ニセコ町議会 令和元年第8回定例会 2019年12月19日
胃がん対策とピロリ菌除去の早期検査と除菌について
2019年12月19日、ニセコ町議会の一般質問で、篠原正男議員が「胃がん対策とピロリ菌除去の早期検査と除菌について」質問し、町長 片山健也、教育長 菊地博が答弁しました。
- 質問者
- 篠原正男 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、教育長 菊地博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 1番 篠原正男
それでは、3点目に移ります。胃がん対策とピロリ菌除去の早期検査と除菌についてということで、第2次ニセコ町健康づくり計画によると、胃がん検診受診率17.2%を30%にとの目標を掲げております。この計画の対象は19歳から64歳までの成人保健の対象者ですが、疾病予防や早期発見へのリスク管理の観点からも少年期からの対応が必要なものもあるのも事実であります。例えば胃がんの99%がピロリ菌に感染していると言われ、中高生の早い段階でのピロリ菌発見と除菌が将来のピロリ菌由来の胃がん性胃炎、胃がんや慢性胃炎、十二指腸潰瘍の発症リスクを取り除くことに結びつくとのことであります。このため、平成29年9月18に北海道大学大学院医学部研究科がん予防内科において作成した標準手順書等が北海道を通じて市町村に配付されていると伺っております。中高生へのピロリ菌検査に関し、本町においてどのような検討がなされ、現在に至っているのか、町長へお伺いいたします。次に、がん教育への関心を高めるため、中高生に対するピロリ菌検査は有効と考えますが、教育長の所見をあわせてお伺いいたします。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいまのご質問にお答え申し上げます。議員ご指摘のとおり、疾病予防や特にがんなどの早期発見へのリスク管理から少年期、これはおおむね6歳から15歳を言うことでありますが、においても検診が必要なものがあると認識をしております。ことし4月には、道内市町村における中学生、高校生に対するピロリ菌検査、除菌の実施状況調査が行われ、平成24年度には1つの町で行われていたピロリ菌の検診が現在では55の市町村で実施されているという状況になってございます。また、平成27年9月には北海道から中学生や高校生を対象に市町村が実施するピロリ菌検査、除菌事業に関する手順書等が参考として送付されているところでございますが、ニセコ町におきましては特段の検討はこれまでしてこなかった状況でございました。ピロリ菌の除去は将来的な胃がん発生の低減につながるとされており、ニセコ町においても検討の必要があると考えております。このことから、関係機関と実施について検討を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)
それでは、私のほうからもただいまの篠原議員のご質問にお答えをいたします。ピロリ菌の検査、除菌の有用性につきましては、認識をしているところでございます。現在は、学校では学校保健安全法に基づき毎年児童生徒の健康診断を実施しておりますが、ピロリ菌が影響すると思われる疾病等に関する記載はございません。教育委員会としましては、町と連携を図り、検査の実施につきまして学校とも協議をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 1番 篠原正男
本件につきまして大変前向きなお答えをいただいたということで、今後とも引き続き、時間的に置かないで、できるものはできるところから進めていただきたいと思いますが、その中で今回の質問をつくるに当たり、ニセコ町の例えば保健福祉に関する計画等あるわけでございますけれども、時間軸で切る計画と、そうではなくて時間軸を追い、なし上げる計画の2種類が私はあるのではないかなと。特に幼少年期から引き続き成長され、青年期へ移る。その中で、例えばピロリ菌のような今までの概念としては20歳過ぎてから除菌をすればいいというような概念であったけれども、逆に今の世の中は少年期の早いうちにピロリ菌をたたいてリスクを減らすという、そのようなことが青年期から老年期における疾病にかからない、そのような予防策でもあるというようなことになってきております。それで、これまでの計画を見ますと、例えば今の計画の中ではいわゆる成人を対象としているものと区分されているわけですけれども、継続性をその計画の中に、例えば医療だけではなくて他にもあるのではないかと考えるのですが、その辺町長の考え方をお伺いできればと思います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
篠原議員おっしゃるとおりで、ニセコ町全体的にいろんな検診の受診率も低いという状況がありまして、これらの率の向上につきましては本当に緊急の課題だと受けとめております。また、先ほど時間軸のお話もありまして、これまで成人対象だったものをやっぱりもう少し早い段階からやるべきでないかということで、それはおっしゃるとおりでありまして、現在のピロリ菌におきましても学校等との協議が調った段階で早急的に対応してまいりたいと。また、これ以外のものも福祉計画や医療の中で全般的な見直しというものを一回やりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。