新十津川町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月7日
高齢者の住宅及び安定の促進に向けた住宅施策について
2016年12月7日、新十津川町議会の一般質問で、杉本初美議員が「高齢者の住宅及び安定の促進に向けた住宅施策について」質問し、町長 熊田義信が答弁しました。
- 質問者
- 杉本初美 議員
- 答弁者
- 町長 熊田義信
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 杉本初美
議長のお許しを得ましたので、これから一般質問をさせていただきます。高齢者の住宅及び安定の促進に向けた住宅施策についてでございます。町長にお伺いいたします。昨今、高齢者の問題が非常に多く浮上されている世の中になっております。介護の問題、住居の問題、そして、ドライバーの事故の問題。どれも重要、重大なことだけに真摯に受けとめなければいけないと思っておるところでございます。全道的に少子高齢化が加速する中、各市町村においても、ニーズに合わせた移住、定住施策に取り組んでおります。我が町も住宅助成や子育て支援施策で転入者の増加を図っております。しかし、町の人口は、平成2年から平成27年までの25年間で、1,956人が減となり、減少率にしまして約22パーセントとなっています。加速する人口減少に歯止めをかけるには、転出者を抑えることが大きな鍵だと考えられます。本町でも、ひとり暮らしの高齢者が住み慣れたこの町に住み続けたいと思いながらも、利便性を求め我が町を後にする例も少なくありません。町では、高齢者保健福祉計画において、高齢者の住宅施策の必要性を認めており、サービス付き高齢者住宅の推進を基本方針に掲げている。計画の中では、平成28年度に町内法人による50戸が整備されることとなっていますが、計画の進捗についてお伺いいたします。
答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)
それでは、2番議員さんのご質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。最初に質問の中で、この平成2年から27年までの人口減とありましたけども、この中で自然減と社会減というかたちになっておりまして、どうしても自然減の場合は、新十津川高齢化率も高いこともあって、否めないことになってございます。ただ、近年、定住促進をしていることから、社会減はほとんどプラス、マイナスゼロというような状態になって、定住促進の効果があるということも、いろいろ行政報告などでもお話ししておりますけども、今一度、そのような状態なっているということをご報告をさせていただきたいというふうに思います。それと、質問の内容にありました、どうしても我が町を後にしなければならないということの例も、私も、担当で調べていただいた内容を確認させていただくと、やはり、新十津川にずっと住み続けたいということで高齢世帯の中で住んでいるわけでありますけども、ただ、お子さんが、この新十津川近郊にいなくて、どうしても違う市町村にいる関係から、お子さんの近くに行くことが親子の関係だとか、そして、お子さんも親を近くでいろいろ連絡をとれるというようなことから、お子さんの近くに行くということが一番多いのではないかなというふうに考えております。そういった中で、最初、お子さんのところに一緒に住んでいたり、最初からサ公住に住んでいたいということもありますけれども、そういう実態から今の質問の内容になっているのではないかなというふうに受けとめさせていただきたいというふうに思います。それではお答えをさしていただきます。平成27年から29年度までの計画期間であります第6期の新十津川町高齢者保健福祉計画の策定に当たって、高齢者の在宅生活や在宅医療の推進となりうるサービス付き高齢者住宅を、町内の医療法人の建設計画が確認できたため、1棟50戸を計画に盛り込んだところであります。昨年、その建設に向けて相談を受けておりましたけれども、近隣市町での建設状況や投資経費である建設費と、その後の経営収支計画などの精査や国が進める地域医療構想における在宅医療と、介護の一連のサービス提供体系の見直しなど、国の動向や北海道の地域医療構想の方向性を見極めざるを得ない状況になってまいりました。そのようなことから、医療法人の建設計画は、再検討をされている状況になってございます。その後、国の諮問機関である社会保障審議会において、療育型医療施設を居住空間と医療機関に併設して、住居と医療が円滑に提供できる施設形態へ転換する案などが出されている状況もあり、今後の国の動向を押さえながら進めることが必要となりますので、現時点では、計画をしていた医療法人も、より最善の経営を図る必要があることから、前へ進めない、いわゆる、足踏み状態ということになってございます。このことから、医療法人において今後の国の制度設計の動きを見ながら、再度、どうあるべきかを検討されたその結果を踏まえて、次期新十津川町高齢者保健福祉計画期間であります平成30年度から平成32年度までの間に、施設整備計画として検討してまいることを申し上げ、答弁とさせていただきます。
再質問 2番 杉本初美
はい、再質問をさせていただきます。医療法人の1か所だけじゃなくて、ほかにも民間とか法人とか数あると思うんですけれども、行政の方は、ほかに声掛けをして、積極的な取組みをなさっていると先ほどおっしゃいましたけれども、そうなりますとですね、医療法人の方には、もう一度確かめてということで見直し計画となりますと、そういう推進をしていますとですね、期間がどんどん伸びていくと思うんです。それで、高齢者の老後には時間が限られていますので、計画性の薄い計画は、計画とは言えないと思います。しかし、本町ではですね、計画に基づいて提示されておりますので、早急に対応していただけるというような内容でございましたけれども、期間はいつ頃になるのでしょうか。お願いいたします。
答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)
それでは、2番議員さんの再質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。まず、先ほど答弁させていただきました高齢者保健福祉計画、これが、30年度から次の計画の期間になります。それで、町内の医療法人としては、来年度の平成29年度までには、そのサ公住の計画は、当初予定していたけれども、次の国の動向を見極めながら判断しなけばならないことから、30年以降の計画に載せるかどうかということを再検討をしているところであります。それで、その再検討の内容も、先ほどこの計画中でも申し上げましたとおり、一棟50戸ということでお話ししましたけれども、それが、一棟50戸なのか、もう少し小さい規模になるのか、さらには、その医療施設の中に組み入れた、そういう施設整備なるのか、はたまた、いろんな医療制度の改革をみながら収支計画が成り立たなくて、残念ながら見送りになるのかということもないわけではありません。そういうことを一度、しっかりとした今の医療制度改革の動向、近隣の動向を見極めながら判断をするときには、しっかりとした経営計画を持って進めていきたいということでありますので、今、早急にサ公住を建設するということにはなっていない状況を、改めて報告をさせていただきたいというふうに思います。今後の動向を見極めて、しっかり判断をして、きっと30年度からの計画になりますから、平成29年度中にこの医療法人からの意向を踏まえて、高齢者の福祉計画、次の福祉計画に計上するかどうかということが決定をするということになります。それから、今は町内にある医療法人というかたちの中で進めさせていただいております。町として、町内に医療法人がありますから、その医療法人を基本的に考えなければならないというふうに思っておりますので、ほかの市や町の医療法人を新十津川に誘致をするだとか、そういうことは現時点では予定をしていない。そのことを関連して、質問の答弁とさせていただきます。以上です。
再々質問 2番 杉本初美
再々質問じゃございませんけれども、今どうなっているか分からないという状況でございます。この広い大地で、また、財源豊かな本町でありますけれども、高齢者が老後の不安を抱えることなく、最期を遂げるまで、安心して過ごし続けたいという町民の願いに向き合える対策、支える施策、また、ニーズに応じた多様な住まいの確保という基本方針に則って、そのビジョンを、生涯のふるさととして高齢者が老後住み続けられる場所を一刻も早く計画していただきたいと思っております。期待しています。ありがとうございました。