新十津川町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日
森林資源の活用について
2017年12月13日、新十津川町議会の一般質問で、青田良一議員が「森林資源の活用について」質問し、町長 熊田義信が答弁しました。
- 質問者
- 青田良一 議員
- 答弁者
- 町長 熊田義信
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 8番 青田良一
それでは最後の一人として、一般質問をさせていただきたいと思います。町長には長い時間、お疲れのことだと思いますので、端的に答えていただければそれで結構だと思いますんで、よろしくお願いします。国の方では、プライマリーバランスの改善を目指したやつを、ちょっと見通しがなくなってしまったというふうな感じの中で、また新たな経過が必要になりました。北海道もご存じのように財政状況は決してよくございません。しかしながら、減額されていた管理職手当などが少しずつ復活するなど、少しずつ道内経済の部分でも上向きを感じられる部分が新聞なんかで読み取れます。その中で北海道知事は一貫して言っていたことは、北海道の農業、林業、水産業、これらには非常に可能性があると。未来性があるということを常に言い続けていたように、私は感じております。実際に彼女もですね、彼女なんて言ったら怒られますけど、知事も最近は海外に出かけて行って道産品を売るべく自らセールスをやっている、そういったことも新聞などで知ることができます。そういった意味で、そういった流れの中からだと私は思うんですけども、そういう第一次産業中で絶対的に不足しているのは、やっぱりマンパワーですね。そこがこれからどうしていこうかということが課題になってるんではないかなというふうに、私は思っております。そういった背景を受けながら、今年だったと思うんですけども、北海道知事の執行方針の中で、2020年これを目標にして、林業後継者の育成あるいは林業後継者の技術者といいますか、そういった部分を何とか育てたいというふうな意向からだと思いますけども、北海道林業大学校を設置したいということで表明しております。このことは道議会の方も理解をしたような感じで新聞報道されておりました。これを我が町に来て欲しいということで、空知振興局管内で、私の知る限りでは、芦別が手を挙げ、美唄が手を挙げというふうな形の中で、誘致活動を進め出したというふうなことになっているようでございます。そこで、皆さん米の話ばっかりしますけども、本町の総面積のうち、内訳を見ますと70パーセントを超えるものが山なんですね。ですから森林資源といいますか、そういったものがこれからどう活用していくかということで、町を発展させる上で大事な要素になってくるんだというふうに思ってます。そういう中で、本町は他町村に先駆けて民有林の中に林道網ですね、いわゆる林業を進める上で基幹となる道、これを計画的に実は進めてきているんですね。これだけの林道網を、林道を持っている町村はあまりないはずなんですね。加えて、それに付属する作業道なんかの開設なども積極的に行われているようでございます。そういったことを通じて民有林の造林あるいは伐採、それから木を育てていくという行為を実施しているのは、町長もご存じだと思います。そのほかに町有林は、公団分収、今、何というのか分かりませんけども、要するに、そういうところと分収契約結んで木を育ててというふうな作業をやってます。さらにもっと言えば、創造の森みたいなものを作って、森林が持っている森林の中からある種の酵素が出てくるというふうなこと言われていますけども、属に森林浴なんて言葉ありますけども、そういったものを身近な場所で提供するように造成を進めて町民に提供してます。それも当然、ご存じなことと思いますね。そのほかにうちの町には、あちこち無くなって森林組合が統合された形で森林組合あるんですよね。そういうことをいろいろ考えていきますと、林業を振興しようという部分ですね、つまり森林の持つ公益的機能みたいなものもしっかりと捉えたうえで、それを守り育てる。また、林業として必要な部分についても、さっき言ったように細かな林道網も配すなどして、その活性化を目指そうという形で取り組んでいるということですね。そういったものを、何回も言いますけども、いろんな角度から見ても、林業を学ぶ場所として決して不都合はないんではないかなと、私は思いますね。仮に林業大学校というものが、うちの町に来てくれたとしたら、これは今度、町のイメージアップといいますか、そういったものにつながっていくのは間違いないですね。全道から、あるいはもしかしたら本州の方からも北海道の林業を学びたいということで、そこを目指す人はおられるかもしれません。それは一つの林業の貢献であるとともに町のイメージアップでもあるし、皆さんが抱えている人口減少、こういったものに、大学が来ればそこで働く人などが町に住みつくという可能性もあるわけなんですね。何百万も出して個人の住宅をやるより、こういうものを持って来て、そして一つの部分をつくり上げた方がずっと効果があるんでないかなというふうに、私思います。そこに書いてあるのは、そういうことを質問の趣旨に書いてあります。これにつきましては、私の偏った考えかどうか分りませんけども、やっぱりその条件が揃っている町がいち早く手を挙げて、どういう条件なら来てくれるのか。それはちょっと私、リサーチしてないから分りませんけども、そこはもう行政側の方で腹をくくって、これだけ条件揃っているんですから何の不都合もないはずであって、さらに土地も潤沢にある。例えば、大和小学校みたいなところの空き地みたいなのもあるはずなんですね。そうすれば念頭に入れたら、今すぐにでも手を挙げてというふうな感じにはなるわけであって、町にとっては、私は良いことだけだらけではないかというふうに考えます。そこで、これについては夢のような話ではなくて、相手が北海道という、その相手がおりますので、いろいろなことが必要になってこようかと思いますけども、今の段階で町長は、町にこれが来てくれるという要素が、私が言った以外のものに何が必要なのかも含めて、何か考えておられることがあったら、その所見をお聞かせいただきたいなと思います。
答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)
それでは8番議員さんのご質問にお答えを申し上げます。新十津川、山が多くあるということも十分認識をしておりますし、森林資源の活用の検討組織をもって、町にある資源をより有効活用していこうと、そして、その資源がどのように将来、いろんな人の雇用だとか、その森林の利活用をしていくのかということについては、現在も検討協議をしているということを、まずもって説明をさせていただきたいというふうに思います。少しちょっと前段から話をさせていただきたいというふうに思います。日本全国で森林所有者や林業従事者の高齢化、後継者不足が問題となっており、国において森林交付税創設に伴う新たな森林整備対策を検討し、森林所有者を的確に把握するための林地台帳制度の導入など、林業の振興策に本腰を入れてきている状況にあります。地方においてもその流れの中で林業従事者の担い手育成をするための林業大学校が、平成29年度は兵庫県など3県で開校をし、現在1府16県で設置をされている状況になってございます。北海道は日本の森林面積の2割を超える割合を占めておりますが、現在、林業大学校はございません。将来の林業従事者の担い手の育成は全国と同様、北海道においても適切な森林づくりを行うために必要不可欠であるということから、林業大学校の誘致に北海道で初めに行動したのが芦別市であります。芦別市の森林面積は7万8,000ヘクタールあり、本町の3万8,000ヘクタールの約2倍で、過去に営林署が2か所あったほど林業の盛んな地域でありましたので、そういったことを踏まえ要望にいたったものと考えております。平成28年3月に誘致期成会を設立後、シンポジウムの実施や近隣市町への協力要請、署名活動など精力的に行っております。今ほどご指摘にありました北海道議会では、平成29年第1回定例会の代表質問において、林業大学校の設立に向けては、有識者の幅広い意見を伺いながら早急に検討を進める旨、高橋知事が答弁を行っております。これにより北海道の森林づくりを担う人材育成のあり方検討懇談会が立ち上げられ、そこでは林業大学校の教育課程や運営体制などが検討をされております。北海道が林業大学の設立に向けて動き出したことから、全道各地で誘致期成会が設立され、現在6か所で誘致を表明し、空知総合振興局管内では美唄市も名乗りを上げたことは承知のことと思います。なお、空知総合開発期成会におきましては、空知に林業大学校の設立を要望することで意見の一致を見ており、近隣市町村に林業大学校が設立されることで、将来的に人材が地域に還元され、空知管内における林業の振興と発展に良い効果をもたらすものと考えております。現在、空知管内で2市が誘致期成会を立ち上げておりますが、本町が更に手を挙げる不都合はないという環境は整っておりますが、そういった中で空知管内で3番目になります誘致に向けては、ほかの自治体や林業団体と一致協力し、支援を受けながら進めていくことが不可欠であり、その力を分散することになれば協力体制が崩れ、空知管内への林業大学校の設立が叶わない可能性が大きくなるのではないでしょうか。このことから、本町が新たに手を挙げることは、現段階では考えておりません。本町といたしましては、北海道が林業大学校の設立に向けて動き出す以前から誘致活動を進め、近隣市町への協力要請を積極的に行ってきた芦別市を応援するべきと考えております。以上申し上げ、8番議員さんのご質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 8番 青田良一
しないっていうのに、質問しても一緒なんですよね。ただ欲が無いというか、情けないなと私は思いましたね。芦別は芦別のやり方があるけど、新十津川は新十津川で頑張ればいいと思うんですね。何も芦別や美唄が手を挙げたからって、新十津川はその条件が、自らがそういった環境があるんだという自信があれば手を挙げて、やっぱり林業の振興に大きく寄与するようなことを考えていてくれればと思ったんですけども、やらないということですから、次の質問にいきます。