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新得町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月20日

人口減少対策と総合戦略主要施策評価について

2022年12月20日、新得町議会の一般質問で、湯浅真希議員が「人口減少対策と総合戦略主要施策評価について」質問し、町長 浜田正利、地域戦略室長 福原浩之が答弁しました。

質問者
湯浅真希 議員
答弁者
町長 浜田正利、地域戦略室長 福原浩之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 湯浅真希

それでは、私のほうから人口減少対策と総合戦略主要施策評価についてお伺いしてまいります。1.人口減少対策と総合戦略主要施策評価について新得町における将来推計人口は十勝管内の中でも減り幅が大きく、今後、急激に人口が減ることが予測されております。令和27年、2045年の本町の人口予測は3,667人となり、社人研から出されているこの予測は大きく外れることはなく、間違いなく人口減少は進み、さまざまな問題に対処していかなければなりません。人口減少対策については総合戦略を軸に政策を行っており、まちづくりの重点課題とし、子育てしやすい環境整備、資源や強みを活(い)かした産業と雇用の場をつくる、安心して暮らせる生活環境の整備を進める、新得らしさを活(い)かして人を呼び込むまちをつくるが挙げられていますが、総合戦略主要施策評価調書を見ますと、環境整備はA評価が多く順調ですが、産業や雇用関係の政策についてはC評価、進捗(しんちょく)が遅れているものが目立ちます。平成31年に雇用対策について一般質問させていただいたときに、新得を選んで住んでいただくためにはニーズやデータを収集して対策を打つべきではないかと提言いたしました。やはりもう一歩踏み込んだ改善策が必要になってくると考えますが、人口減少対策の今後の方向性をお伺いいたします。また、この総合戦略は毎年PDCAサイクルといわれる、計画、実行、評価、改善を段階的に行い、業務改善を目指す一連の流れを繰り返すことにより、まちづくりが進められています。その改善の段階の部分で、町づくり推進協議会の皆さまにご協力いただいていると伺っております。この町づくり会議で出される評価調書に対する改善の部分がどのくらい活発に提案され反映できているのか、お伺いいたします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

湯浅真希議員のご質問にお答えいたします。人口減少対策についてのご質問ですが、これまでも、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」、いわゆる総合戦略に基づき、実施する各分野の個々の施策全てが人口対策に通じていくものとして取り進めてきたところであります。特に住宅施策、産業振興施策、子育て支援、福祉施設整備のほか、移住対策などを重点的に取り組んでまいりました。施策の評価としましては、町づくり推進協議会において評価はしつつも、人口減少、特に生産年齢人口の流出が多い現象が続いているところでありますので、今後もさまざまな取り組みを進め、人口減少が将来人口推計の減少より緩やかになるように、なりふり構わず努力をしてまいります。その施策の具体策を検討するため、来年度から転入転出者に対してアンケートを実施し、転入転出する動機や住まい選びの要因などを把握し、今後の施策の新たな展開や見直しに活用していきたいと考えております。2点目の町づくり推進協議会での意見反映についてでありますが、まちづくりの基本は、町民各位に参画いただきながら策定した総合計画であり、人口問題、少子高齢化対策、産業振興など各種課題、事務事業が住民福祉の向上のためいかにあるべきかを検討をして取り組むことであります。特に人口問題につきましては、総合戦略を基本に計画を実行し、PDCAサイクルにより評価し改善していくことが重要であり、町民の皆さまの知恵をどのように行政運営の中に反映させるかということが一番のポイントだと考えております。町づくり推進協議会の部会の中には、あまり活発な議論にならないこともありますが、できるだけ意見等が出やすい環境や分かりやすい説明を行い、幅広な意見を伺いながら、今後の施策の展開や改善に努めてまいります。以上であります。[浜田正利町長 降壇]

質問 湯浅真希

ありがとうございます。人口減少対策、これまでもさまざまな角度から施策が行われている中で、特に社会を担う中核ともいわれる15歳以上65歳未満の生産年齢人口といわれる方々の流出が多い現象が続いていることです。ここがたいへん今後重要になってくると私は考えています。社会を支える世代である生産年齢人口は、一定程度の割合を確保していかなければ労働の現場であったり、地域コミュニティーの担い手がいないということにつながっていきますので、たいへん懸念するところではないでしょうか。転入転出者に対しアンケートをとられるということですが、ここについてもう少しお伺いしてまいります。こういった調査を既に行っている自治体もありますけれども、それぞれ調査の期間もさまざまなのですが、本町では今後どれくらいの期間をかけてこのアンケートを採っていかれる予定でしょうか。また、アンケートでとったような施策の具体案を検討するためとの回答でしたが、いつくらいからこの結果を施策に反映できるのか、お伺いいたします。2点目、総合戦略主要施策評価について、活発な議論にならないこともあるとご答弁がありましたが、やはり会議自体の活性化を検討しなければPDCAサイクルがうまく機能しきれないのではないかというふうに感じております。現状は毎年の総合戦略主要施策を行政側が評価して、町づくり部会に今年はこういう評価になりましたと報告をして終わってしまっている部分が多いのではないかなというふうに感じております。今後の会議の行い方なんですけれども、ワークショップを取り入れるなど、会議自体の活性化をいま一度検討してみてもいいのではないかなというふうに思っております。そして、令和元年12月議会の中で、長野議員からこういった発言がありました。人口減対策、庁舎内でも検討してと伺っている、そういった中のどういうことが検討されたのか、私たちには伝わってこないとおっしゃっていたんです。まさにそのとおりで、改善した部分がどこなのか、次にどうつなげたのか、その結果どうなったのか、3年たった今もなかなか私たちには伝わってこない、現状は変わっていないなというふうに感じております。そして、施策評価の発信の仕方にもぜひ工夫をお願いしたいと思います。なぜかというと、情報が伝わらなければ、若い方たちは特になんですけれども、隣の町に比べて人口の減りが早いけれども、このまま新得に住んでいて大丈夫なんだろうか、こういう不安を持たれています。今年の3月に議会主催で町民の意見を聞く会を行って、地域おこし協力隊の方々と意見交換させていただきました。その中で実際に人口減少対策、新得は何をしているのですかと、そういう声がありましたので、幅広く町民の方にも私たちの町はやはり人口は減ってしまうのだけれども、ただ、それに対して、こういうところで検討して、こういう対策をしていきます、力を入れていきますという情報を発信して共有をしていくということが大切ではないかと思いますが、町長、どのようにお考えになりますでしょうか。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

人口減少の懸念、会議の在り方の懸念、いろんなピーアールの問題の懸念、われわれも懸念は懸念として十分受け止めている。あとは、議員とわれわれの温度差があるかないかというのは、これはこれからの議論の課題かなと思っていますけれども。職員もみんな一生懸命やっているんです。今、求められているのは、われわれもそうですけれども、議員の中でも、今回、菊地議員からも具体的な提案がありましたけれども、ぜひ、そういった具体的な次の行政運営につながるものを湯浅真希議員も情報をたくさん持っていらっしゃると思うので、あらためて提案をいただきたいなというふうに思います。その上で、今の何点かあった懸念、結構、事務的なことがかなりあるので、姿勢の問題としてはわれわれさっきも言ったように、なりふり構わず何でもやりたいと思っていますので、そこだけまず私の立場で強調させていただいた上で、担当のほうからお話しさせていただきます。

答弁 地域戦略室長 福原浩之(地域戦略室長は2026年3月まで)

湯浅真希議員のご質問にお答えいたします。何点か事務的なことがありましたので、まず転入転出者へのアンケート、どれくらいの期間実施するのかということなんですけれども、準備ができ次第、できるだけ早い段階で調査のほうはやっていきたいと思っております。その上で、ほかの自治体の転入転出アンケート実施状況を見ますと、やはり複数年、長い期間やった上で、ある程度の数を把握しながら分析することがより正しい情報が得られると思っておりますので、このアンケート調査につきましては、単年度で終わるということではなくて、できるだけ長い期間、複数年実施していきたいと思っております。それから、その施策をどのように反映させていくのかということなんですけれども、まずアンケートをやって分析した後に、分析内容によっては、予算など関係なくすぐに取り組めるものなどがあれば、時間を置かずに施策については反映させていただきたいと思っております。それから、先ほど協議会の持ち方、ワークショップを使ってみたらどうだろうかということであります。いろんな幅広い町民の皆さまの意見を聞くということで、1つの手法としてはワークショップというのは考えられると思います。それに対するいろいろな研修、町職員でも受けておりますので、そういったことを内部で一度検討して、よりよい活発な町づくり推進協議会になるように工夫してやっていきたいと思っております。以上です。

質問 湯浅真希

まず、このアンケートなんですけれども、ある一定程度長い期間かけたいということでしたので、人口も少ない町ですから、長い期間かけてやっていくのが妥当なのかなというふうに私も考えております。分析をしてからということを待つのではなく反映していきたいということでしたので、そこのところもよろしくお願いしたいと思います。やはり先ほども申し上げましたけれども、人口減対策の中で、特にこの生産年齢人口、ここの厚みというものをなるべく持たせるように力を入れて取り組んでいただきたいなというふうに考えております。町長、先ほど職員一生懸命頑張っているというふうにおっしゃいました。私もそのように思っております。皆さんお一人お一人の考えを持ちながら、しっかりと会議にもあたっていただいているのだと思っております。ただ、やはり会議の硬直化というものは見られるのかなというふうに思いましたので、その中でワークショップ、どうですかというふうにお伺いしたところです。今、室長からも答弁ありましたけれども、ワークショップの中でファシリテーターといわれる会議を進める上でたいへん重要になる役割があるんです。この研修に職員の方、行かれて受けているというようなことがありました。それであれば、研修を受けただけではこのファシリテーターという役目は上達しませんので、実際にこのワークショップという会議の場を持ちながら、ファシリテーターの役割というのは実践して初めて生きるものだと思っております。やはり今、本町ではこのワークショップ形式の会議というのはたいへん少ない状態であります。せっかく研修を受けている方が何名かいらっしゃるのであれば、こういった方法をしっかりと取り入れるということも1つなのではないかなというふうに思っております。町民を交えた会議、こういった場ではもし自分が役場職員ではなくて、参加者の立場だったらどうだろうか、この会議が本当に意味のあるものだろうか、相手側の視点に立って考えてみる機会というのもぜひ大切にしていただきたいと思います。その上で、町づくり会議においても、調書の評価に対してどういった改善策があって次の計画につながったのか、ここまで見えて初めて、「ああ、町民にも対策されているんだな」ということが見えてくるのではないかなというふうに思っております。人口減少という不安にどういうふうに町として向き合って対処されていくのか、総合戦略の評価というものをどう生かしているのか、うまく町民にまだまだ伝わっていない部分が大きいように思いますので、その情報というものが将来の不安に向き合えるものになっているかどうか、伝え方は広報紙だけなどでいいのか、そこまでぜひ探っていただきたいと思います。3回目、質問ですけれども、やはりこのファシリテーターを受けた職員の実践の場というものを増やしていただきたいということ、そして、PDCAサイクル、これを回しているというその内容の伝え方、場所、そういったものを深く検討していただきたいということで、3回目の質問にしたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

一般論、またいきます。われわれ頑張っている、頑張っていると、私、主張しましたけれども、逆を見たら本当に頑張っているかというのはないわけではないんです。これはもうわれわれも十分分かっている。気付かないことが本当に多いんです。その上で、職員に常に言っているんですけれども、やはりいろんなことは現場にあるんですよね。最近、コロナもあるのかもしれませんけれども、なかなか現場に行ってそこに直接関わっている町民の方との会話がわれわれ少ないんです。そういう意味で反省しなくてはならないというのがかなりある。これは一般論です。その上で、個別具体的な会議を含め、これからどうするかという議論、担当のほうも今のお話しを聞いていて次どうするかというのをきっと考えていますので、今、答弁できる範囲できちんと答弁させていただきますけれども。いずれにしても、われわれの持っている情報は多いようで少ない、現場の声も聞いているようで聞いていない、ある意味、選挙のときにも言ったのですけれども、つもり病的な要素というのもわれわれ持っているものですから、そういう意味で、ぜひこれからもいろんな意味で指摘をしていただければ、そういう意味では非常に助かるというふうに思っています。なおかつ先ほど言ったように、やはりわれわれの立場はなりふり構わずですから、いろんな具体的な提案についてもあらためてぜひお願いしたいなというふうに思っています。その上で、個別のもの、もし答弁がありましたら、お願いします。

答弁 地域戦略室長 福原浩之(地域戦略室長は2026年3月まで)

湯浅真希議員のほうからファシリテーション研修、いろいろ受けている職員がいる、研修というのは受けるだけではなく、それをいかに発揮するかということが必要だと思っております。その上で、町づくり推進協議会、先ほど議員のほうからワークショップをやってみてはどうかという提案がありました。答弁の繰り返しになりますけれども、そういった内部でどのような形で行えば議論が活発になるか、そういうのを再度検討させていただきたいと思います。それから、情報発信の仕方、単純に広報等でお知らせするだけではなかなか町民の皆さんに伝わらないというご指摘でした。いろんなところで情報を発信することができると思っておりますので、その点、肝に銘じてできるだけ多くの人に情報が伝わるように今後も努めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。[湯浅真希議員 降壇]

出典:新得町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月20日 議事録 PDF(47ページ) 間違いを知らせる