紋別市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月8日
(1)令和6年第3回定例会での一般質問における答弁について/(2)紋別市名誉市民に関する条例について/(3)中学生からのピロリ菌検査助成などについて/(4)小・中学校統廃合による廃校施設の利活用について
2025年12月8日、紋別市議会の一般質問で、石田久就議員が「令和6年第3回定例会での一般質問における答弁について」「紋別市名誉市民に関する条例について」「中学生からのピロリ菌検査助成などについて」「小・中学校統廃合による廃校施設の利活用について」について質問し、市長 山﨑彰則、教育長 牧野昌教、秘書課長 石田明久、保健福祉部長 仲条憲明、副市長 小林昌史、健康推進課長 森野憲道が答弁しました。
- 質問者
- 石田久就 議員
- 答弁者
- 市長 山﨑彰則、教育長 牧野昌教、秘書課長 石田明久、保健福祉部長 仲条憲明、副市長 小林昌史、健康推進課長 森野憲道
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質問 14番 石田久就
私は、市政会の一員として、さきの通告の順に従い、質問させていただきます。初めに、令和6年第3回定例会での一般質問における答弁についてですが、私の一般質問において、紋別市の取組を全国へ向けた効果的な情報発信とガリヤ地区の親水公園内にあるカリヨン広場を再整備し、エリアの利活用を推進する考えはないかの2点の質問に関して前向きな答弁をいただいておりましたが、1年以上が経過し、私にはこれまで何の変化もないように映っております。そこで、この2点について、これまでの状況、そして、改めて山﨑市長の考え方についてお尋ねいたします。1点目に、紋別市の取組を全国へ向けた効果的な情報発信についてですが、私は、本市の人口減少に歯止めをかけるためには、自然増だけでなく、社会増が必要であり、そのためには、本市が行っている子育て分野や教育分野に係る支援策、子どもの健康管理、保護者の経済的な負担の軽減、学習支援や部活動支援など、庁内の各部署における取組を個々に周知するのではなく、それらを庁内で取りまとめ、一元的かつ効果的に分かりやすく、そして、興味を引くように発信していくことの必要性について質問いたしました。それに対し、本市の取組を広く知っていただくためには、市からのさらなる周知、宣伝の必要があると考えているので、情報発信に関するノウハウを有する専門業者の活用などにより、一元的な情報発信を実施してまいりますとの答弁をいただいておりました。そこで、1年以上が経過しておりますが、この専門業者の活用と一元的な情報発信についての経過はどのようになったのか、お尋ねいたします。2点目に、カリヨン広場の再整備についてですが、平成8年に開設されてから30年ほどが経過しているガリヤ地区に位置する延べ面積1万8,743平米のカリヨン広場の再整備について質問をさせていただきました。その内容については、この施設内にあるカリヨンタワーに設置されている鳴らないカリヨンの鐘、作動しない噴水施設、小さな子どもを遊ばせるには大変危険な約650個の白御影石の撤去などについてであります。それに対し、この広場は、建設当初、隣接するGIZAやステアとともに、流氷に親しむことを目的として整備されたエリアであり、時代の変化とともに施設の在り方や安全・安心を求める市民ニーズへの対応も必要不可欠であることから、より皆様に親しまれる広場となるよう、今後、既存施設の再活用など、整備を進めてまいりたいと考えているとの答弁でありました。そこで、既存施設の再活用と整備の進捗状況をお尋ねいたします。次に、紋別市名誉市民に関する条例についてですが、この条例にあっては、昭和31年12月25日条例第28号として、市勢の振興、社会文化の興隆に著しい功績があった者に対し、その功績と栄誉を讃えることを目的に、現在までに10人の方に名誉市民の称号が贈られております。その条件として、本市に引き続き20年以上住所を有し、または、有したことのある者で市勢の振興、社会文化の興隆に寄与し、市民が郷土の誇りとし、かつ、深く尊敬に値すると認める者に対して、市長の推薦により市議会がこれを決定するとなっております。そこでお尋ねいたしますが、1点目に、名誉市民には、待遇の特典として、一つ目に名誉市民章を贈ること、二つ目にその事績を永く伝える方途を講ずること、三つ目に、名誉市民としての栄誉を維持するため、適当と認める特典及び待遇となっております。この規定の具体的事項については、これまでの名誉市民に対して、時宜に応じて市長が市議会の議決を経てこれを定めるとなっておりますが、これまでの名誉市民には具体的にどのような待遇の特典となっていたのか、お尋ねいたします。2点目ですが、名誉市民は、市勢の振興、社会文化の興隆に著しい功績があった者に対して、市長の推薦により、市議会がこれを決定することとなっておりますが、この推薦基準にあっては、他の自治体の規定を見ても単に基準を持つことはかなり困難ではないかと考えられます。これまで名誉市民となられた方は、どのような基準をもって市長が推薦していたのか、また、平成16年の受賞者である金田武氏と新沼浩氏以降、約20年間、名誉市民となっている方はおられませんが、私は、市議会議員11期45年3か月の柴田央氏と同じく市議会議員5期19年10か月と市長2期8年の赤井邦男氏、同じく市議会議員4期15年7か月と市長5期20年の宮川良一氏などは名誉市民にふさわしい方であると思っておりますが、山﨑市長にあってはどのような方であれば議会に推薦する基準となるのか、お尋ねいたします。次に、中学生からのピロリ菌検査と助成についてですが、日本ヘリコバクター学会によると、ヘリコバクター・ピロリ、通称ピロリ菌は、1984年に発見されたことで、それまで日常のストレスや生活習慣が主たる原因であると考えられていた胃炎や胃・十二指腸潰瘍など、ほとんどがピロリ菌の感染が原因であることが明らかになったそうであります。ピロリ菌の感染については、感染者からの口移し行為などの経口感染が大部分であると考えられており、主に5歳くらいまでの乳幼児期に感染し、感染しても症状がなく、人の胃の中で生存し続け、徐々に粘膜が薄くなる萎縮性胃炎、進行すると胃潰瘍や十二指腸潰瘍を引き起こすとされており、これらの消化性潰瘍などは、将来、胃がんを発生する危険を伴っているそうであります。日本人のピロリ菌の感染者数は約3,500万人と言われ、日本で発見される胃がんの99%がピロリ菌感染によるとされ、その多くは自覚症状がないまま暮らしていることなどから、2013年、ピロリ菌感染胃炎に対する除菌治療が保険適用になっております。また、2014年には、世界保健機構―WHOが、ピロリ菌の一部の感染者は、急性及び慢性胃炎、胃・十二指潰瘍、胃MALTリンパ腫、胃がんなどの発症に関連し、確実な発がん因子であると認定しており、胃がん対策として、ピロリ菌検査と陽性者に対する除菌治療を行うよう勧告が出されたことで、胃がん死亡者数は年々減少してきております。紋別市でも、30歳、35歳、40歳以上の方を対象としたがん検診が行われておりますが、胃がん検診の場合は、バリウムによる胃部レントゲン検査であり、この検査によって胃がんの発見とその死亡者数の減少にはつながることになりますが、胃がんの発症を防ぐ効果は期待できず、罹患者を減少させることにはなりません。ピロリ菌の除菌治療を行うことで胃炎や潰瘍は治りますが、胃炎がある程度進行すると、ピロリ菌の除菌では完全に胃がんを予防することはできず、除菌後に胃がんが発見されるケースがあるため、胃がんを予防するには胃炎の悪化が進んでいない若い世代へのピロリ菌の除菌が必要とされているため、現在では中学生を対象とする予防を目的としたピロリ菌検査が多くの自治体で独自に実施されるようになってきております。そこで、何点かお尋ねいたします。1点目に、ピロリ菌の除菌は2次予防ではなく、原因療法である1次予防であるため、原因を取り除くことによって胃がんの発症の防止と予防が可能になると考えられていますが、本市ではピロリ菌検査の周知と除菌の有効性に対する認識はどのくらい持っているのか、お尋ねいたします。2点目ですが、このピロリ菌の検査には、内視鏡を使って直接胃の組織を調べる方法、呼気を採ってその中に含まれている二酸化炭素を調べる方法、血液や尿で抗体を見る方法、便の中にピロリ菌の抗原があるかを見る方法の四つがあります。令和6年4月時点での道内の自治体の3分の1に当たる59市町村では、ほぼ中学2年生を対象とした1次検査の尿中抗体検査、2次検査の尿素呼気検査が実施されており、その検査費用の全額を市町村が負担しているところであります。この検査で中学生を対象者としている理由としては、小学生以下であると除菌後に再感染リスクがあること、中学生になると同じ診断法で感染診断ができ、体重30キログラム以上であれば成人と同じ除菌治療薬が使えるためであるそうです。ピロリ菌を早期に発見し除菌できれば、将来、胃潰瘍、十二指腸潰瘍や胃がんになる可能性をかなり低くすることができるため、本市においても健康診断時の尿検査を利用するなどして中学生のピロリ菌の検査と助成を実施する考えはないか、お伺いします。3点目ですが、平成28年12月に改正されたがん対策基本法第23条では、国及び地方公共団体は、国民が、がんに関する知識及びがん患者に関する理解を深めることができるよう、学校教育及び社会教育におけるがんに関する教育の推進のために必要な施策を講ずるものとするというように、がん教育の文言が新たに記載されております。また、平成29年度から令和4年度までの6年間を対象とした第3期がん対策推進基本計画では、がん教育について、国は、全国での実施状況を把握した上で、地域の実情に応じて、外部講師の活用体制を整備し、がん教育の充実に努めることが目標とされており、正しい知識を身につけてもらうため、全国の学校現場でがん教育も広がっているようですが、本市の取組についてお尋ねいたします。次に、小・中学校統廃合による廃校施設の利活用についてですが、少子化に伴う児童生徒数の減少によって、毎年、約450校が廃校となっており、廃校発生件数では全都道府県の中でも北海道が最も多くなっております。令和6年度、文部科学省の公立小中学校等における廃校施設の活用状況に関する調査では、平成16年から令和5年度までに発生した廃校の延べ数は9,875校となり、現存している廃校施設7,612校のうち、既に活用されている施設は74.41%の5,661校、今後活用の用途が決まっている施設が235校、用途が決まっていない施設が1,503校、取壊し予定が213校となっております。既に活用されている施設または活用の用途が決まっている施設にあっては、社会体育施設や教育施設、文化施設など主に公の施設として活用され、ほかには民間企業等の施設としての活用事例も見られるとのことであります。各自治体が所有する廃校施設は貴重な財産であり、有効活用されることが最も望ましいことから、文部科学省では、平成22年9月にみんなの廃校プロジェクトを立ち上げ、活用用途を募集している全国の廃校施設情報を集約して発信する取組やイベントの開催、廃校活用事例の紹介等を通じて廃校施設の活用を支援しております。本市の児童生徒数も、令和5年では1,141人、令和6年では1,088人、令和7年5月1日では1,079人と減少傾向であることから、今後、小・中学校の適正配置の進捗に伴い、廃校施設が増えることが予想されます。そのため、今ある廃校施設の利活用を進めるとともに、廃校活用希望のある民間企業等に有効活用していただくべきと考えます。そこで、何点かお尋ねいたします。1点目に、現在の本市の学校数は、小学校5校、中学校3校の8校となっておりますが、令和6年3月に閉校した小向小学校を含め、沼の上小学校や藻別小学校など、市内には廃校施設が何校あり、それらの利活用についてどのように考えているのか、お尋ねいたします。2点目ですが、文部科学省では、廃校を積極的に活用することで、維持管理費や公共施設の施設整備コストの縮減といった短期的な効果のみならず、地域コミュニティーの維持、活性化や産業振興といった様々な効果が期待される、また、廃校にすることを決定する段階での廃校の活用等についての検討が重要とされております。現在、市内にある廃校施設についても、廃校施設を使ってほしい自治体と使いたい企業への情報発信とマッチングを行うみんなの廃校プロジェクトを活用し、広く周知と利活用を進める考えはないか、お尋ねいたします。3点目に、現在、教育委員会により小・中学校の適正配置の検討が行われており、今後、学校再編を行うことでさらに新たな廃校施設が生じることが想定されます。これらの廃校施設の利活用の計画はあるのか、また、これらの施設にあってもみんなの廃校プロジェクトを活用する考えはないか、お尋ねいたします。以上で私の質問は終わりますが、再質問については留保いたします。(降壇)
答弁 市長 山﨑彰則
それでは、石田議員のご質問にお答えいたします。初めに、令和6年第3回定例会での一般質問における答弁についてであります。1点目の紋別市の取組を全国へ向けた効果的な情報発信についてでありますが、本市では、紋別市移住推進サイトや移住PR動画を中心とした紋別暮らしのサイトを作成し、SNSを活用して幅広い情報発信に努めております。また、各担当部署におきましても全国各地のイベントなどへ参加した際は、本市の魅力をPRしているところであります。しかしながら、本市における子育て施策や教育に対する支援につきましては、各担当部署のページに記載されているなど、分かりにくい状況であることから、庁内横断的な整理を進めているところであり、取りまとめ次第、本年度中に一覧として市ホームページに掲載してまいります。今後は、ふるさと納税等のイベント等において引き続き情報発信を行っていくとともに、専門業者の活用につきましては、昨年は広告代理店などを想定しておりましたが、SNSをはじめとして様々な情報発信の手法があることから、どの方法が効果的に情報発信ができるか、方向性を検討し、本市の取組を発信してまいります。2点目のカリヨン広場の再整備についてでありますが、カリヨン広場につきましては、隣接する北海道立オホーツク流氷科学センターや紋別市健康プールはもとより、オホーツクタワーやとっかりセンターなどのガリヤ地区を含め、本市観光施策の中心エリアであると認識しているところであります。議員のご指摘のとおり、まずは市民の皆様に親しまれる広場となるよう、既存施設の利活用を整理するとともに、ガリヤ地区全体のにぎわい創出等を検討してまいりたいと考えております。次に、紋別市名誉市民に関する条例についてであります。1点目の名誉市民の待遇の特典についてでありますが、一つ目といたしましては、称号のあかしとして、名誉市民章、名誉市民之証、略章といった記念品の贈呈、二つ目といたしましては、肖像画の作成や紋別市史への掲載といった記録として長く顕彰されること、三つ目といたしましては、市が主催する式典への招待など、公的な場で敬意を表する機会を創出することとなっております。いずれにいたしましても、名誉市民の称号は、市に多大な貢献をした人物の功績をたたえ、敬意を表するためのものであり、名誉市民に選ばれること自体が大きな栄誉であると考えております。2点目の市長の推薦基準についてでありますが、これまでの名誉市民につきましては、公選職に就かれていた方々の推薦が計8名となっており、内訳といたしましては、国会議員が2名、議長を歴任された北海道議会議員が1名、紋別市長が3名、議長を歴任された紋別市議会議員が2名となっております。また、公選職以外の方々の推薦は計2名となっており、内訳といたしましては、市に対し多額の私財の寄附をされた方が1名、紋別商工会議所の会頭を長年務められた方が1名となっております。いずれの方々も条例に規定する称号を贈る条件に合致する人物として当時の市長が推薦したものであります。私がどのような基準をもって議会に推薦するかにつきましては、これまで同様、条例に規定する対象要件、資格要件に合致する人物を推薦させていただくことが基本となりますが、議会において決定されることが必要であるため、こうしたことも慎重に考慮しながら推薦するべきと考えております。次に、中学生からのピロリ菌検査助成などについてであります。1点目のピロリ菌検査の周知と除菌の有用性に対する認識についてでありますが、本市では、胃がんの早期発見、早期治療のため、定期的に実施している総合健診の中でバリウムによる胃がん検診や罹患率の上がる50歳以上の方を対象に内視鏡検査の助成を実施しておりますが、これらの胃がん検診は、死亡率を減少させることはできますが、胃がんの発症自体を防ぐことはできません。このため、胃がんの原因となるピロリ菌の検査や周知を行い、除菌を行うことは胃がんの発症を防ぐことができる有効な予防治療であると認識しております。2点目の中学生のピロリ菌の検査と助成の実施についてでありますが、ピロリ菌の感染は5歳までの小児期に起こり、感染期間が短いうちに除菌することが望ましいとされておりますが、年少児では、除菌治療をしても再感染するリスクが高い上、内服が困難な場合や薬物量の調節など、安全性に懸念があることから、大人と同じ検査方法や治療方法が可能な中学生を対象とすることが適切であるとされております。ピロリ菌の検査方法につきましては、1次検査では尿中抗体検査や血液中抗体検査を実施することになっており、学校での健康診断時に行うことも可能であると考えますが、対象となる中学生の負担等も考慮し、実施に向けて検討してまいりたいと考えております。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。(降壇)
答弁 教育長 牧野昌教(教育長は2026年3月まで)
それでは、石田議員のご質問にお答えいたします。中学生からのピロリ菌検査助成などについてであります。3点目の小・中学校でのがん教育の状況についてでありますが、がん教育は、健康教育の一環として、がんについての正しい理解のほか、がん患者や家族などのがんと向き合う人々に対する共感的な理解を求めることを通して、自他の健康と命の大切さについて学び、共に生きる社会づくりに寄与する資質や能力の育成を図る教育であります。小学校では、喫煙や飲酒、薬物乱用について、中学校では、生活習慣病予防やがん予防について、学習指導要領に基づき、児童生徒の発達段階に応じて適切に行っております。また、各学校においてがん教育の知識を高め、効果的に実践ができるよう、がん教育に関する授業づくりの研修や、子宮頸がんのワクチン接種や乳がん検診などの啓発動画の活用について周知を行っており、今後も、児童生徒のみならず、保護者等、家庭に対しても広く周知するなど、がん教育の推進に努めてまいります。次に、小・中学校統廃合による廃校施設の利活用についてであります。1点目の廃校施設の現状についてでありますが、旧中渚滑小学校、旧藻別小学校、旧上渚滑中学校、旧小向中学校の一部、旧小向小学校、旧沼の上小学校の計6校の廃校施設を有しております。各廃校施設の利活用についてですが、平成29年3月に閉校しました旧元紋別小学校を改修し、生涯学習センターとして平成30年5月より供用開始しております。未利用の廃校施設につきましては、民間企業等から利活用の相談を受けたケースもありましたが、具体的な利用計画には至っておりません。今後は、老朽化した廃校施設の解体等を計画的に実施していくとともに、議員からご提案のありました希望のある民間や企業等への活用を含め、検討してまいります。2点目の現存施設に係る文部科学省が推進するみんなの廃校プロジェクト活用についてでありますが、令和5年度に文部科学省を訪問し、廃校施設活用のための方策として、当該プロジェクトの活用を含め、関係職員と協議を行っておりましたが、旧沼の上小学校などにおきまして、民間企業等からの問合せや地域活用の話があったことから、当該プロジェクトへの参加を見送っておりました。廃校施設の利活用におきましては、当該プロジェクトは有効な手段の一つと認識しておりますことから、今後も引き続き活用を検討してまいります。3点目の小・中学校の適正配置により生ずる廃校施設に係るみんなの廃校プロジェクトの活用検討についてでありますが、本年度、紋別市立小中学校適正規模・適正配置基本計画を策定したところであり、今後、基本構想を策定していく中で、当該プロジェクトの活用のほか、さきに喜多議員にお答えしております市民会館の移転などを含め、合理的で効果的な廃校施設の活用について検討してまいります。また、地域の避難所に指定されている学校施設もありますことから、行政による利用を基本としつつ、防災機能の維持を視野に入れた廃校施設の利活用について庁内及び関係機関と広く調整してまいります。以上、答弁といたします。(降壇)
再質問 14番 石田久就
それでは、何点か再質問させていただきます。まず、カリヨン広場の再整備についてですけれども、ただいまの市長の答弁では、市民の皆さんに親しまれる広場となるよう、既存施設の利活用を整理するとともに、ガリヤ地区全体でのにぎわい創出等の検討をするということだったと思います。答弁はこれでいいのですけれども、昨年9月の答弁でも、皆様に親しまれる広場となるよう、今後、既存施設の再活用など整備を進める、また、エリア全体の整備方法を再検討し、ガリヤ地区全体の利活用を一層進めるというようなことでした。これは言葉を変えただけで同じように聞こえるのです。同じなら同じでもいいのですが、市長も替わられたことですから、今後、検討をしていただきたいと思いますし、1年後に何も変わっていないということのないようにしていただきたいと思います。次に、名誉市民に関する条例についてです。待遇の特典として、市が主催する式典への招待という答弁があったと思うのですが、これまで名誉市民となられた方々は皆さん亡くなられていると思うのですが、どなたを招待することとなるのか、教えていただきたいと思います。
答弁 秘書課長 石田明久
お答えいたします。式典は、いわゆる周年式典のことを指しているのですけれども、もうお亡くなりになった方がほとんどなので、紋別市に在住しているご遺族の方をご案内している状況です。
再質問 14番 石田久就
多分、私もそういうことではないかと思っておりました。ただ、私が調べた限りでは、今、ご遺族という言い方をされましたけれども、民法では、親族というのは、6親等内の血族と3親等内の姻族という明確な定義があるのです。しかし、遺族となると、遺族年金や労災年金などの各制度や状況によって違っていて、法律上の明確な定義がありません。答弁された紋別に在住されている遺族というのはどういう方を指すのか、教えていただきたいと思います。
答弁 秘書課長 石田明久
お答えをいたします。今、石田議員がおっしゃったように、法律に定義されている親族に該当するかどうかまで調べてご案内しているわけではなく、私ども担当課として調べられる範囲でご案内させていただいているのが実態でございます。周年事業は10年に1回行われておりますので、例えば、70周年の際は、60周年のときにご案内させていただいた内容を参考にし、案内状を送付いたしました。
再質問 14番 石田久就
遺族の規定について、ほかの自治体もそうだとは思うのですけれども、基準を持つのはかなり難しいことになると思います。先ほど言ったように、民法ではそういう定義があるけれども、遺族ということになると法律上の明確な定義がありません。しかし、どこまでを遺族とするかの基準くらいは持っていたほうがいいような気がしますので、それは検討していただきたいと思います。次ですが、名誉市民の選考にあっては、市長の諮問機関として、公共的団体等の代表者及び学識経験者などで構成する推薦審議会を設置している自治体があるのですけれども、市長はこのような審議会を設置する考えはないか、お尋ねいたします。
答弁 秘書課長 石田明久
お答えをいたします。石田議員がおっしゃった審議会について、私も調べられる範囲で調べてみたところ、実際に審議会を持って名誉市民の推薦や市長への諮問を行っている市もございましたけれども、どちらかというと、紋別市のように市長が推薦し、議会にお諮りし、議会の議決を受けるという方法を取っている市のほうが多かったところです。今、石田議員にご提案していただいた内容につきましては、今後、名誉市民制度を運用していく上で参考とさせていただき、今後、研究したいと考えているところです。
再質問 14番 石田久就
次に、中学生からのピロリ菌検査と助成についてです。先ほどの答弁で、検査の方法については、対象となる中学生の負担等も考慮し、実施に向けて検討してまいりたいということだったと思うのですけれども、これでは助成の実施についての答弁が抜けているような気がします。これは答弁漏れですか。主語は検査の方法についてであり、助成については言われていないと思うのですけれども、どうですか。
答弁 保健福祉部長 仲条憲明
お答えをいたします。中学生を対象にした胃がん予防のための1次スクリーニングのピロリ菌検査の検査方法としては、市民周知により希望者に実施する一般検診か、学校健診の枠組みの中で実施する方法などが考えられます。実施に向けた検討としましては、公衆衛生及び将来の胃がんの撲滅という観点から学校健診の枠組みを活用した検診が有効であると考えていますので、助成ではなく、市の負担で実施したいと考えております。
再質問 14番 石田久就
確認します。そういう検査方法も分かるのですけれども、助成を実施するということですか。
答弁 保健福祉部長 仲条憲明
お答えします。実施の方法ですけれども、学校健診を活用した実施ということですので、助成ではなく、市の負担で実施したいということでございます。
再質問 14番 石田久就
全額、市の負担ということですね。実施に向けて検討してまいりたいというのは令和8年度の実施に向けて検討するということでよろしいでしょうか。
答弁 副市長 小林昌史
お答えいたします。昔、私も教育委員会にいましたが、これからいろいろな調整が出てきます。事務方で事務を進めてまいりまして、令和8年度の実施に向けて進めていきたいと思っております。
再質問 14番 石田久就
確認させていただきます。紋別市は、子ども医療費助成制度をやっていて、満18歳に達した年度まで医療費が無料となりますけれども、この検査によってピロリ菌が発見された場合、除菌医療の費用についても無料になるのか、確認させてください。
答弁 健康推進課長 森野憲道
お答えいたします。本市では、高校生以下の保険適用の場合、初診料は500円ほどかかりますが、医療費は無料となっております。除菌に係る保険適用については、幾つかの病院に聞いたところ、診察内容によって要件が微妙に変わりますが、基本的には診察時に内視鏡による検査が必要になり、その時点で保険適用となりまして、中学生の除菌治療は本人負担なしでできるということでございます。
再質問 14番 石田久就
なぜこんなことを聞いたかと言うと、ピロリ菌が胃の中にいるだけではまだ病気でないような感じで、医療費として認められるのかどうかが疑問だったからで、教えていただいた次第です。教育委員会に申し上げます。先ほど副市長からの答弁にありましたが、学校長やPTA、医療機関など、いろいろなところと協議があると思いますので、検査と除菌の有効性について皆さんに理解していただけるよう、今後検討していただきたいと思います。