新十津川町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月14日
人口減少対策について
2016年3月14日、新十津川町議会の一般質問で、進藤久美子議員が「人口減少対策について」質問し、町長 熊田義信が答弁しました。
- 質問者
- 進藤久美子 議員
- 答弁者
- 町長 熊田義信
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 1番 進藤久美子
2番目の質問は、人口減少対策について、お伺いさせていただきます。町政執行方針にありますように、本町の人口は、昨年の国勢調査の速報値において6,840人となり、前回の調査に比べて409人減少したとあります。また、2月29日現在の人口動態をみても、前年同期と比べ67人の減となっています。この間、町としては人口減少に歯止めをかけるために様々な施策をとってきたにも関わらず、このような結果になった大きな要因として、町長は何だとお考えになられますか。お伺いさせていただきます。
答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)
それでは、1番議員さんの2つ目のご質問にお答えいたします。人口減少対策の要因ということで聞かれたと思います。人口減少は、まず、地域活力の衰退や労働力の減少、購買力の低下など、私たちの生活に様々な影響を及ぼすことから、何とか、その減少の幅を小さくしようと、地域生活に欠かせないインフラの整備やソフト事業の充実など、様々な取組みを進めてきたところであります。しかしながら、町政執行方針でも述べさせていただきましたとおり、昨年の国勢調査の速報値において6,840人となり、前回調査に比べ、今ほどあったように409人の減少、率にして5.6パーセントのマイナスという結果が出たところであります。国勢調査の詳細は、今後、数年の時間をかけて分析結果が公表されていく予定となっておりますので、現段階において、国勢調査人口の減少理由を読み解くことはできませんけれども、厚生労働省の機関である国立社会保障・人口問題研究所が、平成25年に実施をした将来推計人口と、今回の国勢調査結果を比較した興味深い報道がされましたので、ここでご紹介申し上げます。同研究所の人口推計は、平成22年の国勢調査結果を基に行われておりまして、多くの自治体が総合戦略、さらには人口ビジョンの策定の基礎データとして使用をしているものでございます。今回の報道は、中空知管内5市5町の人口推計と国勢調査人口を比較したところ、管内のトータル人口は、概ね、この研究所の推計どおりに推移をしており、国勢調査結果との誤差が、僅か54人とほぼ同数であったということが、同研究所が極めて精度の高いことをうかがい知る結果ということになってございます。そんな中にあって、管内市町の中で、同研究所の推計値を上回る調査結果となったのが、赤平市、滝川市、奈井江町、そして本町と、4つの自治体だけとのことで、本町は、この研究所の予測した推計値より60人増という結果でございます。同研究所の推計は、出生率、将来生存率、社会的移動率を加味した手法で行われており、出生者数、死亡者数に際立った変化がない本町が、推計を上回る結果となったのは、社会的移動によるものと推測されるところであります。折しも、本町においては、平成26年度から定住促進事業への取組みをスタートさせており、今までも行政報告でお知らせしているとおりでありますけども、いち早く人口減少に対する取組みを実践しておりますので、その効果が現れたのではないかと分析をしているところであります。自然減は少子化現象の現れでもあり、一つの自治体が短期間でこの数字を大きく変化させることは難しいものでありますけども、人口移動に直接的に結びつく定住促進対策事業や共同賃貸住宅建設支援などの定住促進施策を積極的に推進するとともに、これまでも重要課題として位置づけをしてまいりました子育て支援と教育環境の充実への取組みを一層発展させ、これを積極的にPRすることで、この町で暮らしたいと思う人、住み続けたいと思う人が少しでも増えていくよう、今後とも取り組んで参るところであります。以上申し上げまして、1番議員の2点目のご質問の答弁とさせていただきます。
質問 1番 進藤久美子
町長の答弁、大変良く分かりやすく理解できるところであります。私も、私なりに平成27年3月1日から平成28年2月29日までの人口動態について調べてみました。社会増減につきましては、転入187件、転出197件とマイナス10件になっています。数字では減っていますが、町が行なっているいろいろな施策の効果がだんだん現れてきているのではないかなと思われ、大変評価するところでございます。しかし、自然増減につきましては、死亡者数が残念なことに95名、それに対して出生者が38名と57人減となっています。今後の課題としては、この出生者数を何とか増やしていくことが必要ではないかと考えます。町政執行方針にもありますように、妊婦の健診については、今年度から超音波検査の助成回数を6回から14回に拡充することや、特定不妊治療費助成に加え一般不妊治療費助成制度を新たに設けるなど、妊婦をはじめとし、子育て支援対策にもいろいろな施策を掲げているところも大きく評価するところでございます。これらを一人でも多くの皆さんにPRすることによって、本町に移り住んでいただくことも大切なことだと考えます。それに加え、新十津川町に現在住んでいらっしゃる若者、その方に素敵なお嫁さんなり、お婿さんなりを迎えて、本町で結婚をしていただき、子供を産んでいただく、そういう政策もこれからは考えていくべきなのではないかと考えますが、その点については、町長はどのようにお考えになっているかをお伺いします。
答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)
今ほど1番議員さんの再質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。まず、いろいろ新年度の事業についても認めていただけるような話をしていただきました。やはり、出生数を増やしていく、そのためには子育て支援の環境整備を図っていきたいということから、新年度も様々な子育て支援環境整備の事業を拡大していくように計画をしております。今ほど言った以外にも、去年の第4回定例議会で1番議員さんが質問した医療費の関係についても、高校生以下の医療費についても無料化にしてという事も新年度予算に盛り込んでいるところでありますので、やはり、安心して新十津川が子育てしやすい、そして地域の人方に、それぞれいろんな支援、サポートがしやすい環境、そういったことがいろいろ自然と増えていくのではないかなというふうに思っております。ただ、子供がすぐ増えるという部分では、これは、一朝一夕にはなかなかいきづらく、少し時間がかかっていくということになります。今ほど質問に答えたとおり、すぐ増える部分では、やっぱり定住促進で家を建ててもらったり、アパートを建ててもらって編入をするということが直接的に人が増えるということになります。長い目で見た時には、先ほど言った前段のですね、そういった環境整備して産みやすい環境、育てやすい環境、そういったものがそういう出生数の増加につながっていくのではないかなというふうに考えて、いろんな手だてを盛り込んでいますので、そのことについてもご理解をしていただいているのではないかなということでありますけども、ただ、死亡数と出生数を比較すると、やはり高齢化の中でどうしても自然の状態でありますから、これは私の力ではどうにもならなく、自然にお任せをするしかないわけでありますから、そのことはやむを得ないということをご理解していただきたいというふうに思います。ただ、今、高齢化社会になっておりますけども、これは健康長寿になることによって少しでもそのことを認めながら長生きしていただきたいなと、安心して長生きしてもらいたいなということも一つの方法として考えておりますので、ご理解をしていただきたいと思います。それともう一つ、今、若者が大勢いて、結婚のことについてというか、以前から結婚については直接的に農業委員さんの力を借りたいだとか、いろんな方法で手だてをしていたことがありますけども、町が直接的にやるという分では、なかなか上手くいかなかった経過もあって、今、ピンネ農業公社が、営農対策協議会等が中心となって客観的に農業後継者だとか、そういう出会いの場を見出す方法、さらには、空知管内で先日行われた空知全体の人を集めて、そういう出会いの場を見つける方法ということで、町から少し離れた客観的なそういう立場の中で、そういう出会いの場を見出していただいております。そして今、この同じ産業形態である新十津川の両隣である雨竜町、浦臼町のそれぞれの議員さんが中心となって、農業者だけではなく、そこにいる人方の若い人、いろんな出会いの場を見出すというか、そういった機会を創出するように今動き出そうとしておりますので、そういった力を町としては大いに期待をしているところであります。直接的なことを町がダイレクトで管理をすると、なかなか今までの経験値からいって、それが良い事であっても結果として結びつかないことが多いので、そこは違った意味の皆さん方の力をお借りして、近隣市町村とのタッグを組んで、今、やれるようにとり進んでいけるというふうに聞いておりますから、その力を期待をしたいというふうに思っております。そして、うちは若い方がたくさんいますので、それぞれ農業にしても、商工業にしても、役場にしても、それぞれ独身の方がおりますから、そういった方々がうまくそういうふうに結びついていけるように、側面的にサポートしていきたいということを申し上げ、答弁とさせていただきたいというふうに思います。以上です。
質問 1番 進藤久美子
町長の答弁、ありがとうございます。前向きな答弁いただきました。私達も人口減少については、いろいろな町のやっている施策を多くの皆さん普及して、分かっていただいて、本町に住んでいただけることを願いながら、この質問を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。