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新得町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月16日

新得町空き家等対策計画について

2020年12月16日、新得町議会の一般質問で、森本洋子議員が「新得町空き家等対策計画について」質問し、町長 浜田正利、町民課長 桑野恒雄が答弁しました。

質問者
森本洋子 議員
答弁者
町長 浜田正利、町民課長 桑野恒雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 森本洋子

本日、最後の質問をさせていただきます。新得町空き家等対策計画についてという質問になります。2.新得町空き家等対策計画について少子高齢化が今後加速すると予想される新得町において、それに伴い、同様に加速する可能性の高い空き家ですが、このたびの調査で、169戸の空き家が確認されました。町では「空き家活用促進制度」、「廃屋解体撤去補助」、空き地には「持家等住宅建築促進制度」などがあり、これまでも空き家問題にはいろいろ取り組んでこられ、それなりに成果があったものと思いますが、今現在、ホームページに物件として掲載されているものがごく数件であり、もう少し多くの情報が必要と思われます。今、コロナ禍において、都会から地方に移住を考えている人が増えてきています。ちょうどいいタイミングで新得町の空き家の実態が分かりました。新得の人口増につながるように、もう少し情報を共有できたらと思いますが、どのようにお考えですか。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

森本議員のご質問にお答えいたします。少子高齢化、人口減少社会により、全国規模で空き家の増加が社会問題化している中、国は地域住民の生命・身体・財産の保護、生活環境の保全などを目的として、平成26年11月に「空家等対策の推進に関する特別措置法」を定めました。本町においても、法に基づき、平成28年4月に5年間の「第1期新得町空家等対策計画」を策定したところであります。現在、令和3年度から5年間の第2期空家等対策計画策定に向けて、パブリックコメントを実施しているところであります。第2期空家等対策計画では、さらなる空き家等の利活用を推進するため、対策の6つの柱として、適切な管理の促進、空き家相談窓口の強化、流通・利活用の促進、空き家台帳の整理、特定空家への対応、対策の実施体制の整備を掲げております。ご質問にあります空き家情報活用ですが、空き家等に関するワンストップ窓口を町民課に設置し、庁舎内での横の連携を図り、ホームページへの物件掲載の促進を図るほか、新たに不動産業者などの民間事業者と連携して、空き家等の利活用や流通の促進を図るなど、空き家を上手に活用し、空き家に明かりをともすための対策を進めていきたいと考えております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]

質問 森本洋子

ご答弁ありがとうございます。今年、この第2期空家等対策計画策定の実施のために、新得町の空き家の実態調査をされ、その調査結果が出た冊子を見ました。現在、別荘、物置として利用しているものもを含め、169戸の空き家があるようです。空き家を所持している方へのアンケートに、空き家をどのように処分したらよいのか、どこに相談をしたらよいのか分からないというのが3割以上おられました。先日、私のところにも、空き店舗2軒持っているけれども、誰か借りてくれる人いないかなと、相談もありました。「役場のホームページに載せてもらうことができます」と伝えましたが、「そんなことやっているの?」という程度で返事が返ってきました。169戸、全部が困っているわけではないと思うんですけれども、中には処分をしたい、寄付したいという方がいるのも事実です。また、最近、私のところに、十勝に移住したいという方が2組ほど、やはりお店のほうにいらっしゃいました。コロナ禍にあって、確実に地方に移り住みたいという方が増えてきています。農的暮らしをしたいという若者、話を伺うと、翻訳業をしている、だから、高速通信さえあれば、こっちに来られるというお話しです。新得には、合宿に来てくれている企業もありますし、冬になるとクラブメッドに1カ月ほど滞在して来ていただいている日本人の方も多数おられます。そういった新得を気に入って来ていただけている方々に、新得の空き家の情報を流すというのも1つの手ではないかと思います。新得では、廃屋解体撤去事業補助金がありますけれども、こちらは増額しています。なぜかというと、やはりきれいにしたいという方が多いわけですよね。だから、こういう制度は、私はいいと思うんですけれども、実は私は使える家はぜひ使っていただきたい。若い人たちは今、古いものを自分たちでリノベーションして使う人も多いです。新築を建てるほどのお金はないけれども、古い家を面白く改装して楽しみたいという、そういう人たちがいるのも事実ですし、近隣の町村でも、そういった若者のために無料で家を提供しているという話も聞きました。私は、空き家が解体されて、そこが空き地になり、先ほど貴戸議員もソーラー発電の話とかをされていましたけれども、空き地が広がって、そこにソーラー発電などができて、やはり環境が住む人にとって良くなくなるのは、良くないんじゃないかなと思います。倒壊など、著しく保安上、危険となる恐れのある特定空家になる前に、なんとか活用できる道がないか、空き家バンクを作って、民間業者と連携して、その情報を提供していただきたいと思います。1軒ずつ丁寧に相談に乗ることが今、必要であると思います。昨年12月の一般質問で、柴田議員が合同墓の話をされています。そのとき町長の答弁の中で、1回担当者が手を抜いて調査をやめたら、もう時間が空いた分だけ分からなくなるというふうにおっしゃっていました。空き家においても、手を付けられなくなって困る人が増えてくるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。「ワンストップ窓口というのは何ですか」と私は聞きたい。ここに行って、何がどういったルートで、どういうふうに解決していくのかが見えない部分がありますので、私はこの辺、専門的な人を用意してもらってもいいのではないかというふうに思っております。役場の何々さんのところへ行ったらちゃんと相談に乗ってくれますという案内を、私はお店のほうでもできたらうれしいなと思っておりますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

私から、姿勢の問題だけ、あらためて答弁させていただきます。先ほどの大澤議員の商店の問題もあるのですけれども、われわれの願いは、消えた明かりをどうつけていくかという、そういう思いで考えております。その結果、こういう場合はどうだ、ああいう場合はどうだと、なかなか私も答弁、難しい部分もあるのですけれども、いずれにしても、情報をどう皆さんに提供した上で、どうやってそれをマッチングさせていくか。その役割がどこでどう担っていけるのか、いろいろ課題はあるかなと思っていますけれども、いずれにしても、思いという意味では、決してブレーキを踏むことなく、われわれもやっていきたいなというふうに思っています。とりあえず姿勢の問題だけ、私のほうから答弁させていただいた上で、担当課のほうから、もう少し具体的に深掘りできる話があれば、答弁していただきたいなと思います。

答弁 町民課長 桑野恒雄(町民課長は2020年12月まで)

具体的な事例というか、ワンストップの機能ということになるんですけれども、今までの体制としては、町民課へ寄せられた声、例えば「草が生えてきました」とか「窓が割れています」とか「トタンがはがれています」とか、建物の周辺環境に関する適正管理についての声に対応が多かったです。それから、相談者側からは、例えば解体相談であれば町民課が対応と。空き家の活用であれば地域戦略室で対応。税であれば税務出納課というふうに、相談担当によりばらばらに担当している状況でした。そういったことに対して、まず一度、町民課で全て受けて、担当から聞いて回答する、まず、ワンストップの体制を設けようと。それから、相談内容なんですけれども、従前は町民意見、特に補助制度との活用が中心だったのですけども、今回、利活用ということなので、空き家バンクへの登録誘導、町だけではなく、道の空き家バンクというものもありますので、そちらの掲載への紹介をしたいと考えています。また、建物の利活用ということで、業者の紹介がかなり来ていますので、これは課題として、本人了承等の問題があるのですけれども、その上で、了承を得た段階で紹介も今後、行いたいなと考えています。それから、情報の共有ということなんですけれども、今は各担当で受けたものをただ報告している形なんですけれども、家ごとに例えばシートを作成しまして、それが庁舎内全体で見られる、そういう共有化、これは具体的には決まっていないのですけれども、そういったことについて取り組めたらなと考えています。以上です。

質問 森本洋子

ありがとうございます。本当に先ほども言いましたけれども、コロナによって、地方に移住する方がこれからますます増えてくるかと思いますが、そういった受け入れ体制を整えていただきたいと思います。最後になりますけれども、町が持つ空き家もあるかと思います。寄付をいただいたもの、農地を購入したときに一緒についてきたもの、公営住宅なども空いているところがあるのも、私は気掛かりであります。先ほどから、話にもいろいろそういった件が出ておりましたけれども、そういったところも早急に明かりがともることを期待していますので、よろしくお願いいたします。このような移住者と空き家の問題は、過去に長野議員や湯浅真希議員なんかも去年あたり質問されていたと思いますけれども、そういう中で私も協力できることがあればと思っていますので、よろしくお願いいたします。[森本洋子議員 降壇]

出典:新得町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月16日 議事録 PDF(67ページ) 間違いを知らせる