新得町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月17日
町長の5期目の総括と令和7年度の予算編成について
2024年12月17日、新得町議会の一般質問で、森本洋子議員が「町長の5期目の総括と令和7年度の予算編成について」質問し、町長 浜田正利が答弁しました。
- 質問者
- 森本洋子 議員
- 答弁者
- 町長 浜田正利
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 森本洋子
それでは、通告に従いまして、1件質問させていただきます。町長の5期目の総括と令和7年度の予算編成についてであります。1.町長の5期目の総括と令和7年度の予算編成について役場新庁舎が完成いたしましたが、町では駅前再整備やスマートインターチェンジと道の駅、サホロクリニックの建て替えなど、まだまだ工事や事業が続くものがあります。町長の5期目「三世代のつどうまち第5章」では、15の重点政策・お約束が掲げられています。また、3月の町政執行方針では、「引き続き『自主自立のまちづくり』を目指して第8期総合計画のメインテーマである『人が集い賑わいと笑顔が広がり未来につながるまち』を柱に、活力あるまちの将来を見据え、行財政改革を行いながら持続可能な町づくりを進めてまいります」とありました。町長は今年、5期目の最終年となります。総括として公約の達成度、見通しをどのように捉えているのか、お聞かせください。また、令和7年度の新得町の予算編成について、先の衆議院選挙で新しい政権になり、今後の国の財政計画による町の予算への影響などをどのように予測しているのか、物価高騰対策など町独自のお考えがあればお答えください。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
森本議員のご質問にお答えいたします。平成17年8月に町長に就任させていただいてから、町民の皆さま、議員各位のご支援のもと、これまで19年間にわたり、町民の皆さまの生活を支えることを念頭に町政運営に全力で取り組んでまいりました。あらためて公約とまちづくりを進める上での私の基本的な姿勢について述べさせていただきます。自分の育った経験から「三世代のつどうまち」をビジョンとして掲げ、世代間のつながりの中で町全体に活力が生まれるという考えのもと、山積する課題解決は当然でありますが、まちづくりを担う全ての世代から次世代に「つなぐための人づくり」を意識し、そのときどきの情勢に応じた課題について取り組んでまいりました。特に政策を推進するにあたっては、町民の皆さまとの対話を基本として、現場に足を運び、現場の皆さんの意見に耳を傾け、一緒になって汗を流したいという思いの中で、政策の内容とまちづくりの考え方を職員と共有しながら課題解決に向けた議論を深め、町民の皆さんの利益を念頭に、事業の具現化に努めてまいりました。その上で、1点目のご質問でありますが、5期目の最終年にあたり、掲げた公約は総合計画との整合性も図りながら着実に進めてきたというふうに自負しているところでありますが、特に5つの柱と15の重点政策につきましては、全て実現あるいは着手をしてきたと考えております。なお、残りの時間は、次の世代を担う人材を育成しながらさまざまな課題解決に向けて、最大限努力をしてまいります。2点目のご質問でありますが、令和7年度の予算は現在、編成作業を進めているところであり、財源につきましては地方財政収支の仮試算において地方交付税は前年並の額が見込まれるほか、税制改正議論の状況から令和7年度においては「年収103万円の壁」などなどの見直しによる住民税への影響はないと予想をしておりますが、マスコミで報道されている前提で試算した場合は103万円の壁に限って言えば、約9,500万円の減というふうに考えております。また、物価高騰対策につきましては、現在、国会で審議されております総合経済対策の状況を見ながら対応してまいりたいと考えております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]
質問 森本洋子
ご返答ありがとうございます。5期目の最終年にあたり、掲げた公約の柱と15の重点政策については、全て実現あるいは着手してきたということでありますが、安心いたしました。19年やって、まだ足りないというようでは、私はちょっとどうなのかなと思います。19年をかけてやってきたわけで、言い換えますと、19年でできないものはもうできないのではないかと私は思っております。恐らく住民の多くは、この町長の公約、4つの柱15の重点政策とは何と思われる方もいるのではないでしょうか。住民にこの19年間、浸透してきたのでしょうか。そして、さらに三世代のつどうまちをビジョンに掲げてきたとあり、残り1年は次の世代を担う人材を育成しながら課題解決に向けて最大限努力をしてまいりますということですが、課題はその人材育成ではないでしょうか。最近、若い人の離職が増えているように思われますが、どのようにお考えですか。また、来年度予算についてでありますが、新得町は先に述べましたように、大型公共事業が続き、町債についても、令和5年度の予算約10億円から令和6年度予算は約30億円と3倍になっております。役場庁舎建設においては、賃金物価水準の上昇によるインフレスライド条項の適用により、契約金額を変更せざるを得ないものが多数ありました。町で検討されているこれからの公共工事もありますが、自主自立のまちづくりを掲げているのであれば、町の借金を抑え、身の丈に合った行財政を行うべきと思いますが、公共工事への財源をこれからどのようにお考えですか。今後の方針をお聞かせください。また、お米など食料品も値上げ、燃料も値上げ、さまざまな生活必需品の値上げに悲鳴を上げている町民のためにプレミアム商品券の販売など、物価高騰に対する支援を早急に考えていただきたいと思いますが、いかがですか。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
冒頭の19年の切り口がどういうふうに解釈したらいいのかによって、とまどっている部分もあるんですけれども。まず、浸透しているか浸透していないかと言われたら、結構、後援会のほうで広報を作っていただいて、私、すごい立派な広報だというふうに思っていますので、あらためてそういう広報があると、私自身もピーアールをさせていただきたいなというふうに思っています。その次、離職の問題というか人材育成、課題は何だということなんですけれども、どういう話をしたらかみ合うか自信がないんですけれども、ある意味、それなりの年齢の立場の人と若い人の話をするときの会話の中で、かみ合う点、かみ合わない点多々あって、どうやっていくか、今、悩んでいるのが1つ。その上で、現実的にいろんな人材育成、何をやっているかといったら、この間町長に就任してからは、ぜひ外の職場で勉強してきてくれということで、毎年1名ないし2名、外の職場に出してきました。その結果が、私、やはり次の戦力になるという、そういう中で今、取り組んできております。それから、課題に戻りますが、内部での当然、自己研さんも含めて、人をつくるというのは、私も、その下副町長、課長それぞれみんな縦と横でいろいろやっていくので、そういったことの私は積み重ねしかないかなというふうに思っておりまして、これからも努力をずっと続けていくしかないかなというふうに今、思っています。それから、離職の理由なんですけれども、これは新得に限らず、いろんな市町村長なり、ほかの企業ともいろいろ話す機会があるんですけれども、外の違う職場に行ってみたいという人も多いようですし、あとは転勤が嫌だから違うところに行きたいという人もいると。あと、病的なこともある人もいるようでして、多々いろいろあるようであります。次、予算の問題でいきます。身の丈に合った合わないの議論は、感覚の問題だと私、思うので、そんな派手なことは新得は今、やっていないなというふうに思っていました。行財政運営の基本というのは何かといろいろあるんですけれども、取りあえず今、表面的には経常収支比率だとかいろんな数値を議会に報告をさせていただいている。これが皆さん方の感覚でそれが理解できるかどうかといつも思う。その結果、何ということで、私は町民の将来負担はなんぼときちんと把握をして、それを出したほうがお金的には分かりやすいということで、この間ずっと出してきています。それで、今、借金の話をされました。初期投資で当然借金もするんですけれども、その借金の質にもよるというふうに、ぜひ理解をしていただきたいというふうに思っていまして、その上で、もう1つ、将来利用する人にも負担をしてもらうというのは、それがやはり1つ、地方債の原則というのがあるので、その辺もぜひ念頭に置いていただければというふうに今、思っております。それから、物価問題なんですけれども、私もいろんな方と、最近の生活という意味でいろいろコミュニケーションを取っていまして、全員ではないですけれども、サラリーマンは基本的には賃金上昇というのは企業努力なりいろんな中で、満足いくかどうか分かりませんけれども、してきているところもあるし、これからのところもあるかもしれませんけれども、まずはやはりその辺、会社の中で努力をまず1点していただくと。その次に会社に属さない人、それから、会社の中でもなかなか賃金が低い人、やはりいろんな方がいらっしゃる。その結果、物価高対策というのが、われわれ行政がどこまでするのかというのは、逆に議員のほうからもうちょっと分かりやすく言っていただいたほうが、職員も次どうするかというのを考えやすいというふうに思うので、ぜひその辺、もしありましたらお聞かせいただきたいというふうに思っていますし、最終的には今の国の動向を見ながらわれわれも判断をしていくというのが、先ほど答弁したとおりであります。私のほうからは以上であります。
質問 森本洋子
ありがとうございます。公約の中で次代の人づくりを町長は掲げておりまして、若い人の離職の質問、先ほどいたしましたけれども、役場の未来創造塾の方と議員との意見交換を過去にさせていただいたこともあります。その中で意見があったのは、今の若者は転職が当たり前、自分の能力に合うかどうか見ていると。給料があまりよくないというようなそのときのお話しなど、意見がありました。私はこれから近い将来、役場の仕事もAI技術の急速な発展によって大きく変化してくるものと思っています。先ほど湯浅副議長のほうもDXに関してご質問されておりましたけれども、私もこれからはDX、デジタル・トランスフォーメーションですか、横文字にちょっと弱いのであれなんですけれども、そういった技術において、役場の仕事がどんどん変わってくると。これは今の時代、私も生きていまして、すごく感じているところです。やはり最近、うちのほうも不動産登記、父が亡くなったものですからそういった形でやっていましたら、全て登記なんかもデジタル化されてきております。そういったようなものがどんどん世の中に回ってきています。それからあと、うちの知り合いの方からは、いろんなものを支払いしたいのだけれども、コンビニでできるようにならないかなとか、そういうようなお声とかも聞いております。そういうようなものを対応していくためには、やはりこれからはDX、そういったものに関して、やはりうちの町ももう少し力を入れていっていただけたらなというふうに思っております。私も実は、それはすごく苦手な分野ではあるんですけれども、ただ、周りがどんどんそういうふうになってきているんですよね。なので、やはり先ほど湯浅副議長も言われましたけれども、私もこれから必要なのは、専門知識や技術を持った人たちではないかと。今、役場の中にいらっしゃる職員の方、本当に皆さん一生懸命お仕事をしていただいて、私も皆さん優秀な方たちで安心しておりますけれども、メリットデメリット、そういうものはあるとは思うんですけれども、これからはそういう専門職や技術を持った人たちにどんどんお金をかけて、私がこの町で必要なもの、自分の要望として言えば、やはりこれから資料館を造るのであれば学芸員であったりとか、福祉のほうでいいますと助産師の方であったりとか、そういうような方たちをこれからも採用してもらえたらうれしいなというふうに思っております。若者の人たちにも、ぜひ自分たちの実力を発揮していただいて、この町で役場のほうで就業していただきたいのですけれども、私はそんな中で、今、デジタルの時代、時代の大変革期であるというふうに私は思っています。もう本当に世の中フレーズが変わる時代です。先ほど15の重点政策、実現、全て着手してきたというお話しを町長のほうからいただきました。そこで、三世代のつどうまち第6章があるのかどうか、町長はどのようにお考えか。その辺もお心がありましたらお答え願えたらなと思っております。役場庁舎も新しくなりました。そこで、職員の方々にお願いをしたいのですけれども、役場庁舎、皆さん、町民の方もすごく楽しみにしております。暗い仕事をしないで明るく仕事をしていただきたい。これを私は切に願っております。なぜかといいますと、町長の公約には、「人が集い賑わいと笑顔が広がり未来につながるまち」を掲げております。役場庁舎内に笑顔がないのは示しがつきません。なので、私は役場の職員の方たちから元気をいただくような役場の中になってほしいなと思っております。予算のほうに対してでありますけれども、まだ国の動向を見てからというお話しです。私もときどき、今、国会の中継を見ております。まだ議論が尽くされていないところもあって終了しておりませんので、これは私も分かっておりますけれども。その中で、公的支出物価高騰の影響が、私も町のほうにはやはり、先ほども103万円の壁の話も出ましたけれども、影響が少なからず出てくるのかなというふうに思っております。私は予算の中で皆さん頭を悩ませているとは思うんですけれども、先ほど若杉議員のほうからも修学旅行費の話とかございました。給食費の話もその中でございました。私も気になるのは学校給食です。来年度の予算、今年と同じようにきっと足りないのではないかと。その辺、教育長も頭を抱えているのではないかと。というのも、これだけお米も上がったり、物価が上がったりしていて、給食費に関して、去年保護者に対しては値上げをさせていただきました。これは家庭のほうも大変です。これ以上負担は求められません。先日、ある中学生の話です。唐揚げ2個だけでは足りないんだよねという、そういうようなお話しを耳にしたことがあります。新得町の農協青年部さんからの協力でSランチというのがありまして、食材の支援もありがたくありますけれども、物価高騰のあおりを受けないようにしっかりと給食のほうの予算、私は本当にお願いをしたいと思っております。この冬を乗り切るために、町民皆さん、努力をしています。先日、ある高齢の方は、寒さに耐えるためにいつも布団をかぶっていると、そういうお話しをされました。昨年は地方創生臨時交付金でプレミアム商品券の販売などがありました。水道代の補助もありました。今年は何もないのかという意見をあちこちから耳にします。先ほど議員や職員の給与に関する条例を改正させていただきました。とても心苦しいです。私たちだけがそういったものがちょっとずつでも上がっていく、すごく私は先ほど心苦しさを感じました。住民の生活を支えることを念頭に町政運営に取り組んできたと町長はおっしゃっております。最近目立つのは公共事業ばかりです。住民の皆さんは生活を支えてくれる支援を望んでおります。物価高騰対策を考えてくださいませんか。町の予算、何でもいいです。縁故債でもいいです。その辺で住民を支えてあげてください。来年は国勢調査の年でもあります。先ほど青柳議員も外国人の話をされておりました。新得町に在住されている人数で地方交付金のほうが算定されてきます。来年度、その金額がすぐに反映されるわけではありませんけれども、それ以降に反映されてきます。レディースファームスクールであったりとか、クラブメッドなど外国人の方たちも、新得町は160人くらいですか、今いらっしゃるということですけれども、クラブメッドに夏の営業もお願いに行くとか、1人でも多くの人に住んでいただけるように来年は取り組んでいただけたらと思いますけれどもいかがですか。町長に対する私の3回目の質問とさせていただきます。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
今回、極めて具体的な提案がいろいろあって助かります。こういう話をいただければ、職員のほうもこれからいろいろ考えていくというふうに思っていまして、まず感謝します。まず1点目いきます。DX、さっきも言ったように、私否定しないんですよね。その上で、ちょっと話が飛ぶかもしれませんけれども、ある道庁の幹部の方と懇談をした。同じ部屋に課長と職員がいて、メールのやり取りで会話、意思の伝達をすると。おかしくないですかといったら、今はそういうものだと言われて、全然納得しないで帰ってきました。その上で、私、先ほども似たようなことを言ったんですけれども、こういう小さな町というのは、私はやはり顔と顔を合わせて目と目を見てやるのが仕事だなというふうに思っています。当然、現場というのはそういうものだというふうに思っていますし、これをやりながら、今、お話しをいただいたDXなり、AIというものも導入というのは当然していかなくてはならないかなというふうに思っています。それから、職員の問題、一番最初、私、体育会系なものですから、やる気のある人間をどう見つけるか。その次、知識と経験は、時間とともに私は備わっていくかなというふうに思っています。専門性も当然必要かなと思っていますが、とにかくやる気のある人間で協調性があれば、私はありがたいなというふうに思っていまして、いかにそういう人間を見つけて、これからもずっとそういう人間がわが社を背負っていくという、そういうふうに今考えて、そのために何をするかというのはこれからも悩んでいきたいなというふうに思っています。それから、修学旅行、学校給食含めた物価問題、給与の問題の心苦しいのも分かりました。それで、お金の話だけして申し訳ないのですけれども、今の新得町の財政の体力というのは、あえてお話しするんですけれども、決まったものにどうしてもかけなくてはならないお金と、これはそれなりに自由に使えるお金と。分かりやすく言うと、自由に使えるお金は新得町の今の体力でいったら9億円くらいあるんです。この9億円を例えば投資的、いわゆる道路工事につく、こっちにつける。それを今度、先ほども湯浅議員に言った、経常経費として毎年支出するということになるときに、その9億円のうちの1億円といったら、残り8億円しか残らない。8億円のうちの2億円といったら残り6億円しか残らない。その辺のバランスをどう取るかということでありますので、それはわれわれもそうですし、議会もそうだと思うんですけれども、町民の方のことを考えてどれを選択するかだけです。その辺のバランスは当然われわれも努力もするし、皆さんともこれからもいろんなところで会話をしながら、どれが今の大きい選択としては一番いいのかというのをあらためて考えさせていただきたいと思います。それから国勢調査、議員のおっしゃるとおり、国勢調査は本当に大切なものでありまして、クラブメッドの話がありました。国勢調査というのは10月1日なので、クラブメッドの外国人の方は、だいたい11月末から12月1日にそれだけの数がいるようになるので、なんとか私も10月にというのはもういつも考えているところでありまして、夏の問題、今、お話しをいただきまして、実を言うと、東京まで私が行って話はしていないんですけれども、向こうの方が来られたときには、何回かぜひという話をさせていただいています。どういうふうに向こうも考えているのかよく分からないんですけれども、取りあえず今、北海道は冬が基本、夏ができるのはトマムだけというような、そういうような線引きをしているようであります。これからも努力をしていきます。第6章については、今、お話しできるような材料はございません。取りあえずメモをしたのは以上であります。[森本洋子議員 降壇]