新十津川町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月28日
心が通い合うふるさと納税のあり方について
2019年6月28日、新十津川町議会の一般質問で、杉本初美議員が「心が通い合うふるさと納税のあり方について」質問し、町長 熊田義信が答弁しました。
- 質問者
- 杉本初美 議員
- 答弁者
- 町長 熊田義信
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 6番 杉本初美
議長のお許しをいただきましたので、通告どおり一般質問をさせていただきます。心が通い合うふるさと納税のあり方について、町長にお伺いいたします。ふるさと納税が2008年に制度を導入され、10年後の現在、当初の100から150億円が44倍の3,653億円となっている。ふるさとを応援する目的で始めた制度が、現金だけでなくクレジット決済までできるようになり、高額な返礼品競争が続き、今年6月、総務省は、納税指定制度を施行し、返戻品も3割となっています。ふるさと納税は、節税や返礼品を受けることでなく、納税を通じて、都市と地方の住民の心が触れ合う必要があると考えます。例えば、北見市ではカーリングや陶芸体験などの体験型返戻品をメニューにしています。我が町の魅力を引き出すために、豊かなまちづくりとして、魅力的な観光資源の整備を進めていただき、体験型の返戻品に取り組んでみてはどうか、町長にお伺いいたします。
答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)
それでは、6番議員さんの質問にお答えをさせていただきます。ふるさと納税の趣旨については、今質問の内容にありましたので、そのとおりでございます。そういった中で、本町においては、単にふるさと納税の寄附だけに固執するのではなく、新十津川町に想いを抱き、応援したいという方々にご寄附を頂くことを前提としつつ、本町の農、特産品を返礼品とすることで、全国津津浦浦の方々に本町の農特産物をご賞味いただき、その後の販路拡大、知名度アップを目指すということで、その取組みを進めているところでございます。そういった中で、返礼品の宿泊メニューも用意をしておりますので、実際に本町に訪れていただき、ご自身で新十津川の魅力を感じて頂ければという願いがあるところでございます。さて、ご質問の体験型の返礼品への取組みについてでございますが、現在のメニューの中には、ピンネ荘さんの宿泊プランがあり、その本人が希望によっては、そば打ち体験ができるというものがございます。それ以外は体験型の返礼品は用意していないという状況になってございます。ご質問にあります都市と地方との住民の心のふれあい。いわゆる都市との交流につきましては、町としてもその重要性を十分に認識をしているところでございまして、第5次総合計画、あるいは、まちの総合戦略においても重要な取組みとして位置づけ、その実現に向け取組みを進めているところであります。一例を述べさせていただきますと、しんとつかわで心呼吸。推進協議会を母体とするファームスティでは、中、高生等の修学旅行を対象に、昨年は、16校463人を受け入れ、地域の農業者の方々との交流が図られておりますし、平成27年度から3年間は、北大の留学生と連携した観光資源の発掘調査において、本町の体験型観光が適しているとの調査報告を受けましたので、そのノウハウをもつ民間ツアー会社に対し、調査成果の提供、広告費の一部支援を行うなどして、町内ツアーを誘致した結果、昨年度は4つの事業者が11のツアーを主催し、399人の方々に本町での各種体験を経験して頂いたところであります。今後、ふるさと納税の返礼品に体験メニューを取り入れるとした場合には、現在進められている、このような交流体験事業の中から返礼品を選択することが、制度の趣旨に合致するものと考えております。しかしながらファームスティにおいては、受入先となるしんとつかわで心呼吸。推進協議会会員の方々の減少や高齢化により、寄附された方の希望する日程での受け入れが難しい状況にあること、また、民間ツアーにおいても、催行人数の関係から、一定数の寄附者が集まらなければツアーを引き受ける事業者がいないことなどから、現時点においては、返礼品のメニューに加えていない状況にあることをご理解願いたいと思います。なお、今後、ファームスティやまちの資源を活用した体験事業などが、町内の個人や事業所において、生業として展開されるような状況になった場合には、そういった体験型メニューをふるさと納税の返礼品に加えた上で、推進して参りたい考え方を申し上げ、6番議員さんのお答えとさせていただきます。
再質問 6番 杉本初美
いろいろな角度からの説明ありがとうございます。再質問させていただきます。最近は物からサービスという返戻品に変わってきています。取り組まれている自治体が全国で1年間に3倍まで増えてきているのが現状でございます。自治体独自の取組みで、例えば、北海道では北見市のカーリング体験を初め、えりも町、弟子屈町のバターやアイスクリーム作り、道外では神奈川県の森のそら空中遊び体験、栃木県の森の中散歩体験、長野県移住体験、宿泊施設で田舎暮らしの体験、兵庫県では1日滞在体験など数多くの自治体の持ち味を生かした体験返戻品に取り組んでおられます。我が町の体験できるところは完備されていますが、より一層の町のPRに向け、魅力を引き出すために、全国から寄附金者の方に足を運んでいただき、あらゆる施設等で体験を通じて、経験したり、触れたり、目で見ることも必要と考えております。そこで、スポーツ体験といたしまして、都市の人に田舎の積雪に触れるスキー体験をしていただいたり、物を作る体験では、既に体験されてる方も数多いと思いますけれども、文化伝習館を活用し、陶芸職員の光る技に触れてみるとか、実際にですね、土に触れて物を作る、また、染色文化であります染め物、織物を作る技術にも触れてみる。または観光の体験など、いろいろ触れ合うことができることに取り組んでみてはどうかと思うんですけれども、体験返礼品を通じた出会いの中で、交流の人口、体験の人口もまた期待されるのではないかと思っております。美しい景観形成を図り、夢をはぐくむ緑の大地でスマート農業への取り組みもされました。第2弾としまして、新たに地域資源魅力的な観光資源の整備を進め、元気あふれる豊かなまち、輝くまち、令和の新十津川を目指していただきたいと思いますけれども、改めて、町長に考えをお伺いいたします。
答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)
それで再質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。先ほども申し上げましたように、いろんなことは当方でも考えているわけでありますけども、まず、ふるさと納税をしていただいてる方は、ほとんどが道外の方になります。9割に及んでおります。そういったことから、今、その寄附者のお答えをして新十津川に来ていただきたいということがまず第一義的にあるというふうに考えますので、そういった部分では、今宿泊プランがありますから、そういった宿泊をしてもらう、町内に3か所ありますから、その3か所に宿泊をしてもらい、そういった宿泊者の中から近くにある文化伝習館等の体験だとか、そこは選べば可能になってくるかなというふうに考えております。それは、ホテルだとか、宿泊業者の方で紹介をしていただくように推進をしていかねばならないというふうに考えておりますけども、そういったことに体験がつながっていくというふうに思いますけども、まずは泊まっていただくことにならないと次のそういう体験型につながっていかないのかなというふうに考えております。ただ、スキー場ですね、そこでお話ありましたけども、今の段階では、人数が最初に団体としてある一定程度予約をしていただいた場合については、今度、受け皿となるスキー連盟との指導者の関係が出てまいりますので、そこを調整しなければならない。いつでもどこでもということにはなかなかなりづらい状況にもありますので、それぞれ今現役でいろいろ就業されてる方が多くありますから、そういった方については、いろんな調整をしながら対応をしていかねばならないというふうに考えております。いろいろ話が前後しますけども、そういう町の施設の体験になってまいります。で、ふるさと納税のいろいろなメニューがあるわけでありますけども、いろんな農特産物の中では、新十津川のやっぱり農業者の作ったもの、それと商工業者の作っていただいたもの、そういったことにまず広く新十津川のおいしい食べ物を食してもらって、そのことが多く広まっていくことが、町内の産業の活性化につながっていくだろうなというふうに考えております。まず一つはですね、ふるさと納税の。そして、もう一つは、今度、宿泊をしてもらって、そこが広まっていかないと体験型になかなかつながっていかないという現状になってまいります。このふるさと納税の仕組みが、道内の特に札幌の方から新十津川に向けて多くの寄附がくる可能性があれば、そういったいろんな展開が考えられるわけでありますけども、今ほとんどの方が道外になっていうことも踏まえていくと、そのPR仕方にもよるかもしれませんけども、その大半が道外ということになっている実用を考え合わせていくと、やはりまずは宿泊をしてもらう、そこを広くPRをしていければというふうに考えているところであります。宿泊することによって、宿泊者の方と連携をしながら、近くのそういう体験できるように工夫をできる環境になってまいります。ですからまずは、宿泊が前提になってくるのかなというふうに考えておりますので、体験型のPRを選定して新十津川に来てもらうということを、今、6番議員さんが質問の中での大きな趣旨であるというふうに思いますけども、今のメニューの中では、町の大きく産業の活性化のために町の農特産物、商工業者の工夫しているものを第一義的に、これからもふるさと納税としてPRしていきたいということを申し上げ、できる限りのことはやってまいりますけども、今の段階では、大々的にPRするという段階ではないということを申し上げ、再質問のお答えをさせていただきたいというふうに思います。以上です。
再々質問 6番 杉本初美
それでは再々質問させてきていただきます。先日、ご存じのように、NPO法人の音楽森の方との触れ合いがありまして、壇上に5名の方が呼ばれ整列され、ふるさとという歌を歌い、いつの間にか手を取り合って大きな一つの輪になりまして、全員で大きな声で合唱、これは心が通い合った証だと私は思い感動することでございました。人は心が通じ合わないと、大きなものも強いものは育たない。そこでですが、ふるさと納税で寄附していただいた方の約3分の2は、目的、使途を指定されていますけれども、その経過報告といたしまして、その方々に何か送られていますか。
再々質問 6番 杉本初美
その人方に何か送られていますか。そうでなければ、はい。
再々質問 6番 杉本初美
例えばですね、人として、この納税は、新十津川の駅に充ててくださいとかっていう使途を指定されておられる方が3分の2おられると思うんですけども、その人方に対して、今その寄附金のおかげでこうなりましたよっていうような報告をされているか、どうかということです。
答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)
それでは、お答えをさせていただきたいというふうに思います。現在、本町に対して寄附をいただいた方は、インターネットで85パーセントの方が寄附をしていただいております。その寄附をされる方に対して、本町はホームページにおいて寄附金の利用内容、そして寄附をする方の同意をいただいた方の名前を紹介をさせていただいていることを申し上げ、質問の回答とさせていただきます。