新十津川町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月7日
本町の観光振興の今後の展開について
2017年6月7日、新十津川町議会の一般質問で、小玉博崇議員が「本町の観光振興の今後の展開について」質問し、町長 熊田義信が答弁しました。
- 質問者
- 小玉博崇 議員
- 答弁者
- 町長 熊田義信
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 4番 小玉博崇
それでは議長のご指示がございましたので、私の方から2点、質問をさせていただきたいというふうに思います。まず、質問の1番目としまして、本町の観光振興の今後の展開について伺いたいと思います。本格的な少子高齢社会を迎え、本町の人口も減少の一途をたどる中、観光振興がもたらす交流人口の拡大による地域活性化は、町にとって重要な施策となります。平成25年に本町の観光振興計画が策定され、三つの基本方針が定められました。一つは、観光情報発信の強化。もう一つは、地域資源を生かした観光の推進。3番目に食と農村の魅力を生かした観光。この方針を打ち出されております。策定から5年が経過し、本年は見直しの年となります。この5年間の観光振興を町長はどう評価しているか。また、この先5年に向けた新たな観光振興計画を策定するに当たり、今ある資源を活用した企画立案の具体的な仕組みや、観光振興による地域活性化を目指すための振興方針と、その成果指標をしっかり盛り込んだ計画作りが必要と考えるが、今後の展開についてお聞きしたいと思います。
答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)
それでは4番議員さんのご質問にお答えいたします。今、4番議員さんがご質問の中にあったとおり、現在の観光振興計画は第5次総合計画の観光分野の個別計画として位置付け、観光施策の指針として平成25年に平成29年度までの5か年の期間の計画を策定をしたところでございます。次期観光振興計画は、観光協会をはじめ関係団体や観光施設の関係者等のご意見を伺いながら、平成30年度の予算付けに間に合うように取りまとめることとしてございます。現計画の評価につきましては、5か年の途中でございますので最終的な評価ではありませんが、毎年行っております行政評価を基にお答えをさせていただきます。今期の観光計画においては、観光事業の柱となる施策体系を観光情報の発信、都市と農村の交流促進、観光資源の発掘の3施策とし、指針に基づく事業推進につきましては、重要度を勘案しながら着手可能なものから適宜取り組んでまいっているところでございます。一つの例ではありますが、イメージキャラクターやインターネットを活用した情報発信、ファームステイの受入れ等は成果をあげていると考えておりますし、北大留学生による観光資源発掘事業は、今年3年間の最終年であり、現在取組み中の事業でございます。全体としては、観光振興計画に沿って遂行しているもの、事業方法の検討を含め手がけているものを合わせると、主要施策に掲げた事業の約9割が計画達成と受け止めてございます。残りの約1割につきましては、現時点における重要度や次期計画への反映の必要性等を精査し、最終的な評価の中で検証をしたいと考えております。次期の観光振興計画につきましては、5年後を見据えた観光振興計画となり、上位計画である総合計画で指標としている観光施設やイベント入込客数の増加や、総合戦略の指標である都市住民との交流人口の維持などを考慮するとともに、現観光振興計画の評価を基に取りまとめることとなります。新十津川の豊かな自然や風土、町ならではの開拓の歴史、農業や農村の風景などが本町の観光資源であります。今後の取組みの特色として、観光需要の中でも重要度の高い食に注目した事業の展開、また、北海道大学と連携した観光資源発掘事業の集大成により、新十津川駅や体験型の観光等を素材とした着地型観光を主としたツアーの提案などを、最終的には民間に移管をするような形で整理をしていければと考えております。また併せて、ふるさと公園の整備計画の見直しも行うことになってございます。ふるさと公園は、当初は町民の憩いの場として整備されましたが、その後、スポーツ施設や宿泊施設、また体験施設等を整備し、スポーツ、イベントの拠点施設として、また都市と農村の体験交流など、時代の変遷に応じたまちの観光の中核施設として歩んでまいりましたので、ふるさと公園の施設の集客や特産品の販売等に繋がるよう、利用者のニーズを把握しながら関係者の協力を得て、計画の中に盛り込んでまいりたいと考えております。観光振興計画は、これまでも具体的に主要施策と実践内容を記述してありますので、次期計画につきましても同様に考えておりますが、成果指標につきましては、総合計画や総合戦略の成果指標との関連がありますし、5年間という計画期間の中で時代に応じた柔軟な対応も必要と考えられますので、次期計画には盛り込まない方向で考えております。4番議員さんから提案いただきました地域の活性化につながる計画となるよう、鋭意、観光振興計画の策定に取り組んでまいりたいと考えておりますことを申し上げ、ご理解をいただきたいと存じます。以上、4番議員さんの質問に対する答弁といたします。
質問 4番 小玉博崇
今ほど町長の方から答弁をいただきまして、今回のこれまでの計画についての評価については、9割方達成できたというふうにお聞きしました。私もこの計画を見させていただいて、新十津川町の資源がたくさん載っております。本町には本当に自然豊かなあらゆる資源があったりだとか、たくさんの外から見ても魅力あふれる資源がたくさんあるというふうに、私も実感しているんですが、いまいちちょっと活かしきれてないのかなということも感じております。今ある観光資源、新しい観光資源を発掘するということも大事ですが、今ある観光資源を組み合わせることで新しい資源に生まれ変わるということもあるかなというふうに思います。それと、町長からお話があったように、今、滞在型、体験型の観光というのがやはり人気があり、または観光客からも求められいます。またこれは滞在型、滞在するということによって地域の経済の活性化も見込めるということから、多くの自治体がこの滞在型、体験型観光に今、力を入れているというふうに思っております。ただ、いずれにしろ、この観光を振興していくには企画力が試されるかなというふうに感じております。私はよく町民の方とお話をすると、たくさんのアイデアを持っている方もいたりとか、また、実際に観光客の方からお話を聞くと、意外と視点が見つかったりだとか、そういったことというのが非常に今後の企画立案にはとても大事になってくるかなというふうに感じます。今ほど町長は、今回、そういったことを民間に委託しながらという答弁もありましたが、そういった町民のアイデアの活用だとか、そういったものを実際に今後、具体的に企画していく方法、それをどのように進めていくのか、これを改めてお聞きしたいなというふうに思います。
答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)
今ほど4番議員からの再質問であります。本当に、まちの資源というのはたくさんあるということが改めて私も実感をさせていただいたのは、先般のJRのバスツアーをやって、まちの歴史、そして、いろいろな所を案内をして回ったときに、バスツアーに来たお客さんが、本当に新十津川にはたくさん良い所があると。自然あふれる風景中で、いろんな特産品を加工している施設、そういう長年の酒造会社など、非常にそういった所だとかがあって、昼食をとった、本当においしいジンギスカンなど、初めてこのようなおいしいものを食したというような、ほんと心温まる声もたくさん受けたところであります。やはり新十津川に来ていただく、そのやっぱり交流人口がこれから求められているということでありますから、そういった部分が非常に大切であるというふうに思ってございます。この旅行のツアー企画をしていただいた札幌の会社からも、冬のツアーがなかなかないという話がありました。冬のツアーについては過去において、町内にある新十津川で深呼吸の組織が企画をしたり、応援をしていただきながら、味噌作りだとか、そば打ち体験だとか、しめ縄飾りを作ったりだとか、そういった冬場の今までにないその体験が今、求められているということも、実は伺っているところでございます。そういったものが、こういった新十津川のいわゆる技術を持っている人方も資源であるというふうに考えておりますので、そういったものがいろいろ連鎖をして、新十津川の経済の活性化につながっていくのではないかなというふうに考えております。ただ、この観光振興計画の事業として、これから今、観光振興計画を作ることになりますので、観光振興計画の中では、その観光協会なり観光に関わる人方の声を中心的にいただきながら観光振興計画を作るという形になってございます。今ほどご指摘のありました、町民からのいろんな声を聞くのかということでありますが、今後に向けてどのように進めていくのかというのは具体的にこれから進めることになりますけれども、パブリックコメントを聴取をするだとか、いろんな方法がありますので、町民の声を少しでも広くとるように工夫をしながら、皆さん方が考える企画力を吸収して、多くの人方に新十津川に来てもらう、そういうことを考えていく観光計画としていきたいという考えておりますし、この計画を基にしながら、やっぱり経済の活性化、そして、町に多く来てもらう、そういう計画になるように鋭意努めていきたいということを考えております。特に、今ほどありました体験型だとか滞在型、そういったものが非常に今後、求められる交流人口の拡大と、経済のいわゆる活性化につながっていくものと考えておりますので、そういったことも十分組み込んだ計画になっていく、していきたいというふうに考えていることを申し上げ、4番議員さんの再質問の答弁とさせていただきます。
質問 4番 小玉博崇
今ほど町長の方からあったJRの町長のバスガイドツアーですね、これは私は、まさに本当に企画力のたまものだったのかなというふうに感じております。先般も町長からのお話があったとおり、今回のツアーで大きく二つのポイントがとても良かったのかなと。一つは、やはり遠くからこの地域に来たときに、地域の食を食べていただくと。それともう一つ、大きな魅力の一つとしては、多くの町民の方が出迎えてくれて、そして送り出した。この地元の地域住民との交流ができた。これがとても参加してくれた方にとっては、感動を呼び起こしたというふうに感じております。今ほど食という部分で今後も力を入れていきたいということだったんですが、現在、農産物のブランド化の推進等を行っております。今、タマネギだとかトマトだとか、何品目から推奨を受けているところですが、実際にブランド化になったからといって爆発的な売り上げには至ってないのかなというふうにも感じております。そういったことから、ぜひ、この観光振興計画の評価は、計画した、要は実施する、例えばイメージキャラクターがとか町のPRをやった指標ではなくて、それをやって、いかに地域の経済の活性化につながったかという、そういった指標もぜひ盛り込んでいくべきではないかなっていうふうに思っております。今ある資源を活用して、それを活かして、そして来てくれた方が町民と交流して、そしてこの地域で経済を発生させると、そういった具体的な実践計画を次期の計画に盛り込んでいただきたいというふうに感じております。そこで最後の質問ですけれども、次期観光振興計画に、町長は、特に何に力を入れていこうとするのか。そして、現段階での方針があれば、聞かせていただきたいというふうに思っております。
答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)
今ほど4番議員からの再々質問中で、JRのツアーの話もあり、先ほどもJRツアーの話をさせていただきましたけれども、旅行を企画したツアー会社から、新十津川駅での出迎えは本当に最高のおもてなしてあったというふうな評価をいただきました。どこのまちにもない、新十津川のまちだから出来た。新十津川の駅を応援する方々が本当に大勢いて、そして子供から、いろんな駅を愛する方、そして地域住民がそれぞれ複層して大勢の方に出迎えてもらったことが、本当に一番の感動であったというふうに旅行を企画したツアー会社、さらにはお客さんからのアンケート中にもそこが非常に多かったわけであります。これは終着駅という資源を共に支えていただいている方だとか、応援していただいてる方、そして、その場に来ていただいた方などが、本当に心温まるおもてなしをしていただいて、私にとっても、このまちに来ていただいた方々を、本当にしっかりお迎えできたことについて、町民の皆さん方に感謝を申し上げたいというふうに思ってるとこであります。また、9月にもう一度そのことがありますから、そのようにできれば非常にうれしい限りであるというふうに思ってございます。特にそういうおもてなしをできるまちの環境、そして自然豊かな環境ということが、人々が交流して、ツアーとして来てくれる人が一番安心ができるということが、今、感じられているようであります。先ほど言った体験型だとか滞在型、特に体験型では指導する人がだとか、いわゆる体験に係わる人との接し方がどうしても出てくるわけで、接し方がやっぱり新十津川の人方のその接し方が懇切丁寧であったり、優しかったり、新十津川の接する機会の中に風土だとか歴史だとか、そういったことを織り交ぜながら話をしながらやることによって、新十津川というまちをアピールできるというんですか、これが新十津川のまれな歴史を、よそのまちにない、そういったことがアピールできて、新十津川に来たくなる、そういうふうな思いをつなげられるんではないかなということが、私もこの前回のツアーで肌で感じさせていただきました。きっと、今、新十津川の修学旅行生の受け入れの農家の方々も、いろんなこの新十津川の農業の営みから新十津川のこの農業者のたぐいまれな経験から培って、今、農地がしっかりある、そういった基盤を伝えているから、きっと修学旅行生も新十津川での1日、2日の思いがしっかり記憶に、そして記録に残っているんではないかなと思ってございます。そういったものが相互に交流して、今後に向けては先ほど言った、やはり交流人口を増やしていく、やはり札幌、旭川周辺さらには大都市から新十津川に来てもらう、そういった交流人口をするための基となる、いわゆる体験をするだとか滞在をする、そして新十津川の食のいわゆる今ある食を維持をしていく、さらには今ある食をさらに年間を通じた物にできるかどうかという加工産品、そういったものをうまく広げながら、やっぱり観光の拡大、人に来てもらうことが一番経済の活性化につながっていくというふうに考えております。また、JRのツアーの話をして恐縮でありますけれども、今回のツアーは約6,000円のツアーで来ましたけれども、そのツアー客は1人当たり4,500円、町内で買い物をして帰られたということでございますから、40人のツアーの中でそういった個々に買っていく、そして、そういう企画なりをしていくと地域の経済は拡大していくものというふうに考えております。経済のいわゆる指標となるものをこの計画の中にということでありますけども、なかなか経済の効果という部分、直接的なもの、それと間接的なもの、新聞でも経済効果だとかいろんな形がありますけれども、そういったものの計画の金額中では表明しても、それをまとめるというんですか、経済効果として集約できるというものはなかなか困難であるというふうに思いますので、この経済の指標は、この計画の中では盛り込めないということを申し上げ、再々質問のお答えとさせていただきます。以上です。
質問 4番 小玉博崇
危なく気持ちが抜けそうになりました。はい、それでは議長の指示がありましたので、二つ目の質問に入りたいと思います。