュータ室のパソコンをデスクトップ型からタブレット型に変更し、平成32年度から3年間で普通教室おいて活用できるタブレットを小学校に100台、中学校に75台を順次計画的に導入する計画でございます。いわゆるAIに、人工知能が進む教育と一方で、近年の子供達は人間的関係をうまく築くことができない、自分の意思決定ができない、自己肯定感を持てない、将来に希望を持つことができないという子供が全国的に増加しております。そのような中で、児童生徒のキャリア発達を支援し、それぞれに相応しいキャリア教育も大切だというふうに考えております。以上申し上げ、3番議員さんの答弁とさせていただきます。
質問 3番 鈴井康裕
非常に丁寧な答弁ありがとうございます。ほとんど、2回目に質問しようと思ったことが出てしまいましたけれども、教育行政方針に則った様々な施策を着実に実行していくことで、子供達を育てていくという決意のほどをお聞かせいただきました。ここで一つ、私心配なのは、今年から小中学校のパソコンがタブレット型になると。また、一方では、Wi-Fi環境が構築されると。そういうことでありますので、学校内でのインターネット環境が飛躍的に向上するという、そういうことであります。タブレットを休み時間に持ち出して、授業の関係ないサイトを開いてしまうとか。または禁止されているスマートフォンなどを持ち込んで、外部とのやりとりをしてしまうとか。そのようなインターネット上のトラブルへの対策は、十分考えた上での導入なのかと、そういうことを質問したいと思います。先ほど申し上げましたユーチューバーになりたい子供達は、ある意味、真剣にYouTubeへの投稿を繰り返していまして、有名なユーチューバーは1億円以上稼いでいると。もうあくせく勉強する時代じゃないと。変な顔や友達の悪口とかじゃないと動画再生回数が伸びないと。そういうことを研究していると。だから変わったことですね、例えば、ノートを電子レンジでチンしてしまうと文字が消えるとか、動物をいわゆる虐待ですね。そういう画像が、はびこっているという現象もございます。こういうのはやはり、道義的なことが分かっていないんでないかと。善悪の判断をきちんとしてからでないと、こういう投稿はしてはいけないと。そういうことです。ですから、こういうことしてしまうと他の多くのユーザーから批判を浴び、いわゆる炎上という、そういう現象になってしまうものも報告されております。ネットでは何をしてもいいわけではなくて、日本の法律の中で運用されるもので守らなければ、逮捕や書類送検の可能性もあることも、しっかり子供達にも伝えておく必要があるかと思います。今年度から始まる小学校での道徳教育の中でも、他人を思いやる心、善悪の判断を育む教育を進めるとあります。低学年から、このような教育はかなり難しいこともあるのではないかと思いますが、その方策については、今一度、教育長のお考えをお伺いたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 教育長 久保田純史
3番議員さんの再質問に答弁させていただきます。新年度からICT環境等々を整していく中におきまして、今ほどご指摘ありました懸念される点につきましては、教職員の研修を重ね、そのようなことないように取り進めてまいりたいと思いますし、いろいろ中学校においても、ライン株式会社の方が来て専門的なそういう利活用についての守るべきこと等も教育もしております。小学校においても、そんなような形で進めたいというふうに考えておりまして、執行方針にも記載させていただきましたが、関係機関による啓発活動を進めていきたいと、いろいろ専門的な立場からも指導を仰ぎながら、さらにICT環境の充実に向けて、学力の向上に向けて、有効的に環境整備を進めていきたいというふうに考えております。以上申し上げまして、3番議員さんの答弁とさせていただきます。